JP3160193B2 - 薄板ブランクを搬送装置に供給するための方法及び装置 - Google Patents
薄板ブランクを搬送装置に供給するための方法及び装置Info
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- JP3160193B2 JP3160193B2 JP30744495A JP30744495A JP3160193B2 JP 3160193 B2 JP3160193 B2 JP 3160193B2 JP 30744495 A JP30744495 A JP 30744495A JP 30744495 A JP30744495 A JP 30744495A JP 3160193 B2 JP3160193 B2 JP 3160193B2
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D43/00—Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
- B21D43/20—Storage arrangements; Piling or unpiling
- B21D43/24—Devices for removing sheets from a stack
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H5/00—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
- B65H5/16—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by pusher, needles, friction, or like devices adapted to feed single articles along a surface or table
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、載置部に載置され
るように連続的に送られる連続した薄板ブランクを搬送
装置に供給するための方法に関する。
るように連続的に送られる連続した薄板ブランクを搬送
装置に供給するための方法に関する。
【0002】更に本発明は、この方法を実施するための
装置に関する。
装置に関する。
【0003】
【従来の技術】積み重ねられた薄板ブランクを吸込み部
材によってスタックから剥離し、載置テーブルに供給す
ることは公知である。この載置テーブルから薄板ブラン
クは、振動装置によって、搬送装置の引取りローラに向
けて運動させられる。このような装置は、例えば欧州特
許出願公開第0575707号明細書の図1に図示され
ている。更に、前記欧州特許出願公開明細書に示された
振動装置の代わりに、薄板ブランクのための往復運動を
行うキャリッジを設けることも公知である。前記欧州特
許出願公開第0575707号明細書には、このような
装置の代わりに、吸込み部材によって薄板ブランクを直
接に搬送装置に供給する装置を使用することが記載され
ている。しかしこのことは吸込み部材の複雑な運動を必
要とし、このような複雑な運動は、高い処理量の場合に
は、大きな構造上の手間をかけるか、若しくは高価な軽
量材料を使用しないと実現することができない。
材によってスタックから剥離し、載置テーブルに供給す
ることは公知である。この載置テーブルから薄板ブラン
クは、振動装置によって、搬送装置の引取りローラに向
けて運動させられる。このような装置は、例えば欧州特
許出願公開第0575707号明細書の図1に図示され
ている。更に、前記欧州特許出願公開明細書に示された
振動装置の代わりに、薄板ブランクのための往復運動を
行うキャリッジを設けることも公知である。前記欧州特
許出願公開第0575707号明細書には、このような
装置の代わりに、吸込み部材によって薄板ブランクを直
接に搬送装置に供給する装置を使用することが記載され
ている。しかしこのことは吸込み部材の複雑な運動を必
要とし、このような複雑な運動は、高い処理量の場合に
は、大きな構造上の手間をかけるか、若しくは高価な軽
量材料を使用しないと実現することができない。
【0004】缶の製造のために用いられる薄板ブランク
をスタックから引き出す場合には、一方では、缶シーム
溶接時の溶接速度がますます増大していることに鑑み、
溶接速度を十分に利用するためには1000個/分の薄
板ブランクをスタックから引き出さなければならないと
いう問題が生じる。しかし他方では、缶の胴の溶接が損
なわれないようにするために、薄板ブランク縁部を損傷
させないように注意しなければならない。
をスタックから引き出す場合には、一方では、缶シーム
溶接時の溶接速度がますます増大していることに鑑み、
溶接速度を十分に利用するためには1000個/分の薄
板ブランクをスタックから引き出さなければならないと
いう問題が生じる。しかし他方では、缶の胴の溶接が損
なわれないようにするために、薄板ブランク縁部を損傷
させないように注意しなければならない。
【0005】当然ながら、対象物が迅速でしかも穏やか
に載置部から搬送装置に供給可能であることは、薄板ブ
ランクとは別の対象物の場合にも有利である。
に載置部から搬送装置に供給可能であることは、薄板ブ
ランクとは別の対象物の場合にも有利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、個々
の対象物を、極めて高い処理量で穏やかに搬送装置に供
給することを可能にするような方法を提供することであ
る。
の対象物を、極めて高い処理量で穏やかに搬送装置に供
給することを可能にするような方法を提供することであ
る。
【0007】更に本発明の課題は、このような方法を実
施するための有利な装置を提供することである。
施するための有利な装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、冒頭で述べたような方法におい
て、薄板ブランクをそれぞれ、複数の羽根を備えた羽根
車の少なくとも1つの羽根によって負荷して、前記搬送
装置の方向に向けて加速させて、この場合、前記載置部
に載置された前記薄板ブランクの端部を羽根の先端部で
負荷するために、前記羽根車は、電気的に制御可能なモ
ータによって回転駆動されかつその回転運動中に前記載
置部の平面を羽根で一時的に貫き、さらに、前記羽根車
を不均一な角速度で駆動し、羽根車の速度は、薄板ブラ
ンクが搬送装置に供給された後に減速されて、次の薄板
ブランクが減速された角速度の羽根と接触するように
し、薄板ブランクの端部と羽根との接触後に、搬送装置
への薄板ブランクの供給のために角速度を高めるように
した。
に本発明の構成では、冒頭で述べたような方法におい
て、薄板ブランクをそれぞれ、複数の羽根を備えた羽根
車の少なくとも1つの羽根によって負荷して、前記搬送
装置の方向に向けて加速させて、この場合、前記載置部
に載置された前記薄板ブランクの端部を羽根の先端部で
負荷するために、前記羽根車は、電気的に制御可能なモ
ータによって回転駆動されかつその回転運動中に前記載
置部の平面を羽根で一時的に貫き、さらに、前記羽根車
を不均一な角速度で駆動し、羽根車の速度は、薄板ブラ
ンクが搬送装置に供給された後に減速されて、次の薄板
ブランクが減速された角速度の羽根と接触するように
し、薄板ブランクの端部と羽根との接触後に、搬送装置
への薄板ブランクの供給のために角速度を高めるように
した。
【0009】さらに上記課題を解決するために本発明の
構成では、冒頭で述べたような装置において、複数の羽
根の対を備えた羽根車が設けられており、前記複数の羽
根の対の各羽根の負荷端部に、ばね支承された当接突起
が設けられており、前記羽根車が、回転運動時に載置部
の平面に交差して、このときに前記薄板ブランクを負荷
し、該薄板ブランクを前記搬送装置の方向に向けて加速
させるように構成されており、前記羽根車が、各一回転
中に、継続的に回転しかつ角速度を変化させるように適
合させられた電気的に制御可能なモータに接続されてい
るようにした。
構成では、冒頭で述べたような装置において、複数の羽
根の対を備えた羽根車が設けられており、前記複数の羽
根の対の各羽根の負荷端部に、ばね支承された当接突起
が設けられており、前記羽根車が、回転運動時に載置部
の平面に交差して、このときに前記薄板ブランクを負荷
し、該薄板ブランクを前記搬送装置の方向に向けて加速
させるように構成されており、前記羽根車が、各一回転
中に、継続的に回転しかつ角速度を変化させるように適
合させられた電気的に制御可能なモータに接続されてい
るようにした。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、回転部が回転運動を行
うことによって、公知先行技術における振動運動とは異
なり著しく容易に高い処理量を達成することができ、こ
のことは、冒頭で説明した1000個/分の薄板ブラン
クの供給を可能にする。更に、高速の回転運動に基づ
き、次の対象物を負荷するまでの、場合によっては存在
するアイドル軌道を迅速に進むことが可能となり、ひい
ては高い処理量にもかかわらず、対象物に穏やかに接触
