JPH03135248A - パケット交換網での選択式パケット廃棄方式 - Google Patents

パケット交換網での選択式パケット廃棄方式

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JPH03135248A
JPH03135248A JP1273217A JP27321789A JPH03135248A JP H03135248 A JPH03135248 A JP H03135248A JP 1273217 A JP1273217 A JP 1273217A JP 27321789 A JP27321789 A JP 27321789A JP H03135248 A JPH03135248 A JP H03135248A
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JP1273217A
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Tomohiko Awazu
粟津 知彦
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [目   次コ 概   要 産業上の利用分野 従来の技術(第9〜11図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作   用 実施例(第2〜8図) 発明の効果 [概  要] 高速パケット交換網やATM交換網等に用いて好適の選
択式パケット廃棄方式に関し、メツセージの通信を高品
質に実現し、且つ、通信ネットワークの資源の有効利用
を実現することを目的とし、 通信データ長がパケット長より長い場合には、通信デー
タを複数のパケットに分割して転送するパケット交換網
において、パケット混雑時には、特定の通信データを収
納しているパケットのみを選択して廃棄するように構成
する。
[産業上の利用分野コ 本発明は、高速パケット交換網やATM交換網等に用い
て好適の選択式パケット廃棄方式に関する。
近年、パケット交換の高速・大容量化が進み。
あらゆる通信を統一的に収容するネットワーク(高速パ
ケット/ATM変換)が、公衆網/企業内網として実現
されつつある。パケットネジ1〜ワークに対しては、現
在よりも高速/多数/情報の発生頻度(パケットのネッ
トワークへの流入タイミング)が多様化した各種通信パ
スを高品質で実現することが要求される。
しかし、ネットワークの資源の有効利用を追求すれば、
ネットワーク内でパケットが混雑した場合のパケット廃
棄は不可避であり、各種通信パスに重大な影響を与える
。従って、パケット廃棄が発生しても、通信パスに与え
る被害を最小限に留める効率的な制御方式の開発が要求
されている。
[従来の技術] パケット交換による通信ネットワークの一般的な構成例
を第9図に示す。この第9図において。
IA〜IFは端末、2a〜2eは各端末からの通信デー
タを所望の端末へ転送するための通信制御処理を行なう
通信制御装置、3は各通信制御装置28〜2eを接続す
る伝送路である。そして、通信制御装置2aは、端末I
E、ICからの発送情報を受は第10図(a)に示すよ
うなパケットにしてして出力するもの、通信制御装置2
bは、端末IBからの発送情報を受は同様のパケットに
して出力するもの、通信制御装置2Cは、各通信制御装
置2a、2bからのパケットを受けこれらを多重化して
通信制御装置2dへ出力するもの、通信制御装7g2d
は、受信したパケットをパケットヘッダの情報に従って
端末IAと通信制御装置2e(端末LD、IF)とのい
ずれかへ振り分けるように制御するもの、通信制御装置
2eは、受信したパケットをパケットヘッダの情報に従
って端末端末LD、IFのいずれかへ振り分けるように
制御するものである。
ここで、伝送すべき1メツセージ(発送情報)の通信デ
ータ長が1つのパケット長より長い場合には、第10図
(a)に示すように、通信データは複数のバケツ1〜(
例えばブロック1〜ブロツクX)に分割されて転送され
る。そして5各パケツトには。
パケットへラダPHがそれぞれ付加されている。
このパケットヘッダPHには、第10図(b)に示すよ
うに、通信パスを特定するためのパス情報(例えば、端
末IB→IA、端末IC→ID、端末IE→IF)や、
該パケット内のブロックが1メツセージ中の先頭(ファ
ーストパケット)/中間(ミドルパケット)/末尾(ラ
