JP3011330B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP3011330B2
JP3011330B2 JP8099931A JP9993196A JP3011330B2 JP 3011330 B2 JP3011330 B2 JP 3011330B2 JP 8099931 A JP8099931 A JP 8099931A JP 9993196 A JP9993196 A JP 9993196A JP 3011330 B2 JP3011330 B2 JP 3011330B2
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和博 金子
隆夫 鈴木
昌 永田
泰典 渡辺
融 望月
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Takagi Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯制御や操作を表す
ガイド情報等を音声を以て行う給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、給湯装置には、供給された水を
所望の温度に加熱して給湯する給湯専用器と、浴槽やタ
ンク等の貯湯手段における水や湯を再加熱する追い焚き
を行う追焚き給湯器等がある。何れのものも、マイクロ
コンピュータを制御手段に用いて高度な電子制御が行わ
れ、精度の高い給湯制御とともに安全性確保が実現され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
高度の制御を行うようにした給湯装置では、給湯のため
の機器操作や初期設定等が複雑化する傾向があり、その
扱いが非常に厄介である。また、需要者は、操作方法や
自動化された給湯器の動作状態を把握することができ
ず、給湯器の故障と判断してしまい、販売者側がその対
応に追われることもある。電子化で便利に成った分だ
け、扱いが厄介になるという不都合があり、操作上の改
善が望まれている。
【0004】そこで、本発明は、制御処理上の必要な情
報を音声で告知するようにして操作者の便宜を図った給
湯装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
給湯装置は、給水を加熱する給湯器(2)を制御して給
湯を行う給湯装置であって、前記給湯器の燃焼手段(バ
ーナー24)に給気又は排気を行うファンモータ(3
3)と、前記給湯器を制御する本体側コントローラ
(6)と、この本体側コントローラと連係され、前記本
体側コントローラを通して前記給湯器を制御するリモコ
ン側コントローラ(8)と、このリモコン側コントロー
ラに設けられ、操作により運転命令を発する運転スイッ
チ(SW1)と、前記リモコン側コントローラに設けら
れ、告知すべきメッセージ情報を表す音声データを記憶
する記憶手段(音声データROM89)と、前記リモコ
ン側コントローラに設けられ、前記運転スイッチから前
記運転命令を受けた後、前記ファンモータを動作させ、
そのファンモータが正常回転しないとき、所定の遅延時
間の経過後、前記ファンモータを停止させるとともに、
その異常を表す出力を発生し、その出力に応じた前記記
憶手段からメッセージ情報を表す音声データを読み出す
制御手段(CPU82)と、前記リモコン側コントロー
ラに設けられ、前記制御手段から出力された前記音声デ
ータに基づいて言語音声を合成する音声合成手段(音声
合成回路88)と、前記リモコン側コントローラに設け
られ、前記音声合成手段で合成された前記言語音声を前
記運転スイッチの近傍より発する音声出力手段(スピー
カ46)とを備えたことを特徴とする。
【0006】即ち、運転スイッチの運転命令を受ける
と、給湯器は燃焼動作を開始し、ファンモータが回転す
る。即ち、このファンモータの回転により給気又は排気
が行われるので、正常回転が安全燃焼上不可欠である。
そこで、このファンモータが正常に回転しないとき、所
定の遅延時間経過後、制御手段はその異常を表す出力を
発生し、記憶手段からそのメッセージ情報を表す音声デ
ータを読み出す。音声合成手段はこの音声データを受け
て言語音声を合成し、音声出力手段からそのファンモー
タの異常を表す言語音声が出力される。したがって、操
作者は、運転スイッチの操作の結果、ファンモータが正
常に回転していない異常をその言語音声から認識でき、
操作者の判断を待つことなく、燃焼不良等の異常状態の
継続を回避できる
【0007】また、請求項2に係る本発明の給湯装置
は、給水を加熱する給湯器(2)を制御して給湯を行う
給湯装置であって、前記給湯器の燃焼手段(バーナー2
4)の燃焼を炎により検知する炎検知手段(フレームロ
ッド36)と、前記給湯器を制御する本体側コントロー
ラ(6)と、この本体側コントローラと連係され、前記
本体側コントローラを通して前記給湯器を制御するリモ
コン側コントローラ(8)と、このリモコン側コントロ