するための十分な時間が可能となる。
うことによって、公知先行技術における振動運動とは異
なり著しく容易に高い処理量を達成することができ、こ
のことは、冒頭で説明した1000個/分の薄板ブラン
クの供給を可能にする。更に、高速の回転運動に基づ
き、次の対象物を負荷するまでの、場合によっては存在
するアイドル軌道を迅速に進むことが可能となり、ひい
ては高い処理量にもかかわらず、対象物に穏やかに接触
するための十分な時間が可能となる。
【0011】回転装置の角速度は不均一に設定されると
有利である。これにより、接触時の速度を、実際の供給
運動時又はアイドル軌道におけるよりも低くすることが
できる。
有利である。これにより、接触時の速度を、実際の供給
運動時又はアイドル軌道におけるよりも低くすることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【0013】図1に斜視図、図2に正面図でそれぞれ示
した装置を用いて、薄板ブランク14(図2参照)を載
置テーブル15から搬送ローラ16,17に供給する。
これらの搬送ローラ16,17は、薄板ブランク14の
ための搬送装置の始端部を成している。例えば薄板ブラ
ンク14は搬送装置から丸め装置にまで搬送することが
できる。この場所で薄板ブランク14は円筒体に丸めら
れ、引き続き溶接され、缶の胴を形成する。薄板ブラン
ク14は、載置テーブル15の上方に積み重ねられたス
タックとして配列された一連の複数の薄板ブランクのう
ちの1つである。これらの薄板ブランクは、載置テーブ
ル15に対して直角に運動する引出し装置によって、ス
タックから個々に引き出されて載置テーブル15に供給
される。引出し装置自体は公知であるので、この場合図
示しない(例えば、前記欧州特許出願公開第05757
07号明細書参照)。図示した装置は、薄板ブランク1
4を載置テーブル15に沿って水平方向で搬送ローラ1
6,17に搬送する役割を担っており、薄板ブランク1
4は、搬送ローラ16,17によって把持されて引き続
き搬送される。この目的のために、図示した実施例にお
いては、薄板ブランク14を負荷する、回転する回転装
置として、二重に構成された羽根車1が設けられてお
り、この羽根車1は、羽根2,3,4,5;2′,
3′,4′,5′を有している。これらの羽根2,3,
4,5;2′,3′,4′,5′は、中心の軸19が取
り付けられたボス18に配置されている。羽根車1は、
電気的に制御可能なモータ11によって回転可能に駆動
される。このモータ11は固定フランジ12に配置され
ており、この固定フランジ12には固定部材13,1
3′が配置されている。これらの固定部材13,13′
により、モータ11と、モータ11に配置された羽根車
若しくは回転装置1とは、載置テーブル15の下方で機
械フレーム(図示せず)に固定される。
した装置を用いて、薄板ブランク14(図2参照)を載
置テーブル15から搬送ローラ16,17に供給する。
これらの搬送ローラ16,17は、薄板ブランク14の
ための搬送装置の始端部を成している。例えば薄板ブラ
ンク14は搬送装置から丸め装置にまで搬送することが
できる。この場所で薄板ブランク14は円筒体に丸めら
れ、引き続き溶接され、缶の胴を形成する。薄板ブラン
ク14は、載置テーブル15の上方に積み重ねられたス
タックとして配列された一連の複数の薄板ブランクのう
ちの1つである。これらの薄板ブランクは、載置テーブ
ル15に対して直角に運動する引出し装置によって、ス
タックから個々に引き出されて載置テーブル15に供給
される。引出し装置自体は公知であるので、この場合図
示しない(例えば、前記欧州特許出願公開第05757
07号明細書参照)。図示した装置は、薄板ブランク1
4を載置テーブル15に沿って水平方向で搬送ローラ1
6,17に搬送する役割を担っており、薄板ブランク1
4は、搬送ローラ16,17によって把持されて引き続
き搬送される。この目的のために、図示した実施例にお
いては、薄板ブランク14を負荷する、回転する回転装
置として、二重に構成された羽根車1が設けられてお
り、この羽根車1は、羽根2,3,4,5;2′,
3′,4′,5′を有している。これらの羽根2,3,
4,5;2′,3′,4′,5′は、中心の軸19が取
り付けられたボス18に配置されている。羽根車1は、
電気的に制御可能なモータ11によって回転可能に駆動
される。このモータ11は固定フランジ12に配置され
ており、この固定フランジ12には固定部材13,1
3′が配置されている。これらの固定部材13,13′
により、モータ11と、モータ11に配置された羽根車
若しくは回転装置1とは、載置テーブル15の下方で機
