JP3591115B2 - V型4サイクルエンジン - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はV型4サイクルエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
混合気の吸入および排気ガスの排出を複数のバルブ(弁)を用いて行う4サイクルエンジンの中には、複数のシリンダアッセンブリを車両の進行方向に向かって前後または左右にV型に配置したものがある。
【0003】
また、エンジンは、上述したバルブをシリンダアッセンブリの頭部に設けられるシリンダヘッドに配置し、これらのバルブをやはりシリンダヘッドに配置したカムシャフトで開閉作動させるOHC(オーバーヘッドカム)式の動弁機構を用いることが一般化してきている。
【0004】
例えば自動二輪車には、その車幅をコンパクトにする目的で複数のシリンダアッセンブリを車両の進行方向に向かって前後に配置したV型エンジンを備えたものがある。このようなV型エンジンの動弁機構の駆動方式としては、例えば実開昭59−35603号公報に示すように、前後シリンダアッセンブリの挟み角を二分割する線上にアイドラシャフトを配置し、このアイドラシャフトを介してクランクシャフトの回転をカムチェーン等でカムシャフトに伝達するようにしたものや、実開昭57−176605号公報に示すように、クランクシャフト上のスプロケットからカムチェーン等で直接カムシャフトを回転駆動させるもの、さらに、実開平1−102403号公報に示すように、各シリンダアッセンブリにアイドラシャフトを配置し、これらのアイドラシャフトを介してクランクシャフトの回転をカムチェーン等でカムシャフトに伝達するようにしたものがある。
【0005】
そして、エンジンは、その運転中熱膨張を起こし、カムシャフトと、アイドラシャフトまたはクランクシャフトとの距離が延びるので、予めこの熱膨張率に合わせてカムチェーンの張りを設定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シリンダアッセンブリを車両の進行方向に向かってV型に前後に配置すると、前側のシリンダアッセンブリは走行風によって良好に冷却されるが、後側のシリンダアッセンブリは前側のシリンダアッセンブリによって前方を遮られ、冷却風が当たりにくくなるので、前後のシリンダアッセンブリの熱膨張率が異なってしまう。
【0007】
そして、例えばカムチェーンの張りを前側シリンダアッセンブリの熱膨張率に合わせた場合、後側シリンダアッセンブリのカムチェーンの張りが強くなってチェーンテンショナとの摺動抵抗が増し、メカニカルロスが増大しまう。
【0008】
逆にカムチェーンの張りを後側シリンダアッセンブリの熱膨張率に合わせた場合、エンジン高回転時において前側シリンダアッセンブリのカムチェーンの張りが緩くなり、バルブタイミングが狂って、やはりメカニカルロスが増大しまう。
【0009】
そこで、前後のシリンダアッセンブリの熱膨張率を同等にするために例えば後側のシリンダアッセンブリの冷却性を向上させる考えがあり、例えば特開昭57−91312号公報に示すように後側シリンダアッセンブリに導風部材を設けたり、特開昭55−5424号公報に示すようにダクトを用いて後側シリンダアッセンブリに走行風を導くようにしたものがあるが、いずれも外観を損なったり、レイアウト上の制約があったり、また、コストがかさむなど、好ましくない。
【0010】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、簡単な構造で前後のシリンダアッセンブリの熱膨張率を同等化することによりメカニカルロスの低減を図ったV型4サイクルエンジンを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るV型4サイクルエンジンは、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、複数のシリンダアッセンブリを、クランクシャフトの中心軸を通る気筒軸が挟み角を有するように車両の進行方向に向かって前後にV型に配置すると共に、上記各シリンダアッセンブリの頭部にそれぞれ動弁機構を備え、これらの動弁機構とクランクシャフトとをチェーン等の伝達手段で作動連結したV型4サイクルエンジンにおいて、上記クランクシャフトに平行なアイドルシャフトを設け、上記クランクシャフト上に設けたドライブギヤに噛合するドリブンギヤを上記アイドルシャフト上に設けて作動連結し、上記アイドラシャフト上に一対のアイドラドライブスプロケットを設ける一方、上記各シリンダアッセンブリの頭部にそれぞれドリブンギヤを設け、それぞれの上記アイドラドライブスプロケットからそれぞれのドリブンギヤにチェーンを巻き掛けると共に、車両の進行方向に向かって後側に配置されたシリンダアッセンブリの上記チェーンが巻き掛けられるアイドラドライブスプロケットとドリブンギヤとの中心軸間の最短の長さを車両の進行方向に向かって前側に配置されたシリンダアッセンブリの上記チェーンが巻き掛けられるアイドラドライブスプロケットとドリブンギヤとの中心軸間の最短の長さより短くしたものである。
【0012】
また、上述した課題を解決するために、請求項2に記載したように、上記動弁機構と上記クランクシャフトとの間に少なくとも一軸のアイドラシャフトを設け、このアイドラシャフトを、上記前後シリンダアッセンブリの上記挟み角を二分割する線より後方にその軸芯が位置するように配置したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は、この発明を適用した自動二輪車の一例を示す右側面図である。図1に示すように、この自動二輪車1は車体フレーム2を有し、この車体フレーム2の前方下部にエンジン3が搭載される。また、このエンジン3の上方に燃料タンク4が、燃料タンク4の後方に運転シート5がそれぞれ設置される。この自動二輪車1は、車体前部が流線形のカウリング6で覆われており、走行中の空気抵抗低減と、走行風圧からのライダの保護とが図られている。
【0015】
車体フレーム2の前方にはヘッドパイプ7が設けられ、このヘッドパイプ7には前輪8を回動自在に支持する左右一対のフロントフォーク9やハンドルバー(図示せず)等から構成されるステアリング機構10が設けられる。
【0016】
車体フレーム2は、例えばツインチューブ型のもので、ヘッドパイプ7の直後で左右方向に拡開された後、互いに平行に後方に延びる左右一対のメインフレーム2aと、このメインフレーム2aの中央部付近から後方に延設されるシートレール2bとから構成され、メインフレーム2aの後方下部にはピボット部2cが設けられる。
【0017】
ピボット部2cにはピボット軸11が架設され、このピボット軸11にスイングアーム12がピボット軸11廻りにスイング自在に枢着されると共に、このスイングアーム12の後端に後輪13が回動自在に軸支される。
【0018】
図2は、上記エンジン3の右側面図であり、図3は、図2のIII −III 線に沿う断面図である。また、図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【0019】
図2〜図4に示すように、エンジン3は、主にクランクケース14および、シリンダブロック15と、シリンダヘッド16と、シリンダヘッドカバー17とから構成されるシリンダアッセンブリ18で外形を構成し、複数の、本実施形態においては二本のシリンダアッセンブリ18F,18Rを車両の進行方向に向かって前後にV型に配置したV型エンジンである。
【0020】
また、このエンジン3は、シリンダヘッド16上部に吸気バルブ19aおよび排気バルブ19b開閉用の二本のカムシャフト20a,20bをそれぞれのバルブ19a,19b上方に設けて各バルブを19a,19b開閉するダブルオーバーヘッドカムシャフト(DOHC)型の動弁機構21を備えた4サイクルエンジンである。
【0021】
前側シリンダアッセンブリ18Fの前側および後側シリンダアッセンブリ18Rの後側にはエンジン排気系22を構成するエキゾーストパイプ22aおよびマフラ22bが接続される。また、前側シリンダアッセンブリ18Fの後側および後側シリンダアッセンブリ18Rの前側には図示しないエンジン吸気系を構成するキャブレタおよびエアクリーナが接続される。
【0022】
クランクケース14内にはクランクシャフト23が車両の進行方向に対して直角に配置される。このクランクシャフト23にはコンロッド24の大端部24aが連結され、また、コンロッド24の小端部24bには、ピストンピン25を介してピストン26が連結される。そして、このピストン26がシリンダブロック15内を往復し、この往復ストロークがコンロッド24を介してクランクシャフト23に伝達され、クランクシャフト23を回転運動させる。
【0023】
