JP3161591B2 - 非汚染塗料組成物 - Google Patents

非汚染塗料組成物

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JP3161591B2
JP3161591B2 JP35301396A JP35301396A JP3161591B2 JP 3161591 B2 JP3161591 B2 JP 3161591B2 JP 35301396 A JP35301396 A JP 35301396A JP 35301396 A JP35301396 A JP 35301396A JP 3161591 B2 JP3161591 B2 JP 3161591B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属、ガラス、磁
器タイル、コンクリート、サイディングボード、押出成
形板、プラスチック等の各種素材の表面仕上げに使用さ
れる非汚染塗料組成物に係るものである。
【0002】
【従来技術】最近、都心や都市近郊部において、自動車
等からの排出ガスにより、大気中に油性の汚染物質が浮
遊している状況で、それら油性の汚染物質が、建築用塗
料によって塗装された建築物の塗膜表面に付着した場合
には、著しいすす状あるいはすじ状の汚染(以下、「雨
筋汚れ」という)を生じ、都市景観の向上のため施した
塗装仕上げが、意味をなさない場合があった。
【0003】これに対して、塗膜表面を親水性にし、付
着した油性の汚染物質を降雨時の雨水が塗膜表面に広が
る作用によって、剥離し洗い流してしまう非汚染形塗料
が各種発表されている。
【0004】例えば、特開平4−370176号公報に
は、ポリアルキレンオキサイドセグメントなどの親水性
セグメントとポリシロキサンなどの疎水性セグメントと
を含むセグメント化ポリマーを塗料に含めることで、塗
膜表面に疎水性と親水性を同時に付与し、汚染物質の付
着の抑制および降雨による洗浄効果を期待したものがあ
る。塗膜表面が親水性であるため、降水等による水が塗
膜と汚染物質との界面に浸透、流入し、その水とともに
汚染物質を洗い流す効果(ソイルリリース効果)が得ら
れるものである。しかし実際には、塗膜表面に水が存在
している際は親水性となるものの、長期間水に触れる機
会が得られない場合(塗膜形成直後など)には疎水性と
なり、降雨時に塗膜表面が疎水性から親水性へ転換する
のにある程度時間を有するという問題がある。
【0005】一方、特願平6−506632(国際公開
WO94/06870号公報)には、塗料中にオルガノ
シリケートを混合し、それらの反応によって塗膜表面に
親水性化、硬度の向上の双方を図った方法が示されてい
る。一般にオルガノシリケートは、酸存在下による加水
分解反応とシラノール基同士の縮合反応を起こす。この
ような反応で生ずるシラノール基やシロキサン結合が塗
膜表面の親水性の要因となる。従って、塗膜表面の親水
性化、硬度の向上のためには第一段階の酸触媒の存在に
よる加水分解反応が律速となるが、上記塗料において
は、当該オルガノシリケートの反応を進行させるため
に、酸などの表面処理が必要となる。実際の建物外壁へ
の塗装を考慮すると、酸性雨などにより、反応は進行す
ると考えられるが、前述同様、ソイルリリース効果を十
分に発揮するに必要な親水性表面となるには、塗膜形成
後かなりの長期間を必要とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来からの
非汚染型塗料によって形成される塗膜のうち、表面の親
水性化に長期を要するものは、塗膜形成後の初期におけ
る非汚染性の低さから、塗装工事施工終了後、ごく短期
間において雨筋汚れ等を生じる結果となる。本来、非汚
染型塗料とは汚染しないことをその効果とするものであ
り、また、使用するユーザー、塗装工事を依頼する施主
は、その効果を期待しているものである。従って、塗膜
形成後初期であっても、汚れの発生を生じることは、こ
れらユーザーや施主の期待を一時的にせよ裏切るもので
あり、また長期間においての非汚染効果にまで不安感を
与えるものとなる。さらに、従来からの非汚染塗料では
降雨による汚染物質の流下を主目的とするあまりに、一