械フレーム(図示せず)に固定される。
【0014】羽根車1は、回転運動時に羽根の外端部が
載置平面若しくは載置テーブル15の平面を貫くよう
に、載置テーブル15の下方に配置されている。即ち、
それぞれ上方に位置している羽根(図2の場合では羽根
2)は、載置テーブル15の平面の下方から到来して、
この平面を貫き、引き続き再び載置テーブル15の平面
の下方に降下する。引き続き羽根車1が回転運動を行う
と、回転方向で見て次の羽根5が同じ運動を行い、載置
テーブル15の平面に交差する。
載置平面若しくは載置テーブル15の平面を貫くよう
に、載置テーブル15の下方に配置されている。即ち、
それぞれ上方に位置している羽根(図2の場合では羽根
2)は、載置テーブル15の平面の下方から到来して、
この平面を貫き、引き続き再び載置テーブル15の平面
の下方に降下する。引き続き羽根車1が回転運動を行う
と、回転方向で見て次の羽根5が同じ運動を行い、載置
テーブル15の平面に交差する。
【0015】各羽根2,3,4,5;2′,3′,
4′,5′が載置テーブル15の平面を貫く前に、同期
的に作動する引出し装置(図示せず)によって、載置テ
ーブル15の上方に配置されたスタックから1つの薄板
ブランク14が引き出されて、載置テーブル15の上に
位置決めされている。羽根2が載置テーブル15の平面
を貫いて運動するとき、羽根2はこの位置決めされた薄
板ブランク14に当接し、この薄板ブランク14を、載
置テーブル15の平面内で搬送ローラ16,17の方向
に押しずらす。搬送ローラ16,17は、羽根2によっ
て付与された速度よりも高い速度で薄板ブランク14を
載置テーブル15から引き取り、羽根2は再び載置テー
ブル15の平面の下方に降下する。引き続き、引出し装
置によって次の薄板ブランク14が載置テーブル15の
上に位置決めされ、羽根車1の次の羽根5がこの薄板ブ
ランク14を搬送ローラ16,17の間に押しずらす。
このあとには、次の薄板ブランク14と羽根4若しくは
更に次の薄板ブランク14と羽根3によって、同様の過
程が繰り返される。
4′,5′が載置テーブル15の平面を貫く前に、同期
的に作動する引出し装置(図示せず)によって、載置テ
ーブル15の上方に配置されたスタックから1つの薄板
ブランク14が引き出されて、載置テーブル15の上に
位置決めされている。羽根2が載置テーブル15の平面
を貫いて運動するとき、羽根2はこの位置決めされた薄
板ブランク14に当接し、この薄板ブランク14を、載
置テーブル15の平面内で搬送ローラ16,17の方向
に押しずらす。搬送ローラ16,17は、羽根2によっ
て付与された速度よりも高い速度で薄板ブランク14を
載置テーブル15から引き取り、羽根2は再び載置テー
ブル15の平面の下方に降下する。引き続き、引出し装
置によって次の薄板ブランク14が載置テーブル15の
上に位置決めされ、羽根車1の次の羽根5がこの薄板ブ
ランク14を搬送ローラ16,17の間に押しずらす。
このあとには、次の薄板ブランク14と羽根4若しくは
更に次の薄板ブランク14と羽根3によって、同様の過
程が繰り返される。
【0016】羽根の外端部は、それぞれ所定の旋回量だ
け旋回可能な、ばね支承されて保持された当接突起6,
7,8,9;6′,7′,8′,9′を備えていると有
利である。ばね支承された当接突起6,7,8,9;
6′,7′,8′,9′は薄板ブランク14に対する各
羽根の衝突を緩衝する役目を持っており、この場合、薄
板ブランク14の縁部を保護するために、当接突起はば
ね力に抗して僅かな旋回量だけ後退することができる。
更に、ばね支承された当接突起6,7,8,9;6′,
7′,8′,9′は、図面に示したように二重構造の羽
根車1の場合には、羽根車1若しくは載置テーブル15
に供給された薄板ブランク14の僅かな位置誤差を補償
する役割をも担っており、これによりそれぞれ2つの両
当接突起、例えば当接突起6と当接突起6′とが薄板ブ
ランク14を確実に供給するようになる。このことは、
やはり薄板ブランク14の縁部の保護のために役立つ。
け旋回可能な、ばね支承されて保持された当接突起6,
7,8,9;6′,7′,8′,9′を備えていると有
利である。ばね支承された当接突起6,7,8,9;
6′,7′,8′,9′は薄板ブランク14に対する各
羽根の衝突を緩衝する役目を持っており、この場合、薄
板ブランク14の縁部を保護するために、当接突起はば
ね力に抗して僅かな旋回量だけ後退することができる。
更に、ばね支承された当接突起6,7,8,9;6′,
7′,8′,9′は、図面に示したように二重構造の羽
