JP3860339B2 - 記録媒体製造装置及び記録媒体 - Google Patents

記録媒体製造装置及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP3860339B2
JP3860339B2 JP13859998A JP13859998A JP3860339B2 JP 3860339 B2 JP3860339 B2 JP 3860339B2 JP 13859998 A JP13859998 A JP 13859998A JP 13859998 A JP13859998 A JP 13859998A JP 3860339 B2 JP3860339 B2 JP 3860339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
transition
recording medium
irradiation
track
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13859998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11328675A (ja
Inventor
和男 黒田
昭史 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP13859998A priority Critical patent/JP3860339B2/ja
Priority to US09/313,364 priority patent/US6418112B1/en
Priority to EP99108698A priority patent/EP0961267B1/en
Priority to DE69933083T priority patent/DE69933083T2/de
Publication of JPH11328675A publication Critical patent/JPH11328675A/ja
Priority to US10/158,934 priority patent/US6625106B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3860339B2 publication Critical patent/JP3860339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • G11B20/00572Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving measures which change the format of the recording medium
    • G11B20/00586Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving measures which change the format of the recording medium said format change concerning the physical format of the recording medium
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/26Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
    • G11B7/261Preparing a master, e.g. exposing photoresist, electroforming
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/002Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
    • G11B7/0037Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/2407Tracks or pits; Shape, structure or physical properties thereof
    • G11B7/24085Pits

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に正規に記録されている情報が不法複写されて、一般に拡布されることを防止するための構成を備えた記録媒体及び当該記録媒体を製造するための記録媒体製造装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に映画等の画像情報は著作権により保護されている場合が多く、その場合には、これらの情報を無断で複写することは基本的には禁止されている。
【0003】
また、当該著作権者においては、これらの複写を効果的に防止する方策を取る必要がある。
【0004】
ここで、従来行われている不法複写の防止の方法としては、例えば、記録すべき画像情報等と共に、その画像情報等が記録後に複写禁止とされるものなのか、或いは一回のみ複写が許されるものなのかを示す複写制御情報を記録し、当該記録されている画像情報等の複写時に、複写装置において、当該複写制御情報を再生すると共に当該再生された複写制御情報に基づいて複写禁止なのか或いは一回のみ複写可能であるのかを認識して複写制限を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、当該画像情報等が記録されている記録媒体から、いわゆるハードコピーが為された場合には、上記複写制御情報が画像情報等と共に複写されてしまうので、この場合には、不法複写を有効に防止できないという問題点があった。
【0006】
ここで、ハードコピーとは、上記画像情報等が記録されている記録媒体からの再生信号を、当該再生信号がRF(Radio Frequency)信号の段階でそのまま他の記録媒体に記録してしまうことを言い、このハードコピーが実行されてしまうと、上記複写制御情報の有無に拘わらず複写が実行されてしまうこととなるのである。
