JP3409966B2 - パケット交換機およびパケット転送制御方法 - Google Patents

パケット交換機およびパケット転送制御方法

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JP3409966B2 JP16143096A JP16143096A JP3409966B2 JP 3409966 B2 JP3409966 B2 JP 3409966B2 JP 16143096 A JP16143096 A JP 16143096A JP 16143096 A JP16143096 A JP 16143096A JP 3409966 B2 JP3409966 B2 JP 3409966B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L12/5602Bandwidth control in ATM Networks, e.g. leaky bucket

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパケット交換機およ
び固定長パケット転送制御方法に関し、更に詳しくは、
輻輳制御機能を備えた非同期転送方式(ATM:Asynch
ronous TransferMode)のパケット交換機、およびAT
Mネットワークにおけるセル転送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ATMネットワークにおける固定長パケ
ット(以下、「セル」と呼ぶ)の転送に関しては、例え
ば、「Data Commu-nication Using ATM :Architecture,
Protocols, and Resource Management」 IEEE Communic
ation Maggin August 1994、p24-31や、「SVC Signaling
: Calling All Nodes」 DATA COMMUNICATIONS JUNE 19
95、p123-128、等に記載されている。非同期転送方式の
ネットワークでは、発呼時のシグナリング処理によっ
て、ユーザセルの転送経路となる送信元装置(発端末)
から交換機(スイッチ)を経由した受信先装置(着端
末)までの通信路に沿って呼(コネクション)を設定
し、各ユーザセルのヘッダ部に付されたコネクション識
別情報に基づいてセルの転送を制御する。
【0003】呼設定手順については、例えば、ITU-T 標
準 Q.2931に記載されており、呼設定手順を実行するこ
とにより、送信元装置、経路上の各ノード装置(スイッ
チ)、受信先装置にコネクション情報が設定される。上
記コネクション情報には、送信元−スイッチ間、スイッ
チ−スイッチ間、スイッチ−受信先間の各リンク上で呼
を識別するための識別子や、スイッチ内でのセル転送の
優先度を示すトラヒッククラス等が含まれる。上記コネ
クション(呼)を識別するための識別子は、VPI(Vir
tual Pass Identifier)およびVCI(Virtual Connecti
on Identifier)と呼ばれ、各セルのヘッダ部にアドレス
情報として設定される。
【0004】各スイッチでは、伝送路から受信した各入
力セルのVPI、VCIに基づいてスイッチイング処理
に必要なコネクション情報を検索する。上記コネクショ
ン情報としては、例えば、内部ルーチング情報(出力ポ
ート番号)、出力セルに付すべき識別子(出力VPI/
VCI)、スイッチ内でのセル優先度を示すトラヒック
クラス等が含まれる。なお、セル優先度を示すトラヒッ
ククラスに関しては、例えば、「MultimediaTraffic Ma
nagement Principles for Guaranteed ATM Network Per
formance」IEEE JOURNAL ON SELECTED AREAS IN COMMUN
ICATIONS VOL.8、NO 3 APRIL 1990 p437-446 や、「Tra
ffic Management for B-ISDN Services」 IEEE Networ
k、September 1992、p10-19に記載されている。
【0005】セル優先度を示すトラヒッククラスとして
は、CBR(Constant Bit Rate)とVBR(Variable
Bit Rate)の2つのトラヒッククラスがある。CBR
は、呼設定時に網と端末との間で所定のセル転送レート
を契約をしておき、網側が上記転送レートでのセル転送
を保証するトラヒッククラスであり、VBRは、端末と
の間で契約した転送レートについて、或る程度の統計的
揺らぎの発生を許容するトラヒッククラスである。この
ように網と端末との間で予め契約を結んでトラヒック制
御を行う方式は「Preventive Control」と呼ばれてい
る。呼設定時に網と端末との間で転送レートに関する特
別な契約を結ぶことなく、上述したCBR、VBRで他
端末に割り当てられた帯域の残り帯域を利用して送信す
るトラヒックとして、「Best Effor Control」と呼ばれ
るトラヒッククラス群がある。転送レート契約を結ばな
い理由の1つは、バーストトラヒックを出力する端末に
とっては、トラヒックの特性を呼設定時に予測すること
が困難なためである。これらのBest Effor Controlのト
ラヒック群には、網がセルの転送に関して何んら保証し
ないUBR(Unspecified Bit Rate)トラヒッククラス
と、網と端末との間で輻輳時にフィードバック制御を行
なうことによって、セル損失が発生しないよう保証する
ABR(Available Bit Rate)トラヒッククラスとがあ
る。なお、ABRトラヒッククラスに関しては、例えば
「The Rate-Based Flow Control Framework for the Av
ailable Bit Rate ATM Service」 IEEE Network March/
April 1995、 p25-39に記載されている。
【0006】トラヒッククラスに応じた転送制御を行う
スイッチの構成については、例えば、特開平6-197128号
公報(従来技術1)において、各出力ポート毎にCBR
用、VBR用の2つ出力バッファを設け、各出力ポート
対応に上記2つのバッファの空/塞状態を示すテーブル
情報を記憶しておき、このテーブル情報を参照すること
によって、入力バッファ制御ユニットが、各出力ポート
宛のセルの蓄積用バッファを決定するようにしたパケッ
ト交換機が記載されている。この場合、CBR用バッフ
ァに蓄積されたセルの出力優先度をVBR用バッファの
セル出力よりも高くすることにより、通信遅延に厳しい
