JP3156852U - シートカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】一般的な座席を簡素な手段でスポーツシートのような構造にすることができるシートカバーを提供する。【解決手段】自動車の座席に装着可能なシートカバーであって、座席の背凭れ部を被う背凭れ部シート部材と、座席の座部4を被う座部シート部材9と、を有し、両シート部材には、座席の表面の左右位置に対応する部位に、断面視で略三角形状をなす発泡樹脂材13が収納される収納部11が形成され、座席の表面の中央位置に対応する部位に、座席の表面に密着する密着部10が形成される。【選択図】図3

Description

本考案は、自動車の座席に装着可能なシートカバーに関する。
一般的に、スポーツカーに装備される座席はスポーツシートと称され、シートクッション(座部)及びシートバック(背凭れ部)の側部が張り出して形成されており、身体ホールド性が高いものとなっている(例えば、特許文献1)。
また、自動車の一般的な座席に装着するシートカバーとして、シートバック(背凭れ部)を被うカバー本体の裏面側に、ランバーサポート用のパッドが取り付けられているものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−10092号公報(第2頁、第2図) 特開2002−325651号公報(第2頁、第1図)
しかしながら、特許文献2に記載のシートカバーのように、着座者の腰部を保持するようにしたシートカバーは知られているが、このシートカバーでは、特許文献1に記載のスポーツシートのように、着座者の身体をホールドすることができない。また、側部が張り出していない一般的な座席を簡素な手段で、特許文献1に記載のスポーツシートのような構造にしたいという着座者からの要望がある。
本考案は、このような要望に着目してなされたもので、一般的な座席を簡素な手段でスポーツシートのような構造にすることができるシートカバーを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本考案のシートカバーは、
自動車の座席に装着可能なシートカバーであって、
前記座席の背凭れ部を被う背凭れ部シート部材と、前記座席の座部を被う座部シート部材と、を有し、該両シート部材には、前記座席の表面の左右位置に対応する部位に、断面視で略三角形状をなす発泡樹脂材が収納される収納部が形成され、前記座席の表面の中央位置に対応する部位に、該座席の表面に密着する密着部が形成されることを特徴としている。
この特徴によれば、シートカバーを一般的な座席に取り付けた際に、座席の背凭れ部及び座部の両側部に略三角形状の発泡樹脂材によってシート部材の収納部が突出されるため、一般的な座席をスポーツシートのように変えることができ、着座者の背中及び臀部が、シートカバーの収納部の発泡樹脂材によってホールドされるようになり、コーナリングの際などに着座者の身体が左右に傾き難くなり、かつ着座者の背中及び臀部が密着部を介して背凭れ部及び座部に密着されて支えられるようになり、走行時における身体ホールド性を向上させることができる。
本考案のシートカバーは、
前記収納部は、前記シート部材の裏面側に形成されることを特徴としている。
この特徴によれば、発泡樹脂材はシート部材の裏面側に配置されるようになり、シートカバーの表面における密着部と収納部の部位が一体的になるため、着座者が着座した際に違和感のないものとすることができる。
本考案のシートカバーは、
前記座部シート部材には、該座部シート部材を前記座部に対して締め付けるための紐状部材が、前記座部シート部材の前後縁部に設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、座部シート部材を座部に装着する際に、紐状部材を締め付けることにより座部シート部材の密着部が座部に密着されるばかりか、紐状部材の締め付けにより側部にある発泡樹脂材が潰れることがない。
本考案のシートカバーは、
前記座席の両側部には、プレート部材が設けられ、該プレート部材が前記シート部材と発泡樹脂材の間に延設されることを特徴としている。
この特徴によれば、プレート部材によって発泡樹脂材が固定されるとともに、着座者の身体が左右に傾けられた際にもプレート部材によって支持されるため、身体のホールド性を更に高められる。
本考案のシートカバーは、
前記座部の両側部には、該座部を保持する枠部材が設けられており、前記プレート部材は、その一端部に框状をなす框部が設けられ、該框部が前記座部と該枠部材との間に挟み込まれることを特徴としている。