根車1の場合には、羽根車1若しくは載置テーブル15
に供給された薄板ブランク14の僅かな位置誤差を補償
する役割をも担っており、これによりそれぞれ2つの両
当接突起、例えば当接突起6と当接突起6′とが薄板ブ
ランク14を確実に供給するようになる。このことは、
やはり薄板ブランク14の縁部の保護のために役立つ。
【0017】羽根車1若しくは回転装置は、均一な角速
度では駆動されないほうが有利である。このことは、駆
動モータとして、電気的に制御可能なモータ11、例え
ばステッピングモータ又は制御された直流サーボ駆動装
置を設けることによって行うことができる。このような
モータ11若しくは駆動装置は公知であるので、詳しい
説明は省略する。モータ11は、固有の制御装置によっ
て、モータ11の回転中に周期的に変化する角速度を自
動的に維持するように制御することができる。しかしこ
の角速度は、中央の機械制御装置からモータ11に与え
られてもよい。
度では駆動されないほうが有利である。このことは、駆
動モータとして、電気的に制御可能なモータ11、例え
ばステッピングモータ又は制御された直流サーボ駆動装
置を設けることによって行うことができる。このような
モータ11若しくは駆動装置は公知であるので、詳しい
説明は省略する。モータ11は、固有の制御装置によっ
て、モータ11の回転中に周期的に変化する角速度を自
動的に維持するように制御することができる。しかしこ
の角速度は、中央の機械制御装置からモータ11に与え
られてもよい。
【0018】駆動装置の角速度は、羽根車1若しくは羽
根2,3,4,5;2′,3′,4′,5′が薄板ブラ
ンク14の縁部に当接するときに、羽根車1若しくは各
羽根2,3,4,5;2′,3′,4′,5′の速度が
最も低くなるように調節されると有利である。このあと
で、薄板ブランク14を搬送ローラ16,17に向けて
加速するために、角速度は迅速に高められる。羽根2,
3,4,5;2′,3′,4′,5′が載置テーブル1
5の平面の下方に降下したあとで、回転速度は再び減速
され、これにより次の羽根は低い速度で薄板ブランク1
4に当接させられる。
根2,3,4,5;2′,3′,4′,5′が薄板ブラ
ンク14の縁部に当接するときに、羽根車1若しくは各
羽根2,3,4,5;2′,3′,4′,5′の速度が
最も低くなるように調節されると有利である。このあと
で、薄板ブランク14を搬送ローラ16,17に向けて
加速するために、角速度は迅速に高められる。羽根2,
3,4,5;2′,3′,4′,5′が載置テーブル1
5の平面の下方に降下したあとで、回転速度は再び減速
され、これにより次の羽根は低い速度で薄板ブランク1
4に当接させられる。
【0019】駆動装置の角速度は、例えば、羽根車1が
薄板ブランク14に衝突するときに約60m/分の衝突
速度が得られるように変化させることができる。このあ
とで前記角速度は、羽根2,3,4,5;2′,3′,
4′,5′によって行われる搬送距離(例えば35m
m)の終了時における薄板ブランク速度が約350m/
分になるように高められる。次いで搬送ローラ16,1
7は、約450m/分のもう一度高められた速度で薄板
ブランク14を載置テーブル15から引き取ることがで
きる。羽根車1が載置テーブル15の平面の下に降下し
たあとに、回転速度は再び減速されて、次の羽根5が再
び低い当接速度で次の薄板ブランク14の縁部に当接す
る。薄板ブランク14への当接は、羽根2,3,4,
5;2′,3′,4′,5′が鉛直位置に到達する位置
よりも例えば約15°手前で行われる。各当接突起6,
7,8,9;6′,7′,8′,9′の、薄板ブランク
14に当接する前縁部は、斜め面取り部10(図2参
照)を備えており、この斜め面取り部10により、薄板
ブランク14は、当接突起6,7,8,9;6′,
7′,8′,9′の当接時に上方に傾倒せずに、確実に
直線的に搬送されるようになる。
薄板ブランク14に衝突するときに約60m/分の衝突
速度が得られるように変化させることができる。このあ
とで前記角速度は、羽根2,3,4,5;2′,3′,
4′,5′によって行われる搬送距離(例えば35m
m)の終了時における薄板ブランク速度が約350m/
分になるように高められる。次いで搬送ローラ16,1
7は、約450m/分のもう一度高められた速度で薄板
ブランク14を載置テーブル15から引き取ることがで
きる。羽根車1が載置テーブル15の平面の下に降下し
たあとに、回転速度は再び減速されて、次の羽根5が再
び低い当接速度で次の薄板ブランク14の縁部に当接す
る。薄板ブランク14への当接は、羽根2,3,4,
5;2′,3′,4′,5′が鉛直位置に到達する位置