制約をもつCBRトラヒックのセル群について、スイッ
チ内での通信遅延時間を一定値以内に抑えることができ
る。
【0007】また、例えば、CBR用バッファに空きが
ない場合に、VBR用バッファに空きがあればVBR用
バッファにセルを蓄積することにより、スイッチ内で帯
域の有効活用を図ることができる。なお、ABR、UB
Rトラヒッククラスをサポートする場合には、上記CB
R、VBRのトラヒッククラスに加えて、更に他のトラ
ヒッククラス対応の出力バッファを追加すればよい。
【0008】電子情報通信学会96年度全国大会B-598
「5クラスの遅延優先制御機能を有する622Mbps 8×8 A
TMスイッチLSIの開発」(従来技術2)では、CBR,VBRの
各トラヒッククラスに対して、同一のトラヒッククラス
内のコネクション毎のセル数カウンタ情報とコネクショ
ン毎の閾値情報とをスイッチ内に記憶しておき、セル数
カウンタの値が閾値を超えた場合にセル廃棄を行う技術
が示されている。また、例えば電子情報通信学会96年度
全国大会B-765「カウンタ制御による選択的セル廃棄方
式」(従来技術3)には、上位プロトコルパケット(複
数セルからなる上位プロトコルが扱う情報単位)の区切
りを認識し、輻輳が発生した場合、パケット単位でセル
の選択的連続廃棄を行うパケットレベル廃棄と呼ばれる
技術が記載されている。なお、ATMセルを扱うスイッチ
ングシステムの構成としては、例えば特開平4ー276
943号公報(従来技術4)に、各出力ポート毎に物理
的に独立したバッファを設ける代わりに、複数の出力ポ
ートに対して共通のセル蓄積用バッファを設けた構成が
示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、非同
期通信においては、既に幾つかのトラヒッククラスが提
案されているが、これらのトラヒッククラスの使い分け
以外に、各トラヒッククラス内で更に特性を細分化した
形でセルの転送を制御することが望まれる。しかしなが
ら、従来は、例えば UBRのようにセル転送に特別な
保証を与えないトラヒッククラスについては、網が輻輳
状態に陥った時、これらのトラヒッククラスに属する通
信の品質を制御するための手段がなかった。また、従来
技術2では、同一のトラヒッククラス内でさらに細かく
コネクション毎の閾値に基づいてセルを廃棄するか否か
を決定する技術が示されているが、セルバッファを単純
に閾値によって分割した場合、セルバッファが未だ輻輳
状態となっていない時でも、閾値を超えたセルが廃棄さ
れてしまい、セルバッファ全体としての使用効率が低下
するという問題があった。
【0010】本発明の目的は、呼設定時に網と端末との
間で転送レートについての契約をしない Best Effor Co
ntrol トラヒッククラス群について、セルバッファ全体
の使用効率を低下させることなく、通信品質を制御でき
るようにしたパケット処理装置、およびセル転送制御方
法を提供することにある。本発明の他の目的は、呼設定
時に端末装置からの帯域予約が困難なトラヒッククラス
群について、輻輳発生時に選択的なセル廃棄制御が可能
なATM交換機等のノード装置、およびATMセル転送
制御方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のセル転送制御方法では、帯域予約をしない
特定のトラヒッククラスに属したコネクションの設定時
に、ATM(非同期転送モード)ネットワーク内の何れ
かのノード装置に、上記コネクションの識別子と対応し
て、発側装置または網管理装置から申告されたセル廃棄
に関する優先度を示す情報を記憶しておき、上記コネク
ションの方路上で輻輳が発生し、ノード内の出力待ちセ
ルを保持しているセルバッファにセルが滞ってきた時、
上記ノード装置が、上記セルバッファの状態と上記優先
度との関係によって決まる所定の廃棄条件に従って、上
記特定のトラヒッククラスに属するセルに選択的に廃棄
処理を施すようにしたことを特徴とする。
【0012】更に詳述すると、上記ノード装置は、例え
ば、上記セルバッファ内に滞留しているセルのセル数を
コネクション毎にカウントしたコネクション毎カウンタ
値を常時更新維持し、上記優先度と上記コネクション毎
カウンタ値とによって決まる所定の廃棄条件に従って、
上記特定トラヒッククラスに属した各セルを廃棄するか
否かを決定する。また、上記ノード装置は、セルバッフ
ァに滞留しているセルの全セル数をカウントしたセルバ
ッファカウンタ値を常時更新維持し、上記セルバッファ
全体の輻輳判定を行なうセルバッファ閾値と上記全セル
数との関係に従って、上記セルバッファ輻輳時にのみ上
記所定の廃棄条件に重み付けを加え、上記重み付けを加
えた廃棄条件に従って、上記特定のトラヒッククラスに
属するセルに選択的に廃棄処理を施す。この場合、上記
特定トラヒッククラスの各セルについて、当該セルのデ
ータ部に含まれるデータブロックが先行セルのデータ部
と同一の送信メッセージから分割されたものか、新たな
送信メッセージから分割されたものかを判定し、廃棄条
件に該当したセルについて、送信メッセージを単位とし
た廃棄処理を施すようにするとよい。メッセージ単位で
のセル廃棄は、例えば、上記輻輳の状態と優先度との関
係で決まる所定の廃棄条件に合致したセルについて廃棄
処理を開始し、輻輳状態の変化によって廃棄条件から外
れた場合でも、既廃棄セルのデータ部と同一送信メッセ
ージの一部を含む後続のセルについては、廃棄処理を継
続させる。メッセージ単位でのセル廃棄の変形として、
例えば、廃棄条件に合致したセルのうち、既送出セルの
データ部と同一送信メッセージのデータブロックを含む
セルについては廃棄対象から外し、後続する新たなメッ
セージの先頭データブロックを含むセルから廃棄処理を
開始するようにしてもよい。
【0013】また、本発明は、複数の入力回線と複数の
出力回線とに接続され、各入力回線から入力された固定
長パケット(セル)をセルヘッダ情報によって決まる何
れかの出力回線に転送するパケット交換機において、帯
域予約をしない特定のトラヒッククラスに属したコネク
ションの設定時に、上記コネクションの識別子と対応し
て、発呼装置又は網管理装置から申告されたセル廃棄に
関する優先度を示すサブクラス情報を記憶するための手
段と、上記各出力ポート対応に輻輳状態を検出するため
の手段と、上記各入力ポートからの入力される上記特定
のトラヒッククラスに属するセルについて、転送先とな
る出力ポートにおける輻輳状態と上記サブクラス情報と
の関係によって決まる所定の廃棄条件に従って選択的に
廃棄処理を施すための手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0014】更に詳述すると、本発明のパケット交換機
