JPS586836Y2 - ソ−タ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は印刷執複写機等におけるソータに関するもので
ある。

従来、この種のソータとしては第１図に示す如く、用紙
搬送ベルトａに沿って複数のトレイｂを間隔的に設け、
各トレイｂの入口側に沿って偏向器Ｃを移動自在に設け
て偏向器Ｃを移動させることによって用紙搬送ベル）ａ
よう用紙ｄを剥離して所定のトレイｂ内に排出格納でき
るように構成したものが知られている。

しかし、多種のサイズの用紙を区分は格納するソータで
は異なるサイズの用紙を区分する際に、トレイｂの入口
と既に区分けされトレイｂ内に積層されている用紙ｄ′
との間に第２図に示す如く空間ｅが存在し後続の用紙
先端ｄｌｌが積層されている用紙ｄ’の後端ｄｌＪＪに
突き出り紙詰りか発生してし筐う危険があるので、第１
図、第３図に示す如くトレイｂの入口側と反対の格納側
に一対の用紙停止杆ｆ、ｆを用紙進入方向に沿って移動
自在なるように設け、用紙サイズに応じて用紙停止杆ｆ
を移動させて用紙後端ｄ７７をトレイｂの入口側に寄せ
ることができるようにし空間ｅが形成されないように構
成している。

捷た、前記一対の用紙停止杆ｆ、ｆは用紙進入方向に平
行移動するように構成しであると共に、一対の用紙停止
杆ｆ、ｆの間隔ｔは最小サイズの用紙゛を正確に位置決
めできるように設定しである。

このために、サイズの大きな用紙を停止位置決めする際
には用紙中に比較して一対の用紙停止杆ｆ、ｆの間隔が
狭くなり、用紙が用紙停止杆ｆに当接する時に第３図に
示す如く両端部の振れが大きくなって斜めに格納されて
し１うと不具合を有している。

本考案は上記の事情に鑑みなｅれたものであり、その目
的は移動する用紙停止杆の間隔を用紙サイ゛ズに応じて
変化するように構成し用紙の左右の振れを防止して用紙
が斜めに収納されることを防止できるようにしたソータ
を提供することである。

以下第４図、第５図、第６図を参照して本考案の実施例
を説明する。

フレーム１に複数のトレイ２の用紙搬送手段３に沿って
間隔的に設けてあり、用紙搬送手段３に沿って偏向器４
が移動自在に設けである。

各トレイ２の用紙進入方向における入口側２ａと反対の
格納側２ｂには一対のガイド溝５，５が用紙進入方向に
へ字状となるように彎曲して削設してあり、−側のガイ
ド溝５，５の間隔は格納側２ｂに向って順次広くなって
いると共に、上下に設けた各トレイ２の各ガイド溝５に
亘って一対の用紙停止杆６が上下に貫挿支承しである。

前記一対の用紙停止杆６，６の上端は、前記フレーム１
内に設けられた上部横材Ｔに枢軸８でその一端部を支承
された一対のアーム９，９の他端部にそれぞれ固設さへ
その下端は、同じく前記フレーム１内に設けられた下部
横材１０に設置された移動機構１１の一対のアーム２０
．２０の他端部に固設されている。

前記移動機構１１は、第６図に示すように、互いに噛合
する一対の歯車１２．１２と、該各歯車１２．１２に、
偏心位置で一端を枢着された一対（７）７−ム１４，１
４と、前記トレイ２の格納側２ａに位置して枢軸１３で
一端を枢着され、かつその中間部に前記一対のアーム１
４．１４の他端を枢着した一対のアーム２０．２０と、
前記一対の歯車１２．１２のうちの一方の歯車１２を駆
動するモータ１５とから構成されているものであり、前
記一対のアーム２０．２０の他端部に、前述のように、
前記各用紙停止杆６の下端がそれぞれ固設されていも 捷た、一方の歯車１２にはカム１６が形成されて回転方
向に間隔的に設けた第１、第２、第３スイッチ１７，１
８．１９と対峙し、歯車１２が回転すると第１、第２
第３スイッチ１７，１８゜１９を順次作動するように構
成しである。

なお、各トレイ２は入口側２ａよりも格納側２ｂが下方
位置となるように傾斜し用紙２１が円滑に通人格納でき
るように構成しである。

次に作動を説明する。

図示の状態は中サイズの用紙２１を区分している時の状
態を示呟一対の用紙停止杆６，６は中サイズの用紙２１
’の後端をトレイ２の入口側に寄せるような位置（実線
位置）となり、この時の間隔はｔｌとなっている。