度付着した汚れの染み込み抵抗性に劣り、長期にわたっ
て降雨が無かった場合には、塗膜中に油性汚れが浸透し
て、もはや降雨によっては流下困難な汚れが残ってしま
うことが判明した。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、降雨等
の塗膜形成後に生ずる作用により、初めて塗膜が親水性
となるのではなく、塗膜形成直後より、その表面が親水
性を発揮し、汚染物質を洗い流すソイルリリース効果を
有し、かつ、油性汚れの染み込み抵抗性にも優れ、耐候
性、その他の塗膜物性の良好な非汚染型の塗膜を提供す
る非汚染塗料用組成物を得ることである。
【0008】
【課題解決の為の手段】本発明は下記の非汚染塗料組成
物に係るものである。 1.(A)アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸
エステルモノマーを含み、ガラス転移温度が0〜100
℃であるアクリル系共重合樹脂の樹脂固形分100重量
部に対して、(D)テトラアルコキシシランの平均縮合
度4〜20の縮合物であり、該縮合物中のアルキル基が
炭素数1〜2と炭素数3〜10のものが混在しているも
のとし、その混在比率が炭素数3〜10のアルキル基が
該縮合物中の全アルキル基の5〜50%である化合物を
SiO2 換算にて1〜30重量部、および(C)繰り返
し単位が2〜40の、アルキレンオキサイド鎖を含有す
る、重量平均分子量150〜3500のアルコキシシラ
ン化合物を、固形分で0.1〜20重量部含有すること
を特徴とする非汚染塗料組成物。 2.(C)アルコキシシラン化合物のアルキレンオキサ
イド鎖が、エチレンオキサイド鎖である1.に記載の非
汚染塗料組成物。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態に
基づき詳細に説明する。 (A)アクリル系共重合樹脂 本発明における(A)アクリル系共重合樹脂(以下、
「(A)成分」という)は、アクリル酸エステル及び/
又はメタクリル酸エステルモノマーを含み、ガラス転移
温度が0〜100℃であるアクリル系共重合樹脂を使用
する。
【0010】本発明における(A)成分は、下記のよう
なモノマーの中から適宜選択、組み合わせて共重合さ
せ、非水系溶媒中に溶解及び/又は分散させたものを使
用する。このとき、選択するモノマーのうち少なくとも
1種以上がアクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸
エステルモノマーであるように、モノマーの選択を行
う。 ・原料モノマー アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−
プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブ
チル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸t−ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタ
クリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタ
クリル酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタク
リル酸n−ヘキシル、メタクリル酸n−オクチル、メタ
クリル酸n−ドデシル、メタクリル酸ラウリル、スチレ
ン、酢酸ビニル、アクリロニトリル、アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、イタコン酸、アクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタ
クリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミド、グリシジルメタクリレー
ト、VeoVaなどが例示できる。
【0011】(A)成分を溶解及び/又は分散させる非
水系溶媒としては、一般的な有機溶剤を使用できるが、
例としては脂肪族炭化水素系溶剤、芳香族炭化水素系溶