クランクケース14後方に形成されたミッション室27内には、図3に示すように一次減速装置であるトランスミッション機構28が設けられる。このトランスミッション機構28にはクランクシャフト23からの駆動力がクラッチ機構29を介して入力されるカウンターシャフト30と、後輪に駆動力を出力する駆動軸であるドライブシャフト31とが設けられる。カウンターシャフト30とドライブシャフト31とには直径の異なる複数枚のミッションギヤ32…が設けられており、これらのミッションギヤ32…の組合わせを変えて一次減速を行っている。
【0024】
また、ドライブシャフト31の一端はミッション室27外に突出しており、この突出したドライブシャフト31の端部にドライブスプロケット33が設けられる。このドライブスプロケット33はチェーン34を介して後輪13に設けられた図示しないドリブンスプロケットに連結されており、このチェーン34駆動で二次減速を行ってエンジン駆動力を後輪13に伝達している。
【0025】
クランクシャフト23の上方には動弁系を構成するアイドラシャフト35がクランクシャフト23と平行に配置される。このアイドラシャフト35は、図4および図5に示すように、前後シリンダアッセンブリ18F,18Rの挟み角を二分割する線αより後方にその軸芯が位置するように配置される。
【0026】
クランクシャフト23上にはカムドライブギヤ36が設けられ、また、アイドラシャフト35上にはカムドリブンギヤ37が設けられる。そして、カムドライブギヤ36とカムドリブンギヤ37とが作動連結される。
【0027】
アイドラシャフト35上には一対のアイドラドライブスプロケット38が設けられる。また、このアイドラシャフト35は冷却水ポンプ39のシャフトを兼ねており、アイドラシャフト35の端部にはインペラ40が取り付けられる。
【0028】
一方、両シリンダヘッド16に配置された動弁系を構成するそれぞれのカムシャフト20a,20bの一端にはカムドリブンギヤ41が設けられ、これらのカムドリブンギヤ41は動弁系を構成するアイドラドリブンギヤ42F,42Rを介して作動連結される。また、各アイドラドリブンギヤ42F,42Rはそれぞれ動弁系を構成するカムチェーン43によってアイドラシャフト35のアイドラドライブスプロケット38と作動連結される。そして、クランクシャフト23の回転がアイドラシャフト35を介してカムシャフト20a,20bに伝達されることにより動弁機構21が作動する。なお、カムチェーン43の張りはチェーンテンショナ44により常に適切な状態に保たれている。そして、各動弁機構21はその上部をシリンダヘッドカバー17により覆われる。
【0029】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0030】
動弁系を構成するアイドラシャフト35を前後シリンダアッセンブリ18F,18Rの挟み角を二分割する線αより後方にその軸芯が位置するように配置すれば、図5に示すように、アイドラシャフト35の軸心と後側シリンダアッセンブリ18Rのアイドラドリブンギヤ42Rの軸心との距離、すなわち後側動弁系の長さL1の方がアイドラシャフト35の軸心と前側シリンダアッセンブリ18Fのアイドラドリブンギヤ42Fの軸心との距離、すなわち前側動弁系の長さL2より短くなる。
【0031】
後側動弁系の長さL1を前側動弁系の長さL2より短く設定することにより、例え後側シリンダアッセンブリ18Rが前側のシリンダアッセンブリ18Fによって前方を遮られ、冷却風が当たりにくくなっても、前後のシリンダアッセンブリ18F,18Rの熱膨張率は大きく異なることはなく、カムチェーン43の張りをどちらのシリンダアッセンブリ18F,18Rの熱膨張率に合わせても、カムチェーン43の張りがそれほど強くなったり、緩くなったりしないので、メカニカルロスが減少する。
【0032】
また、アイドラシャフト35の位置を変更するだけなので、別部材が必要になることはなく、また、外観を大きく損なうこともない。