JP3160298B2 - 書換可能エリア、再生専用エリアを有する光ディスク - Google Patents

書換可能エリア、再生専用エリアを有する光ディスク

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JP3160298B2 JP50268298A JP50268298A JP3160298B2 JP 3160298 B2 JP3160298 B2 JP 3160298B2 JP 50268298 A JP50268298 A JP 50268298A JP 50268298 A JP50268298 A JP 50268298A JP 3160298 B2 JP3160298 B2 JP 3160298B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、記録または再生可能なエリア(以下、書換
可能エリアという)と、再生のみ可能なエリア(以下、
再生専用エリアという)を有する光ディスクに関する。
技術背景 光ディスクに書換可能エリアと再生専用エリアとが混
在する場合、書換可能エリアと再生専用エリアの境界を
どのように設定するかが問題となる。書換可能エリアと
再生専用エリアの境界において、両エリアが接近しすぎ
るとデータの混同が生ずる一方、両エリアが離間すると
光ディスクの利用効率の低下を招く。
発明の開示 本発明は、上記の問題を解決し、書換可能エリアと再
生専用エリアの境界における配置条件を定め、両エリア
のデータの混同を生じないようにすると共に、両エリア
を実質的に隣合わせに,または一定の幅を持つランドを
通して配置し、光ディスクの利用効率の低下を招くこと
のない新規な光ディスクを提供することを目的としてい
る。
上記目的を達成するための第1の発明は、次の通りで
ある。
ディスク基板上に円周状にグルーブと該グルーブの間
のランドの両方が形成され、ディスク1周分に相当する
前記グルーブの記録トラックとディスク1周分に相当す
る前記ランドの記録トラックが所定の半径上に想定した
切り替え線上で交互に接続されることにより1本の記録
スパイラルが形成されており、前記記録トラックのトラ
ックピッチPaはλ/NAより小さい値とされ、所定の開口
数NAのレンズで集光された所定の波長λのレーザビーム
を照射することによって局所的反射率変化が生じる相変
化記録膜を含み、前記局所的反射率変化により生じた記
録マークの前後両端のエッジ位置により情報記録が行わ
れる第1の情報データ記録領域が配置された書換可能エ
リアと、 前記光ディスク上に予め凸凹状のピット列を形成配列
することにより、前記記録トラックのトラックピッチPa
と大略同等のトラックピッチPbのスパイラル状の記録ト
ラックを形成し、情報データを予め記録しておく第2の
情報データ記録領域を配置した再生専用エリアとを有
し、 前記書換可能エリアは、複数の記録セクタを有し、各
記録セクタは、アドレス情報を表すエンボスされたピッ
トにより予めフォーマットされた第1のヘッダ領域と、
データを記録する第1の情報データ領域を有しており、 前記第1のヘッダ領域は、少なくともセクタドレス情
報を蓄えるアドレス領域Pidを含む物理的アドレス領域P
IDを含み,その物理的アドレス領域PIDは2K回(Kは正
の整数)繰り替えされ、 2Kの物理的アドレス領域PIDが次の順序PID1、…PI
DK、PIDK+1、…、PID2Kで表現される時は、はじめの半
分PID1、…PIDK、がグルーブ記録セクタのトラックから
約Pa/2のずれがディスクの第1の半径方向にあり、後の
半分PIDK+1、…、PID2K、がグルーブ記録セクタのトラ
ックから約Pa/2のずれがディスクの第2の半径方向にあ
り、 前記書換可能エリアは、先頭の端に一周の螺旋状パタ
ーンで構成される始端トラックランドと、終りの端に一
周の螺旋状パターンで構成される終端トラックランドを
有し、それによって書換可能エリアのトラックから約Pa
/2ずれている物理的アドレス領域PIDの部分が始端トラ
ックランドと終端トラックランドの中に進入することを
特徴とする光ディスクである。
この第1の発明によれば、光ディスクにおいて、書換
可能エリアと再生専用エリアの境界は、書換可能エリア
の上にある境界線に接して存在する始端トラックランド
もしくは終端トラックランドを常に存在しており、前記
ランドの表面レベルは境界線の再生専用エリアのレベル
と同じである。結果として書換可能エリアと再生専用エ
リアの間の境界線は決してグルーブと接する事はない。
書換可能エリアのグルーブの記録マークは誤って再生専
用エリアのエムボスドマークと混合することはない。
書換可能エリアのトラックと約Pa/2のずれがある物理
的アドレス領域PIDの部分は、始端トラックランドもし
くは終端トラックランドの中に進入している。その結
果、ずれのある部分は再生専用エリアの中に進入するこ
とはない。したがって、物理的アドレス領域PIDのデー
タと再生専用エリアのエムボスドマークの間にクロスト
ークが出ない。
第2の発明は、第1の発明の光ディスクであって、更
に、始端トラックランドと、近接する再生専用エリアと
の間に位置し、あらかじめ定められた幅を持つ追加のラ
ンドを含むと共に、終端トラックランドと、近接する再
生専用エリアとの間に位置し、あらかじめ定められた幅
を持つ別の追加のランドを含むことを特徴とする光ディ
スクである。
第2の発明により,追加のランドを挿入することによ
り上記書換可能エリアと再生専用エリアとの間のクロス
トークを防ぐことが出きる。また追加ランドが設けられ
ているので、上記書換可能エリアと再生専用エリアのト
ラックの間の配列を調節することは不必要になる。さら
に、追加のランドを検出することにより上記書換可能エ
リアと再生専用エリアの間を区別することができる 第3の発明は、上記第1の発明に基づく光ディスクで
あって、上記書換可能エリアと再生専用エリアは少なく
とも光ディスクの中心部側のリード・イン・エリアに形
成され、該再生専用エリアは予め制御データが書き込ま
れたコントロールデータゾーンとして用いられることを
特徴とする光ディスクである。
この第3の発明によれば、光ディスクの中心部分のリ
ード・イン・エリアに書換可能エリアと再生専用エリア