ストパケット)のいずれに相当するかの情報などを示す
フィールドがそなえられている。
さて、通信制御袋W(第9図の符号28〜2e)は、従
来、第12図に示すように構成されている。
第11図はそのブロック図であり、この第11図におい
て、4は通信制御装置、5a、5bはそれぞれ通信制御
装置4に直接接続された端末、6は他の通信制御装置(
図示せず)や端末を接続する伝送路、71ま端末5aや
伝送路6からのパケット(データ)を受けるインターフ
ェイスとして機能する受信回路、8は受信回路7からの
パケットを一時的に蓄積する受信バッファ(F I F
○メモリ)、9は受信バッファ8に蓄積した各パケット
ごとにそのパケットヘッダP Hを解析してパス情報を
読み出し当該パケットの行先端末への伝送を行なうべく
制御動作を実行する制御部、10はこの制御部9により
制御され受信バッファ8からのパケットを所望の端末へ
転送するためのルーチング処理を施すスイッチ部で、こ
のスイッチ部10は、各受信バッファ8からのパケット
を、そのパス情報に応じた所定の端末5aもしくは伝送
路6に通じる送信バッファ(F I F○メモリ)11
へ送出するためのものである。送信バッファ11は、パ
ケットを所望の端末への送信時に一時的に蓄積するもの
である。また、12は送信バッファ11からのパケット
を受は端末5aや伝送路6へ出力するインターフェイス
として機能する送信回路である。
そして、13はスイッチ部10と各送信バッファ11と
の間に介装され制御部9により制御されるパケット廃棄
回路で、このパケット廃棄回路13は、通信制御装置4
内でパケットが混雑した場合にスイッチ部10からの適
量のパケットを任意に廃棄し、混雑を回避するためのも
のである。
上述の構成により、送信端末5aもしくは入側の伝送路
6から到着するパケットは、受信バッファ8に一時的に
蓄積される。そして、制御部9は、各パケットごとにそ
のパケッ(・ヘッダP Hを解析し、スイッチ部10を
、パケットヘッダPH内のパス情報に応じた所望の出側
の伝送路6もしくは受信端末5bに接続された送信バッ
ファ11にパケットを送り出すように切り換え、パケッ
トを転送する。この後、送信バッファ11中の各パケッ
トは、再び出側の伝送路6もしくは受信端末5bに転送
される。このようにして、通信制御装置4は、伝送路6
を介して各パケットを所定の端末に配送する。パケット
を受信した端末は、各パケットをパケットへラダPHの
情報等に基づいて組み立て、メツセージを再構成する。
ところで、例えば第9図に示す通信ネットワークにおけ
る通信制御装置2cもしくは2d(第11図の通信制御
装置4と同様構成)では、3種類のパス情報(端末IB
→IA、端末IC→ID、端末IE→IF)のグループ
のパケットがその送信バッファ11を通過する。送信バ
ッファ11からのパケットの読出し速度(伝送路の速度
)は一定であるが、送信バッファ11への流入は、各端
末1E、IC,IBからのパケット送出タイミングに依
存し確率的に行なわれる。従って、上記3種類のグルー
プのパケットあるいは他のパケットが、ある期間に集中
すると、送信バッファ11が容量オーバになり、制御部
9からの指令に従いバケツ1〜廃棄回路13にて、送信
バッファ11の入力側で到着する任意のパケットの廃棄
が行なわれる。
パケットの廃棄は受信端末でメツセージの組み立て時に
検出され、メツセージ単位の再送要求が、送信側に対し
て行なわれ、廃棄されたパケットの再送が実施されるよ
うになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のパケット交換網でのパ
ケット廃棄方式では、パケットの廃棄が任意に、つまり
、パケット廃棄回路13により、送信バッファ11に新
たに到着するパケットに対する廃棄が行なわれ、複数の
メツセージを構成するバケツ1へが廃棄されることにな
る。
このため、非常に多くのメツセージ転送が無効になり、
再送を行なう必要が生じており、ネットワーク資源の無
効分の増加ひいてはネットワーク通信品質の低下を招い
ている。
また、第10図(a)に示すように1つのメツセージは
複数のパケットから構成されているので、これらのパケ
ットのうちの1つでも転送されなければ、メツセージを
受信側で再構成することはできない、従って、上述のよ
うに任意にパケットを廃棄することで、既にパケット廃
棄のためにメツセージ全体の再送が必要になった、不要
パケットをさらに転送し続ける場合があり、そのために
他の有効パケットの廃棄を行なってしまう場合もある。
