JPS6181330A - 紙葉類の取出装置 - Google Patents

紙葉類の取出装置

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JPS6181330A
JPS6181330A JP20448084A JP20448084A JPS6181330A JP S6181330 A JPS6181330 A JP S6181330A JP 20448084 A JP20448084 A JP 20448084A JP 20448084 A JP20448084 A JP 20448084A JP S6181330 A JPS6181330 A JP S6181330A
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JP20448084A
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Susumu Hashimoto
進 橋本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H1/00Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
    • B65H1/04Supports or magazines for piles from which articles are to be separated adapted to support articles substantially horizontally, e.g. for separation from top of pile
    • B65H1/06Supports or magazines for piles from which articles are to be separated adapted to support articles substantially horizontally, e.g. for separation from top of pile for separation from bottom of pile

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば紙幣g1数機や銀行券自動取引装置な
どの紙葉類処理装置に適用されて紙幣等の紙葉類を一枚
ずつ順次取出す紙葉類の取出装置に関する。
〔発明の技術的背狽とその問題点〕
従来より紙幣計数機などの幾多の紙葉類処理装置が実用
化されており、その紙葉類処理装置に適用される紙葉類
取出装置としては、近年、単純機構、低価格、小スペー
スなどの理由で、普及機のみならず高級機でも摩擦取出
方式が主流を占めつつある。つまり多数枚の紙葉類を積
層した状態で受入れる受入部、及びその受入部から紙葉
類を1枚ずつ取出して上記紙葉類処理装置内部に供給す
るための取出ローラ等の取出手段、並びにその取出手段
に受入部内の紙葉類を送込む送込ローラ等の送込手段な
どを備えた構成のものが多い。
ところで、こうした従来の摩擦取出方式の紙葉類取出装
置では、受入部に多数枚の紙葉類を積層状態でセットす
る際に、その最下層の紙葉類が前記取出手段や送込手段
に摩擦接触して正しく整位した状態にセットされ難く、
これにて各種の不具合を生じる問題があった。
即ち、上記従来の摩擦取出方式の紙葉類の取出装置の一
例として、第9図乃至第12図に示すものがある。その
構成を筒中に述べると、図中aは多数枚の紙葉類Pを積
層した状態で受入れる受入部であり、この受入部aは底
面ガイドbと、前面ガイドCと、左右側面ガイドd、e
及び押圧板fとから構成されている。前記底面ガイドb
の下方には軸0に軸着された取出ローラhと、軸iに偏
心して軸着された送込ローラjとが設けられており、そ
れぞれ矢印A、B方向に同期して回転するようになって
いる。なおその取出ローラhの外周部にはその一部分に
