JP3156094B2 - 自動二輪車の多気筒２サイクルエンジン - Google Patents
自動二輪車の多気筒２サイクルエンジンInfo
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- JP3156094B2 JP3156094B2 JP04023392A JP4023392A JP3156094B2 JP 3156094 B2 JP3156094 B2 JP 3156094B2 JP 04023392 A JP04023392 A JP 04023392A JP 4023392 A JP4023392 A JP 4023392A JP 3156094 B2 JP3156094 B2 JP 3156094B2
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- drive
- exhaust timing
- timing control
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の気筒を有し、
このそれぞれの気筒の排気時期を変化させる排気時期制
御装置を備える自動二輪車の多気筒２サイクルエンジン
に関するものである。
このそれぞれの気筒の排気時期を変化させる排気時期制
御装置を備える自動二輪車の多気筒２サイクルエンジン
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動二輪車に搭載される多気筒２サイク
ルエンジンには、それぞれの気筒の排気時期を変化させ
る排気時期制御装置を備えるものがあり、この排気時期
制御装置はエンジンの運転状態において排気時期を変化
させて、最適なエンジン性能を得るようにしている。
ルエンジンには、それぞれの気筒の排気時期を変化させ
る排気時期制御装置を備えるものがあり、この排気時期
制御装置はエンジンの運転状態において排気時期を変化
させて、最適なエンジン性能を得るようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、それぞれ
の気筒に対応して排気時期制御装置を備える場合には、
この排気時期制御装置に対応して駆動モータを備える
と、駆動モータの数が増加するとともに構造が複雑とな
る。このため、単一の駆動モータを備え、この駆動モー
タの動力を駆動ワイヤを介して排気時期制御装置に伝達
するようにすることが考えられるが、この場合例えば駆
動モータの出力軸を車体左右方向に配置すると、それぞ
れの気筒の配置位置との関係上に駆動ワイヤが長かった
り、曲がりが大きくなって、それぞれの排気時期制御装
置を同調して作動させることが困難になる。
の気筒に対応して排気時期制御装置を備える場合には、
この排気時期制御装置に対応して駆動モータを備える
と、駆動モータの数が増加するとともに構造が複雑とな
る。このため、単一の駆動モータを備え、この駆動モー
タの動力を駆動ワイヤを介して排気時期制御装置に伝達
するようにすることが考えられるが、この場合例えば駆
動モータの出力軸を車体左右方向に配置すると、それぞ
れの気筒の配置位置との関係上に駆動ワイヤが長かった
り、曲がりが大きくなって、それぞれの排気時期制御装
置を同調して作動させることが困難になる。
【０００４】この発明は、かかる実情を背景にしてなさ
れたもので、単一の駆動モータによる簡単な構造で、そ
れぞれの気筒の排気時期制御装置を同調して作動するこ
とができる自動二輪車の多気筒２サイクルエンジンを提
供することを目的としている。
れたもので、単一の駆動モータによる簡単な構造で、そ
れぞれの気筒の排気時期制御装置を同調して作動するこ
とができる自動二輪車の多気筒２サイクルエンジンを提
供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明は、複数の気筒を有し、このそれぞれの気
筒の排気時期を変化させる排気時期制御装置を備える自
動二輪車の多気筒２サイクルエンジンにおいて、エンジ
ン上方位置に駆動モータを備え、前記駆動モータの出力
プーリをその軸心が車体前後方向の略垂直面になるよう
に配置し、前記それぞれの排気時期制御装置の駆動プー
リをそれぞれの気筒の相反する側にそれぞれ配置し、前
記出力プーリと、前記それぞれの駆動プーリとを連動可
能に駆動ワイヤで連結し、それら駆動ワイヤの出力プー
リからの取り出し方向を位相差を設けて配置したことを
特徴としている。
に、この発明は、複数の気筒を有し、このそれぞれの気
筒の排気時期を変化させる排気時期制御装置を備える自
動二輪車の多気筒２サイクルエンジンにおいて、エンジ