剤、エステル、ケトンなどがあげられる。このような非
水系溶剤のうち、1種又は2種以上を組み合わせて使用
すれよい。
【0012】(A)成分は、上記のようなアクリル系共
重合樹脂のうち、ガラス転移温度が0〜100℃である
ものを使用する。ガラス転移温度が0℃以下になると、
タックと呼ばれる塗膜表面のべとつきが発生してしま
い、汚染物質の物理的付着が起こるなどして耐汚染性が
無くなるので好ましくない。逆に100℃より大きくな
ると、形成された塗膜の硬度が高くなるため、経時にお
いて表面にクラックと呼ばれるひび割れが発生するため
好ましくない。
【0013】(C)アルキレンオキサイド鎖含有アルコ
キシシラン化合物 本発明に使用される(C)アルキレンオキサイド鎖を含
有するアルコキシシラン化合物(以下、「(C)成分」
という)は、アルキレンオキサイド基の繰り返し単位
と、少なくとも1個以上のアルコキシシリル基を有する
化合物である。かかる(C)成分のアルキレンオキサイ
ド基繰り返し単位は、そのアルキレン部分の炭素数は2
〜4であり、繰り返し数は2〜40、好ましくは2〜2
0である。
【0014】(C)成分は、その両末端がアルコキシシ
リル基であってもよく、一端がアルコキシシリル基であ
って他端がその他の官能基であってもよい。このような
片末端に有することのできる官能基としては、例えば、
ビニル基、ヒドロキシル基、エポキシ基、アミノ基、イ
ソシアネート基、メルカプト基などが挙げられる。ま
た、該官能基は、アルコキシシリル基との間にウレタン
結合、尿素結合、シロキサン結合、アミド結合等を介し
て結合されたものであっても良い。このような(C)成
分は、例えば、ポリアルキレンオキサイド鎖含有化合物
と、アルコキシシリル基含有化合物(以下カップリング
剤という。)を反応させて合成したものが使用できる。
【0015】前記ポリアルキレンオキサイド鎖含有化合
物は、分子量が150〜3500が好ましく、200〜
1500がさらに好ましい。分子量が150未満の場
合、最終的に得られる硬化塗膜の親水性に劣り、降雨に
よる汚染物質の洗浄効果が得られず、分子量が3500
を越える場合、塗膜の耐水性や硬度が低下する。このよ
うなポリアルキレンオキサイド鎖含有化合物としては、
ポリエチレングリコール、ポリエチレン−プロピレング
リコール、ポリエチレン−テトラメチレングリコール、
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプ
ロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリオキシ
エチレンジグリコール酸、ポリエチレングリコールビニ
ルエーテル、ポリエチレングリコールジビニルエーテ
ル、ポリエチレングリコールアリルエーテル、ポリエチ
レングリコールジアリルエーテルなどが挙げられる。ま
た、該ポリアルキレンオキサイド鎖含有化合物は、1種
もしくは2種以上の組み合わせから選択することができ
る。
【0016】一方、カップリング剤は、例えば、一分子
中に、少なくとも1個以上のアルコキシシリル基とその
ほかの置換基を有する化合物である。カップリング剤と
しては具体的には、例えば、β−(3、4エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキ
シプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N
−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメト
キシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、イソシアネー
ト官能性シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジエト
キシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシ
シランなどが挙げられる。
【0017】(C)成分の合成は、特に限定されない
が、ポリアルキレンオキサイド鎖含有化合物とカップリ
ング剤とを別々に用意し、例えば重合性二重結合を有す
