JP3162159B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3162159B2
JP3162159B2 JP07433692A JP7433692A JP3162159B2 JP 3162159 B2 JP3162159 B2 JP 3162159B2 JP 07433692 A JP07433692 A JP 07433692A JP 7433692 A JP7433692 A JP 7433692A JP 3162159 B2 JP3162159 B2 JP 3162159B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置に関し、
特に、ラスター走査型の画像信号の特定領域に、他の領
域とは異なる処理を施す画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラスター走査型の画像信号の特定領域
に、他の領域とは異なる処理を施す画像処理装置とし
て、ビットマップメモリにあらかじめ処理のオン/オフ
に対応する切換情報を記憶しておき、画像処理中にあっ
てはラスター走査の進行にしたがってビットマップメモ
リ内のデータを順に読み出して処理のオン/オフ制御に
供する構成とした画像処理装置が知られている(特開昭
59−45765号公報)。これによれば、メモリ容量
が削減され、それぞれの領域において画像処理を容易に
することができる。
【0003】また本出願人の先願として、主走査方向に
おける画像処理の種類とその変化点座標の違いに応じて
1ライン単位の切換制御手順の分類を行い、この分類さ
れた画像処理の種類と変化点座標のデータをメモリに記
憶したのち画像処理を開始し、画像処理中にあっては副
走査の進行にしたがって分類の選択制御をマイクロコン
ピュータ等で行うと共に、主走査方向の画像処理の切換
制御をメモリに記憶された画像処理の種類と変化点座標
データに基づいて行う構成とした切換制御装置がある
(特願平2−4500号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭59−
45765号公報の欠点は、ビットマップメモリに記憶
されるデータが画像処理のオン/オフ制御に直結してい
る点にある。
【0005】すなわち、制御を行う画像処理の種類の増
加にしたがってビットマップメモリを深さ方向に増設す
る必要があるので、大容量のメモリが必要となり、実質
的には複数種の画像処理の切換制御が実現できないとい
う問題がある。
【0006】また、特願平2−4500号の欠点は、1
ライン単位の切換制御手順の種類が多い場合、例えば非
矩形の領域に対して画像処理の切換制御を行う場合に、
大容量のメモリが必要とするところにあり、実質的には
非矩形の領域に対する画像処理の切換制御ができないと
いう問題がある。
【0007】そこで本発明は、特に大容量のメモリを必
要とせず、非矩形の領域に対して複数種の画像処理の切
換制御を実施しうる画像処理装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、2値
以上の記憶を行う、画像情報の画素単位に対応するメモ
リ単位、の集合でなり、1ビット以上を先頭ビットとす
る処理モード情報を格納する、ビットマップ状のメモリ
(405);画像情報のラスター走査の進行に同期して
ビットマップ状のメモリ(405)より情報を読み出す
読出手段(1091);読み出された情報の先頭ビット
を検知する検知手段(702);検知手段(702)の
先頭ビット検知に応答して処理モード情報を抽出する処
理モード情報抽出手段(1092);抽出された処理モ
ード情報を、新たに処理モード情報が抽出されるまで保
持する保持手段(707);および、保持手段(70
7)に保持された処理モード情報が指定する画像処理を
前記画像情報に施こす処理手段(102);を備える。
【0009】なお、カッコ内の記号は、図面に示し後述
する実施例の対応要素又は対応事項を示す。
【0010】本願の第2発明は、2値以上の記憶を行
う、画像情報の画素単位に対応するメモリ単位、の集合
でなり、1ビット以上を先頭ビットとし次の1ビット以
上を桁数ビットとする、桁数が異なる複数種の処理モー
ド情報を格納する、ビットマップ状のメモリ(40
5);画像情報のラスター走査の進行に同期してビット
マップ状のメモリ(405)より情報を読み出す読出手
段(1091);読み出された情報の先頭ビットおよび
桁数ビットを検知する検知手段(702,704,70
5);検知手段(702,704,705)の先頭ビッ
トおよび桁数検知に応答して処理モード情報を抽出する
処理モード情報抽出手段(1092);抽出された処理
モード情報を、新たに処理モード情報が抽出されるまで
保持する保持手段(707);および、保持手段(70
7)に保持された処理モード情報が指定する画像処理を
前記画像情報に施こす処理手段(102);を備える。
【0011】本願の第3発明は、2値以上の記憶を行
う、画像情報の画素単位に対応するメモリ単位、の集合
でなり、1ビット以上を先頭ビットとし次の1ビット以
上を桁数ビットとする、処理モード情報およびそれより
も桁数が少ないスタック情報を格納する、ビットマップ
状のメモリ(405);画像情報のラスター走査の進行
に同期してビットマップ状のメモリ(405)より情報