が設けられている。その結果、コントロールデータゾー
ンとして用いられる再生専用エリアには、その始端トラ
ックおよび終端トラックには一切のデータを書き込まな
いように制御データを加えることも可能である。
第4の発明は、上記第3の発明に基づく光ディスクで
あって、上記制御データに、上記始端トラックランドお
よび終端トラックランドにデータを記録することを禁止
するデータが含まれることを特徴とする光ディスクであ
る。
この第4の発明によれば、再生専用エリアから読み出
されたデータは書換可能エリアから読み出されたデータ
と混同することはない。その理由は始端トラックもしく
は終端トラックランドには一切のデータが記載されてい
ないためである。
第5の発明は、上記第1の発明に基づく光ディスクで
あって、再生専用エリアと書換可能エリアの切り替え
が、大略切り替え線に沿って行われることを特徴とする
光ディスクである。
第5の発明によれば、再生専用エリアと書換可能エリ
アの各トラックの先頭の端は切り替え線に沿って配列さ
れている。その結果、容易にトラックをシークし、トラ
ックを制御することが可能になる。また再生専用エリア
と書換可能エリアの切り替えがどこにあるか容易に見つ
けることができる。
第6の発明は、上記第1の発明に基づく光ディスクで
あって、レーザビームの波長λが650nm、レンズ開口数N
Aが0.6であり、トラックピッチPaおよびトラックピッチ
Pbがともに0.74μmであり、8情報ビットを16チャンネ
ルビットに変調する変調方式を採用し、最短記録マーク
長を3チャンネルビットとし、最長記録マーク長を11チ
ャンネルビットとすることを特徴とする光ディスクであ
る。
この第6の発明によれば、ディスクスペースを無駄に
せずに効率よくコンパクトにデータフォーマットを作る
ことが出きる。
第7の発明の光ディスクは次の構成になっている。
ディスク基板上に円周状にグルーブと該グルーブの間
のランドの両方が形成され、ディスク1周分に相当する
前記グルーブの記録トラックとディスク1周分に相当す
る前記ランドの記録トラックが所定の半径上に想定した
切り替え線上で交互に接続されることにより1本の記録
スパイラルが形成されており、前記記録トラックのトラ
ックピッチPaはλ/NAより小さい値とされ、所定の開口
数NAのレンズで集光された所定の波長λのレーザビーム
を照射することによって局所的反射率変化が生じる相変
化記録膜を含み、前記局所的反射率変化により生じた記
録マークの前後両端のエッジ位置により情報記録が行わ
れる第1の情報データ記録領域が配置された書換可能エ
リアと、 前記光ディスク上に予め凸凹状のピット列を形成配列
することにより、前記記録トラックのトラックピッチPa
と大略同等のトラックピッチPbのスパイラル状の記録ト
ラックを形成し、情報データを予め記録しておく第2の
情報データ記録領域を配置した再生専用エリアとを有
し、 前記書換可能エリアは、複数の記録セクタを有し、各
記録セクタは、アドレス情報を表すエンボスされたピッ
トにより予めフォーマットされた第1のヘッダ領域と、
データを記録する第1の情報データ領域を有しており、 前記第1のヘッダ領域は、少なくともセクタドレス情
報を蓄えるアドレス領域Pidを含む物理的アドレス領域P
IDを含み,その物理的アドレス領域PIDは2K回(Kは正
の整数)繰り替えされ、 2Kの物理的アドレス領域PIDが次の順序PID1、…PI
DK、PIDK+1、…、PID2Kで表現される時は、はじめの半
分PID1、…PIDK、がグループ記録セクタのトラックから
約Pa/2のずれがディスクの第1の半径方向にあり、後の
半分PIDK+1、…、PID2K、がグルーブ記録セクタのトラ
ックから約Pa/2のずれがディスクの第2の半径方向にあ
り、 前記書換可能エリアは、複数のトラック幅にほぼ等し
い幅のランドを介して、前記再生専用エリアに近接して
位置しいることを特徴とする光ディスクである。
第8の発明の光ディスクは、次の構成になっている。
ディスク基板上に円周状にグルーブと該グルーブの間
のランドの両方が形成され、ディスク1周分に相当する
前記グルーブの記録トラックとディスク1周分に相当す
る前記ランドの記録トラックが所定の半径上に想定した
切り替え線上で交互に接続されることにより1本の記録
スパイラルが形成されており、前記記録トラックのトラ
ックピッチPaはλ/NAより小さい値とされ、所定の開口
数NAのレンズで集光された所定の波長λのレーザビーム
を照射することによって局所的反射率変化が生じる相変
化記録膜を含み、前記局所的反射率変化により生じた記
録マークの前後両端のエッジ位置により情報記録が行わ
れる第1の情報データ記録領域が配置された書換可能エ
リアと、 前記光ディスク上に予め凸凹状のピット列を形成配列
することにより、前記記録トラックのトラックピッチPa
と大略同等のトラックピッチPbのスパイラル状の記録ト
ラックを形成し、情報データを予め記録しておく第2の
情報データ記録領域を配置した再生専用エリアとを有
し、 前記書換可能エリアと、前記再生専用エリアの間の切
り替えがほぼ切り替え線に沿っていること特徴とする光
ディスクである。
第9の発明は、上記第8の発明に基づく光ディスクで
あって、前記書換可能エリアのグルーブピッチは再生専
用エリアのエムボスドマークのピッチの2倍であること
を特徴とする光ディスクである。
この第9の発明によれば、再生専用エリアに使用され
ている記録密度と同じ密度でデータを書換可能エリアに
記録できる。
図面の簡単な説明 本発明は下記の詳しい説明および添付の図面により、
より完全に理解できる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク
の平面図。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク
の部分拡大斜視図。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク
のトラックの概略を示す平面図。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク
の書換可能エリアと再生専用エリアの切り替え線の近傍
における拡大平面図。
図5は、本発明に係る光ディスクの書換可能エリアに
