JPS6181329A - 紙葉類の取出装置 - Google Patents

紙葉類の取出装置

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JPS6181329A
JPS6181329A JP20446384A JP20446384A JPS6181329A JP S6181329 A JPS6181329 A JP S6181329A JP 20446384 A JP20446384 A JP 20446384A JP 20446384 A JP20446384 A JP 20446384A JP S6181329 A JPS6181329 A JP S6181329A
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JP
Japan
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paper sheets
roller
section
guide
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JP20446384A
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Susumu Hashimoto
進 橋本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H1/00Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
    • B65H1/04Supports or magazines for piles from which articles are to be separated adapted to support articles substantially horizontally, e.g. for separation from top of pile
    • B65H1/06Supports or magazines for piles from which articles are to be separated adapted to support articles substantially horizontally, e.g. for separation from top of pile for separation from bottom of pile

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば紙幣計数機や銀行券自動取引装置など
の紙葉類処理装置に適用されて紙幣等の紙葉類を一枚ず
つ順次取出重紙葉類の取出装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来より紙幣計数機などの幾多の紙葉類処理装置が実用
化されており、その紙葉類処理装置に適用される紙葉類
取出装置としては、近年、単純機構、低価格、小スペー
スなどの理由で、普及機のみならず高級機でも摩擦取出
方式が主流を占めつつある。つまり多数枚の紙葉類を積
層した状態で受入れる受入部、及びその受入部から紙葉
類を1枚ずつ取出して上記紙葉類処理装置内部に供給す
るだめの取出ローラ等の取出手段、並びにその取出手段
に受入部内の紙葉類を送込む送込ローラ等の送込手段な
どを備えた構成のものが多い。 ところで、こうした従
来の摩擦取出方式の紙葉類取出装置では、受入部に多数
枚の紙葉類を積層状態でセットする際に、その最下層の
紙葉類が前記取出手段や送込手段に摩擦接触して正しく
整位した状態にセットされ難く、これにて各種の不具合
を生じる問題があった。
即ち、上記従来の摩擦取出方式の紙葉類の取出装置の一
例として、第7図乃至第10図に示すものがある。その
構成を簡単に述べると、図中aは多数枚の紙葉類Pを積
層した状態で受入れる受入部であり、この受入部aは底
面ガイドbと、前面ガイドCと、左右側面ガイドd、e
及び押圧板fとから構成されている。前記底面ガイドb
の下方には軸Qに軸着された取出ローラhと、軸iに偏
心して軸着された送込ローラjとが設けられており、そ
れぞれ矢印A、B方向に同期して回転するようになって
いる。なおその取出ローラhの外周部にはその一部分に
高摩擦部材kが固着されており、送込ローラjの外周部
にはその全周に高摩擦部材℃が固着されている。これら
取出ローラh及び送込ローラjと対向する上記受入部a