ーラに設けられ、操作により運転命令を発する運転スイ
ッチ(SW1)と、前記リモコン側コントローラに設け
られ、告知すべきメッセージ情報を表す音声データを記
憶する記憶手段(音声データROM89)と、前記リモ
コン側コントローラに設けられ、前記運転スイッチから
前記運転命令を受けた後、前記炎検知手段の炎検知に基
づき、前記炎検知手段から検知出力を受け、炎が検知さ
れない場合には、異常を表す出力を発生し、炎が検知さ
れた後、設定温度に湯温が上昇したとき、設定温度への
上昇を表す出力に応じて前記記憶手段からメッセージ情
報を表す音声データを読み出す制御手段(CPU82)
と、前記リモコン側コントローラに設けられ、前記制御
手段から出力された前記音声データに基づいて言語音声
を合成する音声合成手段(音声合成回路88)と、前記
リモコン側コントローラに設けられ、前記音声合成手段
で合成された前記言語音声を前記運転スイッチの近傍よ
り発する音声出力手段(スピーカ46)とを備えたこと
を特徴とする。即ち、運転スイッチの運転命令を受ける
と、給湯器は燃焼動作を開始し、炎検知手段は燃焼にお
ける炎を検知する。この炎検知手段が炎を検知しない場
合、制御手段は着火不良を表す出力を発生し、また、正
常に炎が検知された後、設定温度に湯温が上昇したと
き、設定温度への上昇を表す出力を発生し、記憶手段か
ら異常又は設定温度への上昇を表す出力を発生し、記憶
手段からそれらのメッセージ情報を表す音声データが読
み出される。そして、音声合成手段はこの音声データを
受けて言語音声を合成し、音声出力手段からその着火不
良又は設定温度への上昇を表す言語音声が出力される。
したがって、操作者は、運転スイッチの操作の結果、着
火不良や正常燃焼による設定温度への昇温状態を言語音
声から認識でき、操作者の判断を待つことなく、所望の
給湯制御が実現できる。
【0008】そして、請求項3に係る本発明の給湯装置
は、前記リモコン側コントローラは、前記本体側コント
ローラ有線又は無線で連係されていることを特徴とす
る。即ち、前記本体側コントローラと前記リモコン側コ
ントローラの連係形態は有線又は無線でよく、何れの方
式でも給湯器の制御動作が実現される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の給湯装置の一実施形態を
示している。この給湯装置には、給水を受けて所望温度
の給湯を行う給湯器2が設置されているとともに、この
給湯器2の遠隔操作を行う遠隔操作手段としてのリモコ
ン装置4が設置され、これら給湯器2とリモコン装置4
とで一つの音声ガイドシステムが構成されている。そし
て、給湯器2には、第1の制御手段として本体側コント
ローラ6が設置され、リモコン装置4には、第2の制御
手段としてリモコン側コントローラ8が設置され、両者
間は送受信用ケーブル10で連係され、必要な制御情報
の授受が行われる。
【0011】給湯器2には、給水管12を通して加熱す
べき水Wが与えられ、この水Wは流量センサ14を通し
て加熱手段である熱交換器16に加えられ、この熱交換
器16を経て加熱された湯HWは、所望の箇所、例え
ば、浴室、洗面所、シンク等に導かれ、出湯手段である
給湯栓18A、18Bから供給される。流量センサ14
と熱交換器16との間の給水部には、入水温度検知手段
としてサーミスタ20が設置され、熱交換器16の出力
側の管路には出湯検出手段としてのサーミスタ22が設
置されている。
【0012】熱交換器16には、燃料であるガスGを燃
焼させて必要な熱を発生する燃焼手段としてバーナー2
4が設置され、このバーナー24には元電磁弁26、給
湯電磁弁28及び比例弁30を経てガスGが供給され
る。また、バーナー24には、送風によってガス燃焼に
必要な空気を供給するファン32が並設されているとと
もに、バーナー24のガスGに点火を行う点火器34が
設置され、さらに、バーナー24の炎を検知するフレー
ムロッド36が並設されている。点火器34には、電気
的に点火を生じさせる点火トランス38が接続され、点
火のための電圧及び電流が供給される。また、熱交換器
16には空焚きを防止するスイッチ40が設置されてい
る。
【0013】そして、本体側コントローラ6には、流量
センサ14から流量検出信号S1 、サーミスタ20、2
2から温度検出信号S2 、S3 、ファン32から回転検
出信号S4 、空焚き防止スイッチ40から空焚き検出信
号S5 、フレームロッド36から炎信号S6 が加えら
れ、また、本体側コントローラ6から制御出力が発生
し、元電磁弁26、給湯電磁弁28、比例弁30に対し
て制御信号C1 、C2 、C 3 、ファンモータ33に対し
て回転駆動信号C4 、点火トランス38に対して制御信
号C5 が与えられている。
【0014】また、リモコン装置4のリモコン側コント
ローラ8には、制御入力を与えるべき複数のスイッチか
らなるスイッチ群42が接続されているとともに、制御
情報やその他のメッセージを表示する表示器44が設置
され、さらに、制御情報やその他のガイド情報を音声で
