JP3132307B2 - シート状部材の区分け装置 - Google Patents

シート状部材の区分け装置

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JP3132307B2
JP3132307B2 JP06275960A JP27596094A JP3132307B2 JP 3132307 B2 JP3132307 B2 JP 3132307B2 JP 06275960 A JP06275960 A JP 06275960A JP 27596094 A JP27596094 A JP 27596094A JP 3132307 B2 JP3132307 B2 JP 3132307B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/66Advancing articles in overlapping streams
    • B65H29/6609Advancing articles in overlapping streams forming an overlapping stream
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
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  • Forming Counted Batches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状部材を一定枚
数毎に区分けする装置に関し、例えば、カートンブラン
クの製造ラインにおいて用いることができる。
【0002】
【従来の技術】図6に示す従来の区分け装置100は、
紙箱製造用カートンブランク(シート状部材)104の
製造ラインにおいて、そのブランク104を一定枚数毎
に区分けするものであり、図中矢印方向に周回駆動され
るベルト101と、そのベルト101の搬送面の上方に
配置されるローラ102と、このローラ102を回転可
能に支持する支持部材103とを備える。そのローラ1
02は、そのベルト101の幅方向と平行な軸102a
中心に回転可能とされる。その支持部材103は、その
ローラ102の回転軸102aと平行な軸103a中心
に揺動可能に支持される。その支持部材103の揺動軸
103aは、そのローラ102の回転軸102aよりも
搬送方向下流側に位置する。これにより、そのローラ1
02はベルト101の搬送面に向かう方向と離反する方
向に変位可能とされると共に、自重によりベルト101
の搬送面に向かう方向に付勢されている。その搬送面
は、そのベルト101とローラ102との間に順次投入
されるブランク104を互いにずれて重なる状態で載置
可能である。
【0003】そのベルト101の搬送面とローラ102
との間に投入されたブランク104が一定枚数に達する
と、ベルト101の周回速度が一時的に増速される。こ
れにより、その搬送面上において、ブランク104は投
入前の後続のブランク104から引き離され、ブランク
104の一定枚数毎の区分けが行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の区分け装置10
0において、図6の(1)に示すように、ベルト101
の搬送面とローラ102との間に投入されるブランク1
04が湾曲していると、その搬送面とローラ102との
間に進入することなくローラ102に衝突してしまう。
また、ブランク104の区分けの際にベルト101の周
回速度を増速して搬送面上のブランク104を投入前の
後続のブランク104から引き離すと、そのローラ10
2と搬送面の間に挟まれるブランク104の枚数が減少
し、図6の(2)において仮想線で示す位置のローラ1
02が実線で示す位置に変位し、ローラ102と搬送面
との間隙が小さくなるため、後続のブランク104がロ
ーラ102に衝突してしまう。
【0005】そのようにローラ102に衝突したブラン
ク104は円滑にローラ102と搬送面との間に進入で
きないため、後続のブランク104とのずれ量が小さく
なる。そうすると、ローラ102と搬送面との間の隙間
に進入しようとするブランクは重なり厚さが増加するた
め、そのローラ102と搬送面との間を通過できず詰ま
ることがあった。さらに、ブランク104がローラ10
2に衝突すると、そのローラ102を支持部材103の
揺動軸103aを中心として搬送面に向かわせるモーメ
