JP2000007232A - 紙葉類収納繰出し装置 - Google Patents

紙葉類収納繰出し装置

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JP2000007232A JP17601098A JP17601098A JP2000007232A JP 2000007232 A JP2000007232 A JP 2000007232A JP 17601098 A JP17601098 A JP 17601098A JP 17601098 A JP17601098 A JP 17601098A JP 2000007232 A JP2000007232 A JP 2000007232A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長手方向に送入される紙葉類の収納部内での
ジャムの発生を防止し、かつ繰出し時には1枚ずつ確実
に送出することを可能とする。 【解決手段】 紙葉類をその長手方向に搬送して整列状
態に集積する昇降自在なステージ31を有する収納部1
1の紙葉類送入口13から該収納部の上方に臨むよう延
設された複数条の搬送ベルト16、および前記紙葉類送
入口の内部近傍で前記搬送ベルトのベルト間に位置して
配設されたゲートローラ22を有し、前記搬送ベルトの
正逆駆動により紙葉類の収納繰出しを行なう紙葉類収納
繰出し装置において、前記ゲートローラの近傍位置に前
記搬送ベルトと対応してベルト上面を押圧し得る押えロ
ーラ24を設け、この押えローラは常時は前記搬送ベル
ト16を前記ゲートローラ22の上端より下位に押し下
げるよう付勢され、紙葉類繰出し時には前記ステージ3
1の上昇によりその上の紙葉類および搬送ベルト16を
介し押し上げられて退避し紙葉類と搬送ベルトとの間に
所定の押圧力を与えるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長手方向に搬送さ
れる紙幣等の紙葉類の収納部内への収納、および収納部
内からの繰出しを行なわせる紙葉類収納繰出し装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば紙幣を取扱う機械においては、一
般に紙幣を長手方向で送り、機械内の収納部へも長手方
向で送り込んで集積状態に収納し、繰出しも長手方向で
繰り出すようになされたものが多い。
【0003】図6にその一例を示すように、収納部1の
上部に紙幣送入側から後端近くにかけて搬送ベルト2が
プーリー3、4間に張装して配設され、この搬送ベルト
2の送入口側のプーリー3の下部にはフィードローラ5
が、これと隣接した奥側の位置にはゲートローラ6(紙
幣送入時にはフリー回転し、繰出し時には不回転)が設
けられ、さらにその奥側の搬送ベルト2の上面には押え
ローラ7が位置固定に設けられている。
【0004】一方、前記収納部1内には、上面に紙幣P
を長手方向に集積するためのステージ8が図示しない昇
降機構により昇降駆動される昇降部材9にバネ10、1
0を介して支持して設けられ、紙幣の収納時には図6
(A)のように昇降部材9が下降して搬送ベルト2の下
部に収納空間1aを作り、繰出し時には図6(B)のよ
うに昇降部材9が上昇してステージ8上の紙幣Pの上面
を搬送ベルト2の下面にバネ10、10による弾性を利
用して当接させ、搬送ベルト2の駆動により1枚ずつ繰
出すようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかして紙葉類が紙幣
の場合、これが流通紙幣であると紙質が劣化しているこ
とが多く、特に四つ折りされていたような紙幣であると
折りぐせが付いており、このような紙幣が収納部1の収
納空間1aに送り込まれると図6(A)のように折り目
Pa、Pbで腰が砕け、収納部1内での直進性が失われ
て姿勢が乱れ、後続して送り込まれる紙幣が衝突してジ
ャムを引き起こすなどのトラブルを発生させる原因とな
るという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙幣のような
紙葉類を長手方向に搬送して収納しても、収納部内でト
