JP2869483B2 - 自動販売機用補助錠 - Google Patents

自動販売機用補助錠

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JP2869483B2 JP12701796A JP12701796A JP2869483B2 JP 2869483 B2 JP2869483 B2 JP 2869483B2 JP 12701796 A JP12701796 A JP 12701796A JP 12701796 A JP12701796 A JP 12701796A JP 2869483 B2 JP2869483 B2 JP 2869483B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に内蔵
された錠とは別個に、自動販売機の外部に取り付けられ
る自動販売機用補助錠に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機の扉は、本体に対して開き式
になっており、錠が内蔵されているが、商品、売上金等
の盗難防止強化のため、自動販売機の外部に取り付ける
補助錠として従来から種々のものが提案されている。
【0003】例えば、特許出願公開平成6年第8152
6号に係る補助錠は、自動販売機の本体の上面に固定さ
れる本体取付具(係合フック保持体)と、扉の上面に固
定される扉取付具(錠前保持体)とを備えており、本体
取付具には、本体側連結部材(係合フック)が前方に突
出して固設されて扉取付具の内部に挿入されるようにな
っており、扉取付具の内部には、扉側連結部材(係止フ
ック)が施錠部材(錠前)を介して側方に突出後退可能
に装着されて本体側連結部材と係合するようになってい
る。
【0004】また、実用新案登録第3018664号に
係る補助錠(盗難防止用錠)は、自動販売機の本体の底
部に固定される本体取付具(底板及び保護ブラケット支
持部材)と、扉の前方に突出する扉係止具(保護ブラケ
ット)とを備えており、本体取付具には、上向きに開口
した箱型の装着部(保護ブラケット支持部材)が設けら
れて扉係止具が差し込まれるようになっており、係止部
材が装着部に対して後方に突出後退可能に設けられて扉
係止具の背部に係合するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の補助錠は、本体
取付具及び扉取付具が本体及び扉に固定されている構造
であること、本体取付具に対して扉係止具が着脱される
構造であることが、外観から推測できるため、破壊を試
みられる可能性があるという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
外観から構造を推測することが困難な自動販売機用補助
錠の提供を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
自動販売機の本体に固定される本体取付具と、前記自動
販売機の扉に固定される扉取付具と、前記本体取付具及
び前記扉取付具を連結する連結部材と、所定の鍵を介し
て前記連結部材を係止及び解除する施錠部材とを備えて
なる自動販売機用補助錠において、前記施錠部材は所定
の鍵を介して回動する回動部を有し、前記連結部材は棒
状に形成されて一端側を前記回動部に固定されると共に
係止凸部が外周側に突出して固設され、前記本体取付具
及び前記扉取付具には相互に嵌合する凸部及び凹部が並
んで固設され、前記本体取付具及び前記扉取付具の前記
凸部には相互に整合して前記連結部材が貫通して着脱可
能かつ回動可能に装着される装着孔が設けられ、前記本
体取付具又は前記扉取付具には前記装着孔に整合して前
記連結部材が前記係止凸部を所定向きにして挿入される
挿入孔が開口して設けられると共に前記係止凸部が回動
可能に収容される係合凹部が前記挿入孔に連通して設け
られたことにある。
【0008】なお、扉取付具は自動販売機の扉の前面に
配置される突出部と前記扉の外周側に突出する連結部と
を有し、前記連結部に凸部及び凹部が設けられているこ
とが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の一例を
図面について説明する。図において1,2は補助錠が取
り付けられる自動販売機の本体、扉であり、本体1は支
持脚4,4……を介して設置され、扉2は蝶番等を介し
て本体1に対して前方へ開くようになっている。そし
て、図において10,20,30,40は補助錠を構成
する本体取付具、扉取付具、連結部材、施錠部材であ
る。
【0010】本体取付具10は、後方側の固定部11と
前方側の連結部13とを備えた前後に長い直方体形に形
成されている。そして、固定部11は、裏側(底面)に
固定用ボルト19,19……と螺合する固定用ネジ孔が
設けられて、自動販売機の本体1の上面に内側から固定
され、連結部13は自動販売機の扉2の上方に配置され
るようになっている。
【0011】本体取付具10の連結部13の前端中央部
には、複数凹部14,14……と凸部15,15……と
が左右に交互に並んで設けられ、凹部14,14……は
前後向き及び下向きに開口すると共に前方へ拡開してお
り、凸部15,15……には円形断面の装着孔16,1
6……が相互に整合して左右に貫通して設けられてい
る。また、連結部13の前端右側部には、挿入孔17
が、装着孔16,16……と整合して左右に貫通して
(右向きに開口して)設けられており、挿入孔17は、
装着孔16よりも大きく、前後に長く上下に短い断面形
状になっている。そして、挿入孔17の左方(本体取付
具10の内側)には、挿入孔17よりも大きい係合凹部
18が連続して設けられており、係合凹部18は凹部1
4と連続している。
【0012】扉取付具20は、後側に突出した固定部2
1と、下側に突出した突出部22と、上側に突出した連
結部23とを備えたT字形断面形状に形成されている。
そして、固定部21は、固定用ボルト29が挿通される
