JP3158725U - 揺動運動補助具 - Google Patents

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【課題】熟練しなくとも容易に揺動運動ができ、しかも安価に製造することができる揺動運動補助具を提供する。【解決手段】揺動運動補助具の本体1は、木材またはプラスチック材から形成され、平面形状は略楕円状に形成されている。本体1の底面は湾曲凸面に形成され、上面5は長手方向の両端部3が中心部2より高くなる湾曲面に形成されている。さらに、底面の湾曲凸面の曲率半径は、上面5の湾曲面の曲率半径よりも小さく設定している。そして、上面5に人体を載置したとき、底面の湾曲凸面によって、人体が長手方向及び幅方向に揺動させられる。【選択図】図1

Description

本考案は、載置した人体の揺動運動を補助するための揺動運動補助具に関する。
従来から、人体の首、肩、背中、腰、尻、脚等を動かして、全身の凝りや疲れをほぐしたり、筋トレーニングを行ったり、或いは、有酸素運動を行うための健康具なる器具が多数提案されている。その一例としては、バランスボールが知られている。このバランスボールは、弾性体から成る球体内に空気を圧縮して注入することによって形成され、使用者は、床上に置いたボール上に座位し、不安定な状態下で片脚をわずかに上げるなどして、体幹筋コントロールを行い、バランスを保つようにトレーニングすることにより、体幹筋の大きな動きを伴わないで、かつ、中程度以下の負荷で、体幹筋を構成する屈曲筋及び伸展筋のいずれをも活性化することができる。また、特開2002−85516号公報(特許文献1)に開示されているように、身体を載せる身体載台がどの方向にも自由に傾けられる様に、身体載台が床と接する下面中央部に球面状的な凸部を設けた健康具が提案されている。
特開2002−85516号公報
しかしながら、バランスボールにおいては、不安定な状態下で体幹筋コントロールを行う必要があったり、バランスを保つ必要があったりするので、高齢者等のような運動機能が比較的低い使用者が使用する場合、トレーニングの効果を十分に得ることができない。また、バランスボールを使いこなすためには、長時間かけてバランスを保つためのトレーニングを行うことが必要であり、熟練しなければ必要な部位に対する筋トレーニングを行うことができない。
また、特開2002−85516号公報に開示されている健康具は、床と接する下面中央部に球面状的な凸部を突出させているので、上述したバランスボールと同様にバランスを保つ必要があるために、熟練しなければ、首、肩、背中、腰、尻、脚等をフレキシブ
ルに動かして全身の凝りや疲れを揉みほぐすことができない。さらに、この健康具は、身体載台の下面中央部に球面状的な凸部を設けていることから、部品点数が多く、しかも、組立工数が必要なことから、コストが高くなる問題がある。
本考案が解決しようとする課題は、熟練しなくとも容易に揺動運動ができ、しかも安価に製造することができる揺動運動補助具を提供することにある。
そこで、本考案の請求項1に関わる揺動運動補助具は、木材またはプラスチック材から形成された本体は、平面形状が略楕円状に形成され、底面が湾曲凸面に形成され、上面が長手方向の両端部が中心部より高くなる湾曲面に形成され、上記底面の湾曲凸面の曲率半径を上記上面の湾曲面の曲率半径よりも小さく設定し、上記底面の湾曲凸面によって、上記上面に人体を載置したとき、長手方向及び幅方向に揺動するように構成したことを要旨としている。
また、請求項2に関わる揺動運動補助具は、請求項1の考案において、本体の上面には、弾性変形する複数個の突起体を配列し、人体を載置したときに指圧具となるように構成したことを要旨としている。
さらに、請求項3に関わる揺動運動補助具は、請求項1の考案において、中心部より高くなる湾曲面に形成され上面の両端部を、人体を載置したときに指圧具となるように構成したことを要旨としている。
本考案によれば、本体の底面を湾曲凸面に形成し、上面を長手方向の両端部が中心部より高くなる湾曲面に形成しているので、上面の湾曲面に人体が安定した状態で包容することができ、この状態で底面の湾曲凸面によって本体を揺動させることにより、熟練を必要とせずにエクササイズを行うことが可能となる。また、底面が湾曲凸面に形成されているので、長手方向及び幅方向に揺動させることが可能であり、エクササイズの効果を高めることが可能となる。