ン上方位置に駆動モータを備え、前記駆動モータの出力
プーリをその軸心が車体前後方向の略垂直面になるよう
に配置し、前記それぞれの排気時期制御装置の駆動プー
リをそれぞれの気筒の相反する側にそれぞれ配置し、前
記出力プーリと、前記それぞれの駆動プーリとを連動可
能に駆動ワイヤで連結し、それら駆動ワイヤの出力プー
リからの取り出し方向を位相差を設けて配置したことを
特徴としている。
【０００６】
【作用】この発明では、駆動モータの駆動力が、それぞ
れの駆動ワイヤを介してそれぞれの気筒の排気時期制御
装置に伝達され、この排気時期制御装置で排気時期がエ
ンジン運転状態に応じて変化される。このそれぞれの駆
動ワイヤは、それぞれの気筒の排気時期制御装置方向へ
向けて設けられており、それぞれの駆動ワイヤは、なる
べく短くでき、しかも曲がりに大きな違いがなくなって
おり、単一の駆動モータで、それぞれの気筒の排気時期
制御装置の作動を同調させることができる。
れの駆動ワイヤを介してそれぞれの気筒の排気時期制御
装置に伝達され、この排気時期制御装置で排気時期がエ
ンジン運転状態に応じて変化される。このそれぞれの駆
動ワイヤは、それぞれの気筒の排気時期制御装置方向へ
向けて設けられており、それぞれの駆動ワイヤは、なる
べく短くでき、しかも曲がりに大きな違いがなくなって
おり、単一の駆動モータで、それぞれの気筒の排気時期
制御装置の作動を同調させることができる。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図１はこの発明の多気筒２サイクル
エンジンを搭載した自動二輪車の側面図、図２は多気筒
２サイクルエンジンの左側面図、図３は多気筒２サイク
ルエンジンの平面図、図４は駆動モータのワイヤ取出部
の側面図である。
て詳細に説明する。図１はこの発明の多気筒２サイクル
エンジンを搭載した自動二輪車の側面図、図２は多気筒
２サイクルエンジンの左側面図、図３は多気筒２サイク
ルエンジンの平面図、図４は駆動モータのワイヤ取出部
の側面図である。
【０００８】図において符号１は車体フレームで、この
車体フレーム１を構成するヘッドパイプ２にはフロント
フォーク３が旋回可能に支持されている。このフロント
フォーク３の下部には前輪４が設けられ、上部にはハン
ドル５が設けられている。
車体フレーム１を構成するヘッドパイプ２にはフロント
フォーク３が旋回可能に支持されている。このフロント
フォーク３の下部には前輪４が設けられ、上部にはハン
ドル５が設けられている。
【０００９】ヘッドパイプ２には後方へ延びる左右一対
のメインフレーム６が接続され、このメインフレーム６
の後部にはそれぞれリヤアームブラケット７が溶接され
ている。この左右一対のリヤアームブラケット７の上部
に設けられたクロスパイプ８にはシートレール９が溶接
され、このシートレール９とリヤアームブラケット７と
の間にはバックステー１０が設けられている。
のメインフレーム６が接続され、このメインフレーム６
の後部にはそれぞれリヤアームブラケット７が溶接され
ている。この左右一対のリヤアームブラケット７の上部
に設けられたクロスパイプ８にはシートレール９が溶接
され、このシートレール９とリヤアームブラケット７と
の間にはバックステー１０が設けられている。
【００１０】メインフレーム６からリヤアームブラケッ
ト７の上部、さらにシートレール９の前側には燃料タン
ク１１が載置され、この燃料タンク１１の後側にはシー
ト１２がシートレール９に載置されている。リヤアーム
ブラケット７には後輪１３が懸架されたリヤアーム１４
がピボット軸１５を介して支持され、このリヤアーム１
４はクロスメンバ８とリヤアーム１４との間に設けられ
た懸架装置１６によって揺動可能になっている。
ト７の上部、さらにシートレール９の前側には燃料タン
ク１１が載置され、この燃料タンク１１の後側にはシー
ト１２がシートレール９に載置されている。リヤアーム
ブラケット７には後輪１３が懸架されたリヤアーム１４
がピボット軸１５を介して支持され、このリヤアーム１
４はクロスメンバ８とリヤアーム１４との間に設けられ
た懸架装置１６によって揺動可能になっている。
【００１１】メインフレーム６及びリヤアームブラケッ
ト７にはＶ型２サイクルエンジン１７が搭載されてい
る。このＶ型２サイクルエンジン１７の前側上方にはラ
ジエータ１８が配置されており、このＶ型２サイクルエ
ンジン１７は水冷式が採用されている。Ｖ型２サイクル
エンジン１７は、その前側上部がブラケット１９を介し
てメインフレーム６の中央部に支持され、その後側上部
がリヤアームブラケット７の中央部に設けられたクロス
