JP3162963B2 - 非優先セル廃棄装置 - Google Patents

非優先セル廃棄装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ、画像、音
声等の情報転送を行う非同期転送モード(ATM)の交
換機における優先制御のための装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、データ、画像、音声等の情報転送
を総合的に扱う非同期転送モード(ATM)が実現され
た。このATMでは固定長のブロックであるセルを情報
転送の単位とし、セル単位でセルヘッダーの内容に基づ
いてATM交換機で交換される。
【0003】図1を用いてこれを説明する。104 はAT
M交換機である。セルはそのヘッダーの内容に従ってス
イッチ101 によって交換され、出回線部(LU)102 、
103に送られる。出回線速度に比べて流入セル量が多い
場合にはセルは送出待ちになる。このため、LUには送
出待ちセルを格納するバッファ(メモリー)が具えられ
ている。しかし、メモリーの容量は有限であるため、流
入セル量が著しく過大である場合はやがてバッファオー
バーフローによりセル損が生ずる。このセル損は、通信
品質の劣化を生じさせる。
【0004】一方、セルはその内容により多少失われて
もよいものと、失われた場合には重大な支障を生ずるも
のとがある。そこで、一部の交換機では、セルヘッダー
の内容により非優先セルと優先セルとの識別を行い、バ
ッファ内のセル数が一定値を超えると、非優先セルにつ
いては新たなバッファへの書込みをせずに廃棄するよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】非優先セルの廃棄を行
うことは、優先セルのバッファオーバーフローによる損
失を防ぐために有効であることが知られている。しかし
ながら、この方法では、軽負荷時に非優先セルを廃棄し
過ぎることがありメモリーが有効に利用されないこと、
重負荷時に非優先セル廃棄量が少な過ぎて優先セルの損
失を防ぎきれないこと、等の問題が生ずる場合がある。
【0006】本発明の目的は、非優先セルの廃棄量を適
切な値にし、メモリー等のネットワークリソースの有効
利用と優先セルの損失の抑制とを同時に達成できる非優
先セル廃棄装置を提供することにある。さらに本発明は
伝送パスの回線障害時及び回復時にもこれらを達成しよ
うとすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の非優先セル廃棄
装置は、上述の目的を達成するため、本発明において
は、回線の障害通知及び障害回復を受信する手段と、セ
ル格納メモリーに格納されているセル数を計数するカウ
ント手段と、第1の回線の障害通知を受信したときは、
第2の回線の非優先セル廃棄閾値を重負荷時の閾値とす
ると共に該第1の回線のセル流を第2の回線に切替え、
該第1の回線の障害回復を受信したときには、該第2の
回線の非優先セル廃棄閾値を軽負荷時の閾値とすると共
に該第2の回線のセル流を該第1の回線に切戻し、該セ
ル格納メモリーに格納されているセル数が該非優先セル
廃棄閾値を超えているときは該セル格納メモリーへの非
優先セルの書込みを禁止する処理手段とを具備すること
を特徴とする。
【0008】このような本発明によれば、伝送パスの障
害状況を監視し、障害時には正常な系の非優先セルを廃
棄する閾値を引下げ、非優先セルの廃棄を多くして優先
セルの損失を防ぎ、正常時には非優先セルを廃棄する閾
値を引上げ、非優先セルの廃棄を減らし、リソースの有
効利用を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施例
を説明する。図2及び3は1つの実施例を説明する図で
あり、図2は図1に示されている出回線部(LU)102
又は103 の本発明における構成を示すブロック図であ
る。出回線部102 又は103 に流入したセルはカウンタ20
4 で計数され、セル読出し/書込み装置203 を介してセ
ル格納メモリー202 に格納される。このセルは出回線部
102 又は103 から送出されるときに読出され、伝送終端
装置206 を介して伝送パス上へ送出される。
【0010】セル格納メモリー202 の使用状況はカウン
タ201 によって測定される。カウンタ201 及びカウンタ
204 の値はプロセッサ205 で図3に示す処理を行う際に
用いられる。プロセッサ205 内には非優先セル廃棄閾値
Iがあり、このIはL又はHで示される予め定められた
値に設定される。カウンタ201 で測定されたセル格納メ
モリー中のセル数が非優先セル廃棄閾値を超えていると
きには、プロセッサ205 は、セル読出し/書込み装置20
3 に対して、非優先セルのセル格納メモリーへの書込み
禁止を指示する。LはHより小さい値で、非優先セル廃
棄閾値IがLのときは非優先セルが廃棄され易くなって
いる。
【0011】図3はプロセッサ205 の処理のフローチャ
ートである。カウンタ204 で一定時間内の優先セル数が
常に計数される。この数をNとする(ステップ300 )。
Nの値が予め定められた(非優先セル廃棄閾値Iを変更
するための)第1の閾値を超え(ステップ301 )且つI
=Hのとき(ステップ302 )には、プロセッサ205 は非
優先セル廃棄閾値Iの値をLに変更し(ステップ303