本体の上面に、弾性変形する複数個の突起体を配列することにより、人体を載置したときに指圧具として機能させることができ、エクササイズ効果に加え、指圧効果をもたらすことが可能となる。
さらに、本体の平面形状を略楕円状に形成し、上面が長手方向の両端部が中心部より高くなる湾曲面に形成されているので、両端部が指圧機能を有するので、載置した人体に対して指圧を施すことが可能となる。
揺動運動補助具の本体は、木材またはプラスチック材から形成され、平面形状は略楕円状に形成されている。本体の底面は湾曲凸面に形成され、上面は長手方向の両端部が中心部より高くなる湾曲面に形成されている。さらに、上記底面の湾曲凸面の曲率半径は、上記上面の湾曲面の曲率半径よりも小さく設定している。そして、上記上面に人体を載置したとき、上記底面の湾曲凸面によって、人体が長手方向及び幅方向に揺動させられる。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。図1は、本考案に関わる揺動運動補助具の実施例を示している。揺動運動補助具の本体1は、木材またはプラスチック材を素材としている。木材は、好ましくは桜が好ましく、無垢の木材から削り出すことによって製造される。また、プラスチック材は、ベークライト等の適宜の材料を選択することができるが、体重の多い人体が使用する場合を考慮して、中空ではなく、無垢に形成することが好ましい。なお、木材は比較的硬質の木材であれば、桜の他の木材であっても良い。また、プラスチック材を成型する際には、荷重に耐えられる程度の肉厚の中空に形成しても良い。
本体1は、図1に示すように、上方から見た平面形状が略楕円状に形成されていて、中心部2から両方の端部3に至るに従って漸次幅狭に形成され、両側の端部3が円弧状に形成されている。また、底面4は、図2及び図3に示すように、長手方向及び幅方向共に滑らかに湾曲する凸面に形成されている。さらに、上面5は、図2に示すように、長手方向の両側の端部3が中心部2より高くなる湾曲面に形成されている。すなわち、底面4の湾曲凸面の曲率半径を上面5の湾曲面の曲率半径よりも小さく設定している。このように、長手方向の両側の端部3を中心部2より高くすることにより、上面5の両端部3が人体を載置したときに指圧具として機能する。
また、本体1の上面5には、弾性変形する4個の突起体6が配列されている。突起体6は、例えばシリコンゴム等により略球状に形成されている。この突起体6の硬度は、人体が載置されたときに、押圧によって若干変形する程度が好ましく、人体を離脱したときには弾性によって復帰する。この突起体6は、人体を載置したときに指圧具となるように構成される。この結果、指圧具としては、4個の突起体6に上面5の両端部3を加えた6個の指圧具が構成される。
上記突起体6には、図3に示すように、下部に穴6aが形成されている。一方、本体1の上面5には凹所7が形成され、この凹所7の中心には、ピン8が嵌合固着されている。そして、ピン8に突起体6の穴6aを圧入的に嵌合することによって取り付けられる。なお、本体1をプラスチック材によって成型する場合には、ピン8を成型によって一体に突出形成する。
このように構成した揺動運動補助具の使用方法について、図4に基づいて説明する。
図4(A)は、揺動運動補助具の本体1の上面5に人体10を載置した状態を示している。この状態では、人体10が、本体1の底面4の湾曲する凸面に当接する床面又は床面に敷いたマット面に水平になっていて、人体10の中心線11と床面に対する垂線12が一致している。この状態から、図4(B)に示すように人体10を左方に揺動させると、人体10の中心線11が垂線12よりも左方に傾斜する。このとき、本体1の底面4が長手方向及び幅方向共に滑らかに湾曲する凸面に形成されているので、底面4の接地部が左方に移動しながら人体10を容易に揺動させる。一方、図4(C)に示すように人体10を右方に揺動させると、人体10の中心線11が垂線12よりも右方に傾斜する。このときも、本体1の底面4の凸面によって、底面4の接地部が右方に移動しながら人体10を容易に揺動させる。このように、人体10を左右に揺動させることによって揺動運動補助具が追従して揺動し、人体10の揺動運動を補助することができる。この揺動運動は、熟練しなくとも容易にできる。なお、図4に示した使用例は、本体1の長手方向の揺動運動を示したが、底面4が湾曲凸面に形成されているので、図4の垂直方向、すなわち、本体1の幅方向にも揺動するので、人体10の前後方向の揺動運動も補助することができる。
