JP3511319B2 - スリッタの排紙装置 - Google Patents
スリッタの排紙装置Info
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Description
シートを自動的に裁断して排紙板上に排出するスリッタ
装置の排紙装置におけるシート区分け方法の改良に関
し、更に詳しくは、裁断後この装置の排紙板上に排出さ
れてくるシートを区分けし、この排紙板上に整然と積載
させることを可能とするシート区分け方法に関する。
図である(実公昭63−34878号)。裁断すべきシ
ートの束51は装置前面側に設けられた給紙板52上に
載置する。給紙板52には、1対の用紙ガイド板53が
給紙板52の幅方向に移動可能に設けられており、シー
トの幅に応じてこの1対の用紙ガイド板53間の間隔を
調整する。この場合に、この1対の用紙ガイド板53は
連動機構を介して連結されており、常に給紙板52の幅
方向の中央を中心として対称位置に配置される。また、
このガイド板53は固定用ネジ54により給紙板52に
固定することができるようになっている。
されたシート束の表面の先端部中央に接触するように配
設されている。この給紙ローラ55はワンウェイクラッ
チを介して軸57に支持されており、この軸57は駆動
装置により駆動されて回転する。また、この軸57に
は、給紙ローラ55の両側の位置に押さえローラ56が
配設されている。なお、給紙ローラ55の下方には捌き
板(図示せず)が配設されており、給紙ローラ55とシ
ートとの間の摩擦力、捌き板とシートとの間の摩擦力及
びシート同士の摩擦力の差により、シート束からシート
を確実に1枚づつに分離して搬送する。
側には、1対の送りローラ58が上下方向に対向配置さ
れている。給紙ローラ55と送りローラ58との間には
センサ(図示せず)が設けられており、このセンサが給
紙ローラ55により送り出されたシートを検出すると、
給紙ローラ軸57の回転が停止し、送りローラ58が回
転するようになっている。前述の如く、給紙ローラ55
と軸57との間にはワンウェイクラッチが設けられてい
るため、給紙ローラ55は、軸57が回転を停止して
も、シートの移動に伴ってシートに転動回転する。シー
ト後端が前記センサ上を通過すると、送りローラ58が
回転を停止し、給紙ローラ軸57が回転を再開する。こ
のようにして、シート束からシートが1枚ずつ間欠的に
送り出されている。
は1対の円板刃59がシート搬送路を挟んで上下に配置
されている。この円板刃59の軸60は装置稼働中は常
時回転している。シートは、この1対の円板刃59によ
り裁断される。なお、この円板刃59は、通常、軸60
の中央部に配置されるが、軸60の長手方向に移動させ
て、裁断後の2枚のシートの幅の比率を変えることも可
能である。
は、1対の排出ローラ61が上下方向に対向配置されて
いる。この排出ローラ61も装置稼働中は常時回転して
おり、円板刃59により裁断されたシートはこの1対の
排出ローラ61間を通って排紙板62上に排出される。
この排紙板62上には1対のコーナーガイド63が、や
や間隔をあけて斜めに着脱自在に配置されており、中央
で左右2分割に裁断され、排出された各シートの2辺は
夫々のコーナーガイドの壁部分に当接してその中に収納
され、積載されるようになっている。
た従来のスリッタ装置においては、中央で2分割に裁断
され左右同時に2枚揃って排出されたシートは、各コー
ナーガイドの中に収納積載される際に、中央で2分割に
裁断され排出されたシートの裁断辺が部分的に一部重な
り合うことが多い。特に、シートを小さいサイズに裁断
した場合に、排紙板上でシートの裁断辺の重なり合いが
多い。このため作業終了後、排紙板から取り出したシー
トを改めて人手により区分けし直す必要がある。
重なり合うことを防ぐため、本発明者が過去に考案し、
登録された実公昭63−34878号で開示されている
用紙区分具を排紙板18上に配置して裁断され排出され
たシートを区分けした。しかし、排出されたシートに発
生した静電気により前記用紙区分具にシートが貼り付
き、区分けが不完全になることがあった。
枚程度の高速でシートを裁断処理するため、先行するシ
ートと次のシートとの間隔が短く、また中央で2分割さ
れたシートの裁断辺が夫々重なり合って排出されること
がある。このような場合、シートの裁断辺が夫々重なり
