JP3046161U - 盗難防止用錠 - Google Patents

盗難防止用錠

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JP3046161U
JP3046161U JP1997006276U JP627697U JP3046161U JP 3046161 U JP3046161 U JP 3046161U JP 1997006276 U JP1997006276 U JP 1997006276U JP 627697 U JP627697 U JP 627697U JP 3046161 U JP3046161 U JP 3046161U
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bracket
body bracket
key
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JP1997006276U
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Inventor
定雄 金谷
Original Assignee
株式会社金谷塗装工業所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】夜間、内部の商品や売上金が盗難に合うのを防
止できる盗難防止用錠を提供する。 【解決手段】本体ブラケット12と、該本体ブラケット
に着脱自在に取り付けることができる保護ブラケット1
1と、キーを操作することにより前記本体ブラケットと
保護ブラケットとを固定する鍵手段20、26と、本体
ブラケット12を自動販売機等の容器側に固定するため
の固定手段13とを備え、前記本体ブラケットには前記
本体ブラケットを自動販売機等の容器側に前記固定手段
により固定した状態で、本体ブラケットの引抜きを防止
する引抜き防止手段15が設けられていることを特徴と
する盗難防止用錠。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、蝶番にて開閉自在に支持されている開閉式扉を有する自動販売機等 において、夜間、内部の商品や売上金が盗難に合うのを防止できる盗難防止用錠 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種自動販売機等は、無人で週刊誌やジュースや酒等を手軽に販売することが できるため、駅やビルの構内、酒店や煙草店の店先、あるいは昼間の通行量が多 い道路端等に多数設置されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが最近、人通りの少なくなる夜間、道路端に設置されている自動販売機 では深夜、扉等がバールやドリル等で簡単にこじ開けられ、中の商品や金銭が盗 難にあう被害が増大している。
【0004】 そこで、本考案は、自動販売機等のような開閉式扉を有する容器に簡単に取り 付けることができ、仮に自動販売機備え付けの錠が壊されたとしても、扉が簡単 に開かないようにした盗難防止用錠を提供することにより、上記のような問題点 を解決することを目的とする。
【0005】 本考案では、自動販売機側に取り付けた本体ブラケットを引き抜こうとしても 、引抜き防止ができぬ構成とすることにより、盗難防止錠を簡単に自動販売機か ら外すことができないようにしてある。また、鍵も簡素化して頑丈にしたので、 容易に鍵を壊すことができない。さらに鍵をブラケット側に着脱できるようにし てあるため、キーを紛失しても容易に他の鍵に交換することができ、盗難防止効 果が高い。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本考案が採用した技術解決手段は、本体ブラケットと、該本体ブラケ ットに着脱自在に取り付けることができる保護ブラケットと、キーを操作するこ とにより前記本体ブラケットと保護ブラケットとを固定する鍵手段と、本体ブラ ケットを自動販売機等の容器側に固定するための固定手段とを備え、前記本体ブ ラケットには前記本体ブラケットを自動販売機等の容器側に前記固定手段により 固定した状態で、本体ブラケットの引抜きを防止する引抜き防止手段が設けられ ていることを特徴とする盗難防止用錠である。
【0007】
【実施の形態】
以下本考案の好ましい実施形態について説明する。 図1は本考案に係る実施形態としての盗難防止用錠を設けた自動販売機の斜視 図、図2は図1中のA−A断面図、図3は同盗難防止用錠を構成する本体ブラケ ットと保護ブラケットとを組付けた状態の斜視図、図4は同盗難防止用錠を構成 する本体ブラケットと保護ブラケットとを分離した状態の斜視図、図5は本体ブ ラケットの裏面図である。
【0008】 図1において、50は例えば自動販売機の本体であり、この自動販売機には、 中に商品等を入れる扉51が開閉自在に設けられており、この自動販売機の扉5 1の開閉側には、扉51の開放を防止する本考案に係わる盗難防止用錠10が取 り付けられている。盗難防止用錠10は、自動販売機備え付けの鍵を隠すように 取り付けると、防犯上の効果が一段と高まる。
