JP3157767B2 - 給湯器の音声ガイド装置 - Google Patents

給湯器の音声ガイド装置

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JP3157767B2 JP4506598A JP4506598A JP3157767B2 JP 3157767 B2 JP3157767 B2 JP 3157767B2 JP 4506598 A JP4506598 A JP 4506598A JP 4506598 A JP4506598 A JP 4506598A JP 3157767 B2 JP3157767 B2 JP 3157767B2
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昌 永田
泰典 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯制御や操作を表す
ガイド情報等の出力を音声を以て行う、給湯器の音声ガ
イド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、給湯器には、供給された水を所
望の温度に加熱して給湯する給湯専用器と、浴槽やタン
ク等の貯湯手段における水や湯を再加熱する追い焚きを
行う追焚き給湯器等がある。何れのものも、マイクロコ
ンピュータを制御手段に用いて高度な電子制御が行わ
れ、精度の高い給湯制御とともに安全性確保が実現され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
高度な制御を行うようにした給湯器では、給湯のための
機器操作や初期設定等が複雑化する傾向があり、その扱
いが非常に厄介である。また、需要者が、操作方法が分
からないため、自分の操作ミスであることを知らずに給
湯器の故障と判断してしまい、販売者側がその対応に追
われることもある。電子化で便利に成った分だけ、扱い
が厄介になるという不都合があり、操作上の改善が望ま
れている。
【0004】そこで、本発明は、給湯器の制御手段とは
別個に設置されるリモコン装置側でのガイダンス処理を
実現して安全性を高めた給湯器の音声ガイド装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の給湯器の音声ガ
イド装置は、給湯器(2)の制御を本体側コントローラ
(6)で行うとともに、この本体側コントローラと連係
されるリモコン側コントローラ(8)をリモコン装置
(4)側に設けることで、メッセージ音声の出力をリモ
コン装置側で発生させて操作性を高めたものである。
【0006】本発明の給湯器の音声ガイド装置は、給水
を加熱して給湯する給湯器(2)を制御する本体側コン
トローラ(6)と、リモコン装置(4)に設置されて前
記本体側コントローラと連係されて前記本体側コントロ
ーラを通して前記給湯器を制御するリモコン側コントロ
ーラ(8)と、前記給湯器の熱交換器(16)を加熱す
るバーナー(24)に近接して設置され、前記バーナー
の炎を検出する炎検出手段(フレームロッド36)と、
前記バーナーに燃焼用空気を供給するファン(ファン3
2)の回転を検出する回転検出手段と、前記熱交換器に
付設されて空焚きを検出する空焚き検出手段(空焚き防
止スイッチ40)と、前記本体側コントローラに設けら
れて前記炎検出手段、前記回転検出手段又は前記空焚き
検出手段の検出出力から動作状態を判定する判定手段
(CPU63)と、前記リモコン側コントローラに設け
られて音声データを記憶する記憶手段(音声データRO
M89)と、前記リモコン側コントローラに設けられ、
着火後、前記炎検出手段が炎を検出しないとき、前記回
転検出手段が回転異常を検出したとき、又は、前記空焚
き検出手段が空焚きを検出したとき、前記判定手段の判
定結果に応じて前記音声データを前記記憶手段から読み
出す音声データ読出し手段(CPU82)と、この音声
データ読出し手段が読み出した前記音声データにより音
声信号を合成する音声合成手段(音声合成回路88)
と、この音声合成手段で合成された前記音声信号により
動作異常の発生及びその対処を表すメッセージ音声を出
力する音声出力手段(音声出力回路90及びスピーカ4
6)とを備えたことを特徴とする。
【0007】リモコン装置から制御入力を加えると、そ
の制御入力はリモコン側コントローラを通じて給湯器の
本体側コントローラに入力される。この制御入力に応じ
本体側コントローラから制御出力が発生し、その制御