ラブルを起こすことなく整然と集積することができ、繰
出し時も確実に1枚ずつ送出することができる紙葉類収
納繰出し装置を提供することを課題とする。
【0007】上記課題を解決する手段として本発明は、
紙葉類をその長手方向に搬送して整列状態に集積する昇
降自在なステージを有する収納部の紙葉類送入口から該
収納部の上方に臨むよう延設された複数条の搬送ベル
ト、および前記紙葉類送入口の内部近傍で前記搬送ベル
トのベルト間に位置して配設されたゲートローラを有
し、前記搬送ベルトの正逆駆動により紙葉類の収納繰出
しを行なう紙葉類収納繰出し装置において、前記ゲート
ローラの近傍位置に前記搬送ベルトと対応してベルト上
面を押圧し得る押えローラを設け、この押えローラは常
時は前記搬送ベルトを前記ゲートローラの上端より下位
に押し下げるよう付勢され、紙葉類繰出し時には前記ス
テージの上昇によりその上の紙葉類および搬送ベルトを
介し押し上げられて退避し紙葉類と搬送ベルトとの間に
所定の押圧力を与えるようにしたことにある。
【0008】前記紙葉類送入口の内部近傍で紙葉類搬送
幅方向両側部に紙葉類の幅方向両側縁を上方へ向け歪曲
させるべく前記収納部の上方位置から前記送入口に向け
て下り傾斜しかつ下り傾斜とともに左右間の間隔が次第
に拡大するよう傾斜するガイド面を有する左右一対のガ
イド部材を設けることが紙葉類への腰付けが一層良好に
できるうえで好ましい。
【0009】また前記押えローラは、中間部が前記収納
部側に枢支された揺動レバーの一端に軸支するとともに
該揺動レバーを前記押えローラが下降する方向にバネ付
勢し、この揺動レバーの他端に押圧検知センサを作動さ
せるセンサ作動部が設け、紙葉類繰出し時に前記センサ
作動部が押圧検知センサから外れたとき前記ステージを
上昇駆動してその上の紙葉類の上面が前記搬送ベルトに
繰出しに適する接触状態となるようにすることができ、
こうすることにより繰出し時における搬送ベルトと紙葉
類との摩擦力を常に最適化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0011】図示の実施形態は紙幣用とした場合を示し
ており、図1、図2は紙幣収納時と繰出し時の側面図を
示し、図3は平面図を示している。
【0012】収納部11は紙幣Pを長手方向に送り込ん
で集積し得る長さおよび横幅を有するもので、左右の側
壁12、12と紙幣送入口13側の前壁14と送入紙幣
の先端が当接する後壁15とで構成されている。
【0013】前記収納部11の紙幣送入口13の内部直
近位置から収納部11の後部近くにかけての上方部に水
平方向に延在される複数条(図では3条)のベルト16
a、16b、16cからなる搬送ベルト16がプーリー
17、18間に巻回して設けられ、一方のプーリー軸1
9がモータ20により正逆駆動自在とされている。
【0014】前記搬送ベルト16の紙幣送入口13側の
プーリー17の直下位置には該ベルトと協働して紙幣P
の繰込み、繰出しを行なう搬送ローラ21が位置固定に
設けられ、この搬送ローラ21と収納部11の前記前壁
14との間でかつ前記ベルト16a、16b、16cの
各間に位置して2個のゲートローラ22、22が設けら
れている。このゲートローラ22、22は、紙幣Pの繰
込み時(図において時計方向回転時)はフリー回転し、
繰出し時には不回転とするワンウエイクラッチ(図示省
略)が内蔵されている。
【0015】上記ゲートローラ22の直上位置のベルト
16a、16b、16cと対応する箇所にはゲートロー
ラ22、22を間にしてゲート間隙を形成するための3
個のローラ23、23、23が位置固定で回転自在に設
けられている。
【0016】前記収納部11の前壁14に近い収納部領
域内で前記ベルト16a、16b、16cと対応する位
置に該ベルト16a、16b、16cの下部走行側の上
面に当接する3個の押えローラ24、24、24が設け
られる。
【0017】この押えローラ24、24、24は、中間
部が収納部11側に軸25により上下方向に揺動自在に
枢支された揺動レバー26の一端に軸27により回転自
在に支持され、この揺動レバー26と収納部11側との
