JP3069734B2

JP3069734B2 - 自動販売機用補助錠

Info

Publication number: JP3069734B2
Application number: JP9255019A
Authority: JP
Inventors: 邦弘山本
Original assignee: コンスコア株式会社
Priority date: 1997-09-19
Filing date: 1997-09-19
Publication date: 2000-07-24
Anticipated expiration: 2017-09-19
Also published as: JPH1193481A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に内蔵
された錠とは別個に、自動販売機の外部に取り付けられ
る自動販売機用補助錠に関する。

【０００２】

【従来の技術】自動販売機の扉は、一方の側縁部分を本
体に対して回動自在に支持され、本体に対して前方へ開
くようになっており、他方の側縁部分には錠が内蔵され
て、商品、売上金等の盗難防止が図られているが、盗難
防止強化のため、自動販売機の外部に取り付ける補助錠
として、実公平６−３０９７号公報、特開平６−８１５
２６号公報、特開平６−１６８３７３号公報、実公平７
−３０１８６６４号公報等に種々のものが開示されてい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】補助錠は商品の補給、
売上金の回収等の度に解錠、施錠しなければならないこ
とから、従来のものは、施錠、解錠が容易なように比較
的小型に形成されているが、このような小型の補助錠
は、強度が低いという印象を与え、破壊を試みられる場
合があるという問題があった。

【０００４】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
大型で破壊は困難との印象を与えられ、かつ、施錠、解
錠が容易な自動販売機用補助錠の提供を目的としたもの
である。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
自動販売機の本体の前面側を開閉する扉の前方に突出し
た状態で前記本体に対して固定可能な扉封鎖具を備えた
自動販売機用補助錠において、前記扉封鎖具は、前記扉
の前方に突出可能な突出部と前記本体側へ回り込み可能
な先端部および基端部とを有する屈曲した長尺棒状に形
成され、前記本体に対して固定されて、前記先端部を所
定の鍵を介して係止及び解除する施錠部材が備えられ、
前記扉封鎖具は、前記先端部が前記扉の前面に対して略
垂直に移動して前記先端部が前記施錠部材に接近し又は
前記施錠部材から離反し、前記先端部が前記扉の前面に
対して略平行に移動して前記突出部が前記扉の前方に突
出し又は前記扉の前方から退避するように、前記基端部
側を前記本体に対して回動自在に支持されたことにあ
る。

【０００６】なお、自動販売機の本体に対して固定され
る基端部回動支持部が備えられ、前記基端部回動支持部
には、一端側又は両端側が扉封鎖具の基端部に比して幅
広に形成された基端部支持孔が設けられ、前記扉封鎖具
は、先端部が前記自動販売機の扉の前面に対して略垂直
および略平行に移動するように前記基端部を前記基端部
支持孔に回動自在に挿通されることが好ましい。

【０００７】また、自動販売機の本体に対して固定され
る基端部回動支持部が備えられ、前記基端部回動支持部
には、扉封鎖具の基端部に対応した基端部支持孔が設け
られ、前記扉封鎖具は、先端部が前記自動販売機の扉の
前面に対して略平行に移動するように前記基端部を前記
基端部支持孔に回動自在に挿通され、前記扉封鎖具は、
先端側部材と基端側部材とに分割され、前記先端側部材
と前記基端側部材とは、前記先端部が前記扉の前面に対
して略垂直に移動するように回動自在に接合されるよう
にしてもよい。

【０００８】

【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。図１〜８は本発明の第１実施形態を示
しており、図１〜４において、１、６は自動販売機の本
体、扉であり、本体１は、脚２、２…を介して、床面又
は地面の間に隙間を開けて設置され、扉６は、一方の側
縁部分を本体１に回動自在に支持され、本体１に対して
前方へ開くようになっている。そして、図において、１
０、２０は補助錠を構成する扉封鎖具、本体取付具であ
る。

【０００９】扉封鎖具１０は、略円形の中空断面形状の
屈曲した長尺棒状に形成されており、図２に示すよう
に、略ハ字形で斜め縦向な突出部１２、１４と両者の上
端を連結する横長な連結部１３とを備え、突出部１２、
連結部１３及び突出部１４により略コ字形の前方突出部
分を構成しており、更に、図３、４に示すように、突出
部１２、１４の下端から後向に突出して基端部１１、先
端部１５が備えられている。なお、基端部１１は長く、
先端部１５は短く形成されている。

