JP3160335B2 - グルタチオン含有飲料 - Google Patents

グルタチオン含有飲料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグルタチオンを含有する
飲料および酸化型グルタチオン含有酵母エキスならびに
酸化型グルタチオン含有酵母エキス粉末の製法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】酵母エキスに存在するグルタチオンは他
の成分、例えば炭水化物、蛋白質、ビタミンおよびミネ
ラルなどが共存するために安定に保存できない。この保
存安定性を左右する最大の要因は、グルタチオンが存在
する状態における水分活性である。水分活性の低い乾燥
状態に保存しておけば、グルタチオンは比較的長期間安
定であり、従来グルタチオンを含む食品の形態は、粉
末、顆粒および錠剤などの乾燥状のものに限られてい
た。
【0003】酵母エキス中のグルタチオンを安定化する
方法として、γ−サイクロデキストリンを加えることは
知られている(特開昭64−63342号公報)。また、グル
タチオンが付加されている栄養食品は知られている(特
開昭62−32867号公報)。しかし、グルタチオンを飲食
品中に用いた実施はされていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】栄養飲料や酵母エキス
に含まれるグルタチオンを長期間安定に保つことは困難
であり、グルタチオンを安定に保持する方法の開発が望
まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は栄養飲料や酵
母エキス中のグルタチオンを酸化型とすることによりグ
ルタチオンを安定に保持できることを見出し、本発明を
完成した。以下に本発明を詳細に説明する。本発明のグ
ルタチオン含有飲料は、グルタチオン5〜100mg/100ml
を含む飲料であり、全グルタチオンのうち50重量%以上
が酸化型グルタチオンであるものである。
【0006】本発明のグルタチオン含有飲料は、水また
は通常の飲料に、酸化型グルタチオンを50重量%以上含
むグルタチオンを添加することにより製造することがで
きる。当該グルタチオンは市販のものを用いてもよい
し、酵母などから採取されたもの、または酵母エキスな
らびにその濃縮物を用いてもよい。
【0007】本発明飲料のpHは、グルタチオンと他成
分との反応、たとえばアミノカルボニル反応を抑制する
目的から通常6.5以下、好ましくは2.5〜5.5の範囲にす
ることが望ましい。酵母エキス中のグルタチオンは還元
型グルタチオンの割合が多いため、本発明において酵母
エキスを原料とする場合は、酵母エキス中の還元型グル
タチオンを酸化型グルタチオンに変換し、全グルタチオ
ン中の酸化型グルタチオンの割合が50重量%以上になる
ようにしておく必要がある。
【0008】酵母エキス中の還元型グルタチオンは以下
の方法により酸化型グルタチオンに変換させることがで
きる。すなわち酵母エキスのpHを6以上11未満に調
整し、溶存酸素の存在下におくことによって還元型グル
タチオンを酸化型グルタチオンに変換することができ
る。溶存酸素濃度を2ppm 以上、好ましくは7ppm 以上
に10分〜3時間保持することにより、還元型グルタチオ
ンを酸化型グルタチオンに変換することができる。得ら
れる酵母エキスは還元型グルタチオンを実質的に含まな
い。
【0009】得られる酵母エキスは、そのまま、または
濃縮、希釈して本発明のグルタチオン含有飲料とするこ
ともでき、また他の飲料に加えて飲料とすることもでき
る。さらに当該酵母エキスからグルタチオンを採取し
て、水または他の飲料に添加することによっても本発明
のグルタチオン含有飲料とすることもできる。濃縮は、
酵母エキスに塩酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸
などを加え、pH4〜7に調整し、固型分10〜50重量%
に減圧濃縮することにより行うことができる。
【0010】従って本願は、還元型グルタチオンを含む
酵母エキスのpHを6以上11未満に調整し、溶存酸素
の存在下に還元型グルタチオンを酸化型グルタチオンに
変換することを特徴とする酵母エキスの製法を提供す
る。
【0011】原料として用いる還元型グルタチオンを含
む酵母エキスとしては、たとえば通常のパン酵母、アル
コール発酵酵母などを公知の手法で培養して得られる菌
体から熱水などで抽出後、濃縮して得られる濃縮液など
が用いられる。本発明の酸化型グルタチオンを含有する
酵母エキス溶液は、賦型剤を加え、乾燥することにより