は、複数の入力ポートと複数の出力ポートとを有し、各
入力ポートから入力された固定長パケット(セル)をセ
ルヘッダ情報によって決まる何れかの出力ポートに転送
するスイッチ手段と、各入力ポートと入力回線との間に
接続された入力回線インターフェイスと、各出力ポート
と出力回線との間に接続された出力回線インターフェイ
スと、上記スイッチ手段と各入力回線インターフェイス
に接続され、上記スイッチ手段との間で呼制御セルを送
受信し、上記各入力インターフェイスにヘッダ書替え情
報を含む制御情報を送信する呼制御装置と、上記各出力
ポート毎およびコネクション毎の出力セルの輻輳状態を
検出し、輻輳状態情報として上記各入力インターフェイ
スに通知する輻輳監視手段とからなり、上記呼制御装置
が、帯域予約をしない特定のトラヒッククラスに属した
コネクションの設定時に、上記コネクション設定の要求
元となった発呼装置を収容している入力インターフェイ
スに対して、上記コネクションの識別情報と上記発呼装
置からの制御メッセージによって申告されたトラヒック
クラス情報およびセル廃棄に関する優先度を示すサブク
ラス情報を含む制御情報を通知するための手段を有し、
上記各入力インターフェイスが、コネクション設定後に
各入力回線から受信した上記特定のトラヒッククラスに
属するユーザセルについて、上記輻輳状態情報から判明
する上記ユーザセルの転送先出力ポートにおける輻輳状
態とコネクション毎の輻輳状態と上記呼制御装置から通
知されたセル廃棄に関する優先度との関係によって決ま
る所定の廃棄条件に従って選択的にセル廃棄するための
セル廃棄制御手段を備えたことを特徴とする。上記各入
力回線インターフェイスは、例えば、各入力回線からの
入力セルのヘッダ情報を書き替えるためのヘッダ変換手
段と、ヘッダ変換された一時的に蓄積するための入力バ
ッファ手段とを有し、上記セル廃棄制御手段は、上記入
力バッファ手段への特定トラヒックの入力セル蓄積を上
記廃棄条件に従って選択的に行う。
【0015】また、上記スイッチ手段は、各出力ポート
と対応した出力バッファ手段と、各入力回線インターフ
ェイスでヘッダ変換された各ユーザセルをヘッダ情報に
よって特定される何れかの出力バッファ手段に振り分け
るための手段とからなり、上記輻輳監視手段は、各出力
バッファ手段におけるユーザセルの蓄積状況から前記出
力セルの輻輳状態を検出する。なお、上記スイッチ手段
が、各出力ポート毎に複数の出力バッファ手段を備え、
該出力バッファ手段のうちの1つを、転送レートを保証
したCBRトラヒッククラスのセル用に割り当てるよう
になっていてもよい。また、上記スイッチ手段内の出力
バッファ手段は、複数の出力ポートからのセルを共通に
保持し、上記輻輳監視手段も複数の出力ポート対応の上
記出力バッファ手段の空きバッファ容量を監視するよう
に構成されていてもよい。また、上記スイッチ手段内の
出力バッファ手段を共通化して構成した場合、上記セル
廃棄制御手段と上記入力バッファ手段を上記各入力回線
インターフェイスではなく、上記スイッチ手段内に構成
してもよい。
【0016】本発明の構成によれば、前述した Best Ef
for Control トラヒッククラス群のように、帯域予約を
しないトラヒッククラスに対して、サブクラスとしてセ
ル廃棄に関する優先度情報を定義しておき、呼設定時
に、発端末が、上記優先度を網に通知し、Best Effor C
ontrolトラヒッククラスで輻輳状態が発生した場合に、
同一トラヒッククラス内のセルであっても、サブクラス
で指定した優先度情報に従って、優先順位の最も低いコ
ネクションのセルから廃棄され、優先度の高いコネクシ
ョンのセルは廃棄対象から除外できるようになってい
る。また、セル廃棄したにも拘わらず、輻輳の程度が進
むと、次に優先順位の高いコネクションのセルに対して
セル廃棄が起こり、輻輳が回復するに従って、優先順位
の高いコネクションのセルから順に廃棄処理が中止され
るようになっている。これによって、Best Effor Contr
ol トラヒッククラス群のうちでも、優先度の高いコネ
クションについて通信品質を保証することが可能とな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例として、出
力ポート毎にFIFO出力バッファを備え、CBRを優
先トラヒックとしてセル転送制御を行うようにしたAT
M交換機について説明する。図1は、N本の入力回線と
N本の出力回線に接続された本発明によるATM交換機
(スイッチ)100の構成を示す。なお、ここでは、説
明の都合上、上記交換機には、A、B、2つの端末装置
162と164が入出力回線(加入者線)を介して収容
された網構成を示しているが、上記入出力回線の1部
は、交換機100を他の交換機と接続するためのトラン
クであってもよい。また、この例では、端末A:162
がスイッチ100の左側に配置され、該端末からの送出
セルが、スイッチの右側の配置された端末B:164に
転送されように図示されているが、実際の交換機では、
第i番目の入力回線と第i番目の出力回線とが互いに対
をなし、図1における第1番目の出力回線からの出力セ
ルが上記端末Aに入力され、端末Bからの送出セルが第
N番目の入力回線に入力される。網管理端末180は、網
を管理するための端末である。
【0018】スイッチ100は、各入力回線対応に設け
られた複数の入力回線対応部(入力回線インターフェイ
ス:LIFi)102(102−1〜102−N)と、
スイッチコア部120と、各出力回線対応に設けられた
複数の出力回線対応部(出力回線インターフェイス:L
IFo)108(108−1〜108−N)と、呼制御
装置(コネクション処理部:CP)140とから構成さ
れる。各入力回線対応部102は、ヘッダ変換回路13
2と、セル廃棄判定ユニット136と、セルバッファ1
34とから構成される。また、スイッチコア部120
は、クロスバスイッチ回路105と、出力回線対応に用
意された複数のFIFO出力バッファ107(107−
1〜107−N)と、上記各FIFO出力バッファ10
7に接続されたFIFO輻輳状態判定回路106とから
構成されている。
【0019】図2の(A)は、各入力回線からスイッチ
100の入力回線対応部へ入力されるセル210のフォ
ーマットを示す。端末Aが端末Bに送信するメッセージ
(パケット)は、固定長の複数のデータブロックに分割
され、各データブロックにセルヘッダが付されてセル2
10となる。各セル210は、ヘッダ部とデータ部21
2とからなり、ヘッダ部には、入力VCI216と、上
記データ部に含まれるデータブロックが上位プロトコル
で扱うパケット(送信メッセージ)中のどの位置のもの
かを示す情報(PTY)214とを含む。以下の説明で