)、非優先セルの廃棄を多くし、優先セルのバッファ
オーバーフローによる損失を防ぐ。
【0012】Nの値が、予め第1の閾値より小さく設定
された第2の閾値より小さく(ステップ311 )且つ非優
先セル廃棄閾値がI=Lのとき(ステップ312 )には、
プロセッサ205 は、加えられる優先セル数が減少したと
判断し、I=Hとし(ステップ313 )、非優先セルの廃
棄を抑制する。
【0013】次に図4乃至8を用いて本発明の実施例を
説明する。図4においては、501 はATM交換機であ
り、各々別の伝送パス505 又は506 を使用する二つの出
回線部(LU)507 及び509 を介して次のATM交換機
502 に接続されている例が示されている。503 及び504
は伝送装置である。伝送パス505 及び506 は図5に示す
ように上下対になっており、伝送装置503 において、障
害検出回路601 又は603及び障害通知装置602 又は604
によって例えば隣接の伝送装置504 とATM交換機502
との間の障害の検出とその通知を行うことができる。
【0014】障害通知を受信する場合は、LU507又は5
09内の伝送終端装置705(図6)で検出されてプロセッ
サ704に送られる。プロセッサ704には非優先セル廃棄閾
値Iがあり、予め定められた値L又はHに設定されてい
る。プロセッサ704が伝送パス505 の障害通知を受信し
た場合、プロセッサ508(図4)に対して、LU509の非
優先セル廃棄閾値IをLに設定すると共に、LU507へ
のセルをLU509に切替える指示を出す。図7はこの場
合のフローチャートである。
【0015】プロセッサ704が伝送パス505の障害回復を
受信したときは、プロセッサ508(図4)に対して、L
U509の非優先セル廃棄閾値IをHに設定すると共に、
LU507へのセルをLU509に切替える操作を停止する切
戻し指示を出す。図8はこの場合のフローチャートであ
る。
【0016】カウンタ701(図6)はセル格納メモリー7
02上のセル数を常に計数しており、その計数値が閾値I
を超えたときには、プロセッサ704 が、セル読出し/書
込み装置703 に対してセル格納メモリー702 への非優先
セルの書込みを禁止する指示を行う。
【0017】本発明においては、LをHに比べて小さい
値にすると、閾値IがLに設定されている場合に非優先
セルが廃棄され易くなる。このため、伝送パス障害で2
重化ルートの一つが使用不能になり正常側に2倍のセル
が流入したときには、優先セルを守るために閾値IをL
にし、両ルートが正常になったときには非優先セルを守
るために閾値IをHに設定している。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、障害或いはトラヒック
状況の変化に対応して非優先セル廃棄閾値を変えること
ができるため、リソースの有効利用を図りつつ優先セル
の損失を防ぐことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ATM交換機の概略図である。
【図2】 本発明の出回線部の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 出回線部のプロセッサの処理のフローチャー
トである。
【図4】 ATM交換機、伝送パス及び伝送装置を含む
システムスの概略図である。
【図5】 伝送装置の構成の概略図である。
【図6】 本発明の出回線部の他の構成を示すブロック
図である。
【図7】 出回線部のプロセッサが障害通知を受信した
場合の処理のフローチャートである。
【図8】 出回線部のプロセッサが障害回復を受信した
場合の処理のフローチャートである。
【符号の説明】
101 スイッチ 102 、103 出回線部(LU) 104 ATM交換機 201 、204 カウンタ 202 セル格納メモリー 203 セル読出し/書込み装置 205 プロセッサ 206 伝送終端装置 501 ATM交換機 502 ATM交換機 503 、504 伝送装置 505 、506 伝送パス 507 、509 出回線部(LU) 508 プロセッサ 601 、603 障害検出回路 602 、604 障害通知装置 701 カウンタ 702 セル格納メモリー 703 セル読出し/書込み装置 704 プロセッサ 705 伝送終端装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM交換機の回線対応の非優先セル廃
    棄装置において、 回線の障害通知及び障害回復を受信する手段と、 セル格納メモリーに格納されているセル数を計数するカ
    ウント手段と、 第1の回線の障害通知を受信したときは、第2の回線の
    非優先セル廃棄閾値を重負荷時の閾値とすると共に該第
    1の回線のセル流を第2の回線に切替え、該第1の回線
    の障害回復を受信したときには、該第2の回線の非優先
    セル廃棄閾値を軽負荷時の閾値とすると共に該第2の回
    線のセル流を該第1の回線に切戻し、該セル格納メモリ
    ーに格納されているセル数が該非優先セル廃棄閾値を超
    えているときは該セル格納メモリーへの非優先セルの書
    込みを禁止する処理手段とを具備することを特徴とする
    非優先セル廃棄装置。
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