JP3157337B2 - 即席麺類の製造方法 - Google Patents

即席麺類の製造方法

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JP3157337B2 JP07821793A JP7821793A JP3157337B2 JP 3157337 B2 JP3157337 B2 JP 3157337B2 JP 07821793 A JP07821793 A JP 07821793A JP 7821793 A JP7821793 A JP 7821793A JP 3157337 B2 JP3157337 B2 JP 3157337B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、復元し、喫食する際
に、より本来の生麺類の食感に近似した、いわゆる
「腰」と「粘弾性」があり、同時に「滑らかさ」を有
し、しかも「湯のび」の少ない、フライ麺、熱風乾燥
麺、凍結乾燥麺等の即席麺類の製造方法に関する。
【0002】また、本発明は「腰」「粘弾性」を有す
る、独特の食感の即席麺類の製造方法に関する。
【0003】
【従来の技術】フライ麺、熱風乾燥麺、凍結乾燥麺等の
即席麺類の食感は、いわゆる本来の生麺類の食感とは異
なることが多く、近年の消費者の本物嗜好においては、
本来の生麺類の食感、すなわち、「腰」「粘弾性」があ
り、しかも「滑らかさ」を有する麺の出現が望まれてい
た。また、従来の一般的な即席麺の場合は、湯で復元後
「湯のび」の早いものが多く、さらに、即席中華麺の場
合はアルカリ剤を添加するために、製品の色調の悪くな
るいわゆる「かん焼け」を起こすことがあり、この点に
ついても改善が望まれていた。
【0004】そこで、本願発明者らは即席麺の原料にア
ルギン酸とアルカリ剤を添加して麺線を作り、α化処理
し、酸処理した後、フライ、熱風乾燥、凍結乾燥等によ
って、乾燥する方法によって、「腰」「粘弾性」があ
り、「湯のび」「かん焼け」しにくい即席麺を特許出願
した。(特願平4−45553号)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
4−45553号の麺においては、麺全体にアルギン酸
を用いているために比較的均一に硬く、本来の生麺類の
ように周辺部の柔らかい構造ではなく、従って「腰」
「粘弾性」はあるものの、麺全体の食感としては「滑ら
かさ」の点で不十分であり、この点について改良検討を
重ねてきた。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本願発明者ら
は、前記出願『特願平4−45553号』の問題点、す
なわち、麺が均一に硬く、麺の「滑らかさ」の点におい
て不充分であるという欠点を解消すべく検討した結果、
前記出願の技術である、麺へのアルギン酸及び/又はア
ルギン酸塩の添加を、多層構造とした麺の中心部の層に
用い、外側の層には中心部より少ない量のアルギン酸を
添加することで、めん全体としては「腰」「粘弾性」を
有しており、しかも「滑らかさ」をも併存する、本来の
生麺類の食感に極めて近い、即席麺類の製造方法を完成
した。
【0007】さらに、アルギン酸を含む層を麺帯の外側
の層や、その他任意の層とすれば、「腰」「粘弾性」を
有しながら「滑らかさ」をも併存する麺であって、しか
も本来の生麺類の食感と異なる、例えば、外側が硬くつ
るつるした食感でありながら芯が柔らかい、新規で独特
な食感を有する麺を作成することも可能である。
【0008】すなわち、本発明は具体的には、即席麺類
の製造方法であって、下記の工程、すなわち、 (1) 小麦粉もしくは小麦粉と澱粉とを主成分とする原
料粉(そば粉等の各種穀粉をさらに加えてもよい)に、
