JP3163597B2 - 付属品付コネクタの検査具 - Google Patents

付属品付コネクタの検査具

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JP3163597B2
JP3163597B2 JP26442795A JP26442795A JP3163597B2 JP 3163597 B2 JP3163597 B2 JP 3163597B2 JP 26442795 A JP26442795 A JP 26442795A JP 26442795 A JP26442795 A JP 26442795A JP 3163597 B2 JP3163597 B2 JP 3163597B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T29/49004Electrical device making including measuring or testing of device or component part

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車用
ワイヤハーネスの接続に用いられるコネクタの検査具に
関し、詳しくはコネクタ端子の導通の検査と共に、コネ
クタに装着されるスペーサ、クリップ、リヤホルダ、シ
ールリングなどの必要な付属品の有無を確実に検知でき
る付属品付電気コネクタの検査具に関する。
【0002】
【従来の技術】電気コネクタは一般にコネクタハウジン
グの端子収容室に電線端末に接続された雄または雌端子
を収容して、いわゆる端子ランスまたはケースランス方
式により端子を係止してその後抜けを防止する構造を有
し、雌,雄コネクタの嵌合により雌,雄端子間の電気的
接続を達成する。
【0003】複数の端子を収容係止した多極コネクタに
ついて、コネクタ支持体に対して検査用電気回路と導通
する検査端子を備えた検査器本体を接離自在に設け、端
子の挿着状態および電線との導通状態の良否を同時に判
別できるコネクタ検査器が提案されている(特公平2−
56786号公報等参照)。
【0004】一方、コネクタの電気的接続の安定性およ
び信頼性向上の面からコネクタハウジングの前端、後端
開口部または中間周壁に開口した窓部からスペーサ、リ
ヤホルダなどの端子係止具を装着して端子の係止,保持
力を強化したり、ハウジングに対してクリップやシール
リングを取り付けてコネクタの取付性や防水性の向上を
図っている。しかし、このような端子係止具、クリッ
プ、シールリングといった付属品はコネクタハウジング
と比べて小さく、コネクタ組立時に組付けを忘れたり、
未装着のまま看過される場合があり、本来の目的を達成
しえない場合が生じる。
【0005】そこで、前記コネクタ検査器のコネクタ支
持体または検査器本体に、図9のように、電気回路を構
成するスイッチブロックaを設け、被検査コネクタに付
属品(図示せず)が装着されていると、該付属品がスプ
リングbに抗してストライカcを押すことによりマイク
ロスイッチdのバネスイッチeが変位し、その内部接点
が閉じて検査用回路fが通電するようにすることが考え
られる。
【0006】しかし、図9のような構造のスイッチブロ
ックaでは、スプリングの座屈、ストライカの動き、マ
イクロスイッチの精度や耐久性の如何により付属品の検
出精度が安定化し難い。また、スイッチブロックを構成
する各部品の加工が面倒であり、断線により検出不能事
態が発生するおそれもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に着目してなされたものであり、コネクタに組付けられ
る付属品の検出精度の向上と共に端子の導通検査によ
り、不良品または未完成品が発生するのを未然に防止す
ることができる付属品付コネクタの検査具を提供するこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本発明においては、次のような手段を採用した。請
求項1の発明は、コネクタハウジングの端子収容室に端
子金具を収容係止すると共に、該ハウジングに対してク
リップ、端子係止具などの付属品を組付けて成る付属品
付コネクタの検査具であって、コネクタ支持体と検査器