【0007】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて為されたもので、その課題は、記録媒体から再生されたRF信号の段階の再生信号であっても不法複写されることを防止することが可能な記録媒体及び当該記録媒体を製造する記録媒体製造装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、情報が光学的に記録されるトラックを備えるディスク状の記録媒体を製造する記録媒体製造装置において、前記記録媒体上にランドとグルーブからなるトラックを螺旋状に形成するトラック形成手段と、前記形成されたグルーブへの前記情報の記録に用いられる光ビームの照射位置を、当該光ビームが照射される前記グルーブである照射グルーブから、当該照射グルーブの内側に隣接して形成される前記グルーブであって前記照射グルーブに前記情報が記録される前に情報が記録されるグルーブである隣接グルーブへ遷移させる遷移部を、前記照射グルーブと前記隣接グルーブとの間のランドに形成する遷移部形成手段と、を備え、前記遷移部形成手段は、当該遷移部内に、前記照射位置を当該照射グルーブから当該隣接グルーブに遷移させるための遷移ピットを当該照射グルーブ及び当該隣接グルーブに並行して複数個形成する構成を有している。
【0009】
また、請求項5に記載の発明は、情報が記録されるランドとグルーブからなるトラックを備えるディスク状の記録媒体において、前記グルーブへの前記情報の記録に用いられる光ビームの照射位置を、当該光ビームが照射される前記グルーブである照射グルーブから、当該照射グルーブの内側に隣接して形成される前記グルーブであって前記照射グルーブに前記情報が記録される前に情報が記録されるグルーブである隣接グルーブへ遷移させる遷移部が、前記形成されたトラックに連続するように前記照射グルーブと前記隣接グルーブとの間のランドに形成されてなり、当該遷移部には、前記照射位置を当該照射グルーブから当該隣接グルーブに遷移させるための遷移ピットが当該照射グルーブ及び当該隣接グルーブに並行して複数個形成されている構成を有している。
【0037】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0038】
なお、以下に説明する各実施形態は、情報が記録される螺旋溝状のトラックとしてのグルーブトラックと、当該グルーブトラックの間に夫々形成されているランドトラック(上記グルーブトラックとは、その高さが異なって形成されている。)とを有し、光学的に情報を記録すると共に当該記録された情報を再生することが可能な光ディスクに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
【0039】
(I)第1実施形態
始めに、本発明に係る第1実施形態について、図1乃至図5を用いて説明する。
【0040】
先ず、本発明に係る記録媒体としての光ディスクの物理的構造について、図1及び図2を用いて説明する。
【0041】
なお、図1は第1実施形態に係る光ディスクDKの平面図であり、図2は当該光ディスクDKの一部の拡大平面図である。
【0042】
図1に示すように、第1実施形態に係る光ディスクDKは、その内周側から、当該光ディスクDKを情報記録装置又は情報再生装置におけるスピンドルモータの回転軸に固定するためのクランプ孔SHと、当該固定のための未記録領域NRと、光ディスクDKに情報を記録する際の光ビームの強度を設定するためのデータや、当該情報記録時にいずれの位置から記録を開始するかを示すデータ等を予め記録しておくための記録制御領域CRと、情報記録開始又は情報再生開始のための種々の情報並びに光ディスクDKに記録される情報における著作権情報(具体的には、著作権者名、コピー制御情報(すなわち、当該記録される情報が1回のみ複写可能か、又は複写禁止か等を示すコピー制御情報)、当該記録される情報に対していわゆるスクランブル処理を施して記録する際の当該スクランブル処理を解除するためのキーデータ等を含む。)が記録されているリードイン領域LIと、実際に記録すべき情報が記録される記録領域Rと、情報記録終了又は情報再生終了のための種々の情報が記録されているリードアウト領域LOと、により構成されている。
【0043】
このとき、記録制御領域CR、リードイン領域LI、記録領域R及びリードアウト領域LOにおいては、上記グルーブトラック及びランドトラックが相隣接しつつ内周側から外周側に向かって螺旋状に形成されており、記録されるべき情報は、当該グルーブトラックに対して内周側から順次外周側に向けて記録されていく。
【0044】
また、光ディスクDKの断面構造としては、対応する情報記録方法又は情報再生方法に応じて、例えば、紫外線硬化樹脂等からなる保護層と、実際に情報が記録される記録層と、光ディスクDKの本体である透明プラスチック素材等からなる基板等を有して構成されている。
【0045】
ここで、第1実施形態の光ディスクDKにおいては、上記リードイン領域LI内に、当該光ディスクDKに対して情報を不法複写しようとした際に、当該不法複写に用いられる光ビームにより光ディスクDK上に形成される光スポットを、現在光ビームが照射されているグルーブトラックからその一つ内周側にあるグルーブトラック(すなわち、既に情報が記録されているグルーブトラック)に遷移させるための遷移部MG(図1中斜線により示す。)が形成されている。
【0046】
そして、当該遷移部MGにより、当該不法複写時においては、光スポットが遷移部MGよりも外周に移動することはなく、結果として不法複写自体が一切不可能になる。
【0047】
次に、本発明に係る上記遷移部MGの具体的な構造について、図2に示す拡大平面図を用いて説明する。なお、図2においては、グルーブトラックと同じ高さの部分を斜線で示している。更に、図2においては、本来螺旋状であるグルーブトラック及びランドトラックを、説明の簡略化のために直線的に示している。
【0048】
図2に示すように、第1実施形態の光ディスクDKの遷移部MGでは、他のグルーブトラックGと同じ構造を有する隣接トラックとしてのグルーブトラックG1に隣接する照射トラックとしてのグルーブトラックG2が、当該遷移部MG内において終端部を有していると共に、当該グルーブトラックG1とグルーブトラックG2の間、及びグルーブトラックG2が終端してから所定の長さの間のランドトラックL上に、光スポットをグルーブトラックG2からグルーブトラックG1へ徐々に遷移させるための当該グルーブトラックGと同じ高さを有する遷移ピット1乃至10が形成されている。