おけるアドレス部の拡大説明図。
図6は、書換可能エリアにおけるセクタ領域のデータ
フォーマットの詳細説明図。
図7は、本発明の第1の実施の形態に係る再生専用エ
リアにおけるセクタ領域のデータフォーマットの詳細説
明図。
図8は、本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク
の再生回路のブロック図。
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク
の部分拡大斜視図。
図10は、本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク
の書換可能エリアと再生専用エリアの切り替え線の近傍
における拡大平面図。
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る再生専用エ
リアにおけるセクタ領域のデータフォーマットの詳細説
明図。
図12は、本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク
の再生回路のブロック図。
本発明を実施するための最良の形態 本発明の好ましい実施の形態を添付の図を参照して説
明をする。
第1の実施の形態 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しな
がら説明する。
図1は、本発明にかかる光ディスク1の平面図を示
す。光ディスク1はその内側から書換可能エリア(記録
又は再生可能な領域)2、再生専用エリア(再生のみ可
能な領域)3、書換可能エリア4、再生専用エリア6、
書換可能エリア7で構成されている。
内側のエリア2、3、4はリード・イン・エリア5を
構成し、書換可能エリア2及び4は光ディスクの記録特
性を検査するためのエリアであり、再生専用エリア3は
光ディスク1の特性やフォーマットが予め記録されてい
るエリアである。
リード・イン・エリア5の外側にある再生専用エリア
6や書換可能エリア7はデータ・エリア8を構成し、オ
ーディオデータやビデオデータが記録される。
図1に示す光ディスク1に設けた書換可能エリアや再
生専用エリアの配置は単に一例を示すものである。光デ
ィスク1には内側から外側に向かって螺旋状のトラック
が設けられており、書換可能エリアではそのトラックに
沿ってデータが記録再生される一方、再生専用エリアで
はそのトラックに沿ってデータが再生される。なお、好
ましい実施の形態ではトラックピッチは0.74μmであ
る。
図2は、屈折率nの基板10に形成された書換可能エリ
ア2と再生専用エリア3の詳細及びその境界部分を示す
図である。書換可能エリア2は、ディスクの基準面と同
一レベルに存在し、かつトラックに沿って延びるランド
11と、該基準面から所定量Dpだけ窪み、かつトラックに
沿って延びるグルーブ12からなる。好ましい実施の形態
では所定量Dpは0.07μmである。また、ランド11とそれ
に隣接するグルーブ12のピッチPa、すなわちランド11の
中心線とグルーブ12の中心線との間の距離は0.74μmで
ある。従ってランド11自身(又はグルーブ12自身)のピ
ッチはトラックピッチの2倍、すなわち1.48μmであ
る。
ランド11やグルーブ12の表面は相変化記録膜16が設け
られており、光源17から発せられ、所定の開口数NAを有
するレンズ18から送られてくるレーザービームが局部的
に照射されることにより、照射された部分が物理的変
化、例えば局所的な反射率の変化を生じ二値化記録が可
能となる。この照射された部分を記録マーク13で示す。
記録されたマークは、強度が調節されたレーザービーム
を再度照射することにより書換可能である。
本発明の好ましい実施の形態では、レーザービームの
波長λは650nmであり、レンズ18の開口数NAは0.6であ
る。また、光ディスクの基板10の屈折率nは約1.5であ
る。なお、ピットPaは、λ/NAより小さい値となってい
る。
書換可能エリアにおけるトラックはこのようにランド
とグルーブが交互に配列されている。これはレーザービ
ームのトラッキングを可能ならしめるためである。
図2において、再生専用エリア3はディスクの基準面
と同一レベルに存在するランド面14においてトラックに
沿って配列された複数のエンボスされたマーク15、たと
えばピットを有する。このエンボスされたマーク15は予
め形成されているので、光ディスクの利用者はこのエン
ボスされたマーク15を消したり、書き換えたりすること
ができない。隣接して配列されたエンボスされたマーク
15のピッチPbは0.74μmである。
再生専用エリア3に隣接する、書換可能エリア2の一
番最後のトラック(終端トラックという)は、図2に示
すように常にランド11で構成され、このようなランドは
終端トラックランド11aとして取り扱う。その終端トラ
ックであるランド11aには一切のデータの記録が禁止さ
れる構成となっている。この禁止は上で述べたディスク
・バージョンのプロトコールにより予めその旨のフォー
マットが記録されている。ディスク・バージョンは、リ
ードインエリア5の再生専用エリア3に記録されてい
る。図4に示されているように、再生専用エリア3に隣
接する書換可能エリア2の一番最初のトラック(始端ト
ラック11sという)もランドで形成され、終端トラック
と同様に一切の記録が禁止される。
換言すれば、本発明による光ディスクの書き換え可能
エリアはグルーブとランドをディスクの各円周に交互に
配列し,書き換え可能のトラックは常にグルーブで始ま
り、グルーブで終わる。さらに始めのトラックランド11
sは書き換え可能エリアの始めの書き換え可能のグルー
ブの外側,すなわち内周側にある。また終わりのトラッ
クランド11aは書き換え可能エリアの終わりの書き換え
可能のグルーブの外側,すなわち外周側にある。始めの
トラックランド11sおよび終わりのトラックランド11aに
はデータの記録が禁じられている。始めのトラックラン
ド11sおよび終わりのトラックランド11aは始めのトラッ
クランド11sおよび終わりのトラックランド11aに隣接す
る再生専用エリアのグルーブトラックからトラック半分
の幅がずれている最初のヘッダ前半部24および次のヘッ
