JPH11328675A - 記録媒体製造装置及び記録媒体 - Google Patents

記録媒体製造装置及び記録媒体

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JPH11328675A
JPH11328675A JP10138599A JP13859998A JPH11328675A JP H11328675 A JPH11328675 A JP H11328675A JP 10138599 A JP10138599 A JP 10138599A JP 13859998 A JP13859998 A JP 13859998A JP H11328675 A JPH11328675 A JP H11328675A
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和男 黒田
Terushi Taniguchi
昭史 谷口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体から再生されたRF信号の段階の再
生信号であっても不法複写されることを防止することが
可能な記録媒体を提供する。 【解決手段】 光学的に情報が記録されるグルーブトラ
ックG及びランドトラックLを備える光ディスクDKに
おいて、グルーブトラックGへの情報の不法記録に用い
られる光ビームの照射位置を、グルーブトラックG2
ら当該グルーブトラックG2の内側に隣接して形成さ
れ、以前に情報が記録されたグルーブトラックG1へ遷
移させる遷移部MGが、グルーブトラックGに連続する
ように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に正規に
記録されている情報が不法複写されて、一般に拡布され
ることを防止するための構成を備えた記録媒体及び当該
記録媒体を製造するための記録媒体製造装置の技術分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】一般的に映画等の画像情報は著作権によ
り保護されている場合が多く、その場合には、これらの
情報を無断で複写することは基本的には禁止されてい
る。
【0003】また、当該著作権者においては、これらの
複写を効果的に防止する方策を取る必要がある。
【0004】ここで、従来行われている不法複写の防止
の方法としては、例えば、記録すべき画像情報等と共
に、その画像情報等が記録後に複写禁止とされるものな
のか、或いは一回のみ複写が許されるものなのかを示す
複写制御情報を記録し、当該記録されている画像情報等
の複写時に、複写装置において、当該複写制御情報を再
生すると共に当該再生された複写制御情報に基づいて複
写禁止なのか或いは一回のみ複写可能であるのかを認識
して複写制限を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当該画
像情報等が記録されている記録媒体から、いわゆるハー
ドコピーが為された場合には、上記複写制御情報が画像
情報等と共に複写されてしまうので、この場合には、不
法複写を有効に防止できないという問題点があった。
【0006】ここで、ハードコピーとは、上記画像情報
等が記録されている記録媒体からの再生信号を、当該再
生信号がRF(Radio Frequency)信号の段階でそのま
ま他の記録媒体に記録してしまうことを言い、このハー
ドコピーが実行されてしまうと、上記複写制御情報の有
無に拘わらず複写が実行されてしまうこととなるのであ
る。
【0007】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて為
されたもので、その課題は、記録媒体から再生されたR
F信号の段階の再生信号であっても不法複写されること
を防止することが可能な記録媒体及び当該記録媒体を製
造する記録媒体製造装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、情報が光学的に記録さ
れるグルーブトラック等のトラックを備える光ディスク
等の記録媒体を製造する記録媒体製造装置において、前
記トラックを形成するCPU等のトラック形成手段と、
前記形成されたトラックへの前記情報の不法記録に用い
られる光ビームの照射位置を、当該光ビームが照射され
る前記トラックである照射トラックから当該照射トラッ
クに隣接して形成される前記トラックであって前記照射
トラックに前記情報が記録される前に前記情報が記録さ
れるトラックである隣接トラックへ遷移させる遷移部
を、前記形成されたトラックに連続するように形成する
CPU等の遷移部形成手段と、を備える。
【0009】請求項1に記載の発明の作用によれば、ト
ラック形成手段はトラックを形成する。
【0010】そして、遷移部形成手段は、形成されたト
ラックへの情報の不法記録に用いられる光ビームの照射
位置を、照射トラックから当該照射トラックに情報が記
録される前に情報が記録される隣接トラックへ遷移させ
る遷移部を、形成されたトラックに連続するように形成
する。
【0011】よって、不法記録時においては、光ビーム
の照射位置が照射トラックから隣接トラックへ遷移する
ので、既に記録された情報の上に情報が上書きされるこ
とが照射トラックと隣接トラックとの間で繰り返される
こととなり、情報の不法複写を防止できる。
【0012】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の記録媒体製造装置にお
いて、前記記録媒体はディスク状記録媒体であると共
に、前記トラック形成手段は、当該ディスク状記録媒体
上に前記トラックを螺旋状に形成し、更に、前記遷移部
形成手段は、前記照射トラックの内側に形成される前記
隣接トラックへ前記照射位置を遷移させるように前記遷
移部を形成する。
【0013】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、記録媒体がディス
ク状記録媒体であると共に、トラック形成手段が当該デ
ィスク状記録媒体上にトラックを螺旋状に形成し、更
に、遷移部形成手段が照射トラックの内側に形成される
隣接トラックへ照射位置を遷移させるように遷移部を形
成する。
【0014】よって、照射トラックと隣接トラック以外
のトラックへ情報が記録されることがないので、効果的
に情報の不法複写を防止することができる。
【0015】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項2に記載の記録媒体製造装置にお
いて、前記光ビームに対して、当該光ビームの前記記録
媒体からの反射光を用いたトラッキングサーボが施され