出力が給湯器の各種制御部や駆動部に与えられ、その制
御出力に応じた給湯制御が行われる。
【0008】そして、この給湯制御において、本体側コ
ントローラからの制御入力に応じてリモコン側コントロ
ーラから出力された制御出力は、本体側コントローラ
伝達される。即ち、制御入力を与えたことに応動して
体側コントローラ及びリモコン側コントローラでは、必
要な給湯制御を行うために設定された制御プログラムが
実行され、そのプログラムを実行する上で、個々の手順
動作によって得られる制御出力が本体側コントローラ
出力される。即ち、リモコン装置のリモコン側コントロ
ーラから制御入力が本体側コントローラに加えられ、本
体側コントローラにより給湯器に必要な制御が行われる
とともに、着火動作後の炎検出、ファンの回転検出、空
焚き検出等の順次の検出動作に基づいて動作状態の異常
判別が行われ、動作異常が発生している場合、その発生
及びその対処を表すメッセージ音声が音声発生手段から
発せられる。この結果、操作者は、メッセージ音声を受
けて自らの判断を待つことなく、異常発生を知ることが
でき、その対処を容易且つ迅速に行うことができる。
【0009】また、本発明の給湯器の音声ガイド装置に
おいて、前記リモコン側コントローラに前記メッセージ
を視覚的に表示する表示手段(表示器44)を備えたこ
とを特徴とする。このような構成としたことにより、操
作者に対して音声メッセージとともに、視覚的にメッセ
ージを送ることができ、操作性の向上とともに安全性の
高い制御操作を実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した一実
施形態を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の給湯器の音声ガイド装置
の一実施例を示している。この給湯器の音声ガイド装置
には、給水を受けて所望温度の給湯を行う給湯器2が設
置されているとともに、この給湯器2の遠隔操作を行う
遠隔操作手段としてのリモコン装置4が設置され、これ
ら給湯器2とリモコン装置4とで一つの音声ガイドシス
テムが構成されている。そして、給湯器2には、第1の
制御手段として本体側コントローラ6が設置され、リモ
コン装置4には、第2の制御手段としてリモコン側コン
トローラ8が設置され、両者間は送受信用ケーブル10
で連係され、必要な制御情報の授受が行われる。
【0012】給湯器2には、給水管12を通して加熱す
べき水Wが与えられ、この水Wは流量センサ14を通し
て加熱手段である熱交換器16に加えられ、この熱交換
器16を経て加熱された湯HWは、所望の箇所、例え
ば、浴室、洗面所、シンク等に導かれ、出湯手段である
給湯栓18A、18Bから供給される。流量センサ14
と熱交換器16との間の給水部には、入水温度検知手段
としてサーミスタ20が設置され、熱交換器16の出力
側の管路には出湯検出手段としてのサーミスタ22が設
置されている。
【0013】熱交換器16には、燃料であるガスGを燃
焼させて必要な熱を発生する燃焼手段としてバーナー2
4が設置され、このバーナー24には元電磁弁26、給
湯電磁弁28及び比例弁30を経てガスGが供給され
る。また、バーナー24には、送風によってガス燃焼に
必要な空気を供給するファン32が並設されているとと
もに、バーナー24のガスGに点火を行う点火器34が
設置され、さらに、バーナー24の炎を検知するフレー
ムロッド36が並設されている。点火器34には、電気
的に点火を生じさせる点火トランス38が接続され、点
火のための電圧及び電流が供給される。また、熱交換器
16には空焚きを防止するスイッチ40が設置されてい
る。
【0014】そして、本体側コントローラ6には、流量
センサ14から流量検出信号S1 、サーミスタ20、2
2から温度検出信号S2 、S3 、ファン32から回転検
出信号S4 、空焚き防止スイッチ40から空焚き検出信
号S5 、フレームロッド36から炎信号S6 が加えら
れ、また、本体側コントローラ6から制御出力が発生
し、元電磁弁26、給湯電磁弁28、比例弁30に対し
て制御信号C1 、C2 、C 3 、ファンモータ33に対し
て回転駆動信号C4 、点火トランス38に対して制御信
号C5 が与えられている。
【0015】また、リモコン装置4のリモコン側コント
ローラ8には、制御入力を与えるべき複数のスイッチか
らなるスイッチ群42が接続されているとともに、制御
情報やその他のメッセージを表示する表示器44が設置