の底面ガイドbには該両ローラh、jの外周一部が上方
に突出できる切欠部(図示せず)が形成されている。
また、前記取出ローラhの上側にギャップCを存して対
向すべく分離ローラmが軸nに軸着されて設けられてお
り、その分1日−ラmにも高摩擦部材0が固着されてい
る。なおその分離ローラmは図示しない支持機構により
上記取出ローラhから離間する方向に移動可能に支持さ
れていると共に、逆に矢印り方向に図示しない押圧機構
により適切な押圧力でもって押圧されて常にギャップC
を保持するようになっている。一方、前記押圧板fは軸
受部pを介して軸qに軸装されて、矢印E方向に移動可
能となっていると共に、図示しない押圧機構により矢印
F方向に適切な押圧力を受けるようになっている。
しかして、上記取出ローラhと送込゛ローラjとが同期
して回転することで、その両ローラh、 Jの外周高摩
擦部材に、λが受入部aに受入れた積層状態の紙葉類P
の最下層に転接して、その回転摩擦力により該最下層1
枚の紙葉類Pを取出ローラhと分離ローラmとのギャッ
プC方向に送り出す。この際その最下層1枚の紙葉類P
に対して2枚目以降の紙葉類が追従する如く移動しよう
とするが、前記ギャップCが紙葉類Pの一部分の厚さに
対応して設定されていることから、その分離ローラmに
より上記2枚目以降の移動が阻止されて、最下層1枚の
紙葉類Pのみが前記ギャップCを通過して矢印G方向に
取出される。以上のようにして、受入部a内の積層状態
の紙葉類Pはその最下層から一枚ずつ取出されて図示し
ないピックアップローうにより紙葉類処理装置内部方に
搬送されるようになっている。
こうした従来の紙葉類の取出装置においては、その受入
部aに多数枚の紙葉類Pを積層状態にセットする際に、
第9図(a)の如く取出ローラh或いは送込ローラjの
外周の高摩擦部材に、βが底面ガイドbより上方に突出
している場合が多く、この状態で積層した紙葉類Pを受
入部a内にセットしようとすると、その最下層の紙葉類
Pが該底面ガイドbより上方に突出している高摩擦部材
k。
aに接触して、滑りが悪く、途中で引掛かりを生じて、
第10図に示す紙葉類P1の如く正しく整位した位置に
セットされ難く、同図の紙葉類P2の如く正しくない位
置に傾いてセットされてしまうことになり、このままの
状態で取出動作を起こしても該紙葉類P2は正しく処理
されずにリジェクトされたりジャムしたりすると言った
不具合を生じる。そのために人手あるいは整位機構等に
より整位してセットしなおす必要があり、その作業が面
倒であると共に装置の稼働効率の低下を招く問題があっ
た。
そこで、上記問題を解決する手段として、取出ローラh
及び送込ローラjの回転をイニシャル時には第9図(b
)に示す位置で停止するように制御する。即ち、取出ロ
ーラh及び送込ローラjの高摩擦部材に、42が受入部
aの下面ガイドbより上方に突出しない状態位置で該両
ローラh、jの回転を停止するように制御する考えがあ
る。しかしながら紙葉類Pの取出動作を高速回転により
行なう取出ローラh及び送込ローラjにあっては、その
停止位置精度に問題が残り、制御上かなり囲動な問題が
あった。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、受入部に対し
て多数枚の積層した紙葉類を非常に簡単且つ確実に正し
く整位した状態にセットし易くできて、その紙葉類の1
枚ずつの確実な取出動作を可能として紙葉類処理装置の
稼働効率の向上が計れるようになる紙葉類の取出装置を
提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の紙葉類の取出装置は、上記目的を達成するため
に、多数枚の紙葉類を積層した状態で受入れる受入部の
少なくとも一部を構成して該紙葉類を案内するガイド手
段を、そのガイド手段に案内される紙葉類に対して送込
手段及び取出手段が当接不能となる第1位置と当接可能
となる第2位置とに移動せしめる制御手段を設けた構成
として、イニシャル時は前記ガイド手段を第1位置に移
動制御することで、受入部に入れる紙葉類が摩擦抵抗の
大きい取出手段や送込手段に一切触れないようにして、
その紙葉類を受入部に対して正しく整位した状態にセッ
トし易くできると共に、受入部からの紙葉類の取出時は
上記ガイド手段を第2位置に移動制御することで、取出
手段及び送込手段が受入部内の紙葉類に摩擦接触して一
枚ずつ確実に取出動作できるようになるものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図乃至第6図に従い説明す