【００１０】本体取付具２０は、図３に示すように、後
板部２０Ｂ、前板部２０Ｃ、側板部２０Ｄ、２０Ｄ及び
底板部２０Ｅからなる上面側が開口された偏平な略直方
体形の箱状部材をもって構成されており、更に、後板部
２０Ｂの側端外面にコ字型部材が溶接により固定され、
これにより後突出板部２０Ａが後板部Ｂとの間に隙間を
開けて形成されいる。そして、底板部２０Ｅの内面に
は、複数の取付ナット２８、２８…が溶接により固定さ
れている。

【００１１】そして、本体取付具２０の一方の側端に
は、後突出板部２０Ａ、後板部２０Ｂ、前板部２０Ｃ
に、それぞれ基端部支持孔２１、２２、２３が前後に整
合するように開けられ、基端部回動支持部が構成されて
いる。図６に示すように、後板部２０Ｂの基端部支持孔
２２は、扉封鎖具１０の基端部１１に対応した略円形に
形成されており、図５に示すように、後突出板部２０Ａ
の基端部支持孔２１は、稍幅広な（横長な）略長円形に
形成されており、図７に示すように、前板部２０Ｃの基
端部支持孔２３は、更に幅広な略長円形に形成されてい
る。即ち、基端部支持孔２１、２２、２３は、前端側お
よび後端側が幅広に形成されている。

【００１２】本体取付具２０の他方の側端には、前板部
２０Ｃに、図８に示すように、略長円形の先端部挿抜孔
２４が開けられており、図３に示すように、先端部挿抜
孔２４に対して前後に整合して、案内部２５が前板部２
０Ｃの下端から前方に突出して固設され、当接部２６が
底板部２０Ｄから上方へ突出して固設されている。そし
て、先端部挿抜孔２４に隣接して、施錠部材２７（シリ
ンダー錠）が前板部２０Ｃに鍵孔部分を前方へ露出して
固定されている。

【００１３】そして、扉封鎖具１０の基端部１１が、本
体取付具２０の基端部支持孔２１、２２、２３に周方向
へ回動自在（摺動自在）に挿通され、かつ、幅広の基端
部支持孔２３（基端部１１の前端部分）では横方向へも
移動自在（摺動自在）になっており、扉封鎖具１０は、
本体取付具２０に対して、基端部１１全体の周方向への
回動により、先端部１５が旋回するように上外方又は下
内方へ移動し、基端部１１の前端部分の横方向への移動
（基端部１１全体の横方向への回動）により、先端部１
５が、後方又は前方へ移動して、先端部挿抜孔２４を介
して本体取付具２０に挿抜され、施錠部材２７により係
止、解除されるようになっている。

【００１４】なお、図５に示すように、基端部１１の後
端部分には、抜止ピン１１ａが外方へ突出して固設さ
れ、抜止ピン１１ａは後突出板部２０Ａ、後板部２０Ｂ
間の隙間に配置されており、抜止ピン１１ａが後突出板
部２０Ａ、後板部２０Ｂに係合することにより、基端部
１１は長手方向（前後方向）へは移動不能になってい
る。

【００１５】また、図７に示すように、基端部支持孔２
３の内側下縁部分（先端部挿抜孔２４側の側下縁部分）
には、鍔状の係止部２３ｃが内方へ突出して固設され、
基端部１１の前端部分には、横向溝状の被係止部１１ｂ
が固設されている。そして、先端部１５が先端部挿抜孔
２４に挿入する際に基端部１１の前端部分が横方向へ移
動すると、係止部２３ｃに被係止部１１ｂが係合して基
端部１１を確実に係止され、先端部１５が先端部挿抜孔
２４から離脱する際に基端部１１の前端部分が反対方向
へ移動すると、係止部２３ｃから被係止部１１ｂが離反
して基端部１１の周方向への回動を妨げないようになっ
ている。

