JP3161998U - 収納用台車 - Google Patents

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羽山 謙造
謙造 羽山
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株式会社ワコーパレット
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Abstract

【課題】 収納用台車の高さ寸法を低くしてその移動や搬送が容易にできるようにし、また、収納用台車の高さを従来と同じとする場合は従来に比して物品を高く積んで収納できるようにする。【解決手段】 前後方向に配置される一対の金属製の底側枠5の底部にキャスター3が取り付けられなる収納用台車において、キャスター3が底側枠5の上面板62の下面に金属製の補強部材64を介して取り付けられてなる収納用台車。【選択図】図11

Description

この考案は、倉庫や工場等において使用される収納用台車のキャスターの取り付け構造に関する。
この種収納用台車には、前後方向に配置される一対の金属製の底側枠の底面にキャスターが取り付けられている。従来においては底側枠として断面が函状のものを使用し、その底側枠の下面板の下面にキャスターを取り付けていた(図11参照)。
考案の概念
考案が解決しようとする課題
この考案では、キャスターの取り付け構造を改良することで、収納用台車の高さ寸法を低くしコンパクトな構成としてその移動や搬送が容易にできるようにし、また、収納用台車の高さを従来と同じとする場合は従来に比して物品を高く積んで収納できるようにするものである。
課題を解決するための手段
この考案では、前後方向に配置される一対の金属製の底側枠の底部にキャスターが取り付けられなる収納用台車において、前記キャスターが、前記底側枠の上面板の下面に金属製の補強部材を介して取り付けられてなることを特徴とする収納用台車を提供する。
この考案の構成によれば、キャスターが底側枠の上面板の下面に取り付けられることで、収納用台車の高さ寸法が従来に比して2cm程度低くなる。これにより収納用台車がコンパクトとなって移動や搬送が容易になされ、また、収納用台車の高さを従来と同じとする場合は従来に比して物品を高く積んで収納できてその収納量を増大できる。金属製の補強部材を用いることで、底側枠として従来における下面板が省略されたものを使用した構成においてもキャスターの安定した取り付けを可能としている。これにより、一方においては、底側枠として構造の簡略な安価なものの使用を可能としている。
補強部材は面板と一対の側板それぞれとからなる断面が折れ曲がり構成とされることでその強度が増大されて構造が安定する。さらに、補強部材がキャスターを覆うガード体を一体に備える構成とすることで、キャスターの損傷が防止される。
考案の効果
この考案によれば、高さ寸法が小さくコンパクトな構成でその移動や搬送が容易に行え、また、高さを従来収納用台車と同じとする場合は従来に比して収納能力に優れる収納用台車が得られる。また、キャスターが取り付けられる底側枠の構造を簡略なものとできることで、収納用台車のコストダウンが可能となる。
この考案の収納用台車の実施形態の斜視図 この考案の収納用台車の実施形態の組み立て構成略図 この考案の収納用台車の実施形態の組み立て構成略図 この考案の収納用台車のネスティング説明図 この考案の収納用台車の実施形態の要部断面図 この考案の収納用台車の実施形態の両開き扉の係止金具部分の斜視図 この考案の収納用台車の実施形態の両開き扉の係止金具の使用説明図 この考案の収納用台車の実施形態の両開き扉の開き固定時の側面図 この考案の収納用台車の実施形態の両開き扉の係止金具の使用説明図 この考案の収納用台車のキャスターの取り付け説明図 この考案の収納用台車のキャスターの取り付け断面図
図1はこの考案の収納用台車の外観斜視図、図2、図3はその組み立て構成略図である。収納用台車1は全体が金属製で、前後方向に互いに平行に配置され、かつ、その底面の前後位置にキャスター3が取り付けられた一対の底側枠5と、底側枠5それぞれの途中部分をその上面において連結する底中央枠7と、底側枠5それぞれの上部に立設される一対の側パネル体9と、下部が一方の側パネル9の下部に軸支持されて起倒可能に設けられる底板パネル11と、前面と後面の開放部を覆うように上下2段に設けられる4個の両開き扉13とからなる。
