JPH03120127A

JPH03120127A - シートの縦集積供給装置

Info

Publication number: JPH03120127A
Application number: JP25575689A
Authority: JP
Inventors: Sadami Iwadate; 岩舘　貞美
Original assignee: Toppan Printing Co Ltd
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 1989-09-30
Filing date: 1989-09-30
Publication date: 1991-05-22
Anticipated expiration: 2010-11-08
Also published as: JPH07102907B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、シート状体を１枚毎、所定の加工装置に供給
するためのフィーダー部において、該フィーダー部に相
対するシート供給部にシートを縦方向に集積しながら、
補給搬送するためのオートローダ−を備えたシートの縦
集積供給搬送装置に関する。

（従来の技術）シート供給部にシートを縦方向に集積しながら補給する
場合は、第４図に示すように、前段にあるローダー部Ａ
の搬送ベルトｌによって折丁などのシートａ（先行シー
トの後端を後行シートの後端上にずれ重ねたもの）を搬
送方向に平行な姿勢で搬送し、搬送方向変換ローラー１
ａに周接するベルト１と該ベルト１に周接するベルト２
の間に導入することによって、垂直方向に方向を変換し
、ベルト！とベルト２によって挟持されたシートａは下
側の供給部Ｂにある送行チェーン（又はベルト）３上に
シートの前端部を突き当てながら、縦方向にして順次シ
ートａの最後部に集積するものである。４は、縦方向集
積シートの前端部を支持する前当板、６はベルト１に平
行に設けた固定ガイド板、６ａは後部シートに押圧接触
するシート定量集積積層検知用レバーであり、縦集積さ
れたシートａの最前部にあるシートａｌは、フィーダー
部Ｃにあるバキエーム吸引方式、あるいは爪咥方式の所
定のフィーダー５によって１枚毎咥えられて、次の工程
に供給搬送するものである。

このような従来のシート縦集積供給搬送装置においては
、ローダー部Ａにて搬送されているシートａの先行シート
の後端部が後行シートの前端上側に都合良く重なり合っ
て搬送されている場合は、縦方向に集積されている最後
部のシートａ２の後方上端部ａ２−１と、順次搬送され
てくる次のシートａ３の前端部ａ３−１は衝突せずに、
シートａ２の背後部に沿ってシートａ３はベルト１とベ
ルト２の間に挟持されながら滑り込み、シートａ２、シ
ー）ａ３の順に順次、円滑に集積されるものである。

ところが、第５図のように、ローダー部Ａによって順次
搬送されるベルト１上の先行シートと後行シートの間に
、空隙が生じた場合（あるいは、このようにシートａを
互いに適当な間隔をあけて搬送する場合）は、ベルトｌとベルト２の間に挟持されて垂直方向に搬送さ
れる先行シー）ａが供給部Ｂの縦方向集積シートの最後
部シー）ａ２とすれば、シー）ａ２の背後部に集積され
るべき後行シー）ａ３の前端部ａ３−１が先行シー）ａ
２の上端部ａ２−１上側と衝突して、集積シートの折損
や不揃い、あるいは機械本体の故障を起こし易い。

（発明の目的）本発明は、上記不都合を解消して、円滑に先行シートの
背後部に後行シートを順次縦に集積できるようにするこ
とを目的とするものである。

（発明の構成）本発明は、順次シートを搬送方向に対して平行に補給す
るローダー部と、シートのフィーダー部に相対し、且つ
該ローダー部より搬送されるシートを順次後方より縦方
向に複数枚集積するためのシート供給部と、前記供給部
に集積されるシートの後部シート側方端縁部に係合し且
つ該シートを前方に相対する前記フィーダー部側に押送
する螺旋状回転体とを備えたことを特徴とするシートの
縦集積供給装置である。

又、本発明の他の実施例として、前記回転体は、前記ロ
ーダー部に連動して、始動、停止動作し、ローダー部に
おけるシート搬送速度に対応する周速度にて回転動作す
るようにしたものである。

又、本発明は、前記回転体と、該回転体を駆動回転させ
る駆動部とをトルクレリーサーを介して連結するように
したものである。

（発明の作用）本発明によれば、シート供給部に縦方向にシートを連続
的に集積する場合に、先行シートと後行シートが衝突す
ることなく、円滑に順序良く、集積することができるも
のである。

（実施例）本発明を実施例に従って詳細に説明する。

第１図は、本発明装置の一実施例における要部の側面図
であり、シートａを搬送方向に対して平行な姿勢で矢印
方向に搬送するエンドレスの搬送ベルトｌと、該ベルト
１を送行ガイドする各ガイドローラー１ａ、　ｌｂ、　
ｌｃと駆動ローラー（図示せず）を備えたローダー部Ａ
を設ける。ガイドローラーｌａは搬送ベルト１を水平方
向から垂直方向に送行方向を変換するための変換ローラ
ーであり、ガイドローラー１ｂ、ｌｃなどのローラー径
よりも直径を大きく設定しである。上記方向変換機構は
、上記ガイドローラー１８に限定するものではなく、適
宜変換機構が採用できる。