る各化合物についてはラジカル重合開始剤を用いて共重
合させる他、アミノ基/エポキシ基、イソシアネート基
/水酸基またはイソシアネート基/アミノ基等の付加反
応など公知の方法によって合成することができる。ま
た、第1級、または第2級アミノ基等の活性水素基を有
するアルコキシシリル化合物にエチレンオキサイドを開
環付加せしめる方法によっても合成可能である。
【0018】ラジカル重合開始剤を用いて共重合させる
場合は、重合性二重結合を有するポリアルキレンオキサ
イド鎖含有化合物の少なくとも1種以上と、カップリン
グ剤の少なくとも1種以上を非反応性の適当な溶媒中で
反応させて得る事ができる。この際、使用されるラジカ
ル重合開始剤としては、例えば、ベンゾイルパーオキサ
イド、ジクロルベンゾイルパーオキサイド、2,5−ジ
(パーオキシベンゾエート)ヘキシン−3,1,3−ビ
ス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、t
−ブチルパーベンゾエートなどのパーエステル化合物、
アゾビスイソブチロニトリルおよびジメチルアゾブチレ
ートなどのアゾ化合物、および有機過酸化物などが挙げ
られる。
【0019】重合性二重結合を有するポリアルキレンオ
キサイド鎖含有化合物としては、例えば、ポリエチレン
グリコールビニルエーテルを用いることができ、カップ
リング剤には、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキ
シシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジエトキ
シシランおよびγ−メタクリロキシプロピルトリエトキ
シシランなどを単独もしくは2種以上の組み合わせで使
用できる。
【0020】イソシアネート/ポリオールの付加反応に
より合成する場合、例えばポリアルキレンオキサイド鎖
含有化合物には、ポリエチレングリコールなどの末端に
ヒドロキシル基を有する化合物と、カップリング剤には
イソシアネート含有カップリング剤などのイソシアネー
ト基を有する化合物を混合し合成させる。この合成方法
においては、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジマ
レートまたはジオクチル錫ジマレートなどの反応触媒を
使用することも可能である。
【0021】上述の反応によって合成される(C)成分
としては、ポリアルキレンオキサイド鎖含有化合物の両
末端にカップリング剤を付加したものが得られるが、こ
れらは、それぞれ単独で使用してもよく、また、混合物
として使用してもよい。
【0022】これら(C)成分の内で、アルキレンオキ
サイド鎖がエチレンオキサイド鎖であるものが、本発明
の非汚染効果、すなわち耐汚染性ならびに汚れの染み込
み抵抗性等が高いため最も好ましい。
【0023】(C)成分の配合割合は、(A)成分の樹
脂固形分100重量部に対し、固形分で0.1〜20重
量部、好ましくは0.2〜10重量部である。0.1重
量部未満では得られる硬化物の初期における耐汚染性
や、汚染物質の染み込み抵抗性が悪くなるので好ましく
ない。逆に20重量部を越えると、樹脂との相溶性、硬
化物の耐水性などが劣る結果となる。
【0024】(D)テトラアルコキシシラン低縮合物 本発明では、(D)特定構造のテトラアルコキシシラン
低縮合物(以下、「(D)成分」という)を加え
(D)成分は、テトラアルコキシシランの平均縮合度4
〜20の縮合物であり、該縮合物中のアルキル基が炭素
数1〜2と炭素数3〜10のものが混在しているものと
し、その混在比率が炭素数3〜10のアルキル基が該縮
合物中の全アルキル基の5〜50%の化合物である。
【0025】(D)成分は、テトラアルコキシシランの
低縮合物であるが、高縮合度(平均縮合度が20より大
きいもの)、高分子量のものは、製造が難しく、粘度上
昇等により取り扱いが不便であるため好ましくない。逆
に、平均縮合度が4以下で、低分子量のものは、揮発性
が高くなりやはり取り扱いが不便であるため好ましくな
い。
【0026】また、(D)成分中のアルキル基が、炭素
数1〜2と炭素数3〜10のものが混在していることに