上記底側枠5と底中央枠7とは溶接により連結固定され、両者により平面形状がH型の基台が構成される。底側枠5それぞれの底中央枠7が連結される部分の外側位置には側パネル体9の取り付け台15が溶接により固設され、その取り付け台15の上面開口内に中央支柱17それぞれの下端が嵌合溶接されるとともに、一方側においてパイプ19下端が底側枠5の上面に溶接されることで網構成の側パネル体9が立設されている。側パネル体9において23は押し操作用パイプである。
25は側パネル体9それぞれの上部を互いに連結補強する補強体であり、一対の側部材27とそれらを互いに連結する連結パイプ28とからなる。側部材27は下部に上記中央支柱17の上端開口へ長さ調整可能に挿入される挿入固定部29を一体に備え、その挿入固定部29が中央支柱17それぞれの側面(一方が前側面、他方が後側面)に設けられた固定ハンドル31それぞれの締め付けにより中央支柱17内において押圧固定されることで補強体25は取り付け固定されている。この補強体25により上部が互いに連結されることで側パネル体9のそれぞれは安定し、側パネル体9が安定することでその下部が固定される底側枠5も安定する。また、補強体25は挿入固定部29のそれぞれが中央支柱17それぞれへ長さ調整可能に挿入固定されるのでその高さを収納物品の高さに合わせ必要最小限とでき、これにより収納用台車1の物品収納時の移動、搬送が容易に行われる。
底板パネル11は一対のパネル体33と、それらパネル体33を所定の間隔を保つように両側位置において連結する一対の連結部材35とからなる。パネル体33のそれぞれは木材、プラスチック材、連結部材35は金属製の断面コ字型材よりなり、パネル体33それぞれの両側部が連結部材35内に嵌め込み固定され、これにより2枚のパネル体33が一体に、かつ、その間に長方形開口37を持つように固定されて底板パネル11は形成されている。
底板パネル11の一方側の連結部材35には一対の回転支持片39が取り付けられており、この回転支持片39のそれぞれが一方の側パネル9の下部のパイプ19に固着された回転軸支部40それぞれに回転可能に軸支連結され、これにより底板パネル11は起倒可能となっている。図2は底板パネル11の起状態を、図3は倒状態を示し、回転軸支部40における軸体にはコイルバネが装着され、このコイルバネの付勢力が付加されることで底板パネル11の起し作業が容易になされるようになっている。42のそれぞれは底板パネル11を起状態に維持する係止レバーである。収納用台車1は図2に示す底板パネル11の起状態において複数のものがネスティング可能となる。図4はそのネスティング状態を示し、底側枠5と底中央枠7とからなるH型の基台Hが平面位置において組み合わされていくことで行われる。このネスティングは底側枠5が隣接される収納用台車の底中央枠7の下部に入り込むこと、底板パネル11が起状態とされて自身の底側枠5上に納まることで可能となる。
底板パネル11の倒状態においては、図5にも示すように、底板パネル11の長方形開口37内に丁度底中央枠7が嵌合し、かつ、連結部材36それぞれの中央部分が取り付け台15の内面と底中央枠7の端面間に形成される凹み部43それぞれに嵌合する状態となり、これにより底板パネル11面上は連続面一となってその上部への物品載置収納が支障なく行われる。底中央枠7の両側に沿っては溶接により一体に受け縁44が取り付けられ、この受け縁44それぞれにより底板パネル11の長方形開口37の下側両縁部が支持される。
上記のように倒時において底板パネル11の長方形開口37内に底中央枠7が嵌合して両者が一体となり、かつ、底板パネル11は底側枠5に固着される側パネル体9に支持されているので、底側枠5と底中央枠7とからなるH型の基台は強固な構造となって捩じれ変形が生じにくい。
図6は両開き扉13それぞれの係止金具(固定具)50の係止構成を示す。係止金具50は断面コ字型でその一端側が両開き扉13の一方の扉体51の上部に位置するパイプ53部分に軸支ピン60により回動可能に軸支されて取り付けられている。係止金具50には前面部55の中央位置に第1係止凹部57が、前面部55と後面部56との端部近傍位置に第2係止凹部58それぞれ設けられ、係止金具50が略水平方向に下ろされ他方の扉体52の上部に位置するパイプ54に嵌設された状態において、図7に示すように、第2係止凹部58それぞれに他方の扉体52のパイプ54に一体の係止突起59それぞれが係止し、これにより両開き扉13が閉鎖状態に維持される。