よりも例えば約15°手前で行われる。各当接突起6,
7,8,9;6′,7′,8′,9′の、薄板ブランク
14に当接する前縁部は、斜め面取り部10(図2参
照)を備えており、この斜め面取り部10により、薄板
ブランク14は、当接突起6,7,8,9;6′,
7′,8′,9′の当接時に上方に傾倒せずに、確実に
直線的に搬送されるようになる。
【0020】図示した装置は、極めて高い処理量で薄板
ブランクを搬送することを可能にする。振動運動が行わ
れないので、著しい自由質量力も生じない。
ブランクを搬送することを可能にする。振動運動が行わ
れないので、著しい自由質量力も生じない。
【0021】以上、本発明を、積み重ねられた薄板ブラ
ンクの実施例につき説明したが、本発明の前記利点は、
高い処理量でかつ穏やかに処理したい他の対象物におい
ても有利となることは明らかである。
ンクの実施例につき説明したが、本発明の前記利点は、
高い処理量でかつ穏やかに処理したい他の対象物におい
ても有利となることは明らかである。
【図1】本発明による装置の斜視図である。
【図2】図1に示した装置の正面図と搬送装置とを示す
図である。
図である。
【図3】図1に示した装置を部分的に断面で示した側面
図である。
図である。
1 回転装置、 2,3,4,5,2′,3′,4′,
5′ 羽根、 6,7,8,9,6′,8′,9′ 当
接突起、 10 斜め面取り部、 11 モータ、 1
2 固定フランジ、 13,13′ 固定部材、 14
薄板ブランク、 15 載置テーブル、 16 ,1
7 搬送ローラ、 18 ボス、 19軸
5′ 羽根、 6,7,8,9,6′,8′,9′ 当
接突起、 10 斜め面取り部、 11 モータ、 1
2 固定フランジ、 13,13′ 固定部材、 14
薄板ブランク、 15 載置テーブル、 16 ,1
7 搬送ローラ、 18 ボス、 19軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 391003875 Industriestrasse 35,CH−8962 Bergdietik on,Switzerland (56)参考文献 実開 平2−31224(JP,U) 特公 昭59−18284(JP,B2) 実公 昭52−30700(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/82 - 47/86
Claims (2)
- 【請求項1】 載置部(15)に載置されるように連続
的に送られる連続した薄板ブランク(14)を搬送装置
(16,17)に高速供給するための方法において、 薄板ブランク(14)をそれぞれ、複数の羽根(2,
3,4,5,2′,3′,4′,5′)を備えた羽根車
(1)の少なくとも1つの羽根によって負荷して、前記
搬送装置(16,17)の方向に向けて加速させて、こ
の場合、前記載置部(15)に載置された前記薄板ブラ
ンク(14)の端部を羽根の先端部で負荷するために、
前記羽根車(1)は、電気的に制御可能なモータによっ
て継続的に回転駆動されかつその回転運動中に前記載置
部(15)の平面を羽根で一時的に貫き、さらに、前記
羽根車(1)を不均一な角速度で駆動し、羽根車(1)
の速度は、薄板ブランク(14)が搬送装置(16,1
7)に供給された後に減速されて、次の薄板ブランクが
減速された角速度の羽根と接触するようにし、薄板ブラ
ンク(14)の端部と羽根との接触後に、搬送装置(1
6,17)への薄板ブランク(14)の供給のために角
速度を高めることを特徴とする、薄板ブランクを搬送装
置に供給するための方法。 - 【請求項2】 載置部(15)に連続的に載置された連
続した薄板ブランク(14)を搬送装置(16,17)
に供給するための装置において、複数の羽根の対(2,2´;3,3´;4,4´;5,
5´)を備えた羽根車(1)が設けられており、前記複
数の羽根の対の各羽根の負荷端部に、ばね支承された当
接突起(6,7,8,9,6′,7´,8′,9′)が
設けられており、前記羽根車(1)が、回転運動時に載
置部(15)の平面に交差して、このときに前記薄板ブ
ランク(14)を負荷し、該薄板ブランク(14)を前
記搬送装置(16,17)の方向に向けて加速させるよ
うに構成されており、前記羽根車(1)が、各一回転中
に、継続的に回転しかつ角速度を変化させるように適合
させられた電気的に制御可能なモータに接続されている
ことを特徴とする、薄板ブランクを搬送装置に供給する
ための装置。
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