高摩擦部材kが固着されており、送込ローラjの外周部
にはその全周に高摩擦部材りが固着されている。これら
取出ローラh及び送込ローラjと対向する上記受入部a
の底面ガイドbには該両ローラh、jの外周一部が上方
に突出できる切欠部(図示せず)が形成されている。
また、前記取出ローラhの上側にギャップCを存して対
面すべく分離ローラmが軸nに軸着されて設けられてお
り、その分離ローラmにも高摩擦部材0が固着されてい
る。なおその分離ローラmは図示しない支持機構により
上記取出ローラhから離間する方向に移動可能に支持さ
れていると共に、逆に矢印り方向に図示しない押圧機構
により適切な押圧力でもって押圧されて常にギャップC
を保持するようになっている。一方、前記押圧板fは軸
受部pを介して軸qに軸装されて、矢印F方向に移動可
能となっていると共に、図示しないスプリングやモータ
等の押圧機構により矢印F方向に適切な押圧力を受けて
下降したり押圧力解除により上昇復帰できるようになっ
ている。
しかして、上記取出ローラhと送込ローラjとが同期し
て回転することで、その両ローラh、jの外周高摩擦部
材に、eが受入部aに受入れた積層状態の紙葉類Pの最
下層に転接して、その回転摩擦力により該最下層1枚の
紙葉類Pを取出ローラhと分離ローラmとのギャップC
方向に送り出す。この際その最下層1枚の紙葉類Pに対
して2枚目以降の紙葉類が追従する如く移動しようとす
るが、前記ギャップCが紙葉類Pの一部分の厚さに対応
して設定されていることから、その分離ロ一うmにより
上記2枚目以降の移動が阻止されて、最下層1枚の紙葉
類Pのみが前記ギャップCを通過して矢印G方向に取出
される。以上のようにして、受入部a内の積層状態の紙
葉類Pはその最下層から一枚ずつ取出されて図示しない
ピックアップローうにより紙葉類処理装置内部方に搬送
されるようになっている。
こうした従来の紙葉類の取出装置においては、その受入
部aに多数枚の紙葉類Pを積層状態にセットする際に、
第11図(a)の如く取出ローラh或いは送込ローラj
の外周の高摩擦部材に、βが底面ガイドbより上方に突
出している場合が多く、この状態で積層した紙葉類Pを
受入部a内にセットしようとすると、その最下層の紙葉
類Pが該底面ガイドbより上方に突出している高摩擦部
材に、βに接触して、滑りが悪く、途中で引掛かりを生
じて、第12図に示す紙葉類P1の如く正しく整位した
位置にセットされ難く、同図の紙葉類P2の如く正しく
ない位置に傾いてセットされてしまうことになり、この
ままの状態で取出動作を起こしても該紙葉類P2は正し
く処理されずにリジェクトされたリジャムしたりすると
言った不具合を生じる。そのために人手あるいは整位機
構等により整位してセットしなおす必要があり、その作
業が面倒であると共に装置の稼働効率の低下を招く問題
があった。
その問題を解決する手段として、取出ローラh及び送込
ローラjの回転をイニシャル時には第11図(b)に示
す位置で停止するように制御する。
即ち、取出ローラh及び送込ローラjの高摩擦部材に、
Qが受入部aの下面ガイドbより上方に突出しない状態
位置で該両ローラh、jの回転を停止するように制御す
る考えがある。しかしながら紙葉類Pの取出動作を高速
回転により行なう取出ローラh及び送込ローラjにあっ
ては、その停止位rII精度に問題が残り、制御上かな
り困難な問題があった。
そこで本出願人は、後文で詳述する如く、受入部の一部
を構成するガイド手段としての底面ガイドを、そのガイ
ド手段に案内される紙葉類に対して送込手段及び取出手
段が当接不能となる第1位置と当接可能となる第2位置
とに移動せしめる制御手段を設けて、イニシャル時は前
記ガイド手段を第1位置に移動制御することで、受入部
に入れる紙葉類が摩擦抵抗の大きい取出手段や送込手段
に一切触れないようにして、その紙葉類を受入部に対し
て正しく整位した状態にセットし易くするて ようにしたものを考え、その実施を試み丸見た。
これにて上述した従来の紙葉類セット時の問題が解消で