上述した揺動運動によって、人体10のエクササイズが可能であり、本考案による揺動運動補助具を使用して、例えば、骨盤の周りの筋肉を弛ませることにより、骨盤を正しい位置に矯正することが可能である。その矯正方法としては、まず第1に、揺動運動補助具を股関節に当て、股関節のまわりの筋肉を揺動して弛める。第2に、揺動運動補助具を骨盤に当て、足を立てたポーズから左右に揺動して腰からひねる。第3に、揺動運動補助具を骨盤に当て、足を立てるとともに開いたポーズから左右に揺動して腰からひねる。この第1から第3の一連の揺動運動によって骨盤の表と裏の筋肉を弛ませることができ、その結果、骨盤の位置を正常な位置に戻すことが可能となる。すなわち、骨盤の近くには、背骨(身体の裏側)から大腿骨(身体の表側)につながっている大切な腸腰筋(大腰筋+腸腰筋)がある。この腸腰筋が衰えたり硬くなったりすると骨盤の位置に影響を与えてし
まう。骨盤が正しい位置にあると姿勢が良くなり、骨盤が前後に倒れていると、不良姿勢になって、腰への負担も増し、身体へ悪影響を及ぼす。本考案による揺動運動補助具を使用することにより、腸腰筋を弛ませることができることから、骨盤の位置を正常な位置に戻すことができる。
図5は、前述した揺動運動補助具において、突起体6を除き、本体1のみとした例を示している。この例においても、上方から見た平面形状が略楕円状に形成されていて、中心部2から両方の端部3に至るに従って漸次幅狭に形成され、両側の端部3が円弧状に形成されている。また、底面4は、長手方向及び幅方向共に滑らかに湾曲する凸面に形成されている。さらに、上面5は、長手方向の両側の端部3が中心部2より高くなる湾曲面に形成されている。すなわち、底面4の湾曲凸面の曲率半径を上面5の湾曲面の曲率半径よりも小さく設定している。このように、長手方向の両側の端部3を中心部2より高くすることにより、上面5の両端部3が人体を載置したときに指圧具として機能する。
以上、本考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。
前述した実施例において、本体をプラスチック材で形成する場合には、上面に設ける突起体を一体成型によって形成しても良い。また、突起体は、球体でなくとも、角部を円弧状にした立方体や多面体、或いは、先端を球面とした棒状に形成しても良い。
本考案は、エクササイズ、ストレッチ等の揺動を伴う運動を行うときに使用する運動補助具に適用可能である。
本考案に関わる運動補助具の実施例を示す斜視図である。 本考案に関わる運動補助具の側面図である。 図2におけるA−A断面を示す断面図である。 (A)乃至(C)は、本考案に関わる運動補助具の使用例を示す説明図である。 本考案に関わる運動補助具の他の実施例を示す側面図である。 本考案に関わる運動補助具を人体の首部に使用した状態を示す斜視図である。
1 本体
2 中心部
3 端部
4 底面
5 上面
6 突起体
10 人体

Claims (3)

  1. 木材またはプラスチック材から形成された本体は、平面形状が略楕円状に形成され、底面が湾曲凸面に形成され、上面が長手方向の両端部が中心部より高くなる湾曲面に形成され、
    上記底面の湾曲凸面の曲率半径を上記上面の湾曲面の曲率半径よりも小さく設定し、
    上記底面の湾曲凸面によって、上記上面に人体を載置したとき、長手方向及び幅方向に揺動するように構成したことを特徴とする揺動運動補助具。
  2. 本体の上面には、弾性変形する複数個の突起体を配列し、人体を載置したときに指圧具となるように構成した請求項1に記載の揺動運動補助具。
  3. 中心部より高くなる湾曲面に形成され上面の両端部を、人体を載置したときに指圧具となるように構成した請求項1に記載の揺動運動補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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