【0049】
そして、各遷移ピット1乃至10のディスク回転方向の長さの比が、図2中上から(遷移ピット1から)順に、
【数1】
遷移ピット1:遷移ピット2:遷移ピット3:遷移ピット4:遷移ピット5:遷移ピット6:遷移ピット7:遷移ピット8:遷移ピット9:遷移ピット10=1:2:3:4:5:5:4:3:2:1
となっている。
【0050】
ここで、遷移ピット1乃至10により光スポットがグルーブトラックG2からグルーブトラックG1へ遷移する動作を図2を用いて説明すると、例えば、情報記録時に光ビームがいわゆるプッシュプル法によりトラキングサーボ制御されつつ照射される場合には、当初、グルーブトラックG2上にあった光スポットSP1が遷移部MG内の遷移ピット1に差し掛かってくると(図2中符号SP2参照)、当該光スポットSP2における図2に向かって左半分からの反射光量が向かって右半分からの反射光量よりも遷移ピット1の分だけ少なくなる。
【0051】
すると、図示しないトラッキングサーボ制御部は、光スポットSP2の位置が図2中向かって右側にずれていると判断し、当該光スポットSP2を、その左半分からの反射光量と右半分からの反射光量とを等しくするべく、図2中向かって左方向に移動させる。
【0052】
この状態で、光スポットが移動し、次に光スポットSP3の位置に移動したとすると、当該光スポットSP3においては、遷移ピット1よりも長い遷移ピット2及び3の存在により、当該光スポットSP3における図2に向かって左半分からの反射光量が向かって右半分からの反射光量よりも更に減少する。
【0053】
すると、上記トラッキングサーボ制御部は、光スポットSP3の位置が図2中向かって右側にずれていると判断し、当該光スポットSP3を、その左半分からの反射光量と右半分からの反射光量とを等しくするべく、図2中向かって左方向に更に移動させる。
【0054】
そして、以上説明した動作が、遷移ピット2の位置から遷移ピット5の位置に光スポットが移動するときに夫々繰り返されることにより、光スポットの位置は、図2に示す光スポットSP2から光スポットSP4のように順次グルーブトラックG1よりに移動していく。
【0055】
その後、遷移ピット5の位置でグルーブトラックG2が途切れると、それ以後は、光スポット内の図2に向かって右半分からの反射光量が向かって左半分からの反射光量よりも多い状態が継続するので(光スポットSP5乃至SP8参照)、この場合上記トラッキングサーボ制御部は、光スポットの位置が図2中向かって右側にずれていると判定し、当該光スポットの位置を図2に示す光スポットSP5乃至SP8に示すようにグルーブトラックG1を照射するのに適した位置まで図2中左方向に移動させていく。
【0056】
そして、最終的に、グルーブトラックG2上にあった光スポットがその内周側にあるグルーブトラックG1上に遷移することとなる。このとき、遷移途中における光スポットの中心位置は、図2中一点鎖線で示すように移動していく。
【0057】
上述した遷移ピット1乃至10の存在により、光ビームはグルーブトラックG1からグルーブトラックG2に遷移することを繰り返すのみとなるので、当該グルーブトラックG2の外周側にある他のグルーブトラックGに遷移することはなく、結果として、不法複写自体が不可能となるのである。
【0058】
次に、図1及び図2に示した構造を有する光ディスクDKを製造するための記録媒体製造装置としてのカッティング装置の実施形態について、図3及び図4を用いて説明する。
【0059】
なお、図3は第1実施形態のカッティング装置の全体構成を示すブロック図であり、図4は上記遷移部MGを形成するために主としてCPU40において実行される処理を示すフローチャートである。
【0060】
また、図3及び4に示すカッティング装置は、本発明による遷移部MGを含んでグルーブトラックG及びランドトラックLが形成された光ディスクDKを大量生産するためのスタンパディスクを製作するためのものである。
【0061】
更に、図3に示すカッティング装置Cにより製造される光ディスクDKでは、ランドトラックL上に、情報をグルーブトラックGに記録するための種々の記録制御情報(具体的には、光ディスクDK上のアドレス情報等)に対応するプリピットが形成されるものとする。
【0062】
図3に示すように、実施形態のカッティング装置Cは、ランド用データ発生器50と、グルーブ用データ発生器43と、パラレル/シリアル変換器21と、プリフォーマット用エンコーダ22と、クロック信号発生部23と、 レーザ発生装置24と、光変調器25と、対物レンズ26と、スタンパディスクと、スピンドルモータ29と、回転検出器30と、回転サーボ回路31と、送りユニット32と、位置検出器33と、送りサーボ回路34と、トラック形成手段及び遷移部形成手段としてのCPU40と、により構成されている。
【0063】
また、ランド用データ発生器50は、データ生成部20と、スイッチ42と、ループデータ発生部41と、により構成されている。
【0064】
更に、スタンパディスクは、スタンパディスク本体としてのガラス基板27と、ガラス基板27上にコーティングされた遷移ピット1乃至10及び各トラックを形成するためのレジスト(感光材)28とにより構成されている。 更にまた、レーザ発生装置24は、光ビームLGを出射する出射装置24Gと、光ビームLLを出射する出射装置24Lとにより構成されている。
【0065】
次に、概要動作を説明する。
【0066】
ランド用データ発生器50は、CPU40からの制御信号Scl、Sclp及びScswに基づいて、ランドトラックL及び遷移ピット1乃至10並びに上記プリピットを形成するためのランド信号Splを生成してパレレル/シリアル変換器21に出力する。
【0067】
そして、パレレル/シリアル変換器21は、ランド信号Splをパラレル/シリアル変換する。
【0068】
そして、プリフォーマット用エンコーダ22は、シリアルデータに変換されたランド信号Splびクロック信号発生部23からのプリフォーマッティング用のクロック信号CLKに基づいて、上記ランドトラックL及び遷移ピット1乃至10並びに上記プリピットを実際にスタンパディスク上に形成するためのランドデータ信号Srlを生成して光変調器25に出力する。
【0069】