る。
まず第1図は本発明の〜実施例装置を適用した紙葉類処
理装置を示す外観図、第2図は同装置の内部機構を示す
概略説明図、第3図は同装置の構成ブロック図である。
本実施例においては、紙葉類として例えば有価証券であ
る紙幣Pを所定の動作モードに従って区分集積するもの
であって、新券と旧券の2券種に対して処理できる装置
を一例として説明する。
第1図に示すように本装置の外観構成は、動作モードの
指定などを行なう操作部1と、指定された動作モードに
基づいて処理される内容などの表示を行なう表示手段た
る表示部2とがフレーム3の上部に設けられ、これら操
作部1と表示部2の側部には処理すべき紙幣Pをストッ
クしてこれを順次一枚ずつ取出す紙幣取出部4が設けら
れている。そしてこの紙幣取出部4から取出されて処理
された(処理の内容は後述する)紙幣Pを集積する集積
部として第1の集積部5、第2の集積部6、第3の集積
部(リジェクトすべき紙幣が集積される)7が前記フレ
ーム3の正面に順次上から配置されている。なお前配集
積部5.6.7に集積された紙幣Pは装置の正面から取
出せるようになっている。また本装置では区分集積した
紙幣Pの枚数及び装置の異常状態コードなどの集積処理
の結果を印字する印字部として例えばプリンタ8が接続
されている。
一9= このような外観構成を有する本装置の内部機構は第2図
に示すようになっている。即ち、押圧板55に押圧され
て前記紙幣取出部4から順次取出された紙幣Pを前記第
1の集積部5、第2の集積部6、第3の集積部7へ搬送
する搬送部10が設けられている。なおその搬送部10
は図面上では紙幣の搬送経路で示しているが、例えば図
示しない搬送ベルトにて紙幣Pを挟持しながら搬送する
構造になっている。そして前記紙幣取出部4から取出さ
れて搬送されて来る紙幣Pの券種(新券。
旧券)、金種、正損、表裏、真偽などを検知する検知部
11が紙幣Pの搬送経路を挟んで対向配置されている。
またその検知部11を通過した紙幣Pを前記第3の集積
部7の方向又はその他の集積部(第1の集積部5.第2
の集積部6)の方向に切替える第1のゲート部12と、
この第1のゲート部12を通過して搬送されて来る紙幣
Pを第1の集積部5の方向又は第2の集積部6の方向へ
切替える第2のゲート部13とが紙幣搬送経路上に設け
られている。なお両ゲート12.13は内蔵されている
駆動部(図示せず)にてフラッパ12A、13Aを回動
させて紙幣Pの搬送方向を切替えるものである。また前
記紙幣取出部4には、紙幣Pがストックされているか否
かを検出するストック検出器AOが設けられていると共
に、紙幣取出部4から取出された紙幣Pの枚数を計数す
るために紙幣の通過を検出する第1の通過検出器C1が
設けられている。また前記第2の集積部5の手前には、
この第1の集積部5に搬送されて来る紙幣Pの枚数を計
数する紙幣の通過を検出する第2の通過検出器C2が設
けられていると共に、第1の集積部5に紙幣Pが集積さ
れているか否かを検出する対称物有無検知手段として例
えば第1の集積検出器A1が設けられている。また前記
第2の集積部6の手前には、この第2の集積部6に搬送
されて来る紙幣Pの枚数を計数するために紙幣の通過を
検出する第3の通過検出器C3が設けられていると共に
、第2の集積部6に紙幣が集積されているか否かを検出
する対称物有無検出手段として例えば第2の集積検出器
A2が設けられている。
さらに前記第3の集積部7の手前には、この第3の集積
部7へ搬送されて来る紙幣Pの枚数を計数するために紙
幣の通過を検出する第4の通過検出器C4が設けられて
いると共に、第3の集積部7に紙幣Pが集積されている
か合力Nを検出するりジェクト検出器A3が設けられて
いる。
なお、前記紙幣取出部4にあっては、例えば紙幣Pの先
端辺部を図示しないガイドに当接させて該紙幣をストッ
クするようになっているので、たとえサイズの異なる数
種類の紙幣Pがストックされても、そこから順次取出さ
れる紙幣Pは略一定のタイミングで順次前記検知部11
に達することになる。この結果、検知部11における券
種、券種等の判別の際に当該紙幣から読取るべきデータ
の位置が略一定する(又は読取り位置の誤差が少なくな
る)ので、予め装置に記憶させておくべき基準データの
数を減少させることができると共に、別々の判別処理の
効率化を図ることが可能となる。
そして本装置には第3図に示すように種々の機能実現手
段として制御手段(以下単に制御部と言う)30が設け