アルギン酸および/またはアルギン酸塩、アルカリ剤
よび水を必須的に(食塩などをさらに必要に応じて)
えて混練し、ほぼ中性乃至弱アルカリ性のpHを呈す
る麺生地(A)を調製し、 (2) 小麦粉もしくは小麦粉と澱粉とを主成分とする原
料粉(そば粉等の各種穀粉をさらに加えてもよい)に、
アルギン酸および/またはアルギン酸塩を、原材料重量
比で、麺生地(A)の等量以下の量を加え、さらに、アル
カリ剤および水を必須的に(食塩などをさらに必要に応
じて)加えて混練して、ほぼ中性乃至弱アルカリ性のp
Hを呈する麺生地(B)を調製し、 (3) 前記麺生地(A)及び(B)を、(ロール圧延等の常法
により、該麺生地(A)を任意の層に含むように、複合圧
延し多層麺帯とし、 (4) 前記多層麺帯を常法により麺線とした後、α化処理
し、 (5) 前記α化処理した麺線を酸液処理して、麺線pHを
酸性域に調整し、および (6) 前記pH調整した麺線を、即席麺製造の常法(フラ
イ、熱風乾燥、凍結乾燥等により乾燥処理して即席麺
とする、即席麺類の製造方法である。
【0009】また、本発明の第2の方法として、前記工
程中、麺線のα化処理を酸液処理工程において同時に行
う、即席麺類の製造方法である。
【0010】なお、多層麺帯の中心部にアルギン酸を多
用することで、芯が硬い麺を、逆に多層麺帯の外層部
に、アルギン酸を多用すれば、外側部が硬い麺にするこ
とができる。
【0011】以下、その詳細について説明する。
【0012】本発明における麺生地原料粉としては、め
ん類製造に際して通常使用される小麦粉、澱粉、穀粉等
が使用できる。澱粉としては、小麦澱粉、米澱粉、タピ
オカ澱粉、馬鈴薯澱粉、とうもろこし澱粉(モチ種を含
む)等、及びこれらを加工または化工したものを用いる
ことができる。穀粉類としては、米粉、とうもろこし
粉、そば粉、大麦粉、大豆粉などを用いることができ
る。また、本発明おける原材料には、上記の他、麺類の
製造において用いられる蛋白質、増粘多糖類、油脂、乳
化剤等が適宜使用できることは勿論である。
【0013】本発明におけるアルカリ剤とは、通常、一
般的に使用可能な公知の食品用アルカリ剤であって、よ
り具体的には、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸アンモニウム、リン酸ナ
トリウム、リン酸カリウム、ポリリン酸塩、縮合リン酸
塩等の1種または2種以上の混合物などを用いることが
できる。但し、カルシウム塩を含むアルカリ剤は、本発
明において好ましくない。これは、カルシウムがアルギ
ン酸と反応してゲル化し、混練しにくくなるためであ
る。従って、このような反応を起こさないカルシウム塩
や当該反応を起こさない条件下においてはカルシウム塩
も使用可能である。
【0014】アルカリ剤の添加量は、そのアルカリ剤の
種類に応じて適宜加減されるが、本発明においては、麺
に「腰」と「粘弾性」を付与できるpHとして、麺生地
のpHがほぼ中性乃至アルカリ性、好ましくは約6.5
〜9.0になるように添加量を設定する。
【0015】すなわち、pHが約6.5以下では、麺に
「腰」や「粘弾性」を付与しにくくなり、また、pHが
9.0以上になると、後工程の酸液処理において、麺線
pHの酸性域への移行が不十分となる可能性があり、そ
の結果、長期間の保存性付与が十分実現できなくなり、
また、目的とする麺質の発現が困難となる。
【0016】本発明に用いられるアルギン酸塩とは、ア
ルギン酸のアルカリ金属塩(例えば、アルギン酸ナトリ
ウム、アルギン酸カリウム等)、マグネシウム塩、アン
モニウム塩などを用いることができ、これらアルギン酸
塩及びアルギン酸は、適宜市販の製品を用いることがで
きる。その添加方法は、粉体のままでも、また、予め水
溶液として添加してもよく、適宜選択できる。