は、セルが上位パケットの先頭のデータブロックを含む
場合を「パケットの区切り」と呼ぶことにする。
【0020】ヘッダ変換回路132は、入力回線から入
力セル210が入力されると、ヘッダ変換テーブルから
上記セルの入力VCI216と対応したヘッダ変換情報
を読み出し、図2の(B)に示す内部セル220のフォ
ーマットに変換する。
【0021】内部セル220のヘッダ部には、入力セル
210の入力VCI216に代わる出力VCI226
と、ルーチング情報(出力ポート情報)221と、トラ
ヒッククラス222と、サブクラス225と、コネクシ
ョン毎の廃棄閾値を示すVCIセル廃棄閾値227と、当
該VCIのパケットが廃棄中か否かを示すパケット廃棄
状態情報228とが付加される。内部セル220は、該
当する出力ポートで輻輳が発生していなければ、セルバ
ッファ134で廃棄処理されることなくスイッチコア部
120に送られ、クロスバスイッチ回路105を経由し
て、ルーチング情報(出力ポート情報)が示す特定の出
力バッファFIFO107に送りこまれる。
【0022】図2の(C)は、着端末164との通信に
先だって、発端末162がスイッチ100に送出する呼
設定のための制御メッセージ(コネクション情報)23
0を示す。コネクション情報230は、着端末を特定す
る宛先アドレス情報232と、トラヒッククラス情報2
34と、セル廃棄に関する優先度を示すサブクラス情報
236と、コネクション毎の廃棄閾値を示すVCIセル
廃棄閾値238と、発端末における上位プロトコルを示
す端末プロトコル情報250とを含む。上記コネクショ
ン情報230は、発端末において、固定長の複数のブロ
ックに分割され、各ブロック毎にセルヘッダを付加して
得られる図2の(A)と同様のフォーマットをもつ制御
セルとして、スイッチ100に送り込まれる。
【0023】制御セルは、スイッチコア部120から、
図1では省略されている信号処理手段を介して、呼制御
装置(コネクション処理部:CP)140に転送され
る。なお、上記信号処理手段は、各制御セルのデータ部
212の内容(データブロック)を図2の(C)に示し
た元のコネクション情報(メッセージ形式)に組立てる
ためのものであり、スイッチコア部120との接続イン
ターフェイスとして、呼制御装置140の一部として構
成されていてもよい。呼制御装置140は、上記コネク
ション情報に応答して実行される呼設定シーケンスにお
いて、上記発端末と接続されたヘッダ変換回路132の
変換テーブル部(図示せず)に、呼に割り当てた出力V
CI226と、上記宛先アドレスから特定される出力ポ
ート情報221と、上記コネクション情報230から抽
出されたトラヒッククラス234およびトラヒックサブ
クラス236をセットする。また呼制御装置140は、
網管理端末180からのコネクション設定シーケンスに
おいても同様に,所定のヘッダ変換回路132の変換テ
ーブル部(図示せず)にセットする。端末間の呼(コネ
クション)設定が完了すると、発端末162は、着端末
164宛にセル(ユーザセル)210の送出を開始す
る。
【0024】図3は、FIFO出力バッファ107の構
成の1例を示す。FIFO出力バッファ107は、CB
R用およびUBR用の2つのFIFO301、302
と、FIFO制御回路109と、FIFO長カウンタ3
04と、VCI別カウンタ制御回路306と、VCI別
カウンタ308とから構成され、FIFO制御回路10
9は、CBR用FIFO301の蓄積セルをUBR用F
IFO302の蓄積セルに優先して出力する。輻輳が発
生していない通常の状態においては、各FIFO出力バ
ッファ107iから出力されたユーザセルは、対応する
回線出力制御部LIFo108iに入力され、ここで不
要となった内部ヘッダ情報222〜228が除去され、
情報要素212〜221からなる出力セルフォーマット
で出力回線に送出される。
【0025】各FIFO出力バッファ107i内のセル
の蓄積状態を示す情報は、FIFO出力バッファ107
i全体の滞留セル数を示すFIFO長カウンタ304と
各コネクション(VCI)毎の滞留セル数を示すVC別カ
ウンタ308の2つがある。まず、FIFO長カウンタ
304はFIFO出力バッファ107のCBR用、UB
R用の2つのFIFO301、302におけるセル蓄積
状態をモニターし、全FIFO出力バッファ107のセ
ル蓄積状態は信号線156を介して輻輳状態判定回路1
06に集められる。輻輳状態判定回路106は、上記セ
ル蓄積状態を出力ポート対応の輻輳状態情報に編集し、
信号線152を介して各入力回線対応部102−1〜1
02−Nに通知する。
【0026】ここで、関連して輻輳状態判定回路106
について説明する。図5に示すFIFO輻輳状態判定手
段106は出力回線毎の比較手段を備えており、FIF
O長カウンタ情報を保持するレジスタ512とFIFO
長閾値情報を保持するレジスタ510と比較回路514
で構成される。複数の輻輳レベルに対する判定を行なう
ために上記レジスタ510と比較回路514は複数個で
構成してもよい。FIFO輻輳状態判定手段106に集
められたFIFO長カウンタ304からの信号は、レジ
スタ512にセットされ、FIFO長閾値情報を保持す
るレジスタ510と比較回路514で比較される。比較
結果は信号線152経由で回線入力制御部LIFi10
2−iに送られ、セル廃棄判定の参考情報として用いら
れる。輻輳状態判定回路106は、例えば、各出力ポー
トにおけるセル蓄積状態を「サブクラス輻輳状態」として
分類し、上記輻輳状態情報として編集する。
【0027】次に、VCI別カウンタ308は、VCI
別カウンタ制御回路306と連携して、FIFO回路3
02内セルのVCI毎のセル数の現在値を保持する。ま
ず、セルのFIFO回路302への入力時には、クロス
バスイッチ回路105からFIFO回路302へ送られ
てきた内部セルフォーマット220の出力VCI226
情報に基づいて、該当VCIのセル数をカウントアップ
する。逆に、FIFO回路302からの出力時には、出
力VCI226情報に基づいて、該当VCIのセル数を
カウントダウンする。これによりVCI毎のセル数の現
在値が保持される。回線入力制御部LIFi102から
の読みだし要求指示が信号線322経由で届くと、この
VCI別カウンタ308に保持されているVCI毎のセ
ル数の現在値を読みだし、信号線324経由で回線入力
制御部LIFi102内のセル廃棄判定ユニット136
に送る。
【0028】図4は、回線入力制御部LIFi102−
iの構成図である。回線入力制御部LIFi102−i
はヘッダ変換回路132、セル廃棄判定ユニット13
6、セル廃棄手段であるセルバッファ134から構成さ
れる。セル廃棄判定ユニット136は、パケット区切り
判定回路420、FIFO輻輳レベル判定回路430、