間に張設されたバネ28により前記押えローラ24が下
降する方向に付勢されている。
【0018】上記揺動レバー26の他端はセンサ作動部
29とされ、収納部11の側壁12の内面に支持された
押圧検知センサ30をON、OFFさせるようになって
いる。
【0019】前記収納部11内には紙幣Pを集積するた
めのステージ31が図示しない昇降駆動機構により昇降
動自在に設けられている。このステージ31の昇降は、
紙幣の繰出し時にステージ31を上昇駆動してその上に
集積されている紙幣Pの上面を搬送ベルト16の下面に
接触させ、押えローラ24を上昇させることにより揺動
レバー26が揺動してそのセンサ作動部29が押圧検知
センサ30を遮るとステージ31の上昇が停止し、紙幣
Pとベルト16a、16b、16cとの接触圧が繰出し
に最適な状態となるように設定されている。なお繰出し
が進み、それにつれて押えローラ24がバネ28の付勢
により下降して揺動レバー26のセンサ作動部29が押
圧検知センサ30から外れてOFF状態になると再びス
テージ31が上昇して継続して繰出し態勢を維持するよ
うになっている。
【0020】前記収納部11の上方で、平面視において
左右の側壁12、12の内部直近位置に、紙幣Pの幅方
向両側縁を上方に向け歪曲させるためのガイド部材3
2、32が左右一対として設けられている。
【0021】図示の実施形態では、ガイド部材32の長
手方向中央部外側に突設されたピン33が側壁12の受
部34上に位置して下降限が定められて基部が軸35に
より側壁12、12間に上下方向揺動自在に支持されて
いる。このガイド部材32の送入口13側に延びる先端
は先細の円錐形状とされていて、送入口13へ向けて下
り傾斜とされ、収納部11の内側方に向く側面が送入口
13側から奥側に向けて左右間の間隔が狭くなるよう傾
斜されている。なお上記ガイド部材32は円錐形状によ
るものでなくともよく、例えば半円状断面等のものであ
ってもよい。
【0022】前記収納部11の後壁15に近い位置に
は、送入される紙幣Pの送入方向先端を下方へ誘導する
とともに集積後の紙幣Pの上面を押えるための押え部材
36が設けられている。
【0023】この押え部材36は、その基部が軸37に
より枢支され、側面視略L形状をなしていてその一辺が
収納部11内のステージ31に対し所要の鋭角をなして
傾斜しておかれる誘導面36aとされ、屈曲部36bが
送入された紙幣Pの上面に接してこれを押えるように図
示しないバネにより付勢されている。そしてこの押え部
材36の誘導面36a、屈曲部36bを構成する部分は
左右2本の棒状材で形成され、図3にみられるように搬
送ベルト16のベルト16a、16bとの間、およびベ
ルト16bと16cとの間を通って下方に延びている。
また押え部材36の先端は後壁5に設けられたセンサ3
8のセンサ作動部36cとされている。
【0024】図1、図2において符号40はストッパレ
バーで、その基部が側壁12、12間に軸41により枢
支され、先端側は2又状されていて搬送ベルト16の中
央のベルト16bを跨ぎ、先端下面には紙幣Pの上面に
摩擦接触するゴム等からなる押え片42が固着されてい
る。上記ストッパレバー40は、図示しない連結機構を
介しソレノイド43により上下に揺動されるように構成
されている。
【0025】このストッパレバー40は、紙幣Pの繰出
し時に使用されるもので、1枚の紙幣Pの後端が押え片
42を通過した時期を図示しないセンサが検知したと
き、ソレノイド43が励磁されて前記押え片42が次位
の紙幣Pの上面を押え、2枚目以降の連れ出しを止める
ためのブレーキを掛け、1枚繰出し後ソレノイド43が
消磁したとき図1示の位置へ戻り、紙幣Pが1枚繰出さ
れるごとにこの動作を繰り返して紙幣の1枚繰出しを保
証するようになっている。
【0026】次に作用を説明する。
【0027】紙幣Pの収納時には、図1に示すようにス
テージ31は下降位置におかれていてその上部に収納空
間11aが形成されている。
【0028】長手方向で搬送されてきた紙幣Pが収納部
11の送入口13に至ると、搬送ベルト16の正転駆動
により搬送ベルト16と搬送ローラ21との間を通り、