され、さらに、制御情報やその他のガイド情報を音声で
出力するための音声発生手段としてのスピーカ46が接
続されている。
【0016】次に、図2は、図1に示した給湯器2の本
体側コントローラ6、リモコン装置4におけるリモコン
側コントローラ8の具体的な回路構成例を示す。本体側
コントローラ6には、流量検出信号S1 、温度検出信号
2 、S3 、回転検出信号S 4 、空焚き検出信号S5
び炎信号S6 を受ける入力回路61が設置されていると
ともに、制御信号C1 、C2 、C3 、回転駆動信号C4
及び制御信号C5 を出力する出力回路62が設置されて
いる。さらに、これらの検出信号S1 〜S6 やリモコン
側コントローラ8からの制御入力を受けて必要な演算を
行って制御出力を発生する演算制御手段として中央処理
装置(CPU)63が設置され、このCPU63には、
入力回路61に加えられた入力信号の内、アナログ信号
はアナログ・ディジタル変換器(A/D)64を経て入
力される。そして、CPU63には制御タイミング信号
を形成するための発振回路65、音声ガイドプログラム
等の各種の制御プログラムを記憶する記憶手段として読
出し専用メモリ(ROM)66、演算途上の情報を記憶
する随時書込み可能なメモリ(RAM)67が連係さ
れ、さらに、リモコン側コントローラ8との間で制御情
報の送受信を行うための送受信回路68が接続されてい
る。
【0017】また、リモコン側コントローラ8には、本
体側コントローラ6の送受信回路68と送受信用ケーブ
ル10を介して接続された送受信回路81が設置され、
この送受信回路81には必要な演算を行って制御出力を
発生する演算制御手段として中央処理装置(CPU)8
2が設置され、このCPU82には、入力回路83が接
続され、この入力回路83には、運転スイッチSW1、
設定温度上昇スイッチSW2、設定温度下降スイッチS
W3が接続されている。これら各スイッチSW1〜SW
3はモーメンタリー押釦スイッチで構成されている。ま
た、CPU82には、制御タイミング信号を形成するた
めの発振回路84、音声ガイドプログラム等の制御プロ
グラムを記憶する記憶手段として読出し専用メモリ(R
OM)85、演算途上の情報を記憶する随時書込み可能
なメモリ(RAM)86が連係されているとともに、出
力手段としてLCD表示器440を駆動するLCD駆動
回路87、演算出力に基づいて音声合成出力を発生する
音声合成回路88が接続されている。音声合成回路88
には、音声情報を記憶する記憶手段として音声データR
OM89が接続され、この音声データROM89から音
声情報を受けて合成音声出力をスピーカ46に出力する
ための音声出力手段として音声出力回路90が接続され
ている。
【0018】以上の構成に基づき、図3及び図4に示す
フローチャートを参照して給湯制御及び音声ガイドプロ
グラムを説明する。電源スイッチを投入すると、各コン
トローラ6、8では初期設定が行われ、制御動作の準備
が行われる。図3において、ステップS1では運転スイ
ッチSW1がオンか否かが判断され、運転スイッチSW
1がオフの場合ステップS2に移行し、ステップS2で
は、給湯栓18A、18Bが開か否かが判定され、給湯
栓18A、18Bの何れもが開かれていない場合にはス
テップS1に戻り、また、給湯栓18A、18Bの何れ
かが開かれている場合にはステップS3に移行し、音声
出力として『運転スイッチを入れて下さい』が出力され
た後、ステップS1に戻る。
【0019】また、ステップS1で運転スイッチSW1
がオンであると判断された場合には、ステップS4に移
行し、給湯栓18A、18Bが開か否かが判断される。
この場合、給湯栓18A、18Bの何れもが開でない場
合には、ステップS4で何れかが開になるまで待機す
る。ステップS4で給湯栓18A、18Bの双方又は一
方が開となった場合、ステップS5に移行し、ファンモ
ータ33の動作が行われる。
【0020】次に、ステップS6では、ファン32の回
転数が正常であるか否かが判定され、正常である場合、
ステップS7に移行する。ステップS7では点火トラン
ス38に点火制御信号が加えられ、点火が開始される。
次に、ステップS8では、本体側コントローラ6の制御
出力により、元電磁弁26、給湯電磁弁28及び比例弁
30が開状態に制御された後、ステップS9に移行す
る。ステップS9では、フレームロッド36による炎信
号の有無に基づき炎を検出したか否かが判定される。こ
のステップS9で炎を検出したと判定された場合には、