方向変換ローラー１ａに周接する部分のベルト１に対し
てエンドレスのベルト２の一部を水平から垂直に方向変
換させて周接させ、該ベルト２は、それぞれガイドロー
ラー２ａ、２ｂ、２ｃにガイドされて矢印方向にエンド
レス送行可能に設ける。変換ガイドローラー１８とガイ
ドローラー１ｂとの間のベルトｌの直線的送行面は、ガ
イドローラー１ａとガイトローラ−２０の間のベルト２
の直線的送行面より延長させてあり、該延長送行面によ
ってシートａをシート供給部Ｂ側に集積させる役目をす
る。

シート供給部Ｂは、ガイドローラー１ａとガイドローラ
ー１ｂとを結ぶ下向き方向のベルト１に対して直交する
方向に、且つガイドローラー１ｂの下方にエンドレス送
行ベルト又はチェーン３を設ける。

該ベルト３は、カイトローラー３ａ、３ｂに巻回され、
送行駆動可能である。ガイドローラー１ａから１ｂに向
かって下向き方向に送行するベルト１に対して、ある所
定路Ｎ（縦に集積すべきシート枚数に応じて設定する距
離）だけ離間して平行に前当部４を設ける。該前当部４
は、集積されるシートの前倒れを防止するためのもので
ある。

前記送行ベルト３は、縦方向に集積されるシートａの下
端部に接して集積シートａを前当部４方向に前進させる
ためのものである。前記前当部４の下部と送行ベルト３
との間には、空隙４ａガ設けられ、該空隙４ａよりシー
トａ下端部は、フィーダー部Ｃのフィーダー５（エアー
吸着方式、あるいは咥爪方式）によって１枚毎咥えられ
、後段のシート加工装置（例えば製本丁合機、シート打
ち抜き断裁機など）に供給搬送される。

本発明装置は、第１図供給部Ｂに縦方向に集積されるシ
ートａの後部シートの両側端縁部に対して係合するシー
ト左右両側端縁に一対、又は両側端縁上下に各１対の螺
旋状の回転体７を備えるものである。該回転体７は、縦
集積シートａの送行方向に、おおよそ、その回転中心軸
方向を揃えており、８は回転体７を回転させる回転シャ
フト、９は該シャフト８を軸回支持する装置本体フレー
ムに固定されたブラケット、１０は前記シャフト８を回
転させる駆動側の駆動シャフト、１１は駆動シャツ）１
０を軸回支持するブラケットである。６は垂直方向のベ
ルト１に平行に設けた縦集積シートの後部を支持するガ
イド板、６ａは集積シートａの後部に接触して、集積定
量を検知する検知レバーである。該レバー６ａによって
シートの量が定量以上になると、回転体７の回転停止、
搬送ベルト１の送行停止を行うものである。また、本発
明装置は、第１図に示すように、螺旋状回転体７を回転
させる従動側シャフト８と、駆動側シャフト１０とをト
ルクレリーサ−１２（トルクリミタ−カンプリング　（
株）椿本モールス製など）を介して連結する。該トルク
レリーサ−１２は、スライド板１２ａ、１２ｂを備え、
一方のスライド板１２ａは、従動側シャフト８に一体に
接合され、他方のスライド板１２ｂは駆動側シャフト１
０に一体に接合されている。そして、両スライド板１２
ａ、１２ｂによって両シャフト８．ＩＯは連結している
。そして、スライド板１２ａと１２ｂは従動側シャフト
８側に所定以上のトルクを必要とする応力が加わった場
合は、互いにスライド板１２ａと１２ｂは相対的にスラ
イドして結合が外れ、それによって駆動側のモーターが
停止し、駆動シャフト１０が停止する。これによって、
シートａの押送圧力を一定に維持するものである。

そして、駆動側シャフトｌＯの停止と同時にローダー部
Ａのベルト１の送行駆動も停−止させるものである。そ
して、フィーダー５によるシートａの供給動作によって
、供給部Ｂにある縦集積されたシートａに対する従動側
シャフト８の必要トルクが低下した後、再度、マニュア
ルスイッチ操作によって駆動モーターを始動し、駆動側
シャフト１０を回転させることによってスライド板１２
ａと１２ｂはスリップせずに回転して従動側シャフト８
及び螺旋状回転体は回転し、ローダー部Ａ側から供給部
に送り込まれるシートａを前当部４方向に押送するもの
である。なお、上記のように駆動モーターの再度回転を
マニュアルスイッチ操作によって行う以外に、フィーダ
ー５への供給部Ｂからのシー）ａ受渡し動作を確認する
シー）ａの通過枚数検知器を設け、フィードされたシー
トａｎ枚後に、前記駆動モーターのスイッチがＯＮ動作
するようにして、自動的に駆動シャフト１０を動作させ
るようにしてもよい。