【0009】 この盗難防止用錠10は図1〜図4に示すように保護ブラケット11と本体ブ ラケット12とから構成されており、本体ブラケット12を自動販売機等の側壁 52、天井壁53、底壁54に固定し、その後、扉51を閉めた上から保護ブラ ケット11を本体ブラケット12の取り付け部12aに嵌合し、鍵手段(詳細は 後述する)を操作すると鍵手段の係合片が保護ブラケット11の係合孔11aに 係止し、両ブラケット11、12を結合した状態とすることができる。 保護ブラケット11は、外観の体裁が良いように表面が曲面に形成され、さら に内側に係合孔11aが形成されており、本例では板金で構成されている。しか し、その他の適宜材料でも構成することができる。
【0010】 図2、図3、図4において、前記本体ブラケット12には一端側に保護ブラケ ット11を嵌合する取り付け部12aを備えており、さらに本体ブラケットの中 央部にこの本体ブラケットをを自動販売機等の本体に固定するためのボルト13 (詳細は後述する)を貫通できる長いボルト貫通孔14が2列形成されており、 この孔14を利用して本体ブラケット12を自動販売機の底壁54等に、取り付 け位置を調整しながら固定する。ボルト貫通孔14を長孔としたのは自動販売機 等の扉51の厚さに合わせて本体ブラケット12の取り付け位置を調整できるよ うするためである。ところで、ボルト貫通孔14が長孔の場合、本体ブラケット 12を自動販売機側に取り付けた状態で本体ブラケット12を引き抜くと、ボル ト13の締めつけ力が弱い場合には長孔に沿って本体ブラケット12が移動して しまうことがあり、これによって自動販売機の扉51等がこじ開けられるという 事態が発生する。なお、図中17は自動販売機等の底板側の貫通孔である。
【0011】 そこで本考案の本体ブラケット12には、図5の裏面図に示すように底壁12 の裏面に、引抜き防止手段として、図5中のB−B断面に示すような裏面側に突 出した係止部材15を、長孔の長手方向に沿って図示の如く複数個形成する。こ の突起はボルト貫通孔14を成形する時にプレス加工等によって同時に成形する ことができるが、後から溶接等によって取り付けることも可能である。そして、 前記2列のボルト貫通孔14に渡る長さを持ったワッシャ16を図5に示すよう に係止部材15の間に嵌入させた状態でボルト13を締めつけると、本体ブラケ ット12は長孔14に沿って移動できなくなり、本体ブラケット12の引き抜き が防止され、上述した事態を回避することができる。なお、ワッシャ16を使用 せずに図2に示す如くナット18を直接係止部材15の間に嵌入した状態で使用 しても同様の効果を得ることができる。こうして取り付けた本体ブラケット12 は固定手段13と本体ブラケット12とが相対移動することがなくなり、本体ブ ラケット12の引抜きを防止できる。その後、自動販売機に固定された本体ブラ ケット12の取り付け部12aには、保護ブラケット11を嵌合し、鍵手段によ り両者を結合状態とする。
【0012】 つづいて、保護ブラケット11と本体ブラケット12とを結合する鍵手段の構 成を説明すると図6は本体ブラケット12の裏面側からみた鍵手段の分解斜視図 である。 図に示すように鍵手段は鍵本体20と鍵本体20を本体ブラケット12に固定 するナット21と、鍵本体20を操作するキー22等を備えており、鍵本体20 を本体ブラケット12の取り付け孔12aに装着した後、ナット21を締めつけ ることにより鍵本体20をブラケット12側に固定できる。この時、ワッシャ( 図示せぬ)等を使用して鍵本体の取り付け状態を調整することも可能である。
【0013】 鍵本体20にはキー22によって回転する軸23が設けられており、この軸2 3に、回転不能に変換部材24が取り付けられている。変換部材24には前記軸 23に対して偏心した位置に係合突起25が形成されており、この係合突起25 には係合片26が係合している。係合片26は平板状に形成され、さらにカバー 27によってガイドされるようになっており、キー22を操作して軸23を回転 すると、変換部材24の係合突起25が揺動し、それによって係合片26がガイ ド27に沿って直線運動をして軸方向に移動する(図2中二点鎖線の状態)。な お、カバー27は螺子28により、本体ブラケット12側に固定される。
【0014】 本実施形態では、保護ブラケット11を本体ブラケット12に嵌合した状態で (図6では下方から本体ブラケット12に挿入することになる)キー22を回転 すると、係合片26が保護ブラケット11側に直線運動して突出し(図2中二点 鎖線の状態)、保護ブラケット側に形成した係合孔11a(図4参照)に嵌合す る。こうして、キー22を操作することで保護ブラケット11と本体ブラケット 12とが結合されることになる。また、キー22を逆方向に操作すると係合片2 6が後退し(図2中一点鎖線の状態)、保護ブラケット11の係合孔11aから 抜けるため、保護ブラケット11を本体ブラケット12から取り外すことができ る。
【0015】 なお、上記実施形態では本体ブラケットの引抜きを防止する係止部材15とし て、本体ブラケットの裏面に突起を形成してあるが、この突起に代えて本体ブラ ケットの表側に先端が尖った突起を設け、この突起を自動販売機側の壁に打ち込 むことにより、引抜きを防止することもできる。 また、上記実施形態においては、鍵手段は、本体ブラケット側に取り付けたも のについて説明したが、鍵手段を保護ブラケット側にに係止孔を本体ブラケット 側に形成しても同様の効果を得ることができる。 この盗難防止用錠は、自動販売機備え付けの鍵を保護ブラケットで隠すように 取り付けると、防犯上の効果が一段と高まる。さらに、自動販売機の扉の周辺に 複数個取り付けることができる。また本盗難防止用錠は、自動販売機に限らず、 開閉式扉を有する種々の容器にも適用することができる。 さらに本考案は、本考案の精神または主要な特徴から逸脱することなく他の色 々な形で実施することができ、そのため、前述の実施例はあらゆる点で単なる例 示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