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るV型4サイクルエンジンによれば、複数のシリンダアッセンブリを、クランクシャフトの中心軸を通る気筒軸が挟み角を有するように車両の進行方向に向かって前後にV型に配置すると共に、上記各シリンダアッセンブリの頭部にそれぞれ動弁機構を備え、これらの動弁機構とクランクシャフトとをチェーン等の伝達手段で作動連結したV型4サイクルエンジンにおいて、上記クランクシャフトに平行なアイドルシャフトを設け、上記クランクシャフト上に設けたドライブギヤに噛合するドリブンギヤを上記アイドルシャフト上に設けて作動連結し、上記アイドラシャフト上に一対のアイドラドライブスプロケットを設ける一方、上記各シリンダアッセンブリの頭部にそれぞれドリブンギヤを設け、それぞれの上記アイドラドライブスプロケットからそれぞれのドリブンギヤにチェーンを巻き掛けると共に、車両の進行方向に向かって後側に配置されたシリンダアッセンブリの上記チェーンが巻き掛けられるアイドラドライブスプロケットとドリブンギヤとの中心軸間の最短の長さを車両の進行方向に向かって前側に配置されたシリンダアッセンブリの上記チェーンが巻き掛けられるアイドラドライブスプロケットとドリブンギヤとの中心軸間の最短の長さより短くしたため、前後のシリンダアッセンブリの熱膨張率が同等化され、メカニカルロスが低減する。
【0034】
また、上記動弁機構と上記クランクシャフトとの間に少なくとも一軸のアイドラシャフトを設け、このアイドラシャフトを、上記前後シリンダアッセンブリの上記挟み角を二分割する線より後方にその軸芯が位置するように配置したため、簡単な構造で容易に上記動弁系の長さの設定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るV型4サイクルエンジンの一実施形態を示す自動二輪車の右側面図。
【図2】図1に示すV型4サイクルエンジンの右側面図。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】動弁系の配置レイアウトを示す概略図。
【符号の説明】
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 V型4サイクルエンジン
15 シリンダブロック(シリンダアッセンブリ)
16 シリンダヘッド(シリンダアッセンブリ)
17 シリンダヘッドカバー(シリンダアッセンブリ)
18F 前側シリンダアッセンブリ
18R 後側シリンダアッセンブリ
20a,20b カムシャフト(動弁系)
21 動弁機構
23 クランクシャフト
35 アイドラシャフト(動弁系)
38 アイドラドライブギヤ(動弁系)
42F,42R アイドラドリブンギヤ(動弁系)
43 カムチェーン(伝達手段、動弁系)
α 前後シリンダアッセンブリの挟み角を二分割する線
L1 後側動弁系の長さ
L2 前側動弁系の長さ
【発明の属する技術分野】
本発明はV型4サイクルエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
混合気の吸入および排気ガスの排出を複数のバルブ(弁)を用いて行う4サイクルエンジンの中には、複数のシリンダアッセンブリを車両の進行方向に向かって前後または左右にV型に配置したものがある。
【0003】
また、エンジンは、上述したバルブをシリンダアッセンブリの頭部に設けられるシリンダヘッドに配置し、これらのバルブをやはりシリンダヘッドに配置したカムシャフトで開閉作動させるOHC(オーバーヘッドカム)式の動弁機構を用いることが一般化してきている。
【0004】
例えば自動二輪車には、その車幅をコンパクトにする目的で複数のシリンダアッセンブリを車両の進行方向に向かって前後に配置したV型エンジンを備えたものがある。このようなV型エンジンの動弁機構の駆動方式としては、例えば実開昭59−35603号公報に示すように、前後シリンダアッセンブリの挟み角を二分割する線上にアイドラシャフトを配置し、このアイドラシャフトを介してクランクシャフトの回転をカムチェーン等でカムシャフトに伝達するようにしたものや、実開昭57−176605号公報に示すように、クランクシャフト上のスプロケットからカムチェーン等で直接カムシャフトを回転駆動させるもの、さらに、実開平1−102403号公報に示すように、各シリンダアッセンブリにアイドラシャフトを配置し、これらのアイドラシャフトを介してクランクシャフトの回転をカムチェーン等でカムシャフトに伝達するようにしたものがある。
【0005】
そして、エンジンは、その運転中熱膨張を起こし、カムシャフトと、アイドラシャフトまたはクランクシャフトとの距離が延びるので、予めこの熱膨張率に合わせてカムチェーンの張りを設定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シリンダアッセンブリを車両の進行方向に向かってV型に前後に配置すると、前側のシリンダアッセンブリは走行風によって良好に冷却されるが、後側のシリンダアッセンブリは前側のシリンダアッセンブリによって前方を遮られ、冷却風が当たりにくくなるので、前後のシリンダアッセンブリの熱膨張率が異なってしまう。