一方、グルーブ用データ発生器43は、CPU40からの制御信号Scgに基づいて、上記グルーブトラックG、G1及びG2をスタンパディスク上に実際に形成するためのグルーブデータ信号Srg(すなわち、一定高さのグルーブトラックGを連続する螺旋状に形成するためのグルーブデータ信号Srg)を生成して光変調器25に出力する。
【0070】
一方、出射装置24Gは光ディスクDKの基板に対して図2に示すグルーブトラックG、G1及びG2を形成するための光ビームLGを出射すると共に、出射装置24Lは上記ランドトラックL及び遷移ピット1乃至10並びに遷移部MGを形成するための光ビームLLを出射する。
【0071】
そして、光変調器25は、出射された光ビームLL又はLGを夫々ランドデータ信号Srl及びグルーブデータ信号Srgを用いて変調する。
【0072】
これにより、対物レンズ26は、光ビームLG及びLLをスタンパディスク上に集光する。
【0073】
このとき、スピンドルモータ29は、スタンパディスクを回転させる。
【0074】
そして、回転検出器30は当該スタンパディスクの回転数を検出し、回転検出信号Srpを生成して回転サーボ回路31及びCPU40に出力する。
【0075】
これにより、回転サーボ回路31は、回転検出信号Srpに基づいて、スタンパディスクの回転をサーボ制御すると共に、スタンパディスクの一回転に一回の一回転検出信号Ssを生成してプリフォーマット用エンコーダ22に出力する。
【0076】
更に、送りユニット32は、螺旋状のグルーブトラックG及びランドトラックLを形成するために、スタンパディスクの回転に対応してスピンドルモータ29及びスタンパディスクを当該スタンパディスクの半径方向に送る。
【0077】
このとき、位置検出器33は、送りユニット32の半径方向の位置を検出し、位置検出信号Spoを生成して送りサーボ回路34及びCPU40に出力する。
【0078】
そして、送りサーボ回路34は、CPU40からの制御信号Sso及び位置検出信号Spoに基づいて、送りユニット32の移動をサーボ制御する。
【0079】
このとき、上述の動作において、光ビームLLは光変調器25によりランドデータ信号Srlに基づいて変調され、光ビームLGは光変調器25によりグルーブデータSrgに基づいて変調される。そして、夫々の光ビームがスタンパディスクの半径方向に移動しながら当該スタンパディスクに照射される。
【0080】
更に、ランドトラックLを形成する光ビームLLとグルーブトラックGを形成する光ビームLGとは、夫々の照射位置をスタンパディスクの半径方向にずらしつつ照射され、同心螺旋状のランドトラックL(遷移部MGを含む。)とグルーブトラックGを同時に形成していく。
【0081】
このとき、CPU40は、位置検出信号Spo及び回転検出信号Srpに基づいて、以下に説明する処理を実行しつつ上記制御信号Scg、Scl、Sclp及びScswを出力すると共に、制御信号Ssoを生成して送りサーボ回路34に出力することにより当該送りサーボ回路34を制御し、上記遷移部MGを含むグルーブトラックG及びランドトラックLをスタンパディスク上に形成する。
【0082】
次に、上記ランド用データ発生器50内の各構成部材の概要動作を説明する。
【0083】
先ず、データ発生部20は、CPU40からの制御信号Sclに基づいて、上記遷移部MG以外のランドトラックL上に形成すべき上記プリピットに対応するプリデータ信号Sppを生成してスイッチ42の一方の入力端子に出力する。
【0084】
一方、ループデータ発生部41は、CPU40からの制御信号Sclpに基づいて、遷移部MGにおける上記遷移ピット1乃至10を形成するためのループデータ信号Slpを生成してスイッチ42の他方の入力端子に出力する。
【0085】
そして、スイッチ42は、CPU40からの制御信号Scswに基づいて、プリデータ信号Sppとループデータ信号Slpを切り換えて上記ランド信号Splとしてプリフォーマット用エンコーダ22に出力する。
【0086】
次に、上記カッティング装置Cにおいて実行される本発明の光ディスクDKの製造動作について、図4に示すフローチャートを用いて詳説する。
【0087】
なお、以下に説明するフローチャートで示される動作は、光ディスクDKのリードイン領域LI内における予め設定された所定の半径位置に、光ディスクDKの四分の一周分の領域に渡って上記遷移部MGを形成する場合を例とした動作である。
【0088】
また、以下のフローチャートにおいては、各トラック及び遷移部MGの形成を、光ディスクDKに対する「記録」と表示している。
【0089】
第1実施形態の遷移部MGの形成処理においては、先ず、グルーブ用データ発生器43及びランド用データ発生器50を全て初期化する(ステップS1)。
【0090】
次に、位置検出信号Spoに基づいて、現在の各光ビームの照射位置を認識する(ステップS2)。
【0091】
そして、当該認識した位置が光ディスクDK上の記録終了位置(すなわち、リードアウト領域LOの最外周部)か否かが判定され(ステップS3)、記録終了位置であるときは(ステップS3;YES)、次に、当該記録終了位置において、1周分のプリピット(情報の記録終了位置を示すプリピット)が記録されたか否かを検出すべく、一回転検出信号Ssを検出した否かが判定される(ステップS31)。
【0092】
そして、一回転検出信号Ssが検出されていないときは(ステップS31;NO)、検出されるまで記録終了位置に対応するプリピットの形成を継続し、一回転検出信号Ssが検出されたときは(ステップS31;YES)、グルーブトラックG及びランドトラックLの形成を終了すべく制御信号Scl及びScgを「LOW」としてデータ発生部20及びグルーブ用データ発生器43の動作を停止させ(ステップS32)、処理を終了する。
【0093】
一方、ステップS3の判定において、記録終了位置でないときは(ステップS3;NO)、次に、ステップS2において認識した位置が光ディスクDK上の記録開始位置(すなわち、記録制御領域CRの最内周部)か否かが判定され(ステップS4)、記録開始位置であるときは(ステップS4;YES)、次に、制御信号Scswを「HIGH」レベルとしてスイッチ42をプリデータ信号Spp側に切り換える(ステップS41)。
【0094】
そして、一回転検出信号Ssを検出することにより、スタンパディスク(光ディスクDK)上の周方向の記録基準位置(光ディスクDKの一周につき一箇所予め設定されている。)が検出されたか否かが判定される(ステップS42)。
【0095】