きて、たしかに受入部に対する紙葉類の正しいセットが
容易になったが、しかしそのセット後に上記底面ガイド
を第2位置に移動させる際にせっかく正しく整位した位
置に一部セットされた紙葉類がズレを生じて不整状態(
スキューした状態)となり、そのまま取出動作を行なう
と前述した従来同様にリジエクトさつれたりジャムした
りする不゛具合を起こす問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、受入部に対し
て多数枚の積層した紙葉類を非常に簡単且つ確実に正し
く整位した状態にセットし易くできると共に、その一旦
正しくセットした紙葉類をその後にズレ等を生じさせる
ことなく正しい状態のまま1枚ずつの確実に取出可能と
できて、紙葉類処理装置の稼働効率の向上及び正しい処
理が計れるようになる紙葉類の取出装置を提供すること
を目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の紙葉類の取出装置は、上記目的を達成するため
に、多数枚の紙葉類を積層した状態で受入れる受入部の
少なくとも一部を構成して該紙葉類を案内するガイド手
段を、そのガイド手段に案内される紙葉類に対して送込
手段及び取出手段が当接不能となる第1位置と当接可能
となる第2位置とに移動せしめると共にそれと連動させ
て受入部の紙葉類の押圧手段の押圧動作を行なわしめる
制御手段を設けた構成として、イニシャル時は前記ガイ
ド手段を第1位置に移動制御することで、受入部に入れ
る紙葉類が摩擦抵抗の大きい取出手段や送込手段に一切
触れないようにして、その紙葉類を受入部に対して正し
く整位した状態にセットし易くすると共に、その受入部
への紙葉類のセット後に取出動作可能とすべく上記ガイ
ド手段を第2位置に移動制御する際に、それに連動して
押圧手段の押圧動作を行なわしめて、一旦正しくセット
した紙葉類を押圧保持してズレを防止し、正しくセット
された状態のままの紙葉類に取出手段及び送込手段が摩
擦接触して一枚ずつ確実に取出動作できるようになるも
のである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図乃至第8図に従い説明す
る。
まず第1図は本発明の一実施例装置を適用した紙葉類処
理装置を示す外観図、第2図は同装置の    ″内部
機構を示す概略説明図、第3図は同装置の構成ブロック
図である。本実施例においては、紙葉類として例えば有
価証券である紙幣Pを所定の動作モードに従って区分集
積するものであって、新券と旧券の2券種に対して処理
できる装置を一例として説明する。
一1〇− 第1図に示すように本装置の外観構成は、動作モードの
指定などを行なう操作部1と、指定された動作モードに
基づいて処理される内容などの表示を行なう表示手段た
る表示部2とがフレーム3の上部に設けられ、これら操
作部1と表示部2の側部には処理すべき紙幣Pをストッ
クしてこれを順次一枚ずつ取出す紙幣取出部4が設けら
れている。そしてこの紙幣取出部4から取出されて処理
された(処理の内容は後述する)紙幣Pを集積する集積
部として第1の集積部5、第2の集積部6、第3の集積
部(リジェクトすべき紙幣が集積される)7が前記フレ
ーム3の正面に順次上から配置されている。なお前記集
積部5,6.7に集積された紙幣Pは装置の正面から取
出せるようになっている。また本装置では区分集積した
紙幣Pの枚数及び装置の異常状態コードなどの集積処理
の結果を印字する印字部として例えばプリンタ8が接続
されている。
このような外観構成を有する本装置の内部機構は第2図
に示すようになっている。即ち、押圧板55に押圧され
て前記紙幣取出部4から順次取出された紙幣Pを前記第
1の集積部5、第2の集積部6、第3の集積部7へ搬送
する搬送部10が設けられている。なおその搬送部10
は図面上では紙幣の搬送経路で示しているが、例えば図
示しない搬送ベルトにて紙幣Pを挟持しながら搬送する