VCI輻輳レベル判定回路440、パケット廃棄判定回
路410から構成される。
【0029】パケット区切り判定回路420は、ヘッダ
変換部132から内部セルフォーマット220のPTY
214とパケット廃棄中状態228を受信し、パケット
の区切りを検出し、パケット廃棄中状態と一緒に信号線
422経由でパケット廃棄判定回路410に対し出力す
る。FIFO輻輳レベル判定回路430は、ヘッダ変換
部132からのトラヒックサブクラス225とFIFO
輻輳状態判定回路106からの輻輳情報を受信し、図6
の説明部分で述べるフローにしたがって、アクティブな
トラヒックサブクラス状態を出力回線毎に求め、レジス
タ432内に保持し、受信セルのトラヒックサブクラス
との比較結果を信号線434経由でパケット廃棄判定回
路410に出す。VCI輻輳レベル判定回路440は、
ヘッダ変換部132からのVCIセル廃棄閾値227
と、FIFO輻輳状態判定回路106からの輻輳情報1
52とVCI別カウンタ308とを受信し、軽輻輳状態
での廃棄判定を図8に従って行ない、パケット廃棄判定
回路410に対し軽輻輳廃棄指示信号442を出力す
る。パケット廃棄判定回路410は、上記信号線422
からのパケット区切り信号とパケット廃棄中状態、信号
434からの受信セルのトラヒックサブクラスとの比
較結果、軽輻輳廃棄指示信号442を受信し、図7に示
すフローの処理を行ない、入力セルの廃棄指示154を
パケット廃棄手段であるセルバッファ134に出す。セ
ルバッファ134は廃棄指示154を受信した場合、セ
ルをスイッチコア部120に転送しない。
【0030】図6は、レジスタ432に保持しているア
クティブなトラヒックサブクラス状態の状態遷移を示し
ている。サブクラス輻輳状態はNから1までの状態を持
ち、FIFO輻輳状態判定回路からの信号が重輻輳状態
を示す場合にはサブクラス輻輳状態は「+1」の状態
(例えば612から610)に遷移し、軽輻輳状態を示
す場合にはサブクラス輻輳状態は「ー1」の状態(例え
ば610から612)に遷移する。
【0031】図7は、パケット廃棄判定回路410の動
作を示す。ステップ712で、サブクラス輻輳状態とト
ラヒックサブクラスの一致するセルに対して、図8に示
す上位パケットレベル廃棄判定(ステップ730)行な
い、条件に合った場合は、上位パケットレベル廃棄を行
なう。サブクラス輻輳状態に較べて大きいトラヒックサ
ブクラスのセルは廃棄せず(ステップ718)、サブク
ラス輻輳状態に較べて小さいトラヒックサブクラスのセ
ルは廃棄する(ステップ714)。
【0032】上位パケットレベル廃棄判定730では、
図8に示すように、信号線422経由で受信したパケッ
ト廃棄中状態228がセル廃棄中の場合(ステップ73
2)、且つPTY214がパケット区切りでない場合
(ステップ734)、セルバッファ134に対し、セル
廃棄指示を行ない、ヘッダ変換回路132に対するパケ
ット廃棄中状態点灯指示を行なう(ステップ736)。
これによりヘッダ変換回路132内の該当VCIのパケ
ット廃棄中状態が点灯する。信号線422経由で受信し
たパケット廃棄中状態226がセル廃棄中ではない場合
(ステップ732)、またはPTY214がパケット区
切りである場合(ステップ734)、信号152による
軽輻輳状態のレベルFでVCIセル廃棄閾値の値Sを割
り算した結果S’を求め(ステップ738)、VCI別
カウンタ308の出力信号324の値CとS’を比較す
る(ステップ740)。ここで、Fは2のべき乗である
と、割り算がシフト演算ですみ、また高速なスイッチン
グ時間内でも演算できるという効果がある。
【0033】ステップ740の結果、C>S’の場合、
ステップ734と同様に上位パケットの切れ目か否かを
判定し(ステップ472)、切れ目であった場合、セル
廃棄指示を行なう(ステップ736)。ステップ740
の結果、C>S’でなかった場合、またはステップ73
4と同様に上位パケットの切れ目か否かを判定し(ステ
ップ742)、切れ目でなかった場合、セル廃棄指示を
行なわず処理を終える。ここで、ステップ738,74
0 はVCI輻輳レベル判定回路440の動作を、その
他のステップはパケット廃棄判定回路410の動作を説
明している。
【0034】図9は、ステップ738、740の機能を
示す。コネクション毎の閾値:Sとコネクション毎のセ
ル数:Cとの関係によるセル廃棄判定は、FIFOの軽
輻輳状態の程度により、輻輳状態が進むにつれてセルが
廃棄される場合が増えている。また、コネクション毎の
閾値:Sの設定により、等しく設定した場合にはコネク
ション毎の公平さを実現でき、重要なコネクションに対
して大きな閾値:Sを与えた場合には、他のコネクショ
ンに較べセル廃棄が発生しにくい設定とすることができ
る。
【0035】本発明によれば、スイッチ内の出力ポート
全体で輻輳状態が発生すると、上記コネクション比較手
段の出力に基づいてセルが廃棄され、図6で示したサブ
クラスでは、輻輳状態において、サブレベルの小さいコ
ネクションからセルが廃棄される。セル廃棄しているに
も拘わらず輻輳状態の程度が進むと、サブレベルの大き
いコネクションからもセル廃棄が始まる。スイッチが輻
輳状態から回復するにつれて、サブレベルの大きいコネ
クションのセルから順にセル廃棄が中止され、スイッチ
で発生した輻輳状態に対してサブレベルの大きいコネク
ションのセルが保護される。以上の実施例では、セルバ
ッファを出力ポート対応に設けたが、入力ポート対応に
設けた場合、あるいは入出力双方にバッファを設けた場
合にも本発明を適用できる。
【0036】次に、本発明の他の実施例として、セルバ
ッファを複数のポートで共有したATM交換機について
説明する。図10において、110は、ATM交換機の
主要部である共通バッファスイッチ部を示す。この共通
バッファスイッチ部110は、図1に示したスイッチ1
00のスイッチコア部120に置き換わるもので、図1の
各入力回線対応部102に分散して配置されていたセル
廃棄判定ユニット136に代えて、各回線対応部に共通
のセル廃棄判定ユニット137を備えている。共通バッ
ファスイッチ部110は、例えば入力回線L10〜L1
3に接続された155Mbps/600Mbpsの多重器12と、出力
回線L50〜L53に接続された600Mbps /155Mbpsの分
離器13と、共通バッファメモリ11と、バッファメモ
リ制御回路10とから構成される。図1で示した入力回
線対応部102は、上記各入力回線L10〜L13に挿
入されているが、この図では省略してある。
【0037】バッファメモリ制御回路10は、書き込み
アドレスメモリ111、読みだしアドレスメモリ11
2、空きアドレスバッファ113、帯域制御テーブル1
14、カウンタ115、共通バッファメモリ輻輳状態判