粉末製品とすることもできる。
【0012】従って、本願は、グルタチオン含有酵母エ
キスに、デキストリン、ゼラチン、カゼインナトリウ
ム、ラクトアルブミンおよび卵白からなる群から選ばれ
る賦型剤の一種または二種以上を加え、乾燥することか
らなるグルタチオン含有酵母エキス粉末の製法も提供す
る。賦型剤の添加量はグルタチオン含有酵母エキス溶液
50〜90部(固型分として)に対して50〜10重量部(固型
分として)とするが、これに限定されるものではない。
また乾燥は噴霧乾燥、凍結乾燥などいかなる方法によっ
て行なってもよい。
【0013】以下に実施例および試験例を示す。
【0014】
【実施例】
実施例1 酵母エキス溶液(固型分5w/w %、還元型グルタチオン
4.0mg/mlおよび酸化型グルタチオン1.0 mg/ml含有)2
000mlに酸素を吹込みながら溶存酸素量を20ppmに保持し
反応を行なった(反応温度20℃)。また反応中、反応液
のpHを4%水酸化ナトリウム溶液で常時8.5に調整し
た。反応開始後90分には還元型グルタチオンはすべて
酸化型グルタチオンになった(回収率100%)。この酸
化型グルタチオン含有酵母エキス2010mlに0.5%のケイ
ソウ土を添加し、加圧濾過(0.5kg/cm2 ) して清澄液1
950ml(pH8.5)を得た。該清澄液のpHを1%塩酸で
5.5に調整した後、50℃で減圧濃縮し固形分20w/w %の
濃縮酵母エキス溶液490mlを得た。該濃縮液中の総グル
タチオン含量は2%ですべて酸化型であった。 実施例2 酵母エキス溶液(固形分20w/w %、還元型グルタチオン
15mg/mlおよび酸化型グルタチオン5mg/ml含有)1000m
lに酸素を吹込みながら溶存酸素量を35ppm に保持し反
応を行なった(反応温度20℃)。また反応中、反応液の
pHを10%炭酸ナトリウム溶液で常時9.0に調整した。
反応開始後20分には還元型グルタチオンはすべて酸化型
グルタチオンになった(回収率100%)。この酸化型グ
ルタチオン含有酵母エキス1050mlに10%クエン酸溶液を
添加してpH5.0に調整した。この酵母エキス溶液(固
型分20w/w %)1100mlにデキストリン50gを添加、溶解
し、噴霧乾燥(熱風温度170℃、排風温度80℃)して酸
化型グルタチオン含有酵母エキス粉末230gを得た。該
粉末中の総グルタチオン含量は8.70%で酸化型であっ
た。 実施例3 実施例1で調整した固型分20w/w %濃縮酵母エキス溶液
(グルタチオン含量20mg/ml)15ml、ビタミンB1 5m
g、ビタミンB2 10mg、ビタミンB6 25mg、ビタミンC
1000mg、クエン酸3g、果糖−ブドウ糖液糖150gおよび
アップルフレーバーを配合し、水で全量を1リットルに
した。これを100ml容量のビンに充填後90℃、3分間加
熱殺菌し、pH3.0、Brix 11.5 %、グルタチオン含量2
9.5mg%の栄養飲料を得た。
【0015】該飲料の40℃、60日間保存後のグルタチオ
ン含量は23.5mg%であった(グルタチオン残存率80
%)。 試験例1 還元型グルタチオン(以下 GSHと略記する)および
酸化型グルタチオン(以下 GSSGと略記する)の飲
料中での保存安定性を比較した。
【0016】第1表に示す成分からなる飲料100ml(p
H3.3 、Brix 11.3 %)の各試験区a(GSH 25mg、
ビタミンC 75mg添加)、b(GSH 25mg添加)およ
びc(GSSG 25mg添加)を40℃、60日間保存し、飲
料中のグルタチオン含量を経時的に測定した。
【0017】
【表1】
【0018】結果を図1に示す。図1に示したように、
試験区aのビタミンCが共存する場合、GSHは急速に
消失した。試験区bでは試験区aよりもすみやかにGS
Hは消失し、またその消失につれてGSSGの生成が認
められた。一方、試験区cのGSSGの消失は僅かであ
ることからGSSGは飲料中で安定に存在できることが
確認された。 試験例2 酵母エキス溶液(固型分10w/w %、還元型グルタチオ
ン7.0 mg/mlおよび酸化型グルタチオン 3.0mg/ml含
有)1000mlを用いて溶存酸素(溶存酸素量 35ppm)の存
在下に本発明の還元型グルタチオンを酸化型グルタチオ
ンに変換する反応(反応温度20℃)を行なったときの酵
母エキス溶液のpHによる酸化型グルタチオンの生成率
(%)を図2に示す。
【0019】また上記と同様の酵母エキス溶液1000mlを
用いて溶存酸素(溶存酸素量各 35ppm、20ppm 、8ppm、
2ppm、0ppm) の存在下に反応(反応温度20℃、pH9.