【0007】
そして、例えばカムチェーンの張りを前側シリンダアッセンブリの熱膨張率に合わせた場合、後側シリンダアッセンブリのカムチェーンの張りが強くなってチェーンテンショナとの摺動抵抗が増し、メカニカルロスが増大しまう。
【0008】
逆にカムチェーンの張りを後側シリンダアッセンブリの熱膨張率に合わせた場合、エンジン高回転時において前側シリンダアッセンブリのカムチェーンの張りが緩くなり、バルブタイミングが狂って、やはりメカニカルロスが増大しまう。
【0009】
そこで、前後のシリンダアッセンブリの熱膨張率を同等にするために例えば後側のシリンダアッセンブリの冷却性を向上させる考えがあり、例えば特開昭57−91312号公報に示すように後側シリンダアッセンブリに導風部材を設けたり、特開昭55−5424号公報に示すようにダクトを用いて後側シリンダアッセンブリに走行風を導くようにしたものがあるが、いずれも外観を損なったり、レイアウト上の制約があったり、また、コストがかさむなど、好ましくない。
【0010】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、簡単な構造で前後のシリンダアッセンブリの熱膨張率を同等化することによりメカニカルロスの低減を図ったV型4サイクルエンジンを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るV型4サイクルエンジンは、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、複数のシリンダアッセンブリを、クランクシャフトの中心軸を通る気筒軸が挟み角を有するように車両の進行方向に向かって前後にV型に配置すると共に、上記各シリンダアッセンブリの頭部にそれぞれ動弁機構を備え、これらの動弁機構とクランクシャフトとをチェーン等の伝達手段で作動連結したV型4サイクルエンジンにおいて、上記クランクシャフトに平行なアイドルシャフトを設け、上記クランクシャフト上に設けたドライブギヤに噛合するドリブンギヤを上記アイドルシャフト上に設けて作動連結し、上記アイドラシャフト上に一対のアイドラドライブスプロケットを設ける一方、上記各シリンダアッセンブリの頭部にそれぞれドリブンギヤを設け、それぞれの上記アイドラドライブスプロケットからそれぞれのドリブンギヤにチェーンを巻き掛けると共に、車両の進行方向に向かって後側に配置されたシリンダアッセンブリの上記チェーンが巻き掛けられるアイドラドライブスプロケットとドリブンギヤとの中心軸間の最短の長さを車両の進行方向に向かって前側に配置されたシリンダアッセンブリの上記チェーンが巻き掛けられるアイドラドライブスプロケットとドリブンギヤとの中心軸間の最短の長さより短くしたものである。
【0012】
また、上述した課題を解決するために、請求項2に記載したように、上記動弁機構と上記クランクシャフトとの間に少なくとも一軸のアイドラシャフトを設け、このアイドラシャフトを、上記前後シリンダアッセンブリの上記挟み角を二分割する線より後方にその軸芯が位置するように配置したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は、この発明を適用した自動二輪車の一例を示す右側面図である。図1に示すように、この自動二輪車1は車体フレーム2を有し、この車体フレーム2の前方下部にエンジン3が搭載される。また、このエンジン3の上方に燃料タンク4が、燃料タンク4の後方に運転シート5がそれぞれ設置される。この自動二輪車1は、車体前部が流線形のカウリング6で覆われており、走行中の空気抵抗低減と、走行風圧からのライダの保護とが図られている。
【0015】
車体フレーム2の前方にはヘッドパイプ7が設けられ、このヘッドパイプ7には前輪8を回動自在に支持する左右一対のフロントフォーク9やハンドルバー(図示せず)等から構成されるステアリング機構10が設けられる。
【0016】
車体フレーム2は、例えばツインチューブ型のもので、ヘッドパイプ7の直後で左右方向に拡開された後、互いに平行に後方に延びる左右一対のメインフレーム2aと、このメインフレーム2aの中央部付近から後方に延設されるシートレール2bとから構成され、メインフレーム2aの後方下部にはピボット部2cが設けられる。
【0017】