特に、任意長のメツセージ転送においては。
長大メツセージ転送により1メツセージ当りの構成パケ
ット数が極めて多くなり、上述の問題は極めて重大なも
のとなる。
さらに、多数のメツセージの再送とパケット廃棄とが交
互に繰り返され、無効パケットのみが流れて長期に亘り
通信ネットワークの性能が低下してしまうおそれもある
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、
メツセージの通信を高品質に実現し、且つ、通信ネット
ワークの資源の有効利用を実現できるようにした、パケ
ット交換網での選択式パケット廃棄方式を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理ブロック図である。
第1図において、4Aは伝送路6を介して各端末(図示
せず)からのパケット(通信データ)を受けこのパケッ
トを伝送路6を介して所望の端末へ転送するための通信
制御処理を行なう本発明の通信制御装置、8は伝送路6
からのパケットを一時的に蓄積する受信バッファ、9は
この受信バッファ8に蓄積した各パケットごとにパス情
報を読み出し当該パケットの行先端末への伝送を行なう
べく制御動作を実行する制御部、10はこの制御部9に
より制御され受信バッファ8からのパケットを所望の端
末へ転送するためのルーチング処理を施すスイッチ部、
11はパケット廃棄回路13を通過してきたパケットを
所望の端末への送信時に一時的に蓄積する送信バッファ
で、パケット廃棄回路13は、スイッチ部1oと各送信
バッファ11との間に介装され、パケット混雑時にスイ
ッチ部10からのパケットを廃棄しつるもので、以上の
各構成要素は、従来とほぼ同様のものである。
また、14はパケット混雑時に特定の通信データを収納
しているパケットのみを選択して廃棄するための制御信
号をパケット廃棄回路13へ出力するパケット廃棄制御
回路であり、この回g14が、本発明の特徴的な部分で
新たに設けられた部分である。
そして、本発明の通信制御装置4Aは、上述した受信バ
ッファ8.制御部9.スイッチ部10゜送信バッファ1
1.パケット廃棄回路13およびパケット廃棄制御回路
14をそなえて構成されている。
[作  用コ 上述の構成により、送信バッファ11の容量があるしき
い値を超えてパケット混雑状態が生じたと判断した場合
、パケット廃棄制御回路14により、特定のメツセージ
を構成するパケットのみが、選択的に廃棄され、他のメ
ツセージを構成するパケットが、廃棄から保護されるこ
とになる。
従って、不要パケットを無駄に転送し続けることがなく
なり、これにより他の有効パケットの廃棄を行なうこと
もなくなる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明の一実施例を示すブロック図で。
この第2図に示すように、本実施例の通信制御装置4A
も、大部分は従来のものと同様に構成されている。つま
り、通信制陶装fa4Aには、端末5a、5bがそれぞ
れ受信側、送信側に直接接続されるほか、受信側、送信
側それぞれ3本ずつの伝送路6が接続されている。また
、通信制御装置4Aは、受信回路7.受信バッファ8.
制御部9゜スイッチ部10.送信バッファ11A、送信
回路12.パケット廃棄回路13およびパケット廃棄制
御回路14から構成されている。ここで、受信回路7.
受信バッファ8.制御部9.スイッチ部10、送信回路
12.パケット廃棄回路13は、第1図や従来にて示し
たものとほぼ同様のものである。なお、パケット廃棄回
路13は、本実施例では、第4図に示すように、遅延回
路13aから構成されている。
本実施例において、送信バッファ11Aは、第3図に示
すように、複数のセクター1〜Xに分割され、且つ、各
セクターに1パケット分の情報を記憶する2ポート(す
riteボート、Readポート)のランダムアクセス
メモリで構成されている。なお、各セクター領域のアド
レスは固定的に割り当てられている。
また、パケット廃棄制御回路14は、パケット混雑時に
特定の通信データを収納しているパケットのみを選択し
て廃棄するためのパケット廃棄用制御信号をパケット廃
棄回路13へ出力するほか。
同様のパケット廃棄用制御信号を送信バッファ11Aへ
も出力するもので、送信バッファ(ランダムアクセスメ
モ1月においてもパケットの廃棄を行なえるようになっ
ている。
そして、パケット廃棄制御回路14は、第4図に示すよ