本体を接離可能に設け、該検査器本体において検査用電
気回路と接続される複数の検査ピンをバネにより前方へ
付勢して設けると共に、該コネクタ支持体に該コネクタ
ハウジングにおける付属品の装着部内へ進入する方向に
付勢される付属品検知ピンと該付属品検知ピンに連動す
るストライカからなる付属品検知機構を設け、被検査コ
ネクタ付属品装着時に該付属品検知ピンが該装着部内
への進入を該付属品により阻止されることにより該スト
ライカが該コネクタ支持体と検査器本体の接近を可能
とし、付属品非装着時には該付属品検知ピンが該装着部
内に進入することにより該ストライカが該検査器本体の
前面に衝合して該コネクタ支持体と該検査器本体の接近
を阻止することを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、前記付属品検知機構
が、前記コネクタ支持体におけるコネクタ収容室の下部
に隔壁を介して設けたストライカ取付室と、該隔壁に出
没自在に設けた付属品検知ピンと、該ストライカ取付室
において一端が回動自在に軸支され、他端がコネクタ支
持体の前面から検査器本体側に突出するストライカと、
該ストライカをコネクタ収容室側に付勢するコイルバネ
とから成り、前記付属品検知ピンの基端は常時ストライ
カに支持されていることを特徴とする。また、請求項3
の発明は、前記検査器本体が前記コネクタ支持体との対
向面に前記ストライカに対する逃げ孔を有するものであ
る。請求項4の発明は、前記付属品検知機構を検査器本
体側に設けたものである。
【0010】請求項1の発明によれば、コネクタ支持体
に対して被検査コネクタをセットした時点で、目的の付
属品が装着されていないと、付属品検知機構により例え
ば検査器本体をコネクタ支持体に対して移動させること
ができず、付属品の未装着を知ることができる。また、
付属品が装着されている場合は検査器本体内の検査ピン
および検査用電気回路によって本来の端子金具の挿着お
よび導通状態の良否を判定することができ、不良品の発
生を未然に防止することができる。
【0011】請求項2の発明によれば、付属品検知機構
は、付属品検知ピン、該ピンの出没により回動するスト
ライカ、およびこれを該ピン側に付勢するコイルバネな
どすべて機械的要素で構成されているから、構造が簡単
で製作も容易である。さらに、電気的要素を用いた場合
の接点不良や回路の遮断といったトラブル発生のおそれ
がなく、検出精度を高めることができる。請求項3の発
明によれば、検査器本体がコネクタ支持体との対向面に
ストライカに対する逃げ孔を有するから、付属品装着の
場合にのみ検査器本体がコネクタ支持体に完全に接近可
能であり、付属品未装着コネクタの導通検査を排除する
ことができる。請求項4の発明によれば、付属品検知機
構を検査器本体側に設けてあるので、請求項1の発明と
併せて付属品がコネクタの前後および中間の何れの位置
に装着される場合でも機械的な検知が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の具体
例を図面を参照して説明する。図1乃至図6において、
Aはコネクタの検査具、Bは被検査コネクタを示す。検
査具Aは、フレーム1、その一端に設けたコネクタ支持
体3、該支持体3と対向する検査器本体4、レバー12
および付属品検知機構21などから成る。
【0013】検査具Aにおいて、樋状のフレーム1の一
側には電線引出口2aを有する固定壁2が立設され、該
固定壁2にはコネクタ支持体3が固定され、他側には検
査器本体4がコネクタ支持体3方向に移動可能に設けら
れ、操作レバー12に連動して前後動する。
【0014】コネクタ支持体3は上方と検査器本体4側
を開放したコネクタ収容室3aを有する枠形状であり、
固定壁2側に電線引出口3bを有する。コネクタ支持体
3内には上方からコネクタBが収容され、この際にコネ
クタBの後方から導出されている電線W1 は電線引出口
3b,2a内に案内される(図6参照)。
【0015】検査器本体4内には、図6に示すように、
コネクタBのハウジング30内の複数の端子収容室31
に対応して複数の検査用端子5が設けられ、検査用端子
5において検査ピン6が摺動自在に設けられると共に、
コイルバネ7により付勢され前方の検査室8内に突出し