構造になっている。そして前記紙幣取出部4から取出さ
れて搬送されて来る紙幣Pの券種(新券。
旧券)、金種、正損、表裏、真偽などを検知する検知部
11が紙幣Pの搬送経路を挟んで対向配置されている。
またその検知部11を通過した紙幣Pを前記第3の集積
部7の方向又はその他の集積部(第1の集積部5.第2
の集積部6)の方向に切替える第1のゲート部12と、
この第1のゲート部12を通過して搬送されて来る紙幣
Pを第1の集積部5の方向又は第2の集積部6の方向へ
切替える第2のゲート部13とが紙幣搬送経路上に設け
られている。なお両ゲート12.13は内蔵されている
駆動部(図示せず)にてフラッパ12A、13Aを回動
させて紙幣Pの搬送方向を切替えるものである。また前
記紙幣取出部4には、紙幣Pがストックされているか否
かを検出するストック検出器Aoが設けられていると共
に、紙幣取出部4から取出された紙幣Pの枚数を計数す
るために紙幣の通過を検出する第1の通過検出器C1が
設けられている。また前記第2の集積部5の手前には、
この第1の集積部5に搬送されて来る紙幣Pの枚数を計
数する紙幣の通過を検出する第2の通過検出器C2が設
けられていると共に、第1゜の集積部5に紙幣Pが集積
されているか否かを検出する対称物有無検知手段として
例えば第1の集積検出器A+が設けられている。また前
記第2の集積部6の手前には、この第2の集積部6に搬
送、    されて来る紙幣Pの枚数を計数するために
紙幣の通過を検出する第3の通過検出器C3が設けられ
ていると共に、第2の集積部6に紙幣が集積されている
か否かを検出する対称物有無検出手段として例えば第2
の集積検出器A2が設けられている。
さらに前記第3の集積部7の手前には、この第3の集積
部7へ搬送されて来る紙幣Pの枚数を計数するために紙
幣の通過を検出する第4の通過検出器C4が設けられて
いると共に、第3の集積部7に紙幣Pが集積されている
か否かを検出するりジエクト検出器A3が設けられてい
る。
なお、前記紙幣取出部4にあっては、例えば紙幣Pの先
端辺部を図示しないガイドに当接させて該紙幣をストッ
クするようになっているので、たとえサイズの異なる数
種類の紙幣Pがストックされても、そこから順次取出さ
れる紙幣Pは略一定のタイミングで順次前記検知部11
に達することになる。この結果、検知部11における券
種、券種等の判別の際に当該紙幣から読取るべきデータ
の位置が略一定する(又は読取り位置の誤差が少なくな
る)ので、予め装置に記憶させておくべき基準データの
数を減少させることができると共に、種々の判別処理の
効率化を図ることが可能となる。
そして本装置には第3図に示すように種々の機能実現手
段として制御手段(以下単に制御部と言う)30が設け
られている。この制御部30は、前記操作部1.検知部
11.ディップスイッチ28、スットク検出器Aa 、
第1の集積検出器AI 。
第2の集積検出器A2.リジェクト検出器A!。
内通過検出器(第1〜第4の通過検出器CI。
C2、C! 、 C4)からの出力信号を入力すると共
に、前記表示部2の表示と、プリンタ8による印字と、
機構制御部31を介することによる前記紙幣取出部4.
各集積部(第1〜第3の集積部5゜6.7)及び搬送部
10などの動作と、出力制御部32を介することによる
表示ランプLPの点灯とを1lllilするようになっ
ていて、種々の機能実現手段としての役割を果たすもの
である。またこの制御部30は、種々のプログラムが記
憶されているプログラムメモリ33と、種々のデータを
記憶するデータメモリ34と、バックアップを必要とす
るデータを記憶するバックアップメモリ(電源OFF時
にも記憶内容を維持するためにバッテリ35Aが設けら
れている)35に接続されて、前記操作部1にて指示さ
れた内容に応じたプログラムをプログラムメモリ33か
ら続出して装置の各部を制御するものである。なお制御
部30には警報装置9が接続されている。
ここで、上記紙幣取出部4を構成する本発明の取出装置