ステップS10に移行し、音声出力として『正常に着火
しました』が出力される。
【0021】次に、ステップS11(図4)では、点火
トランス38に対する点火信号を解除した状態で、元電
磁弁26、給湯電磁弁28及び比例弁30を開状態に維
持し、ステップS12に移行する。ステップS12で
は、炎検出しているか否かが判定され、炎検出が行われ
ている場合にはステップS13に移行する。ステップS
13では、ファン回転が正常であるか否かが判定され、
ファン回転が正常である場合にはステップS14に移行
する。ステップS14では、空焚き防止スイッチ40が
作動していないかを判定し、作動していない場合にはス
テップS15に移行する。ステップS15では、湯HW
が設定温度に上昇したか否かが判定され、設定温度に上
昇している場合にはステップS16に移行し、音声出力
として『お湯が熱くなります』『注意して下さい』と出
力された後、ステップS17に移行する。また、ステッ
プS15で設定温度に上昇していないと判定された場合
にも、ステップS16を飛び越してステップS17に移
行する。ステップS17では、給湯栓18A、18Bの
何れか一方又は双方が開であるか否かが判定され、何れ
か一方が開である場合には、ステップS18に移行し、
運転スイッチSW1がオンであるか否かが判定され、オ
ンである場合にはステップS11に戻る。
【0022】そして、ステップS6(図3)でファン回
転数が正常でないと判定された場合にはステップS19
に移行し、遅延時間が経過したか否かが判定される。そ
の遅延時間が経過していない場合には、ステップS5に
戻り、ファンモータ33の動作が継続的に行われる。ま
た、ステップS19で遅延時間が経過したと判定された
場合には、ステップS20に移行し、ファンモータ33
の停止動作が行われた後、ステップS21(図4)に移
行する。
【0023】次に、ステップS12で炎検出が行われて
いないと判定された場合、ステップS13でファン回転
が正常でないと判定された場合、又は、ステップS14
で空焚き防止スイッチ40が作動していると判定された
場合にも、ステップS21に移行する。ステップS21
では、異常発生を告知する音声出力として『給湯器に異
常が発生しました』『最寄りのサービス店へ連絡して下
さい』と出力された後、ステップS22に移行する。
【0024】また、ステップS17で給湯栓18A、1
8Bが開でない場合、又はステップS18で運転スイッ
チSW1がオンでない場合にもステップS22に移行す
る。
【0025】また、ステップS9(図3)で炎を検出し
ていないと判定され、ステップS23に移行し、ステッ
プS23で所定の遅延時間が経過していない場合にはス
テップS7に移行し、所定の遅延時間が経過している場
合にはステップS22に移行する。
【0026】ステップS22では、ファンモータ33、
点火トランス38、元電磁弁26、給湯電磁弁28及び
比例弁30の全ての動作を停止させた後、全ての制御動
作を終了する。
【0027】この音声ガイド制御において、音声出力動
作は、本体側コントローラ6からの信号出力が送受信回
路68から送受信用ケーブル10を通して送出され、リ
モコン側コントローラ8の送受信回路81に加えられ
る。即ち、リモコン側コントローラ8では、CPU82
でその信号の解読が行われ、音声合成回路88において
音声データ選択が行われるとともに、ディジタルデータ
のアナログ信号への変換が行われる。この場合、音声デ
ータROM89には、発生させるべき音声情報がディジ
タルデータとして格納されており、音声合成回路88で
は、本体側コントローラ6からの制御情報に基づいてそ
の内の音声情報、例えば『運転スイッチを入れて下さ
い』が選択される。この音声出力は音声出力回路90を
通してスピーカ46に加えられ、スピーカ46から音声
として発音される。
【0028】なお、この実施の形態では、運転スイッチ
の操作ガイドないし異常発生に至る動作及びそのガイダ
ンスについてのメッセージを例に取って説明したが、本
発明は追焚き給湯器に用いることができ、その場合には
その追焚きに伴う制御動作やその操作手順を音声によっ
て出力させるものとする。
【0029】また、この実施の形態では、本体側コント
ローラとリモコン側コントローラとを送受信用ケーブル
によって連係させたが、送受信用ケーブルに代えて光や
電波を信号伝達媒体に用いてワイヤレス化してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果が得られる。 a 着火動作後の炎検出、ファンの回転検出、空焚き検