定回路106、VCI別カウンタ制御回路306、VC
I別カウンタ308およびセル廃棄判定ユニット137
から構成される。入力回線対応部(図示せず)でヘッダ
変換された入力セルは、入力回線L10〜L13から多
重器12に入力され、ラインL2から時系列的なセル列
として出力される。ここに示した共通バッファスイッチ
部110の基本的な構成と動作は、特開平4ー2769
43号公報に記載されたものと同様であり、共通バッフ
ァメモリ11へのセルの書き込みと読み出しがバッファ
メモリ制御回路10によって制御される。
【0038】セルの書き込みサイクルでは、多重器12
からラインL2に出力された各セルから、ヘッダ部に付
された出力ポート情報(ルーチング情報)が抽出され、
これをアドレスとして書き込みアドレスメモリ111が
アクセスされ、読み出されたアドレスが、ラインL32
を介して、共通バッファメモリ11に書き込みアドレス
WAとして与えられる。この時、共通バッファメモリ1
1の空きアドレスを蓄積している空きアドレスバッファ
103から、次セルへのポインタアドレスとして利用す
る空きアドレスが取り出され、ラインL31を介して、
書き込みアドレスメモリ111および共通バッファメモ
リ11にそれぞれ入力データとして与えられる。上記ポ
インタアドレスは、今回の書き込みアドレスWAに代わ
って、書き込みアドレスメモリ111内の同一メモリ領
域に書き込まれ、同一ポート宛の次のセルが到着した
時、共通バッファメモリ11への新たな書き込みアドレス
WAとなる。一方、共通バッファメモリ11に、入力セ
ルと対にして書き込まれたポインタアドレスは、後述す
るセル読み出しサイクルで、共通バッファメモリ11か
らセルと対にして読み出され、読み出しアドレスメモリ
112に保持される。これにより、セル読み出しの都
度、読み出しアドレスメモリ112内に、出力ポートと
対応して、次回読み出すべきセルを指すポインタアドレ
スが記憶され、共通バッファメモリ11内には、各出力
ポートと対応して、次アドレスで論理的に接続されたキ
ューチェーン(リスト構造)が形成される。
【0039】セルの書き込みサイクルと交互に行われる
セルの読み出しサイクルでは、セル読み出しサイクル毎
にカウントアップ動作するカウンタ115の出力値(カ
ウント値)をアドレスとして、帯域制御テーブル114
をアクセスする。上記カウント値は、分離器13が選択
するセルの出力ポートと対応しており、帯域制御テーブ
ル114には、上記カウント値に対応して、セルを読み
出すべき特定のキューチェーンを指定するアドレスが予
め記憶してある。上記帯域制御テーブル114から読み
出されたキューアドレスは、読み出しアドレスメモリ1
12に、読み出しアドレス(RA)および書き込みアド
レス(WA)として与えられ、上記アドレスメモリ11
2から、上記特定のキューチェーンの先頭セルを指すポ
インタアドレスが読み出される。上記ポインタアドレス
は、ラインL33を介して、共通バッファメモリ11に
読み出しアドレスとして与えられ、これによって、特定
のキューチェーンの先頭セルが読み出される。上記ポイ
ンタアドレスは、共通バッファメモリからのセルの読み
出しが終わると空アドレスとなるため、ラインL33を
介して空アドレスバッファ113に格納される。この
時、共通バッファメモリ11からは、上記セルと対をな
して次のポインタアドレスが読み出されており、このポ
インタアドレスが読み出しアドレスメモリ112に新た
なポインタアドレスとして書き込まれる。上述した動作
によって、共通バッファメモリ11内では、書き込みサ
イクル毎に何れかのキューチェーンの後尾に新たなセル
が追加され、指定のキューチェーンが空でない限り、読
み出しサイクル毎に何れかのキューチェーンの先頭セル
が取り外される。
【0040】共通バッファメモリ輻輳状態判定回路10
6は、 図1に示したスイッチコア部のFIFO輻輳状
態判定回路106と同様の機能を有し、FIFO長カウ
ンタ309からラインL52経由で各ポート毎のバッフ
ァ使用量を受け、ラインL45に輻輳状態を出力する。
なお、図1のFIFO輻輳状態判定回路106では、F
IFO302の容量がFIFO長カウンタ304の最大
値であったのに対し、上記FIFO長カウンタ309の
場合、各ポート毎のバッファ使用量に対応するFIFO
長閾値レジスタ510の設定値として、共通バッファメ
モリ11全体の容量をポート数で割った値よりも大きい
値を設定することが可能であり、輻輳発生時のバッファ
利用率を向上できる利点がある。
【0041】VCI別カウンタ制御回路306は、 共
通バッファ11へのセル書き込みサイクルにおいて、ラ
インL42から入力されるVCI情報と対応するVCI
別カウンタ308内のセルカウント値をカウントアップ
し、逆に、共通バッファからのセル読み出しサイクルに
おいて、ラインL41から入力されるVCI情報と対応
する上記VCI別カウンタ308内のセルカウント値を
カウントダウンする。上記VCI別カウンタ308は、
多重器12で多重化中のセルのVCI情報がラインL4
3から入力されると、これと対応するセルカウント値を
ラインL44に出力する。FIFO長カウンタ制御回路
307は、共通バッファ11へのセル書き込みサイクル
において、ラインL42から入力されるポート情報と対
応するFIFO長カウンタ309内のポート別のセルカ
ウント値をカウントアップし、逆に、共通バッファから
のセル読み出しサイクルにおいて、ラインL41から入
力されるポート情報と対応する上記FIFO長カウンタ
309内のポート別セルカウント値をカウントダウンす
る。ポート毎のセルカウント値、すなわちFIFO長の
値は、ラインL52を介して共通バッファメモリ輻輳状
態判定回路106に転送される。
【0042】セル廃棄判定ユニット137は、図1に示
したセル廃棄判定ユニット136と類似の構成を有し、ラ
インL43から、多重器12で多重化中のセルのPTY
214、出力VCI226、出力ポート221、トラヒ
ッククラス222、トラヒックサブクラス225、VC
セル廃棄閾値227およびパケット廃棄中情報228
を受信し、ラインL45から、共通バッファメモリの輻
輳状態情報を受信し、ラインL44を介して、VCI別
カウンタ308から、上記出力VCI226に対応する
セルカウント値を受信する。ラインL45は、図4のラ
イン152に対応する信号線である。セル廃棄判定ユニ
ット137は、図4のセル廃棄判定ユニット136と違
って、ラインL51経由で、空きアドレスバッファ10
3から共通バッファメモリ11全体の空きアドレス量
(空きバッファ容量)を受信し、空きアドレスが無くな
った場合は、多重器12で多重化中のセルを無条件で廃
棄するようにしている。