合わないで排出されたシートに比して空気抵抗が大き
く、排紙板上でのシートの滞空時間が長くなり、紙質に
よっては先行するシートの後縁と次のシートの前縁が接
触することがある。一旦この接触が起こるとすぐに排紙
板上にシートが乱雑に積み重なり、多数のシートの無駄
が生じるという欠点もあった。これを防ぐために、排紙
板上での先行シートの落下を助けるために排紙ローラの
上部に斜め下向きのガイドを配置しているが、それでも
裁断処理速度を、相当低下させざるを得なかった。
のであって、中央を2分割に裁断されて排紙板上に排出
されてくるシートを極めて整然と区分けして積載するこ
とができ、作業後改めて区分けし直す等の作業が不要で
あり、簡単な構造で格別の製造コストの上昇を招くこと
なく、しかもコーナーガイド及び用紙区分具等をも必要
とせず、製造コストの低減も可能なスリッタの排紙装置
を提供することを目的とする。
排紙装置は、給紙板上に載置されたシート束からシート
を給送し回転する1対の円板刃により前記シートを裁断
した後、この裁断された1対のシートを上下1対の排紙
ローラにより排紙板上に排出するスリッ夕装置におい
て、前記1対の排紙ローラの一方を支持する軸と同ーの
軸に前記排紙ローラに隣接して支持され大径部と小径部
を有する補助ローラと、大径部と小径部を有する排紙従
動ローラとを、有し、前記1対の円板刃をシートの後端
が通過後、前記排紙ローラと補助ローラと排紙従動ロー
ラにより、裁断されたシートを裁断前のシート搬送方向
に対して傾斜する方向に排出することを特徴とする。
れたシートがその後端が円板刃を通過した後、1対の排
紙ローラと、大径部と小径部を有する補助ローラと、大
径部と小径部を有する排紙従動ローラとにより、裁断さ
れたシートを裁断前のシート搬送方向に対して傾斜する
方向に排出することができる。このため、裁断後のシー
トを、相互に重なり合うことなく、積載することができ
る。また、本発明は、排紙ローラ等の形状を変えるだけ
で良いので、装置の大型化をもたらすこともない。
参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例に係る
スリッタ装置を示す斜視図、図2は同じくその正面図、
図3は同じくその左側面図、図4は図2の円板刃近傍の
部分拡大図、図5は図4のA−A線から見た側面図、図
6は図4のB−B線からみた側面図、図7は本発明の第
2実施例にかかるスリッタ装置の排紙部近傍を示す正面
図、図8は本発明の第2の実施例にかかる同じくその側
面図である。
置側板3に水平に固定された軸2(図2参照)に回動可
能に支持されており、他方の端部はバネ(図示せず)に
より図示の反時計方向に付勢されており、これにより給
紙ローラ4の下部に押圧されている。
板3に設置されており、補助給紙板5はこの支軸6に回
動可能に支持され、支軸6を中心として所定の範囲を回
転可能になっている。
を給紙板1の後方に(図2の反時計方向に)、補助給紙
板5のアーム部の斜辺5aが軸2に当接するまで回動さ
せた状態に配置した後、給紙板1及び補助給紙板5上に
載置するようになっている。シートの先端部は後述する
ガイド板7の突当部7aにより整合案内され、前記バネ
(図示せず)により給紙ローラ4に向けて付勢される。
なお、給紙板1の両側部には1対の板状の給紙ガイド8
が給紙板1の幅方向に移動可能に立設されており、給紙
板1上に載置されるシート束の幅に応じて、この1対の
給紙ガイド8間の間隔を調整する。この場合に、この1
対の給紙ガイド8は連動機構(図示せず)を介して連結
されており、常に給紙板1の幅方向の中央を中心として
対称の位置に配置される。
部には、給紙ローラから遠ざかる方向に折り曲げられた
曲げ部8aが形成されている。この曲げ部8aと給紙板
1との間に裁断すべきシートを載置するようになってお
り、過剰量のシートが給紙板1上に載置されないように
なっている。
ート束の先端部の中央に接触するように配設されてい
る。この給紙ローラ4はワンウェイクラッチを介して給
紙ローラ軸4aに支持されており、この軸4aは駆動装
置(図示せず)により回転駆動されるようになってい
る。これにより、給紙ローラ4は給紙板1上のシート束
に接触しつつ回転し、このシート束の最上位のシートを
給送する。
2、4参照)が配設されており、このガイド板7の給紙