を読み出す読出手段(1091);読み出された情報の
先頭ビットおよび桁数ビットを検知する検知手段(70
2,703);検知手段(702,703)の先頭ビッ
トおよび桁数検知に応答して処理モード情報およびスタ
ック情報を抽出する情報抽出手段(1092);抽出さ
れた処理モード情報を保持する保持手段(707);新
たに抽出された情報がスタック情報であるかを判定し、
スタック情報であると保持手段(707)に保持してい
る処理モード情報を、スタック情報でないと新たに抽出
された処理モード情報を、読み出し情報に設定するモー
ド情報設定手段(1092);および、モード情報設定
手段(1092)が設定した読み出し情報が指定する画
像処理を前記画像情報に施こす処理手段(102);を
備える。
【0012】本願の第4発明は、2値以上の記憶を行
う、画像情報の画素単位に対応するメモリ単位、の集合
でなり、1ビット以上を先頭ビットとする処理モード情
報を格納する、ビットマップ状のメモリ(405);画
像情報のラスター走査の進行に同期してビットマップ状
のメモリ(405)より情報を読み出す読出手段(10
91b);読み出された情報の先頭ビットを検知する検
知手段(802);検知手段(802)の先頭ビット検
知に応答して処理モード情報を抽出する処理モード情報
抽出手段(803);抽出された処理モード情報のレベ
ルを、該処理モード領域の終りまで保持する複数の状態
保持手段(805a〜805p);複数の状態保持手段
(805a〜805p)から出力される処理モード情報
のレベルに応じて、所定の優先順位で一つの処理モード
情報を選択する選択手段(806);および、選択手段
(806)で選択された処理モード情報が指定する画像
処理を前記画像情報に施こす処理手段(102);を備
える。
【0013】また第4発明の好ましい実施態様は、選択
手段(806)は、指定された優先順位で一つの処理モ
ード情報を選択し、また状態保持手段(805a〜80
5p)の初期レベルを設定する初期状態設定手段(80
4,807)を更に備える。
【0014】
【作用】本願の第1発明によれば、2値以上の記憶を行
う、画像情報の画素単位に対応するメモリ単位、の集合
でなり、1ビット以上を先頭ビットとする処理モード情
報を格納する、ビットマップ状のメモリ(405)より
画像情報のラスター走査の進行に同期して読み出された
情報の先頭ビットを検知手段(702)が検知する。そ
して、先頭ビット検知に応答して抽出された処理モード
情報を新たに処理モード情報が抽出されるまで保持手段
(707)が保持する。よって、処理モード情報が切り
換わるまで同じモードの処理が継続される。また、境界
の切り換わりの所のみにモードコードを書けばよく他の
所はゼロレベルでよい。そして、処理手段(102)
は、保持手段(707)に保持された処理モード情報が
指定する画像処理を前記画像情報に施こす。これによ
り、非矩形の領域に対して画像処理の切換制御が可能
で、かつビットマップ状のメモリ(405)を深さ方向
に特に増設することなく複数種の画像処理の切り換えを
実施しうる。
【0015】本願の第2発明によれば、2値以上の記憶
を行う、画像情報の画素単位に対応するメモリ単位、の
集合でなり、1ビット以上を先頭ビットとし次の1ビッ
ト以上を桁数ビットとする、桁数が異なる複数種の処理
モード情報を格納する、ビットマップ状のメモリ(40
5)より画像情報のラスター走査の進行に同期して読み
出された情報の先頭ビットおよび桁数ビットを検知手段
(702,704,705)が検知する。そして、先頭
ビットおよび桁数検知に応答して処理モード情報を新た
に処理モード情報が抽出されるまで保持手段(707)
が保持する。よって、処理モード情報が切り換わるまで
同じモードの処理が継続される。また、境界の切り換わ
りの所のみにモードコードを書けばよく他の所はゼロレ
ベルでよい。更に使用頻度が高いモードに少ない桁数の
モードコードを割り当てることができラスター走査に対
するモード情報読み取りの遅れが短くなる。そして、処
理手段(102)は、保持手段(707)に保持された
処理モード情報が指定する画像処理を前記画像情報に施
こすので、高精細な画像処理の切り換え制御を実施しう
る。
【0016】本願の第3発明によれば、2値以上の記憶
を行う、画像情報の画素単位に対応するメモリ単位、の
集合でなり、1ビット以上を先頭ビットとし次の1ビッ
ト以上を桁数ビットとする、処理モード情報およびそれ
よりも桁数が少ないスタック情報を格納する、ビットマ
ップ状のメモリ(405)より画像情報のラスター走査
の進行に同期して読み出された情報の先頭ビットおよび
桁数ビットを検知手段(702,703)が検知する。
そして、先頭ビットおよび桁数検知に応答して処理モー
ド情報およびスタック情報を情報抽出手段(1092)
が抽出し、抽出された処理モード情報を保持手段(70
7)が保持する。よって、処理モード情報が切り換わる
まで同じモードの処理が継続される。また、境界の切り
換わりの所のみにモードコードを書けばよく他の所はゼ
ロレベルでよい。その後、モード情報設定手段(109
2)は、新たに抽出された情報がスタック情報であるか
を判定し、スタック情報であると保持手段(707)に
保持している処理モード情報を、スタック情報でないと
新たに抽出された処理モード情報を、読み出し情報に設
定する。よって、特にスタック情報がある場合はラスタ