この特徴によれば、プレート部材の框部が座部と枠部材との間に固定され、プレート部材及び発泡樹脂材のずれを防止できる。
本考案のシートカバーは、
前記発泡樹脂材における前記座席と接触される接触面は、粘着性を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、粘着性を有する接触面によって、発泡樹脂材が背凭れ部及び座部に粘着され、シートカバーが背凭れ部及び座部からずれることを防止できる。
本考案のシートカバーは、
前記発泡樹脂材における前記座席と接触される接触面は、その表面が凸凹した形状となっていることを特徴としている。
この特徴によれば、表面が凸凹した形状を有する接触面によって、発泡樹脂材と背凭れ部及び座部との間に生じる摩擦力が大きくなり、シートカバーが背凭れ部及び座部からずれることを防止できる。
本考案のシートカバーは、
前記発泡樹脂材は、固定手段によって前記シート部材の収納部に固定されることを特徴としている。
この特徴によれば、発泡樹脂材がシートカバーの内部で移動してしまうことを防ぎ、身体ホールド性を高めることができる。
本考案のシートカバーは、
前記固定手段は、接着部材により接着するものであることを特徴としている。
この特徴によれば、接着部材により発泡樹脂材を直接シート部材に接着させる簡素な取付作業で固定することができる。
本考案のシートカバーは、
前記発泡樹脂材は、袋状部材に収納されており、前記固定手段は、該袋状部材と前記収納部とを縫合するものであることを特徴としている。
この特徴によれば、発泡樹脂材が袋状部材により保護されるとともに、袋状部材に収納することによりシート部材に縫合し易くなる。
実施例1におけるシートとシートカバーを示す斜視図である。 シートカバーがシートに装着された状態を示す斜視図である。 座部カバーの構成を示す図2におけるA−A断面図である。 座部カバーが紐部材で固定された状態を示す底面斜視図である。 実施例2における座部カバーの構成を示す図2におけるA−A断面図である。
本考案に係るシートカバーを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係るシートカバーにつき、図1から図4を参照して説明する。以下、図3の紙面上側をシートカバーの正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、本考案の適用されたシートカバーである。このシートカバー1は、自動車の一般的な座席2に装着できるようになっている。
図1に示すように、座席2は、前後方向に延設された樹脂製の枠部材3の上方に保持されており、着座者の臀部を支える座部4と、着座者の背中を支える背凭れ部5と、から構成されている。また、シートカバー1は、座部4に装着する座部カバー6と、背凭れ部5に装着する背凭れ部カバー7とから構成され、両カバー6,7は、下側が開口された開口部8となっており、座部4及び背凭れ部5にそれぞれ装着できるようになっている。
図2には、シートカバー1が座席2に装着された状態が示されている。即ち、背凭れ部5には、背凭れ部カバー7が装着されており、座部4には、座部カバー6が装着されている。
次に、背凭れ部カバー7及び座部カバー6の構成について、図2のA−A断面図である図3を参照して説明する。尚、背凭れ部カバー7は、座部カバー6と略同一の構成であるため、座部カバー6を例として説明する。
図3に示すように、座部カバー6は、座部4を被う座部シート部材9を有しており、座部シート部材9において座部4の表面の中央位置に対応する中央部は、座部4の表面に密着する密着部10となっている。また、座部シート部材9において座部4の表面の左右位置に対応する両側部には、山型に突出した形状をなす収納部11,11が形成されている。尚、背凭れ部カバー7は、背凭れ部5を被う背凭れ部シート部材12を有し、同様の構成をなしている。
収納部11には、ウレタンフォームで構成された断面視で略三角形状をなすウレタン部材13(発泡樹脂材)が収納されている。ウレタン部材13は、断面視で略三角形状をなす袋状部材14に入れられており、この袋状部材14は、ウレタン部材13と略同寸となっているため、ウレタン部材13の山型をなす部位と、袋状部材14の山型をなす部位とが合わせられている。
ウレタン部材13及び袋状部材14は、収納部11の形状に丁度合うように形成されており、袋状部材14の山型をなす部位と、収納部11における座部シート部材9の裏面とが縫合(固定手段)によって固定されている。尚、左右の収納部11,11は、左右対称に形成されている。