ローラ4に接触する位置には、捌き板9が設けられてい
る。更に、ガイド板7上には、このガイド板7に対向す
る位置にガイド板42が配設されている。
されたシートは、給紙ローラ4と捌き板9との間を通過
する。この給紙ローラ4及び捌き板9は、複数枚のシー
トが同時に給紙ローラ4と捌き板9との間に侵入した場
合、給紙ローラとシートとの間の摩擦力、捌き板とシー
トとの間の摩擦力及びシート同士の摩擦力の差により、
複数枚のシートから1枚のシートを確実に分離して搬送
する。給紙ローラ軸4aのシート流れ方向下流側には、
給紙ローラ軸4aと平行に従動プーリ軸10が配設され
ている。この従動プーリ軸10は1対の本体装置側板3
に回転可能に支持されている。この従動プーリ軸10に
は、無端平ベルト用従動プーリ11が取り付けられてい
る。
紙ローラ4に近い位置には、この従動プーリ軸10に平
行な搬送ローラ軸12が配設されている。この搬送ロー
ラ軸12も、本体装置側板3に回転可能に支持されてい
る。この搬送ローラ軸12には、比較的大径で滑らかな
面を有している搬送ローラ13が取り付けられている。
そして、この搬送ローラ13の中間には上側円板刃14
(図5参照)が取り付けられている。
ーラ軸12に平行にテンションプーリ軸15(図2、4
参照)が配設されている。この軸15も本体装置側板3
に回転可能に支持されている。この軸15にはテンショ
ンプーリ16が取り付けられており、中央部には下側円
板刃17(図5参照)が取り付けられている。
7の作用によりシートは2つに裁断される。搬送ローラ
軸12及びテンションプーリ軸15に設けられた1対の
円板刃14,17には、補強ブロック18(図4、5参
照)が配設されている。この補強ブロック18は、上側
補強ブロック部材18a及び下側補強ブロック部材18
bを連結ボルト18dにより両者の間に通紙路が形成さ
れるように連結したものであり、この通紙路は上側円板
刃14及び下側円板刃17により2つに裁断されたシー
トが通る通紙路18cとなっている。なお、この通紙路
18cは、2つに裁断されたシートの側端部が相互に重
ならないように、補強ブロック18を装置後面側からみ
た場合に、縦中心線に対して非対称となるように形成さ
れる。更に、補強ブロック18は搬送ローラ軸12及び
テンションプーリ軸15の強度を補強し、これらの軸の
軸触れを防止し、円板刃の振れによるシートの裁断不良
を防止する作用を有する。
ーラ軸4aに平行に排紙ローラ軸20が配設されてい
る。この排紙ローラ軸20は本体装置側板3に回転可能
に支持されている。この排紙ローラ軸20には、排紙ロ
ーラ21が取り付けられており、この排紙ローラ21は
無端平ベルト用駆動ローラになっている。なお、この排
紙ローラ21の形状はクラウン形状、即ち、大半径の円
弧形状で構成されている。
プーリ11、搬送ローラ13及びテンションプーリ16
間には無端平ベルト29が掛け渡されている。即ち、排
紙ローラ21、従動プーリ11及びテンションプーリ1
6は無端平ベルト29の内面に接し、搬送ローラ13は
従動プーリ11と排紙ローラ21との間で無端平ベルト
29の外面に接触してこの無端平ベルト29を押圧する
ようになっている。
ず)により駆動力が伝達され、排紙ローラ21にかけら
れている無端平ベルト29により、従動プーリ軸10、
搬送プーリ軸12及びテンションプーリ軸15に伝達さ
れる。
ラ軸20には、夫々補助ローラ22(図6参照)が前記
円板刃側に配設されてる。この補助ローラ22は、大径
部22a及び小径部22bより構成されており、この大
径部22aの外径は排紙ローラ21の外径と同径で構成
されている。また小径部22bの外径は円板刃により2
つに裁断されたシートが後述する従動排紙ローラにより
搬送抵抗を受けない程度の径に設定されている。
23(図2、4参照)が配設されている。このローラ支
持板23には、排紙ローラ軸20よりも短軸の排紙従動
ローラ軸24が回転可能に、摺動可能な1対の軸受け2
5により支持されている。この排紙従動ローラ軸24
は、排紙ローラ軸20に平行に配置されており、排紙ロ
ーラ21と相対する排紙従動ローラ26(図6参照)が
固定されている。この排紙従動ローラ26は摩擦係数が
大きい材質、例えば、ゴム材等を用いて構成されてい
る。
されており、このバネの作用により排紙ローラ21に排
紙従動ローラ26の適宜の圧力が印加されるようになっ