そして、記録基準位置が検出されないときは(ステップS42;NO)検出されるまで待機し、検出されたときは(ステップS42;YES)、当該検出された位置からグルーブトラックG、ランドトラックL及び上記プリピットを形成すべく、制御信号Scl及びScgを「HIGH」状態とし、データ生成部20及びグルーブ用データ発生器43を動作させて上記グルーブデータ信号Srg及びランドデータ信号Srlの生成出力を開始し、当該グルーブトラックG、ランドトラックL及び上記プリピットをスタンパディスク上に形成し(ステップS43)、次の記録基準位置を検索すべくステップS2に戻る。
【0096】
次に、ステップS4の判定において、記録開始位置でないときは(ステップS4;NO)、次に、ステップS2において認識した照射位置が上記遷移部MGを形成すべきリードイン領域LI内の所定位置であるか否かが判定される(ステップS5)。
【0097】
そして、当該所定位置でないときは(ステップS5;NO)ステップS2に戻って今までの処理を継続し、一方、当該所定位置であるときは(ステップS5;YES)、次に、一回転検出信号Ssを検出することにより、スタンパディスク上の周方向の上記記録基準位置が検出されたか否かが判定される(ステップS51)。
【0098】
そして、記録基準位置が検出されないときは(ステップS51;NO)検出されるまで待機し、検出されたときは(ステップS51;YES)、次に、上記遷移部MGを形成する位置を検出すべく、記録基準位置を検出したタイミングを時刻「0」として当該記録基準位置から遷移部MGを形成する位置までの所定時間(予め設定され、CPU40内に記憶されている。)を計時する(ステップS52)。
【0099】
そして、当該所定時間の計時が終了したタイミングにおいて制御信号Scswを「LOW」としてスイッチ42をループデータ信号Slp側に切り換ると共に(ステップS53)、制御信号Sclpを「HIGH」レベルに切り換えてループデータ発生部41を動作させ、上記遷移ピット1乃至10を遷移部MGに対応するランドトラックL上に形成すべく、ランドデータ信号Srlの生成を開始する。
【0100】
このとき、ループデータ発生部41としては、例えば、情報再生時における光ビームの波長(例えば、560nm)を1周期として、当該1周期に対するデューティー比が夫々10%、20%、30%、40%又は50%となる5種類の遷移ピット形成用データ(遷移ピットを形成するときに「HIGH」となるデータ)を、光ディスクDKの上記所定位置における四分の一周の領域(遷移部MGが形成される領域)を十等分した一の領域(すなわち、光ディスクDKの四十分の一周の領域に対応する。)に相当するデータ量毎に、図5に示すように昇順と降順の順番で予め記憶しており、上記ステップS54における制御信号Sclpの変更時からこれらを出力する。
【0101】
ここで、図5における夫々のデューティー比を有する遷移ピット形成用データについては、図5中左から、遷移ピット1(10%)、遷移ピット2(20%)、遷移ピット3(30%)、遷移ピット4(40%)、遷移ピット5(50%)、遷移ピット6(50%)、遷移ピット7(40%)、遷移ピット8(30%)、遷移ピット9(20%)及び遷移ピット10(10%)に夫々対応している。
【0102】
次に、ランドデータSrlの生成が開始されると(ステップS54)、遷移部MGを形成する領域のディスクDKにおける八分の一周分の時間が経過したが否かが判定され(ステップS55)、経過していないときは(ステップS55;NO)そのまま遷移ピットの形成を継続し、経過したときは(ステップS55;YES)そのタイミングで制御信号Scgを「LOW」レベルとしてグルーブ用データ発生器43の動作及び光ビームLGの出射を一時停止させ、これにより、図2に示す遷移部MGにおけるグルーブトラックG2の終端部を形成する(ステップS56)。
【0103】
次に、上述した遷移ピット形成用データの出力がすべて終了したか否かが判定され(ステップS57)、終了していないときは(ステップS57;NO)そのまま遷移ピット形成用データの出力を継続して当該遷移ピットの形成を継続し、終了したときは(ステップS57;YES)、遷移部MGの形成が終了したとして制御信号Scgを「HIGH」とすると共に光ビームLGをオンとして遷移部MGの外周側のグルーブトラックGの形成を再開すると共に(ステップS58)、制御信号Scswを「HIGH」レベルとしてスイッチ42を再びプリデータ信号Spp側に切り換えて遷移部MGの外周側のランドトラックL及びプリピットの形成を開始し(ステップS59)、その後、これまでの動作を繰り返すべくステップS2に戻る。
【0104】
以上説明した図4の動作により、上記遷移部MGを含むランドトラックL及びグルーブトラックGが形成されたスタンパディスクが完成する。
【0105】
この後は、当該スタンパディスクを用いて、樹脂成形、反射膜形成、保護層形成等のいわゆるレプリケーションプロセスが実行されて、グルーブトラックG、ランドトラックL及び遷移部MGを有するレプリカディスクとしての光ディスクDKが大量生産される。
【0106】
なお、上述したように製造された光ディスクDKに対して正規に情報を記録する場合には、上記遷移部MG部分を飛ばして記録用光ビームが照射されて情報が記録されると共に、正規の情報再生時には、当該遷移部MGを飛ばして再生用光ビームが照射され、記録されている情報が再生される。
【0107】
以上説明したように、第1実施形態のカッティング装置C及び光ディスクDKによれば、不法記録時においては、光ビームの照射位置がグルーブトラックG2からグルーブトラックG1へ遷移するので、既に記録された情報の上に情報が上書きされることがグルーブトラックG1とグルーブトラックG2との間で繰り返されることとなるので、情報の不法複写自体を防止できる。
【0108】
また、グルーブトラックG1及びグルーブトラックG2以外のトラックへ情報が記録されることがないので、効果的に情報の不法複写を防止することができる。
【0109】
更に、遷移ピット1乃至10の存在により、トラッキングサーボが施されつつ照射される光ビームの照射位置が確実にグルーブトラックG2からグルーブトラックG1へ遷移することとなり、不法複写を確実に防止することができる。
【0110】