ー走査に対するモード情報読み取りの遅れがかなり短く
なる。そして、処理手段(102)は、モード情報設定
手段(1092)が設定した読み出し情報が指定する画
像処理を前記画像情報に施こすので、高精細な画像処理
の切り換え制御を実施しうる。
【0017】本願の第4発明によれば、選択手段(80
6)は複数の状態保持手段(805a〜805p)から
出力される処理モード情報のレベルを検出し、そのレベ
ル応じて、所定の優先順位で一つの処理モード情報を選
択する。そして、処理手段(102)は選択された処理
モード情報が指定する画像処理を前記画像情報に施こ
す。よって、複数の処理モード情報が重複した場合であ
っても一つの画像処理の制御を特に大容量のメモリを必
要とすることなく行える。
【0018】また第4発明の好ましい実施態様は、選択
手段(806)の選択する際の優先順位を任意に設定可
能としたので複数の処理モード情報が重複した場合、例
えば最も上の処理モード情報あるいは最も下の処理モー
ド情報等、任意に選択しうる。また状態保持手段(80
5a〜805p)の初期レベルを設定する初期状態設定
手段(804,807)を更に備えるので選択手段(8
06)で選択されると予想される処理モード情報を設定
することで制御を省略しうる。
【0019】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0020】
【実施例】(第1実施例)図1は、本発明の一実施例を
使用するデジタル複写機における画像処理ユニットの概
略構成を示す。
【0021】図1を参照すると、符号101は原稿を読
み取ってラスタースキャン型の画像信号を出力するスキ
ャナユニットである。スキャナユニット101より出力
された画像信号は画像処理ユニット102に入力され、
画像処理が施された後、プリンタユニット113に出力
される。また、システムユニット100は、スキャナユ
ニット101,画像処理ユニット102およびプリンタ
ユニット113全体の制御を行う。
【0022】画像処理ユニット102は、入力された画
像信号に処理を施すフィルタ処理回路103,加工処理
回路104,および中間調処理回路105等から構成さ
れている。
【0023】ここで、フィルタ回路103は、異なる係
数による空間フィルタ処理を画像信号に施す回路で、そ
のフィルタ係数は、フィルタ制御回路106から出力さ
れる信号によりリアルタイムに切り換え制御されてい
る。
【0024】加工処理回路104は、フィルタ回路10
3が出力する画像信号に、影付け,中抜き(輪郭抽
出),ネガポジ反転の順で処理を施す回路で、影付け処
理および中抜き処理のオン/オフとオン時の動作モー
ド,ネガポジ反転処理のオン/オフは、加工制御回路1
07から出力される信号によりリアルタイムに切り換え
制御されている。
【0025】中間調処理回路105は、加工処理回路1
04が出力する画像信号に、濃度調整,ディザ,イレー
スの順で処理を施す回路で、濃度調整処理の濃度レベ
ル,ディザ処理のディザパターンの選択,イレース処理
のオン/オフは、中間調制御回路108から出力される
信号によりリアルタイムに切り換え制御されている。
【0026】また、領域制御回路109は、各処理回路
103〜105における処理の組合せに対応したエリア
番号信号を、スキャナユニット101におけるラスター
スキャン動作の進行に応じて発生する回路である。
【0027】図2に、エリア番号信号と処理の組合せの
対応例を示す。図2は、フィルタ処理8種,影付け処理
8種,中抜き処理4種,濃度調整処理16種,ディザ処
理4種の切り換えが可能な場合を示しており、この場合
の各処理の制御信号はそれぞれ3,3,2,4,2ビッ
トの幅をもつ。また、エリア番号信号は16種でその信
号幅は4ビットになっている。
【0028】図1において、各制御回路106〜108
は、対応する処理回路103〜105とその内部処理ブ
ロックで生じる画像信号の遅れに応じて、エリア番号信
号を遅らせるディレイ補正回路110,111,112
をそれぞれ有しており、これによって処理の組合せがズ
レないようにしている。このように、画像信号の遅れに
応じてエリア番号信号を遅らせる場合は、組合せを行う
画像処理の種類を増しても、エリア番号信号の本数が増
えないので、多機能な画像処理装置を容易に実現でき
る。
【0029】次に、本発明に係わる領域制御回路109
の説明を行う。
【0030】図3は、領域制御データを記憶するメモリ
のアドレスマッピングの例である。図3(a)を参照す
ると、メモリは512kワード(1ワード=16ビッ
ト)の容量を有しており、1ライン分のデータは151
ワードを占める。従って、メモリには3472ライン分
のデータが記憶可能である。
【0031】1ライン分のデータの構造は、図3(b)
に示すようになっている。すなわち、各ラインの先頭ア
ドレスは後述する参照オフセットアドレスの領域で、こ
れに続く第1〜第150ワードはビットマップデータの
領域になっている。
【0032】図3(c)は、第1〜第150ワードのデ
ータとビットマップとの関係を示すものであり、各ワー
ドはMSBが先頭になっている。また、図3(c)に示
すようにビットマップの大きさは3472ライン×24
00ドットであり、解像度を主副とも8ドット/mmと
すると、A3およびDLT用紙よりも大きなサイズを有
している。
【0033】図4に、図3に示した構造のメモリをアク