3)を行なったときの各溶存酸素量による酸化型グルタ
チオンの生成率(%)を図3に示す。図2に示したよう
に、反応時のpHが酸性側では反応は非常に遅いが、p
H6以上のアルカリ側では反応は速くなる。
【0020】尚、pHが9以上であっても全く副反応
(グルタチオンと他成分とのアミノカルボニル反応)を
伴わず、完全にGSSGに変換される。また図3に示し
たように、2ppm 程度の低い溶存酸素量でも充分に反応
し得る。 試験例3 本発明による酵母エキス溶液(固型分20w/w %、還元型
グルタチオン0%および酸化型グルタチオン2.0 %含
有、以下酵母エキスAという)または還元型グルタチオ
ンを含む酵母エキス溶液(固型分20w/w %、還元型グル
タチオン 1.6%および酸化型グルタチオン 0.4%含有、
以下酵母エキスBという)を用いたグルタチオン含有飲
料にそれぞれビタミンCを添加した場合の飲料中でのグ
ルタチオンの保存安定性をビタミンC無添加群を対照と
して比較した。
【0021】酵母エキスAまたは酵母エキスBを含有す
る第2表に示す成分からなる飲料1000ml(pH 2.9、Brix
11.4%、総グルタチオン含量 25mg %)の各試験区a
(酵母エキスA 12.5 g含有)、b(酵母エキスA 12.
5 gおよびビタミンC 1.0g含有)、c(酵母エキスB
12.5 g含有)、d(酵母エキスB 12.5 gおよびビタ
ミンC 1.0g含有)を40℃、60日間保存し、飲料中のグ
ルタチオン含量を経時的に測定した。
【0022】
【表2】
【0023】結果を図4に示す。図4に示したように、酵
母エキスBを含有する飲料にビタミンCを添加すると、
グルタチオンは保存中に急速に消失した。一方、酵母エ
キスAを含有する飲料にビタミンCを添加するとグルタ
チオンの消失は比較的少ないことが確認された。すなわ
ち、酵母エキス中のグルタチオンを還元型から酸化型に
変換して飲料に添加した場合、ビタミンCが共存しても
グルタチオンは還元型にならないことを示している。こ
のように本発明による酸化型グルタチオン含有酵母エキ
スは飲料中でのグルタチオンの保存安定性が従来の酵母
エキスに比べ優れている。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、栄養飲料や酵母エキス
に含まれるグルタチオンを長期間安定に保持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1aは、飲料100mlにGSH25mg
よびビタミンC75mgを添加し、40℃、60日間の
保存期間におけるグルタチオン含量を示す図である。図
1bは、飲料100mlにGSH25mgを添加し、4
0℃、60日間の保存期間におけるグルタチオン含量を
示す図である。図1cは、飲料100mlに酸化型グル
タチオンGSSG25mgを添加し、40℃、60日間
の保存期間におけるグルタチオン含量を示す図である。
それぞれグルタチオン含量を縦軸に、保存日数を横軸に
してある。●は、GSH,○は、GSSGをそれぞれ示
す。
【図2】図2は、酵母エキス溶液(固型分10w/w
%、GSH7.0mg/mlおよびGSSG3.0mg
/ml含有)を溶存酸素(溶存酸素量35ppm)の存
在下に反応(反応温度20℃)を行なったときの酵母エ
キス溶液のpHによるGSSGの生成率(%)を示す図
である。GSSGの生成率を縦軸に、時間を横軸にして
ある。○は、pH9.3,△は、pH8.2,□は、p
H7.0,●は、pH5.0をそれぞれ示す。
【図3】図3は、酵母エキス溶液(固型分10w/w
%、GSH7.0mg/mlおよびGSSG3.0mg
/ml含有)を用いて、溶存酸素(溶存酸素量各35p
pm、20ppm、8ppm、2ppm、0ppm)の
存在下に反応(反応温度20℃、pH9.3)を行なっ
たときの各溶存酸素量によるGSSGの生成率(%)を
示す図である。GSSGの生成率を縦軸に、時間を横軸
にしてある。○は、35ppm,△は、20ppm,×
は、8ppm,●は、2ppm,□は、0ppmをそれ
ぞれ示す。
【図4】図4は、本発明による酵母エキス溶液(固型分
20w/w %、GSH0%およびGSSG2.0%含
有、以下酵母エキスAという)またはGSHを含む酵母
エキス溶液(固形分20w/w %、GSH1.6%お
よびGSSG0.4%含有、以下酵母エキスBという)
を用いたグルタチオン含有飲料の各ビタミンC添加群お
よび無添加群における飲料中でのグルタチオンの保存安
定性(40℃、60日間保存)を示す図である。グルタ
チオン残存率を縦軸に、保存日数を横軸にしてある。●
は、酵母エキスA含有飲料,□は、酵母エキスAおよび
ビタミンC含有飲料,○は、酵母エキスB含有飲料,△
は、酵母エキスBおよびビタミンC含有飲料をそれぞれ
示す。

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 還元型グルタチオンを含む酵母エキスの
    pHを6以上11未満に調整し、溶存酸素の存在下に還
    元型グルタチオンを酸化型グルタチオンに変換すること
