JPH10508568A - 転回・連鎖形成・載置用の装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 平行かつ横並びで輸送されるシートを転回させ、実質的に直角方向に経路変更させかつ同時に一続きで輸送される形式に移行させるための転回・連鎖形成・載置用の装置及び方法である。従来技術の転回・連鎖形成・載置用の装置は比較的複雑かつ高価である。本発明の転回・連鎖形成・載置用の装置の比較的簡単な構成はこれらの欠点を克服する。本発明は、少なくも２枚の横並びシート（１８、２０）を受け取るための受取り装置（１０）、シートを転回させかつうろこ状に重ねられた形式で直角方向に向け直すための転回チューブ（１６、１７）、及びうろこ状の重なりを分離する装置（２２）を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 転回・連鎖形成・載置用の装置及び方法 本発明は、例えば大量の事務用郵便物の処理の際の、シート又はフォームの取 扱いのための装置及び方法に関する。このような処理には、例えば（シート形式 の）挿入物を封筒に詰めることが含まれ、従って挿入物の輸送、転回、積重ね、 折畳み、収集、及び同様な作業が含まれる可能性がある。特に、本発明は、横並 びで輸送されたシートの転回、シート輸送方向の変更、最初に横並びで輸送され たシートの一続きでうろこ状に重ねられた連続シートへの連鎖の形成、及びうろ こ状の重なりを分離するための選定されたシートの１枚ずつにされたシート連鎖 の載置に関する。 大量の郵便物の処理に要する重要な機能には、横並びで輸送されているシート の（輸送経路に沿った）連鎖への変換、及び最終の郵送のために個々の封筒に挿 入するための種々の組におけるシートの選択的な分離と収集とが含まれる。 シートは、しばしば、２枚以上のシートを平行に送達している装置により提供 される。例えば、高速処理においては、多くのシステムが印刷機又は複写機を有 し、これらは、個別のページとするために（目打ち穴に沿った）切断及び／又は 引裂きを要するウェブ材料を輸送する。横並びの２枚以上のシートがこれから生 ずる。また、平行又は横並び関係でのコンベヤーへのシートの供給の際、その他 の作業が本質的に生ずる可能性がある。しかし、郵便用のシートの準備された組 又は関連の組は連鎖的な処理を必要とし、このため平行に輸送されたシートの一 続きに輸送されるシートへの移行を必要とする。更に、シートの選定された組を 集め組み立てることには、連続的に輸送されたシートの連鎖を選択的に分離し及 び／又は重なりを分けることが含まれる。 より多くの処理作業をすることができかつより高い信頼性と短い作業停止時間 でより大きな機敏性で作動する装置に対する要求は、通常、機械的及び電気的な 複雑性を大きくし、従って費用を大きくする。例えば、複雑な郵便処理システム は特定の個別の機能を提供する個々の装置で組み立てられ、これら装置は輸送用 機構により逐次連結されている。その結果、かかるシステムは大きく、複雑で、 修理が困難であり、故障しやすく、更に費用がかかる。 例えば、横並びに輸送されたシートの取扱い、及び（前端をそのままに保ちな がら）一続きで輸送されるシートへの変換、シートの転回、シートをうろこ状に 重ねることとその選択的な分離、及びシートの組への構成についての要求は、個 別機能の装置の組立を要することが普通である。そこで、これは、前側の縁の方 向を保持するように直角に回すことを含んだ連続用機械、転回用機械、うろこ状 に重ねる機械、うろこ状に重ねられたシートを選択的に分離する機械及び／又は 載置装置のような、輸送機構によって互いに連結された幾つかの個別の機械を必 要とした。 以下は本発明に関係する従来技術の装置である。アウフ・デル・マウエル（５ １５８２７８）は第１のコンベヤー上に置かれうろこ状に重ねられた物品４８と 第２のコンベヤー上に置かれた同様な物品との間に隙間を作るために物品４８の 運動を停止させるためのクラッチ７０及び７２の使用を明らかにする（コラム１ １の１５行ないしコラム１３の６４行）。シュワイングルーバー（４３６７９９ ７）は、第１のコンベヤー上に置かれた用紙を制動し又は速度を低下させるよう に共同作用する圧 力ローラー６３及びロール４５を有する制動機構２とクラッチ７９（図６−８） の使用を明らかにする（コラム５の５０行ないしコラム６の６５行）。