ピボット部2cにはピボット軸11が架設され、このピボット軸11にスイングアーム12がピボット軸11廻りにスイング自在に枢着されると共に、このスイングアーム12の後端に後輪13が回動自在に軸支される。
【0018】
図2は、上記エンジン3の右側面図であり、図3は、図2のIII −III 線に沿う断面図である。また、図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【0019】
図2〜図4に示すように、エンジン3は、主にクランクケース14および、シリンダブロック15と、シリンダヘッド16と、シリンダヘッドカバー17とから構成されるシリンダアッセンブリ18で外形を構成し、複数の、本実施形態においては二本のシリンダアッセンブリ18F,18Rを車両の進行方向に向かって前後にV型に配置したV型エンジンである。
【0020】
また、このエンジン3は、シリンダヘッド16上部に吸気バルブ19aおよび排気バルブ19b開閉用の二本のカムシャフト20a,20bをそれぞれのバルブ19a,19b上方に設けて各バルブを19a,19b開閉するダブルオーバーヘッドカムシャフト(DOHC)型の動弁機構21を備えた4サイクルエンジンである。
【0021】
前側シリンダアッセンブリ18Fの前側および後側シリンダアッセンブリ18Rの後側にはエンジン排気系22を構成するエキゾーストパイプ22aおよびマフラ22bが接続される。また、前側シリンダアッセンブリ18Fの後側および後側シリンダアッセンブリ18Rの前側には図示しないエンジン吸気系を構成するキャブレタおよびエアクリーナが接続される。
【0022】
クランクケース14内にはクランクシャフト23が車両の進行方向に対して直角に配置される。このクランクシャフト23にはコンロッド24の大端部24aが連結され、また、コンロッド24の小端部24bには、ピストンピン25を介してピストン26が連結される。そして、このピストン26がシリンダブロック15内を往復し、この往復ストロークがコンロッド24を介してクランクシャフト23に伝達され、クランクシャフト23を回転運動させる。
【0023】
クランクケース14後方に形成されたミッション室27内には、図3に示すように一次減速装置であるトランスミッション機構28が設けられる。このトランスミッション機構28にはクランクシャフト23からの駆動力がクラッチ機構29を介して入力されるカウンターシャフト30と、後輪に駆動力を出力する駆動軸であるドライブシャフト31とが設けられる。カウンターシャフト30とドライブシャフト31とには直径の異なる複数枚のミッションギヤ32…が設けられており、これらのミッションギヤ32…の組合わせを変えて一次減速を行っている。
【0024】
また、ドライブシャフト31の一端はミッション室27外に突出しており、この突出したドライブシャフト31の端部にドライブスプロケット33が設けられる。このドライブスプロケット33はチェーン34を介して後輪13に設けられた図示しないドリブンスプロケットに連結されており、このチェーン34駆動で二次減速を行ってエンジン駆動力を後輪13に伝達している。
【0025】
クランクシャフト23の上方には動弁系を構成するアイドラシャフト35がクランクシャフト23と平行に配置される。このアイドラシャフト35は、図4および図5に示すように、前後シリンダアッセンブリ18F,18Rの挟み角を二分割する線αより後方にその軸芯が位置するように配置される。
【0026】
クランクシャフト23上にはカムドライブギヤ36が設けられ、また、アイドラシャフト35上にはカムドリブンギヤ37が設けられる。そして、カムドライブギヤ36とカムドリブンギヤ37とが作動連結される。
【0027】
アイドラシャフト35上には一対のアイドラドライブスプロケット38が設けられる。また、このアイドラシャフト35は冷却水ポンプ39のシャフトを兼ねており、アイドラシャフト35の端部にはインペラ40が取り付けられる。
【0028】
一方、両シリンダヘッド16に配置された動弁系を構成するそれぞれのカムシャフト20a,20bの一端にはカムドリブンギヤ41が設けられ、これらのカムドリブンギヤ41は動弁系を構成するアイドラドリブンギヤ42F,42Rを介して作動連結される。また、各アイドラドリブンギヤ42F,42Rはそれぞれ動弁系を構成するカムチェーン43によってアイドラシャフト35のアイドラドライブスプロケット38と作動連結される。そして、クランクシャフト23の回転がアイドラシャフト35を介してカムシャフト20a,20bに伝達されることにより動弁機構21が作動する。なお、カムチェーン43の張りはチェーンテンショナ44により常に適切な状態に保たれている。そして、各動弁機構21はその上部をシリンダヘッドカバー17により覆われる。