の一実施例を第4図〜第8図により説明する。まず第4
図及び第5図において図中50は紙幣である紙葉類Pを
多数枚積層した状態で受入れる受入部であり、この受入
部50は底板の如き底面ガイド51と、前面ガイド52
と、左右側面ガイド53.54と、押圧板55とから構
成されている。その受入部50の底面ガイド51の下方
に軸56に軸着された取出手段としての取出ロー557
と、軸58に偏心して軸着された送込手段としての送込
ローラ59とが設けられており、それぞれ矢印A、B方
向へ図示しない駆動源により同期して回転するようにな
っている。その取出ローラ57の外周一部分には高摩擦
部材57aが固着され、上記送込ローラ59の外周部に
も^摩擦部材59aが固着されている。これら取出ロー
ラ57及び送込ローラ59と対向する上記受入部50の
底面ガイド51には該両ローラ57.59の外周一部が
上方に突出できる切欠部(図示せず)が形成されている
。また、前記取出ローラ57の上側にギャップCを存し
て対向すべく分離ローラ60が軸61に軸着されて設け
られており、その分離ロー560にも高摩擦部材60a
が固着されている。なおその分離ローラ60は図示しな
い支持機構により上記取出ローラ57から離間する方向
に移動可能に支持されていると共に、逆に矢印り方向に
図示しない押圧機構により適切な押圧力でもって押圧さ
れて常にギャップCを保持するようになっている。一方
、前記押圧板55は軸受部62を介して可変支持機構で
ある軸63に軸装されて、矢印E方向に移動可能となっ
ていると共に、図示しないスプリングやモータ等の駆動
機構により矢印「方向に適切な押圧力を受けて下降した
り押圧力解除により上昇したりできるようになっている
。ここまでは第9図及び第10図に示した従来のものと
同様な構成である。しかもその従来のものと同様な作用
を行なう。つまり上記取出ローラ57と送込ローラ59
とが同期して回転することで、その両日−ラ57.59
の外周高摩擦部材57a、59aが受入部50に受入れ
た積層状態の紙葉類Pの最下層に転接して、その回転摩
擦りにより該最下層1枚の紙葉類Pを取出ローラ57と
分離ローラ60とのギャップC方向に送り出す。
この際その最下111枚の紙葉類Pに対して2枚目以降
の紙葉類が追従する如く移動しようとするが、前記ギャ
ップCが紙葉類Pの一部分の厚さに対応して設定されて
いることから、その分離ローラ60により上記2枚目以
降の移動を阻止して、最下層1枚の紙葉類Pのみを前記
ギャップCに通過させて矢印G方向に取出して、図示し
ないピックアップローラにより紙葉類処理装置内部力に
搬送するようになっている。
こうした紙葉類の取出装置において、その受入部50の
一部を構成して紙葉類Pを案内するガイド手段としての
上記底面ガイド51が他のガイド52.53.54と分
離独立して構成され、その底面ガイド51が制御手段に
より第4図中の実線で示す第1位置と想像線で示す第2
位置とに移動せしめられるようになっていると共に、同
制御手段により紙葉類Pの押圧手段である上記押圧板5
5が上記底面ガイド51の移動と連動して押圧動作及び
押圧解除動作するようになっている。
その制御手段を以下述べると、上述した如く、押圧板5
5を矢印E方向に移動可能に支持する軸63及びそれに
スライド可能な軸受部62等の押圧板用可変支持機構と
、前述した紙葉類処理装置の制御部30からの指示によ
り前記可変支持機構を介して押圧板55を矢印F方向に
押圧動作せしめたりその逆に上方に復帰して押圧解除し
たりする押圧板用駆動機構(従来同様であるので図示省
略)と、上記底面ガイド51を第1位置と第2位置に移
動可能に支持するガイド用可変支持機構としての平行リ
ンク機構70と、前述した紙葉類処理装置の制御部30
からの指示により前記平行リンク機構70を介して底面
ガイド51を第1位置と第2位置に移動せしめるガイド
用駆動機構80とからなる。
なお上記平行リンク機構70は、支点71,72に中間
部を枢着して回動可能に設けられた一対のリンク73.
