JP3158231U - 自動販売機の盗難防止器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動販売機の金銭投入部周辺のこじ開けによる金銭等の盗難防止に有効で、簡便に防犯効果が得られる自動販売機の盗難防止器具を提供する。【解決手段】自動販売機の前面扉の金銭投入部周辺を保護するL字型断面の板状の盗難防止器具であり、該器具は金銭投入部、金銭表示部、金銭返却レバー部、鍵部、およびロックレバー部が穴開けされており、該器具のロックレバー部の穴がロックレバー前部の最大寸法よりも小さい穴形状を有し、ロックレバーを該器具のロックレバー部の穴と前面扉のロックレバー部の穴に前部から合わせて嵌め込むとともに前面扉内側のロックレバー固着用のボルト止めにより該器具を前面扉に固着する構造を有することを特徴とする自動販売機の盗難防止器具。【選択図】図1

Description

本考案は、自動販売機の盗難防止器具に関し、詳しくは、自動販売機の金銭投入部周辺のこじ開けによる金銭等の盗難を防止でき、簡便に防犯効果が得られる盗難防止器具に関する。
自動販売機は一般に、販売機本体と、この販売機本体に開閉自在に取り付けられた前面扉とによって構成されている。自動販売機内にはジュース等の商品や金銭が収容されており、自動販売機内の金銭等を狙った盗難が頻発している。自動販売機内の金銭等を盗む場合には、バール等を販売機本体と扉との接合部に側方からさし込み、扉をこじあける事例以外に、前面扉の金銭投入部周辺を工具等を用いて直接破壊し、こじ開ける事例が多数見られている。
自動販売機からの金銭等の盗難を防止するため、扉をこじあける盗難に対する対策として、販売機本体と扉とをチェーンやロックアームなどによって連結するロック機構を設ける方法などが一般に実施されており、また、特許文献1のごとく扉と本体の接合部の側方を覆う遮蔽器具や、特許文献2のごとくアーチ形状の盗難防止器具などが開示されている。一方、前面扉の金銭投入部周辺の破壊に対しては、特許文献3のごとくパイプと丸棒とを嵌め合わせ自動販売機の両端にそれぞれ固定する方法などが開示されているが、その対策は不十分であった。又、自動販売機に対し、特別の加工などを施さずに簡便に防犯効果が得られる盗難防止器具が望まれていた。
実用新案登録第3026503号公報 特開2002−150390号公報 実用新案登録第3086887号公報
本考案は上記従来の問題点に着目してなされたものであり、自動販売機の金銭投入部周辺のこじ開けによる金銭等の盗難防止に有効で、簡便に防犯効果が得られる自動販売機の盗難防止器具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本考案は以下の構成を提供する。請求項1の考案は、ロックレバーにより開閉する前面扉を有する自動販売機において、前面扉の金銭投入部周辺を保護するL字型断面の板状の盗難防止器具であり、該器具は金銭投入部、金銭表示部、金銭返却レバー部、鍵部、およびロックレバー部が穴開けされており、該器具のロックレバー部の穴がロックレバー前部の最大寸法よりも小さい穴形状を有し、ロックレバーを該器具のロックレバー部の穴と前面扉のロックレバー部の穴に前部から合わせて嵌め込むとともに前面扉内側のロックレバー固着用のボルト止めにより該器具を前面扉に固着する構造を有することを特徴とする自動販売機の盗難防止器具である。
請求項2の考案は、盗難防止器具が、カム位置調整のスペーサーをさらに設けたロックレバーにより前面扉に固着したものである請求項1記載の盗難防止器具である。
以上のように本考案によれば、自動販売機の金銭投入部周辺のこじ開けによる金銭等の盗難を簡便な器具の設置により防ぐことができる。又、本考案による盗難防止器具と、従来公知のチェーンやロックアームなどによる方法とを組み合わせることで、防犯効果を一層向上させることができる。
本考案の第1の実施の形態にかかる自動販売機の盗難防止器具の斜視図である。 本考案の第1の実施の形態にかかる自動販売機の斜視図である。 本考案の第1の実施の形態にかかる自動販売機のロックレバーの正面図である。 本考案の第1の実施の形態にかかる自動販売機の盗難防止器具の斜視図である。 本考案の第1の実施の形態にかかる自動販売機の盗難防止器具の断面図である。 本考案の第1及び第2の実施の形態にかかる自動販売機の盗難防止器具の断面図である。
以下、本考案の第1の実施の形態にかかる自動販売機の盗難防止器具を図1から図5の図面に従って説明する。図1において、符号1は、本考案の盗難防止器具の前面部、符号2は盗難防止器具の側面部を表しており、本考案の盗難防止器具はL字型断面の板状の形状を有している。又、硬貨および/又は紙幣の金銭投入部、金銭表示部、金銭返却レバー、鍵部、およびロックレバー部が穴開けされた構造を有している。これらの穴開けされた部分は、自動販売機の操作上および保守上で必要な部分であり、穴開けされた状態で本考案の盗難防止器具を使用することにより必要な機能を保持することができる。又、前記以外にも機能上必要な自動販売機の操作箇所、保守箇所がある場合についても、必要箇所を穴開けした状態で該器具を使用することができる。又、該器具の穴開けは、それぞれ単独の箇所ごとに行っても、又、複数の箇所をまとめて1箇所として行ってもよい。
本考案の盗難防止器具の材質としては、ステンレス、炭素鋼、鉄、銅、アルミ、真鍮、などの金属、プラスチック、およびプラスチックに充填材などを配合した強化プラスチックなど、従来公知の素材から選ぶことができる。その中でも特に、ステンレスなどの金属が補強効果に優れている。本考案の盗難防止器具の厚みは、好ましくは、0.5mm以上、10mm以下であり、特に、1.5mm以上、6mm以下が好ましい。