セスするメモリアクセス回路1091の回路ブロック例
を、図5,図6,図7および図8にその動作を説明する
タイムチャートを示す。
【0034】図4および図5を参照すると、副走査カウ
ンタ回路401は有効画像領域を表すFGATE信号に
より動作を開始し、ライン同期信号LSYNCが入力さ
れる度に151進み、各ラインデータの先頭アドレス信
号SADRSを出力する。なお、FGATE信号の長さ
は3472ラインを超えないように制御されている。図
4および図6を参照すると、分周回路402は画素同期
信号CLOCKを16分周してメモリ同期信号MCLK
を出力する。この分周動作はライン同期信号LSYNC
に同期して行われる。また、上述した副走査カウンタ回
路401が出力する先頭アドレス信号SADRSは、ラ
イン同期信号LSYNCの立ち上がりに同期して変化す
る。
【0035】図4および図7を参照すると、主走査カウ
ンタ回路403はライン同期信号LSYNCでクリアさ
れメモリ同期信号MCLKを計数するカウンタ等で構成
され、各ラインにおけるアドレス位置信号MADRS
と、P−S(パラレル−シリアル)変換回路408で使
用されるクリア信号CLEARを出力する。また、ライ
ン先頭検出回路404は図3に示した構造のメモリ40
5から出力された、参照オフセットアドレスデータを取
り込むタイミングを検出して、その検出信号LHDを出
力する回路であり、参照オフセットアドレス回路406
がこの検出信号LHDに応じて参照オフセットアドレス
データを保持して、オフセットアドレス信号OADRS
として出力する。ここでメモリ405に入力されるアド
レスADRSは、加算器407の動作により先頭アドレ
ス信号SADRS,アドレス位置信号MADRSおよび
参照オフセットアドレス信号の総和になっている。そし
て、各ラインに対応した参照オフセットアドレスデータ
が入力されるように動作する。
【0036】図4および図8を参照すると、P−S変換
回路408はメモリ405が出力する16ビットパラレ
ルデータPARDをメモリ同期信号MCLKに同期して
取り込み、画素同期信号CLOCKに同期してシリアル
データSERDとして出力する回路である。また、P−
S変換回路408は主走査カウンタ回路403が出力す
るCLEAR信号に応じて保持しているデータをクリア
するので、メモリ405に記憶された各ラインの第1〜
150ワード以外のデータを出力しない。
【0037】図4に示したメモリクリア回路409は、
上述したFGATE,LSYNC,CLOCKの各信号
に同期して、メモリ405にクリアデータを能動的に書
き込む回路で、マイクロコンピュータ等で構成されたシ
ステム制御ユニット100からの指令によって動作が制
御されている。
【0038】また、メモリ405への必要データの書き
込みもシステム制御ユニット100により行われる。
【0039】次に図9を参照して、ビットマップ部分に
書き込まれるデータについて説明する。ビットマップ部
分に書き込まれるデータはその長さによって3種類に分
類できる。2ビット長コードはスタック参照コード1種
類であり、このコードはエリア番号の属性を持たないと
いう特殊なコードである。すなわち、このスタック参照
コードは1つ前のエリア番号を選択する場合に用いら
れ、その長さが極めて短いという特徴を持つ。4ビット
長コードはエリア番号0および1の2種類であり、その
長さが短いという特徴を持つ。また、7ビット長コード
は全てのエリア番号(0〜15)を表すために16種類
あり、その長さは標準的である。
【0040】各ビット長コードの構造は、ビット番号1
がスタートビットになっており、このスタートビットを
検出することで後述するエリアコード抽出回路1092
が動作を開始する。また、ビット番号2は2ビット長コ
ードとその他の識別に、ビット番号3は4ビット長コー
ドと7ビット長コードとの識別に使用される。
【0041】図10に、図4に示したメモリアクセス回
路1091が出力するシリアルデータSERDからエリ
ア番号信号を生成するエリアコード検出回路1092の
回路ブロック例を,図11にその動作を説明するタイム
チャートを示す。
【0042】図10および図11を参照すると、S−P
(シリアル−パラレル)変換回路701は、シリアルデ
ータSERDを、図示しない画素同期信号に同期して6
ビットのパラレルデータPD1〜6に変換する回路であ
る。
【0043】スタートビット検出回路702は、パラレ
ルデータPD1に基づいて上述した各ビット長コードの
スタートビットを検出する回路である。スタートビット
検出回路702はスタートビットを検出すると、回路内
部の検出フラグをセットし、これによってスタートビッ
トの検出動作は休止する。また、スタートビット検出回
路702は、2ビット長コード検出回路703,4ビッ
ト長コード検出回路704,および7ビット長コード検
出回路705に対し、それぞれコード長に応じたタイミ
ングで検出イネーブル信号EN2,EN4およびEN7
を出力する。
【0044】7ビット長コード検出回路705は、検出
イネーブル信号EN7を受け取ると、パラレルデータP
D1〜6に基づいてエリア番号を生成しデータバスAR
EA上にエリア番号を出力すると共に、アクノリッジ信
号ACK7を出力する。
【0045】アクノリッジ信号ACK7は、ORゲート
706を介してF/F707,708およびスタートビ
ット検出回路702に入力されている。これによりF/