パイプ２０にブラケット２１を介して支持され、さらに
その後側下部がリヤアームブラケット７の下部に設けら
れたクロスパイプ２２にブラケット２３を介して支持さ
れている。
ト７にはＶ型２サイクルエンジン１７が搭載されてい
る。このＶ型２サイクルエンジン１７の前側上方にはラ
ジエータ１８が配置されており、このＶ型２サイクルエ
ンジン１７は水冷式が採用されている。Ｖ型２サイクル
エンジン１７は、その前側上部がブラケット１９を介し
てメインフレーム６の中央部に支持され、その後側上部
がリヤアームブラケット７の中央部に設けられたクロス
パイプ２０にブラケット２１を介して支持され、さらに
その後側下部がリヤアームブラケット７の下部に設けら
れたクロスパイプ２２にブラケット２３を介して支持さ
れている。
【００１２】このＶ型２サイクルエンジン１７の第１気
筒２４及び第２気筒２５は、お互いにクランク軸回りに
Ｖ字状に配置され、このＶ字状に配置された各気筒２
４，２５は車体前側に向けて搭載されている。第１気筒
２４の後側には気化器２６が接続され、また前側にはマ
フラ２７が接続され、このマフラ２７はエンジン下左側
を通り、車体後方に延びている。第２気筒２５の後方に
は気化器２８が接続され、また前側にはマフラ２９が接
続され、このマフラ２９はエンジン下右側を通り、車体
後方に延びている。
筒２４及び第２気筒２５は、お互いにクランク軸回りに
Ｖ字状に配置され、このＶ字状に配置された各気筒２
４，２５は車体前側に向けて搭載されている。第１気筒
２４の後側には気化器２６が接続され、また前側にはマ
フラ２７が接続され、このマフラ２７はエンジン下左側
を通り、車体後方に延びている。第２気筒２５の後方に
は気化器２８が接続され、また前側にはマフラ２９が接
続され、このマフラ２９はエンジン下右側を通り、車体
後方に延びている。
【００１３】第１気筒２４及び第２気筒２５には排気時
期制御装置３０，３１がそれぞれ設けられ、この排気時
期制御装置３０，３１の作動でエンジン運転状態に応じ
て排気時期を変化させ、エンジン運転状態に応じたエン
ジン性能を得るようにしている。
期制御装置３０，３１がそれぞれ設けられ、この排気時
期制御装置３０，３１の作動でエンジン運転状態に応じ
て排気時期を変化させ、エンジン運転状態に応じたエン
ジン性能を得るようにしている。
【００１４】この排気時期制御装置３０，３１の駆動プ
ーリ３２，３３を駆動する駆動モータ３４がエンジン上
方の中央位置に備えられ、この駆動モータ３４のモータ
ユニット３５が取付ブラケット３６にビス３７で締付固
定されている。この取付ブラケット３６はエンジン上方
中央の位置から右側のメインフレーム６に向って延び、
この右側のメインフレーム６の内側側面にビス３８で締
付固定されている。
ーリ３２，３３を駆動する駆動モータ３４がエンジン上
方の中央位置に備えられ、この駆動モータ３４のモータ
ユニット３５が取付ブラケット３６にビス３７で締付固
定されている。この取付ブラケット３６はエンジン上方
中央の位置から右側のメインフレーム６に向って延び、
この右側のメインフレーム６の内側側面にビス３８で締
付固定されている。
【００１５】このモータユニット３５の左側にはワイヤ
取出部３９が設けられ、またモータユニット３５の右側
にビス４０で締付固定されたレバー４１にはワイヤ取出
部４２が設けられている。このモータユニット３５に設
けられた駆動モータ３４は出力軸４３を上下方向に向け
て配置され、この出力軸４３には下側プーリ４４と上側
プーリ４５が設けられ、このようにして駆動モータ３４
の出力プーリをその軸心が車体前後方向の略垂直面にな
るように配置されている。
取出部３９が設けられ、またモータユニット３５の右側
にビス４０で締付固定されたレバー４１にはワイヤ取出
部４２が設けられている。このモータユニット３５に設
けられた駆動モータ３４は出力軸４３を上下方向に向け
て配置され、この出力軸４３には下側プーリ４４と上側
プーリ４５が設けられ、このようにして駆動モータ３４
の出力プーリをその軸心が車体前後方向の略垂直面にな
るように配置されている。
【００１６】この駆動モータ３４の下側プーリ４４と、
第１気筒２４の排気時期制御装置３０の駆動プーリ３２
は、駆動ワイヤ４７のインナワイヤ４７ａで連動可能に
連結され、そのアウタワイヤ４７ｂはモータユニット３
５のワイヤ取出部３９と、第１気筒２４にビス４８で締
付固定されたブラケット４９のワイヤ取入部５０に支持
されている。
第１気筒２４の排気時期制御装置３０の駆動プーリ３２
は、駆動ワイヤ４７のインナワイヤ４７ａで連動可能に
連結され、そのアウタワイヤ４７ｂはモータユニット３