【0016】
【考案の効果】
以上詳細に説明した如く本考案によれば、 1)自動販売機等の盗難を確実に防止することができる。 2)本体ブラケットが自動販売機側に移動不能に取り付けられるため、防犯上の 効果が一層高まる。 3)鍵手段の構成が簡単である上に交換も容易であり、キーを紛失した場合にも 簡単に鍵手段の交換が可能となる。 4)盗難防止用錠を板厚の厚い板金で構成することにより、堅牢な錠とすること ができる。 5)構造が簡単であるため安価に製造することができる。 等の優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施形態としての盗難防止用錠を
設けた自動販売機の斜視図である。
【図2】図1中のA−A断面図である。
【図3】同盗難防止用錠を構成する本体ブラケットと保
護ブラケットとを組付けた状態の斜視図である。
【図4】同盗難防止用錠を構成する本体ブラケットと保
護ブラケットとを分離した状態の斜視図である。
【図5】本体ブラケットの裏面図である。
【図6】本体ブラケットに取り付ける鍵手段の分解斜視
図である。
【符号の説明】
10 盗難防止用錠 11 保護ブラケット 12 本体ブラケット 13 ボルト 14 ボルト貫通孔 15 係止部材 16 ワッシャ 17 底壁に形成したボルト貫通孔 18 ナット 20 鍵本体 21 ナット 22 キー 23 軸 24 変換部材 25 係合突起 26 係合片 27 カバー 50 自動販売機本体 51 扉 52 側壁 53 天井壁 54 底壁

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ブラケットと、該本体ブラケットに着
    脱自在に取り付けることができる保護ブラケットと、キ
    ーを操作することにより前記本体ブラケットと保護ブラ
    ケットとを結合する鍵手段と、本体ブラケットを自動販
    売機等の容器側に固定するための固定手段とを備え、前
    記本体ブラケットには前記本体ブラケットを自動販売機
    等の容器側に前記固定手段により固定した状態で、本体
    ブラケットの引抜きを防止する引抜き防止手段が設けら
    れていることを特徴とする盗難防止用錠。
  2. 【請求項2】前記引抜き防止手段は、前記固定手段と本
    体ブラケットとの相対移動を禁止するために本体ブラケ
    ットに形成した係止部材であることを特徴とする請求項
    1に記載の盗難防止用錠。
  3. 【請求項3】前記固定手段はボルトとナットからなり、
    前記係止部材はナットと係合することによりボルトが本
    体ブラケットと相対移動をせぬよう構成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の盗難防止用錠。
  4. 【請求項4】前記固定手段はボルトとナットおよびワッ
    シャからなり、前記係止部材はワッシャと係合すること
    によりワッシャと本体ブラケットとの相対移動を禁止す
    るべく構成されていることを特徴とする請求項2に記載
    の盗難防止用錠。
  5. 【請求項5】前記鍵手段は、本体ブラケットと保護ブラ
    ケットとのいづれか一方に設けられており、鍵手段のキ
    ーを回転させることにより、鍵手段の係合片が対向する
    他側のブラケットに形成した係合孔に嵌合し、本体ブラ
    ケットと保護ブラケットの分離を禁止するべく構成した
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいづれか1項に
    記載の盗難防止錠。
  6. 【請求項6】前記鍵手段は、キーによって回転する軸
    と、該軸に設けられ該軸の回転を直線運動に変換するた
    めの変換部材と、該変換部材と連結する係合片とを備
    え、キーによって軸を回転すると、変換部材を介して係
    合片が直線移動し、この係合片が対向する他側ブラケッ
    トの係合孔に嵌合し、本体ブラケットと保護ブラケット
    の分離を禁止するべく構成したことを特徴とする請求項
    5に記載の盗難防止錠。
  7. 【請求項7】前記鍵手段は、本体ブラケットあるいは保
    護ブラケットのいづれか一方に着脱自在に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項6に記載の盗難防止錠。
JP1997006276U 1997-07-17 1997-07-17 盗難防止用錠 Expired - Lifetime JP3046161U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3512688B2 (ja) 1999-10-01 2004-03-31 株式会社レックステクノシステムズ 自動販売機等の扉用ロック装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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