ダ前半部25を保存するものである。
図3は、書換可能エリア2と再生専用エリア3を上か
ら見た拡大平面図を示し、一本の螺旋状のトラックが内
側から外側に延びている。書換可能エリア2は、上述し
たようにランド11とグルーブ12が交互に配列されてい
る。更に詳述すれば、ランド11が、所定した切り替え線
26を始点として一周存在して再び切り替え線26に戻り、
続いてグルーブ12が同様に一周存在する。そしてまた、
ランド11が一周存在する。この切り替え線26は光ディス
ク1の中心から半径方向に延びる仮想上の線であり、こ
の線上においてランド11とグルーブ12が切り替わる構成
となっている。また、終端トラックであるランド11と次
の再生専用エリア3との切り替えもこの切り替え線26に
おいて行われる。すなわち、常に書換可能エリアと再生
専用エリアの切り替え点を切り替え線26上において行わ
れる。さらに上記したように一連のエンボスマーク15は
再生専用エリア3の螺旋状トラックの上に形成されてい
る。
書換可能エリア、再生専用エリアの各トラックの先頭
の端は、切り替え線26にそって配列している。この結
果、トラックを探しまたトラックを管理することが容易
になる。また書換可能エリア、再生専用エリアの間の切
り替え線26の場所を容易に見つけることが出来る 図4は、書換可能エリア2、再生専用エリア3、書換
可能エリア4の切り替え線26近傍における拡大平面図を
示す。切り替え線26を先頭にトラックは一周当たりN個
(Nは正の整数で例えば17)のセクタ23に分けられる。
書換可能エリア2において、各セクタ23は、その先頭側
にヘッダ領域21と、ミラー領域を介してそれに続く情報
データ記録領域22を有する。後で述べるように、再生専
用エリア3にもヘッダ領域31と情報データ記録領域32が
あり、特に、書換可能エリア2におけるヘッダ領域21と
情報データ記録領域22を第1のヘッダ領域、第1の情報
データ記録領域と参照されている一方、再生専用エリア
3におけるヘッダ領域31と情報データ記録領域32を第2
のヘッダ領域、第2の情報データ記録領域と参照されて
いる。
さらに第1のヘッダ領域21はヘッダ前半部24とヘッダ
後半部25とに2分割されている。ヘッダ前半部24はグル
ーブ12の中心線から一方側に大略トラック半ピッチ分、
上述の例では0.37μmずれた位置に存在する一方、ヘッ
ダ後半部25はグルーブ12の中心線から他方側に大略トラ
ック半ピッチ分、上述の例では0.37μmずれた位置に存
在する。この第1のヘッダ領域21の詳細を更に述べる。
図5に示すように、ヘッダ前半部24は連続して述べら
れた第1エリアPID1と第2エリアPID2から構成され、ヘ
ッダ後半部25は連続して述べられた第3エリアPID3と第
4エリアPID4から構成される。第1〜第4エリアのそれ
ぞれには第1〜第4識別コードが記録されていると共
に、セクタのアドレスも記録されている。なお、この実
施の形態におけるアドレスは、ランレングスが制限され
た変調方式で変調されている。
図6に書換可能エリアにおける第1のヘッダ領域21の
具体的なデータ構成が示されている。まず始めに第1の
ヘッダ領域21の信号フォーマトを説明する。第1エリア
PID1は、再生時の同期クロック生成及び検出タイミング
を得るための単一周波数パターン領域VFO1と、ヘッダ再
生時のバイト同期及び上記検出タイミングの開始を認識
するためのアドレスマーク領域AMと、セクタのアドレス
情報を保持するアドレス領域Pid1と、アドレス領域の誤
りを検出する符号を保持するアドレス誤り検出領域IED1
と、変調完結のためのポストアンブル領域PAとから構成
されている。
同様に、第2エリアPID2は、単一周波数パターン領域
VFO2と、アドレスマーク領域AMと、アドレス領域Pid2
と、アドレス誤り検出領域IED2と、ポストアンブル領域
PAとから成立している。
同様に、第3エリアPID3は、単一周波数パターン領域
VFO1と、アドレスマーク領域AMと、アドレス領域Pid3
と、アドレス誤り検出領域IED3と、ポストアンブル領域
PAとから成立している。
更に、第4エリアPID4は、単一周波数パターン領域VF
O2と、アドレスマーク領域AMと、アドレス領域Pid4と、
アドレス誤り検出領域IED4と、ポストアンブル領域PAと
から成る。
変調方式は、8情報ビットを16チャンネルビットの比
率で変調し、最短記録マーク長のチャンネルビットを3
ビットとし、最長記録マーク長のチャンネルビットを11
ビットとする方式である。
単一周波数パターン領域VFO1のそれぞれは、特定パタ
ーン、例えば(00010001)の繰り返しパターンが記録さ
れている領域であり、VFO1の期間内に再生回路にある発
振回路(図8に示されているPLL回路152の中にある)か
ら発生される再生クロックの同期引き込みのために使用
される。領域VFO1の長さは、同期引き込みに十分な個数
の記録マークのエッジを含めることができる長さとさ
れ、本発明では好ましくは、36バイトとされる。
また、単一周波数パターン領域VFO2のそれぞれは同じ
特定パターンが繰り返し記録されており、VFO2内に再生
クロックの再同期引き込みに十分な個数の記録マークの
エッジを含めることのできる長さとされ、本発明では好
ましくは、8バイトとされる。
アドレスマーク領域AMのそれぞれは、変調ビット列に
現れない記録マーク長のチャンネルビットパターンを含
むことのできる長さとされ、変調方式の最長記録マーク
長より長くなっている。この実施の形態では3バイトが
好ましとされている。
アドレス領域Pid1、Pid2、Pid3、Pid4のそれぞれは、
記録セクタを識別するアドレスであり、本発明では好ま
しくは、4バイトとされる。
アドレス誤り検出領域IED1、IED2、IED3、IED4のそれ
ぞれは、アドレス領域Pidの再生誤りを既知の最大の誤
り率で検出できる長さとされ、本発明では好ましくは、
2バイトとされる。
ポストアンブルPA領域は、変調方式で必要とされる長
さ以上の長さで、かつ、記録マークを終結できる長さと
されている。ポストアンブル領域PAは本発明では好まし
くは、1バイトとされる。
更に、図6に示すように第1のヘッダ領域21の後に、
ミラー領域121が続く。ミラー領域121は、グルーブおよ