F707には、7ビット長コード検出回路705が出力
したエリア番号が保持されると共に、F/F708には
それまでのF/F707が出力していたエリア番号が保
持される。また、スタートビット検出回路702は上述
した検出フラグをリセットして、これによってスタート
ビットの検出動作を再開する。
【0046】4ビット長コード検出回路704は、検出
イネーブル信号EN4を受け取ると、パラレルデータP
D1〜3に基づいて4ビット長コードの検出を行う。こ
の時、4ビット長コードが検出されると、検出したエリ
ア番号をデータバスAREA上に出力すると共に、アク
ノリッジ信号ACK4を出力する。これによって、7ビ
ット長コード検出回路705の場合と同様に、F/F7
07および708の保持データの変更と、スタートビッ
ト検出回路702における検出フラグのリセットが行わ
れる。また、この検出フラグのリセットによりスタート
ビット検出回路702は、次の検出イネーブル信号EN
7の出力タイミングにおいて、検出イネーブル信号EN
7を出力しなくなる。
【0047】2ビット長コード検出回路703は、検出
イネーブル信号EN2を受け取ると、パラレルデータP
D1に基づいて2ビット長コードの検出を行う。この
時、2ビット長コード(スタック参照コード)が検出さ
れると、アクノリッジ信号ACK2を出力する。アクノ
リッジ信号ACK2は、F/F708の出力イネーブル
端子に入力されており、これによってF/F708に保
持されているエリア番号がデータバスAREA上に出力
される。また、アクノリッジ信号ACK2の出力によっ
て、F/F707および708の保持データの変更と、
スタートビット検出回路702における検出フラグのリ
セットも行われる。この検出フラグのリセットによりス
タートビット検出回路702は、次の検出イネーブル信
号EN5,7の出力タイミングにおいて、それぞれイネ
ーブル信号EN5,7を出力しなくなる。
【0048】なお、以上で説明したスタートビット検出
回路702,2ビット長コード検出回路703,4ビッ
ト長コード検出回路704および7ビット長コード検出
回路705は、図示しない画素同期信号に同期して動作
している。
【0049】次に、図12を用いて、参照オフセットア
ドレスの効果について説明する。領域とそれに属する画
像処理の組合せを設定可能なデジタル複写機は公知であ
り(例えばARTAGE8000)、図12は設定され
た領域と、画像処理の組合せに応じて付加されたエリア
番号の関係例を示している。図は、設定された領域が長
方形の場合を示しており、通常はこのような長方形の領
域が設定されることが多い。
【0050】このような形状の領域が設定されている場
合、領域制御回路109が出力する1ライン中のエリア
番号のパターンは、周辺ラインと同一である確率が高
い。このため図に示すように第kライン目に図9に示し
たようなエリアコードのデータを記憶させておき、周辺
のライン(第k+1,k+2ライン目)は参照オフセッ
トアドレスに所定のアドレスを記憶させるだけで、所望
の領域制御を行うことができる。よって、システム制御
ユニット100がメモリをアクセスする回数を大幅に削
減できるので、メモリ設定時間も大幅に短縮される。
【0051】次に、図13を用いて、図9に示したよう
な異なる長さを持つエリアコードを使用する効果につい
て説明する。
【0052】図13は、設定された領域と、画像処理の
組合せに応じて付加されたエリアコードの関係例を示し
ている。図に示すように高精細な画像処理の切り換えを
必要とする場合、領域制御回路109ではその領域に、
長さの短いエリアコードを割り当てることが可能にな
る。すなわち、システム制御ユニット100は、4ビッ
ト長コードのエリア番号1を割り当てることで、図に示
すように最小4ドット幅で、次のエリア番号を出力させ
ることができる。これは、同一の長さのエリアコードを
使用する場合に比べて高精細である。
【0053】次に、図14を用いて、図9に示したよう
なスタック参照コードを使用する効果について説明す
る。
【0054】図14は、設定された領域と、画像処理の
組合せに応じて付加されたエリア番号の関係例を示して
いる。図に示すように一時的な画像処理の切り換えを高
精細に行う必要がある場合、領域制御回路109では元
のエリア番号に戻す場合にスタック参照コードを使用す
ることができる。すなわち、システム制御ユニット10
0は2ビット長コードのスタック参照コードを書き込む
ことができるので、図に示すように最小2ビット幅で元
のエリア番号を出力させることができる。これは、通常
のエリア番号情報を含むエリアコードを使用する場合に
比べて高精細である。
【0055】また、システム制御ユニット100はメモ
リクリア回路409を動作させることにより、その間、
他の制御が可能となると同時に、古いデータを消去する
ためにメモリ405の全アドレスをアクセスする必要が
なくなる。すなわち、領域の変化点だけをアクセスすれ
ばよいので、データの設定時間を大幅に短縮することが
できる。また、図9に示したように、各エリアコードは
2ビット以上の長さを有しているために、ビットマップ
状のメモリに1つのエリアコードを書き込む場合に、2
つのアドレスをアクセスする場合が生じる。しかし、ビ
ットマップ状のメモリが予めクリアされていると、実際
に書き込みが必要となるのは各コードの「1」部分だけ