固定用孔が設けられて自動販売機の扉2の上面に外側か
ら固定され、突出部22は、扉2の前面に固定され、連
結部23は、扉2の上方に突出するようになっている。
【0013】扉取付具20の連結部23には、複数の凹
部24,24……と凸部25,25とが左右に交互に並
んで設けられ、凹部24,24……は前後向き及び上向
きに開口すると共に後方へ拡開しており、凸部25,2
5……には円形断面の装着孔26,26……が相互に整
合して左右に貫通して設けられている。
【0014】そして、本体取付具10の連結部13と扉
取付具20の連結部23とは、自動販売機の扉2を閉め
ると、凹部14,14……に凸部25,25……が挿入
され、凹部24,24に凸部15,15……が挿入され
るようにして、相互に嵌合し、装着孔16,26……が
整合するようになっている。また、扉取付具20の凸部
25の前面周縁は鍔状に突出して形成されており、凸部
15,25,15間の隙間を覆い隠すようになってい
る。
【0015】連結部材30は、左右に長い円柱形の棒状
に形成されており、本体取付具10及び扉取付具20の
装着孔16,26……に、左右に貫通して着脱可能かつ
回動可能に装着されるようになっている。そして、連結
部材30の右端には、鍔状の係止凸部38が外周側に突
出して固定されており、係止凸部38は、横向き(前向
き又は後向き)にすると本体取付具10の挿入孔17に
挿通でき、縦向き(上向き又は下向き)にすると挿入孔
17に挿通できず、係止凹部18内で回動可能になって
いる。
【0016】施錠部材40(シリンダー錠)は、本体取
付具10の挿入孔17に、鍵孔部分を外側に露出して着
脱可能かつ回動不能に装着されるようになったいる。そ
して、施錠部材40には、所定の鍵により回動される回
動部48(シリンダーバレル)が備えられており、回動
部48は連結部材30の右端に同軸上に固定され、これ
により、連結部材30と施錠部材40とが一体化されて
いる。
【0017】このように構成される補助錠は、施錠する
際には、まず、自動販売機の扉2を閉めて、本体取付具
10の連結部13と扉取付具20の連結部23とを嵌合
させる。次に、連結部材30及び施錠部材40を係止凸
部38を横向きにして挿入孔17から挿入し、連結部材
30を装着孔16,26……に装着して、本体取付具1
0と扉取付具20とを連結する。そして、所定の鍵によ
り連結部材30を回動させて、係止凸部38を縦向きに
して、連結部材30を係止する。一方、解錠する際に
は、上述の動作と逆の動作により行う。
【0018】なお、上述の実施の形態は、補助錠を自動
販売機の上面に取り付けた場合を示しているが、補助錠
は自動販売機の側面または底面に取り付けるようにして
もよい。
【0019】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る自動販売機
用補助錠は、本体取付具と扉取付具とに相互に整合する
装着孔を設けて、この装着孔に棒状の連結部材を着脱可
能に装着して本体取付具と扉取付具とを連結し、施錠部
材を介して連結部材を回動して係止又は解除することに
よって、外観から構造を推測することが困難になり、従
って、破壊が困難になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機用補助錠の実施の形態
の一例を示す側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2のA−A線による断面図である。
【図4】図3中の本体取付具の断面図である。
【図5】図4のB−B線による断面図である。
【図6】図3中の扉取付具の断面図である。
【図7】図3中の連結部材及び施錠部材の平面図であ
る。
【図8】図7のC−C線による断面図である。
【図9】自動販売機への取付状態の一例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 自動販売機本体 2 自動販売機扉 4 支持脚 10 本体取付具 11 固定部 13 連結部 14 凹部 15 凸部 16 装着孔 17 挿入孔 18 係合凹部 19 固定用ボルト 20 扉取付具 21 固定部 22 突出部 23 連結部 24 凹部 25 凸部 26 装着孔 29 固定用ボルト 30 連結部材 38 係合凸部 40 施錠部材 48 回動部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の本体に固定される本体取付
    具と、前記自動販売機の扉に固定される扉取付具と、前
    記本体取付具及び前記扉取付具を連結する連結部材と、
    所定の鍵を介して前記連結部材を係止及び解除する施錠
    部材とを備えてなる自動販売機用補助錠において、 前記施錠部材は所定の鍵を介して回動する回動部を有
    し、前記連結部材は棒状に形成されて一端側を前記回動
    部に固定されると共に係止凸部が外周側に突出して固設
    され、前記本体取付具及び前記扉取付具には相互に嵌合
    する凸部及び凹部が並んで固設され、前記本体取付具及
    び前記扉取付具の前記凸部には相互に整合して前記連結
    部材が貫通して着脱可能かつ回動可能に装着される装着
    孔が設けられ、前記本体取付具又は前記扉取付具には前
    記装着孔に整合して前記連結部材が前記係止凸部を所定
    向きにして挿入される挿入孔が開口して設けられると共
    に前記係止凸部が回動可能に収容される係合凹部が前記
    挿入孔に連通して設けられたことを特徴としてなる自動
    販売機用補助錠。
  2. 【請求項2】 扉取付具は自動販売機の扉の前面に配置
    される突出部と前記扉の外周側に突出する連結部とを有
    し、前記連結部に凸部及び凹部が設けられてなる請求項
    1に記載の自動販売機用補助錠。
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