【0017】アルギン酸および/またはアルギン塩の
添加量は、麺生地における他の製麺原料との関係、例え
ば、アルカリ剤の添加量とそれに基づく麺生地のpH、
また酸液処理の程度、製品の麺質(腰の強さ等)を勘案
して適宜決定されるが、原料粉1kgに対して通常約0.5
g(約0.05%)以上、好ましくは、約1g(約0.1%)
以上を添加する。 アルギン酸成分が約0.05%よりも少
ないと、製品の『腰』の軟弱化を防止する効果が発揮さ
れにくく、また、過剰に添加すれば、麺質の腰が強くな
りすぎ、食感及び食味が悪くなってしまう。
【0018】麺生地の調製は、従来公知の装置によって
常圧下又は減圧下に実施され、後者では例えば減圧ミキ
サー等を使用することができる。
【0019】また、麺帯の調製は、各々常法によりロー
ル圧延等によって製造し、または、減圧下でエクストル
ーダー等による押し出し麺帯の形成等により製造でき
る。
【0020】減圧下での麺生地及び/又は麺帯を製造す
ると、その脱気が促進され、緻密な生地や麺帯を得るこ
とができ、その結果、表面のなめらかさ、透明感、ほぐ
れ等の点において、より一層の好結果を得ることができ
る。麺帯の複合、圧延、又は、麺帯と麺生地の複合圧
延、及び麺線切出しは、常法により実施できる。
【0021】本発明における麺線のα化処理は、蒸煮・
蒸熱・茹で等、従来公知の方法及び装置を使用して実施
でき、また、麺線の酸液処理は、当該α化処理の後に、
別途pH調製した酸液にて麺線を処理する方法(本発明
の第1方法)、当該α化処理と同時に同一工程で行う方
法(本発明の第2方法)のいずれかを選択できる。前者
方法においては、麺線の酸液中への浸漬、酸液の麺線へ
の塗布・噴霧等にて実施でき、後者方法においては、煮
熱用水に酸を添加した酸性溶液を用いた煮熱、蒸煮工程
中で麺線への酸液の散布又は噴霧等にて実施できる。
【0022】酸液処理に使用する酸としては、酢酸、乳
酸、クエン酸、リンゴ酸、酢等、食品に使用できるもの
を適宜選択して用いることができる。酸液処理の条件
は、使用する酸の種類、麺線のpH、麺線のアルカリ
度、付与すべき長期保存性、製品の麺質等を考慮して適
宜設定できるが、酸液処理した後の麺線のpHが酸性に
なることが必須で、好ましくはpH6以下とする。
【0023】これは、pHを約6以下とすることで、麺
に対する「腰」「粘弾性」の付与効果を高めることがで
きるためである。
【0024】最後に、酸処理された麺線は、通常液切り
等を行った後、即席麺として通常用いられる乾燥処理、
すなわちフライ、熱風乾燥、凍結乾燥、マイクロウェー
ブ乾燥等を行い、その後、調味料、具材等とともに袋入
り包装、あるいはポリスチレン容器等に収納するなどし
て、即席麺の商品形態とする。
【0025】
【作用】本発明においては、麺にアルギン酸及び/又は
アルギン酸塩とアルカリ剤を添加し、これを酸液処理し
て酸性域とすることで、アルギン酸が不溶化し、不溶化
したアルギン酸が麺線内に三次元的な網目構造を形成す
るものと推定され、その結果、麺線は硬くなり、「腰」
「粘弾性」を付与することができるのである。
【0026】しかも、本発明の場合、麺線は各麺帯の複
合圧延によって多層構造となっており、複数の層にアル
ギン酸が添加されているため、このアルギン酸を含む層
において、また、その添加量に応じた作用効果を発揮す
るのである。
【0027】具体的には、例えば麺を三層構造として、
中心部の層にアルギン酸を添加し、外側の層にアルギン
の添加量の少ない麺を作製すれば、中心部が硬く外側
が柔らかい、いわゆる本来の生麺類に近い「腰」「粘弾
性」「滑らかさ」を備えた麺ができる。
【0028】また、中心部層と外側層の間の食感の違い
が大きすぎて、不自然な食感となる場合は麺を5層とし