となる。従って、スタック参照コードは実質的に1ビッ
トの長さのコードとみなせるなど、メモリにアクセスす
る回数は更に少なくすることが可能になる。
【0056】(第2実施例)第1実施例ではユーザの指
定領域が重ならない場合を示したが、第2実施例では図
15に示すように重ねて指定される場合(この方が操作
性がよい)を示す。図15(a)のように、エリア2と
エリア3が重なった場合、どちらかの処理を行うのが一
般的である。エリア3で処理する場合には図15(b)
のように、エリア2で処理する場合には図15(c)の
ように書き込む必要がある。なお、第1実施例と同一部
分には同一符号を記し、その説明を省略する。
【0057】図16に、第1実施例の図4にかわる領域
制御回路109bのメモリアクセス回路1091bを示
す。これは、図4に示すメモリアクセス回路1091b
から参照オフセットアドレス回路406およびライン先
頭検出回路404を除いた回路である。
【0058】図17に、図16に示すビットマップ状の
メモリ405に書き込まれるデータを示す。ビット番号
1はスタートビット,またビット番号2はエリア番号と
なっている。ビット番号1のスタートビットを検出する
ことで、図18に示す、エリアコード抽出回路1092
b(第1実施例の図10にかわる回路)が動作を開始す
る。以下エリアコード抽出回路1092bの動作につい
て、図19に示すタイムチャートを参照して説明する。
【0059】S−P(シリアル−パラレル)変換回路8
01は、シリアルデータSERDを、図示しない画素同
期信号に同期して5ビットのパラレルデータPD0〜4
に変換する回路である。
【0060】スタートビット検出回路802は、パラレ
ルデータPD4に基づいて上述した4ビット長コードの
スタートビットを検出する回路である。スタートビット
検出回路802はスタートビットを検出すると、EN信
号を出力する。また同時に4画素分(コードが書かれて
いる間)はEN信号を発生しないように制御する。
【0061】デコーダ803は、図20に示すように、
4ビットのデータを16本のラインにデコード(TTL
のLS138を16ビットに拡張したもの等)する回路
である。
【0062】エリア回路805a〜805pはトグルフ
リップフロップでEN信号がHでかつ、デコーダ803
の出力がL(選択されている)の時、各エリア回路の出
力は反転する。また、このトグルフリップフロップはラ
イン同期信号で任意の初期値に戻る。
【0063】選択回路806はエンコーダ806a,8
06bで構成され、エンコーダ806a,806bにエ
リア回路805a〜805pから16ビットのデータX
0〜X15が入力されると、エリア番号を示す4本Z0〜Z
3にエンコード(TTLのLS148を16ビットに拡
張したもの等)する。優先順切換信号(ユーザ指定)が
Dフリップフロップ808に入力し、Dフリップフロッ
プ808から出力される優先順選択信号により、いずれ
かのエンコーダが選択され、選択されたエンコーダの出
力信号のみが有効とされる。
【0064】エンコーダ806aは、図21に示すよう
に、入力データX0〜X15から一つのH信号を抽出し、
対応するデータ(エリア番号)を出力する。抽出方法
は、入力データにH信号があるか否かを入力データX15
からX14→X13→・・・→X2→X1の順に調べていく。
そして、一番最初に発見したH信号の位置(エリア番
号)を表わすコードを発生する。
【0065】図19は、このエンコーダ806aからエ
リア番号が出力される過程を示している。初期状態では
エリア0の出力信号はH固定で、その他はL固定であり
エリア番号は0となる。次に、エリアコード2を検出す
るとエリア2の出力信号がHとなりエリア番号は2とな
る。そして、エリアコード3を検出するとエリア3の出
力信号がHとなりエリア番号は3となる。再び、エリア
コード3を検出するとエリア3の出力信号がLとなりエ
リア番号は2となる。最後に、エリアコード2を検出す
るとエリア2の出力信号がLとなりエリア番号は0とな
る。
【0066】すなわち、ユーザの指定領域によりエリア
2とエリア3が重なった場合には、エリア番号が大きい
方の番号(エンコーダ806aが第1番目に発見したH
信号に対応するエリア番号)が選択される(図15
(b))。なお、エリア2とエリア3の重なりに限ら
ず、複数のエリアが重なった場合でも最も番号の大きい
エリア番号が選択される。
【0067】一方、エンコーダ806bは、図22に示
すように、エンコーダ806aと同様に入力データX0
〜X15から一つのH信号を抽出し、対応するデータ(エ
リア番号)を出力するが、その抽出方法は、入力データ
にH信号があるか否かを入力データX1からX2→X3
・・・→X14→X15→X0の順に調べていき、一番最初
に発見したH信号の位置(エリア番号)を表わすコード
を発生する。
【0068】これによれば、ユーザの指定領域によりエ
リア2とエリア3が重なった場合には、エリア番号が小
さい方の番号(エンコーダ806bが第1番目に発見し
たH信号に対応するエリア番号)が選択される(図15
(c))。なお、エリア2とエリア3の重なりに限ら
ず、複数のエリアが重なった場合でも最も番号の小さい
エリア番号が選択される。
【0069】以上で説明したスタートビット検出回路8
02,デコーダ803,エリア回路805a〜805p
および選択回路806は、図示しない画素同期信号に同