うに、パケット検出回路14a、制御回路14b、パケ
ット−アドレス管理テーブル14Cおよび廃棄パケット
管理テーブル14dから構成されている。ここで、パケ
ット検出回路14aは、パケット廃棄回路13の遅延回
路13aに入ってくるパケットについて、そのパケット
ヘッダ内のパス情報およびパケット位置情報(ファース
トパケット/ミドルパケット/ラストパケット)を検出
して、制御回路14bへ伝達するものである。また、制
御回路14bは、制御部9からのパケット受信タイミン
グ通知信号やパケット検出回路14aからの検出信号を
受け、後述するごとく。
パケット−アドレス管理テーブル14cおよび廃棄パケ
ット管理テーブル14dの書込、検索を行なって、遅延
回路13aへの受信指示/廃棄指示信号と、送信バッフ
ァ11AへのReadアドレス/制御信号およびWri
teアドレス/制御信号とを出力するものである。
パケット−アドレス管理テーブル14cは、送信バッフ
ァ11Aの各セクターごとに(セクター番号1〜X)、
第5図に示すように、下記情報■〜■を管理するもので
ある。
■パケットが書き込まれている否かの情報(使用/未使
用フラグ;書込時に1) ■セクターの先頭アドレスおよびパケットの最終有効デ
ータが書き込まれている最終アドレス■パケット待ち順
(パケットをReadする順序)■パケットのパスナン
バ(パケットヘッダのパス情報の値) ■ラストパケット(メツセージを構成する最終パケット
)か否かのフラグ(パケットヘッダのパケット位置情報
に基づくもの;ラストパケットの場合に1) 廃棄パケット管理テーブル14dは、第6図に示すよう
に、同一パスナンバのパケットのうち廃棄されたものが
あるか否か、即ち、1つのメツセージを構成すべく分割
されたパケットについて、現在、廃棄を実施中か否かの
情報(廃棄状態表示フラグ;廃棄中の場合に1)を管理
するものである。
上述の構成により、送信端末5aもしくは入側の伝送路
6から到着するパケットは、受信バッファ8に一時的に
蓄積され、各パケットのパス情報に基づいて制御部9に
よりスイッチ部10が制御されて、所望の出側の伝送路
6もしくは受信端末5bに接続された送信バッファ11
Aへ送り出される。
そして、送信バッファ11Aの容量があるしきい値を超
えてパケット混雑状態が生じたと判断した場合、パケッ
ト廃棄制御回路14により、特定のメツセージを構成す
るパケットのみが、選択的に廃棄され、他のメツセージ
を構成するパケットが、廃棄から保護されることになる
このような動作を詳細に説明するが、まず、第7図によ
り、廃棄回路13によるパケット廃棄と。
送信バッファ11Aへのパケットの書き込みとについて
説明する。制御部9は、受信バッファ8にパケットを蓄
積したという情報を受けると、パケット受信タイミング
通知信号をパケット廃棄制御回路14内の制御回路14
bへ送る。この通知信号を受けた制御回路14bは、廃
棄回路13に対してパケット受信を指示する。
そして、スイッチ部10からの転送パケットが廃棄回路
13内の遅延回路13aに流入するとき、これと同時に
転送パケットのヘッダ部のパス情報とパケット位置情報
とが、パケット検出回路14aにより検出・コピーされ
制御回路14bへ伝達される(ステップAl)。
これらの情報を受けた制御回路]、 4 bは、廃棄パ
ケット管理テーブル14dを検索し、当該転送パケット
の属するパケットナンバのパケットが廃棄実施中である
か否かを調べる(ステップA2)。
廃棄中(廃棄状態表示フラグが1)であれば、制御回路
14bは、廃棄回路13へ廃棄指示信号を出力し遅延回
路13a内のパケットを廃棄する(ステップA3)、ま
た、このとき、パケット位置情報が、ラストパケットで
あれば(ステップA4)、制御回路14bは、1メツセ
ージの廃棄を終了しなとして、廃棄パケット管理テーブ
ル14d内の該当する廃棄状態表示フラグを0にする(
ステップA5)。
一方、当該転送パケットが廃棄実施中のものでなかった
場合(廃棄状態表示フラグが0)には、制御回路14b
は、パケット−アドレス管理テーブル14cを検索し、
空き状態(使用/未使用フラグが0)のセクターを調べ
る。空き状態のセクターを発見した場合には、パケット
−アドレス管理テーブル14cの該当するセクタ一番号
の行を使用状態(使用/未使用フラグを1)にして、パ
ケット検出回路14aからのパス情報をこのテーブル1
4c中に転写する。また、パケット位置情報が、ラスト
パケットであれば、このテーブル14c中のラストパケ