    を特徴とする酵母エキスの製法。
  2. 【請求項2】 溶存酸素量が2ppm以上、好ましくは
    7ppm以上である請求項1に記載の製法。
  3. 【請求項3】 得られる酵母エキスが還元型グルタチオ
    ンを実質的に含まない酸化型グルタチオン含有酵母エキ
    スである請求項1記載の製法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の製法で得られる酸化型グ
    ルタチオン含有酵母エキス溶液にデキストリン、ゼラチ
    ン、カゼインナトリウム、ラクトアルブミンおよび卵白
    からなる賦型剤から選ばれる一種または二種以上を配合
    し、乾燥することを特徴とする酵母エキス粉末の製法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の製法で得られる酸化型グ
    ルタチオン含有酵母エキス溶液に塩酸、クエン酸、リン
    ゴ酸、酒石酸および乳酸からなる群から選ばれる一種ま
    たは二種以上を添加し濃縮することを特徴とする酵母エ
    キス濃縮物の製法。
  6. 【請求項6】 還元型グルタチオンを実質的に含有しな
    い酸化型グルタチオン含有酵母エキス。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の酸化型グルタチオン含有
    酵母エキスにデキストリン、ゼラチン、カゼインナトリ
    ウム、ラクトアルブミンおよび卵白からなる賦型剤から
    選ばれる一種または二種以上を配合し、乾燥することに
    より得られる酸化型グルタチオン含有酵母エキス粉末。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の酸化型グルタチオン含有
    酵母エキスに塩酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸および
    乳酸からなる群から選ばれる一種または二種以上を添加
    し濃縮することにより得られる酸化型グルタチオン含有
    酵母エキス濃縮物。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の酵母エキス、請求項7
    に記載の酵母エキス粉末または請求項に記載の酵母エ
    キス濃縮物を含有することを特徴とする飲料。
  10. 【請求項10】 水または飲料に、請求項6に記載の酵
    母エキス、請求項7に記載の酵母エキス粉末または請求
    に記載の酵母エキス濃縮物を添加することを特徴と
    する飲料の製造方法。
  11. 【請求項11】 水または飲料に、還元型グルタチオン
    を酸化して得られる酸化型グルタチオンを添加すること
    を特徴とするグルタチオン含有飲料の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の製法で得られる酵母
    エキス、請求項4に記載の製法で得られる酵母エキス粉
    末または請求項5に記載の製法で得られる酵母エキス濃
    縮物を添加することを特徴とするグルタチオン含有飲料
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 水または飲料に、請求項6に記載の酵
    母エキス、請求項7に記載の酵母エキス粉末または請求
    に記載の酵母エキス濃縮物を添加することを特徴と
    するグルタチオン含有飲料中のグルタチオンの安定化方
    法。
  14. 【請求項14】 水または飲料に、還元型グルタチオン
    を酸化して得られる酸化型グルタチオンを添加すること
    を特徴とする水または飲料中のグルタチオンの安定化方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の製法で得られる酵母
    エキス、請求項4に記載の製法で得られる酵母エキス粉
    末または請求項5に記載の製法で得られる酵母エキス濃
    縮物を添加することを特徴とするグルタチオン含有飲料
    の安定化方法。
  16. 【請求項16】 還元型グルタチオンを酸化して得られ
    酸化型グルタチオンおよびビタミンCを含有するグル
    タチオンの保存安定性が向上したグルタチオン含有飲
    料。
  17. 【請求項17】 ビタミンCと、請求項1に記載の製法
    で得られる酵母エキス、請求項4に記載の製法で得られ
    る酵母エキス粉末または請求項5に記載の製法で得られ
    る酵母エキス濃縮物を含有するグルタチオンの保存安定
    性が向上したグルタチオン含有飲料。
  18. 【請求項18】 還元型グルタチオンを含む酵母エキス
    のpHを6以上11未満に調整し、溶存酸素の存在下に
    還元型グルタチオンを酸化型グルタチオンに変換するこ
    とにより得られる酸化型グルタチオン含有酵母エキス。
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