【0043】以上、本発明の1実施例として、N×Nの
セルスイッチを例に挙げて説明したが、本発明によるセ
ル廃棄制御は、例えば、N入力1出力の多重化装置や、
1入力1出力の速度変換バッファ等の他の通信装置にも
適用可能である。また、実施例では、上位プロトコルパ
ケットの区切りを認識し、パケット単位でセル廃棄する
モードについて説明したが、輻輳発生時に、上位プロト
コルパケットの区切りを待つことなく直ちにセル廃棄を
開始し、部分的にセルが欠落したパケットについては、
パケット区切りのセルまで廃棄を継続する廃棄モードと
してもよい。また、輻輳の状態に応じて、これらの廃棄
モードを選択的に切り替えたり、上位プロトコルパケッ
トを認識せずにセル廃棄を行うようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、輻輳状態となった時、予め設定しておいたコ
ネクション毎の閾値情報を参照して、閾値の低いコネク
ションからセル廃棄し、もし複数のコネクションで閾値
が等しい場合は、滞留セル数の多いコネクションから優
先的にセル廃棄し、閾値情報に優先順位が付されている
場合は、優先順位の低いコネクションのセルから優先的
にセル廃棄することによって、優先順位の高いコネクシ
ョンのトラヒックを保護するようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパケット交換機の一実施例を
示すブロック図。
【図2】入力セル、内部セル、および制御メッセージフ
ォーマットの一例を示す図。
【図3】図1における出力FIFO107の一実施例を
示すブロック図。
【図4】図1におけるセル廃棄判定ユニット136の一
実施例を示すブロック図。
【図5】図1におけるFIFO輻輳状態判定回路106
の一実施例を示すブロック図。
【図6】図4に示したFIFO輻輳レベル判定回路43
0の機能を表す状態遷移図。
【図7】図4に示したパケット廃棄判定回路410の機
能を示すフローチャート。
【図8】図7における上位パケットレベル廃棄判定処理
730の詳細を示すフローチャート。
【図9】図4におけるVCI輻輳レベル判定回路440
の機能を表すグラフ。
【図10】本発明を適用したパケット交換機の他の実施
例を示すブロック図。
【符号の説明】
100:スイッチ、102:入力回線対応部、106:輻輳状態
判定回路、107:FIFO出力バッファ、108:出力回線対応
部、132:ヘッダ変換部、136:セル廃棄判定ユニット、
140:コネクション処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪田 善彦 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式 会社日立製作所オフィスシステム事業部 内 (72)発明者 松山 信仁 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立コンピュータエレクトロニクス内 (56)参考文献 特開 平3−205937(JP,A) 特開 平6−268663(JP,A) 特開 平9−93262(JP,A) 特開 平9−83566(JP,A) 特開 平7−95214(JP,A) 特開 平6−311185(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 200

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つまたは複数の入力回線と1つまたは複
    数の出力回線とに接続され、出力回線の一つとして固定
    長パケット(以下、セルという)を用いた転送回線部1
    を備え、入力回線から入力された可変長パケットを、入
    力セルヘッダ情報に従って決まる何れかの出力回線に出
    力するパケット交換機であって、前記転送回線部1は、 セルを一時的に保持するバッファと、 上記バッファに保持されているセル数をカウントする第
    1のカウンタ手段と、 上記バッファに保持されているセル数をコネクション毎
    にカウントする第2のカウンタ手段と、 上記第1のカウンタ手段からのセル数に基づいて上記バ
    ッファの輻輳状態を検出する輻輳状態検出手段と、受信したコネクション情報から当該コネクションの属す
    るトラヒックラスを抽出するトラヒッククラス抽出手段
    上記コネクションが帯域予約をしないトラヒッククラス
    であった場合には、 上記第2のカウンタ手段からのセル
    数と、上記輻輳状態検出手段が検出した輻輳状態に応じ
    て変更されるセル廃棄閾値情報と、予め定められた各コ
    ネクションの優先度に応じて、各コネクションについて
    入力されたセルを廃棄するか否かを決定するセル廃棄決
    定手段を有することを特徴とするパケット交換機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のパケット交換機であって、 上記セル廃棄閾値情報は、コネクション毎の上記バッフ
    ァにおける滞留セル数の上限値であることを特徴とする
    パケット交換機。
  3. 【請求項3】請求項1記載のパケット交換機であって、 各セルのデータ部には、 上位プロトコルで一つのデータとして扱われるデータが
    分割されたデータブロックが収容され、 各セルのヘッダ部には、 そのセルのデータ部に収容されるデータブロックが上記
    プロトコルのデータのどの位置のものかを示す区切り情
    報が収容されており、 上記セル廃棄決定手段は、上記区切り情報を用いて、該
    セルが上記上位プロトコルのデータの最初のデータブロ
    ックを含む場合にはセル廃棄を行うことを決定し、該セ
    ルが上位プロトコルのデータの最初のデータブロックを
    含まない場合にはセル廃棄を行わないことを決定するこ
    とを特徴とするパケット交換機。
  4. 【請求項4】各出力回線に対応する複数の出力バッファ
    を有するパケット通信装置におけるパケット転送制御方
    法であって、 コネクション毎にパケット廃棄閾値情報を設定し、該コネクションのトラヒッククラスをコネクション情報
    から抽出し、 上記各出力バッファの滞留パケット数をカウントし、 上記各出力バッファにおいて、上記滞留パケット数をコ
    ネクション毎にカウントし、 上記各出力バッファの滞留パケット数に基づいて上記各
    出力バッファの輻輳状態を検出し、上記コネクションが帯域予約をしないトラヒッククラス
    に属する場合 、上記コネクション毎にカウントした滞留
    パケット数が、そのコネクションに対応する上記パケッ
    ト廃棄閾値情報を超えた場合に、そのコネクションに属