第２図は、第１図に示す螺旋状回転体７とシートａの左
右両端縁との保合状態を説明する平面図である０両側一
対の回転体７は、例えば５〜１５腫のピッチで左右で互
いに反対方向の螺旋進行方向に螺旋が形成されている。

そして、両側の回転体７が図面に示す矢印方向に回転す
ることによってシートａは前当部４方向に送られるもの
である。

Ｌは、縦方向集積シー）ａの所定の定量集積に必要な幅
である０例えば定量幅内に集積されるシートａの枚数が
増加するにつれて、螺旋状回転体７の先端側にある螺旋
部によるシートａに対する所定以上の圧縮応力が掛かり
、回転体７を回転させるための従動側の回転シャフト８
のトルクが増大し、前記トルクレリーサー１２のスライ
ド板１２ａ、１２ｂは、互いにスライドしてレリーサー
に有するスイッチが動作して該スイッチの信号により、
駆動シャフト１０の駆動源（サーボモーター、ブレーキ
モーターなど）を停止させる。

なお、上記装置においては、第１図に示すようにトルク
レリーサ−１２と、縦集積シートａの最後部の下側を所
定圧にてバネ押圧するシート量検知レバー６ａとを兼用
し、該レバー６ａのバネに抗する応力によって他端６ｂ
の支点６ｃを回動して、アーム６ｄをリミットスイッチ
６ｅに接触させ、回転体７の回転停止と、ローダー部Ａ
の搬送の停止を行うようにしてもよい。

また、本発明装置の他の実施例としては、前記回転体７
の従動シャフト８にカムあるいはノツチ８ａを設け、該
ノツチ８ａにシャフト１回転毎に接触してシャフト８の
回転していることを確認するマイクロスイッチ８ｂを設
け、前記トルクレリーサー１２に、従動シャフト８が所
定トルク以上になるとスリップするようなスライド板１
２ａ、１２ｂを設け、従動側シャフト８の回転の有無の
確認によって、搬送ベルト１を送行、又は停止させ、シ
ートａの供給部Ｂへの補給を停止するようにするもので
ある。

（発明の効果）本発明によれば、シートをローダー部より搬送して、所
定供給部に連続的に縦方向に集積する場合に、先行する
集積後のシートの背後部に、後行シートを円滑に順次集
積することができ、供給部に集積された集積シートを常
に安定した圧力で供給部に保持することができ、フィー
ダー部による後段加工装置への搬送供給を円滑に行うこ
とができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の要部の側面図、第２図は第１図の
平面図、第３図は本発明装置を取り付けた製本Ｔ合線の
折丁供給装置の概要側面図、第４図及び第５図は従来の
シート縦集積装置の側面図である。１・・・搬送ベルト　２・・・挟持ベルト　３・・・集
積送行ベルト　４・・・前当部　５・・・フィーダー　
６・・・ガイド板　７・・・螺旋状回転体　８・・・回
転シャフト　　９・・・ブラケット　１０・・・駆動シ
ャフト　１１・・・ブラケット　１２・・・トルクレリ
ーサ−１３・・・ストッカー送行ベルト　１４・・・バ
キュームトラム１５・・・ベルト１６・・・滑車　１７
・・・レールＡ・・・ローダ−＾ｌ・・・ストッカ一部　Ａ２・・・
垂直ローディング部　Ａ３・・・水平ローディング部　
８・・・供給部　Ｃ・・・フィーダー部Ｄ　・・・製本
丁合搬送部

Claims

【特許請求の範囲】１）順次シートを搬送方向に対して平行に補給するロー
ダー部と、シートのフィーダー部に相対し、且つ該ロー
ダー部より搬送されるシートを順次後方より縦方向に複
数枚集積するためのシート供給部と、前記供給部に集積
されるシートの後部シート側方端縁部に係合し且つ該シ
ートを前方に相対する前記フィーダー部側に押送する螺
旋状回転体とを備えたことを特徴とするシートの縦集積
供給装置。２）前記回転体は、前記ローダー部に連動して、始動、
停止動作し、ローダー部におけるシート搬送速度に対応
する周速度にて回転動作する請求項第１項記載の装置。３）前記回転体と、該回転体を駆動回転させる駆動部と
をトルクレリーサーを介して連結する請求項第２項記載
の装置。