て設けられている。なお、検査用端子5は例えばチェッ
クランプを有する検査用電気回路に接続されるが、この
検査用電気回路は既知の構成に従えばよく図示を省略す
る。
【0016】また、検査器本体4はコネクタ支持体3に
対向して摺動自在に設けられる。即ち、検査器本体4は
下部両側に一対の案内孔9を有し、該案内孔9を貫通す
る案内ロッド10の一端がコネクタ支持体3に固定さ
れ、他端はフレーム1の底壁板1aに設けたロッドスト
ッパ11に固定されている。
【0017】レバー12は一対のレバープレート13,
13を門形に連結して構成されている。レバープレート
13は、巾広の立上り基板部13aとこれから一体に斜
め上方にのびる操作板部13bとから成り、レバープレ
ート13の上端部および中間部、即ち操作板部13bの
両端部分はスペーサ14,ジョイントロッド15により
連結されている。
【0018】一方、立上り基板部13aの下端部におい
て、その後端はフレーム1の側壁1b後端に設けた耳片
1cにピン16により回動自在に軸支され、その前端に
はリンク18の一端がピン17により軸支され、リンク
18の他端はスタッドブッシュ19により検査器本体4
の側壁に連結されている。上記レバー12、リンク18
および検査器本体4には、ピン16、17およびスタッ
ドブッシュ19が一直線上に並ぶ位置からピン17が僅
かに下降する位置で停止するトグル機構20を採用し、
コネクタBの前半部が検査室8内に確実に嵌挿されて上
記検査ピン6と接触し、その状態を保持し得るようにな
っている。
【0019】付属品検知機構21は、図3に示されるよ
うに、コネクタ支持体下部のストライカ取付室22、該
室22に設けた付属品検知ピン23、ストライカ24お
よびコイルバネ25などから構成され、このストライカ
24と対応して検査器本体4の前面下部にはストライカ
逃げ孔28が設けられている。即ち、コネクタ支持体3
において、コネクタ収容室3aの下部には、コネクタハ
ウジングBに対する受座である隔壁3cを介して前後両
端が開口したストライカ取付室22が形成され、該隔壁
3cには連通孔26が貫設されている。この連通孔26
には下端にストッパ用の鍔部23aを有する付属品検知
ピン23が出没自在に挿着され、鍔部23aはストライ
カ24の上面に支持されている。ストライカ取付室22
において、ストライカ24は基端部24aがピン27に
より軸支され、先端部24bがコネクタ支持体3の前面
から検査器本体4側に突出した状態で回動可能に取付け
られている。また、ストライカ24はその裏面と底壁2
2aとの間に介装したコイルバネ25によりコネクタ収
容室3a側に付勢され、常時はストライカ24が水平
で、付属品検知ピン23の先端部がコネクタ収容室3a
に突出するように構成されている。22bは取付室22
の底壁22aに設けたバネ受け孔である。
【0020】図1および図6に示されるように、コネク
タBのハウジング30には複数の端子収容室31(実施
例では上下二段に5個)が区画形成されている。各端子
収容室31には可撓変位許容空間32を存して係止突起
33aを有する可撓係止片33が設けられており、正規
位置に完全挿入された端子金具Cにおける電気接触部C
1 の係止孔34に該係止突起33aが係合して後抜けを
阻止している。また、ハウジング30の外周壁には窓3
5が開設され、該窓35から挿着された端子係止具36
の係止片36aが電気接触部C1 の肩部37と係合し、
後抜けを二重に阻止している。
【0021】次に、検査具AによるコネクタBの検査方
法について説明する。図4および図6に示すように、端
子係止具36を未だ装着してないコネクタBをコネクタ
支持体3のコネクタ収容室3aにセットすると、付属品
検知ピン23の先端部はそのままハウジング30の窓3
5から端子収容室31内に進入可能であるから、付属品
検知ピン23およびストライカ24は変位しない。従っ
て、該ストライカ24は水平状態のままである。この状
態で、図4のようにレバー12を矢線P方向に倒すと、
検査器本体4はコネクタ支持体3側に少し前進するが、
水平状態のストライカ24の先端が検査器本体4の前端
面4aに衝合した時点で前進が阻まれる。即ち、コネク
タBの端子金具Cの導通検査前に付属品である端子係止