て、中心層と外側層の間に新たに少量のアルギン酸を加
えた層を挿入する等の方法によれば、不自然さがなくな
り、さらに好ましい食感とすることができる。また、本
発明においては、例えば、外側の層にアルギン酸を加
え、中心部にアルギン酸を添加しない麺とすれば、外側
が硬くつるつるしていて内部が柔らかな、新規で独特な
食感の麺を作製することができる。
【0029】なお、多層構造の一部の層に、澱粉や凝固
性蛋白質、増粘多糖類等を加えることで、アルギン酸を
添加した層の効果と相俟って、さらにいろいろな食感を
有する麺が作製可能である。例えば、本来の生麺類に近
い食感の麺を作製するのに、多層構造とした麺の全ての
層に等量のアルギン酸を加えた場合でも、麺の外側の層
に中心部の層より相対的に多い量の澱粉を添加すれば、
その目的を達成することができる。
【0030】また、不溶化したアルギン酸の構造は、水
分を含むことによっても壊れにくいため、水分勾配の喪
失によっても「腰」「粘弾性」の低下を防止でき、従っ
て、「湯のび」を抑制できる。
【0031】さらに、即席中華麺等のアルカリ剤を多用
した場合に見られる、小麦粉とアルカリ剤が反応して起
こす、「かん焼け」についても、本発明は酸処理工程を
含むことによってこれを抑制することができる。
【0032】
【実施例】実施例1:アルギン酸内層添加 フライ麺(中華麺タイ
プ) (1)アルギン酸5.0g炭酸ナトリウム2.0g食塩
16gを水330mlに溶解して練水を調製した。小麦
粉(中力粉)1000gに前記練水を加え、ミキサーに
て15分混練し、内層用麺生地(A)を調製した(生地
pH6.7)。
【0033】(2)炭酸ナトリウム2.0g食塩16g
を水330mlに溶解して練水を調製した。小麦粉(中
力粉)1000gに前記練水を加え、ミキサーにて15
分混練し、外層用麺生地(B)を調製した(生地pH
7.9)。
【0034】(3)前記、麺生地(A)及び(B)を、
それぞれ圧延ロールにて圧延して内層用麺帯(A)及
び、外層用麺帯(B)として、これを複合圧延して、麺
帯厚1.07mmの(B)/(A)/(B)からなる麺
帯とした後、#22の切刃を通して麺線とした。
【0035】(4)前記麺線を2分蒸した後、25〜3
0cmにカットした。
【0036】(5)前記工程(4)で調製した麺線を
0.5%乳酸溶液に2分間浸漬した後、液切りを行っ
た。(麺線pH4.8) (6)前記工程(5)で調製した麺線145gをフライ
用リテイナーに入れ、143℃の食用油で2分30秒フ
ライし、室温で放冷した。
【0037】試作品は500mlの熱湯で3分間茹で、
試食した結果、芯に「腰」「粘弾性」があり、「滑らか
な」食感であった。
【0038】実施例2:アルギン酸内層、外層添加 フ
ライ麺(中華麺タイプ) (1)アルギン酸5.0g炭酸ナトリウム2.0g食塩
16gを水330mlに溶解して練水を調製した。小麦
粉(中力粉)1000gに前記練水を加え、ミキサーに
て15分混練し、内層用麺生地(A)を調製した(生地
pH6.7)。
【0039】(2)アルギン酸2.0g炭酸ナトリウム
2.0g食塩16gを水330mlに溶解して練水を調
製した。小麦粉(中力粉)1000gに前記練水を加
え、ミキサーにて15分混練し、外層用麺生地(B)を
調製した(生地pH7.3)。
【0040】(3)前記、麺生地(A)及び(B)を、
それぞれ圧延ロールにて圧延して内層用麺帯(A)及
び、外層用麺帯(B)として、これを複合圧延して、麺
帯厚1.07mmの(B)/(A)/(B)からなる麺
帯とした後、#22の切刃を通して麺線とした。
【0041】(4)前記麺線を2分蒸した後、25〜3
0cmにカットした。
【0042】(5)前記工程(4)で調製した麺線を
0.5%乳酸溶液に2分間浸漬した後、液切りを行っ