次に、本考案の盗難防止器具を用いる自動販売機の例を説明する。本考案の自動販売機は、図2のごとく、前面扉7および本体8で構成され、前面扉は、ロックレバー前部9、鍵穴10、硬貨の金銭投入部11、紙幣の金銭投入部12、返却レバー13、金銭表示部14、展示用商品15、展示用の窓16、商品受け取り口17、金銭返却部18、前面扉と本体との連結部19などで主として構成されている。商品としては、飲料の他、食物、タバコ、その他従来公知の自動販売機用物品の適用が可能である。ロックレバーはロックレバー前部9の鍵穴に鍵を差込み、レバーを開閉する機構を有する。又、ロックレバー前部9以外の鍵穴として、一般的に別の位置に鍵穴10が設定されている。
本考案の盗難防止器具を用いる自動販売機のロックレバーは、前面扉内側では、図3のごとく、ロックレバー機構内部20、ロックレバー固着用ボルト21、カム22、カム固着用ボルト23、挿通穴24などにより構成されている。
次に、本考案の盗難防止器具の自動販売機への設置の方法について説明する。本考案の盗難防止器具は、図4のごとく、自動販売機の前面扉の金銭投入部分およびその側面部分に設置する。それぞれ、盗難防止器具の前面部1は自動販売機の前面扉の前面に、盗難防止器具の側面部2は自動販売機の前面扉の側面に設置する。
図4におけるA−A部の断面図を図5に示す。本考案では、ロックレバーを盗難防止器具のロックレバー部の穴3と前面扉のロックレバー部の穴に前部から合わせて嵌め込むとともに、ロックレバー固着用ボルト21で止めることにより該器具の前面部1を前面扉7に固着する構造を有している。本考案の盗難防止器具のロックレバー部の穴3は、ロックレバー前部9の最大寸法よりも小さい穴形状を有している。図5において示すように、該器具と前面扉とが、ロックレバー前部9による共締め構造を形成し、該器具が自動販売機から離脱するのを防止している。さらに、ロックレバー固着用ボルト21で該器具の前面部1を前面扉7に固着した後、カム22をカム固着用ボルト23により固着して収納カバー25に収納し、従来と同様のロックレバー機構を得ることができる。なお、ロックレバー固着用ボルト21は、カム固着用ボルト23に対し、同一の高さにあっても、別の高さにあってもよい。
本考案の盗難防止器具の自動販売機への設置に際しては、ロックレバーにより固着する前に、位置合わせおよび/又は固着の強化のため、予め該器具を自動販売機の前面扉の前面部および/又は側面部に、粘着テープ、接着テープ、粘着剤、接着剤などの従来公知の接着方法にて接着しておくことも可能である。又、該器具を自動販売機の前面扉の前面部および/又は側面部とともにチェーンやロックアームによるボルト止め、鍵止めなどにより、さらに固着することも可能である。
次に、本考案の第2の実施の形態にかかる自動販売機の盗難防止器具を図6の断面図に従って説明する。本考案の盗難防止器具の前面扉への固着に際し、ロックレバーのカム位置調整のスペーサー26をさらに設け、ロックレバーのカム22を固着することで、該器具を前面扉へ固着するとともに、ロックレバーの位置調整を行うことができる。なお、スペーサー26の形状は、ロックレバー機構内部20に準じた円盤状などの形状により構成される。
上記のように本考案の盗難防止器具は、自動販売機の前面扉の金銭投入部周辺を保護し、工具等が前面扉の金銭投入部周辺を直接破壊することを困難とすることで、窃盗犯のこじ開けを防止することができる。又、該器具は金銭投入部周辺を保護している様子を外観でアピールしており、窃盗犯に対する牽制効果、抑止効果を有する。又、自動販売機に対し、特別の加工などを施さずに簡便に防犯効果を得ることができる。
以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られたものではなく、使用する自動販売機の形状、大きさに応じて調整することができ、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても本考案に含まれる。
1 盗難防止器具の前面部
2 盗難防止器具の側面部
3 盗難防止器具のロックレバー部の穴
4 盗難防止器具の金銭(硬貨)投入部、金銭表示部、金銭返却レバー部の穴
5 盗難防止器具の金銭(紙幣)投入部の穴
6 盗難防止器具の鍵部の穴
7 自動販売機の前面扉
8 自動販売機の本体
9 ロックレバー前部
10 鍵部
11 硬貨の金銭投入部
12 紙幣の金銭投入部
13 金銭返却レバー部
14 金銭表示部
15 展示用商品
16 商品展示用窓
17 商品受け取り口
18 金銭返却部
19 前面扉と本体との連結部
20 ロックレバー機構内部
21 ロックレバー固着用ボルト
22 カム
23 カム固着用ボルト
24 挿通穴
25 収納カバー
26 カム位置調整のスペーサー

Claims (2)

  1. ロックレバーにより開閉する前面扉を有する自動販売機において、前面扉の金銭投入部周辺を保護するL字型断面の板状の盗難防止器具であり、該器具は金銭投入部、金銭表示部、金銭返却レバー部、鍵部、およびロックレバー部が穴開けされており、該器具のロックレバー部の穴がロックレバー前部の最大寸法よりも小さい穴形状を有し、ロックレバーを該器具のロックレバー部の穴と前面扉のロックレバー部の穴に前部から合わせて嵌め込むとともに前面扉内側のロックレバー固着用のボルト止めにより該器具を前面扉に固着する構造を有することを特徴とする自動販売機の盗難防止器具。
  2. 盗難防止器具が、カム位置調整のスペーサーをさらに設けたロックレバーにより前面扉に固着したものである請求項1記載の盗難防止器具。
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