    するパケットを廃棄し、 上記パケット廃棄閾値情報は、上記各出力バッファの輻
    輳状態と、予め定められた各コネクションの優先度に応
    じて変更されることを特徴とするパケット転送制御方法
    であって、 上記パケット廃棄閾値情報は、上記コネクション毎にカ
    ウントした滞留パケット数の上限値であることを特徴と
    するパケット転送制御方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載のパケット転送制御方法であ
    って、 上記各出力バッファの滞留パケット数に応じて複数の輻
    輳レベルを定め、その輻輳レベルに応じて上記パケット
    廃棄閾値情報を変更することを特徴とするパケット転送
    制御方法。
  6. 【請求項6】各出力回線に対応する複数の出力バッファ
    を有するパケット通信装置におけるパケット転送制御方
    法であって、受信したコネクション情報から当該コネクションのトラ
    ヒッククラスを抽出し、 当該 コネクション毎にパケット廃棄閾値情報を設定し、 上記各出力バッファの滞留パケット数をカウントし、 上記各出力バッファにおいて、上記滞留パケット数を
    コネクション毎にカウントし、 上記各出力バッファの滞留パケット数に基づいて上記各
    出力バッファの輻輳状態を検出し、上記コネクションが帯域予約をしないトラヒッククラス
    に属する場合、かつ 上記コネクション毎にカウントした
    滞留パケット数が、そのコネクションに対応する上記パ
    ケット廃棄閾値情報を超えた場合に、そのコネクション
    に属するパケットを廃棄し、 上記パケット廃棄閾値情報は、上記各出力バッファの輻
    輳状態と、予め定められた各コネクションの優先度に応
    じて変更されることを特徴とするパケット転送制御方法
    であって、 上記コネクション毎にカウントした滞留パケット数がそ
    のコネクションに対応する上記パケット廃棄閾値情報を
    超えた場合でも、該コネクションのパケットが上位プロ
    トコルのデータの最初のデータブロックを含まない場合
    にはパケット廃棄を行わないことを特徴とするパケット
    転送制御方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載のパケット転送制御方法であ
    って、 上記各出力バッファの滞留パケット数に応じて複数の輻
    輳レベルを定め、その輻輳レベルに応じて上記パケット
    廃棄閾値情報を変更することを特徴とするパケット転送
    制御方法。
  8. 【請求項8】複数の入力回線と複数の出力回線とに接続
    され、入力回線から入力されるヘッダ部とデータ部とを
    有するパケットを、パケットバッファに一時的に保持し
    た後に上記転送先に応じた出力回線へ転送するパケット
    処理装置におけるパケット転送制御方法であって、 第1のコネクションに関する第1のパケット廃棄閾値
    と、第2のコネクションに関する、上記第1のパケット
    廃棄閾値とは異なる第2のパケット廃棄閾値とを与え、 上記パケットバッファに保持される全パケット量を検出
    し、 上記パケットバッファに保持される上記第1のコネクシ
    ョンのパケット量を検出し、 上記パケットバッファに保持される上記第2のコネクシ
    ョンのパケット量を検出し、入力パケットの一部のパケットのヘッダ情報に基づきト
    ラヒッククラスを抽出し 、 上記全パケット量をもとに上記パケットバッファの輻輳
    レベルを判定し、上記コネクションが帯域予約をしないトラヒッククラス
    に属する場合、かつ 上記第1のコネクションのパケット
    量が上記第1のパケット廃棄閾値を超える場合は上記第
    1のコネクションに属するパケットを廃棄し、上記コネクションが帯域予約をしないトラヒッククラス
    に属する場合、かつ 上記第2のコネクションのパケット
    量が上記第2のパケット廃棄閾値を超える場合は上記第
    2のコネクションに属するパケットを廃棄し、 上記輻輳レベルの変更と、予め定められた各コネクショ
    ンの優先度に応じて上記第1および第2のパケット廃棄
    閾値を変更することを特徴とするパケット転送制御方
    法。
  9. 【請求項9】請求項8記載のパケット転送制御方法であ
    って、上記パケットバッファがパケットを出力する出力
    インタフェースに対応する出力バッファであることを特
    徴とするパケット転送制御方法。
  10. 【請求項10】複数の入力回線と複数の出力回線とに接
    続され、入力回線から入力される、ヘッダ部にコネクシ
    ョンを識別する情報および転送先の情報を持つパケット
    を、パケットバッファに一時的に保持した後に上記転送
    先に応じた出力回線へ転送するパケット処理装置におけ
    るパケット転送制御方法であって、 第1のコネクションに関する第1のパケット廃棄閾値
    と、第2のコネクションに関する第2のパケット廃棄閾
    値とを与え、上記第1のコネクションおよび第2のコネクションのト
    ラヒッククラスを抽出し、 上記パケットバッファに保持される上記出力回線毎のパ
    ケット数をカウントし、 上記パケットバッファに保持される上記第1のコネクシ
    ョンのパケット数をカントし、 上記パケットバッファに保持される上記第2のコネクシ
    ョンのパケット数をカウントし、 上記出力回線毎のパケット数をもとに上記パケットバッ
    ファの輻輳レベルを判定し、上記第1のコネクションが帯域予約をしないトラヒック
    クラスに属する場合、かつ 上記第1のコネクションのパ
    ケット数が上記第1のパケット廃棄閾値を超える場合は
    上記第1のコネクションに属するパケットを廃棄し、上記第2のコネクションが帯域予約をしないトラヒック
    クラスに属する場合、かつ 上記第2のコネクションのパ
    ケット数が上記第2のパケット廃棄閾値を超える場合は
    上記第2のコネクションに属するパケットを廃棄し、 上記輻輳レベルの変更と、予め定められた各コネクショ
    ンの優先度に応じて上記第1および第2のパケット廃棄
    閾値を変更することを特徴とするパケット転送制御方
    法。
  11. 【請求項11】請求項10記載のパケット転送制御方法
    であって、上記第1のパケット廃棄閾値と上記第2のパ
    ケット廃棄閾値が異なることを特徴とするパケット転送
    制御方法。
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