74と、その両リンク73.74の下端部に枢支連結さ
れた連動リンク75とからなり、その両リンク73.7
4の上端部に上記底面ガイド51がその下面部に設けた
ブラケット76.77を介して枢着支持されている。
また上記ガイド用駆動機構80は、上記平行リンク機構
70の連動リンク75を常時一端方(図示右側)に引張
るべく該リンク75一端と固定ピン81との間に張設さ
れたコイルスプリング等の付勢手段82と、上記連動リ
ンク75の他端に連結板83を介してプランジャ84a
先端を連結する状態で設けられたソレノイド84とから
なり、そのソレノイド84が通電により励磁することで
、そのプランジャ84aを介して連動リンク75が付勢
手段82に抗してストロークSだけ引寄せられて、平行
リンク機1l170のリンク73.74を回動させて底
面ガイド51を第2位置に下降せしめ、またソレノイド
84の消磁に伴い連動リンク75が付勢手段82により
一端方に復帰移動して、平行リンク機構70のリンク7
3.74を逆に回′動きせて底面ガイド51を第1位置
に上昇せしめるようになっている。なおその底面ガイド
51が移動せしめられる第1位置とは、受入部50に受
けられる紙葉類Pに対して上記取出ローラ57及び送込
みローラ59が一切当接不能となる位置、即ち該両ロー
ラ57.59が下面ガイド51の上方に一切突出しない
高い位置である。また第2位置とは受入部50に受けら
れた紙葉類Pに対して上記取出ローラ57及び送込みロ
ーラ59が当接可能となる位置、即ち該両ローラ57,
59が回転しながら下面ガイド51の上方に一部突出し
て紙葉類Pの摩擦取出作用を行ない得るようになる低い
位置である。また上記連結板83にはストッパ85が突
設されていて、上記連動リンク75が付勢手段82によ
り一端方へ上記ストロークSだけ(定位置まで)復帰移
動すると、該ストッパ85が図示しないストッパ受部に
当たってそれ以上の一端方への移動を阻止するようにな
っている。
また、上記制御手段は、底面ガイド51の第1位置及び
第2位置への移動と押圧板55の押圧動パF及び押圧解
除動作とを一定のタイミングで連動させて行なわしめる
構成であり、そのタイミングは少なくとも底面ガイド5
1が第1位置から第2位置へ移動する前に押圧板55の
押圧動作を行なわしめるように設定されている。
而して、上述した構成の取出装置の作用を述べる。まず
底面ガイド51と押圧板55との動作を上記制御′手段
で設定したタイミングに反して相互に連動させずに行な
った場合にどのような不都合が生じるか、第6図により
説明すると、その第6図(a)°に示す如く、イニシャ
ル時(紙葉類の取出動作を休止している時)は、制御手
段の制御部30により押圧板55は押圧解除64−より
上昇復帰されており、また底面ガイド51はそのガイド
用駆動機構80のソレノイド84が消磁状態にあって、
付勢手段82により平行リンク機構70が復帰回動じて
、底面ガイド51を第1位置に移動支持せしめている。
これにて取出ローラ57及び送込O−ラ59は一切底面
ガイド51上方に突出すること無くその下側に位置する
ようになり、この状態で多数枚の紙葉類Pを積層した状
態で受入部50に挿入すれば、その紙葉類Pの最下層の
ものが上記取出ローラ57及び送込ローラ59の高摩擦
部材578.59aに触れて引掛かりを生じるようなこ
と無く、下面ガイド51上面をスムーズに滑るようにな
るので、第6図(b)に示す如くその積層状態の紙葉類
Pをそのまま受入部50内の正しく整位した位置に何等
支障無く容易にセットし得るようになる。
ここまでは問題が無いが、次にその紙葉類Pの取出動作
を開始すべく、その状態から第6図(C)に示す如く、
押圧板55が押圧動作せずに、先に制御部30の指令で
ガイド用駆動機構80のソレノイド84に通電されて、
そのソレノイド84の励磁によりプランジャ84aが付
勢手段82に抗して平行リンク機構70を動作させて、
下面ガイド51だけを第2位置に下降させると、その底
面ガイド51の下降移動に伴い、その底面ガイド51上