つつ前記情報が前記トラックに記録されると共に、前記
遷移部形成手段は、当該遷移部内に形成される前記照射
トラックと前記隣接トラックとの間に、前記照射位置を
当該照射トラックから当該隣接トラックに遷移させるた
めの遷移ピットを当該照射トラック及び当該隣接トラッ
クに並行して複数個形成すると共に、当該遷移ピットが
形成されている区間内で前記照射トラックの形成を停止
し、更に前記トラック形成部は、前記遷移部の外側に新
たに前記トラックを形成する。
【0016】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項2に記載の発明の作用に加えて、光ビームに対して
記録媒体からの反射光を用いたトラッキングサーボが施
されつつ情報がトラックに記録されると共に、遷移部形
成手段は、当該遷移部内に形成される照射トラックと隣
接トラックとの間に、前記照射位置を当該照射トラック
から当該隣接トラックに遷移させるための遷移ピットを
当該照射トラック及び当該隣接トラックに並行して複数
個形成すると共に、当該遷移ピットが形成されている区
間内で照射トラックの形成を停止する。
【0017】更にトラック形成部が遷移部の外側に新た
にトラックを形成する。
【0018】よって、遷移ピットの存在により、トラッ
キングサーボが施されつつ照射される光ビームの照射位
置が確実に照射トラックから隣接トラックへ遷移するの
で、情報が照射トラックと隣接トラック以外のトラック
へ情報が記録されることを確実に防止することができ
る。
【0019】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項2に記載の記録媒体製造装置にお
いて、前記遷移部形成手段は、当該遷移部内において前
記照射トラックを前記隣接トラックに接続するように当
該照射トラックを形成すると共に、前記トラック形成部
は、前記遷移部の外側に新たに前記トラックを形成す
る。
【0020】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項2に記載の発明の作用に加えて、遷移部形成手段
は、当該遷移部内において照射トラックを隣接トラック
に接続するように当該照射トラックを形成する。
【0021】その後、トラック形成部が遷移部の外側に
新たにトラックを形成する。
【0022】よって、照射トラックを照射していた光ビ
ームがそのまま隣接トラックを照射するようになること
が繰り返されるので、情報が照射トラックと隣接トラッ
ク以外のトラックへ情報が記録されることを確実に防止
することができる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、光学的に情報が記録されるトラックを備
える光ディスク等の記録媒体において、前記トラックへ
の前記情報の不法記録に用いられる光ビームの照射位置
を、当該光ビームが照射される前記トラックである照射
トラックから当該照射トラックに隣接して形成される前
記トラックであって前記照射トラックに前記情報が記録
される前に前記情報が記録されるトラックである隣接ト
ラックへ遷移させる遷移部が、前記形成されたトラック
に連続するように形成されている。
【0024】請求項5に記載の発明の作用によれば、当
該記録媒体内に、トラックへの情報の不法記録に用いら
れる光ビームの照射位置を、当該光ビームが照射される
照射トラックから当該照射トラックに情報が記録される
前に情報が記録される隣接トラックへ遷移させる遷移部
が、形成されたトラックに連続するように形成されてい
る。
【0025】よって、不法記録時においては、光ビーム
の照射位置が照射トラックから隣接トラックへ遷移する
ので、既に記録された情報の上に情報が上書きされるこ
とが照射トラックと隣接トラックとの間で繰り返される
こととなり、情報の不法複写を防止できる。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項5に記載の記録媒体において、当
該記録媒体はディスク状記録媒体であると共に、前記ト
ラックは、当該ディスク状記録媒体上に螺旋状に形成さ
れており、更に、前記遷移部は、前記照射トラックの内
側に形成される前記隣接トラックへ前記照射位置を遷移
させるように形成されている。
【0027】請求項6に記載の発明の作用によれば、請
求項5に記載の発明の作用に加えて、記録媒体がディス
ク状記録媒体であると共に、トラックが当該ディスク状
記録媒体上に螺旋状に形成されており、更に、遷移部
は、照射トラックの内側に形成される隣接トラックへ照
射位置を遷移させるように形成されている。
【0028】よって、照射トラックと隣接トラック以外
のトラックへ情報が記録されることがないので、効果的
に情報の不法複写を防止することができる。
【0029】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項6に記載の記録媒体において、前
記情報は、当該情報を記録するための光ビームに対して
当該光ビームの前記記録媒体からの反射光を用いたトラ
ッキングサーボが施されつつ記録されると共に、前記遷
移部は、当該遷移部内に形成されている前記照射トラッ
クと前記隣接トラックとの間に、前記照射位置を当該照
射トラックから当該隣接トラックに遷移させるための遷
移ピットを当該照射トラック及び当該隣接トラックに並
行して複数個備えると共に、当該遷移ピットが形成され
ている区間内に前記照射トラックの終端部を備え、更に
前記遷移部の外側に他の前記トラックが形成されてい
る。
【0030】請求項7に記載の発明の作用によれば、請
求項6に記載の発明の作用に加えて、情報が、当該情報
を記録するための光ビームに対して当該光ビームの記録
媒体からの反射光を用いたトラッキングサーボが施され
つつ記録されると共に、遷移部は、当該遷移部内に形成
されている照射トラックと隣接トラックとの間に、照射
位置を当該照射トラックから当該隣接トラックに遷移さ
せるための遷移ピットを当該照射トラック及び当該隣接
トラックに並行して複数個備えると共に、当該遷移ピッ
トが形成されている区間内に照射トラックの終端部を備
えている。
【0031】そして更に、遷移部の外側に他のトラック
が形成されている。
【0032】よって、遷移ピットの存在により、トラッ
キングサーボが施されつつ照射される光ビームの照射位
置が確実に照射トラックから隣接トラックへ遷移するの
で、情報が照射トラックと隣接トラック以外のトラック
へ情報が記録されることを確実に防止することができ
る。
【0033】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項6に記載の記録媒体において、前