出力するための音声発生手段としてのスピーカ46が接
続されている。
【0015】次に、図2は、図1に示した給湯器2の本
体側コントローラ6、リモコン装置4におけるリモコン
側コントローラ8の具体的な回路構成例を示す。本体側
コントローラ6には、流量検出信号S1 、温度検出信号
2 、S3 、回転検出信号S 4 、空焚き検出信号S5
び炎信号S6 を受ける入力回路61が設置されていると
ともに、制御信号C1 、C2 、C3 、回転駆動信号C4
及び制御信号C5 を出力する出力回路62が設置されて
いる。さらに、これらの検出信号S1 〜S6 やリモコン
側コントローラ8からの制御入力を受けて必要な演算を
行って制御出力を発生する演算制御手段として中央処理
装置(CPU)63が設置され、このCPU63には、
入力回路61に加えられた入力信号の内、アナログ信号
はアナログ・ディジタル変換器(A/D)64を経て入
力される。そして、CPU63には制御タイミング信号
を形成するための発振回路65、音声ガイドプログラム
等の各種の制御プログラムを記憶する記憶手段として読
出し専用メモリ(ROM)66、演算途上の情報を記憶
する随時書込み可能なメモリ(RAM)67が連係さ
れ、さらに、リモコン側コントローラ8との間で制御情
報の送受信を行うための送受信回路68が接続されてい
る。
【0016】また、リモコン側コントローラ8には、本
体側コントローラ6の送受信回路68と送受信用ケーブ
ル10を介して接続された送受信回路81が設置され、
この送受信回路81には必要な演算を行って制御出力を
発生する演算制御手段として中央処理装置(CPU)8
2が設置され、このCPU82には、入力回路83が接
続され、この入力回路83には、運転スイッチSW1、
設定温度上昇スイッチSW2、設定温度下降スイッチS
W3が接続されている。これら各スイッチSW1〜SW
3はモーメンタリー押釦スイッチで構成されている。ま
た、CPU82には、制御タイミング信号を形成するた
めの発振回路84、音声ガイドプログラム等の制御プロ
グラムを記憶する記憶手段として読出し専用メモリ(R
OM)85、演算途上の情報を記憶する随時書込み可能
なメモリ(RAM)86が連係されているとともに、出
力手段としてLCD表示器440を駆動するLCD駆動
回路87、演算出力に基づいて音声合成出力を発生する
音声合成手段として音声合成回路88が接続されてい
る。音声合成回路88には、音声情報を記憶する記憶手
段として音声データROM89が接続され、音声データ
読出し手段としてのCPU82により音声データROM
89から音声情報を受けて合成音声出力をスピーカ46
に出力するための音声出力手段として音声出力回路90
が接続されている。
【0017】以上の構成に基づき、図3及び図4に示す
フローチャートを参照して給湯制御及び音声ガイドプロ
グラムを説明する。電源スイッチを投入すると、各コン
トローラ6、8では初期設定が行われ、制御動作の準備
が行われる。図3において、ステップS1では運転スイ
ッチSW1がオンか否かが判断され、運転スイッチSW
1がオフの場合ステップS2に移行し、ステップS2で
は、給湯栓18A、18Bが開か否かが判定され、給湯
栓18A、18Bの何れもが開かれていない場合にはス
テップS1に戻り、また、給湯栓18A、18Bの何れ
かが開かれている場合にはステップS3に移行し、音声
出力として『運転スイッチを入れて下さい』が出力され
た後、ステップS1に戻る。
【0018】また、ステップS1で運転スイッチSW1
がオンであると判断された場合には、ステップS4に移
行し、給湯栓18A、18Bが開か否かが判断される。
この場合、給湯栓18A、18Bの何れもが開でない場
合には、ステップS4で何れかが開になるまで待機す
る。ステップS4で給湯栓18A、18Bの双方又は一
方が開となった場合、ステップS5に移行し、ファンモ
ータ33の動作が行われる。
【0019】次に、ステップS6では、ファン32の回
転数が正常であるか否かが判定され、正常である場合、
ステップS7に移行する。ステップS7では点火トラン
ス38に点火制御信号が加えられ、点火が開始される。
次に、ステップS8では、本体側コントローラ6の制御
出力により、元電磁弁26、給湯電磁弁28及び比例弁
30が開状態に制御された後、ステップS9に移行す
る。ステップS9では、フレームロッド36による炎信
号の有無に基づき炎を検出したか否かが判定される。こ
のステップS9で炎を検出したと判定された場合には、
ステップS10に移行し、音声出力として『正常に着火
しました』が出力される。
【0020】次に、ステップS11(図4)では、点火
トランス38に対する点火信号を解除した状態で、元電
磁弁26、給湯電磁弁28及び比例弁30を開状態に維
持し、ステップS12に移行する。ステップS12で
は、炎検出しているか否かが判定され、炎検出が行われ
ている場合にはステップS13に移行する。ステップS
13では、ファン回転が正常であるか否かが判定され、