なお、上述の第1実施形態においては、遷移トラック1乃至10の光ディスクDKの回転方向の長さを順次変更する場合について説明したが、これ以外に、全ての遷移ピットの回転方向の長さを、一律に、例えば、デューティー比50%の遷移ピット形成用データに対応する長さとしても同様の効果が得られる。
【0111】
(II)第2実施形態
次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態について、図6を用いて説明する。
【0112】
上述の第1実施形態においては、遷移ピット1乃至10をグルーブトラックG1とグルーブトラックG2との間に形成すると共にグルーブトラックG2を遷移部MG内で終端させることにより当該遷移部MGを形成したが、第2実施形態においては、グルーブトラックG2を直接内周側のグルーブトラックG1へ接続するように形成する。
【0113】
すなわち、第2実施形態の光ディスクでは、図6に示すように、遷移部MG’内における外周側のグルーブトラックG2が、当該遷移部MG内で一つ内周側のグルーブトラックG1へ直接接続されている。
【0114】
この構造により、グルーブトラックG2に形成されていた光スポット(例えば、第1実施形態と同様に、プッシュプル法によりトラッキングサーボ制御されている光スポット。)は、図6中符号SP10乃至SP17で示すように、グルーブトラックG2から自然にグルーブトラックG1へ遷移することとなる。
【0115】
また、図6に示す第2実施形態の遷移部MG’を形成する場合には、図3に示すカッティング装置において、当該遷移部MG’を形成する領域において送りユニット32の移動を光ディスク一回転分だけ一時的に停止しておけば、上記グルーブトラックG2が内側のグルーブトラックG1に自然に接続するように形成されることとなる。
【0116】
その後、当該遷移部MG’の形成が終了したら、光ビームLGを一時的にオフとすると共に送りユニット32の移動を再開し、例えば、光ディスク四分の一回転後に再び光ビームLGを照射するようにすれば、図6に示す遷移部MG’及びその外側のグルーブトラックGが形成できることとなる。
【0117】
以上説明したように、第2実施形態のカッティング装置C及び光ディスクDKによれば、不法記録時においては、光ビームの照射位置がグルーブトラックG2からグルーブトラックG1へ遷移するので、既に記録された情報の上に情報が上書きされることがグルーブトラックG1とグルーブトラックG2との間で繰り返されることとなるので、情報の不法複写自体を防止できる。
【0118】
また、グルーブトラックG1及びグルーブトラックG2以外のトラックへ情報が記録されることがないので、効果的に情報の不法複写を防止することができる。
【0119】
更に、遷移部MG’内においてグルーブトラックG2をグルーブトラックG1に接続するように当該グルーブトラックG2を形成するので、グルーブトラックG2を照射していた光ビームがそのままグルーブトラックG1を照射するようになることが繰り返されることとなり不法複写を確実に防止することができる。
【0120】
なお、上述の各実施形態においては、グルーブトラックGとランドトラックLとを有する光ディスクDKに対して本発明を適用した場合について説明したが、これ以外に、一般にトラック構造を有し光学的に情報を記録/再生するディスク状記録媒体に対しても本発明は適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の光ディスクの構造を示す平面図である。
【図2】第1実施形態の遷移部の構造を示す拡大平面図である。
【図3】第1実施形態のカッティング装置の概要構成を示すブロック図である。
【図4】第1実施形態の遷移部形成処理を示すフローチャートである。
【図5】第1実施形態の遷移ピットの長さの説明図である。
【図6】第2実施形態の遷移部の構造を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10…遷移ピット
20…データ発生部
21…パラレル/シリアル変換器
22…プリフォーマット用エンコーダ
23…クロック信号発生部
24…レーザ発生装置
24G、24L…出射装置
25…光変調器
26…対物レンズ
27…ガラス基板
28…レジスト
29…スピンドルモータ
30…回転検出器
31…回転サーボ回路
32…送りユニット
33…位置検出器
34…送りサーボ回路
40…CPU
41…ループデータ発生部
42…スイッチ
43…グルーブ用データ発生器
50…ランド用データ発生器
SH…クランプ孔
NR…未記録領域
CR…記録制御領域
LI…リードイン領域
R…記録領域
LO…リードアウト領域
MG、MG’…遷移部
DK…光ディスク
G、G1、G2…グルーブトラック
L…ランドトラック
SP1、SP2、SP3、SP4、SP5、SP6、SP7、SP8、SP9、SP10、SP11、SP12、SP13、SP14、SP15、SP16、SP17…光スポット
Scg、Scl、Sclp、Scsw、Sso…制御信号
Slp…ループデータ信号
Spp…プリデータ信号
Spl…ランド信号
Srl…ランドデータ信号
Srg…グルーブデータ信号
Srp…回転検出信号
Spo…位置検出信号
Ss…一回転検出信号

Claims (8)

  1. 情報が光学的に記録されるトラックを備えるディスク状の記録媒体を製造する記録媒体製造装置において、
    前記記録媒体上にランドとグルーブからなるトラックを螺旋状に形成するトラック形成手段と、
    前記形成されたグルーブへの前記情報の記録に用いられる光ビームの照射位置を、当該光ビームが照射される前記グルーブである照射グルーブから、当該照射グルーブの内側に隣接して形成される前記グルーブであって前記照射グルーブに前記情報が記録される前に情報が記録されるグルーブである隣接グルーブへ遷移させる遷移部を、前記照射グルーブと前記隣接グルーブとの間のランドに形成する遷移部形成手段と、
    備え、
    前記遷移部形成手段は、当該遷移部内に、前記照射位置を当該照射グルーブから当該隣接グルーブに遷移させるための遷移ピットを当該照射グルーブ及び当該隣接グルーブに並行して複数個形成することを特徴とする記録媒体製造装置。
  2. 請求項1に記載の記録媒体製造装置において、
    前記遷移部形成手段は、当該遷移部内に形成される前記照射グルーブと前記隣接グルーブとの間のランドに、前記ディスク状記憶媒体の回転方向の長さの比を徐々に変化させた前記複数の遷移ピットを形成することを特徴とする記録媒体製造装置。