【００１６】また、図８に示すように、施錠部材２７に
は、所定の鍵を介して回動される回動部２７ａ（シリン
ダーバレル）と、回動部２７ａにスライダークランク機
構を介して連結された横向棒状（閂状）の係止部２７ｂ
とが設けられており、先端部１５の外周下端には、横向
溝状の被係止部１５ｂが凹設されている。そして、回動
部２７ａの回動により、係止部２７ｂが先端部挿抜孔２
４に対して突出、後退して、係止部２７ｂが被係止部１
５ｂに係脱して、先端部１５が係止、解除されるように
なっている。

【００１７】このように構成される補助錠を自動販売機
に取り付けるには、自動販売機の扉６を開けた状態で、
図２〜４に示すように、自動販売機の本体１の内底面か
ら外底面へ取付ボルト２９、２９…を貫通させ、取付ボ
ルト２９、２９…と取付ナット２８、２８…を締結し
て、本体取付具２０を、本体１の底方前部に、上面を本
体１の外底面に当接させるようにして固定する。従っ
て、自動販売機の扉６を閉じた状態では、取付ボルト２
９、２９…は取外不能になる。

【００１８】そして、補助錠を施錠する際には、自動販
売機の扉６を閉めた後に、扉封鎖具１０を先端部１５が
扉６の前面に対して略平行に下内方へ移動するように回
動させて、突出部１２、連結部１３及び突出部１４が扉
６の底部前方に突出した状態にする。そして、扉封鎖具
１０を先端部１５が扉６の前面に対して略垂直に後方へ
移動するように回動させて、先端部１５を先端部挿抜孔
２４から本体取付具２０内に挿入し、所定の鍵を介して
施錠部材２７により先端部１５を係止して、扉封鎖具１
０を突出部１２、連結部１３及び突出部１４が扉６の前
方に突出した状態で固定する。

【００１９】すると、扉封鎖具１０が自動販売機の扉６
を開ける際に干渉し、これにより補助錠としての機能を
果たすが、扉封鎖具１０は、長尺棒状で比較的大型であ
ることから、強度が高く破壊は困難であるという印象を
与えるので、小型の補助錠に比して高い防犯効果を発揮
することができる。

【００２０】一方、補助錠を解錠する際には、所定の鍵
を介して施錠部材２７による扉封鎖具１０の先端部１５
の係止を解除し、扉封鎖具１０を先端部１５が扉６の前
面に対して略垂直に前方へ移動するように回動させて、
先端部１５を先端部挿抜孔２４から本体取付具２０の前
方へ離脱させる。そして、扉封鎖具１０を先端部１５が
扉６の前面に対して略平行に上外方へ移動するように回
動させて、突出部１２、連結部１３、突出部１４及び先
端部１５が扉６の前方から外方へ退避した状態にする。

【００２１】すると、扉６を開けて商品の補給、売上金
の回収等を行うことができる。なお、扉封鎖具１０は、
基端部１１側の突出部１２が斜め縦向に設けられている
ので、突出部１２を扉６の前方から下方へ、連結部１３
及び突出部１４を扉６の前方から側方へ、好適に退避さ
せることができ、従って、狭い場所でも好適に解錠する
ことができる。

【００２２】図９〜１２は本発明の第２実施形態を示し
ており、図において、１１０、１２０は補助錠を構成す
る扉封鎖具、本体取付具である。なお、第１実施形態と
同様な部分については、説明を省略し、同一符号を使用
する。

【００２３】本体取付具１２０内には、図１０、１２に
示すように、基端部回動支持部１２１（すべり軸受）が
固定されており、基端部回動支持部１２１には、扉封鎖
具１１０の基端部１１１に対応した前後向の略円筒形の
基端部支持孔１２２が、前板部の基端部挿通孔１２３に
整合して設けられている。そして、扉封鎖具１１０の基
端部１１１が、基端部挿通孔１２３を介して本体取付具
１２０内に挿入され、基端部支持孔１２２に周方向へ回
動自在（摺動自在）に挿通されている。これによって、
扉封鎖具１１０は、先端部１５が自動販売機の扉６の前
面に対して略平行に下内方又は上外方へ移動して、突出
部１１２、連結部１３及び突出部１４が扉６の前方に突
出し又は扉６の前方から側方へ退避するように、回動自
在に支持されている。