５のワイヤ取出部３９と、第１気筒２４にビス４８で締
付固定されたブラケット４９のワイヤ取入部５０に支持
されている。
【００１７】駆動モータ３４の上側プーリ４５と、第２
気筒２５の排気時期制御装置３１の駆動プーリ３３は、
駆動ワイヤ５１のインナワイヤ５１ａで連動可能に連結
され、そのアウタワイヤ５１ｂはモータユニット３５の
ワイヤ取出部４２と、第２気筒２５に取付けられたブラ
ケット５２のワイヤ取入部５３に支持されている。
気筒２５の排気時期制御装置３１の駆動プーリ３３は、
駆動ワイヤ５１のインナワイヤ５１ａで連動可能に連結
され、そのアウタワイヤ５１ｂはモータユニット３５の
ワイヤ取出部４２と、第２気筒２５に取付けられたブラ
ケット５２のワイヤ取入部５３に支持されている。
【００１８】従って、駆動モータ３４を駆動すると、そ
れぞれの駆動ワイヤ４７，５１を介してそれぞれの気筒
２４，２５の排気時期制御装置３０，３１に動力が伝達
されて駆動プーリ３２，３３が回転し、この排気時期制
御装置３０，３１の作動でエンジン運転状態に応じて排
気時期を変化させることができ、エンジン運転状態に応
じたエンジン性能を得ることができる。
れぞれの駆動ワイヤ４７，５１を介してそれぞれの気筒
２４，２５の排気時期制御装置３０，３１に動力が伝達
されて駆動プーリ３２，３３が回転し、この排気時期制
御装置３０，３１の作動でエンジン運転状態に応じて排
気時期を変化させることができ、エンジン運転状態に応
じたエンジン性能を得ることができる。
【００１９】また、駆動モータ３４の出力プーリをその
軸心が車体前後方向の略垂直面になるように配置するこ
とで、駆動ワイヤ４７，５１のメンテナンスを上方から
容易に行なうことができる。なお、駆動モータ３４の出
力プーリの軸心を車体前後方向に傾斜させて配置しても
よい。さらに、それぞれの排気時期制御装置３０，３１
の駆動プーリ３２，３３はそれぞれの気筒の相反する側
に配置すればよいが、この実施例のように、気筒の外側
端部にそれぞれ配置すれば、駆動プーリ３２，３３のメ
ンテナンスを車体側方から容易に行なうことができ好ま
しい。
軸心が車体前後方向の略垂直面になるように配置するこ
とで、駆動ワイヤ４７，５１のメンテナンスを上方から
容易に行なうことができる。なお、駆動モータ３４の出
力プーリの軸心を車体前後方向に傾斜させて配置しても
よい。さらに、それぞれの排気時期制御装置３０，３１
の駆動プーリ３２，３３はそれぞれの気筒の相反する側
に配置すればよいが、この実施例のように、気筒の外側
端部にそれぞれ配置すれば、駆動プーリ３２，３３のメ
ンテナンスを車体側方から容易に行なうことができ好ま
しい。
【００２０】さらに、駆動モータ３４の下側プーリ４４
及び上側プーリ４５の出力プーリと、それぞれの駆動プ
ーリ３２，３３とを連動可能に駆動ワイヤ４７，５１で
連結し、それら駆動ワイヤ４７，５１の出力プーリから
の取り出し方向を位相差を設けて配置され、このそれぞ
れの駆動ワイヤ４７，５１は、エンジンの左右にそれぞ
れの気筒２４，２５の排気時期制御装置方向へ向けて設
けられており、左右の駆動ワイヤ４７，５１がなるべく
短くなり、また曲がりに大きな違いがなくなっている。
このため、単一の駆動モータ３４で、それぞれの気筒２
４，２５に備えられた排気時期制御装置３０，３１の作
動を同調させることができる。
及び上側プーリ４５の出力プーリと、それぞれの駆動プ
ーリ３２，３３とを連動可能に駆動ワイヤ４７，５１で
連結し、それら駆動ワイヤ４７，５１の出力プーリから
の取り出し方向を位相差を設けて配置され、このそれぞ
れの駆動ワイヤ４７，５１は、エンジンの左右にそれぞ
れの気筒２４，２５の排気時期制御装置方向へ向けて設
けられており、左右の駆動ワイヤ４７，５１がなるべく
短くなり、また曲がりに大きな違いがなくなっている。
このため、単一の駆動モータ３４で、それぞれの気筒２
４，２５に備えられた排気時期制御装置３０，３１の作
動を同調させることができる。
【００２１】この発明はＶ型エンジンにも採用すること
ができ、それぞれの気筒に排気時期制御装置を備え、さ
らにこの排気時期制御装置にそれぞれ駆動プーリを設け
る場合には、それぞれの排気時期制御装置の駆動プーリ
をそれぞれの気筒の相反する側の外側端部にそれぞれ配
置し、出力プーリと、それぞれの駆動プーリとを連動可
能に駆動ワイヤで連結する。
ができ、それぞれの気筒に排気時期制御装置を備え、さ
らにこの排気時期制御装置にそれぞれ駆動プーリを設け
る場合には、それぞれの排気時期制御装置の駆動プーリ
をそれぞれの気筒の相反する側の外側端部にそれぞれ配
置し、出力プーリと、それぞれの駆動プーリとを連動可