  3. 請求項1または2に記載の記録媒体製造装置において、
    記遷移部形成手段は、当該遷移ピットが形成されている区間内で前記照射グルーブの形成を停止し、
    記トラック形成部は、前記遷移部の外側に新たに前記トラックを形成することを特徴とする記録媒体製造装置。
  4. 請求項1または2に記載の記録媒体製造装置において、
    前記遷移部形成手段は、当該遷移部内において前記照射グルーブを前記隣接グルーブに接続するように当該照射グルーブを形成すると共に、
    前記トラック形成部は、前記遷移部の外側に新たに前記トラックを形成することを特徴とする記録媒体製造装置。
  5. 情報が記録されるランドとグルーブからなるトラックを備えるディスク状の記録媒体において、
    前記グルーブへの前記情報の記録に用いられる光ビームの照射位置を、当該光ビームが照射される前記グルーブである照射グルーブから、当該照射グルーブの内側に隣接して形成される前記グルーブであって前記照射グルーブに前記情報が記録される前に情報が記録されるグルーブである隣接グルーブへ遷移させる遷移部が、前記形成されたトラックに連続するように前記照射グルーブと前記隣接グルーブとの間のランドに形成されてなり
    当該遷移部には、前記照射位置を当該照射グルーブから当該隣接グルーブに遷移させるための遷移ピットが当該照射グルーブ及び当該隣接グルーブに並行して複数個形成されていることを特徴とする記録媒体。
  6. 請求項5に記載の記録媒体において、
    当該遷移部内に形成される前記照射グルーブと前記隣接グルーブとの間のランドに、前記ディスク状記憶媒体の回転方向の長さの比を徐々に変化させた前記複数の遷移ピットが形成されていることを特徴とする記録媒体。
  7. 請求項5または6に記載の記録媒体において、
    前記遷移部は、当該遷移ピットが形成されている区間内に前記照射トラックの終端部を備え、
    記遷移部の外側に他の前記トラックが形成されていることを特徴とする記録媒体。
  8. 請求項5または6に記載の記録媒体において、
    前記遷移部は、当該遷移部内における前記照射グルーブ前記隣接グルーブに接続するように形成されていると共に、
    前記遷移部の外側に他の前記トラックが形成されていることを特徴とする記録媒体。
JP13859998A 1998-05-20 1998-05-20 記録媒体製造装置及び記録媒体 Expired - Lifetime JP3860339B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13859998A JP3860339B2 (ja) 1998-05-20 1998-05-20 記録媒体製造装置及び記録媒体
US09/313,364 US6418112B1 (en) 1998-05-20 1999-05-18 Information record medium
EP99108698A EP0961267B1 (en) 1998-05-20 1999-05-19 Apparatus for manufacturing information record medium and the information record medium
DE69933083T DE69933083T2 (de) 1998-05-20 1999-05-19 Gerät zur Herstellung eines Informationsträgers und der Informationsträger
US10/158,934 US6625106B2 (en) 1998-05-20 2002-06-03 Record medium having a track

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13859998A JP3860339B2 (ja) 1998-05-20 1998-05-20 記録媒体製造装置及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11328675A JPH11328675A (ja) 1999-11-30
JP3860339B2 true JP3860339B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=15225864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13859998A Expired - Lifetime JP3860339B2 (ja) 1998-05-20 1998-05-20 記録媒体製造装置及び記録媒体

Country Status (4)

Country Link
US (2) US6418112B1 (ja)
EP (1) EP0961267B1 (ja)
JP (1) JP3860339B2 (ja)
DE (1) DE69933083T2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6535477B1 (en) 1999-06-28 2003-03-18 Pioneer Corporation Optical recording medium having groove and land tracks, and method of manufacturing the same
JP3922424B2 (ja) * 2000-07-25 2007-05-30 パイオニア株式会社 光学式記録媒体、光学式記録媒体製造装置及び光学式記録媒体製造方法
JP3915487B2 (ja) * 2001-11-27 2007-05-16 ヤマハ株式会社 ディスク記録装置、ディスク記録制御方法及びディスク記録制御プログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6361425A (ja) * 1986-08-22 1988-03-17 Csk Corp 光記録媒体のトラツク検出方式
US5239530A (en) * 1989-04-19 1993-08-24 Tokyo Shibaura Electric Co Method and apparatus for detecting a track count in an optical disk apparatus for recording/reproducing data on/from an optical disk