ゲートローラ22上を通って収納部11内に進入する。
【0029】このとき搬送ベルト16の各ベルト16
a、16b、16cは、押えローラ24、24…がバネ
28による付勢により下降位置にあることにより下方へ
押し下げられていて図4に示すように繰出し時にゲート
間隙を形成する位置固定のローラ23、23、23から
離れて左右のゲートローラ22、22の間に進入した位
置におかれており、したがって紙幣Pの先端がゲートロ
ーラ22、22とベルト16a、16b、16cとによ
り紙幣Pはその長手方向にそって歪曲Pc、Pc…が付
けられる。
【0030】これと同時に紙幣Pの長手方向両側部はガ
イド部材32、32の上面によりすくい取られるように
持ち上げられ、両側部にも歪曲Pd、Pdが付される。
【0031】これらにより収納部11内に進入してステ
ージ31上またはその上に集積されている紙幣上に集積
されるまでの間、上記歪曲された状態で進み、その先端
が押え部材36の誘導面36aに当るとその傾斜により
次第に下方へ誘導され、押え部材36の屈曲部36bの
下に入って後壁15に当って止まる。
【0032】したがって仮に紙幣Pに四つ折りや二つ折
り等の折りぐせが付いている場合であっても、前記歪曲
Pc、Pdの付与により直進性が与えられて進入し、途
中で座屈するようなことなく整然と集積されて収納され
る。
【0033】収納紙幣量が増すと、その集積紙幣により
前記押え部材36の屈曲部36bが押し上げられるので
そのセンサ作動部36cがセンサ38を遮り、その信号
によりステージ31が所定量下降駆動して収納空間1a
を確保する。
【0034】繰出しの場合は、繰出し指令によりステー
ジ31が上昇し、その上に集積されている紙幣Pの上面
がベルト16a、16b、16cの下面に接してこれを
押し下げ、このベルトを介して押えローラ24、24…
がバネ28に抗して押し上げられる。
【0035】この押し上げが進むと、図2に示すように
揺動レバー26のセンサ作動部29が押圧検知センサ3
0を遮るのでその信号によりステージ31の上昇が停止
し、搬送ベルト16の逆転駆動によりそのベルト16
a、16b、16cの摩擦力によって1枚ずつずり出さ
れ、図5のようにゲートローラ22、22と位置固定の
ローラ23、23、23で支持されたベルト16a、1
6b、16cとで構成されるゲート間隙で1枚のみが繰
出される。このときゲートローラ22、22はワンウェ
イクラッチの作用により不回転であり、2枚目の紙幣の
連れ出しを阻止する。
【0036】また1枚目の紙幣Pの後端がストッパレバ
ー40の押え片42を通過したことが検知されるとソレ
ノイド43が作動して押え片42が下降し、2枚目の紙
幣Pの上面を押え、2枚目の連れ出しを防ぐ。1枚目の
紙幣Pの送出が完了するとソレノイド43が消磁して押
え片42が上昇し、2枚目の紙幣Pが前記と同様にして
繰出される。こうして順次1枚ずつ繰出され、所定枚数
の繰出しが行なわれる。
【0037】なお本実施形態においては紙幣を取扱う場
合について説明したが、紙幣以外の紙葉類についても同
様に適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、紙
葉類をその長手方向に搬送して整列状態に集積する昇降
自在なステージを有する収納部の紙葉類送入口から該収
納部の上方に臨むよう延設された複数条の搬送ベルト、
および前記紙葉類送入口の内部近傍で前記搬送ベルトの
ベルト間に位置して配設されたゲートローラを有し、前
記搬送ベルトの正逆駆動により紙葉類の収納繰出しを行
なう紙葉類収納繰出し装置において、前記ゲートローラ
の近傍位置に前記搬送ベルトと対応してベルト上面を押
圧し得る押えローラを常時は前記搬送ベルトをゲートロ
ーラの上端より下位に押し下げるよう付勢し、紙葉類の
繰出し時には搬送ベルトを介して上方へ退避し紙葉類と
搬送ベルトとの間に所定の押圧力を与えるようにしたの
で、紙葉類の収納時には搬送ベルトとゲートローラとが
入り組んでおかれ、ここを通る紙葉類が長手方向にそっ
て歪曲が付され、これにより腰が付けられることにより
直進性が与えられて収納途中で腰砕けによるジャムを発
生することが防がれ、折りぐせの付いた流通紙幣のよう