記遷移部は、当該遷移部内における前記照射トラックが
前記隣接トラックに接続するように形成されていると共
に、前記遷移部の外側に他の前記トラックが形成されて
いる。
【0034】請求項8に記載の発明の作用によれば、請
求項6に記載の発明の作用に加えて、遷移部は、当該遷
移部内における照射トラックが隣接トラックに接続する
ように形成されている。
【0035】そして、遷移部の外側に他のトラックが形
成されている。
【0036】よって、照射トラックを照射していた光ビ
ームがそのまま隣接トラックを照射するようになること
が繰り返されるので、情報が照射トラックと隣接トラッ
ク以外のトラックへ情報が記録されることを確実に防止
することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
【0038】なお、以下に説明する各実施形態は、情報
が記録される螺旋溝状のトラックとしてのグルーブトラ
ックと、当該グルーブトラックの間に夫々形成されてい
るランドトラック(上記グルーブトラックとは、その高
さが異なって形成されている。)とを有し、光学的に情
報を記録すると共に当該記録された情報を再生すること
が可能な光ディスクに対して本発明を適用した場合の実
施の形態である。
【0039】(I)第1実施形態 始めに、本発明に係る第1実施形態について、図1乃至
図5を用いて説明する。
【0040】先ず、本発明に係る記録媒体としての光デ
ィスクの物理的構造について、図1及び図2を用いて説
明する。
【0041】なお、図1は第1実施形態に係る光ディス
クDKの平面図であり、図2は当該光ディスクDKの一
部の拡大平面図である。
【0042】図1に示すように、第1実施形態に係る光
ディスクDKは、その内周側から、当該光ディスクDK
を情報記録装置又は情報再生装置におけるスピンドルモ
ータの回転軸に固定するためのクランプ孔SHと、当該
固定のための未記録領域NRと、光ディスクDKに情報
を記録する際の光ビームの強度を設定するためのデータ
や、当該情報記録時にいずれの位置から記録を開始する
かを示すデータ等を予め記録しておくための記録制御領
域CRと、情報記録開始又は情報再生開始のための種々
の情報並びに光ディスクDKに記録される情報における
著作権情報(具体的には、著作権者名、コピー制御情報
(すなわち、当該記録される情報が1回のみ複写可能
か、又は複写禁止か等を示すコピー制御情報)、当該記
録される情報に対していわゆるスクランブル処理を施し
て記録する際の当該スクランブル処理を解除するための
キーデータ等を含む。)が記録されているリードイン領
域LIと、実際に記録すべき情報が記録される記録領域
Rと、情報記録終了又は情報再生終了のための種々の情
報が記録されているリードアウト領域LOと、により構
成されている。
【0043】このとき、記録制御領域CR、リードイン
領域LI、記録領域R及びリードアウト領域LOにおい
ては、上記グルーブトラック及びランドトラックが相隣
接しつつ内周側から外周側に向かって螺旋状に形成され
ており、記録されるべき情報は、当該グルーブトラック
に対して内周側から順次外周側に向けて記録されてい
く。
【0044】また、光ディスクDKの断面構造として
は、対応する情報記録方法又は情報再生方法に応じて、
例えば、紫外線硬化樹脂等からなる保護層と、実際に情
報が記録される記録層と、光ディスクDKの本体である
透明プラスチック素材等からなる基板等を有して構成さ
れている。
【0045】ここで、第1実施形態の光ディスクDKに
おいては、上記リードイン領域LI内に、当該光ディス
クDKに対して情報を不法複写しようとした際に、当該
不法複写に用いられる光ビームにより光ディスクDK上
に形成される光スポットを、現在光ビームが照射されて
いるグルーブトラックからその一つ内周側にあるグルー
ブトラック(すなわち、既に情報が記録されているグル
ーブトラック)に遷移させるための遷移部MG(図1中
斜線により示す。)が形成されている。
【0046】そして、当該遷移部MGにより、当該不法
複写時においては、光スポットが遷移部MGよりも外周
に移動することはなく、結果として不法複写自体が一切
不可能になる。
【0047】次に、本発明に係る上記遷移部MGの具体
的な構造について、図2に示す拡大平面図を用いて説明
する。なお、図2においては、グルーブトラックと同じ
高さの部分を斜線で示している。更に、図2において
は、本来螺旋状であるグルーブトラック及びランドトラ
ックを、説明の簡略化のために直線的に示している。
【0048】図2に示すように、第1実施形態の光ディ
スクDKの遷移部MGでは、他のグルーブトラックGと
同じ構造を有する隣接トラックとしてのグルーブトラッ
クG 1に隣接する照射トラックとしてのグルーブトラッ
クG2が、当該遷移部MG内において終端部を有してい
ると共に、当該グルーブトラックG1とグルーブトラッ
クG2の間、及びグルーブトラックG2が終端してから所
定の長さの間のランドトラックL上に、光スポットをグ
ルーブトラックG2からグルーブトラックG1へ徐々に遷
移させるための当該グルーブトラックGと同じ高さを有
する遷移ピット1乃至10が形成されている。
【0049】そして、各遷移ピット1乃至10のディス
ク回転方向の長さの比が、図2中上から(遷移ピット1
から)順に、
【数1】遷移ピット1:遷移ピット2:遷移ピット3:
遷移ピット4:遷移ピット5:遷移ピット6:遷移ピッ
ト7:遷移ピット8:遷移ピット9:遷移ピット10=
1:2:3:4:5:5:4:3:2:1となってい
る。
【0050】ここで、遷移ピット1乃至10により光ス
ポットがグルーブトラックG2からグルーブトラックG1
へ遷移する動作を図2を用いて説明すると、例えば、情
報記録時に光ビームがいわゆるプッシュプル法によりト
ラキングサーボ制御されつつ照射される場合には、当
初、グルーブトラックG2上にあった光スポットSP1
遷移部MG内の遷移ピット1に差し掛かってくると(図
2中符号SP2参照)、当該光スポットSP2における図
2に向かって左半分からの反射光量が向かって右半分か
らの反射光量よりも遷移ピット1の分だけ少なくなる。
【0051】すると、図示しないトラッキングサーボ制
御部は、光スポットSP2の位置が図2中向かって右側
にずれていると判断し、当該光スポットSP2を、その
左半分からの反射光量と右半分からの反射光量とを等し
くするべく、図2中向かって左方向に移動させる。
【0052】この状態で、光スポットが移動し、次に光
スポットSP3の位置に移動したとすると、当該光スポ
ットSP3においては、遷移ピット1よりも長い遷移ピ
ット2及び3の存在により、当該光スポットSP3にお
ける図2に向かって左半分からの反射光量が向かって右