期して動作している。
【0070】なお、図23に示すように、図18に示す
エリアコード抽出回路1092bにディップスイッチ8
04および初期状態設定回路807を更に加えてもよ
い。これによれば、図24に示すように、ディップスイ
ッチ804による選択(ユーザ)でエリア回路805a
〜805pの初期状態を変化させることができる。例え
ば、図25に示すように、主走査単位でみた場合、初期
状態(初期値)をエリア1の出力をHで他のエリア0,
2〜15の出力をLとするようにセット(セレクトA=
H,B=L,C=L,D=L;この信号はその後エリア
回路内で反転される)することで、最初のエリア(図1
4に示すエリア4外の領域)がエリア1の処理となる。
【0071】また、ビットマップ状のメモリ405の領
域以外に任意のエリアコード(データイレース等)を発
生させることによりビットマップを変倍させた時に不用
データの発生を防止するようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本願の第1発明によ
れば、非矩形の領域に対して画像処理の切換制御が可能
で、かつビットマップ状のメモリ(405)を深さ方向
に特に増設することなく複数種の画像処理の切り換えを
実施しうる。
【0073】また、第2発明および第3発明によれば、
高精細な画像処理の切り換え制御を実施しうる。更に、
第4発明によれば、複数種の画像処理モード情報が重な
った場合でも高精細な画像処理の切り換え制御を実施し
うる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を使用するデジタル複写機
における画像処理ユニットの概略構成を示すブロック図
である。
【図2】 エリア番号信号と処理の組合せの対応例を示
す表である。
【図3】 領域制御データを記憶するメモリ405のア
ドレスマッピングの一例を示すブロック図である。
【図4】 図3に示す構造のメモリ405をアクセスす
るメモリアクセス回路1091の構成概要を示すブロッ
ク図である。
【図5】 図4に示すメモリアクセス回路1091の動
作を示すタイムチャートである。
【図6】 図4に示すメモリアクセス回路1091の動
作を示すタイムチャートである。
【図7】 図4に示すメモリアクセス回路1091の動
作を示すタイムチャートである。
【図8】 図4に示すメモリアクセス回路1091の動
作を示すタイムチャートである。
【図9】 図3に示す構造のメモリ405のビットマッ
プ部分に書き込まれるデータの構成を示すブロック図で
ある。
【図10】 図4に示すメモリアクセス回路1091が
出力するシリアルデータSERDからエリア番号信号を
生成するエリアコード検出回路1092の構成概要を示
すブロック図である。
【図11】 図10に示すエリアコード検出回路109
2の動作を示すタイムチャートである。
【図12】 参照オフセットアドレスを使用する場合
の、設定された領域と、画像処理の組合せに応じて付加
されたエリア番号の関係例を示すブロック図である。
【図13】 図9に示す異なる長さを持つエリアコード
を使用する場合の、設定された領域と、画像処理の組合
せに応じて付加されたエリア番号の関係例を示すブロッ
ク図である。
【図14】 スタック参照コードを使用する場合の、設
定された領域と、画像処理の組合せに応じて付加された
エリア番号の関係例を示すブロック図である。
【図15】 (a)はエリア2とエリア3の指定領域が
重なった場合を示すブロック図,(b)は重なり部分に
ついてエリア3で処理する場合を示すブロック図,そし
て(c)は重なり部分についてエリア2で処理する場合
を示すブロック図である。
【図16】 第2実施例の、メモリアクセス回路109
1bの構成概要を示すブロック図である。
【図17】 図16に示した構造のメモリ405のビッ
トマップ部分に書き込まれるデータの構成を示すブロッ
ク図である。
【図18】 第2実施例の、エリアコード抽出回路10
92bの構成概要を示すブロック図である。
【図19】 図18に示すエリアコード抽出回路109
2bの動作を示すタイムチャートである。
【図20】 図18に示すデコーダ803の入出力信号
を示すブロック図である。
【図21】 図18に示す選択回路806のエンコーダ
806aの入出力信号を示すブロック図である。
【図22】 図18に示す選択回路806のエンコーダ
806bの入出力信号を示すブロック図である。
【図23】 第2実施例の、もう一つの、エリアコード
抽出回路1092bの構成概要を示すブロック図であ
る。
【図24】 図23に示す初期状態設定回路807の入
出力信号を示すブロック図である。
【図25】 主走査単位でみた場合の、設定された領域
と、画像処理の組合せに応じて付加されるエリア番号の
関係例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100:システム制御回路 101:スキャナ
ユニット 102:画像処理ユニット 103:フィルタ
処理回路 104:加工処理回路 105:中間調処
理回路 106:フィルタ制御回路 107:加工制御
回路 108:中間調制御回路 109,109b:領域制御回路 1091,1091b:メモリアクセス回路 1092,1092b:エリアコード抽出回路 110,111,112:ディレイ補正回路 113:プリンタユニット 405:メモリ 702,802:スタートビット検出回路 703:2ビット長コード検出回路 704:4ビット