能に駆動ワイヤで連結する。
【００２２】また、それぞれの気筒に排気時期制御装置
を備え、さらにこの対をなす気筒の外側気筒の排気時期
制御装置に駆動プーリを設ける場合には、内側気筒の排
気時期制御装置とはリンクで連結して連動させ、出力プ
ーリと、それぞれの駆動プーリとを連動可能に駆動ワイ
ヤで連結する。
を備え、さらにこの対をなす気筒の外側気筒の排気時期
制御装置に駆動プーリを設ける場合には、内側気筒の排
気時期制御装置とはリンクで連結して連動させ、出力プ
ーリと、それぞれの駆動プーリとを連動可能に駆動ワイ
ヤで連結する。
【００２３】図５は自動二輪車の多気筒２サイクルエン
ジンのデバイス制御装置の概略図である。この自動二輪
車の多気筒２サイクルエンジンには、排気時期を変化さ
せる排気デバイス６０、排気管の開口径を変化させる排
気デバイス６１及びスロットル弁の開度に応じてポンプ
ストロークを変化させるオイルポンプ装置６２が備えら
れており、これらはモータユニット６３に設けられた単
一の駆動モータ６４とそれぞれ変速機６５〜６７を介し
て連結されている。これらの変速機６５〜６７は制御装
置６８で制御され、これにより駆動モータ６４の動力の
断続及び所定の変速比に設定される。
ジンのデバイス制御装置の概略図である。この自動二輪
車の多気筒２サイクルエンジンには、排気時期を変化さ
せる排気デバイス６０、排気管の開口径を変化させる排
気デバイス６１及びスロットル弁の開度に応じてポンプ
ストロークを変化させるオイルポンプ装置６２が備えら
れており、これらはモータユニット６３に設けられた単
一の駆動モータ６４とそれぞれ変速機６５〜６７を介し
て連結されている。これらの変速機６５〜６７は制御装
置６８で制御され、これにより駆動モータ６４の動力の
断続及び所定の変速比に設定される。
【００２４】このように、多気筒２サイクルエンジンで
は、性能、機構の向上を図るために、複数、多種類のデ
バイスが設けられるが、単一の駆動モータ６４で駆動す
ることにより、デバイスのレイアウトや部品点数の削減
によって、駆動系を簡素化することができる。
は、性能、機構の向上を図るために、複数、多種類のデ
バイスが設けられるが、単一の駆動モータ６４で駆動す
ることにより、デバイスのレイアウトや部品点数の削減
によって、駆動系を簡素化することができる。
【００２５】図６は自動二輪車の多気筒２サイクルエン
ジンのデバイス制御装置の他の実施例の概略図である。
この実施例では、自動二輪車の多気筒２サイクルエンジ
ンは、図５と同様に排気時期を変化させる排気デバイス
６０、排気管の開口径を変化させる排気デバイス６１及
びスロットル弁の開度に応じてポンプストロークを変化
させるオイルポンプ装置６２が備えられているが、これ
らの変速機６５〜６７はデバイス側に設けられており、
これらの変速機６５〜６７を介してモータユニット６３
に設けられた単一の駆動モータ６４と連結されている。
ジンのデバイス制御装置の他の実施例の概略図である。
この実施例では、自動二輪車の多気筒２サイクルエンジ
ンは、図５と同様に排気時期を変化させる排気デバイス
６０、排気管の開口径を変化させる排気デバイス６１及
びスロットル弁の開度に応じてポンプストロークを変化
させるオイルポンプ装置６２が備えられているが、これ
らの変速機６５〜６７はデバイス側に設けられており、
これらの変速機６５〜６７を介してモータユニット６３
に設けられた単一の駆動モータ６４と連結されている。
【００２６】
【発明の効果】前記のように、この発明は、エンジン上
方位置に駆動モータを備え、駆動モータの出力プーリを
その軸心が車体前後方向の略垂直面になるように配置
し、それぞれの排気時期制御装置の駆動プーリをそれぞ
れの気筒の相反する側にそれぞれ配置し、出力プーリ
と、それぞれの駆動プーリとを連動可能に駆動ワイヤで
連結し、それら駆動ワイヤの出力プーリからの取り出し
方向を位相差を設けて配置したから、それぞれの駆動ワ
イヤをそれぞれの気筒の排気時期制御装置方向へ向けて
設けることができ、それぞれの駆動ワイヤの長さをなる
べく短くでき、しかも曲がりに大きな違いがなくなり、
単一の駆動モータでそれぞれの気筒の排気時期制御装置
の作動を同調させることができる。
方位置に駆動モータを備え、駆動モータの出力プーリを
その軸心が車体前後方向の略垂直面になるように配置
し、それぞれの排気時期制御装置の駆動プーリをそれぞ
れの気筒の相反する側にそれぞれ配置し、出力プーリ
と、それぞれの駆動プーリとを連動可能に駆動ワイヤで
連結し、それら駆動ワイヤの出力プーリからの取り出し
方向を位相差を設けて配置したから、それぞれの駆動ワ