出等の順次の検出動作に基づいて動作状態の異常判別が
行われ、動作異常が発生している場合、その発生及びそ
の対処を表すメッセージを音声によって出力させるの
で、操作者は異常発生及びその程度を即座に知ることが
でき、安全で確実な対処を行うことができ、給湯制御の
信頼性と安全性の向上に寄与することができる。 b 視覚的なメッセージにより操作者に操作内容等を告
知できるので、操作性の向上とともに安全性の高い操作
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯器の音声ガイド装置の一実施形態
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した給湯器の音声ガイド装置における
コントローラの具体的構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示した給湯器の音声ガイド装置における
音声ガイドプログラムを示すフローチャートである。
【図4】図1に示した給湯器の音声ガイド装置における
音声ガイドプログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 給湯器 4 リモコン装置 6 本体側コントローラ 8 リモコン側コントローラ16 熱交換器 24 バーナー 32 ファン 36 フレームロッド(炎検出手段) 40 空焚き防止スイッチ(空焚き検出手段) 46 スピーカ(音声発生手段)63 CPU(判定手段) 82 CPU(音声データ読出し手段) 88 音声合成回路(音声合成手段) 89 音声データROM(記憶手段) 90 音声出力回路(音声発生手段)
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 泰典 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木 産業株式会社内 (72)発明者 望月 融 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−194109(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/10 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水を加熱して給湯する給湯器を制御す
    る本体側コントローラと、 リモコン装置に設置されて前記本体側コントローラと連
    係されて前記本体側コントローラを通して前記給湯器を
    制御するリモコン側コントローラと、 前記給湯器の熱交換器を加熱するバーナーに近接して設
    置され、前記バーナーの炎を検出する炎検出手段と、 前記バーナーに燃焼用空気を供給するファンの回転を検
    出する回転検出手段と、 前記熱交換器に付設されて空焚きを検出する空焚き検出
    手段と、 前記本体側コントローラに設けられて前記炎検出手段、
    前記回転検出手段又は前記空焚き検出手段の検出出力か
    ら動作状態を判定する判定手段と、 前記リモコン側コントローラに設けられて音声データを
    記憶する記憶手段と、 前記リモコン側コントローラに設けられ、着火後、前記
    炎検出手段が炎を検出しないとき、前記回転検出手段が
    回転異常を検出したとき、又は、前記空焚き検出手段が
    空焚きを検出したとき、前記判定手段の判定結果に応じ
    て前記音声データを前記記憶手段から読み出す音声デー
    タ読出し手段と、 この音声データ読出し手段が読み出した前記音声データ
    により音声信号を合成する音声合成手段と、 この音声合成手段で合成された前記音声信号により動作
    異常の発生及びその対処を表すメッセージ音声を出力す
    る音声出力手段と、 を備えた ことを特徴とする給湯器の音声ガイド装置。
  2. 【請求項2】 前記リモコン装置に前記メッセージを視
    覚的に表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の給湯器の音声ガイド装置。
JP4506598A 1991-09-13 1998-02-26 給湯器の音声ガイド装置 Expired - Lifetime JP3157767B2 (ja)

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