ている。
小径部26bにより構成されている。この大径部26a
の外径は、小径部26bよりも5〜15%程大きくなる
ように構成されている。また、大径部26aの幅は、補
助ローラ22の小径部22bの幅より狭く、例えば1/
2位の幅に設定するとよい。即ち、従動ローラ26の大
径部26aと補助ローラ22の小径部22bには直接ロ
ーラ圧力が印加されないようにする。但し、この部分を
通過するシート面に対して確実に接触圧がかかる。
ラ21との上下位置を入れかえて配置するように構成し
てもよい。
ド28が配設されている。このガイド28は後述する排
紙板上での先行シートの落下を助けるために設けられて
いる。
は、排紙案内板30及び排紙板31が配設されている。
この排紙案内板30には、排紙案内板30の幅方向に移
動可能に1対の排紙整合板32が設けられており、ま
た、排紙板31にはシートの進行方向に移動可能の排紙
受け板33が設けられている。排出されたシートの大き
さに応じてこの排紙整合板32及び排紙受け板33の位
置を調整する。
の動作について説明する。裁断すべきシートの束は給紙
板1及び補助給紙板5上に載置する。スタートキー40
を押すことにより、給紙ローラ軸4aに駆動力が伝達さ
れ、給紙ローラ4が回転する。これによって、給紙板1
及び補助給紙板5上に載置されたシート束から最上位の
1枚のシートが送り出される。このシートは1対のガイ
ド板7,42間を進み、次に、搬送ローラ13と無端平
ベルト29に挟み込まれたまま、搬送ローラ13の周囲
を約1/2回転して搬送方向が反転される。このとき、
下側円板刃17及び上側円板刃14により、シートは幅
方向の中央部で裁断される。なお、このシートは円板刃
17,14の先端で2つに裁断されながら、一方のシー
トは、補強ブロック18内で分離された通紙路18cの
一方を通り、他方のシートは補強ブロック18の通紙路
18cの他方を通って、いずれのシートも無端平ベルト
29により排紙ローラ21及び排紙従動ローラ26のニ
ップ部に搬送される。このときには、シートの後端部は
円板刃14、17で裁断中であり、完全に2分割されて
いないため、シートには排紙従動ローラ26の大径部2
6aにより接触摩擦抵抗がかかっているが、シート面上
でスリップしている。即ち、排紙ローラ21及び排紙従
動ローラ26に狭持されたシートはまだ直進している。
を通過後、2分割されたシートは、夫々排紙従動ローラ
26の大径部26aの接触摩擦抵抗の作用により、左右
斜めに分かれる搬送力が与えられ、排紙ローラ21のク
ラウン形状の中央を支点として左右斜めに別々の方向に
向きを変えられて、いずれも排紙案内板30及び排紙板
31上に排出されるため、排紙案内板30及び排紙板3
1上で、裁断されたシートの裁断辺が重なることを抑制
できる。裁断されたシートの裁断辺が重なってしまう
と、先行するシートの後縁と次のシートの前縁が接触
し、排紙案内板30及び排紙板31上にシートが乱雑に
積み重なり、多数のシートの無駄を生じる。また、排紙
案内板30及び排紙板31上に載置されたシートが左右
に区分けされて排出されるため、排紙板31上で裁断さ
れたシートの一部が重なることを抑制することができ
る。従来技術では、前述の如く、裁断されたシートの一
部が重なってしまうことがあり、作業終了時に作業者が
手作業によって区分けし直す必要があって煩雑であった
が、本実施例では、このような不都合は解消される。こ
のようにして、給紙板1上のシートを連続的に裁断す
る。
り、給紙ローラ4の駆動力は伝達されなくなり、裁断作
業を停止できる。
ン形状の排紙ローラ21とこの排紙ローラに隣接して補
助ローラ22が配置され、これらのローラ21、22に
相対して排紙従動ローラ26が配設されており、下側円
板刃17及び上側円板刃14により2分割に裁断され、
排紙部に搬送されてきたシートは、シートの後端が上下
の円板刃14、17を通過した後、2分割される。この
2分割されたシートは、夫々排紙従動ローラ26の大径
部26aの接触摩擦抵抗の作用により、左右斜めの方向
に分かれる搬送力が与えられ、排紙ローラ21のクラウ
ン形状の中央を支点として、左右斜めに別々の方向に向
きを変えられ、いずれも排紙板31上に排出される。こ
のため、排紙板31上で裁断されたシートの裁断辺が重
なることなく排出される。従って、中央で2分割された