ウレタン部材13は袋状部材14により保護されるとともに、袋状部材14に入れられているため、座部シート部材9に縫合し易くなっている。袋状部材14と座部シート部材9とが縫合により固定されていることで、ウレタン部材13が座部カバー6の内部で移動してしまうことを防ぐことができる。
ウレタン部材13の下面部15は、袋状部材14を介して座部4の表面に沿って配置されており、ウレタン部材13が収納部11にほぼ隙間なく配置されているため、密着部10が上方に浮いてしまうことなく座部4に密着されている。
このように、収納部11が立体的に形成されているため、ウレタン部材13を収納できるとともに、密着部10を背凭れ部5及び座部4の表面に密着させることができるようになり、着座者の背中及び臀部が密着部10を介して背凭れ部5及び座部4に密着されて支えられるようになる。
また、両シート部材9,12の裏面側に収納部11が形成されていることで、ウレタン部材13を座部シート部材9と座部4との間及び背凭れ部シート部材12と背凭れ部5に配置することができ、シートカバー1の表面における密着部10と収納部11の部位が一体的になるため、着座者が着座した際に違和感のないものとすることができる。
次に、座部カバー6が装着された座部4の下面側について、図4を参照して説明する。座部シート部材9の前縁部には、紐状の紐部材16が左右2箇所に取り付けられており、座部シート部材9の後縁部には、留め具17を有する紐状の紐部材16’が左右2箇所に取り付けられている(図1参照)。
図4に示すように、座部カバー6が装着された座部4の下面側で、紐部材16と、紐部材16’とが対になり、紐部材16’の留め具17により留められている。この留め具17は、前後縁部の紐部材16,16’を所定の位置で固定できるようになっており、紐部材16,16’を締め付けることにより、座部シート部材9の前後縁部が互いに引っ張られて座部4に密着される。
このように紐部材16,16’は、座部シート部材9の前後縁部に取り付けられているため、前後方向に引っ張られるようになり、座部シート部材9の密着部10が座部4に密着されるばかりか、紐部材16,16’の締め付けにより側部にあるウレタン部材13が潰れることがない。
尚、背凭れ部シート部材12の前後縁部にも紐部材18が取り付けられており、背凭れ部5の背面側で結べるようになっている。
シートカバー1を座席2に装着する際には、座部カバー6を座部4に被せて紐部材16,16’を留め具17で留め、背凭れ部カバー7を背凭れ部5に被せて背面側で紐部材18を結ぶことにより装着できる。尚、背凭れ部5の背面側には、上下に開閉可能なファスナー(図示略)が設けられており、ファスナーを開けて開口部8を広げることによって装着し易いようになっている。
図2に示すように、シートカバー1を座席2に装着すると、背凭れ部5及び座部4の両側部に略三角形状のウレタン部材13が収納された収納部11が突出し、座席2をスポーツシートのように変えることができ、着座者の背中及び臀部が、シートカバー1の収納部のウレタン部材13によってホールドされるようになり、コーナリングの際などに着座者の身体が左右に傾き難くなり、かつ着座者の背中及び臀部が密着部10を介して背凭れ部5及び座部4に密着されて支えられるようになり、走行時における身体ホールド性を向上させることができる。
以上、本実施例におけるシートカバー1では、座席2の背凭れ部5を被う背凭れ部シート部材12と、座席2の座部4を被う座部シート部材9と、を有し、両シート部材9,12には、座席2の表面の左右位置に対応する部位に、ウレタンフォームで構成された断面視で略三角形状をなすウレタン部材13が収納される収納部11が形成され、座席2の表面の中央位置に対応する部位に、座席2の表面に密着する密着部10が形成されることで、シートカバー1を一般的な座席2に取り付けた際に、座席2の背凭れ部5及び座部4の両側部に略三角形状のウレタン部材13によってシート部材9,12の収納部が突出されるため、一般的な座席2をスポーツシートのように変えることができ、着座者の背中及び臀部が、シートカバー1の収納部のウレタン部材13によってホールドされるようになり、コーナリングの際などに着座者の身体が左右に傾き難くなり、かつ着座者の背中及び臀部が密着部10を介して背凭れ部5及び座部4に密着されて支えられるようになり、走行時における身体ホールド性を向上させることができる。
また、収納部11は、シート部材9,12の裏面側に形成されることで、ウレタン部材13はシート部材9,12の裏面側に配置されるようになり、シートカバー1の表面における密着部10と収納部11の部位が一体的になるため、着座者が着座した際に違和感のないものとすることができる。