ントが作用し、そのブランク104の通過が妨げられる
ため、ローラ102と搬送面との間に詰まることがあっ
た。
【0006】また、図7に示すように、各ブランク10
4にはカートンの組み立て形状に応じた切り込み104
aにより区画される複数の耳部104′が形成されてい
る。各ブランク相互のずれ量は、先行するブランク10
4の耳部104′が反り上がっていても、その耳部10
4′の端面に後続のブランク104の耳部104′の端
面が衝突しないように設定されている。しかし、先行す
るブランク104がローラ102に衝突して後続のブラ
ンクとのずれ量が小さくなると、図8および図9に示す
ように、先行するブランク104の耳部104′の端面
に後続のブランク104の耳部104′の端面が衝突
し、ブランク104が破損することがあった。
【0007】本発明は、上記課題を解決することのでき
るシート状部材の区分け装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、周回駆動されるベルトと、このベルトの幅方向と
平行な軸中心に回転可能なローラとを備え、そのローラ
は、そのベルトの搬送面に向かう方向と離反する方向と
に変位可能に支持されると共にその搬送面に向かう方向
に付勢され、その搬送面は、そのローラと搬送面との間
に順次投入されるシート状部材を互いにずれて重なる状
態で載置可能とされ、そのシート状部材を一定枚数毎に
区分けする手段を備える装置において、そのローラは、
前記ベルトの周回速度と同一速度で前記ベルトの周回方
向と逆方向に回転駆動され、そのシート状部材は、その
ベルトから搬出された後に区分けされる点にある。
【0009】のベルトよりも搬送方向下流側に、その
ベルトと同一方向に周回駆動される第2ベルトが設けら
れ、そのシート状部材の搬送方向前方と搬送方向後方と
搬送されるシート状部材に向かう方向と離反する方向と
に移動可能な仕切り部材が設けられ、そのシート状部材
の枚数の計数手段が設けられ、その仕切り部材は一定枚
数のシート状部材の計数毎にそのベルト上のシート状部
材を上流側と下流側とに仕切る位置に変位され、その仕
切り部材よりも上流側のシート状部材が前記ベルト上に
あって下流側のシート状部材が前記第2ベルト上にある
時に、そのベルトによるシート状部材の搬送速度に対し
第2ベルトによるシート状部材の搬送速度を高速にする
ことが可能とされているのが好ましい。
【0010】そのローラを回転可能に支持する支持部材
が設けられ、その支持部材は、そのローラの回転軸と平
行な軸中心に揺動可能に支持され、その支持部材の揺動
中心は、そのローラの回転軸を含み且つベルトの搬送面
に垂直な平面よりも搬送方向上流側に位置するのが好ま
しい。
【0011】
【発明の作用および効果】本発明の構成によれは、ロー
ラはベルトの周回速度と同一速度でベルトの周回方向と
逆方向に回転駆動されるので、そのローラに衝突するシ
ート状部材を跳ね返らせることなくローラと搬送面との
間に引き込むことができる。これにより、ローラと搬送
面との間でシート状部材が詰まるのを防止し、また、搬
送時におけるシート状部材相互のずれを適正なものにで
きるのでシート状部材の破損を防止できる。
【0012】シート状部材をベルトから搬出された後に
区分けすることで、従来のようにベルトの周回速度を増
速して搬送面上のシート状部材を投入前の後続のシート
状部材から引き離す必要はない。これにより、ローラと
搬送面との間隙が変動することはないので、シート状部
材のローラへの衝突を防止でき、ローラと搬送面との間
でシート状部材が詰まるのを防止し、また、搬送時にお
けるシート状部材相互のずれを適正なものにできるので
シート状部材の破損を防止できる。この区分けは、その
ベルトよりも搬送方向下流側に、そのベルトと同一方向
に周回駆動される第2ベルトを設け、そのシート状部材
の搬送方向前方と搬送方向後方と搬送されるシート状部
材に向かう方向と離反する方向とに移動可能な仕切り部
材を設け、そのシート状部材の枚数の計数手段を設ける
ことで行なうことができる。すなわち、一定枚数のシー
ト状部材の計数毎に仕切り部材をシート状部材に向かい
移動させ、そのベルト上のシート状部材を上流側と下流
側とに仕切り、次に、その仕切り部材をシート状部材の
搬送方向前方に移動させ、その仕切り部材よりも上流側
のシート状部材を前記ベルト上に位置させ、下流側のシ
ート状部材を前記第2ベルト上に位置させる。しかる後
に、そのベルトによるシート状部材の搬送速度に対し第