長コード検出回路 705:7ビット長コード検出回路 707,708:
F/F 803:デコーダ 804:ディップ
スイッチ 805a〜805p:エリア回路 806:選択回路 806a,806b:エンコーダ 807:初期状態
設定回路 808:Dフリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−7668(JP,A) 特開 平2−39770(JP,A) 特開 平3−214965(JP,A) 特開 平4−165869(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2値以上の記憶を行う、画像情報の画素単
    位に対応するメモリ単位、の集合でなり、1ビット以上
    を先頭ビットとする処理モード情報を格納する、ビット
    マップ状のメモリ;画像情報のラスター走査の進行に同
    期して前記ビットマップ状のメモリより情報を読み出す
    読出手段;読み出された情報の先頭ビットを検知する検
    知手段;該検知手段の先頭ビット検知に応答して処理モ
    ード情報を抽出する処理モード情報抽出手段;抽出され
    た処理モード情報を、新たに処理モード情報が抽出され
    るまで保持する保持手段;および、 該保持手段に保持された処理モード情報が指定する画像
    処理を前記画像情報に施こす処理手段;を備える、画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】2値以上の記憶を行う、画像情報の画素単
    位に対応するメモリ単位、の集合でなり、1ビット以上
    を先頭ビットとし次の1ビット以上を桁数ビットとす
    る、桁数が異なる複数種の処理モード情報を格納する、
    ビットマップ状のメモリ;画像情報のラスター走査の進
    行に同期して前記ビットマップ状のメモリより情報を読
    み出す読出手段;読み出された情報の先頭ビットおよび
    桁数ビットを検知する検知手段;該検知手段の先頭ビッ
    トおよび桁数検知に応答して処理モード情報を抽出する
    処理モード情報抽出手段;抽出された処理モード情報
    を、新たに処理モード情報が抽出されるまで保持する保
    持手段;および、 該保持手段に保持された処理モード情報が指定する画像
    処理を前記画像情報に施こす処理手段;を備える、画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】2値以上の記憶を行う、画像情報の画素単
    位に対応するメモリ単位、の集合でなり、1ビット以上
    を先頭ビットとし次の1ビット以上を桁数ビットとす
    る、処理モード情報およびそれよりも桁数が少ないスタ
    ック情報を格納する、ビットマップ状のメモリ;画像情
    報のラスター走査の進行に同期して前記ビットマップ状
    のメモリより情報を読み出す読出手段;読み出された情
    報の先頭ビットおよび桁数ビットを検知する検知手段;
    該検知手段の先頭ビットおよび桁数検知に応答して処理
    モード情報およびスタック情報を抽出する情報抽出手
    段;抽出された処理モード情報を保持する保持手段;新
    たに抽出された情報がスタック情報であるかを判定し、
    スタック情報であると保持手段に保持している処理モー
    ド情報を、スタック情報でないと新たに抽出された処理
    モード情報を、読み出し情報に設定するモード情報設定
    手段;および、 モード情報設定手段が設定した読み出し情報が指定する
    画像処理を前記画像情報に施こす処理手段;を備える、
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】2値以上の記憶を行う、画像情報の画素単
    位に対応するメモリ単位、の集合でなり、1ビット以上
    を先頭ビットとする処理モード情報を格納する、ビット
    マップ状のメモリ;画像情報のラスター走査の進行に同
    期して前記ビットマップ状のメモリより情報を読み出す
    読出手段;読み出された情報の先頭ビットを検知する検
    知手段;該検知手段の先頭ビット検知に応答して処理モ
    ード情報を抽出する処理モード情報抽出手段;抽出され
    た処理モード情報のレベルを、該処理モード領域の終り
    まで保持する複数の状態保持手段;前記複数の状態保持
    手段から出力される処理モード情報のレベルに応じて、
    所定の優先順位で一つの処理モード情報を選択する選択
    手段;および、 該選択手段で選択された処理モード情報が指定する画像
    処理を前記画像情報に施こす処理手段;を備える、画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】前記選択手段は、指定された優先順位で一
    つの処理モード情報を選択する、請求項4記載の画像処
    理装置。
  6. 【請求項6】前記状態保持手段の初期レベルを設定する
    初期状態設定手段を更に備える、請求項4又は5記載の
    画像処理装置。
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