ットフラグを1にセットする。さらに、パケット待ち順
としては、現在、送信バッファ中に存在する同一パスナ
ンバーの最後尾パケットの待ち順数に1を加算した値を
セットする。以上の検索/処理(セクター管理)は、流
入してきたパケットが廃棄回路13の遅延回路13aを
通過し送信バッファ11Aに到着するまでの間に完了さ
れる(ステップA6)。
そして、制御回路14bは、廃棄回路13を通過したパ
ケットの先頭が送信バッファ11Aに到着するタイミン
グで、送信バッファ11Aの書込アドレスに、ステップ
A6にて選択したセクターの先頭アドレス(テーブル1
4c上のアドレス領域に固定値が記入されている)をセ
ットし、送信バッファ11Aに対するデータ(パケット
)の書き込みを開始する。以後、書込アドレスをカウン
トアツプしてデータの書き込みを継続し、パケットの最
終データまで書き込む(ステップA7)。最終データを
書き込んだアドレスは、テーブル14c上の該当するセ
クタ一番号の最終アドレス部に記入される。
ところで、制御回路14bは、上述した送信バンファ1
1Aへのパケット書き込み処理とは独立して、送信バッ
ファ11Aからのパケット読み出し処理(送信回路12
への転送)を同時に行なっている。このパケット読み出
し処理は、テーブル14c上のパケット待ち順が最小値
1となっているセクター内のパケットに対して行なわれ
、セクターの先頭アドレスから最終アドレスまでのデー
タの読み出しを実行する。読み出し完了後、テーブル1
4c上で読み出しを行なった該当セクターは未使用状態
(使用/未使用フラグを0)にするとともに、テーブル
14c全体に亘り、使用中になっている全セクターのパ
ケット待ち順を1だけ減じてから、上述と同様の読み出
し処理を繰り返す。
なお、送信回路12へ転送されたパケットは。
出側の伝送路6もしくは受信端末5bへ出力され、所定
の端末に配送され、パケットを受信した端末では、各パ
ケットをパケットヘッダの情報等に基づいて組み立て、
メツセージを再構成する。
次に、第8図により、送信バッファ11Aにおけるパケ
ット廃棄処理について説明する。送信バッファ11Aの
セクターがフルに近い状態(テーブル14c上の空きセ
クター数が0に近い状*>で使用されていると判断され
た場合(ステップB1)、制御回路14bは、特定のパ
ス情報の値(パスナンバ)を有するパケット(同一メツ
セージを分割したもの)の廃棄を決定する(ステップB
2)。
この特定のパスナンバの決定は、予め定められた手段、
例えばメツセージの優先度あるいはランダム選択により
決定される。ここでは、端末IE→IFのパス情報をも
つパケットを廃棄するものとする。なお、特定のパスナ
ンバは複数であってもよい。
そして、制御回路14bは、廃棄を決定されたパスナン
バ(廃棄対象パスナンバ)を廃棄パケット管理テーブル
14dに登録するとともに(ステップB3)、パケット
−アドレス管理テーブル14c上において、使用中の全
セクターのパスナンバをチエツクし、廃棄対象パスナン
バと一致するセクターを全て未使用状態とするほか(ス
テップB4)、残りの使用中の全セクターに対しては、
パケット待ち順を、パケット待ち順が自セクターよりも
若い領域で、廃棄したパケット数だけ減算する(ステッ
プB5)。
上述のようにして未使用化(廃棄)した各セーのパケッ
ト中にラストパケットが含まれていれば(ステップB6
)、1メツセージの廃棄終了となり、制御回路14bは
、廃棄パケット管理テーブル14dの該当パスナンバを
再び未廃棄状態とする(ステップB7)。一方、各セク
ターのパケット中にラストパケットが含まれていない場
合には(ステップB6)、廃棄回路13による廃棄処理
(第7図参照)が継続されることになる。
このように、本実施例によれば、送信バッファ11Aの
容量があるしきい値を超えてパケット混雑状態が生じた
と制御回路14bが判断した場合、パケット廃棄制御回
路14により、特定のメツセージを構成するパケットの
みが選択的に廃棄され。
他のメツセージを構成するパケットが廃棄から保護され
ることになる。つまり、不要パケットを無駄に転送し続
けることがなく、また、他の有効パケットの廃棄を行な
うこともなく、必要最小限の被害に抑制できる。従って
、メツセージ通信の品質が高まり、信頼性の高いパケッ
トネットワークを実現できる。
また、上述のごとく無駄なパケットの転送が防止される
ので、メツセージの再送処理が必要最小限に抑11Iさ
れ、通信ネットワークの資源の有効利用が達成されるほ