2ベルトによるシート状部材の搬送速度を高速にするこ
とで、その上流側のシート状部材と下流側のシート状部
材とは一定距離だけ引き離され、区分けされる。
【0013】ローラの回転軸と平行な軸中心に揺動可能
に支持されるローラ支持部材の揺動中心が、そのローラ
の回転軸を含み且つベルトの搬送面に垂直な平面よりも
搬送方向上流側に位置することで、シート状部材がロー
ラに衝突すると、そのローラを支持部材の揺動軸を中心
として搬送面から離反させるモーメントが作用する。こ
れにより、ローラと搬送面との間でシート状部材が詰ま
るのを防止し、また、搬送時におけるシート状部材相互
のずれを適正なものにできるのでシート状部材の破損を
防止できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0015】図1及び図2に示す区分け装置1は、紙箱
製造用カートンブランク(シート状部材)2を一定枚数
毎に区分けするものであり、フレームFにより支持され
た駆動スプロケット3aにより図中矢印A方向に周回駆
動される第1ベルト3を備える。この第1ベルト3の幅
方向と平行な軸4a中心に回転可能な複数のローラ4が
設けられ、各ローラ4はそれぞれ、ベアリング6を介し
支持部材5により回転可能に支持される。各支持部材5
は駆動シャフト8により、ベアリング7を介し各ローラ
4の回転軸4aと平行な軸中心に揺動可能に支持され
る。その駆動シャフト8は、支持機構27により回転可
能に両端支持される。
【0016】その第1ベルト3の搬送方向上流側の搬送
面は、搬送方向に進むに従い上方に向かう傾斜面3′と
され、その傾斜面3′の上方に各ローラ4が第1ベルト
3の幅方向に沿い並列されている。その駆動シャフト8
の軸心は、各ローラ4の回転軸4aを含み且つ第1ベル
ト3の搬送面に垂直な平面よりも搬送方向上流側に配置
されている。これにより各ローラ4は、駆動シャフト8
の軸中心に揺動することで第1ベルト3の搬送面に向か
う方向と離反する方向とに変位可能とされると共に、自
重により第1ベルト3の搬送面に向かう方向に付勢され
ている。
【0017】各ローラ4に、第1プーリ9が同一軸中心
に一体的に回転するように設けられ、各第1プーリ9に
対応する第2プーリ10が駆動シャフト8に同一軸中心
に一体に回転するように設けられている。その第1プー
リ9と第2プーリ10とにタイミングベルト11が巻き
掛けられている。その駆動シャフト8は、その支持機構
27に取り付けられた回転駆動装置12により回転駆動
され、その回転は各タイミングベルト11を介し各ロー
ラ4に伝達される。これにより、各ローラ4は第1ベル
ト3の周回速度と同一速度で第1ベルト3の周回方向と
逆方向(図1において矢印B方向)に回転駆動される。
【0018】その支持機構27は、フレームFにより第
1ベルト3の搬送方向に沿って往復移動可能に支持され
る一対のブラケット13を有し、両ブラケット13によ
り駆動シャフト8が両端支持される。各ブラケット13
に取り付けられるナット14にボルト15がねじ合わさ
れ、各ボルト15の一端にギア機構17を介し接続され
るシャフト16がフレームFにより回転可能に支持さ
れ、そのシャフトの一端にハンドル18が取り付けられ
ている。そのハンドル18の回転はギア機構17を介し
各ボルト15に伝達され、各ボルト15の回転により各
ナット14と共に各支持ブラケット13が移動する。各
支持ブラケット13の移動により各支持部材5の揺動中
心が変位し、種々の大きさのブランク2に対応できるよ
うになっている。
【0019】その第1ベルト3よりも搬送方向上流側
に、4つのブランク投入装置19が第1ベルト3の幅方
向に沿って配置されている。各投入装置19は、互いに
逆方向に周回駆動される一対のベルト19a、19bを
有する。各ベルト19a、19bの間から、印刷工程お
よび打ち抜き工程により作成されたブランク2が、第1
ベルト3と各ローラ4との間に順次投入される。その投
入されたブランク2は、その第1ベルト3の搬送面上に
互いにずれて重なる状態で載置される。また、各一対の
ベルト19a、19bと第1ベルト3との間に、各投入
装置19それぞれからのブランク2の投入枚数の計測セ
ンサ25が設けられている。
【0020】その第1ベルト3よりも搬送方向下流側に
おいて、ブランク2の区分け機構28がフレームFによ
り支持されている。その区分け機構28は、その第1ベ
ルト3と同一方向に周回駆動装置21により周回駆動さ
れる第2ベルト20と、その第1ベルトと第2ベルト2
