JP3156212U - 控幅自在大型擁壁ブロック - Google Patents

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笹岡 英雄
英雄 笹岡
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高幡コンクリート積みブロック協同組合
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Abstract

【要 約】【課 題】作業能率と大型擁壁ブロックで有り乍ら軽量化し、安全性を高めた大型擁壁ブロックを提供する。【解決手段】前面壁5及び後面壁6の各々のブロックを平行に組み、控え幅に合わせて金具1、2、3で固定し、前記金具1、2、3の寸法に依り自由に控え幅の調整ができるようにした大型擁壁用積みブロックであって、前面壁5上部の後方に突出する第1凸面7、後面壁6上部の前方に突出する第2凸面8、前面壁5下部の後方に突出する第3凸面9、後面壁6下部の前方に突出する第4凸面10にそれぞれ前記金具1、2、3を取り付けるためのインサート穴を設けており、第1凸面7の上辺と第4凸面10の下辺は水平方向に延び、第2凸面8の上辺と第3凸面9の下辺は対向するブロックに向かって内側に傾斜するようにした。【選択図】 図1

Description

本考案は道路新設、改良工事や宅地の造成工事の構築利用される大型擁壁用積みブロックに関した擁壁構造である。
従来の大型擁壁ブロックは下部より左右及び上部方向に積み上げて構築されこの時、高低差でブロックの控え幅が、土圧と土質により安定計算の上サイズが(控え幅)決まり数種類の控え幅の大型擁壁ブロックから選定されていた。そのため、あらゆる控え幅の型枠が必要であり、今回の大型擁壁ブロックにより、1組の前面壁、後面壁ブロックで数十種類の型枠を減少することができ手間とコストを軽減することが出来た。
以下、図1、図2、について従来の大型擁壁ブロックは前面壁5と後面壁6が固定されているのに対して、この考案に係る控幅自在大型擁壁ブロックの大きく違う所は前面壁5と後面壁6が個々の壁面となり控え金具の寸法調整で前面壁5と後面壁6を自由に控え幅設定し、一体化する事が出来る大型擁壁ブロックである。
固定金具1、2,3でネジ止4上下左右を固定し逆Z状に付ける寸法により、自由に控え幅を設定出来る大型擁壁ブロックである。
特開2001−241055
従来は控え幅の異なる種類の大型擁壁ブロックを必要とした時、固定されているため必要な控え幅の種類の型枠を用意する必要があり、型枠で大変な経費が必要となり、製品と型枠の保管ヤードも必要とし、あらゆる面で支障をきたす様になる。また最適な施工が出来るような控えサイズが従来は無く、小さ過ぎとか、大き過ぎたりし擁壁の高低差にマッチした大型擁壁ブロックを求める要望があった。
本考案は、上述の様な従来の問題を解決すべくされたもので、適切な大型擁壁断面に対応できるように、控え幅を取り付け金具の選定で自由に調整出来るようにした。これにより、大型擁壁ブロックの種類を(控え幅)前面壁と後面壁で最適な大型擁壁ブロック及びこの大型擁壁ブロックを用いた擁壁構造を提供することを課題とした。
本考案は上記の目的を達成するために、前面壁上部の後方に突出する第1凸面、後面壁上部の前方に突出する第2凸面、前面壁下部の後方に突出する第3凸面、後面壁下部の前方に突出する第4凸面にそれぞれ前記金具を取り付けるためのインサート穴を設けており、第1凸面の上辺と第4凸面の下辺は水平方向に延び、第2凸面の上辺と第3凸面の下辺は対向するブロックに向かって内側に傾斜するようにし(請求項1)、また、第1凸面と第4凸面が平行四辺形であり、第2凸面と第3凸面が台形である(請求項2)構成とした。
また、この大型擁壁ブロックは組み立て平行に一体化するため簡単に組み立てが出来るよう専用組立機で簡単に組立が可能と成る。
上述した様に本考案は、軽量の為取り扱いがしやすく、施工現場に大型重機等が入らない箇所でも大型擁壁であり乍ら、小型重機で十分仕事が出来る事が従来の大型擁壁ブロックの仕事内容から考えても非常に施工性に優れている。
この大型擁壁ブロックは2個1体で組み合わせ1組の大型擁壁ブロック体に形成し使用される。また必要な控え幅に応じた金具の取り替えによって調整が出来、従来の様にサイズの異なる控え幅の種類の必要がなく、1種類のブロックで(2個1体)控え自由にサイズが整う事となり、コストが低減し何種類の型枠の在庫を必要としない。