た。(麺線pH4.9) (6)前記工程(5)で調製した麺線145gをフライ
用リテイナーに入れ、143℃の食用油で2分30秒フ
ライし、室温で放冷した。
【0043】試作品は500mlの熱湯で3分間茹で、
試食した結果、芯に「腰」「粘弾性」があり、「滑らか
な」食感であり、しかも麺に「つるみ」があって、「湯
のび」の遅い麺であった。
【0044】実施例3:アルギン酸外層添加 フライ麺
(中華麺タイプ) (1)炭酸ナトリウム2.0g食塩16gを水330m
lに溶解して練水を調製した。小麦粉(中力粉)100
0gに前記練水を加え、ミキサーにて15分混練し、内
層用麺生地(A)を調製した(生地pH7.9)。
【0045】(2)アルギン酸5.0g炭酸ナトリウム
2.0g食塩16gを水330mlに溶解して練水を調
製した。小麦粉(中力粉)1000gに前記練水を加
え、ミキサーにて15分混練し、外層用麺生地(B)を
調製した(生地pH6.7)。
【0046】(3)前記、麺生地(A)及び(B)を、
それぞれ圧延ロールにて圧延して内層用麺帯(A)及
び、外層用麺帯(B)として、これを複合圧延して、麺
帯厚1.07mmの(B)/(A)/(B)からなる麺
帯とした後、#22の切刃を通して麺線とした。
【0047】(4)前記麺線を2分蒸した後、25〜3
0cmにカットした。
【0048】(5)前記工程(4)で調製した麺線を
0.5%乳酸溶液に2分間浸漬した後、液切りを行っ
た。(麺線pH4.9) (6)前記工程(5)で調製した麺線145gをフライ
用リテイナーに入れ、143℃の食用油で2分30秒フ
ライし、室温で放冷した。
【0049】試作品は500mlの熱湯で3分間茹で、
試食した結果、麺線の外側に「腰」「粘弾性」「つる
み」があり、芯が柔らかな独特の食感のある麺であっ
た。
【0050】実施例4:アルギン酸内層添加α化、酸液
処理同時処理 フライ麺(中華麺タイプ) (1)アルギン酸5.0g炭酸ナトリウム2.0g食塩
16gを水330mlに溶解して練水を調製した。小麦
粉(中力粉)1000gに前記練水を加え、ミキサーに
て15分混練し、内層用麺生地(A)を調製した(生地
pH6.7)。
【0051】(2)炭酸ナトリウム2.0g食塩16g
を水330mlに溶解して練水を調製した。小麦粉(中
力粉)1000gに前記練水を加え、ミキサーにて15
分混練し、外層用麺生地(B)を調製した(生地pH
7.9)。
【0052】(3)前記、麺生地(A)及び(B)を、
それぞれ圧延ロールにて圧延して内層用麺帯(A)及
び、外層用麺帯(B)として、これを複合圧延して、麺
帯厚1.07mmの(B)/(A)/(B)からなる麺
帯とした後、#22の切刃を通して麺線とし、25〜3
0cmにカットした。
【0053】(4)前記麺線を0.5%乳酸溶液で20
秒茹でた後、液切りを行った。(麺線pH4.8) (5)前記工程(4)で調製した麺線145gをフライ
用リテイナーに入れ、143℃の食用油で2分30秒フ
ライし、室温で放冷した。
【0054】試作品は500mlの熱湯で3分間茹で、
試食した結果、芯に「腰」「粘弾性」があり、「滑らか
な」食感であり、実施例1とほぼ同じ結果であった。
【0055】実施例5:アルギン酸内層、中間層添加
5層麺 フライ麺(中華麺タイプ) (1)アルギン酸5.0g炭酸ナトリウム2.0g食塩
16gを水340mlに溶解して練水を調製した。小麦
粉(中力粉)1000gに前記練水を加え、ミキサーに
て15分混練し、内層用麺生地(A)を調製した(生地
pH6.7)。
【0056】(2)アルギン酸2.0g炭酸ナトリウム
2.0g食塩16gを水340mlに溶解して練水を調
製した。小麦粉(中力粉)1000gに前記練水を加
え、ミキサーにて15分混練し、中間層用麺生地(B)
を調製した(生地pH7.3)。