0の上方に配置される仕切り機構24とを備える。その
第2ベルト20により、第1ベルト3から搬出されたブ
ランク2が搬送される。その仕切り機構24は、フレー
ムFによりブランク2の搬送方向に往復移動可能に支持
される移動部材23と、この移動部材23を往復駆動す
る駆動装置26と、その移動部材23により各ローラ4
の回転軸4aと平行な軸24a″中心に揺動可能に支持
される4つのエアシリンダ24aと、各エアシリンダ2
4aを揺動駆動させるソレノイド24bと、各エアシリ
ンダ24aのロッド24a′の先端に取り付けられる仕
切り板(仕切り部材)24cとを有する。その第2ベル
ト20の周回駆動装置21と、その移動部材23の駆動
装置26と、各エアシリンダ24aの駆動装置(図示省
略)と、ソレノイド24bは、制御装置22に接続され
ている。その制御装置22に、各投入装置19それぞれ
からのブランク2の投入枚数の計測センサ25が接続さ
れる。その制御装置22に記憶されたプログラムに基づ
き区分け機構28の制御がなされる。なお、区分け機構
28は図1の状態が待機状態であり、その待機状態にお
いて仕切り板24cは第1ベルト3の上方に位置し、第
2ベルト20は第1ベルト3と同一速度で周回する。
【0021】図3および図4に示すフローチャートと図
5の工程説明図を参照し、上記区分け装置1によるブラ
ンク2の区分け手順を説明する。
【0022】まず、計測センサ25からブランク2の投
入枚数を示す信号を制御装置22に送る(ステップ
1)。次に、そのブランク2の投入枚数が予め記憶され
た区分け枚数に達したか否かを判断する(ステップ
2)。その投入枚数が区分け枚数になると、制御装置2
2はソレノイド24bに駆動信号を送り、エアシリンダ
24aの先端を下方に揺動させる(ステップ3)。これ
により、図5の(1)に示すように、そのエアシリンダ
24aに取り付けられた仕切り板24cの先端は、第1
ベルト3上を搬送されるブランク2を僅かに押し下げ
る。そうすると、その押し下げ位置よりも搬送方向上流
側のブランク2は、その仕切り板24cに乗り上げる。
その仕切り板24cに一定枚数のブランク2が乗り上げ
る一定時間の経過後に、制御装置22は駆動装置26に
信号を送り、移動部材23を第1ベルト3の周回速度と
同一速度でその搬送方向に移動させる(ステップ4)。
次に、図5の(2)に示すように、その仕切り板24c
が第1ベルト3と第2ベルト20との間に達すると、制
御装置22は駆動装置26に信号を送り移動部材23を
停止させる(ステップ5)。次に、制御装置22は周回
駆動装置21に信号を送り、第2ベルト20の周回速度
を第1ベルト3の周回速度よりも大きくする(ステップ
6)。これにより、その仕切り板24cよりも搬送方向
上流側のブランク2と下流側のブランク2とは、一定距
離だけ引き離されることで区分けされる。次に、制御装
置22は周回駆動装置21に信号を送り、第2ベルト2
0の周回速度を第1ベルト3の周回速度と一致させる
(ステップ7)。次に、図5の(3)に示すように、制
御装置22はエアシリンダ24aの駆動装置に信号を送
ってエアシリンダ24aを収縮させる(ステップ8)。
これにより、各仕切り板24cはブランク2から離反す
る。次に、制御装置22はソレノイド24bに信号を送
って各エアシリンダ24aを上方に揺動させる(ステッ
プ9)。しかる後に、エアシリンダ24aの駆動装置に
信号を送ってエアシリンダ24aを伸長させ、駆動装置
26に信号を送って移動部材23を待機位置に復帰させ
る(ステップ10)。以上のステップを繰り返すこと
で、ブランク2を一定枚数毎に区分けする。一定枚数毎
に区分けされたブランク2は、第2ベルト20から搬出
された後に次工程に送られる。
【0023】上記構成によれば、ローラ4は第1ベルト
3の周回速度と同一速度で第1ベルト3の周回方向と逆
方向に回転駆動されるので、そのローラ4に衝突するブ
ランク2を跳ね返らせることなくローラ4と搬送面との
間に引き込むことができる。これにより、ローラ4と搬
送面との間でブランク2が詰まるのを防止でき、また、
搬送時におけるブランク2相互のずれを適正なものにで
きるのでブランク2の破損を防止できる。
【0024】また、ブランク2は第1ベルト3から搬出
された後に区分けされるので、従来のように第1ベルト
3の周回速度を増速して第1ベルト3の搬送面上のブラ
ンク2を投入前の後続のブランク2から引き離す必要は
ない。これにより、ローラ4と搬送面との間隙が変動す
ることはないので、ブランク2のローラ4への衝突を防