びエンボスマークが形成されていない平面部に存在し
て、たとえばトラッキングのずれの補正を行う。ミラー
領域121の後に続く第1の情報データ記録領域22の詳し
いフォーマットを以下に説明する。
第1の情報データ記録領域22には、ギャップ領域12
2、第1のガードデータ領域、単一周波数パターン(VFO
3)領域124、プリ同期化領域、データ領域125、ポスト
アンブル領域、ガードデータ領域126、バッファ領域128
が含まれている。ギャップ領域122、第1のガードデー
タ領域、単一周波数パターン(VFO3)領域124、プリ同
期化領域を総称して第1のバッファ領域を形成している
一方、第2のガードデータ領域126とバッファ領域128が
ともに第2のバッファ領域を形成している。
ギャップ領域122は、信号が割り当てられていない領
域であって、レーザーパワーの調整を行うために設けて
ある。
第1および第2のガードデータ領域番号126は、繰り
返し録画・再生を行った場合の記録媒体の劣化を補償す
るため、記録データの始端部および終端部に配置されて
いる。
また、記録媒体は、同じデータを同じ場所に繰り返し
記録すれば、劣化が進むという性質がある。これを補償
するため、データ領域の前後のガードデータ領域の長さ
を調整して、データ領域の記録位置を移動させる。ガー
ドデータ領域の長さを調整することにより、第1のガー
ドデータ領域と第2ガードデータ領域の合計の長さは一
定である。
単一周波数パターン(VFO3)領域124は、再生回路に
ある発振回路(図8のPLL152内にある)の発振周波数を
設定するために、特定パターン、例えば変調符号のある
特定のパルス幅を連続した繰り返しパターンを記録する
領域である。
プリシンク領域は、データ領域の先頭を検出するため
の同期信号で、自己相関の大きい符号パターンを記録す
る。
データ領域125は、エラー訂正符号等を含み、ユーザ
が記憶したいデータを記録する領域である。なお、この
データは消し取り可能で有り、書換可能である。
ポストアンブル領域は、変調方式で必要とされる長さ
以上の長さで、かつ、記録マークを終結できる長さとな
っている。され、ポストアンブル領域は本発明では好ま
しくは、1バイトとされる。
バッファ領域128は、何も記録されていない領域であ
って、光ディスク1の回転ジッターの結果として起こる
タイミングのズレを吸収するために設けてある。そのた
めに記録データの終端123bが次のヘッダ領域に重ならな
いように出来る。
本発明の好ましい実施の態様においては、ミラー領域
121は2バイト、ギャップ領域122は10バイト、単一周波
数パターン(VFO3)領域124は35バイト、プリ同期化領
域は3バイト、データ領域125は2418バイト、ポストア
ンブル領域は1バイト、バッファ領域128は40バイトに
設定されている。また、第1のガードデータ領域は19±
4バイト、第2のガードデータ領域は41±4バイトと
し、両ガードデータ領域の合計の長さは、60バイトで一
定とする。
注目すべき点は本実施の形態では、第1および第2の
ガードデータ領域の長さを伸縮させて、データ領域の位
置を移動させたが、これに限定されるものではない。例
えば、ギャップ領域とバッファ領域の長さを同様に伸縮
させても同じ効果を得ることが出来る。
図7に再生専用エリアにおけるヘッダ領域31(上記で
は第2のヘッダ領域として説明)の信号フォーマットが
示されている。この第2にヘッダ領域31は、ヘッダ領域
21と同じデータ配列および同じデータ容量を有すると共
に、同じ変調符号で変調されたデータ系列である。
なお、第2ヘッダ領域31の後に2バイトのミラー領域
130が続き、更にその後に第2の情報データ記録領域32
が続く。以下に第2の情報データ記録領域32の詳しいフ
ォーマットを説明する。
データ領域131には、予め情報データがエンボスされ
たピット列により記録されておる。したがってこのデー
タ領域131は、再生のみが可能である。
ポストアンブル領域PAは、変調方式で必要とされる長
さ以上の長さで、かつ、記録マークを終結できる長さと
される。ポストアンブル領域PAは、好ましくは、1バイ
トとされる。
第2の情報データ記録領域32は、全てエンボスされた
ピット列がディスク作製時に予め記録がなされている。
これと対照的なのは、記録マークにより利用者が繰り返
し記録する第1の情報データ記録領域22である。従っ
て、第2の情報データ記録領域32の記録状態は、第1の
情報データ記録領域22の記録状態と比べより安定したも
のとなっている。よって、第2の情報データ記録領域32
においては、ギャップ領域122、ガードデータ領域126、
バッファ領域128を必要としない。
そこで、第2の情報データ記録領域32を第1の情報デ
ータ記録領域22と同じ長さにし、かつ、データ領域131
をデータ領域125と同じ長さにするため、第2の情報デ
ータ記録領域32において、第1のバッファ領域に相当す
る箇所に第1のダミーデータを入れると共に、第2のバ
ッファ領域に相当する箇所に第2のダミーデータを入れ
る。
図7に示すデータフォマートにおいては、第1のダミ
ー領域として、28バイトの第1のパッド領域と1バイト
のポストアンブル領域が加えられている。なお、この2
つの領域は、第1の情報データ記録領域22におけるギャ
ップ領域と第1のガードデータ領域に対応する。また、
上記のように,ガードデータ領域の長さは調節でき、第
1のダミー領域の位置は可変のガードデータ領域範囲の
長さの中心に合わせている。ポストアンブル領域は、変
調方式で必要とされる長さ以上の長さ(1バイト)で、
かつ、記録符号および記録マークを完結できるパターン
を記録する。また、第1のガード領域に含まれる単一波
長パターンのVFO領域(35バイト)およびプリシンク領
域(3バイト)に記録される同じパターンが第1ダミー
エリアの単一波長パターンのVFO領域(35バイト)およ
びプリシンク領域(3バイト)に記録される。
次に、データエリア131のポストアンブルエリアPAに
続いて第2データ記録エリア32に第2ダミーエリア作る
ために、80バイトの第2のパッド領域と1バイトのポス
トアンブルが加えられている。この2つの領域は、第1
の情報データ記録領域22における第2のガードデータ領
域とバッファ領域に対応する。第1ダミエリアと同じよ