ファン回転が正常である場合にはステップS14に移行
する。ステップS14では、空焚き防止スイッチ40が
作動していないかを判定し、作動していない場合にはス
テップS15に移行する。ステップS15では、湯HW
が設定温度に上昇したか否かが判定され、設定温度に上
昇している場合にはステップS16に移行し、音声出力
として『お湯が熱くなります』『注意して下さい』と出
力された後、ステップS17に移行する。また、ステッ
プS15で設定温度に上昇していないと判定された場合
にも、ステップS16を飛び越してステップS17に移
行する。ステップS17では、給湯栓18A、18Bの
何れか一方又は双方が開であるか否かが判定され、何れ
か一方が開である場合には、ステップS18に移行し、
運転スイッチSW1がオンであるか否かが判定され、オ
ンである場合にはステップS11に戻る。
【0021】そして、ステップS6(図3)でファン回
転数が正常でないと判定された場合にはステップS19
に移行し、遅延時間が経過したか否かが判定される。そ
の遅延時間が経過していない場合には、ステップS5に
戻り、ファンモータ33の動作が継続的に行われる。ま
た、ステップS19で遅延時間が経過したと判定された
場合には、ステップS20に移行し、ファンモータ33
の停止動作が行われた後、ステップS21(図4)に移
行する。
【0022】次に、ステップS12で炎検出が行われて
いないと判定された場合、ステップS13でファン回転
が正常でないと判定された場合、又は、ステップS14
で空焚き防止スイッチ40が作動していると判定された
場合にも、ステップS21に移行する。ステップS21
では、異常発生を告知する音声出力として『給湯器に異
常が発生しました』『最寄りのサービス店へ連絡して下
さい』と出力された後、ステップS22に移行する。
【0023】また、ステップS17で給湯栓18A、1
8Bが開でない場合、又はステップS18で運転スイッ
チSW1がオンでない場合にもステップS22に移行す
る。
【0024】また、ステップS9(図3)で炎を検出し
ていないと判定され、ステップS23に移行し、ステッ
プS23で所定の遅延時間が経過していない場合にはス
テップS7に移行し、所定の遅延時間が経過している場
合にはステップS22に移行する。
【0025】ステップS22では、ファンモータ33、
点火トランス38、元電磁弁26、給湯電磁弁28及び
比例弁30の全ての動作を停止させた後、全ての制御動
作を終了する。
【0026】この音声ガイド制御において、音声出力動
作は、本体側コントローラ6からの信号出力が送受信回
路68から送受信用ケーブル10を通して送出され、リ
モコン側コントローラ8の送受信回路81に加えられ
る。即ち、リモコン側コントローラ8では、CPU82
でその信号の解読が行われ、音声合成回路88において
音声データ選択が行われるとともに、ディジタルデータ
のアナログ信号への変換が行われる。この場合、音声デ
ータROM89には、発生させるべき音声情報がディジ
タルデータとして格納されており、音声合成回路88で
は、本体側コントローラ6からの制御情報に基づいてそ
の内の音声情報、例えば『運転スイッチを入れて下さ
い』が選択される。この音声出力は音声出力回路90を
通してスピーカ46に加えられ、スピーカ46から音声
として発音される。
【0027】なお、この実施の形態においては、運転ス
イッチの操作ガイドないし異常発生に至る動作及びその
ガイダンスについてのメッセージを例に取って説明した
が、本発明は追焚き給湯器に用いることができ、その場
合にはその追焚きに伴う制御動作やその操作手順を音声
によって出力させるものとする。
【0028】また、この発明の実施の形態においては、
本体側コントローラとリモコン側コントローラとを送受
信用ケーブルによって連係させたが、送受信用ケーブル
に代えて光や電波を信号伝達媒体に用いてワイヤレス化
してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果が得られるa.運転スイッチの操作後のファンモータの回転情報が
音声によって発せられ、安全燃焼上、最も重要なファン
モータの回転状態を音声によって知ることができ、安全
性の高い燃焼制御を実現できるとともに、故障箇所がフ
ァンモータであることを事前に知ることができ、必要な
対策を取ることができるb.炎検知に基づく燃焼や設定温度への上昇を音声によ
って容易に認識でき、立ち消えによる不安を除き、給湯
時、その湯が設定温度へ到達していることを事前に知る
ことができ、また、着火不良等の故障を確実に認識でき
るので安全性の高い給湯とともに故障に対して必要な対
策を取ることができるc.本体側コントローラと無線又は有線で連係されたリ
モコン側コントローラ側での操作に基づく制御状態を音
声によって認識できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯装置の一実施形態を示すブロック
図である。
【図2】図1に示した給湯装置におけるコントローラの