られている。この制御部30は、前記操作部1.検知部
11.ディツブスイッチ28、ストッ検出器An 、第
1の集積検出器As。
第2の集積検出器A2.リジェクト検出器AE+。
角通過検出器(第1〜第4の通過検出器C1,C2、C
3、C4)からの出力信号を入力すると共に、前記表示
部2の表示と、プリンタ8による印字と、機構制御部3
1を介することによる前記紙幣取出部4.各集積部(第
1〜第3の集積部5゜6.7)及び搬送部10などの動
作と、出力制御部32を介することによる表示ランプL
Pの点灯とを制御するようになっていて、種々の機能実
現手段としての役割を果たすものである。またこの制御
部30は、種々のプログラムが記憶されているプログラ
ムメモリ33と、種々のデータを記憶するデータメモリ
34と、バックアップを必要とするデータを記憶するバ
ックアップメモリ(電源OFF時にも記憶内容を維持す
るためにバッテリ35Aが設けられている)35に接続
されて、前記操作部1にて指示された内容に応じたプロ
ゲラムをプログラムメモリ33から読出して装置の各部
を制御するものである。なお制御部30には警報装置9
が接続されている。
ここで、上記紙幣取出部4を構成する本発明の取出装置
の一実施例を第4図〜第6図により説明する。図中50
は紙幣である紙葉類Pを多数枚積層した状態で受入れる
受入部であり、この受入部50は底板の如き底面ガイド
51と、前面ガイド52と、左右側面ガイド53.54
と、押圧板55とから構成されている。その受入部50
の底面ガイド51の下方に軸56に軸着された取出手段
としての取出ローラ57と、軸58に偏心して軸着され
た送込手段としての送込ローラ59とが設けられており
、それぞれ矢印A、B方向へ図示しない駆動源により同
期して回転するようになっている。その取出ローラ57
の外周一部分には高摩擦部材57aが固着され、上記送
込ローラ59の外周部にも高摩擦部材59aが固着され
ている。
これら取出ローラ57及び送込ローラ59と対向する上
記受入部50の底面ガイド51には該両ロ−ラ57.5
9の・外周一部が上方に突出できる切欠部(図示せず)
が形成されている。また、前記取出ローラ57の上側に
ギャップCを存して対向すべく分離ローラ60が軸61
に軸着されて設けられており、その分離ローラ60にも
高摩擦部材60aが固着されている。なおその分離ロー
ラ60は図示しない支持機構により上記取出ローラ57
から離間する方向に移動可能に支持されていると共に、
逆に矢印り方向に図示しない押圧機構により適切な押圧
力でもって押圧されて常にギャップCを保持するように
なっている。一方、前記押圧板55は軸受部62を介し
て軸63に軸装されて、矢印E方向に移動可能となって
いると共に、図示しない押圧機構により矢印F方向に適
切な押圧力を受けるようになっている。ここまでは第7
図及び第8図に示した従来のものと同様な構成である。
しかもその従来のものと同様な作用を行なう。つまり上
記取出ローラ57と送込ローラ59とが同期して回転す
ることで、その両ローラ57゜59の外周高摩擦部材5
7a、59aが受入部50に受入れた積層状態の紙葉類
Pの最下層に転接して、その回転摩擦力により該最下層
1枚の紙葉類Pを取出ローラ57と分離ローラ60との
ギャップC方向に送り出す。この際その最下層1枚の紙
葉類Pに対して2枚目以降の紙葉類が追従する如く移動
しようとするが、前記ギャップCが紙葉類Pの一部分の
厚さに対応して設定されていることから、その分離ロー
ラ60により上記2枚目以降の移動を阻止して、最下層
1枚の紙葉類Pのみを前記ギャップCに通過させて矢印
G方向に取出して、図示しないピックアップローラによ
り紙葉類処理装置内部方に搬送するようになっている。
こうした紙葉類の取出装置において、その受入部50の
一部を構成して紙葉類Pを案内するガイド手段としての
上記底面ガイド51が他のガイド52.53.54と分
離独立して構成され、その底面ガイド51が制御手段に
より第4図中の実線で示す第1位置と想像線で示す第2
位置とに移動せしめられるようになっている。その制御
手段は、上記底面ガイド51の下側に該底面ガイド51
を上下方向に平行移動可能に支持する可変支持機構とし
て設けた平行リンク機構70と、前述した紙葉類処理装
置の制御部30からの指示により前記平行リンク機構7
0を介して底面ガイド51を第1位置と第2位置に移動
せしめる駆動機構80とからなる。
なお上記平行リンク機構70は、支点71.72に中間
部を枢着して回動可能に設けられた一対のリンク73.