具36が未装着であることを検知する。
【0022】一方、端子金具Cが前記の如く完全に挿
入,係止され、かつ端子係止具36を装着済のコネクタ
Bについては、図3(b)、図5および図6のように、
コネクタ支持体3へのセットにより、該端子係止具36
が付属品検知ピン23を押し下げる。これにより、スト
ライカ24も矢線Q方向に回動して傾斜する。従って、
ストライカ24の先端は検査器本体4の前端面4aに衝
合することなくストライカ逃げ孔28内に進入する一
方、レバー12の操作により検査器本体4はコネクタ支
持体3側にそのまま前進し、前記トグル機構20により
ピン16、17およびスタッドブッシュ19がほぼ一直
線上に並んだ状態で停止する。
【0023】この状態のコネクタBを検査すると、端子
金具Cに対応する検査ピン6が押されてコイルバネ7に
抗して後退し検査用端子5と接触するので、前記検査用
電気回路を導通させる。これにより、コネクタBには、
上記付属品装着の確認に加えて端子金具Cが正規位置に
収容係止され、かつその接続電線W1 との導通状態も良
の判定を得る。なお、端子金具Cが不完全または半挿入
状態におけるコネクタBの検査については従来例と同様
に処理できるので、説明を省略する。また、検査終了後
はレバー12を上記と反対方向に回動し、検査器本体4
とコネクタ支持体3とを引き離す。
【0024】付属品検知機構21は、付属品検知ピン2
3、該ピンの出没により回動するストライカ24および
これを該ピン側に付勢するコイルバネ25など、すべて
構造簡単な機械的要素で構成されている。従って、低コ
ストで製作も容易であり、従来例を示す図9のスイッチ
ブロックaのように、電気的要素を用いた場合の接点不
良や回路の遮断といったトラブル発生のおそれがなく、
検出精度を高めることができる。
【0025】図7(a),(b)はそれぞれ本発明の他
の実施形態における付属品検知機構の部分拡大断面図で
ある。即ち、コネクタB′は端子係止具としてそのハウ
ジング後端に装着されるリヤホルダ36′を備え、付属
品検知機構21′はこのリヤホルダ36′の装着の有無
を判定できるように構成される。コネクタ支持体3の下
部にストライカ取付室22′を設けて、ストライカ2
4′の基端部24a′をピン27′により枢着するの
は、前記と同様である。しかし、図7の例では、このス
トライカ24′の基端部24a′はストライカ取付室2
2′の後端側に枢着されると共に、付属品検知ピン2
3′を一体に立設して全体をL形に形成し、該付属品検
知ピン23′の自由端部にはコネクタ収容室3a側に上
下をテーパ状とした山形の検知突起23a′を設けてあ
る。なお、ストライカ24′を軸支するピン27′には
捩じりコイルバネ(図示せず)を巻装して、付属検知ピ
ン23′が矢線R方向に付勢されている。
【0026】上記構成において、コネクタ支持体3の上
方からコネクタ収容室3aにコネクタB′をセットする
と、付属品検知ピン23′の山形の検知突起23a′が
コネクタB′の後端面に当接するから、一旦矢線Rと反
対方向に回動する。しかし、コネクタB′にリヤホルダ
36′が装着されていないときは、前記捩じりコイルバ
ネの働きにより、図7(a)のように、検知突起23
a′の一部がコネクタB′内に入り込むので、ストライ
カ24′が水平に保持される。従って、その先端部24
b′が検査器本体4の前端面4aと衝合するから、該検
査器本体4の前進が阻まれ、リヤホルダ36′の未装着
を検知することができる。リヤホルダ36′が装着して
あれば、図7(b)のように、付属品検知ピン23′が
後方に傾き、ストライカ24′の先端部24b′が検査
器本体4のストライカ逃げ孔28′に進入するので、検
査器本体4は前記レバー12の回動操作によりコネクタ
支持体3側に前進する。
【0027】図8(a),(b)はそれぞれ本発明の別
の実施形態における付属品検知機構の部分拡大断面図で
ある。図8の例では、コネクタB′が端子係止具として
そのハウジング前端に装着されるフロントホルダ36″
を備えている。このフロントホルダ36″に対応して、
付属品検知機構21″のストライカ24″と付属品検知
ピン23″は検査器本体4側に設けられ、コネクタ支持
体3側にはストライカ逃げ孔28″が設けられている。
【0028】即ち、検査器本体4には検査室8の下部に