方に取出ローラ57及び送込ローラ59が突出するよう
になるので、その両ローラ57,59に上記セットした
粗菓類P下面が摩擦接触しながら押上げられ、これにて
せっかり一口正しく整位した位置にセットされた該紙葉
類Pにズレが生じてしまう。この為にその後に上記押圧
板55が第6図(d)の如く下降して押圧動作をしても
、紙葉類Pはズした不状態にあり、この状態では送込ロ
ーラ59及び取出ローラ57を回転しても適確な紙葉類
Pの一枚ずつの取出が難しい上に、スキュー、ピッチム
ラ等の不具合を招いてしまう。
そこで、上述した如く制御手段で設定したタイミング通
りに底面ガイド51と押圧板55との動作を連動させて
第7図(a)乃至i)に示す順序で実施すると、上述し
た不具合は生じない。つまり第7図(a)から(b)ま
では第6図で述べたと同様で、受入部50に対して多数
枚の積層下状態の紙葉類Pを正しく整位した位置に容易
にセットできる。そのセットした状態から紙葉類Pの取
出動作を開始する際には、制御部30の指令によりまず
先に押圧板55を第7図(C)に示す如く下降して押圧
動作させて、正しく整位してセットした紙葉類Pをその
正しいままの状態位置に押圧保持する。こうして紙葉類
Pを保持した後に第7図(d)の如く底面ガイド51を
第1位置から第2位置に移動せしめる。これにて紙葉類
Pはズレを生じることなく正しくセットされた状態のま
ま維持されて、送込ロー559及び取出ロー557の回
転により最下層から一枚ずつ適確に取出されて行くよう
になる。
なお、第7図(lに示す如(受入部50に紙葉類Pが無
くなって取出終了となると、制御部30によりガイド用
駆動機構80のソレノイド84への通電が断たれ、付勢
手段82の引張り力により平行リンク機構70が復帰作
動して、第7図(f)の如く底面ガイド51を第2位置
から元の第1位置に上昇復帰せしめ、次に押圧板55が
押圧解除されて元の位置に上昇復帰して待機するように
なる。
第8図は上記第7図(a)乃至(q)で順に示した押圧
板55と底面ガイド51との動作位置関係をタイミング
チャートにより説明する図であり、図中アは底面ガイド
51の第1位置から第2位置への下降に伴う押圧板55
変位量、イはセットされた紙葉類Pの枚数の減少に伴う
押圧板55の変位量を示している。
なお、本発明は上記実施例のみに限られることなく、例
えば上下に移動制御されるガイド手段としては、上記下
面ガイド51のみならず受入部50の前端ガイド52及
び左右ガイド53.5’4全てを対象として上下移動せ
しめられる構成としても可である。またそのガイド手段
を上下動せしめるlllill手段のガイド用可変支持
1111Nとして平行リンク機構70を用いたが、その
他図示しないがスライド機構等を使用しても良く、また
□同ガイド用駆動機構80としては上記付勢手段82及
びソレノイド84以外にモータ等の適宜駆動機構手段を
用いても可である。更には上記制御手段としてガイド用
及び押圧板用のそれぞれの駆動機構を設けたが、底面ガ
イド51と押圧板55とを適宜連結機構を介して単一の
共通駆動機構により動作させるようにしても可である。
26一 また、上述した紙幣以外の紙葉類を取出す装置として利
用しても良いことは勿論である。その信奉発明の要旨を
逸脱しない範囲であれば種々変更実施可能である。
〔発明の効果〕
本発明は上述した如く、多数枚の紙葉類を積層した状態
で受入れる受入部の少なくとも一部を構成して該紙葉類
を案内するガイド手段を、そのガイド手段に案内される
紙葉類に対して送込手段及び取出手段が当接不能となる
第1位置と当接可能となる第2位置とに移動せしめると
共にそれと連動させて受入部の紙葉類の押圧手段の押圧
動作を行なわせしめる制御手段を設けた構成としたから
、イニシャル時は前記ガイド手段を第1位置に移動制御
することで、受入部に入れる紙葉類がam抵抗の大きい
取出手段や送込手段に一切触れないようにできて、その
紙葉類を受入部に対して正しく整位した状態にセットし
易くなり、これにて受入部への紙葉類のセット作業を非
常に簡便となすと共に、その受入部への紙葉類のセット