図8は両開き扉13が完全に開かれ、側パネル体9の外面に固定された状態を示す。後側の上下2段の両開き扉13それぞれの係止金具50がない他方の扉体52それぞれが略270度開かれて側パネル体9の外面に沿うように配置され、さらに前側の上下2段の両開き扉13それぞれの係止金具50が取り付けられた一方の扉体51それぞれが同様に開かれて他方の扉体52それぞれの前側に沿うように配置され、この状態において扉体51それぞれの係止金具50が他方の扉体52の前位置に略水平に下ろされることで、図9に示すように、係止金具50の第1係止凹部57が外方に突出する係止突起59(両開き扉13の閉時においては内方に突出している)に係止し、これにより扉体51、扉体52は互いに連結固定される。他方側の側パネル体9の外面においても同様に扉体51、扉体52が連結固定され、これにより4個の両開き扉13はその開き状態において全ての扉体51、扉体52が側パネル体9の外面で固定状態とでき、収納用台車1への物品の出し入れ作業が扉体51、扉体52が邪魔となることがなくスムーズに行える。また、中途開き状態の扉体51、扉体52への衝突による物品の損傷や作業者の怪我も回避され、さらに、収納用台車1の扉体51、扉体52の開き状態における移動、搬送も安定して行われる。
図10、図11は底側枠5へのキャスター3の取り付け構造を示す。キャスター3はその取り付けプレート60が底側枠5の上面板62の下面に金属製の補強部材64を介して固定ネジ66で固定されて取り付けられている。補強部材64は上面板62の下面に沿う面板65と、その両側に一体で底側枠5の両側面板67それぞれの内面に沿う一対の側板68と、面板65の後端から後下方に延び出す傾斜板69とが連続一体となって形成されている。
上記のようにキャスター3が補強部材64を介して底側枠5の上面板62の下面に取り付けられることで、キャスター3の底側枠5からの下方への突出長さが小さくなり、これにより収納用台車1の高さ寸法が小さくなる。従来、キャスターは底側枠の下面板(図11において100で示す高さ位置に上面板62と相対するように位置する)の下面に取り付けられていた。キャスター3が底側枠5の上面板62の下面に取り付けられることで、収納用台車1の高さ寸法が2cm程度低くなって移動や搬送が容易にできるようになる。収納用台車1の高さを従来と同じとする場合は従来に比して物品を高く積んで収納できるようになり、その収納量を増大できる。補強部材64は面板65の両側に側板68それぞれを備えることで断面が折れ曲がり構成となって強度が大で、また、傾斜板69はキャスター3の後方を覆うガード体として機能する。収納用台車1はフォークリフトのフォークが底側枠5の下側に差し入れられて移動される場合があり、その際に傾斜板69があることでフォークがキャスター3に当たりにくくなっている。
1 収納用台車
3 キャスター
5 底側枠
7 底中央枠
9 側パネル体
11 底板パネル
62 上面板
64 補強部材

Claims (3)

  1. 前後方向に配置される一対の金属製の底側枠の底部にキャスターが取り付けられなる収納用台車において、
    前記キャスターが、前記底側枠の上面板の下面に金属製の補強部材を介して取り付けられてなることを特徴とする収納用台車。
  2. 前記補強部材が、面板と一対の側板それぞれとからなる断面が折れ曲がり構成である請求項1記載の収納用台車。
  3. 前記補強部材が、前記キャスターを覆うガード体を一体に備える請求項1または2記載の収納用台車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012153354A (ja) * 2011-01-06 2012-08-16 Yee Shiuann Enterprise Co Ltd 手押し車
CN102649440A (zh) * 2011-02-28 2012-08-29 宜炫企业有限公司 手推车结构
JP2013001259A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Karl Kazushige Kawabe 折りたたみ式柵付き運搬用台車

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