半分からの反射光量よりも更に減少する。
【0053】すると、上記トラッキングサーボ制御部
は、光スポットSP3の位置が図2中向かって右側にず
れていると判断し、当該光スポットSP3を、その左半
分からの反射光量と右半分からの反射光量とを等しくす
るべく、図2中向かって左方向に更に移動させる。
【0054】そして、以上説明した動作が、遷移ピット
2の位置から遷移ピット5の位置に光スポットが移動す
るときに夫々繰り返されることにより、光スポットの位
置は、図2に示す光スポットSP2から光スポットSP4
のように順次グルーブトラックG1よりに移動してい
く。
【0055】その後、遷移ピット5の位置でグルーブト
ラックG2が途切れると、それ以後は、光スポット内の
図2に向かって右半分からの反射光量が向かって左半分
からの反射光量よりも多い状態が継続するので(光スポ
ットSP5乃至SP8参照)、この場合上記トラッキング
サーボ制御部は、光スポットの位置が図2中向かって右
側にずれていると判定し、当該光スポットの位置を図2
に示す光スポットSP 5乃至SP8に示すようにグルーブ
トラックG1を照射するのに適した位置まで図2中左方
向に移動させていく。
【0056】そして、最終的に、グルーブトラックG2
上にあった光スポットがその内周側にあるグルーブトラ
ックG1上に遷移することとなる。このとき、遷移途中
における光スポットの中心位置は、図2中一点鎖線で示
すように移動していく。
【0057】上述した遷移ピット1乃至10の存在によ
り、光ビームはグルーブトラックG 1からグルーブトラ
ックG2に遷移することを繰り返すのみとなるので、当
該グルーブトラックG2の外周側にある他のグルーブト
ラックGに遷移することはなく、結果として、不法複写
自体が不可能となるのである。
【0058】次に、図1及び図2に示した構造を有する
光ディスクDKを製造するための記録媒体製造装置とし
てのカッティング装置の実施形態について、図3及び図
4を用いて説明する。
【0059】なお、図3は第1実施形態のカッティング
装置の全体構成を示すブロック図であり、図4は上記遷
移部MGを形成するために主としてCPU40において
実行される処理を示すフローチャートである。
【0060】また、図3及び4に示すカッティング装置
は、本発明による遷移部MGを含んでグルーブトラック
G及びランドトラックLが形成された光ディスクDKを
大量生産するためのスタンパディスクを製作するための
ものである。
【0061】更に、図3に示すカッティング装置Cによ
り製造される光ディスクDKでは、ランドトラックL上
に、情報をグルーブトラックGに記録するための種々の
記録制御情報(具体的には、光ディスクDK上のアドレ
ス情報等)に対応するプリピットが形成されるものとす
る。
【0062】図3に示すように、実施形態のカッティン
グ装置Cは、ランド用データ発生器50と、グルーブ用
データ発生器43と、パラレル/シリアル変換器21
と、プリフォーマット用エンコーダ22と、クロック信
号発生部23と、 レーザ発生装置24と、光変調器2
5と、対物レンズ26と、スタンパディスクと、スピン
ドルモータ29と、回転検出器30と、回転サーボ回路
31と、送りユニット32と、位置検出器33と、送り
サーボ回路34と、トラック形成手段及び遷移部形成手
段としてのCPU40と、により構成されている。
【0063】また、ランド用データ発生器50は、デー
タ生成部20と、スイッチ42と、ループデータ発生部
41と、により構成されている。
【0064】更に、スタンパディスクは、スタンパディ
スク本体としてのガラス基板27と、ガラス基板27上
にコーティングされた遷移ピット1乃至10及び各トラ
ックを形成するためのレジスト(感光材)28とにより
構成されている。 更にまた、レーザ発生装置24は、
光ビームLGを出射する出射装置24Gと、光ビームLL
を出射する出射装置24Lとにより構成されている。
【0065】次に、概要動作を説明する。
【0066】ランド用データ発生器50は、CPU40
からの制御信号Scl、Sclp及びScswに基づいて、ラン
ドトラックL及び遷移ピット1乃至10並びに上記プリ
ピットを形成するためのランド信号Splを生成してパレ
レル/シリアル変換器21に出力する。
【0067】そして、パレレル/シリアル変換器21
は、ランド信号Splをパラレル/シリアル変換する。
【0068】そして、プリフォーマット用エンコーダ2
2は、シリアルデータに変換されたランド信号Splびク
ロック信号発生部23からのプリフォーマッティング用
のクロック信号CLKに基づいて、上記ランドトラック
L及び遷移ピット1乃至10並びに上記プリピットを実
際にスタンパディスク上に形成するためのランドデータ
信号Srlを生成して光変調器25に出力する。
【0069】一方、グルーブ用データ発生器43は、C
PU40からの制御信号Scgに基づいて、上記グルーブ
トラックG、G1及びG2をスタンパディスク上に実際に
形成するためのグルーブデータ信号Srg(すなわち、一
定高さのグルーブトラックGを連続する螺旋状に形成す
るためのグルーブデータ信号Srg)を生成して光変調器
25に出力する。
【0070】一方、出射装置24Gは光ディスクDKの
基板に対して図2に示すグルーブトラックG、G1及び
2を形成するための光ビームLGを出射すると共に、出
射装置24Lは上記ランドトラックL及び遷移ピット1
乃至10並びに遷移部MGを形成するための光ビームL
Lを出射する。
【0071】そして、光変調器25は、出射された光ビ
ームLL又はLGを夫々ランドデータ信号Srl及びグルー
ブデータ信号Srgを用いて変調する。
【0072】これにより、対物レンズ26は、光ビーム
G及びLLをスタンパディスク上に集光する。
【0073】このとき、スピンドルモータ29は、スタ
ンパディスクを回転させる。
【0074】そして、回転検出器30は当該スタンパデ
ィスクの回転数を検出し、回転検出信号Srpを生成して
回転サーボ回路31及びCPU40に出力する。
【0075】これにより、回転サーボ回路31は、回転
検出信号Srpに基づいて、スタンパディスクの回転をサ
ーボ制御すると共に、スタンパディスクの一回転に一回
の一回転検出信号Ssを生成してプリフォーマット用エ
ンコーダ22に出力する。
【0076】更に、送りユニット32は、螺旋状のグル
ーブトラックG及びランドトラックLを形成するため
に、スタンパディスクの回転に対応してスピンドルモー
タ29及びスタンパディスクを当該スタンパディスクの
半径方向に送る。
【0077】このとき、位置検出器33は、送りユニッ
ト32の半径方向の位置を検出し、位置検出信号Spoを
生成して送りサーボ回路34及びCPU40に出力す
る。