【００２４】なお、図１２に示すように、基端部回動支
持部１２１の外周部分には、横長溝状の係合孔１２２ａ
が基端部支持孔１２２に連通して開けられ、基端部１１
１には、係合突起１１１ｂが外方に突出して固定されて
おり、係合孔１２２ａと係合突起１１１ｂとが係合する
ことにより、基端部１１１は、周方向へは回動自在で長
手方向（前後方向）へは移動不能になっている。

【００２５】また、扉封鎖具１１０は、先端部１５側の
先端側部材と基端部１１１側の基端側部材とに２分割さ
れ、先端側部材と基端側部材とは縦向の突出部１１２に
おいて接合されている。突出部１１２は、図１１に示す
ように、基端側部材の稍大径の外筒部１１２Ａと先端側
部材の稍小径の内筒部１１２Ｂとが周方向へ回動自在
（摺動自在）に嵌合された２重筒状に形成されており、
先端側部材（連結部１３、突出部１４、先端部１５）が
基端側部材（基端部１１１）に対して横方向（前後方
向）へ回動可能になっている。これによって、扉封鎖具
１０は、先端部１５が自動販売機の扉６の前面に対して
略垂直に後方又は前方へ移動して、先端部１５が先端部
挿抜孔２４を介して施錠部材２７に接近し又は施錠部材
２７から離反するようになってる。

【００２６】なお、図１１に示すように、突出部１１２
の外筒部１１２Ａには、横長の係合孔１１２ａが内外に
貫通して開けられ、内筒部１１２Ｂには係合突起１１２
ｂが外方に突出して固定されており、係合孔１１２ａと
係合突起１１２ｂとが係合することによって、外筒部１
１２Ａと内筒部１１２Ｂとは、周方向へは回動自在で長
手方向（上下方向）へは移動不能になっている。

【００２７】なお、上述の実施の形態では、扉封鎖具の
基端部、先端部を、自動販売機の本体の底面側に支持、
係止する場合について述べたが、自動販売機の本体の側
面、上面側に支持、係止するようにしてもよい。

【００２８】

【発明の効果】上述のように、本発明に係る自動販売機
用補助錠は、扉封鎖具を、自動販売機の扉の前方に突出
可能な突出部と自動販売機の本体側へ回り込み可能な先
端部および基端部とを有する屈曲した長尺棒状に形成
し、自動販売機の本体に対して固定されて扉封鎖具の先
端部を所定の鍵を介して係止及び解除する施錠部材を備
え、扉封鎖具を、先端部が自動販売機の扉の前面に対し
て略垂直に移動して先端部が施錠部材に接近し又は施錠
部材から離反し、先端部が自動販売機の扉の前面に対し
て略平行に移動して突出部が扉の前方に突出し又は扉の
前方から退避するように、基端部側を自動販売機の本体
に対して回動自在に支持したことによって、比較的大型
に形成される扉封鎖具により威圧感を与えて破壊を試み
られることを防止することができ、かつ、扉封鎖具が大
型であっても扉封鎖具を回動させることにより容易に施
錠、解錠することができる。

【００２９】なお、自動販売機の本体に対して固定され
る基端部回動支持部を備え、基端部回動支持部に、一端
側又は両端側が扉封鎖具の基端部に比して幅広に形成さ
れた基端部支持孔を設け、扉封鎖具を、先端部が自動販
売機の扉の前面に対して略垂直および略平行に移動する
ように基端部を基端部支持孔に回動自在に挿通すること
によって、扉封鎖具を好適に回動自在に支持することが
できる。

【００３０】また、自動販売機の本体に対して固定され
る基端部回動支持部を備え、基端部回動支持部に、扉封
鎖具の基端部に対応した基端部支持孔を設け、扉封鎖具
を、先端部が自動販売機の扉の前面に対して略平行に移
動するように基端部を基端部支持孔に回動自在に挿通
し、扉封鎖具を、先端側部材と基端側部材とに分割し、
先端側部材と基端側部材とを、先端部が扉の前面に対し
て略垂直に移動するように回動自在に接合することによ
っても、扉封鎖具を好適に回動自在に支持することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る自動販売機用補助錠の第１実施
形態を示す正面図である。