より、表面配向性が良くなり、少ない添加量でも優れた
耐汚染効果を得ることが可能となる。(D)成分の添加
量が少なくなることにより、本発明による非汚染塗膜が
硬質になりすぎることを防ぐ効果があり、さらにはより
安価な塗料を製造することが可能となった。
【0027】炭素数が4〜10のアルキル基のみの場合
は、非汚染効果が著しく悪くなり好ましくない。(炭素
数が3のアルキル基のみの場合は若干非汚染効果が悪く
なる傾向にあるが、実用には問題ないレベルである。)
炭素数11以上のアルキル基が存在する場合も、耐汚染
性がなくなるので好ましくない。また、アルキル基の炭
素数が大きくなればなるほど、前述した加水分解反応は
起こりにくくなる傾向にあるので、炭素数が大きいアル
キル基の存在比率が多くなってくることは好ましくな
い。(D)成分は、該低縮合物の全体のアルキル基のう
ち、約5〜50%が炭素数3〜10のアルキル基となる
ようにしたものが、塗膜の耐汚染性に優れるため好まし
いものとなる。
【0028】本発明の(D)成分は以下のような方法に
より製造することが可能であるが、これに限定されるも
のではない。一般式(化1)で表されるテトラアルコキ
シシランを平均縮合度4〜20(好ましくは8以上)、
重量平均分子量が500〜5000(好ましくは150
0以上)となるように縮合させる。縮合方法は、公知の
方法による。
【化1】 (式中、R5 〜R8 は炭素数1〜2のアルキル基と炭素
数3〜10のアルキル基が混在しているものとする)。
【0029】式(化1)中、R5 〜R8 のアルキル基の
部分が、炭素数1〜2のものと炭素数3〜10のものが
混在していることにより、耐汚染性が向上し、塗膜物性
の優れた非汚染塗膜が形成できるものである。このよう
なテトラアルコキシシランを縮合して、低縮合物とした
際に、炭素数3〜10のアルキル基が全体の約5〜50
%となるようにするために、縮合の際に、他のアルキル
シリケート(アルキル基の炭素数は1〜2であるもの)
を混合して縮合するのは有効な手段である。
【0030】具体例としては、モノブトキシトリメトキ
シシラン、モノプロポキシトリメトキシシラン、モノペ
ントキシトリメトキシシラン、モノヘキソキシトリメト
キシシラン、ジブトキシジエトキシシラン等の低縮合物
があげられるが、これに限定されるものではない。
【0031】(a)一般式(化2)で表されるアルキル
シリケート低縮合物(以下、「(a)成分」という)
を、(b)一般式(化3)で表されるアルコール(以
下、「(b)成分」という)を用いて、(a)成分のア
ルキル基部分の約5〜50%をエステル交換する。
【化2】 (式(化2)中、R9 は炭素数1〜2のアルキル基と
し、nは4〜20の整数とする)。
【化3】R10−OH (式中、R10は炭素数3〜10のアルキル基とする)。
【0032】(a)成分としては、具体的にはテトラメ
チルシリケート、テトラエチルシリケートなどの低縮合
物があげられる。平均縮合度は4〜20が好ましく、平
均縮合度が大きくても小さくても、取り扱いが不便にな
るので好ましくない。(b)成分としては、具体的には
n−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、n−
アミルアルコール、n−ヘキシルアルコール、n−ヘプ
チルアルコール、n−オクチルアルコール、n−ノニル
アルコール、n−デシルアルコールが例示できる。
【0033】(a)成分を(b)成分によりエステル交
換する際には、(a)成分の全てのアルキル基(R9 )
を(b)成分のアルキル基(R10)にエステル交換して
しまうのではなく、(a)成分のアルキル基のうち全体
の約5〜50%をエステル交換したものを使用する。
(a)成分のアルキル基のうち全体の約5〜50%をエ
ステル交換することにより、少ない量を添加した場合で
も耐汚染効果が得られるというメリットがある。また、
エステル交換率が高くなると、加水分解反応を起こしに
くくなり、塗膜が親水性になりにくく、耐汚染性が極端
に悪くなる傾向にある。
【0034】このようにして製造した(D)成分は
A)成分の樹脂固形分100重量部に対して、SiO
2 換算で1〜30重量部、好適には3〜10重量部配合