74と、その両リンク73.74の下端部に枢支連結さ
れた連動リンク75とからなり、その両リンク73.7
4の上端部に上記底面ガイド51がその下面部に設けた
ブラケット76.77を介して枢着支持されている。
また上記駆動機構80は、上記平行リンク機構70の連
動リンク75を常時一端方(図示右側)に引張るべく該
リンク75一端と固定ビン81との間に張設されたコイ
ルスプリング等の付勢手段82と、上記連動リンク75
の他端に連結板83を介してプランジャ84a先端を連
結する状態で設けられたソレノイド84とからなり、そ
のンレノイド84が通電により励磁することで、そのプ
ランジャ84aを介して連動リンク75が付勢手段82
に抗してストロークSだけ引寄せられて、平行リンク機
構70のリンク73.74を回動させて底面ガイド51
を第2位置に下降せしめ、またソレノイド84の消磁に
伴い連動リンク75が付勢手段82により一端方に復帰
移動して、平行リンク機構70のリンク73.74を逆
に回動させて底面ガイド51を第1位置に上昇せしめる
ようになっている。なおその底面ガイド51が移動せし
められる第1位置とは、受入部50に受けられる紙葉類
Pに対して上記取出ローラ57及び送込みローラ59が
一切当接不能となる位置、即ち該両ローラ57.59が
下面ガイド51の上方に一切突出しない高い位置である
。また第2位置とは受入部50に受けられた紙葉類Pに
対して上記取出ローラ57及び送込みローラ59が当接
可能となる位置、即ち該両ローラ57.59が回転しな
がら下面ガイド51の上方に一部突出して紙葉類Pの摩
擦取出作用を行ない得るようになる低い位置である。ま
た上記連結板83にはストッパ85が突設されていて、
上記連動リンク75が付勢手段82により一端方へ上記
ストロークSだけ(定位置まで)復帰移動すると、該ス
トッパ85が図示しないストッパ受部に当たってそれ以
上の一端方への移動を阻止するようになっている。
而して、上述した構成の取出装置では、第6図(a)、
(b)に示す如く、イニシャル時(紙葉類の取出動作を
休止している時)は、制御手段の制御部30により駆動
機構80のソレノイド84が消磁状態にあり、付勢手段
82により平行リンク機構70が復帰回動じて、底面ガ
イド51を第1位置に移動支持せしめている。これにて
取出ローラ57及び送込ローラ59は一切底面ガイド5
1上方に突出すること無くその下側に位置するようにな
り、この状態で多数枚の紙葉類Pを積層した状態で受入
部50に挿入すれば、その紙葉類Pの最下層のものが上
記取出ローラ57及び送込ローラ59の高摩擦部材57
a、59aに触れて引掛かりを生じるようなこと無く、
下面ガイド51上面をスムーズに滑るようになるので、
その積層状態の紙葉類Pをそのまま受入部50内の正し
く整位した位置に何等支障無く容易にセットし得るよう
になる。
次に、紙葉類Pの取出動作開始時には、第6図(b)の
状態から同図(C)に示す如く、前述した制御部30の
指令で抑圧板55が下降せしめられて受入部50内の紙
葉類Pを上方から適度な押圧力で押付けると共に、駆動
機構80のソレノイド84に通電され、これにてそのソ
レノイド84が励磁して、プランジャ84aにより付勢
手段82に抗して平行リンク機構70の連動リンク75
を引寄せて、該平行リンク機構70を動作させて、下面
ガイド51を第2位置に下降支持せしめる。
これで取出ローラ57及び送込ローラ59は回転しなが
らその外周の高摩擦部材57a、59aが下面ガイド5
1上方に突出して、上記受入部50内の最下層の紙葉類
P下面に摩擦接触して、従来同様に紙葉類Pを最下層か
ら一枚ずつ矢印G方向に取出すようになる。なおその取
出終了時は、第6図(d)に示す如く制御部30により
押圧板55が上昇せしめられると共に、上記駆動機構8
0のソレノイド84への通電が断たれ、付勢手段82の
引張り力により平行リンク機構70が復帰作動して、底
面ガイド51を第2位置から元の第1位置に上昇復帰せ
しめて待機するようになる。
なお、本発明は上記実施例のみに限られることなく、例
えば上下に移動制御されるガイド手段としては、上記下
面ガイド51のみならず受入部50の前端ガイド52及
び左右ガイド53.54全てを対象として上下移動せし