具体的構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示した給湯装置における音声ガイドプロ
グラムを示すフローチャートである。
【図4】図1に示した給湯装置における音声ガイドプロ
グラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 給湯器 6 本体側コントローラ 8 リモコン側コントローラ 42 スイッチ群(スイッチ) 46 スピーカ(音声出力手段) 82 CPU(音声データ読出し手段) 88 音声合成回路(音声合成手段) 89 音声データROM(記憶手段)
フロントページの続き (72)発明者 永田 昌 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木 産業株式会社内 (72)発明者 渡辺 泰典 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木 産業株式会社内 (72)発明者 望月 融 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−55461(JP,A) 特開 平2−37213(JP,A) 特開 昭62−194109(JP,A) 特開 平3−199923(JP,A) 特開 平3−199784(JP,A) 特開 昭64−194109(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24D 17/00 D F24H 1/10 301 D G10L 3/00 Q H04Q 9/00 301 B H04Q 9/00 311 V

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水を加熱する給湯器を制御して給湯を
    行う給湯装置であって、 前記給湯器の燃焼手段に給気又は排気を行うファンモー
    タと、 前記給湯器を制御する本体側コントローラと、 この本体側コントローラと連係され、前記本体側コント
    ローラを通して前記給湯器を制御するリモコン側コント
    ローラと、 このリモコン側コントローラに設けられ、操作により運
    転命令を発する運転スイッチと、前記リモコン側コントローラに設けられ、 告知すべきメ
    ッセージ情報を表す音声データを記憶する記憶手段と、前記リモコン側コントローラに設けられ、 前記運転スイ
    ッチから前記運転命令を受けた後、前記ファンモータを
    動作させ、そのファンモータが正常回転しないとき、所
    定の遅延時間の経過後、前記ファンモータを停止させる
    とともに、その異常を表す出力を発生し、その出力に応
    じた前記記憶手段からメッセージ情報を表す音声データ
    を読み出す制御手段と、前記リモコン側コントローラに設けられ、前記 制御手段
    から出力された前記音声データに基づいて言語音声を合
    成する音声合成手段と、前記リモコン側コントローラに設けられ、前記 音声合成
    手段で合成された前記言語音声を前記運転スイッチの近
    傍より発する音声出力手段と、 を備えたことを特徴とする給湯装置。
  2. 【請求項2】 給水を加熱する給湯器を制御して給湯を
    行う給湯装置であって、 前記給湯器の燃焼手段の燃焼を炎により検知する炎検知
    手段と、 前記給湯器を制御する本体側コントローラと、 この本体側コントローラと連係され、前記本体側コント
    ローラを通して前記給湯器を制御するリモコン側コント
    ローラと、 このリモコン側コントローラに設けられ、操作により運
    転命令を発する運転スイッチと、前記リモコン側コントローラに設けられ、 告知すべきメ
    ッセージ情報を表す音声データを記憶する記憶手段と、前記リモコン側コントローラに設けられ、 前記運転スイ
    ッチから前記運転命令を受けた後、前記炎検知手段の炎
    検知に基づき、前記炎検知手段から検知出力を受け、炎
    が検知されない場合には、異常を表す出力を発生し、炎
    が検知された後、設定温度に湯温が上昇したとき、設定
    温度への上昇を表す出力に応じて前記記憶手段からメ
    セージ情報を表す音声データを読み出す制御手段と、前記リモコン側コントローラに設けられ、前記 制御手段
    から出力された前記音声データに基づいて言語音声を合
    成する音声合成手段と、前記リモコン側コントローラに設けられ、前記 音声合成
    手段で合成された前記言語音声を前記運転スイッチの近
    傍より発する音声出力手段と、 を備えたことを特徴とする給湯装置。
  3. 【請求項3】 前記リモコン側コントローラは、前記本
    体側コントローラ有線又は無線で連係されていること
    を特徴とする請求項1又は2記載の給湯装置。
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