することができる。
【0035】ここでSiO2 換算とは、アルコキシシラ
ンやシリケートなどのSi−O結合をもつ化合物を、完
全に加水分解した後に、900℃で焼成した際にシリカ
(SiO2 )となって残る重量分にて表したものであ
る。一般に、アルコキシシランやシリケートは、水と反
応して加水分解反応が起こりシラノールとなり、さらに
シラノール同士やシラノールとアルコキシにより縮合反
応を起こす性質を持っている。この反応を究極まで行う
と、シリカ(SiO2 )となる。これらの反応は(化
4)という反応式で表されるが、この反応式をもとに残
るシリカ成分の量を換算したものである。実際の計算
は、(数1)の式により行った。
【化4】
【数1】 SiO2 換算値 =〔アルキルシリケート 又はアルコキシシラン低縮合物のシリカ残量比率(重量%)〕 ×〔実際の添加量〕。
【0036】本発明組成物では(A)成分、(D)成
分、(C)成分による透明(クリヤー)塗膜の他に、着
色顔料を配合して、着色(エナメル)塗膜としてもよ
い、このような着色顔料としては、酸化チタン、酸化亜
鉛、カーボンブラック、酸化第二鉄(べんがら)、クロ
ム酸鉛(モリブデードオレンジ)黄鉛、黄色酸化鉄、オ
ーカー、群青、コバルトグリーン等の無機系顔料、アゾ
系、ナフトール系、ピラゾロン系、アントラキノン系、
ペリレン系、キナクリドン系、ジスアゾ系、イソインド
リノン系、ベンツイミダゾール系、フタロシアニン系、
キノフタロン系等の有機顔料が使用できる。
【0037】また、重質炭酸カルシウム、クレー、カオ
リン、タルク、沈降性硫酸バリウム、炭酸バリウム、ホ
ワイトカーボン、珪藻土等の体質顔料を併用することも
可能である。特に、艶消し塗膜を形成する場合には、塗
膜表面における非汚染効果を損なうことの最も少ないホ
ワイトカーボン、珪藻土を使用することが最適である。
なお、これらの無機質を塗料に添加する際に、粉体表面
をカップリング剤で処理したり、塗料にカップリング剤
を添加することは好ましい手段である。
【0038】本発明組成物には、通常塗料に配合する
ことが可能な各種添加剤を本発明の効果に影響しない程
度に配合することが可能である。このような添加剤とし
ては、可塑剤、防腐剤、防黴剤、防藻剤、消泡剤、レベ
リング剤、顔料分散剤、沈降防止剤、たれ防止剤、艶消
し剤、紫外線吸収剤等があげられる。
【0039】また、本発明の塗料組成物を塗り重ねた際
に層間密着性が悪い場合は、アミン化合物を加えること
により、改良が可能である。
【0040】
【実施例】以下に実施例及び比較例を示し、本発明の特
徴をより明確にする。まず、表1のような配合にて、ア
ルコキシシラン縮合物2〜6を合成した。合成方法は以
下の通り。 (合成例1)アルコキシシラン縮合物合成例 各種シリケート類100重量部に対して、アルコールを
それぞれ混合し、触媒としてジブチルスズジラウレート
0.03重量部を添加し、混合後、75℃で8時間脱メ
タノール反応を行い、アルコキシシラン縮合物を合成し
た。作製したアルコキシシラン縮合物のエステル交換率
と、900℃にて焼成して得られたシリカ残量比率をそ
れぞれ表1に示した。。
【表1】 次に、ポリアルキレンオキサイド鎖含有アルコキシシラ
ン化合物を合成した。合成方法は以下の通り。
【0041】(合成例2)ポリアルキレンオキサイド鎖
含有アルコキシシラン化合物1の合成例 加熱装置、撹拌器、還流装置、脱水装置、温度計を備え
た反応槽に、ポリエチレングリコール200(平均分子
量200;和光純薬株式会社)20重量部と、イソシア
ネート含有シランであるY−9030(日本ユニカー株
式会社製)54.3重量部と、ジブチルスズジラウレー
ト0.05重量部とを仕込み、50℃にて8時間反応さ
せ、淡黄色のポリエチレンオキサイド鎖含有アルコキシ
シラン化合物を得た。このポリエチレンオキサイド鎖含
有アルコキシシラン化合物の重量平均分子量は、ゲル浸
透クロマトグラフィー(以下GPCという)のポリスチ
レン換算により測定した結果800であった。
【0042】(合成例3)ポリアルキレンオキサイド鎖
含有アルコキシシラン化合物2の合成例 加熱装置、撹拌器、還流装置、脱水装置、温度計を備え
