JP2851403B2 - 紙葉類繰出し装置 - Google Patents

紙葉類繰出し装置

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JP2851403B2 JP24099390A JP24099390A JP2851403B2 JP 2851403 B2 JP2851403 B2 JP 2851403B2 JP 24099390 A JP24099390 A JP 24099390A JP 24099390 A JP24099390 A JP 24099390A JP 2851403 B2 JP2851403 B2 JP 2851403B2
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克彦 坂元
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洋一郎 乗鞍
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、整列状態に収納された押圧板により一方向
へ押圧された紙葉類群から紙葉類を1枚ずつ分離して搬
送路へ繰出す紙葉類繰出し装置に関する。
(従来の技術) 一括して投入された紙葉類群から紙葉類を1枚ずつ分
離して繰出す紙葉類繰出し装置として実公平2−8909号
公報に記載のものがある。
この公報に記載の繰出し装置は、重積して整列する紙
葉類群の最前位の紙葉類の表面に摩擦接触して紙葉類を
けり出すキッカーローラと、前記紙葉類群の最前位の紙
葉類の先端部においてゲート部材に対向して1枚の紙葉
類のみの通過を許容して回転するフィードローラとを有
する紙葉類処理機であって、外周面全域が摩擦面とされ
るキッカーローラと、前記フィードローラとキッカーロ
ーラとを同期して間欠的に駆動するステッピングモータ
と、このステッピングモータから前記フィードローラへ
の駆動伝達系中に設けられステッピングモータからの駆
動伝達の有無にかゝわらずフィードローラを紙葉類繰出
し方向への回転のみを許容する一方向クラッチと、フィ
ードローラの軸に対し自由回転自在に設けられる一対の
搬送回転体と、連続回転駆動され前記一対の搬送回転体
と協働して繰出される紙葉類を挟持搬送する一対の搬送
体と、繰出される紙葉類の後端がキッカーローラを通過
したことを検出してステッピングモータを停止させると
ともにその紙葉類が前記一対の搬送体により所定位置ま
で搬送されたときステッピングモータを駆動される検出
手段とを備えており、前記検出手段が、繰出される紙葉
類の後端がキッカーローラを通過したことを検出した際
にステッピングモータを停止させることによりキッカー
ローラが固定保持されて次の紙葉類の繰出しが阻止させ
るとともに、フィードローラは一対の搬送体により挟持
搬送される紙葉類との摩擦によって追従回転されるよう
になされたものである。
(発明が解決しようとする課題) しかるに上記従来の装置では、紙葉類のけり出しはキ
ッカーローラと紙葉類との摩擦によっているため、紙葉
類が新札のように表面が比較的滑らかな場合は問題はな
いが、流通紙幣のように表面が極端に傷んだ紙葉類をけ
り出そうとすると、最前位の紙葉類と2番目の紙葉類と
の間における摩擦力の方がキッカーローラと最前位の紙
葉類の摩擦力よりも大きくなって2枚重ねで送ったり、
あるいは連鎖状となって送り出すなどの弊害をもたらす
可能性が大きい。
また、繰出される紙葉類をローラからローラへ受渡す
ので、腰の弱くなった紙葉類を長手方向に送る場合、途
中で座屈を起こしやすいという問題がある。
さらに紙葉類を間欠的に繰出すためにキッカーローラ
あるいは繰出しローラを間欠駆動させる必要があるため
ステッピングモータ等を用いなければならず、コストア
ップを招くことになる。さりとてキッカーローラと繰出
しローラとを間欠駆動とせずに紙葉類を間欠繰出しさせ
ようとすれば、これらローラの直径が大きくなり、装置
が大型化することは避けられない。
本発明はこれに鑑み、表面が傷んだ古い紙幣等の紙葉
類であっても1枚ずつ確実に繰出すことができるととも
に、腰が弱くなった紙葉類であっても長手方向への繰出
しを支障なく行なうことができ、併せて複雑な駆動制御
を必要とすることのない紙葉類繰出し装置を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記従来の技術が有する問題点を解決するため、本発
明は、整列状態に収納され押圧板により一方向へ押圧さ
れた紙葉類群から紙葉類を1枚ずつ分離して搬送路へ繰
出す紙葉類繰出し装置において、前記紙葉類群の押圧方
向最前位の紙葉類面に外周面の一部が対向するように張
設されその外周面の一部に高摩擦材質のキッカーを形成
するとともにこのキッカー部より繰出し方向に開設され
た繰出しベルトと、この繰出しベルトの紙葉類への対向
位置の内側に配設され前記吸引孔を通じて紙葉類を吸引
する吸引手段と、前記繰出しベルトにより繰出される紙
葉類を繰出し方向に搬送する繰出しローラ、およびこの
繰出しローラとの間に紙葉類1枚のみを通過させる間隙
をおいて対設された繰出し方向とは逆方向への回転乃至
は不回転のゲートローラにより形成されたゲート部とを
具備することを特徴とするものである。
(作 用) 整列状態に収納され押圧板により押圧される紙葉類群
の最前位の紙葉類面に繰出しベルトのベルト面が当接
し、回転駆動される。この回転により繰出しベルトの吸
引孔が紙葉類に当接する位置に巡ってくると、繰出しベ
ルトの内側に配設された吸引手段により最前位の紙葉類
が繰出しベルトのベルト面に吸いつけられる。繰出しベ
ルトの回転が進むとそのキッカー部が紙葉類面に当接
し、このキッカー部により紙葉類が押し出され、ゲート
部に達すると繰出しローラに受渡されて繰出される。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の平面を示し、第2図は同