また、座部シート部材9には、座部シート部材9を座部4に対して締め付けるための紐部材16が、座部シート部材9の前後縁部に設けられることで、座部シート部材9を座部4に装着する際に、紐部材16を締め付けることにより座部シート部材9の密着部10が座部4に密着されるばかりか、紐部材16の締め付けにより側部にあるウレタン部材13が潰れることがない。
また、ウレタン部材13は、袋状部材14に収納されており、袋状部材14とシート部材9,12の収納部との縫合により固定されることで、ウレタン部材13がシートカバー1の内部で移動してしまうことを防ぎ、身体ホールド性を高めることができる。また、ウレタン部材13が袋状部材14により保護されるとともに、袋状部材14に収納することによりシート部材9,12に縫合し易くなる。
次に、実施例2に係るシートカバーにつき、図5を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。尚、シートカバー1における背凭れ部カバー7及び座部カバー6は、略同一の構成であるため、座部カバー6を例として説明する。
図5は、図2におけるA−A断面図であり、座部カバー6が座部4に装着された状態を示している。前記実施例と同様に、座部シート部材9における座部4の表面の中央位置に対応する部位は、座部4の表面に密着する密着部10となっているとともに、座部4の左右位置に対応する座部シート部材9の部位が山型に突出されて収納部11,11が形成されている。
図5の部分拡大図に示すように、座部シート部材9の密着部10において、座部シート部材9の裏面は微細な凸凹が形成された形状をなしており、座部4の表面と接触された際に、凸凹した形状によって座部シート部材9と座部4との間に生じる摩擦力が大きくなり、座部シート部材9が座部4からずれ難くなっている。
更に、収納部11には、ウレタン部材13が収納されており、ウレタン部材13における座部4の表面と接触する接触面19は、微細な凸凹が形成された形状をなしており、かつ接触面19には、粘着性を有する粘着部材20が塗付されている。そのため、ウレタン部材13の接触面19と座部4の表面との間に生じる摩擦力が大きくなり、かつ粘着部材20によって接触面19が座部4に粘着し、シートカバー1が座部4からずれることを防止できる。
図5に示すように、座部4の側面には、垂直方向に延びるプレート部材21が設けられており、プレート部材21の先端部は、座部シート部材9とウレタン部材13との間に延設され、ウレタン部材13の山型をなす部位の外側面に接着されている。
プレート部材21によってウレタン部材13が固定されるとともに、着座者の身体が左右に傾けられた際にもプレート部材21によって支持されるため、身体のホールド性を更に高められる。
尚、座部4側のプレート部材21には、その基端部に框状をなす框部22が形成されており、框部22が座部4と枠部材3との間に挟み込まれている。框部22が座部4と枠部材3との間に固定されることにより、プレート部材21及びウレタン部材13のずれを防止できる。
図5の部分拡大図に示すように、ウレタン部材13の山型をなす部位と、収納部11における座部シート部材9の裏面とは、接着剤23(固定手段,接着部材)によって接着されている。接着剤23を用いることにより、ウレタン部材13を直接シート部材9,12に接着させる簡素な取付作業で固定することができる。
尚、ウレタン部材13と座部4との粘着力は、ウレタン部材13とシート部材9,12との間の接着力よりも弱めに設定されており、シートカバー1の交換等の際にシートカバー1を外しやすくなっている。
以上、本実施例におけるシートカバー1では、座席2の両側部には、プレート部材21が設けられ、プレート部材21がシート部材9,12とウレタン部材13の間に延設されることで、プレート部材21によってウレタン部材13が固定されるとともに、着座者の身体が左右に傾けられた際にもプレート部材21によって支持されるため、身体のホールド性を更に高められる。
また、座部4の両側部には、座部4を保持する枠部材3が設けられており、プレート部材21は、その一端部に框状をなす框部22が設けられ、框部22が座部4と枠部材3との間に挟み込まれることで、プレート部材21の框部22が座部4と枠部材3との間に固定され、プレート部材21及びウレタン部材13のずれを防止できる。
また、ウレタン部材13における座席2と接触される接触面19は、粘着性を有していることで、粘着性を有する接触面19によって、ウレタン部材13が背凭れ部5及び座部4に粘着され、シートカバー1が背凭れ部5及び座部4からずれることを防止できる。