か、多数のメツセージの再送とパケット廃棄とが交互に
繰り返されるという異常動作によりネットワーク性能が
低下する危険性も回避できる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明のパケット交換網での選択
式パケット廃棄方式によれば、パケット混雑時には、特
定の通信データを収納しているパケットのみを選択して
廃棄することにより、他のメツセージを構成するパケッ
トを廃棄から保護することができ、不要パケットを無駄
に転送し続けたり他の有効パケットを廃棄したりするの
を防止でき、メツセージ通信の品質が大幅に向上すると
ともに1通信ネットワークの資源の有効利用を実現でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示すブロック図。 第3図は本実施例のランダムアクセスメモリの構成を示
す概念図、 第4図は本実施例のパケット廃棄制御回路の構成を示す
ブロック図、 第5図は本実施例のパケット−アトレス管理テーブルを
示す図、 第6図は本実施例の廃棄パケソ1へ管理テーブルを示す
図、 第7図は廃棄回路におけるパケッI・廃棄と送信バッフ
ァへのパケット書き込みを説明するためのフローチャー
ト、 第8図は送信バッファ内のパケット廃棄処理を説明する
ためのフローチャート、 第9図はパケット交換による通信ネットワークの一般的
な構成例を示すブロック図、 第10図(a)は1メツセ一ジ分のパケット構成を示す
概念図、 第10図(b)は各パケットのパケットヘッダの構成を
示す概念図。 第11図は従来のパケット通信用通信制御装置を示すブ
ロック図である。 図において、 4Aは通信制御装置、 5a、5bは端末、 6は伝送路、 7は受信回路、 8は受信バッファ、 9は制御部、 10はスイッチ部、 11は送信バッファ、 11Aは送信バッファ(ランダムアクセスメモリ)、1
2は送信回路、 13はパケット廃棄回路、 13aは遅延回路、 14はパケット廃棄制御回路、 14aはパケット検出回路、 14bは制御回路、 14cはパケット−アドレス管理テーブル、14dは廃
棄パケット管理テーブルである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)通信データ長がパケット長より長い場合には、通
    信データを複数のパケットに分割して転送するパケット
    交換網において、 パケット混雑時には、特定の通信データを収納している
    パケットのみを選択して廃棄することを特徴とする、パ
    ケット交換網での選択式パケット廃棄方式。
  2. (2)通信データ長がパケット長より長い場合には、通
    信データを複数のパケットに分割して転送するパケット
    交換網において、 端末からの通信データを所望の端末へ転送するための通
    信制御処理を行なう通信制御装置(4A)をそなえ、 該通信制御装置(4A)が、 受信パケットを一時的に蓄積する受信バッファ(8)と
    、 該受信バッファ(8)からのパケットを所望の端末へ転
    送するためのルーチング処理を施すスイッチ部(10)
    と、 パケット混雑時に、該スイッチ部(10)からのパケッ
    トを廃棄しうるパケット廃棄回路(13)と、該パケッ
    ト廃棄回路(13)を通過してきたパケットを所望の端
    末への送信時に一時的に蓄積する送信バッファ(11、
    11A)と、 該パケット混雑時に、特定の通信データを収納している
    パケットのみを選択して廃棄するための制御信号を該パ
    ケット廃棄回路(13)へ出力するパケット廃棄制御回
    路(14)とをそなえて構成されていることを 特徴とする、パケット交換網での選択式パケット廃棄方
    式。
  3. (3)該パケット廃棄制御回路(14)が、パケット廃
    棄用制御信号を、該パケット廃棄回路(13)のほか、
    該送信バッファ(11、11A)へも出力するように構
    成された、請求項2記載のパケット交換網での選択式パ
    ケット廃棄方式。
  4. (4)該送信バッファ(11)が、複数のセクターに分
    割され、且つ、各セクターに1パケット分の情報を記憶
    するランダムアクセスメモリ(11A)で構成されてい
    る、請求項3記載のパケット交換網での選択式パケット
    廃棄方式。
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