後に取出動作可能とすべく上記ガイド手段を第2位置に
移動する際に、それに連動して押圧手段の押圧動作をさ
せることで、一旦正しくセットした紙葉類を押圧保持し
てズレを防止できて、正しくセットした状態のまま一枚
ずつ何等支障無く適確に取出可能となり、紙葉類処理装
置の稼働効率の向上及び正しい処理の実現になどに大い
に寄与できる非常に侵れた紙葉類の取出装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は紙葉類処理装置の外観斜視図、第2図は同装置
の内部構成の概略説明図、第3図は同装置の構成ブロッ
ク図、第4図は本発明の一実施例を示す主要部の概略的
側面図、第5図は同じく概略的平面図、第6図(a)乃
至(d)は本発明の制御手段の連動タイミングに反して
動作させた場合に紙葉類のズレが起きることの説明図、
第7図(a)乃至1)は本発明の上記実施例の動作説明
図、第8図は同動作をタイミングチャート的に説明する
図、第9図乃至第12図は従来例を示すもので、第9図
は概略的側面図、第10図は概略的平面図、第11図(
a)、(b)は動作説明図、第12図は従来方式の不具
合を示す説明図である。 P・・・紙葉類、50・・・受入部、51・・・ガイド
手段(底面ガイド)、55・・・押圧手段(押圧板)、
57・・・取出手段(取出ローラ)、59・・・送込手
段(送込ローラ)、60・・・分離手段(分離ローラ)
、30.70.80・・・制御手段(30・・・制御部
、70・・・ガイド用可変支持機構、80・・・ガイド
用駆動機構、82・・・付勢手段、84・・・ソレノイ
ド)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 Hz図 第3図 第8図 <2L)()))  CC)  ((J)  (e) 
 び〕(32′j−仁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の紙葉類を積層した状態で受入れる受入部と
    、この受入部に受入れた紙葉類を所定方向に送込む送込
    手段及びその送込手段により送込まれた紙葉類を順次取
    出す取出手段と、この取出手段により取出される紙葉類
    を一枚ずつ分離する分離手段と、上記受入部の少なくと
    も一部を構成して紙葉類を案内するガイド手段と、上記
    受入部にて紙葉類を送込み手段及び取出手段に対して押
    圧する押圧手段とを具備してなる紙葉類の取出装置であ
    って、前記ガイド手段をこれに案内される紙葉類に対し
    て上記送込手段及び取出手段が当接不能となる第1位置
    と当接可能となる第2位置とに移動せしめると共にその
    ガイド手段と連動して上記押圧手段の押圧動作を行なわ
    しめる制御手段を設けて構成したことを特徴とする紙葉
    類の取出装置。
  2. (2)制御手段は、ガイド手段の第1位置から第2位置
    への移動の前に上記押圧手段の押圧動作を行なわしめる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の紙葉類の
    取出装置。
  3. (3)制御手段は、ガイド手段及び押圧手段をそれぞれ
    移動可能に支持する可変支持機構と、制御部よりの指示
    により前記可変支持機構を介してガイド手段を第1位置
    と第2位置とに移動せしめる駆動機構及び押圧手段を押
    圧動作せしめる駆動機構とから構成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の紙葉類の取出
    装置。
  4. (4)制御手段は、ガイド手段の移動と押圧手段の押圧
    動作とを行なわしめる共通の駆動機構を用いていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の紙
    葉類の取出装置。
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