また、ウレタン部材13における座席2と接触される接触面19は、その表面が凸凹した形状となっていることで、表面が凸凹した形状を有する接触面19によって、ウレタン部材13と背凭れ部5及び座部4との間に生じる摩擦力が大きくなり、シートカバー1が背凭れ部5及び座部4からずれることを防止できる。
また、ウレタン部材13は、シート部材9,12の収納部に接着剤23により接着されることで、接着剤23によりウレタン部材13を直接シート部材9,12に接着させる簡素な取付作業で固定することができる。
以上、本考案の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本考案に含まれる。
例えば、前記実施例では、本考案における接着部材として接着剤23を用いているが、シート状の接着シート等を用いてもよい。また、前記実施例では、粘着部材20の代わりにシート状の粘着シート等を用いてもよい。
1 シートカバー
2 座席
3 枠部材
4 座部
5 背凭れ部
6 座部カバー
7 背凭れ部カバー
9 座部シート部材
10 密着部
11 収納部
12 背凭れ部シート部材
13 ウレタン部材(発泡樹脂材)
14 袋状部材
15 下面部
16,16’ 紐部材
17 留め具
18 紐部材
19 接触面
20 粘着部材
21 プレート部材
22 框部
23 接着剤(固定手段,接着部材)

Claims (10)

  1. 自動車の座席に装着可能なシートカバーであって、
    前記座席の背凭れ部を被う背凭れ部シート部材と、前記座席の座部を被う座部シート部材と、を有し、該両シート部材には、前記座席の表面の左右位置に対応する部位に、断面視で略三角形状をなす発泡樹脂材が収納される収納部が形成され、前記座席の表面の中央位置に対応する部位に、該座席の表面に密着する密着部が形成されることを特徴とするシートカバー。
  2. 前記収納部は、前記シート部材の裏面側に形成されることを特徴とする請求項1に記載のシートカバー。
  3. 前記座部シート部材には、該座部シート部材を前記座部に対して締め付けるための紐状部材が、前記座部シート部材の前後縁部に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のシートカバー。
  4. 前記座席の両側部には、プレート部材が設けられ、該プレート部材が前記シート部材と発泡樹脂材の間に延設されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のシートカバー。
  5. 前記座部の両側部には、該座部を保持する枠部材が設けられており、前記プレート部材は、その一端部に框状をなす框部が設けられ、該框部が前記座部と該枠部材との間に挟み込まれることを特徴とする請求項4に記載のシートカバー。
  6. 前記発泡樹脂材における前記座席と接触される接触面は、粘着性を有していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のシートカバー。
  7. 前記発泡樹脂材における前記座席と接触される接触面は、その表面が凸凹した形状となっていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のシートカバー。
  8. 前記発泡樹脂材は、固定手段によって前記シート部材の収納部に固定されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のシートカバー。
  9. 前記固定手段は、接着部材により接着するものであることを特徴とする請求項8に記載のシートカバー。
  10. 前記発泡樹脂材は、袋状部材に収納されており、前記固定手段は、該袋状部材と前記収納部とを縫合するものであることを特徴とする請求項8に記載のシートカバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015217041A (ja) * 2014-05-15 2015-12-07 藤井 英夫 ソファー
DE102018102240A1 (de) * 2018-02-01 2019-08-01 Adient Engineering and IP GmbH Polsterbezug für einen fahrzeugsitz, sowie fahrzeugsitz
DE102021114867A1 (de) 2021-02-12 2022-08-18 Adient Engineering and IP GmbH Fahrzeugsitz, insbesondere kraftfahrzeugsitz

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