【0057】(3)炭酸ナトリウム2.0g食塩16g
を水340mlに溶解して練水を調製した。小麦粉(中
力粉)1000gに前記練水を加え、ミキサーにて15
分混練し、外層用麺生地(C)を調製した(生地pH
7.9)。
【0058】(4)前記、麺生地(A)(B)及び
(C)を、それぞれ圧延ロールにて圧延して内層用麺帯
(A)、中間層麺帯(B)外層用麺帯(C)として、こ
れを複合圧延して、麺帯厚1.07mmの(C)/
(B)/(A)/(B)/(C)の5層からなる麺帯と
した後、#22の切刃を通して麺線とした。
【0059】(5) 前記麺線を2分蒸した後、25〜30cmに
カットした。
【0060】(6) 前記工程(5)で調製した麺線を0.5%乳
酸溶液に2分間浸漬した後、液切りを行った。(麺線pH
5.2) (7) 前記工程(6)で調製した麺線145gをフライ用リテイ
ナーに入れ、143℃の食用油で2分10秒フライし、室温
で放冷した。
【0061】試作品は500mlの熱湯で3分間茹で、
試食した結果、芯に「腰」「粘弾性」があって、「滑ら
かな」食感であり、しかも内層と外層の間の食感に違和
感のない、本来の生麺類に極めて近い食感の麺であっ
た。また、「湯のび」の遅い麺であった。
【0062】実施例6:アルギン酸内層添加 熱風乾燥
麺(うどんタイプ) (1)アルギン酸5.0g炭酸ナトリウム2.0g食塩
16gを水360mlに溶解して練水を調製した。小麦
粉(中力粉)700gと澱粉300gを混合し、これに
前記練水を加え、ミキサーにて15分混練し、内層用麺
生地(A)を調製した(生地pH6.9)。
【0063】(2)炭酸ナトリウム2.0g食塩16g
を水360mlに溶解して練水を調製した。小麦粉(中
力粉)700gと澱粉300gに前記練水を加え、ミキ
サーにて15分混練し、外層用麺生地(B)を調製した
(生地pH8.4)。
【0064】(3)前記、麺生地(A)及び(B)を、
それぞれ圧延ロールにて圧延して内層用麺帯(A)及
び、外層用麺帯(B)として、これを複合圧延して、麺
帯厚1.08mmの(B)/(A)/(B)からなる麺
帯とした後、#10の切刃を通して麺線とした。
【0065】(4)前記麺線を2分蒸した後、25〜3
0cmにカットした。
【0066】(5)前記工程(4)で調製した麺線を
0.25%乳酸溶液に2分間浸漬した後、液切りを行っ
た。(麺線pH5.9) (6)前記工程(5)で調製した麺線100gを乾燥用
リテイナーに入れ、温度85℃、の熱風中に30分間乾
燥し、室温で放冷した。
【0067】試作品は500mlの熱湯で4分間茹で、
試食した結果、芯に「腰」「粘弾性」があり、「滑らか
な」食感であった。
【0068】比較試験例1:多層化の効果 麺線を多層構造とすることの効果を、下記の方法に従っ
て(比較例1)と(比較例2)を作製し、(実施例1)
と比較した。
【0069】(比較例1)アルギン酸無添加単層麺 (1)炭酸ナトリウム2.0g食塩16gを水330m
lに溶解して練水を調製した。小麦粉(中力粉)100
0gに前記練水を加え、ミキサーにて15分混練し、麺
生地を調製した(生地pH7.9)。
【0070】(2)前記、麺生地を、圧延ロールにて圧
延して、麺帯厚1.07mmの麺帯とした後、#22の
切刃を通して麺線とした。
【0071】(3)前記麺線を2分蒸した後、25〜3
0cmにカットした。
【0072】(4)前記工程(3)で調製した麺線11
5gをフライ用リテイナーに入れ、143℃の食用油で
1分20秒フライし、室温で放冷した。
【0073】(比較例2)アルギン酸添加単層麺 (1)アルギン酸5.0g炭酸ナトリウム2.0g食塩
16gを水330mlに溶解して練水を調製した。小麦
粉(中力粉)1000gに前記練水を加え、ミキサーに
て15分混練し、麺生地を調製した(生地pH6.