【0078】そして、送りサーボ回路34は、CPU4
0からの制御信号Sso及び位置検出信号Spoに基づい
て、送りユニット32の移動をサーボ制御する。
【0079】このとき、上述の動作において、光ビーム
Lは光変調器25によりランドデータ信号Srlに基づ
いて変調され、光ビームLGは光変調器25によりグル
ーブデータSrgに基づいて変調される。そして、夫々の
光ビームがスタンパディスクの半径方向に移動しながら
当該スタンパディスクに照射される。
【0080】更に、ランドトラックLを形成する光ビー
ムLLとグルーブトラックGを形成する光ビームLG
は、夫々の照射位置をスタンパディスクの半径方向にず
らしつつ照射され、同心螺旋状のランドトラックL(遷
移部MGを含む。)とグルーブトラックGを同時に形成
していく。
【0081】このとき、CPU40は、位置検出信号S
po及び回転検出信号Srpに基づいて、以下に説明する処
理を実行しつつ上記制御信号Scg、Scl、Sclp及びSc
swを出力すると共に、制御信号Ssoを生成して送りサー
ボ回路34に出力することにより当該送りサーボ回路3
4を制御し、上記遷移部MGを含むグルーブトラックG
及びランドトラックLをスタンパディスク上に形成す
る。
【0082】次に、上記ランド用データ発生器50内の
各構成部材の概要動作を説明する。
【0083】先ず、データ発生部20は、CPU40か
らの制御信号Sclに基づいて、上記遷移部MG以外のラ
ンドトラックL上に形成すべき上記プリピットに対応す
るプリデータ信号Sppを生成してスイッチ42の一方の
入力端子に出力する。
【0084】一方、ループデータ発生部41は、CPU
40からの制御信号Sclpに基づいて、遷移部MGにお
ける上記遷移ピット1乃至10を形成するためのループ
データ信号Slpを生成してスイッチ42の他方の入力端
子に出力する。
【0085】そして、スイッチ42は、CPU40から
の制御信号Scswに基づいて、プリデータ信号Sppとル
ープデータ信号Slpを切り換えて上記ランド信号Splと
してプリフォーマット用エンコーダ22に出力する。
【0086】次に、上記カッティング装置Cにおいて実
行される本発明の光ディスクDKの製造動作について、
図4に示すフローチャートを用いて詳説する。
【0087】なお、以下に説明するフローチャートで示
される動作は、光ディスクDKのリードイン領域LI内
における予め設定された所定の半径位置に、光ディスク
DKの四分の一周分の領域に渡って上記遷移部MGを形
成する場合を例とした動作である。
【0088】また、以下のフローチャートにおいては、
各トラック及び遷移部MGの形成を、光ディスクDKに
対する「記録」と表示している。
【0089】第1実施形態の遷移部MGの形成処理にお
いては、先ず、グルーブ用データ発生器43及びランド
用データ発生器50を全て初期化する(ステップS
1)。
【0090】次に、位置検出信号Spoに基づいて、現在
の各光ビームの照射位置を認識する(ステップS2)。
【0091】そして、当該認識した位置が光ディスクD
K上の記録終了位置(すなわち、リードアウト領域LO
の最外周部)か否かが判定され(ステップS3)、記録
終了位置であるときは(ステップS3;YES)、次
に、当該記録終了位置において、1周分のプリピット
(情報の記録終了位置を示すプリピット)が記録された
か否かを検出すべく、一回転検出信号Ssを検出した否
かが判定される(ステップS31)。
【0092】そして、一回転検出信号Ssが検出されて
いないときは(ステップS31;NO)、検出されるま
で記録終了位置に対応するプリピットの形成を継続し、
一回転検出信号Ssが検出されたときは(ステップS3
1;YES)、グルーブトラックG及びランドトラック
Lの形成を終了すべく制御信号Scl及びScgを「LOW」
としてデータ発生部20及びグルーブ用データ発生器4
3の動作を停止させ(ステップS32)、処理を終了す
る。
【0093】一方、ステップS3の判定において、記録
終了位置でないときは(ステップS3;NO)、次に、
ステップS2において認識した位置が光ディスクDK上
の記録開始位置(すなわち、記録制御領域CRの最内周
部)か否かが判定され(ステップS4)、記録開始位置
であるときは(ステップS4;YES)、次に、制御信
号Scswを「HIGH」レベルとしてスイッチ42をプ
リデータ信号Spp側に切り換える(ステップS41)。
【0094】そして、一回転検出信号Ssを検出するこ
とにより、スタンパディスク(光ディスクDK)上の周
方向の記録基準位置(光ディスクDKの一周につき一箇
所予め設定されている。)が検出されたか否かが判定さ
れる(ステップS42)。
【0095】そして、記録基準位置が検出されないとき
は(ステップS42;NO)検出されるまで待機し、検
出されたときは(ステップS42;YES)、当該検出
された位置からグルーブトラックG、ランドトラックL
及び上記プリピットを形成すべく、制御信号Scl及びS
cgを「HIGH」状態とし、データ生成部20及びグル
ーブ用データ発生器43を動作させて上記グルーブデー
タ信号Srg及びランドデータ信号Srlの生成出力を開始
し、当該グルーブトラックG、ランドトラックL及び上
記プリピットをスタンパディスク上に形成し(ステップ
S43)、次の記録基準位置を検索すべくステップS2
に戻る。
【0096】次に、ステップS4の判定において、記録
開始位置でないときは(ステップS4;NO)、次に、
ステップS2において認識した照射位置が上記遷移部M
Gを形成すべきリードイン領域LI内の所定位置である
か否かが判定される(ステップS5)。
【0097】そして、当該所定位置でないときは(ステ
ップS5;NO)ステップS2に戻って今までの処理を
継続し、一方、当該所定位置であるときは(ステップS
5;YES)、次に、一回転検出信号Ssを検出するこ
とにより、スタンパディスク上の周方向の上記記録基準
位置が検出されたか否かが判定される(ステップS5
1)。
【0098】そして、記録基準位置が検出されないとき
は(ステップS51;NO)検出されるまで待機し、検
出されたときは(ステップS51;YES)、次に、上
記遷移部MGを形成する位置を検出すべく、記録基準位
置を検出したタイミングを時刻「0」として当該記録基
準位置から遷移部MGを形成する位置までの所定時間
(予め設定され、CPU40内に記憶されている。)を
計時する(ステップS52)。
【0099】そして、当該所定時間の計時が終了したタ
イミングにおいて制御信号Scswを「LOW」としてスイッ
チ42をループデータ信号Slp側に切り換ると共に(ス
テップS53)、制御信号Sclpを「HIGH」レベル