た反応槽に、ポリエチレングリコールグリシジルエーテ
ルであるエポライト40E(平均分子量170;共栄社
化学株式会社)100重量部と、アミノ含有シランであ
るA−1100(日本ユニカー株式会社製)63.0重
量部と、ジブチルスズジラウレート0.05重量部とを
仕込み、50℃にて8時間反応させ、淡黄色のポリエチ
レンオキサイド鎖含有アルコキシシラン化合物を得た。
このポリエチレンオキサイド鎖含有アルコキシシラン化
合物の重量平均分子量は、GPCのポリスチレン換算に
より測定した結果980であった。
【0043】次に、表2に示した原料を使用して、表3
のような配合にて、エナメル塗料〜14を作製した。
作製方法は以下の通り。 <塗料作製方法> 各種アクリル樹脂の固形分100重量部に対して、顔料
を80重量部添加して均一に混練し、これに各種シリケ
ートまたはアルコキシシラン縮合物を表3の割合で添加
し、さらにポリアルキレンオキサイド鎖含有アルコキシ
シラン化合物やポリエチレングリコールを配合して(塗
料7、塗料8、塗料11、塗料12に関しては無配合)
白色エナメル塗料〜14を作製した。
【表2】
【表3】
【0044】このようにして作製したエナメル塗料につ
いて、下記のような試験方法により、塗膜物性、雨筋汚
染性および汚れの染み込み抵抗性評価を行った。 <試験方法> 1.塗膜硬化後の外観の評価 150mm×75mm×0.8mmのアルミニウム板7
枚に、SK#1000プライマー(エポキシ樹脂系プラ
イマー;エスケー化研株式会社製)を、乾燥膜厚が約3
0μmとなるようにスプレー塗装し、気温20℃、湿度
65%で8時間乾燥を行った。次に作製したエナメル塗
料を、上記アルミニウム板のSK#1000プライマー
表面に、乾燥膜厚が25μmとなるようにスプレー塗装
し試験体とした。試験体を気温20℃、湿度65%で7
日間養生し、JIS K5400 7.1 塗膜の外観試験に準じ、塗
膜の外観を評価した。評価は、異常がないものを○と
し、異常があるものは具体的に記した。
【0045】2.水浸漬後の接触角測定 150mm×75mm×0.8mmのアルミニウム板
に、SK#1000プライマーを乾燥膜厚が約30μm
となるようにスプレー塗装し、標準状態で8時間乾燥後
に、作製したエナメル塗料を乾燥膜厚が40μmとなる
ようにスプレー塗装し、試験体を作製した。作製した試
験体を標準状態で7日間乾燥養生した後、脱イオン水に
3時間浸漬し、18時間乾燥させ接触角を測定(協和界
面科学株式会社製CA−A型接触角測定装置にて測定、
以下同様)した。この作業(脱イオン水浸漬3時間→乾
燥18時間→接触角測定)を1セットとしてさらに2回
繰り返し、計3回接触角を測定した。この試験は、実際
の降雨の際の条件を人工的に作り出したものであり、酸
性雨ではなく通常のpHの雨であることを想定してい
る。
【0046】3.雨筋汚染性評価 300mm×150mm×3.0mmのアルミニウム板
を図1に示すように上方から3分の1の長さのところで
角度αが135度になるようにおりまげたもの(以下、
「暴露用板」という)に、SK#1000プライマー
を、乾燥膜厚が約30μmとなるようにスプレー塗装
し、標準状態で8時間乾燥させた。(暴露用板は凸面を
表面とする)次に、作製したエナメル塗料を暴露用板に
乾燥膜厚が約40μmとなるようにスプレー塗装し、標
準状態で7日間乾燥し試験体とした。作製した試験体
を、大阪府茨木市で南面を向き、面積が広い面(a面)
を垂直にし、さらに面積の狭い面(b面)が上部になる
ように設置して、屋外暴露を実施し、1ヶ月後、3ヶ月
後、6ヶ月後の雨筋汚れの有無を目視にて評価した。評
価は以下の通り。 ◎:垂直面に雨筋汚れなし ○:垂直面にわずかに雨筋汚れが見られる △:垂直面に雨筋汚れが見られる ×:垂直面に著しい雨筋汚れが見られる。
【0047】4.汚れの染み込み抵抗性 150mm×75mm×0.8mmのアルミ板に、SK
#1000プライマーを乾燥膜厚30μmとなるように
スプレー塗装し、標準状態で8時間乾燥を行った。次
に、作製したエナメル塗料を乾燥膜厚が40μmとなる
ようにスプレー塗装し試験体を作製した。作製した試験
体を、標準状態で7日間乾燥養生した後、JIS K5400 8.