7)。
【0074】(2)前記、麺生地を、圧延ロールにて圧
延して、麺帯厚1.07mmの麺帯とした後、#22の
切刃を通して麺線とした。
【0075】(3)前記麺線を2分蒸した後、25〜3
0cmにカットした。
【0076】(4)前記工程(3)で調製した麺線を
0.5%乳酸溶液に2分間浸漬した後、液切りを行っ
た。(麺線pH4.7) (5)前記工程(4)で調製した麺線145gをフライ
用リテイナーに入れ、143℃の食用油で2分30秒フ
ライし、室温で放冷した。
【0077】上記比較例1、2と実施例1を比較試験と
して、500mlの熱湯で3分間茹で、試食した結果、
アルギン酸無添加麺(比較例1)に比べて、アルギン酸
添加麺(比較例2及び実施例1)では、「腰」「粘弾
性」を有するものであった。しかしアルギン酸を添加し
た麺でも、単層麺(比較例2)では全体的に麺が硬く、
「滑らかさ」の点で劣っており、この点で多層麺(実施
例1)の方が優れていた
【0078】
【表1】
【0079】比較試験例2:pHの違いによる効果 麺生地及び麺線のpHによる影響を、下記の方法に従っ
て、(比較例3)、(比較例4)(比較例5)を作製
し、(実施例2)と比較した。
【0080】(比較例3)アルカリ剤無添加 麺生地の調製時にアルカリ剤を添加しないこととし、こ
の点以外は実施例2に準じて作製した。
【0081】(比較例4)酸液未処理 酸液処理を行わず、処理液を水にした以外は、実施例2
に準じて作製した。
【0082】(比較例5)酸液濃度調整 酸液の乳酸濃度を実施例2の半分の濃度とした以外は、
実施例2に準じて作製した。
【0083】上記比較例3、4、5と実施例2を比較試
験として、500mlの熱湯で3分間茹で、試食した結
果、麺生地調製時にアルカリ剤を入れない場合(比較例
3)は、麺への「腰」「粘弾性」の付与効果がほとんど
なく、また、麺線の酸液処理を行わなかった場合(比較
例4)も、麺への「腰」「粘弾性」の付与効果はほとん
ど見られなかった。逆に、酸液処理によって麺線のpH
を約6以下にすることで(比較例5、実施例2)、
「腰」「粘弾性」があり、「つるみ」のある麺となっ
た。
【0084】
【表2】
【0085】
【発明の効果】本発明方法を用いることによって即席麺
類の食感をいろいろに調整することができる。
【0086】特に、多層構造とした麺の中心部にアルギ
ン酸を多用することで、フライ麺、熱風乾燥麺、凍結乾
燥麺等の即席麺類でありながら、本来の生麺類に近似し
た食感の、いわゆる「腰」「粘弾性」があり、同時に
「滑らかさ」を有した、即席麺を製造できる。
【0087】また、逆に、多層構造の外側にアルギン酸
を多く添加すれば、麺の外側部に強い「腰」と「粘弾
性」のある独特の食感の麺を作製できる。
【0088】さらに、本発明によれば、麺の「湯のび」
「かん焼け」を抑制することができ、特に多層構造の麺
の外層にもアルギン酸を用いることで、「つるみ」も向
上した即席麺とすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白波瀬 博己 大阪府大阪市淀川区西中島4丁目1番1 号 日清食品株式会社内 (72)発明者 赤松 伸行 大阪府大阪市淀川区西中島4丁目1番1 号 日清食品株式会社内 (72)発明者 田渕 満幸 大阪府大阪市淀川区西中島4丁目1番1 号 日清食品株式会社内 (72)発明者 横越 隆史 大阪府大阪市淀川区西中島4丁目1番1 号 日清食品株式会社内 (72)発明者 田中 充 大阪府大阪市淀川区西中島4丁目1番1 号 日清食品株式会社内 (72)発明者 平田 俊成 大阪府大阪市淀川区西中島4丁目1番1 号 日清食品株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−210570(JP,A) 特開 平5−15331(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/16 - 1/162