うに,第2のダミエリアの位置が対応する可変ガードデ
ータエリア範囲の長さ中心に合わせている。ポストアン
ブル領域は、変調方式で必要とされる長さ以上の長さ
(1バイト)で、かつ、記録符号および記録マークを終
結できるパターンを記録する。
前記第1のパッド領域と第2のパッド領域には、予め
定めた特定のパターンを記録する。このパターンとし
て、例えば、VFO領域と同様の一定の周期で反転を繰り
返す単一周波数パターンや予め定めたデータによるパタ
ーンなどがある。
図4に戻り、レーザービームの読取スポットが矢印A1
に沿ってランドトラック上を進んでいると考える。ディ
スクをほぼ一周すれば矢印A2に向かって進み、やがて切
り替え線26に達する。次に切り替え線26を越えればグル
ーブトラック上を矢印B1に沿って進む。ほぼ一周すれば
矢印B2に向かって進み、再び切り替え線26に達する。こ
のようにして書換可能エリア2においては、ランドトラ
ックとグルーブトラックとが一周毎に交互に切り替わ
る。そして、書換可能エリア2の終端トラックは必ずラ
ンド11がくるように構成され、終端トラックであるラン
ド11が終われば、切り替え線26上で再生専用エリア3に
切り替わる。また、書換可能エリア2の終端トラックに
おいては一切の記録マークが付されないように設定され
ている。
同様に、再生専用エリア3から書換可能エリア4へ切
り替わる際においても、書換可能エリア4の始端トラッ
クにランド11を設けると共に、このランド11へのデータ
書き込みは一切禁止されるよう設定されている。
図8は、図6及び図7のいずれの信号フォーマットを
有する光ディスクを再生する再生信号処理回路の簡単な
ブロック図である。図8において、トラック139は光デ
ィスク1上のグルーブ12もしくはランド11のトラックで
ある。140は分割光検出器で、トラックからの反射光を
受光し、再生専用エリアの凸凹のピットや書換可能エリ
アの記録マークからの反射光を再生信号に変換する。そ
して、分割光検出器140の和信号をオペアンプ141で出力
し、差信号をオペアンプ142で出力する。選択スイッチ1
43は和信号と差信号を切り替えて2値化回路144に入力
する。
差信号出力はエンベロープ検出器145で検出され、差
信号出力が所定のしきい値以上になると、スイッチ143
を差信号出力側に切り替える。図4の信号フォーマット
では、書換可能エリアの第1のヘッダ領域21においての
み差信号出力が所定のしきい値以上になるので、スイッ
チが差信号出力側に切り替わる。第1のヘッダ領域21が
再生される時に選択スイッチ143は差信号のみを出力す
る。書換可能エリアの第1の情報データ記録領域22と、
再生専用エリアの全領域では、差信号出力は所定のしき
い値以下であるので、スイッチ143はこれらの領域から
再生する間は和信号を出力する。
デジタル化回路144は、和信号、差信号それぞれで設
定したしきい値に従って作動し、再生信号をデジタル化
する。PLL152はデジタル化された信号から再生クロック
を抽出し、各ヘッダ領域を再生するPID再生器153に入力
する。タイミング信号発生器154は使用者データを読み
取るためのゲイト信号を出力し、デジタル信号はデモジ
ュレータ155によって2値化データにデモジュレータさ
れる。
第2の実施の形態 図9および図10は本発明による書換可能エリアと再生
専用エリアを有する光ディスクの第2実施の形態を示
す。第1実施の形態の光ディスクと第2実施の形態の光
ディスクとの違いは、終端トラックランド11aおよび始
端トラックランド11sの近くに追加のランド11bおよび11
cを設置して、再生専用エリアのデータのフォーマット
を変更する点にある。
まず追加のランドを下記に説明する。いかなる種類の
記録データも追加のランド11bおよび11cに記録すること
が禁止されている。この記録禁止は、リードインエリア
5の再生専用エリア3での記録が禁止されていることを
記述する情報を書き込む事により完成される。
図9に示されている例において、追加のランド11bお
よび11cの幅Pcはひとつの例として3.26μmである。し
かしながら幅Pcはそのように限定するものではなく、適
当に選ぶことが出きる。本発明の好ましい実施の形態に
よれば、幅Pcは0.68−5.42μm(両端の数字を含む)さ
らに、終端トラックランド11aおよび追加ランド11bはと
もに“結合ゾーン”と参照される。また同じように始端
トラックランド11sおよび追加ランド11cはともに“結合
ゾーン”と参照される。結合ゾーンは高い反射を持つミ
ラーエリアである。
追加のランド11bおよび11cの設置はディスク製造の時
にカッティング機の調節を簡単にする。一般にカッティ
ング機は書換可能エリアのグルーブとアドレスを作るた
めの第1のレーザーと、および再生専用エリアの中にエ
ムボスされたマークを造るための第2のレーザーをカッ
ティング作業中に用いる。追加のランド11bおよび11cが
図2および図4のように設置されていなければ、終端ト
ラックランド11aの一回の回転中に第1のレーザーから
第2のレーザーに切り替える必要があり、また第1のレ
ーザーを用いる書換可能エリアのトラックの配列と第2
のレーザーを用いる再生専用エリアのトラックの配列と
を正確に保つことが必要になる。したがって、高度の正
確さが第1、第2のレーザーのビームスポットの位置決
めに必要となる。しかしこの調節は困難である。一方本
発明による追加ランドの設置は第1のレーザーから第2
のレーザーに切り替えることに追加の時間を与え、第1
のレーザーを用いる書換可能エリアのトラックの配列と
第2のレーザーを用いる再生専用エリアのトラックの配
列とを正確に保つことが不必要になる。さらには書換可
能エリアと再生専用エリアとの間の動きは再生中のシー
ク動作で行なえるので、書換可能エリアと再生専用エリ
アでの正確なトラックの配列を維持する必要がなくな
る。すなわち、結合ゾーンにはトラキングの管理が必要
でない。
さらに注目すべきことは、追加ランド11bおよび11cの
幅はトラックピッチの約10倍大きく、追加ランド11bお
よび11cの全表面は鏡面である。したがって、シーク動
作の間、追加ランドの検出が容易になる。追加ランドは
各書換可能エリアと再生専用エリアの間に位置している