デービス （４０７８４８９）はコンベヤー１２と１６の間で加工物を９０°回しかつ裏返 しにする転回装置１４（図３、４）を図解する。クナップ（３５４８７８３）は 、紙を反転させ９０°方向を変えるための湾曲案内９８（図５）を明らかにする （コラム３の４４行ないしコラム４の１０行）。レーム（３２１５４２８）は、 シートを反転させその輸送方向を９０°変えるための湾曲案内５を明らかにする 。 オカヤマ（日本特許６２−２１６６７）は、シート１の輸送方向を９０°変更 する円筒状の案内部材５、６、７を明らかにし、更にシート輸送方向の変更用と シートの反転用の円弧状のベルト案内面５Ａ、６Ａ、７Ａを明らかにする。マシ バ（日本特許２−１５２８４５）は、紙の輸送方向を９０°変えるため及びシー トを同時に転回させるために輸送方向に対して４５°の角度に向けられた転回ロ ール５を有する紙コンベヤーを明らかにする。コイズミは（日本特許５４−５７ ７５９）は、ローラーとエンドレスベルト及び送り方向に関して傾けられた（位 置１３における）円筒状の案内面により、用紙の方向を変え更に用紙の反転を行 う紙送り装置を明らかにする。 本発明に関係するその他の従来技術の特許は、４８７９５７１（プラッシェア ルト）、４２６６７６２（クレーマ他）、メイヤー（１６３０７１３）、及び日 本特許５５−１４０４５０（スガノ）である。ここに引用された文献はその全文 が参考文献として取り入れられた。 以上に鑑み、複雑性及び価格が小さい転回・連鎖形成・載置用、特に１８０° 転回、シート輸送方向の９０°の変更、及び平行で横並びのシ ートを連鎖輸送の形式に同時に変換し、並びに特定のシート連鎖の選定されたシ ートの組への選定された分離のためのシートの選択的載置のための改良された装 置及び方法を提供することが本発明の特徴である。概要 本発明の原理により、横並びのシートを受け取り、これらシートを転回させこ れらの輸送運動を同時に９０°方向を換え、平行なシートの輸送を一続きのうろ こ状に重ねられた形式に同時に変換し、そしてシートの分離した組を得るように 選定されたシートの選定された載置のための転回・連鎖形成・載置装置が提供さ れる。 この転回・連鎖形成・載置装置は、横並びのシートを受け取る手段、シートの 転回及び載置のための手段、横並びの関係を直列の関係に変換するための手段、 及びシートの重なりを選択的に分離し特定の組に分けるための手段を備える。図面の簡単な説明 本発明の以上及びその他の目的、特徴、及び利点は、付属図面に示された本発 明の好ましい実施例についての以下のより詳細な説明より明らかになるであろう 。これら図面においては、種々の図面を通じて同様な番号は同様な部分を示す。 図面は図式的でありかつ尺度に忠実な必要はなく、代わりに本発明の原理を示す 場合には誇張される。 図１は、本発明の原理による装置の一部分の図式的な部分斜視図である。 図２は、図１に示された装置の一部分の図式的な部分斜視図である。 図３は、図１及び２に示された部分を含んだ本発明の実施例の図式的な部分平 面図である。 図４は、図１に示されたような重なり関係にあるシートの図式的な側面図であ る。 図５は、図３に示された重なりをほぐされたシートの図式的な側面図である。 図６は、図３及び５に示された本発明の１実施例の部分の図式的な拡大立面図 である。そして、 図７は、図３及び５に示された本発明の別の実施例の部分の図式的な拡大立面 図である。好ましい実施例の説明 図面の図１及び２を参照すれば、本発明の実施例が図式的に示される。この装 置は、横並びの少なくも２枚のシートを受け取る手段１０、（裏返しの）シート を反転させ同時にこれらを実質的に直角方向の輸送経路に経路変更する手段１２ 、及び手段１２内に含まれてシートの横並びを少なくも２枚のシートが縦でかつ 互いに一部分の重なった連鎖状態に変換させる手段１４を備える。 受取り手段１０は少なくも２枚の（１平面内で）横並びのシートを通常のシー ト輸送機構により転回及び経路変更手段に輸送する。受取り手段１０は、単一の 幅広シートを２枚（又はそれ以上）の横並びシートに切断し又は切り開くための 手段を持つことができる。転回及び経路変更手段１２は、ここでは、それぞれシ ート１８及び２０を反転させかつ経路変更させる２個の転回チューブ１６及び１ ７を備え示される。 転回チューブ１６は、図１に示されたように入ってくるシートに関してほぼ同 じ方向及び位置において図２に拡大して示される。