められる構成としても可である。またそのガイド手段を
上下動せしめる制御手段の可変支持機構として平行リン
ク機構70を用いたが、その他図示しないがスライド機
構等を使用しても良く、また駆動機構80としては上記
付勢手段82及びソレノイド84以外にモータ等の適宜
駆動機構手段を用いても可である。
また、上述した紙幣以外の紙葉類を取出す装置として利
用しても良いことは勿論である。その池水発明の要旨を
逸脱しない範囲であれば種々変更実施可能である。
〔発明の効果〕
本発明は上述した如く、多数枚の紙葉類を積層した状態
で受入れる受入部の少なくても一部を構成して該紙葉類
を案内するガイド手段を、そのガイド手段に案内される
紙葉類に対して送込手段及び取出手段が当接不能となる
第1位置と当接可能となる第2位置とに移動せ1める制
御手段を設けた構成としたから、イニシャル時は前記ガ
イド手段を第1位置に移動制御することで、受入部に入
れる紙葉類が摩擦抵抗の大きい取出手段や送込手段に一
切触れないようにできて、その紙葉類を受入部に対して
正しく整位した状態にセットし易(なり、これにて受入
部への紙葉類のセット作業を非常に簡便となすと共に、
受入部からの紙葉類の取出時は上記ガイド手段を第2位
置に移動制御することで、取出手段及び送込手段が受入
部内の紙葉類に摩擦接触して一枚ずつ何等支障無く確実
に取出動作できるようになり、紙葉類処理装置の稼働効
率の向上に寄与できるなど非常に優れた紙菓類の取出装
置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は紙葉類処理装置の外観斜視図、第2図は同装置
の内部構成の概略説明図、第3図は同装置の構成ブロッ
ク図、第4図乃至第6図は本発明の一実施例を示すもの
で、第4図は取出装置の主要部を示す概略的側面図、第
5図は同じく概略的平面図、第6図(a)乃至(d)は
動作説明図、第7図林乃至第10図は従来例を示すもの
で、第7図は概略的側面図、第8図は概略的平面図、第
9図(a)、(b)は動作説明図、第10図は従来方式
の不具合を示す説明図である。 P・・・紙葉類、50・・・受入部、51・・・ガイド
手段(底面ガイド)、57・・・取出手段(取出ローラ
)、59・・・送込手段(送込ローラ)、60・・・分
離手段(分離ローラ)、30,70.80・・・制御手
段(30・・・制御部、70・・・可変支持機構、80
・・・駆動機構、82・・・付勢手段、84・・・ソレ
ノイド)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2 図 第3図 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の紙葉類を積層した状態で受入れる受入部と
    、この受入部に受入れた紙葉類を所定方向に送込む送込
    手段及びその送込手段により送込まれた紙葉類を順次取
    出す取出手段と、この取出手段により取出される紙葉類
    を一枚ずつ分離する分離手段と、上記受入部の少なくと
    も一部を構成して紙葉類を案内するガイド手段とを具備
    してなる紙葉類の取出装置であって、前記ガイド手段を
    これに案内される紙葉類に対して上記送込手段及び取出
    手段が当接不能となる第1位置と当接可能となる第2位
    置とに移動せしめる制御手段を設けて構成したことを特
    徴とする紙葉類の取出装置。
  2. (2)制御手段は、ガイド手段を移動可能に支持する可
    変支持機構と、制御部よりの指示により前記可変支持機
    構を介してガイド手段を第1位置と第2位置とに移動せ
    しめる駆動機構とから構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の紙葉類の取出装置。
  3. (3)駆動機構は復帰用付勢手段とそれに抗して動作す
    るソレノイドとからなることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の紙葉類の取出装置。
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