ので、光ヘッドが追加ランドを越す毎に書換可能エリア
と再生専用エリアの間の切り替えがある。したがって、
ディスクの内周に位置しているはじめにアクセスしたエ
リアが書換可能エリアならば、追加ランドが検出される
と、光ヘッドが現在書換可能エリアと再生専用エリアの
どちらに位置しているかが容易に検知できる。
追加ランドに対応する検出信号はトラッキング切り替
え信号として用いることが出きる。その理由は書換可能
エリアではプッシュプルトラッキング制御が用いられ、
再生専用エリアでは位相差トラッキング制御が用いられ
ているからである。
さらに注目すべきことは追加のランドを設けることに
より書換可能エリア2と再生専用エリア3との間のクロ
ストークを避けることができる。
再生専用エリアのデータフォーマットが下記に説明さ
れている。
図10に示すように、再生専用エリア3にはM個のセク
タ23′、書換可能エリア2にはN個のセクタ23が存在し
ている。MはNより大きく、MとNの差はディスクの中
心からの半径距離に依存している。
図11は図10で示された再生専用エリア3のセクタ23′
のフォーマットの概略図を示す。
セクタ23′の各々は2418バイトを含み、第1実施の形
態の再生専用エリアのセクタ23のデータエリア23と同じ
フォーマットを持っている。2418バイトの内、2048バイ
トは使用者データであり,残りにエラー訂正コードであ
る。さらに各セクタは多くのフレームを有している。各
フレームは91バイトの長さであり、2バイトの同期コー
ドが付加されている。1セクタは26フレームを含む。セ
クタの始めのフレームに、セクタの論理アドレスを表す
4バイトのアドレスコード(ID)が付与されている。ア
ドレスコード(ID)に続いて、2バイトのアドレスコー
ド(ID)エラー検出コード(IED)があり、セクタのい
ろいろな情報を記録する6バイトの予備ゾーン(RSV)
がそれに続く。
図11に示された第2の実施の形態の再生専用エリアの
セクタが、図7に示された第1の実施の形態の再生専用
エリアのセクタと違う点は、第1ダミーエリアおよび第
2ダミーエリアの除去、ヘッダ領域31の構造の簡単化お
よびデータエリアの同じフォーマットの保持である。図
11に示された光ディスクの再生専用エリアの使用者デー
タエリアは、図7に示された光ディスクのものより大き
いことは明らかである。さらに,図11に示された再生専
用エリアのデータエリア131′フォーマットは書換可能
エリアのデータエリア125のそれと同じものである。
図12は、図9および10で示された光ディスクを再生す
るための再生信号処理回路の簡単なブロック図を示す。
図12に示されるように、光ディスク1のトラックは光ヘ
ッド107によりスキャンされる。光ヘッド107によって検
出されたデータはデジタル回路109によりデジタル化さ
れ、再生クロックがPLL回路により抽出され、クロック
はスイッチ108に付与される。光ヘッドにより検出され
たデータはまた追加ランド検出器113に送られる。追加
ランドが検出される毎に、追加ランド検出器はスイッチ
108の端子AおよびBを切り替える。端子Aはタイミン
グ発生器111およびデモジュレーター112に接続されてい
る。それにより書換可能エリアからのデータが処理され
る。また端子Bはタイミング発生器115およびデモジュ
レーター116に接続されている。それにより再生専用エ
リアからのデータが処理される。
上で説明したように、本発明の第2の実施の形態によ
る光ディスクにおいて、書換可能エリアの内周側の最初
のトラックの1回転は始端トラックランドと規定され
る。また書換可能エリアの外周側の最後のトラックの1
回転は終端トラックランドと規定される。始端トラック
ランド11sおよび終端トラックランド11aに近接する書換
可能エリアのグルーブトラックから半分のトラック幅が
ずれているヘッダー前半部24もしくはヘッダー後半部25
のいずれかを捕らえることができる。その結果、ずれた
ヘッダー部分のデータと、近接する書換可能エリアのデ
ータとの間にはクロストークが生じない。
また、書換可能エリアと再生専用エリアとの間を容易
に検出することが出きる。
本発明による光ディスクおよび信号フォーマットでも
って、グルーブトラックもしくはランドトラックを追跡
するかどうかにかかわらず、書換可能エリアの中で第1
のヘッダ領域が再生できる。本発明による光ディスクに
対しては、書換可能エリアのグルーブトラックおよびラ
ンドトラックのために別のヘッダ領域を設ける必要はな
い。
また、書換可能エリアと再生専用エリアとの間のデー
タエリア(2418バイトエリア)のフォーマットを同じデ
ータフォーマットとすることにより、書換可能エリアの
中のセクタ管理が再生専用エリアのセクタ管理と互換性
を持たすことが出きる。その結果、再生回路は書換可能
エリアと再生専用エリアからのデータに用いられるデジ
タル回路およびPLL回路のような共通回路を持つ事が出
きる。
第1のヘッダ領域および第2のヘッダ領域は、同じデ
ータ列および同じデータ容量を用いて同じモジュレーシ
ョンコードによってフォーマットされたものであり、ま
た第1のデータ記録エリアのデータフォーマットも、本
発明による書換可能エリアと再生専用エリアを含む光デ
ィスクにおいて同じモジュレーションコード用いてモジ
ュレートされたデータを有する第2のデータ記録エリア
のデータフォーマットと同じデータ容量を持っている。
したがって書換可能エリアと再生専用エリアからの信号
を再生するために、共通の再生回路を使用することがで
きる。二つの再生信号処理回路(ひとつは書換可能エリ
ア用,他のひとつは再生専用エリア用)を設ける必要は
ない。したがって要求される回路の規模は、従来の光デ
ィスク再生回路よりも小さくなる。本発明による光ディ
スクを用いれば、簡易な回路構成で、かつ、非常に高い
信頼性の再生信号処理回路を実現することができる。
本発明は上のように説明されたが、いろいろ変形する
ことができるのは明らかである。このような変形は本発
明の精神および範囲を逸脱するものとは見なされない。
当業者にとって容易に考えられるこのような変形は明ら