図２において、到来するシー ト１８は実質的に４５°の角度で転回チューブ１６内 に受け入れられ輸送される。到来シート１８は下の内側面２１に沿って入口リッ プ１９内に送られ、内側面に沿った螺旋状経路内で丸くされ、そしてシート１８ ’で示されるように、上の内側面２３において再び実質的に４５°の角度で転回 チューブ１６から出る。従って、シートは、その輸送経路に沿って転回され９０ °で再び送り出される。 再び図１を参照すれば、横並びでかつ平行に転回及び経路変更手段１２に送ら れた２枚のシート１８及び２０は、１枚ずつにされ又はシート１８’及び２０’ で示されるように重ねられ、（部分的に重なった）うろこ状になるであろうこと が明らかであろう。両シートはそれぞれの転回チューブにより同時に（同期して ）丸くされるが、シート１８の転回チューブ１７を横切る経路はより長い。そこ で、シート１８の先端は（シート２０が転回チューブ１７から送り出されれる間 に）シート２０の後端の上に送られる。従って、そのときのシート１８’及び２ ０’は、図１及び４に示されるように、連鎖状（連続）であるだけでなくこれら のこれから先の輸送経路に沿い部分的に重なった形（うろこ状）で出ていく。 関連の構成要素の横方向配置を逆にすることにより、及び、例えばある組合せ においては左右対称の転回チューブにより、経路変更を（図示のような）右方に 又は左方になし得ることが認められるであろう。更に、転回は、構成要素の適切 な再配置により、及び希望の入口位置に再配置された入口リップ１９（図２）付 きの逆の又は再整形された転回管により、（図示のような）上向きに又は下向き にすることもできる。シートを下向きに転回させる配置の場合は、後のシートが 前のシートの下側にうろこ状に重なるであろう。 さて、図３を参照すれば本発明の別の実施例が（平面図で）示され、この実施 例は、図１に示された構成要素の他に、連鎖状のシートのうろこ状の重なりを選 択的に分離するための手段２２を備える。図３は、２枚の横並びシート１８及び ２０を転回及び経路変更手段１２内に送っている受取り手段１０を示す。重なり 分離手段２２は、転回チューブ１７のすぐ下流でかつシート１８”の後端の近く に配置されて示される。シート１８”は、手段１２（及び手段１４）の通過に続 いて重なり分離手段２２によりシート１８及び２０の重なり分離を受けた後のシ ート１８を表す。 重なり分離手段２２は、シート１８の輸送運動を一時的に制動し又は停止させ ることにより機能状態となる。或いは、手段２２はシート１８（図１における１ ８’）の輸送速度を変えることにより作動状態にさせることができ、そこで、シ ート２０（図１の２０’）、それぞれ２０”はシート１８”の前方で（かつ下か ら）送られ、この２枚のシートのうろこ状の重なりが分離され、これらは更なる 装置に個別的に続けて送られる。図５はシート１８”と２０”との間の関係を更 に判然とさせ、更に間にシート１８”を押さえる被動ローラー２４と空転ローラ ー２６とを備えた重なり分離手段２２を示す。選択的な重なり分離運動中に、被 動ローラー２４は一時的に速度を落とされ（低速で駆動され）、制動され、又は 停止させられる。 前方のシート２０”の輸送運動中にこのシートと組み合って速度を選択的に一 時的に早くし、連続して送られるシートの重なり分離と同じ効果を持つように、 重なり分離手段を更に下流に配置できることが認められるであろう。また、シー トの重なり分離は、必要に応じて、輸送され るシートの端と端との突き合わせ配置、又はシート間に更に間隔を空けることも なし得ることを理解すべきである。 図６を参照すれば、図３及び５に示された重なり分離手段２２となり得る重な り分離手段の実施例が示される。番号３０で示されたこの重なり分離手段は、被 動ローラー２４と空転ローラー２６とを備える。手段３０は、更に、被動ローラ ー２４を駆動するための共通軸３２、（軸３２を支持している）軸受及び支持構 造３４、軸３２を減速させるためのブレーキ３６、クラッチ３８、プーリー４０ 、及び駆動ベルト４２を備える。クラッチ３８はプーリー４０と軸３２とを組み 合わせるように作用する。運転時には、（図示されないモーターより駆動される ）駆動ベルト４２が軸３２を駆動し、これによりプーリー４０及びクラッチ３８ を介してローラー２４を駆動する。適切な電気信号による重なり分離手段３０の 作動が、（電動で）クラッチ３８を作動させてプーリー４０を軸３２との組合か ら外し、同時に（電動で）ブレーキ３６に軸３２を制動させる。 