この状態から小サイズの用紙２１”を区分けする場合に
は、モータ１５を駆動して一方の歯車１２を一方向に回
転させる。

一方の歯車１２が一方向に回転すると他方の歯車１２は
反対方向に回転し、一対のアーム１４を介して一対のア
ーム２０を入口側２ａに向いそれぞれ揺動するので一対
の用紙停止杆６は枢軸１３を中心として回動され、ガイ
ド溝５に沿って入口側２ａに向って移動しか−ｍ向接近
作動する。

そして、歯車１２のカム１２が第１スイツチ１７に当接
するとモータ１５が停止され一対の用紙停止杆６，６は
小サイズの用紙２１′′の後端を入口側２ａに寄せ規制
位置決めする位置（一点鎖線位置）となる。

したがって、一対の用紙停止杆６，６はトレイ２の入口
側２ａに移動しかつその間隔がｔ２ｓｔ２くｔｌとなる
ので、小サイズの用紙２１″の後縁をトレイ２の入口側
２ａに一致させることができる。

また、犬サイズの用紙２１”’を区分けする場合にはモ
ータ１５を駆動して一方の歯車１２を前記とは反対方向
に回転させる。

一方の歯車１２が回転する他方の歯車１２が回転して前
記とは逆に一対（７）７−ム１４ 、１４を介して一対
のアーム２０を格納側２ｂに向って回動するので、一対
の用紙停止杆６，６はガイド溝５に沿ってトレイ２の反
対側に回動移動しかつ対向離隔する。

そして、歯車１２のカム１６が第３スイツチ１９に当接
するとモータ１５は停止し一対の用紙停止杆６，６は犬
サイズの用紙２１″の後縁を入口側２ａに寄せ規制位置
決めする位置（二点鎖線位置）となる。

したがって、一対の用紙停止杆６，６はトレイ２の入口
側２ａとは反対の格納側２ｂに移動しかつその間隔がｔ
３ ｔ２くｔｌくｔ３ となるので、犬サイズの用紙２
１＃の後縁をトレイ２の入口側２ａに一致させることが
できると共に、一対の用紙停止杆６，６の間隔が広くな
って犬づサイズの用紙２１”’の両端寄を支持できるの
で犬サイズの用紙２１”’が左右に振れることがなく常
に正しい姿勢で格納できる。

なお、一対の用紙停止杆６，６の所定位置におする間隔
は用紙２４の巾をＷとした場合に両端よシ＋Ｗなる位置
に接触するように設定しである。

本考案は前述のように構成したので、駆動源を駆動する
と一対のアーム２０．２０が同期して反対方向に揺動し
、一対の用紙停止杆６，６が用紙進入方向に沿って対向
接近あるいは離隔揺動変位するので、一対の用紙停止杆
６，６の対向間距離はトレイ２の入口側２ａに移動する
と狭くなり、格納側２ｂに移動すると広くなる。

したがって、区分けする用紙２１のサイズに応じて１つ
の駆動源を駆動して一対の用紙停止杆６゜６を格納側２
ｂに移動するとその間隔を力順次広くなるので、サイズ
の異なる用紙２１を区分けする場合に入口側２ａで紙詰
りか生ずることがないと共に、用紙２１を常に正しい姿
勢でトレイ２内に格納できる。

また、一対の揺動自在なるアーム２０．２０に用紙停止
杆６をそれぞれ設け、この一対のアーム２０．２０を同
期連動機構を介して駆動源に連結した構造であるから、
構造が簡単となると共に、１つの駆動源によって一対の
用紙停止杆６．６を同期して移動できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の説明図、第２図はその不具合説明図、
第３図は改良した従来例の平面図、第４図は本考案の実
施例を示す正面図、第５図はその平面図、第６図は移動
機構の平面図である。 ２はトレイ、３は用紙搬送手段、６は用紙停止杆Ｏ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 複数のトレイ２を間隔的に並設し、該各トレイ２の入口
   側２ａに沿って用紙搬送手段３を設けると共に、各トレ
   イ２の入口側２ａと反対の格納側２ｂに一対の用紙停止
   杆６，６を設けてなるソータにおいて、前記トレイ２の
   格納側２ｂ位置に訟ける巾方向中間部に揺動中心を設け
   、該揺動中心に、その一端部が枢着されかつその他端部
   が前記トレイ２の入口側２ａに向う一対のアーム２０゜
   ２０を揺動自在に設け、該一対のアーム２０．２０に、
   ｔ４る前記揺動中心から等距離に位置する他端部に、前
   記一対の用紙停止杆６，６をそれぞれ設け、該一対のア
   ーム２０．２０と駆動源とを同期連動機構を介してす対
   のアーム２０．２０が同期して反対向方向に揺動するよ
   うに連結したことを特徴とするソータ。