に切り換えてループデータ発生部41を動作させ、上記
遷移ピット1乃至10を遷移部MGに対応するランドト
ラックL上に形成すべく、ランドデータ信号Srlの生成
を開始する。
【0100】このとき、ループデータ発生部41として
は、例えば、情報再生時における光ビームの波長(例え
ば、560nm)を1周期として、当該1周期に対するデ
ューティー比が夫々10%、20%、30%、40%又
は50%となる5種類の遷移ピット形成用データ(遷移
ピットを形成するときに「HIGH」となるデータ)
を、光ディスクDKの上記所定位置における四分の一周
の領域(遷移部MGが形成される領域)を十等分した一
の領域(すなわち、光ディスクDKの四十分の一周の領
域に対応する。)に相当するデータ量毎に、図5に示す
ように昇順と降順の順番で予め記憶しており、上記ステ
ップS54における制御信号Sclpの変更時からこれら
を出力する。
【0101】ここで、図5における夫々のデューティー
比を有する遷移ピット形成用データについては、図5中
左から、遷移ピット1(10%)、遷移ピット2(20
%)、遷移ピット3(30%)、遷移ピット4(40
%)、遷移ピット5(50%)、遷移ピット6(50
%)、遷移ピット7(40%)、遷移ピット8(30
%)、遷移ピット9(20%)及び遷移ピット10(1
0%)に夫々対応している。
【0102】次に、ランドデータSrlの生成が開始され
ると(ステップS54)、遷移部MGを形成する領域の
ディスクDKにおける八分の一周分の時間が経過したが
否かが判定され(ステップS55)、経過していないと
きは(ステップS55;NO)そのまま遷移ピットの形
成を継続し、経過したときは(ステップS55;YE
S)そのタイミングで制御信号Scgを「LOW」レベルと
してグルーブ用データ発生器43の動作及び光ビームL
Gの出射を一時停止させ、これにより、図2に示す遷移
部MGにおけるグルーブトラックG2の終端部を形成す
る(ステップS56)。
【0103】次に、上述した遷移ピット形成用データの
出力がすべて終了したか否かが判定され(ステップS5
7)、終了していないときは(ステップS57;NO)
そのまま遷移ピット形成用データの出力を継続して当該
遷移ピットの形成を継続し、終了したときは(ステップ
S57;YES)、遷移部MGの形成が終了したとして
制御信号Scgを「HIGH」とすると共に光ビームLG
をオンとして遷移部MGの外周側のグルーブトラックG
の形成を再開すると共に(ステップS58)、制御信号
Scswを「HIGH」レベルとしてスイッチ42を再び
プリデータ信号Spp側に切り換えて遷移部MGの外周側
のランドトラックL及びプリピットの形成を開始し(ス
テップS59)、その後、これまでの動作を繰り返すべ
くステップS2に戻る。
【0104】以上説明した図4の動作により、上記遷移
部MGを含むランドトラックL及びグルーブトラックG
が形成されたスタンパディスクが完成する。
【0105】この後は、当該スタンパディスクを用い
て、樹脂成形、反射膜形成、保護層形成等のいわゆるレ
プリケーションプロセスが実行されて、グルーブトラッ
クG、ランドトラックL及び遷移部MGを有するレプリ
カディスクとしての光ディスクDKが大量生産される。
【0106】なお、上述したように製造された光ディス
クDKに対して正規に情報を記録する場合には、上記遷
移部MG部分を飛ばして記録用光ビームが照射されて情
報が記録されると共に、正規の情報再生時には、当該遷
移部MGを飛ばして再生用光ビームが照射され、記録さ
れている情報が再生される。
【0107】以上説明したように、第1実施形態のカッ
ティング装置C及び光ディスクDKによれば、不法記録
時においては、光ビームの照射位置がグルーブトラック
2からグルーブトラックG1へ遷移するので、既に記録
された情報の上に情報が上書きされることがグルーブト
ラックG1とグルーブトラックG2との間で繰り返される
こととなるので、情報の不法複写自体を防止できる。
【0108】また、グルーブトラックG1及びグルーブ
トラックG2以外のトラックへ情報が記録されることが
ないので、効果的に情報の不法複写を防止することがで
きる。
【0109】更に、遷移ピット1乃至10の存在によ
り、トラッキングサーボが施されつつ照射される光ビー
ムの照射位置が確実にグルーブトラックG2からグルー
ブトラックG1へ遷移することとなり、不法複写を確実
に防止することができる。
【0110】なお、上述の第1実施形態においては、遷
移トラック1乃至10の光ディスクDKの回転方向の長
さを順次変更する場合について説明したが、これ以外
に、全ての遷移ピットの回転方向の長さを、一律に、例
えば、デューティー比50%の遷移ピット形成用データ
に対応する長さとしても同様の効果が得られる。
【0111】(II)第2実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態に
ついて、図6を用いて説明する。
【0112】上述の第1実施形態においては、遷移ピッ
ト1乃至10をグルーブトラックG 1とグルーブトラッ
クG2との間に形成すると共にグルーブトラックG2を遷
移部MG内で終端させることにより当該遷移部MGを形
成したが、第2実施形態においては、グルーブトラック
2を直接内周側のグルーブトラックG1へ接続するよう
に形成する。
【0113】すなわち、第2実施形態の光ディスクで
は、図6に示すように、遷移部MG’内における外周側
のグルーブトラックG2が、当該遷移部MG内で一つ内
周側のグルーブトラックG1へ直接接続されている。
【0114】この構造により、グルーブトラックG2
形成されていた光スポット(例えば、第1実施形態と同
様に、プッシュプル法によりトラッキングサーボ制御さ
れている光スポット。)は、図6中符号SP10乃至SP
17で示すように、グルーブトラックG2から自然にグル
ーブトラックG1へ遷移することとなる。
【0115】また、図6に示す第2実施形態の遷移部M
G’を形成する場合には、図3に示すカッティング装置
において、当該遷移部MG’を形成する領域において送
りユニット32の移動を光ディスク一回転分だけ一時的
に停止しておけば、上記グルーブトラックG2が内側の
グルーブトラックG1に自然に接続するように形成され
ることとなる。
【0116】その後、当該遷移部MG’の形成が終了し
たら、光ビームLGを一時的にオフとすると共に送りユ
ニット32の移動を再開し、例えば、光ディスク四分の
一回転後に再び光ビームLGを照射するようにすれば、
図6に示す遷移部MG’及びその外側のグルーブトラッ
クGが形成できることとなる。
【0117】以上説明したように、第2実施形態のカッ
ティング装置C及び光ディスクDKによれば、不法記録