ローラー２４と２６との間で押さえられたシート４４が想像線で示される。ク ラッチ３８とブレーキ３６が作動した際に、ローラー２４により駆動されるシー ト４４の速度が落ち又は停止することが具体化される。重なり分離手段３０の選 択的作動のタイミングは手段１２及び１４のシート経路内の適切な位置に置かれ たシートセンサー３９（図３）により制御される。 さて、図７を参照すると、図３及び５に示された重なり分離手段２２に代わり 得る重なり分離手段の実施例が示される。番号５０で示されたこの重なり分離手 段は、被動ローラー２４と空転ローラー２６とを備え る。重なり分離手段５０は、更に、被動ローラー２４を駆動するための共通軸５ ２、（軸５２を支持している）軸受及び支持構造５４、クラッチ５８、第１のプ ーリー６０と第２のプーリー６１、及び第１の駆動ベルト６２と第２の駆動ベル ト６４を備える。クラッチ５８は、プーリー６０かプーリー６１のどちらかを軸 ５２に連結する。 運転時には、駆動ベルト６２及び６４（及びそれぞれのプーリー６０及び６１ ）は、互いに異なった速度で駆動される（ここでは駆動源は図示されない）。プ ーリー６０は、例えばプーリー６１より高速で駆動される。クラッチ５８はプー リー６０を軸５２に連結し、同時にプーリー６１は軸５２との結合が外される。 軸５２はローラー２４を駆動し、これにより空転ローラー２６とこれらの間に押 し付けられたシートを駆動する。押し付けられたシートは想像線で表され、かつ 番号６６で示される。センサー３９からの適切な電気信号による重なり分離手段 ５０の作動が、電動型のクラッチ５８を操作してプーリー６０を軸５２との組合 から外し、同時にプーリー６１を軸３２に結合させる。プーリー６１は、先に結 合されたプーリー６０より低速で駆動され、このとき軸６６の速度は低下される 。重なり分離手段５０の選択的作動のタイミングは手段１２及び１４のシート経 路内の適切な位置に置かれたシートセンサー３９（図３）により制御される。 説明された重なり分離手段５０は、これを出力シートの連鎖の先頭のシート、 例えば図１におけるシート２０’の選択的速度増加にも使うことができ、設けら れる分離手段は（シート１８’ではなくて）シート２０’を押し付けるに適当な に位置決めされる。この場合、操作は、シートの重なりを分離するために（前方 の）押し付けられたシートの速度を 増加させるようにすべきであることは明らかであろう。そこで、通常、クラッチ と組み合わせられたプーリーは低速で駆動されるものであり、これは（重なりを 分離するために）作動の際は軸５２との結合が外され、一方、高速プーリーが軸 ５２にクラッチ結合される。 以上は、２枚のシートを横並びで（入り口において）受け取り、更に２枚の連 続して一続きに配置されたシートの連鎖をうろこ状に重ね又は選択的にこの重な りを分離する機能の点から本発明の装置に言及した。この装置の適切な展開は、 うろこ状に重ねられ又は選択的に重なりが、分離された２枚の連続した一続きに 配置されたシートより大きな連鎖の出力を提供するために、２枚以上の横並びシ ートを入力し得ることを明確に理解すべきである。 本発明はその好ましい実施例を参照して特に図示され説明されたが、本発明の 精神及び範囲より離れることなく形式及び詳細における種々の変化及び変更をな し得ることが熟練技術者により理解されるであろう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スクボレツツ，デイビツド・エム アメリカ合衆国ペンシルベニア州18032ノ ースカタソークア・セブンスストリート 1075

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．横並びの相互関係にある少なくも２枚のシートを受け取るための手段、及 び 受け取られた前記少なくも２枚のシートを転回させかつ同時に実質的に直角方 向に経路変更させるための手段であって、横並びの相互関係を前記少なくも２枚 のシートが一続きで配置されかつうろこ状に重ねられた連鎖的な相互関係に転換 するための手段を有する前記転回及び経路変更手段 を備えたシートの転回・連鎖形成・載置用の装置。 ２．連鎖的な相互関係にある前記少なくも２枚のシートのうろこ状の重なりを 選択的に分離するための手段を更に有する請求項１による装置。 ３．前記重なり分離用の手段が連続シートを選択的に分離するための手段を有 する請求項２の装置。 ４．前記分離用手段が前記少なくも２枚のシートの一方の輸送運動を制動する ための手段を有する請求項３の装置。 ５．前記分離用手段が前記少なくも２枚のシートの一方の輸送運動を一時的に 停止させるための手段を有する請求項３の装置。 ６．前記分離用手段が前記少なくも２枚のシートの一方の輸送運動速度を一時 的に変更させるための手段を有する請求項３の装置。 ７．前記分離用手段が、 軸を持っていて前記軸上に駆動可能に取り付けられているローラーを有するシ ート挟み付け及び駆動のためのローラー手段であって、前記少なくも２枚のシー トの一方と組み合っている前記ローラー手段、 前記軸を制動するためのブレーキ、及び 前記軸を被動プーリーに結合させるためのクラッチ を備え、 前記重なり分離用手段の選択的作動の際に、前記ブレーキが組み合わせられそ して実質的に同時に前記クラッチの組合いが外され、このため前記少なくも２枚 のシートの一方の輸送運動が遅らせられる 請求項３の装置。 ８．前記分離用手段が、 軸を持っていて前記軸上に駆動可能に取り付けられているローラーを有するシ ート挟み付け及び駆動のためのローラー手段であって、前記少なくも２枚のシー トの一方と組み合っている前記ローラー手段、 第１の速度で駆動される第１のプーリー、 第２の速度で駆動される第２のプーリー、及び 前記ローラーが第１の速度から第２の速度に変わるように、前記軸が前記第１ のプーリーとの結合から外れている間、前記軸を前記第２のプーリーと結合させ 、これにより前記少なくも２枚のシートの一方の輸送速度を変えるためのクラッ チ を備えた請求項３の装置。 ９．前記受取り用手段が単一のシートを横並びの相互関係にある前記少なくも ２枚のシートに切断するための手段を有する請求項１による装置。 １０．横並びで平行な相互関係にある少なくも２枚のシートを受け取るための 手段、 受け取られた前記少なくも２枚のシートを転回させかつ同時に実質的に直角方 向に経路変更させるための手段であって、横並びの相互関係を 前記少なくも２枚のシートが一続きで配置されかつうろこ状に重ねられた連鎖的 な相互関係に転換するための手段を有する前記転回及び経路変更手段、及び 連鎖的な相互関係にある前記少なくも２枚のシートのうろこ状の重なりを選択 的に分離するための手段であって、連鎖的な相互関係にある前記少なくも２枚の シートの連続シート間に輸送速度の差を一時的に提供するための手段を有する前 記重なり分離手段 を備えたシートの転回・連鎖形成・載置用の装置。 １１．前記提供手段が、連鎖的な相互関係にある前記少なくも２枚のシートの 連続シートの後方のものの輸送速度を妨げるための手段を有する請求項１０によ る装置。 １２．前記提供手段が、連鎖的な相互関係にある前記少なくも２枚のシートの 連続シートの後方のものの輸送速度を低下させるための手段を有する請求項１０ による装置。 １３．横並びの相互関係にある少なくも２枚のシートを受け取り、そして 受け取られた前記少なくも２枚のシートを転回させ同時に直角方向に経路変更 させる段階であって、横並びの関係を前記少なくも２枚のシートが一続きで配置 されかつうろこ状に重ねられた連鎖的な相互関係に変換する段階を含んだ前記転 回及び経路変更 の諸段階を含んだシートの転回・連鎖形成・載置のための方法。 １４．前記連鎖的な相互関係にある前記少なくも２枚のシートの連続したもの のうろこ状の重なりを選択的に分離するための段階、及び 一続きの選択的に重なり分離された前記少なくも２枚のシートを輸送 すること を更に含んだ請求項１３による方法。 １５．前記選択的な重なり分離の段階が連続シートの選択的分離の段階を含む 請求項１４の方法。 １６．前記選択的な重なり分離の段階が前記少なくも２枚のシートの一方の輸 送運動の制動の段階を含む請求項１４の方法。 １７．前記選択的な重なり分離の段階が前記少なくも２枚のシートの一方の輸 送運動の一時的停止の段階を含む請求項１４の方法。 １８．前記選択的な重なり分離の段階が前記少なくも２枚のシートの一方の輸 送運動の一時的変更の段階を含む請求項１４の方法。 １９．前記選択的な重なり分離の段階が前記少なくも２枚のシートの連続した ものの後の方のものの輸送運動速度の一時的低下の段階を含む請求項１４の方法 。 ２０．前記選択的な重なり分離の段階が前記少なくも２枚のシートの連続した ものの前の方のものの輸送運動速度の一時的上昇の段階を含む請求項１４の方法 。