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 即席麺類の製造方法であって、下記の工
    程、すなわち、 (1) 小麦粉もしくは小麦粉と澱粉とを主成分とする原
    料粉に、アルギン酸および/またはアルギン酸塩、アル
    カリ剤および水を加えて混練し、ほぼ中性乃至弱アル
    カリ性のpHを呈する麺生地(A)を調製し、 (2) 小麦粉もしくは小麦粉と澱粉とを主成分とする原
    料粉に、アルギン酸および/またはアルギン酸塩を、原
    材料重量比で、麺生地(A)の等量以下の量を加え、さら
    に、アルカリ剤および水を加えて混練して、ほぼ中性乃
    至弱アルカリ性のpHを呈する麺生地(B)を調製し、 (3) 前記麺生地(A)及び(B)を、常法により、該麺生地
    (A)を任意の層に含むように、複合圧延し多層麺帯と
    し、 (4) 前記多層麺帯を常法により麺線とした後、α化処理
    し、 (5) 前記α化処理した麺線を酸液処理して、麺線pHを
    酸性域に調整し、および (6) 前記pH調整した麺線を、即席麺製造の常法により
    乾燥処理する工程を含む、 ことを特徴とする即席麺類の製造方法。
  2. 【請求項2】 即席麺類の製造方法であって、下記の工
    程、すなわち、 (1) 小麦粉もしくは小麦粉と澱粉とを主成分とする原
    料粉に、アルギン酸および/またはアルギン酸塩、アル
    カリ剤および水を加えて混練し、ほぼ中性乃至弱アル
    カリ性のpHを呈する麺生地(A)を調製し、 (2) 小麦粉もしくは小麦粉と澱粉とを主成分とする原
    料粉に、アルギン酸および/またはアルギン酸塩を、原
    材料重量比で、麺生地(A)の等量以下の量を加え、さら
    に、アルカリ剤および水を加えて混練して、ほぼ中性乃
    至弱アルカリ性のpHを呈する麺生地(B)を調製し、 (3) 前記麺生地(A)及び(B)を、常法により、該麺生地
    (A)を任意の層に含むように、複合圧延し多層麺帯と
    し、 (4) 前記多層麺帯を常法により麺線とした後、α化処理
    し、 (5) 前記α化処理と同時に麺線を酸液処理して、麺線p
    Hを酸性域に調整し、および (6) 前記pH調整した麺線を、即席麺製造の常法により
    乾燥処理する工程を含む、 ことを特徴とする即席麺類の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(3)の多層麺帯が、その最も中
    心部の層が、麺生地(A)からなる層である請求項1また
    は2に記載の即席麺類の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記工程(3)の多層麺帯が、その最も外
    側の層が、麺生地(A)からなる層である請求項1から3
    のいずれかに記載の即席麺類の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記工程(2)の麺生地(B)が、前記原料粉
    にアルギン酸および/またはアルギン酸塩を添加せず、
    かつ、アルカリ剤の添加を任意として調製された麺生地
    (B')である請求項4に記載の即席麺類の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記工程(1)の麺生地(A)および前記工程
    (2)の麺生地(B)が、アルカリ剤を、麺生地のpHが6.5
    〜9.0になるように添加された麺生地である請求項1か
    のいずれかに記載の即席麺類の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記工程(5)での麺線酸液処理工程に
    おいて、酸液処理後の麺線のpHが、6以下である請求
    項1から6のいずれかに記載の即席麺類の製造方法。
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