シートの裁断辺が夫々重なり合って排出されることがな
いので、空気抵抗が少なくなり滞空時間が短くなること
から、先行するシートの後縁と次のシートの前縁が接触
することがない。また、排紙板上に裁断されたシートが
左右に区分けされて排出されるため、排紙板上で裁断さ
れたシートの一部が重なるという不都合が解消され、従
って、作業終了時に作業者が手作業によって区分けし直
す必要がなくなる。更に、排紙板上に裁断されたシート
が左右に区分けされて排出されるため、用紙区分具及び
コーナーガイド等の部材が不要となり、製造コストが低
減される。
ラ21に無端平ベルトが配設されている場合について説
明したが、図7に示すように、排紙ローラ21の手前ま
で無端平ベルト29を配設し、更に、シートの流れ方向
の下流に排紙ローラ部を配設しても、上述の実施例と同
様の効果を得ることができる。
ン形状ばかりでなく、他の形状であってもよい。一例と
して、図8に示すように、排紙ローラ外径の幅方向の中
央近傍に平坦部を設けた紡錘形状の排紙ローラ21aが
ある。また、図9に示すように、排紙ローラ21bの外
周面の幅方向の中央部にゴムリング21c(Oリング)
等を配設した形状のものを使用することもできる。
により2分割に裁断され、排紙部に搬送されてきたシー
トがそのシート後端が上下の円板刃14、17を通過
後、2分割されたシートが夫々排紙従動ローラ26の大
径部26aの接触抵抗摩擦の作用により、左右斜めの方
向に分かれるような搬送力が与えられるように、排紙ロ
ーラの幅方向の中央部が若干高くなるような形状を有し
て、排紙ローラの幅方向の中央を支点として左右斜めに
搬送方向を変えることができるものであれば、その形状
は上記各実施例に限らず、任意である。
中央を2分割に裁断されて排紙板上に排出されてくるシ
ートを極めて整然と区分けして積載することができ、作
業後改めて区分けし直す等の作業が不要である。また、
本発明装置は、簡単な構造で格別の製造コストの上昇を
招くことなく実現することができ、しかもコーナーガイ
ド及び用紙区分具等をも必要としないため、製造コスト
の低減も可能である。
図である。
部近傍を示す正面図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 給紙板上に載置されたシート束からシー
トを給送し回転する1対の円板刃により前記シートを裁
断した後、この裁断された1対のシートを上下1対の排
紙ローラにより排紙板上に排出するスリッ夕装置におい
て、前記1対の排紙ローラの一方を支持する軸と同ーの
軸に前記排紙ローラに隣接して支持され大径部と小径部
を有する補助ローラと、大径部と小径部を有する排紙従
動ローラとを、有し、前記1対の円板刃をシートの後端
が通過後、前記排紙ローラと補助ローラと排紙従動ロー
ラにより、裁断されたシートを裁断前のシート搬送方向
に対して傾斜する方向に排出することを特徴とするスリ
ッタの排出装置。 - 【請求項2】 前記排紙ローラはその外周面が前記排紙
従動ローラと点接触するような形状に形成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載のスリッタの排紙装置。 - 【請求項3】 前記排紙ローラ、前記補助ローラ及び前
記排紙従動ローラは2個づつ設けられており、各ローラ
は前記1対の円板刃を中心として対称の位置に配設され
ていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスリッ
タの排紙装置。
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JP25720694A JP3511319B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | スリッタの排紙装置 |
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- 1994-10-21 JP JP25720694A patent/JP3511319B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09136752A (ja) | シート集積装置 |
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