【図２】図１の補助錠の拡大正面図である。

【図３】図１の補助錠の拡大平面図である。

【図４】図１の補助錠の拡大側面図である。

【図５】図３中のＡＡ線による拡大垂直断面図であ
る。

【図６】図３中のＢＢ線による拡大垂直断面図であ
る。

【図７】図３中のＣＣ線による拡大垂直断面図であ
る。

【図８】図３中のＤＤ線による拡大垂直断面図であ
る。

【図９】本発明に係る自動販売機用補助錠の第２実施
形態を示す正面図である。

【図１０】図９の補助錠の水平断面図である。

【図１１】図９中の扉封鎖具の基端側突出部の水平断
面図である。

【図１２】図９中の本体取付具の基端部回動支持部お
よび扉封鎖具の基端部の垂直断面図である。

【符号の説明】

１本体（自動販売機）２脚６扉（自動販売機）１０扉封鎖具（第１実施形態）１１基端部１１ａ抜止部１１ｂ被係止部１２突出部１３連結部１４突出部１５先端部１５ｂ被係止部２０本体取付具（第１実施形態）２０Ａ後突出板部（基端部回動支持部）２０Ｂ後板部（基端部回動支持部）２０Ｃ前板部（基端部回動支持部）２０Ｄ側板部２０Ｅ底板部２１、２２、２３基端部支持孔２３ｃ係止部２４先端部挿抜孔２５案内部２６当接部２７施錠部材２７ａ回動部２７ｂ係止部２８取付ナット２９取付ボルト１１０扉封鎖具（第２実施形態）１１１基端部（基端側部材）１１１ｂ係合突起１１２突出部１１２Ａ外筒部（先端側部材）１１２ａ係合孔１１２Ｂ内筒部（基端側部材）１１２ｂ係合突起１２０本体取付具（第２実施形態）１２１基端部回動支持部１２２基端部支持孔１２２ａ係合孔１２３基端挿通孔

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】自動販売機の本体の前面側を開閉する扉
の前方に突出した状態で前記本体に対して固定可能な扉
封鎖具を備えた自動販売機用補助錠において、前記扉封鎖具は、前記扉の前方に突出可能な突出部と前
記本体側へ回り込み可能な先端部および基端部とを有す
る屈曲した長尺棒状に形成され、前記本体に対して固定
されて、前記先端部を所定の鍵を介して係止及び解除す
る施錠部材が備えられ、前記扉封鎖具は、前記先端部が
前記扉の前面に対して略垂直に移動して前記先端部が前
記施錠部材に接近し又は前記施錠部材から離反し、前記
先端部が前記扉の前面に対して略平行に移動して前記突
出部が前記扉の前方に突出し又は前記扉の前方から退避
するように、前記基端部側を前記本体に対して回動自在
に支持されたことを特徴としてなる自動販売機用補助
錠。
【請求項２】自動販売機の本体に対して固定される基
端部回動支持部が備えられ、前記基端部回動支持部に
は、一端側又は両端側が扉封鎖具の基端部に比して幅広
に形成された基端部支持孔が設けられ、前記扉封鎖具
は、先端部が前記自動販売機の扉の前面に対して略垂直
および略平行に移動するように前記基端部を前記基端部
支持孔に回動自在に挿通された請求項１に記載の自動販
売機用補助錠。
【請求項３】自動販売機の本体に対して固定される基
端部回動支持部が備えられ、前記基端部回動支持部に
は、扉封鎖具の基端部に対応した基端部支持孔が設けら
れ、前記扉封鎖具は、先端部が前記自動販売機の扉の前
面に対して略平行に移動するように前記基端部を前記基
端部支持孔に回動自在に挿通され、前記扉封鎖具は、先
端側部材と基端側部材とに分割され、前記先端側部材と
前記基端側部材とは、前記先端部が前記扉の前面に対し
て略垂直に移動するように回動自在に接合された請求項
１に記載の自動販売機用補助錠。