時においては、光ビームの照射位置がグルーブトラック
2からグルーブトラックG1へ遷移するので、既に記録
された情報の上に情報が上書きされることがグルーブト
ラックG1とグルーブトラックG2との間で繰り返される
こととなるので、情報の不法複写自体を防止できる。
【0118】また、グルーブトラックG1及びグルーブ
トラックG2以外のトラックへ情報が記録されることが
ないので、効果的に情報の不法複写を防止することがで
きる。
【0119】更に、遷移部MG’内においてグルーブト
ラックG2をグルーブトラックG1に接続するように当該
グルーブトラックG2を形成するので、グルーブトラッ
クG2を照射していた光ビームがそのままグルーブトラ
ックG1を照射するようになることが繰り返されること
となり不法複写を確実に防止することができる。
【0120】なお、上述の各実施形態においては、グル
ーブトラックGとランドトラックLとを有する光ディス
クDKに対して本発明を適用した場合について説明した
が、これ以外に、一般にトラック構造を有し光学的に情
報を記録/再生するディスク状記録媒体に対しても本発
明は適用可能である。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、不法記録時においては、光ビームの照射
位置が照射トラックから隣接トラックへ遷移するので、
既に記録された情報の上に情報が上書きされることが照
射トラックと隣接トラックとの間で繰り返されることと
なり、情報の不法複写を防止できる。
【0122】従って、情報自体と共に不法複写防止用の
キーデータ等をも併せて不法複写しようとした場合であ
っても、これを未然に防止することができる。
【0123】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、記録媒体がディスク状記
録媒体であると共に、当該ディスク状記録媒体上にトラ
ックを螺旋状に形成し、更に、照射トラックの内側に形
成される隣接トラックへ照射位置を遷移させるように遷
移部を形成するので、照射トラックと隣接トラック以外
のトラックへ情報が記録されることがなく、効果的に情
報の不法複写を防止することができる。
【0124】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、光ビームに対して記録媒
体からの反射光を用いたトラッキングサーボが施されつ
つ情報がトラックに記録されると共に、当該遷移部内に
形成される照射トラックと隣接トラックとの間に、当該
照射位置を当該照射トラックから当該隣接トラックに遷
移させる遷移ピットを当該照射トラック及び当該隣接ト
ラックに並行して複数個形成すると共に、当該遷移ピッ
トが形成されている区間内で照射トラックの形成を停止
するので、遷移ピットの存在により、トラッキングサー
ボが施されつつ照射される光ビームの照射位置が確実に
照射トラックから隣接トラックへ遷移することとなり、
情報が照射トラックと隣接トラック以外のトラックへ情
報が記録されることを確実に防止することができる。
【0125】請求項4に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、遷移部内において照射ト
ラックを隣接トラックに接続するように当該照射トラッ
クを形成するので、照射トラックを照射していた光ビー
ムがそのまま隣接トラックを照射するようになることが
繰り返されることとなり、情報が照射トラックと隣接ト
ラック以外のトラックへ情報が記録されることを確実に
防止することができる。
【0126】請求項5に記載の発明によれば、記録媒体
内に、トラックへの情報の不法記録に用いられる光ビー
ムの照射位置を、当該光ビームが照射される照射トラッ
クから当該照射トラックに情報が記録される前に情報が
記録される隣接トラックへ遷移させる遷移部が、形成さ
れたトラックに連続するように形成されているので、不
法記録時においては、光ビームの照射位置が照射トラッ
クから隣接トラックへ遷移することとなり、既に記録さ
れた情報の上に情報が上書きされることが照射トラック
と隣接トラックとの間で繰り返されることとなるので、
情報の不法な不法複写を防止できる。
【0127】従って、情報自体と共に不法複写防止用の
キーデータ等をも併せて不法複写しようとした場合であ
っても、これを未然に防止することができる。
【0128】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の効果に加えて、記録媒体がディスク状記
録媒体であると共に、トラックが当該ディスク状記録媒
体上に螺旋状に形成されており、更に、遷移部は、照射
トラックの内側に形成される隣接トラックへ照射位置を
遷移させるように形成されているので、照射トラックと
隣接トラック以外のトラックへ情報が記録されることが
ないこととなり、効果的に情報の不法複写を防止するこ
とができる。
【0129】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
に記載の発明の効果に加えて、情報が、当該情報を記録
するための光ビームに対して当該光ビームの記録媒体か
らの反射光を用いたトラッキングサーボが施されつつ記
録されると共に、遷移部は、当該遷移部内に形成されて
いる照射トラックと隣接トラックとの間に、当該照射位
置を当該照射トラックから当該隣接トラックに遷移させ
る遷移ピットを当該照射トラック及び当該隣接トラック
に並行して複数個備えると共に、当該遷移ピットが形成
されている区間内に照射トラックの終端部を備えている
ので、遷移ピットの存在により、トラッキングサーボが
施されつつ照射される光ビームの照射位置が確実に照射
トラックから隣接トラックへ遷移することとなり、情報
が照射トラックと隣接トラック以外のトラックへ情報が
記録されることを確実に防止することができる。
【0130】請求項8に記載の発明によれば、請求項6
に記載の発明の効果に加えて、遷移部が当該遷移部内に
おける照射トラックが隣接トラックに接続するように形
成されているので、照射トラックを照射していた光ビー
ムがそのまま隣接トラックを照射するようになることが
繰り返されることとなり、情報が照射トラックと隣接ト
ラック以外のトラックへ情報が記録されることを確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の光ディスクの構造を示す平面図
である。
【図2】第1実施形態の遷移部の構造を示す拡大平面図
である。
【図3】第1実施形態のカッティング装置の概要構成を
示すブロック図である。
【図4】第1実施形態の遷移部形成処理を示すフローチ
ャートである。
【図5】第1実施形態の遷移ピットの長さの説明図であ