ストライカ取付室22″が形成され、このストライカ取
付室22″にストライカ24″のほぼ中央部がピン2
7″により枢着され、その基端側にはL形の付属品検知
ピン23″が立設され、全体がコ字状に形成されてい
る。ピン27″には図示しない捩じりコイルバネが巻装
されて付属品検知ピン23″は矢線R方向に付勢されて
いる。そして、常態ではストライカ24″および付属品
検知ピン23″の先端部23a″が水平状態にあり、か
つストライカ24″の先端部が検査器本体4の前端面4
aからコネクタ支持体3側に突出し、付属品検知ピン2
3″の先端部23a″が検査室8内に位置するように形
成されている。
【0029】図8において、(a)はコネクタB″にリ
ヤホルダ36″が装着されておらず、従って付属品検知
ピン23″の先端部23a″がコネクタB内に入り込
み、水平なストライカ24″の先端部がコネクタ支持体
3の前端面3dと衝合して、コネクタB″が検査器本体
4の検査室8に完全に進入できない状態を示している。
即ち、前記レバー12の回動操作により検査器本体4は
コネクタ支持体3の近くまで前進するが、検査ピン6が
コネクタB″内の前記端子金具Cと接触する前に停止す
るようになっている。(b)はリヤホルダ36″の装着
によって、付属品検知ピン23″の先端部23a″が押
されて、ストライカ24″がピン27″を中心に回動
し、その先端部がコネクタ支持体3のストライカ逃げ孔
28″に入り込み、従って、コネクタB″が完全に検査
室8に進入した状態を示している。
【0030】以上のように、付属品検知機構21〜2
1″によれば、端子係止具36〜36″がコネクタの前
後および中間の何れに位置に装着される構造でも検知が
可能であるから、ハウジングに対してクリップやシール
リングのような付属品が装着されている場合については
説明を省略する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、コネクタハウジングの端子収容室に端子金具を
収容係止すると共に、該ハウジングに対してクリップ、
端子係止具などの付属品を組付けて成る付属品付コネク
タの検査具であって、コネクタ支持体と検査器本体を接
離可能に設け、該検査器本体において検査用電気回路と
接続される複数の検査ピンをバネにより前方へ付勢して
設けると共に、該コネクタ支持体に該コネクタハウジン
グにおける付属品の装着部内へ進入する方向に付勢され
る付属品検知ピンと該付属品検知ピンに連動するストラ
イカからなる付属品検知機構を設け、被検査コネクタ
付属品装着時に該付属品検知ピンが該装着部内への進入
を該付属品により阻止されることにより該ストライカが
コネクタ支持体と検査器本体の接近を可能とし、付
属品非装着時には該付属品検知ピンが該装着部内に進入
することにより該ストライカが該検査器本体の前面に衝
合して該コネクタ支持体と該検査器本体の接近を阻止す
る構成を採用したので、付属品装着の有無の検知と共に
コネクタの端子金具の導通検査を行い、不良品の発生を
未然に防止することができる。
【0032】請求項2の発明によれば、付属品検知機構
はすべて機械的要素で構成されるから、構造が簡単で製
作も容易であり、さらに、電気的要素を用いた場合の接
点不良や回路の遮断といったトラブル発生のおそれがな
く、検出精度を高めることができる。請求項3の発明に
よれば、検査器本体がコネクタ支持体との対向面にスト
ライカに対する逃げ孔を有するから、付属品装着の場合
にのみ検査器本体がコネクタ支持体に完全に接近可能で
あり、付属品未装着コネクタの導通検査を排除すること
ができる。請求項4の発明によれば、付属品検知機構を
検査器本体側に設けてあるので、請求項1の発明と併せ
て付属品がコネクタの前後および中間の何れの位置に装
着される場合でも機械的な検知が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検査具の斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】(a),(b)はそれぞれ付属品検知機構の部
分拡大断面図である。
【図4】図1の検査具による検査工程を示す一部破断側
面図である。
【図5】図4の次の検査工程を示す一部破断側面図であ