以下、本考案の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は実施の1形態であって、組ブロック体を形成した2対1組の大型擁壁ブロックを示す。金具を取り付けた大型擁壁ブロック側面図1、図2は大型擁壁ブロック体の上面図である。この大型擁壁ブロックは前面壁5と後面壁6を逆Z状にして取り付け金具1,2,3で固定または逆Z状に作成した取り付け金具で、2個1対に組み合わせて1組の大型擁壁ブロック体を形成するもので、この場合、図2に示すように前面壁5後面壁6の同一サイズで同一形状にされた前面壁突起部7,後面壁突起部8のインサート穴20にボルト4を固定金具1,2,3で組み合わせる。
次に、図2は前記大型擁壁ブロックを用いて施工を行う際吊り上げアンカー19は4箇所で吊金具を用いての取り付け箇所で、ずれ止め11凸は図1の前面壁ずれ止め14凹が入り後面ずれ止め12凸は図1の凹15に噛み合って、ずれ止めとなる。図1を形成した大型擁壁ブロックを左右方向に並列し上部方向に積み上げ上げられて構築される。この大型擁壁ブロックは控え幅を増減調節する為に、取り付け金具1,2,3を控え幅に応じた寸法で取替える事で自由に控え幅を変更できる。
次に、図3は前面壁の表面(擬石面)13は自然にやさしく周囲にマッチした擬石面に仕上げている。図4は前面壁5及び後面壁6の裏側でインサート穴20に取り付け金具1,2,3、をボルト4で前面壁5、後面壁6に固定し2個1体に形成していく。
本考案の実施形態を示す大型擁壁ブロックの部分断面図 大型擁壁ブロックの上部から見た図面 大型擁壁ブロックの前面から見た図面 大型擁壁ブロックの前面擁壁及び後面擁壁の裏から見た図面
1 大型擁壁ブロックの上面前後を固定する取り付け金具
2 大型擁壁ブロックの上下を固定する取り付け金具
3 大型擁壁ブロックの底面前後を固定する取り付け金具
4 大型擁壁ブロックの上下を固定する取り付け金具をとめるボルトナット
5 大型擁壁ブロック前面擁壁
6 大型擁壁ブロック後面擁壁
7 大型擁壁ブロック前面擁壁上部をボルト固定する凸面(第1凸面)
8 大型擁壁ブロック後面擁壁上部をボルト固定する凸面(第2凸面)
9 大型擁壁ブロック前面擁壁下部をボルト固定する凸面(第3凸面)
10 大型擁壁ブロック後面擁壁下部をボルト固定する凸面(第4凸面)
11 前面擁壁ブロックを上に積み重ね時の左右前後のずれ止め凸面
12 後面擁壁ブロックを上に積み重ね時の左右前後のずれ止め凸面
13 大型擁壁ブロック前面壁の化粧面(擬石面)
14 大型擁壁ブロックを積み重ね時、前面擁壁上部の凸面に結合する前面擁壁凹面
15 大型擁壁ブロックを積み重ね時、後面擁壁上部の凸面に結合する後面擁壁凹面
16 水抜き穴を取り付ける前面壁擁壁固定部
17 水抜き穴を取り付ける後面壁擁壁固定部
18 水抜きパイプの通過部
19 大型擁壁ブロックを設置時の吊金具の取り付け吊り上げアンカー
20 大型擁壁ブロックの前面後面上下を固定するネジ込みインサート穴

Claims (2)

  1. 前面壁及び後面壁の各々のブロックを平行に組み、控え幅に合わせて金具で固定し、前記金具の寸法に依り自由に控え幅の調整ができるようにした大型擁壁用積みブロックであって、前面壁上部の後方に突出する第1凸面、後面壁上部の前方に突出する第2凸面、前面壁下部の後方に突出する第3凸面、後面壁下部の前方に突出する第4凸面にそれぞれ前記金具を取り付けるためのインサート穴を設けており、第1凸面の上辺と第4凸面の下辺は水平方向に延び、第2凸面の上辺と第3凸面の下辺は対向するブロックに向かって内側に傾斜するようにしたものであることを特徴とする大型擁壁用積みブロック。
  2. 第1凸面と第4凸面が平行四辺形であり、第2凸面と第3凸面が台形である請求項1記載の大型擁壁用積みブロック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019019555A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 和光コンクリート工業株式会社 擁壁用ブロックユニット及び擁壁
KR20190112125A (ko) 2017-07-18 2019-10-02 시만토콘쿠리토 가부시키가이샤 옹벽용 쌓기블록
JP2020197006A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 糸井 元保 擁壁

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