10耐汚染性試験に準じ、塗膜面に15重量%カーボンブ
ラック水分散ペースト液を、直径20mm、高さ5mm
となるように滴下し、50℃の恒温室中に2時間放置し
た。その後流水中にて洗浄し、塗膜表面の汚染の程度を
目視により評価した。評価は以下の通り。 ◎:痕跡なし ○:僅かに痕跡あり △:痕跡有り ×:著しい痕跡有り。
【0048】<評価結果> 評価結果は表4に示した。塗料〜6が本願発明の実施
例であり、塗料7〜14が比較例である塗料3〜6は
アルキル基の鎖長が3〜10のものが混在しているアル
コキシシラン縮合物を使用したタイプである。特に塗料
3〜6の雨筋汚染性評価の結果が優れていることがわか
る。また塗料5は、アルコキシシラン縮合物量少ない
添加量で、接触角の低下が見られており、雨筋汚染性に
ついても優れた結果が得られている。よって、アルキル
基の鎖長が3〜10のものが混在しているアルコキシシ
ラン縮合部を使用した方が、少ない添加量で優れた耐汚
染性が得られることがわかった。
【0049】次に、塗料7は一般のアクリル樹脂系塗料
と同配合のものであるが、接触角の低下は見られず、雨
筋汚染性、染み込み抵抗性についても悪い結果となって
いる。また、本発明の必須構成要素の一つであるポリア
ルキレンオキサイド鎖含有アルコキシシラン化合物を配
合していない塗料8は、効果は認められるものの、特に
初期汚染性に劣る結果となった。その他、ポリアルキレ
ンオキサイド鎖含有アルコキシシラン化合物の代わり
に、ポリエチレングリコールを添加している塗料9、1
0は塗膜のツヤ引けが起こっており、塗膜表面にタック
も発生した。これにより、塗膜物性に問題があり、実用
性が無いことがわかった。
【0050】アルキル基の鎖長が3〜10のもののエス
テル交換率が高いアルコキシシラン縮合物を使用した塗
料11は、一定の効果は認められるものの不充分な結果
となっている。アルキル基の鎖長が12のものが存在す
るアルコキシシラン縮合物を使用した塗料12でも、塗
料11と同様の傾向が見られる。
【0051】アルコキシシラン縮合物の添加量が少ない
塗料13は、一般アクリル樹脂系塗料(塗料7)と同様
の傾向を見せており、若干の染み込み抵抗性があること
がわかった。逆に、アルコキシシラン縮合物の添加量が
多い塗料14では、接触角の低下が見られるものの、屋
外暴露により表面にクラックと呼ばれる割れが発生して
おり実用上問題があることがわかった。
【表4】
【0052】
【発明の効果】本発明の非汚染塗料組成物によれば、降
雨等の塗膜形成後に生ずる作用によって、初めて塗膜が
親水性になるのではなく、塗膜形成直後よりその表面が
親水性となり、汚れの染み込み抵抗性にも優れるため、
汚染物質を洗い流すソイルリリース効果を、塗膜形成後
ごく初期より発揮することが可能となる。また、塗膜物
性の良好な非汚染型のアクリル樹脂系塗料組成物を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】暴露用板を表す斜視図
【符号の説明】 a:暴露した際に垂直となる面 b:暴露した際に上面となる面 α:折り曲げ角度(135゜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 久志 大阪府茨木市清水1丁目25番10号 エス ケー化研株式会社研究所内 (56)参考文献 特開 平8−113755(JP,A) 特開 平8−176304(JP,A) 特開 平4−370176(JP,A) 国際公開94/6870(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 183/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)アクリル酸エステル及び/又はメ
    タクリル酸エステルモノマーを含み、ガラス転移温度が
    0〜100℃であるアクリル系共重合樹脂の樹脂固形分
    100重量部に対して、(D)テトラアルコキシシラン
    の平均縮合度4〜20の縮合物であり、該縮合物中のア
    ルキル基が炭素数1〜2と炭素数3〜10のものが混在
    しているものとし、その混在比率が炭素数3〜10のア
    ルキル基が該縮合物中の全アルキル基の5〜50%であ
    る化合物をSiO2 換算にて1〜30重量部、および
    (C)繰り返し単位が2〜40の、アルキレンオキサイ
    ド鎖を含有する、重量平均分子量150〜3500のア
    ルコキシシラン化合物を、固形分で0.1〜20重量部
    含有することを特徴とする非汚染塗料組成物。
  2. 【請求項2】 (C)アルコキシシラン化合物のアルキ
    レンオキサイド鎖が、エチレンオキサイド鎖である請求
    1に記載の非汚染塗料組成物。
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