る。
【図6】図5の付属品検知および端子の導通検査状態を
示す要部断面図である。
【図7】(a),(b)はそれぞれ本発明の他の実施形
態における付属品検知機構の部分拡大断面図である。
【図8】(a),(b)はそれぞれ本発明の他の実施形
態における付属品検知機構の部分拡大断面図である。
【図9】従来のスイッチブロックの説明図である。
【符号の説明】
A 検査具 B〜B″ コネクタ C 端子金具 3 コネクタ支持体 3c (受座)隔壁 4 検査器本体 5 検査用端子 6 検査ピン 7 コイルバネ 8 検査室 12 レバー 21〜21″ 付属品検知機構 22〜22″ ストライカ取付室 23〜23″ 付属品検知ピン 24〜24″ ストライカ 25 コイルバネ 30 コネクタハウジング 31 端子収容室 36 (付属品としての)端子係止具 36′ (付属品としての)リヤホルダ 36″ (付属品としての)フロントホルダ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの端子収容室に端子
    金具を収容係止すると共に、該ハウジングに対してクリ
    ップ、端子係止具などの付属品を組付けて成る付属品付
    コネクタの検査具であって、 コネクタ支持体と検査器本体を接離可能に設け、該検査
    器本体において検査用電気回路と接続される複数の検査
    ピンをバネにより前方へ付勢して設けると共に、該コネ
    クタ支持体に該コネクタハウジングにおける付属品の装
    着部内へ進入する方向に付勢される付属品検知ピンと該
    付属品検知ピンに連動するストライカからなる付属品検
    知機構を設け、被検査コネクタ付属品装着時に該付属
    品検知ピンが該装着部内への進入を該付属品により阻止
    されることにより該ストライカが該コネクタ支持体と
    検査器本体の接近を可能とし、付属品非装着時には該付
    属品検知ピンが該装着部内に進入することにより該スト
    ライカが該検査器本体の前面に衝合して該コネクタ支持
    体と該検査器本体の接近を阻止することを特徴とする付
    属品付コネクタの検査具。
  2. 【請求項2】 前記付属品検知機構が、前記コネクタ支
    持体におけるコネクタ収容室の下部に隔壁を介して設け
    たストライカ取付室と、該隔壁に出没自在に設けた付属
    品検知ピンと、該ストライカ取付室において一端が回動
    自在に軸支され、他端がコネクタ支持体の前面から検査
    器本体側に突出するストライカと、該ストライカをコネ
    クタ収容室側に付勢するコイルバネとから成り、前記付
    属品検知ピンの基端は常時ストライカに支持されている
    請求項1に記載の付属品付コネクタの検査具。
  3. 【請求項3】 前記検査器本体は前記コネクタ支持体と
    の対向面に前記ストライカに対する逃げ孔を有する請求
    項2に記載の付属品付コネクタの検査具。
  4. 【請求項4】 コネクタハウジングの端子収容室に端子
    金具を収容係止すると共に、該ハウジングに対してクリ
    ップ、端子係止具などの付属品を組付けて成る付属品付
    コネクタの検査具であって、 コネクタ支持体と検査器本体を接離可能に設け、該検査
    器本体において検査用電気回路と接続される複数の検査
    ピンをバネにより前方へ付勢して設けると共に、該検査
    器本体に該コネクタハウジングにおける付属品の装着部
    内へ進入する方 向に付勢される付属品検知ピンと該付属
    品検知ピンに連動するストライカからなる付属品検知機
    構を設け、被検査コネクタ付属品装着時に該付属品検
    知ピンが該装着部内への進入を該付属品により阻止され
    ることにより該ストライカが該コネクタ支持体と検査
    器本体の接近を可能とし、付属品非装着時には該付属品
    検知ピンが該装着部内に進入することにより該ストライ
    カが該コネクタ支持体の前面に衝合して該コネクタ支持
    体と該検査器本体の接近を阻止することを特徴とする付
    属品付コネクタの検査具。
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