る。
【図6】第2実施形態の遷移部の構造を示す拡大平面図
である。
【符号の説明】
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10…遷移ピッ
ト 20…データ発生部 21…パラレル/シリアル変換器 22…プリフォーマット用エンコーダ 23…クロック信号発生部 24…レーザ発生装置 24G、24L…出射装置 25…光変調器 26…対物レンズ 27…ガラス基板 28…レジスト 29…スピンドルモータ 30…回転検出器 31…回転サーボ回路 32…送りユニット 33…位置検出器 34…送りサーボ回路 40…CPU 41…ループデータ発生部 42…スイッチ 43…グルーブ用データ発生器 50…ランド用データ発生器 SH…クランプ孔 NR…未記録領域 CR…記録制御領域 LI…リードイン領域 R…記録領域 LO…リードアウト領域 MG、MG’…遷移部 DK…光ディスク G、G1、G2…グルーブトラック L…ランドトラック SP1、SP2、SP3、SP4、SP5、SP6、SP7
SP8、SP9、SP10、SP11、SP12、SP13、SP
14、SP15、SP16、SP17…光スポット Scg、Scl、Sclp、Scsw、Sso…制御信号 Slp…ループデータ信号 Spp…プリデータ信号 Spl…ランド信号 Srl…ランドデータ信号 Srg…グルーブデータ信号 Srp…回転検出信号 Spo…位置検出信号 Ss…一回転検出信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図4】
【図6】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が光学的に記録されるトラックを備
    える記録媒体を製造する記録媒体製造装置において、 前記トラックを形成するトラック形成手段と、 前記形成されたトラックへの前記情報の不法記録に用い
    られる光ビームの照射位置を、当該光ビームが照射され
    る前記トラックである照射トラックから当該照射トラッ
    クに隣接して形成される前記トラックであって前記照射
    トラックに前記情報が記録される前に前記情報が記録さ
    れるトラックである隣接トラックへ遷移させる遷移部
    を、前記形成されたトラックに連続するように形成する
    遷移部形成手段と、 を備えることを特徴とする記録媒体製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録媒体製造装置にお
    いて、 前記記録媒体はディスク状記録媒体であると共に、 前記トラック形成手段は、当該ディスク状記録媒体上に
    前記トラックを螺旋状に形成し、 更に、前記遷移部形成手段は、前記照射トラックの内側
    に形成される前記隣接トラックへ前記照射位置を遷移さ
    せるように前記遷移部を形成することを特徴とする記録
    媒体製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の記録媒体製造装置にお
    いて、 前記光ビームに対して、当該光ビームの前記記録媒体か
    らの反射光を用いたトラッキングサーボが施されつつ前
    記情報が前記トラックに記録されると共に、 前記遷移部形成手段は、当該遷移部内に形成される前記
    照射トラックと前記隣接トラックとの間に、前記照射位
    置を当該照射トラックから当該隣接トラックに遷移させ
    るための遷移ピットを当該照射トラック及び当該隣接ト
    ラックに並行して複数個形成すると共に、当該遷移ピッ
    トが形成されている区間内で前記照射トラックの形成を
    停止し、 更に前記トラック形成部は、前記遷移部の外側に新たに
    前記トラックを形成することを特徴とする記録媒体製造
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の記録媒体製造装置にお
    いて、 前記遷移部形成手段は、当該遷移部内において前記照射
    トラックを前記隣接トラックに接続するように当該照射
    トラックを形成すると共に、 前記トラック形成部は、前記遷移部の外側に新たに前記
    トラックを形成することを特徴とする記録媒体製造装
    置。
  5. 【請求項5】 光学的に情報が記録されるトラックを備
    える記録媒体において、 前記トラックへの前記情報の不法記録に用いられる光ビ
    ームの照射位置を、当該光ビームが照射される前記トラ
    ックである照射トラックから当該照射トラックに隣接し
    て形成される前記トラックであって前記照射トラックに
    前記情報が記録される前に前記情報が記録されるトラッ
    クである隣接トラックへ遷移させる遷移部が、前記形成
    されたトラックに連続するように形成されていることを
    特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の記録媒体において、 当該記録媒体はディスク状記録媒体であると共に、 前記トラックは、当該ディスク状記録媒体上に螺旋状に
    形成されており、 更に、前記遷移部は、前記照射トラックの内側に形成さ
    れる前記隣接トラックへ前記照射位置を遷移させるよう
    に形成されていることを特徴とする記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の記録媒体において、 前記情報は、当該情報を記録するための光ビームに対し
    て当該光ビームの前記記録媒体からの反射光を用いたト
    ラッキングサーボが施されつつ記録されると共に、 前記遷移部は、当該遷移部内に形成されている前記照射
    トラックと前記隣接トラックとの間に、前記照射位置を
    当該照射トラックから当該隣接トラックに遷移させるた
    めの遷移ピットを当該照射トラック及び当該隣接トラッ
    クに並行して複数個備えると共に、当該遷移ピットが形
    成されている区間内に前記照射トラックの終端部を備
    え、 更に前記遷移部の外側に他の前記トラックが形成されて
    いることを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の記録媒体において、 前記遷移部は、当該遷移部内における前記照射トラック
    が前記隣接トラックに接続するように形成されていると
    共に、 前記遷移部の外側に他の前記トラックが形成されている
    ことを特徴とする記録媒体。
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