な紙葉類であっても整然と収納することができる。
【0039】また繰出し時にはステージ上の紙葉類が搬
送ベルトを介して押えローラを押し上げて退避させるの
で、搬送ベルトによる紙葉類の繰出しを支障なく行なわ
せることができる。
【0040】請求項2のように左右一対のガイド部材を
付設すれば、紙葉類の長手方向両側の垂れ下がりを防ぐ
とともに紙葉類への歪曲付与が一層確実にでき、紙葉類
の腰付けをさらに向上させることができる。
【0041】また請求項3のように押えローラの押し上
げ位置に応じてステージの上昇を制御するようにすれ
ば、簡単な構成により紙葉類繰出し時に搬送ベルトに対
し紙葉類の上面の繰出しに適する接触圧を常に与えるこ
とができ、繰出しを確実ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す紙葉類収納時の縦断
側面図。
【図2】同、紙葉類繰出し時の縦断側面図。
【図3】同、平面図。
【図4】収納時における図3のA−A拡大断面図。
【図5】繰出し時における図3のA−A拡大断面図。
【図6】従来の技術を示し、(A)は収納時、(B)は
繰出し時の縦断側面図。
【符号の説明】
1、11 収納部 2、16 搬送ベルト 6、22 ゲートローラ 24 押えローラ 26 揺動レバー 28 バネ 30 押圧検知センサ 31 ステージ 32 ガイド部材 36 押え部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F100 AA06 BA14 CA10 CA15 DA06 EA05 EA06 EA19 3F343 FA04 FB07 FC03 GA01 GB01 GC04 GD01 HA12 JA30 JA37 KB06 KB17 LA03 LA14 LA15 LC07 LC11 LC22 MA15 MA39 MB08 MC06 MC12 MC19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類をその長手方向に搬送して整列状態
    に集積する昇降自在なステージを有する収納部の紙葉類
    送入口から該収納部の上方に臨むよう延設された複数条
    の搬送ベルト、および前記紙葉類送入口の内部近傍で前
    記搬送ベルトのベルト間に位置して配設されたゲートロ
    ーラを有し、前記搬送ベルトの正逆駆動により紙葉類の
    収納繰出しを行なう紙葉類収納繰出し装置において、前
    記ゲートローラの近傍位置に前記搬送ベルトと対応して
    ベルト上面を押圧し得る押えローラを設け、この押えロ
    ーラは常時は前記搬送ベルトを前記ゲートローラの上端
    より下位に押し下げるよう付勢され、紙葉類繰出し時に
    は前記ステージの上昇によりその上の紙葉類および搬送
    ベルトを介し押し上げられて退避し紙葉類と搬送ベルト
    との間に所定の押圧力を与えるようにしたことを特徴と
    する紙葉類収納繰出し装置。
  2. 【請求項2】前記紙葉類送入口の内部近傍で紙葉類搬送
    幅方向両側部に紙葉類の幅方向両側縁を上方へ向け歪曲
    させるべく前記収納部の上方位置から前記送入口に向け
    て下り傾斜しかつ下り傾斜とともに左右間の間隔が次第
    に拡大するよう傾斜するガイド面を有する左右一対のガ
    イド部材を備えている請求項1記載の紙葉類収納繰出し
    装置。
  3. 【請求項3】前記押えローラは、中間部が前記収納部側
    に枢支された揺動レバーの一端に軸支されるとともに該
    揺動レバーは前記押えローラを下降させる方向にバネ付
    勢され、この揺動レバーの他端には押圧検知センサを作
    動させるセンサ作動部が設けられており、紙葉類繰出し
    時に前記センサ作動部が押圧検知センサから外れたとき
    前記ステージを上昇駆動してその上の紙葉類の上面が前
    記搬送ベルトに繰出しに適する接触状態となるようにさ
    れている請求項1または2記載の紙葉類収納繰出し装
    置。
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