止でき、ローラ4と搬送面との間でブランク2が詰まる
のを防止し、また、搬送時におけるブランク2相互のず
れを適正なものにできるのでブランク2の破損を防止で
きる。
【0025】また、ローラ4の回転軸と平行な軸中心に
揺動可能に支持されるローラ支持部材5の揺動中心が、
そのローラ4の回転軸を含み且つ第1ベルト3の搬送面
に垂直な平面よりも搬送方向上流側に位置することで、
ブランク2がローラ4に衝突すると、そのローラ4を支
持部材5の揺動軸を中心として搬送面から離反させるモ
ーメントが作用する。これにより、ローラ4と搬送面と
の間でブランク2が詰まるのを防止し、また、搬送時に
おけるブランク2相互のずれを適正なものにできるので
ブランク2の破損を防止できる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、紙箱製造用カートンブランク2以
外のシート状部材の区分け装置にも本発明を適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の区分け装置の構成説明用側面
【図2】その区分け装置の構成説明用平面図
【図3】その区分け装置の制御手順のフローチャート
【図4】その区分け装置の制御手順のフローチャート
【図5】その区分け装置の動作説明図
【図6】(1)および(2)は従来例の区分け装置の問
題点の説明図
【図7】適正にずれた状態で重なるカートンブランクの
平面図
【図8】不適正にずれた状態で重なるカートンブランク
の平面図
【図9】図8のIX−IX線に沿う断面図
【符号の説明】
2 カートンブランク(シート状部材) 3 第1ベルト 4 ローラ 5 支持部材 28 区分け機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−190155(JP,A) 特開 平4−226231(JP,A) 特開 昭61−166466(JP,A) 特開 昭63−295370(JP,A) 実開 昭59−192069(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/66 B65H 33/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周回駆動されるベルトと、このベルトの幅
    方向と平行な軸中心に回転可能なローラとを備え、その
    ローラは、そのベルトの搬送面に向かう方向と離反する
    方向とに変位可能に支持されると共にその搬送面に向か
    う方向に付勢され、その搬送面は、そのローラと搬送面
    との間に順次投入されるシート状部材を互いにずれて重
    なる状態で載置可能とされ、そのシート状部材を一定枚
    数毎に区分けする手段を備える装置において、そのロー
    ラは、前記ベルトの周回速度と同一速度で前記ベルトの
    周回方向と逆方向に回転駆動され、そのシート状部材
    は、そのベルトから搬出された後に区分けされることを
    特徴とするシート状部材の区分け装置。
  2. 【請求項2】そのベルトよりも搬送方向下流側に、その
    ベルトと同一方向に周回駆動される第2ベルトが設けら
    れ、そのシート状部材の搬送方向前方と搬送方向後方と
    搬送されるシート状部材に向かう方向と離反する方向と
    に移動可能な仕切り部材が設けられ、そのシート状部材
    の枚数の計数手段が設けられ、その仕切り部材は一定枚
    数のシート状部材の計数毎にそのベルト上のシート状部
    材を上流側と下流側とに仕切る位置に変位され、その仕
    切り部材よりも上流側のシート状部材が前記ベルト上に
    あって下流側のシート状部材が前記第2ベルト上にある
    時に、そのベルトによるシート状部材の搬送速度に対し
    第2ベルトによるシート状部材の搬送速度を高速にする
    ことが可能とされている請求項1に記載のシート状部材
    の区分け装置。
  3. 【請求項3】そのローラを回転可能に支持する支持部材
    が設けられ、その支持部材は、そのローラの回転軸と平
    行な軸中心に揺動可能に支持され、その支持部材の揺動
    中心は、そのローラの回転軸を含み且つベルトの搬送面
    に垂直な平面よりも搬送方向上流側に位置する請求項1
    または2に記載のシート状部材の区分け装置。
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