US5270991A (en) * 1990-06-29 1993-12-14 North American Philips Corporation Track format for use with an optical record carrier having a varying track pitch
US5404345A (en) * 1991-06-07 1995-04-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Optical recording medium and tracking servo circuit adapted therefor using wobbled pits
JP3703569B2 (ja) * 1996-04-02 2005-10-05 ソニー株式会社 光記録媒体及びその記録再生方法、記録再生装置
TW357345B (en) * 1996-06-26 1999-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd CD having re-write area and ROM area
JPH10124877A (ja) * 1996-10-21 1998-05-15 Sony Corp 光再生装置、記録媒体およびトラッキング方法
US5787068A (en) * 1996-11-07 1998-07-28 Imation Corp. Method and arrangement for preventing unauthorized duplication of optical discs using barriers
US5822285A (en) * 1997-03-31 1998-10-13 International Business Machines Corporation Atomic force microscopy disk data storage system with nonradial tracking lines
JP3699813B2 (ja) * 1997-09-25 2005-09-28 株式会社リコー 光ディスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20020150033A1 (en) 2002-10-17
EP0961267B1 (en) 2006-09-06
DE69933083T2 (de) 2007-02-01
EP0961267A3 (en) 2001-08-08
US6625106B2 (en) 2003-09-23
DE69933083D1 (de) 2006-10-19
JPH11328675A (ja) 1999-11-30
US6418112B1 (en) 2002-07-09
EP0961267A2 (en) 1999-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100948247B1 (ko) 정보 기록 매체, 기록 장치, 재생 장치
US7616552B2 (en) Phase-change optical recording medium having first and second track pitches
US8238215B2 (en) Recording medium, and recording and reproducing apparatus
US20090316537A1 (en) Recording medium, optical device, and recording and reproducing apparatus
JP3962522B2 (ja) 情報記録媒体
US6587424B2 (en) Dye recording medium having read-only area and recordable area
KR100758398B1 (ko) 광 디스크 장치 및 기록/재생 방법
JP2002042347A (ja) 光学式記録媒体、光学式記録媒体製造装置及び光学式記録媒体製造方法
US6765851B2 (en) Optical disc, data-recording apparatus and data-recording method
KR20020021349A (ko) 광 기록 매체, 그 제조 장치 및 제조 방법
US6482493B1 (en) Optical disc and method and apparatus of fabricating master disc for the same
US6930969B2 (en) Optical recording medium applicable for improved servo control
JP3860339B2 (ja) 記録媒体製造装置及び記録媒体
US7362671B2 (en) Optical disc recording and/or playing apparatus and method
JP5540918B2 (ja) 情報消去装置、情報消去方法
JP2003187459A (ja) ディスク記録媒体
JP2001093151A (ja) 光ディスク管理システム、光ディスク
JP2007141277A (ja) 光ディスク記録媒体、ディスク製造方法、記録装置
JP2001034948A (ja) 光ディスク管理システム、光ディスク
JP2003187500A (ja) 光ディスク及びその製造方法並びに光ディスク再生方法
JP2005243135A (ja) ディスク状記録媒体、マスタリング装置、ディスク製造方法、記録再生装置
JP2004185693A (ja) フォトレジスト原盤のカッティング方法、カッティングマシン、並びに、光記録媒体及びその製造方法
JP2005174499A (ja) 光ディスクの製造方法
JP2006066069A (ja) 情報記録媒体
JP2002203341A (ja) 光学式記録媒体、光学式記録媒体製造装置及び光学式記録媒体製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6