一部の斜視図であり、以下の説明では紙幣を取扱う場合
について説明する。
平面的に開口する投入口1は、紙幣群を横位置で立て
ゝ挿入することができる開口面積を有し、この投入口1
の内部には紙幣群Pを支える載置部2と、紙幣群Pを後
方から押圧する押圧板3と、紙幣群Pの存否を検知する
センサS1とが設けられ、前記押圧板3は図示しない手段
により矢印A方向に付勢されている。
前記投入口1に挿入される紙幣群Pの最前位の紙幣に
長さ方向所要区域4aが面接触するように繰出しベルト4
がプーリー5,6,7,8に巻装して設けられている。
この繰出しベルト4の一部には、高摩擦材質、例えば
ゴム等によりキッカー部9,9,…が突設されており、この
キッカー部9,9,…より繰出し方向に若干離隔した位置に
複数の吸引孔10,10,…が穿設されている。
前記繰出しベルト4の紙幣群Pに面する区域4aの内側
には吸引手段としての吸引用ファン11が配設され、前記
吸引孔10,10,…を通じて紙幣を吸引するようになってい
る。12はファン用モータである。
前記投入口1の出口部1aには、前記区域4aのベルト面
の延長上に周面が位置し矢印B方向に回動される繰出し
ローラ13と、この繰出しローラ13の周面に対置され繰出
される紙幣の搬送に対し逆らうように矢印C方向に回転
するゲートローラ14とからなるゲート部15が設けられ、
これらローラ13,14間で形成されるゲート部15は1枚の
みの紙幣を通し、2枚目以降の紙幣が入り込まないよう
に互いに入り組む段付きローラで構成されている。
上記ゲート部15に続いて、繰出された紙幣を次の処理
装置へ搬送するための搬送ベルト16がプーリー17,18,19
に巻装して設けられ、矢印D方向に回動されるようにな
っている。なおS2は紙幣の通過を検知するセンサであ
る。
つぎに上記実施例の作用を説明する。
投入口1の重積状態の紙幣群Pを横位置として立てゝ
装填すると、その存在がセンサS1により検知され、繰出
し動作がスタートする。すなわち押圧板3が前進して紙
幣群Pが繰出しベルト4の平坦な区域4aに押付けられ、
同時に吸引ファン11、繰出しローラ13、ゲートローラ1
4、および搬送ベルト16がそれぞれ駆動を開始する。そ
して吸引ファン11の回転が定常回転になり、吸引力が十
分得られると判断される時間が経過すると、繰出しベル
ト4が回転を開始する。
繰出しベルト4の吸引孔10,10,…が紙幣群Pと吸引フ
ァン11との間に巡りくると、最前位の紙幣が吸引孔10,1
0,…を通じて繰出しベルト4に吸いつけられ、さらにキ
ッカー部9が巡ってくるとこのキッカー部9の摩擦によ
り最前位の紙幣が第1図において左方へ押し出される。
こうして押し出された紙幣は直ちにその先端がゲート
部15にさしかゝり、繰出しローラ13の矢印B方向への回
転によって送り出されると同時に、紙幣が2枚重ねで送
出された場合には逆転しているゲートローラ14により重
なっている紙幣が分離される。
このゲート部15で1枚となった紙幣は搬送ベルト16に
より次工程へ搬送される。
このようにして繰出しベルト4が周回する度に上記作
用が行なわれ、紙幣が1枚ずつ繰出される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、一括して投入さ
れた紙葉類群の最前位の紙葉類を吸引手段により繰出し
ベルトに吸いつけるようにしたことにより紙葉類と繰出
しベルトとの摩擦力が増大し、紙葉類同士の摩擦力が大
きくなりやすい古い紙幣等であっても確実に1枚ずつ繰
出すことができる。また紙葉類は繰出しベルトの平坦な
部分にそって直線的に押出されるので、腰の弱い紙葉類
であっても座屈を起こすことなく確実に繰り出すことが
できるなどの種々優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図における繰出しベルト部分の斜視図、第3図は第1図
におけるゲート部の正面図である。 1……投入口、3……押圧板、4……繰出しベルト、4a
……平坦な区域、9……キッカー部、10……吸引孔、11
……吸引手段としての吸引ファン、13……繰出しロー
ラ、14……ゲートローラ、15……ゲート部、16……搬送
ベルト。
フロントページの続き (72)発明者 乗鞍 洋一郎 兵庫県姫路市下手野1丁目3番1号 グ ローリー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−187132(JP,A) 実開 平1−164244(JP,U) 実開 昭64−18039(JP,U) 特公 昭48−5667(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】整列状態に収納され押圧板により一方向へ
    押圧された紙葉類群から紙葉類を1枚ずつ分離して搬送
    路へ繰出す紙葉類繰出し装置において、前記紙葉類群の
    押圧方向最前位の紙葉類面に外周面の一部が対向するよ
    うに張設されその外周面の一部に高摩擦材質のキッカー
    部を形成するとともにこのキッカー部より繰出し方向に
    吸引孔が開設された繰出しベルトと、この繰出しベルト
    の紙葉類への対向位置の内側に配設され前記吸引孔を通
    じて紙葉類を吸引する吸引手段と、前記繰出しベルトに
    より繰出される紙葉類を繰出し方向に搬送する繰出しロ
    ーラ、およびこの繰出しローラとの間に紙葉類1枚のみ
    を通過させる間隙をおいて対設された繰出し方向とは逆
    方向への回転乃至は不回転のゲートローラにより形成さ
    れたゲート部とを具備することを特徴とする紙葉類繰出
    し装置。
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