かに次の請求の範囲のなかに含まれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 勲 大阪府寝屋川市成田東が丘36―12 (72)発明者 中根 和彦 東京都千代田区丸の内2丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 長沢 雅人 東京都千代田区丸の内2丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 石田 禎宣 東京都千代田区丸の内2丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−22640(JP,A) 特開 平9−251639(JP,A) 特開 平8−221821(JP,A) 国際公開97/38420(WO,A1) 中根和彦、外6名、”シングルスパイ ラル−ランドグルーブ記録のアクセス方 式”、テレビ学技報、平成8年2月29 日、Vol.20,No.16,pp.29− 34 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/24 G11B 7/30 G11B 20/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランドとグルーブが所定の半径上に想定し
    た切り替え線上で交互に接続され、ピッチPaを有する一
    本のスパイラル状に形成された記録トラックを有する書
    換可能エリアと、 ピッチPbを有する一本のスパイラル状に形成された記録
    トラックに連続したマーク列により予め情報が記録され
    ている第1の再生専用エリアとから成り、 該書換可能エリアは、複数の記録セクタを有し、各記録
    セクタは、アドレス情報を表すマークにより予めフォー
    マットされたヘッダ領域と、データを記録するデータ記
    録領域を有しており、 該ヘッダ領域は、2K個(Kは正の整数)の物理的アドレ
    ス領域PIDiを有し、各物理的アドレス領域PIDiは、少な
    くともセクタアドレス情報を蓄えるアドレス領域Pidを
    含むと共に、 物理的アドレス領域PID1、…PIDKがグルーブ記録トラッ
    クから約Pa/2だけディスクの第1の半径方向にずれて位
    置し、物理的アドレス領域PIDK+1、…、PID2Kがグルー
    ブ記録トラックから約Pa/2だけディスクの第2の半径方
    向にずれて位置し、 第1の再生専用エリアに最も近い位置にある書換可能エ
    リアのトラックは、端ランドと呼ぶランドであり、 書換可能エリアと第1の再生専用エリアとの切り替え
    が、大略前記半径上に想定した切り替え線に沿って行わ
    れることを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスクであって、更
    に、書換可能エリアと、第1の再生専用エリアとの間
    に、追加のランドを含むことを特徴とする光ディスク。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の光ディスクであっ
    て、上記書換可能エリアと第1の再生専用エリアは少な
    くとも光ディスクの中心部側に形成され、該第1の再生
    専用エリアは予め制御データが書き込まれたコントロー
    ルデータゾーンとして用いられることを特徴とする光デ
    ィスク。
  4. 【請求項4】請求項1から3記載の光ディスクであっ
    て、上記端ランドまたは追加のランドにデータを記録す
    ることを禁止することを特徴とする光ディスク。
  5. 【請求項5】請求項1から4までのいずれかに記載の光
    ディスクであって、Pa=Pb=0.74μmであることを特徴
    とする光ディスク。
  6. 【請求項6】請求項1から5までのいずれかに記載の光
    ディスクであって、さらに第2の再生専用エリアを有
    し、上記書換可能エリアは、第1と第2の再生専用エリ
    アの間に位置し、第2の再生専用エリアに最も近い位置
    にある書換可能エリアのトラックは、端ランドと呼ぶラ
    ンドであることを特徴とする光ディスク。
  7. 【請求項7】ランドとグルーブが所定の半径上に想定し
    た切り替え線上で交互に接続され、ピッチPaを有する一
    本のスパイラル状に形成された記録トラックを有する書
    換可能エリアと、 ピッチPbを有する一本のスパイラル状に形成された記録
    トラックに連続したマーク列により予め情報が記録され
    ている第1の再生専用エリアとから成り、 該書換可能エリアは、複数の記録セクタを有し、各記録
    セクタは、アドレス情報を表すマークにより予めフォー
    マットされたヘッダ領域と、データを記録するデータ記
    録領域を有しており、 該ヘッダ領域は、2K個(Kは正の整数)の物理的アドレ
    ス領域PIDiを有し、各物理的アドレス領域PIDiは、少な
    くともセクタアドレス情報を蓄えるアドレス領域Pidを
    含むと共に、 物理的アドレス領域PID1、…PIDKがグルーブ記録トラッ
    クから約Pa/2だけディスクの第1の半径方向にずれて位
    置し、物理的アドレス領域PIDK+1、…、PID2Kがグルー
    ブ記録トラックから約Pa/2だけディスクの第2の半径方
    向にずれて位置し、 およそ1またはそれ以上の数のトラック幅を有するラン
    ドを第1の再生専用エリアと書換可能エリアとの間に設
    け、 書換可能エリアと第1の再生専用エリアとの切り替え
    が、大略前記半径上に想定した切り替え線に沿って行わ
    れることを特徴とする光ディスク。
  8. 【請求項8】請求項7記載の光ディスクであって、第1
    の再生専用エリアと書換可能エリアとの間に設けたおよ
    そ1またはそれ以上の数のトラック幅を有するランドに
    データを記録することを禁止することを特徴とする光デ
    ィスク。
  9. 【請求項9】請求項1から4または6から8までのいず
    れかに記載の光ディスクであって、上記PaとPbがほぼ等
    しいことを特徴とする光ディスク。
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