イヤをそれぞれの気筒の排気時期制御装置方向へ向けて
設けることができ、それぞれの駆動ワイヤの長さをなる
べく短くでき、しかも曲がりに大きな違いがなくなり、
単一の駆動モータでそれぞれの気筒の排気時期制御装置
の作動を同調させることができる。
【図１】この発明の多気筒２サイクルエンジンを搭載し
た自動二輪車の側面図である。
た自動二輪車の側面図である。
【図２】多気筒２サイクルエンジンの左側面図である。
【図３】多気筒２サイクルエンジンの平面図である。
【図４】駆動モータのワイヤ取出部の側面図である。
【図５】自動二輪車の多気筒２サイクルエンジンのデバ
イス制御装置の概略図である。
イス制御装置の概略図である。
【図６】自動二輪車の多気筒２サイクルエンジンのデバ
イス制御装置の他の実施例の概略図である。
イス制御装置の他の実施例の概略図である。
２４、２５ 気筒 ３０，３１ 排気時期制御装置 ３２，３３ 駆動プーリ ３４ 駆動モータ ４４，４５ 出力プーリ ４７，５１ 駆動ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F01L 1/38 F01L 5/20 F01L 7/12 F02B 25/20 F02B 75/18 - 75/24 F02D 9/04 F02D 13/02
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の気筒を有し、このそれぞれの気筒
の排気時期を変化させる排気時期制御装置を備える自動
二輪車の多気筒２サイクルエンジンにおいて、エンジン
上方位置に駆動モータを備え、前記駆動モータの出力プ
ーリをその軸心が車体前後方向の略垂直面になるように
配置し、前記それぞれの排気時期制御装置の駆動プーリ
をそれぞれの気筒の相反する側にそれぞれ配置し、前記
出力プーリと、前記それぞれの駆動プーリとを連動可能
に駆動ワイヤで連結し、それら駆動ワイヤの出力プーリ
からの取り出し方向を位相差を設けて配置したことを特
徴とする自動二輪車の多気筒２サイクルエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04023392A JP3156094B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 自動二輪車の多気筒２サイクルエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04023392A JP3156094B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 自動二輪車の多気筒２サイクルエンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05202757A JPH05202757A (ja) | 1993-08-10 |
| JP3156094B2 true JP3156094B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=12575010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04023392A Expired - Fee Related JP3156094B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 自動二輪車の多気筒２サイクルエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3156094B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200481855Y1 (ko) | 2014-11-17 | 2016-11-17 | 대한민국 | 동물의 정액 채취 장치 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP04023392A patent/JP3156094B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200481855Y1 (ko) | 2014-11-17 | 2016-11-17 | 대한민국 | 동물의 정액 채취 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05202757A (ja) | 1993-08-10 |
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