【0029】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0030】
動弁系を構成するアイドラシャフト35を前後シリンダアッセンブリ18F,18Rの挟み角を二分割する線αより後方にその軸芯が位置するように配置すれば、図5に示すように、アイドラシャフト35の軸心と後側シリンダアッセンブリ18Rのアイドラドリブンギヤ42Rの軸心との距離、すなわち後側動弁系の長さL1の方がアイドラシャフト35の軸心と前側シリンダアッセンブリ18Fのアイドラドリブンギヤ42Fの軸心との距離、すなわち前側動弁系の長さL2より短くなる。
【0031】
後側動弁系の長さL1を前側動弁系の長さL2より短く設定することにより、例え後側シリンダアッセンブリ18Rが前側のシリンダアッセンブリ18Fによって前方を遮られ、冷却風が当たりにくくなっても、前後のシリンダアッセンブリ18F,18Rの熱膨張率は大きく異なることはなく、カムチェーン43の張りをどちらのシリンダアッセンブリ18F,18Rの熱膨張率に合わせても、カムチェーン43の張りがそれほど強くなったり、緩くなったりしないので、メカニカルロスが減少する。
【0032】
また、アイドラシャフト35の位置を変更するだけなので、別部材が必要になることはなく、また、外観を大きく損なうこともない。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るV型4サイクルエンジンによれば、複数のシリンダアッセンブリを、クランクシャフトの中心軸を通る気筒軸が挟み角を有するように車両の進行方向に向かって前後にV型に配置すると共に、上記各シリンダアッセンブリの頭部にそれぞれ動弁機構を備え、これらの動弁機構とクランクシャフトとをチェーン等の伝達手段で作動連結したV型4サイクルエンジンにおいて、上記クランクシャフトに平行なアイドルシャフトを設け、上記クランクシャフト上に設けたドライブギヤに噛合するドリブンギヤを上記アイドルシャフト上に設けて作動連結し、上記アイドラシャフト上に一対のアイドラドライブスプロケットを設ける一方、上記各シリンダアッセンブリの頭部にそれぞれドリブンギヤを設け、それぞれの上記アイドラドライブスプロケットからそれぞれのドリブンギヤにチェーンを巻き掛けると共に、車両の進行方向に向かって後側に配置されたシリンダアッセンブリの上記チェーンが巻き掛けられるアイドラドライブスプロケットとドリブンギヤとの中心軸間の最短の長さを車両の進行方向に向かって前側に配置されたシリンダアッセンブリの上記チェーンが巻き掛けられるアイドラドライブスプロケットとドリブンギヤとの中心軸間の最短の長さより短くしたため、前後のシリンダアッセンブリの熱膨張率が同等化され、メカニカルロスが低減する。
【0034】
また、上記動弁機構と上記クランクシャフトとの間に少なくとも一軸のアイドラシャフトを設け、このアイドラシャフトを、上記前後シリンダアッセンブリの上記挟み角を二分割する線より後方にその軸芯が位置するように配置したため、簡単な構造で容易に上記動弁系の長さの設定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るV型4サイクルエンジンの一実施形態を示す自動二輪車の右側面図。
【図2】図1に示すV型4サイクルエンジンの右側面図。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】動弁系の配置レイアウトを示す概略図。
【符号の説明】
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 V型4サイクルエンジン
15 シリンダブロック(シリンダアッセンブリ)
16 シリンダヘッド(シリンダアッセンブリ)
17 シリンダヘッドカバー(シリンダアッセンブリ)
18F 前側シリンダアッセンブリ
18R 後側シリンダアッセンブリ
20a,20b カムシャフト(動弁系)
21 動弁機構
23 クランクシャフト
35 アイドラシャフト(動弁系)
38 アイドラドライブギヤ(動弁系)
42F,42R アイドラドリブンギヤ(動弁系)
43 カムチェーン(伝達手段、動弁系)
α 前後シリンダアッセンブリの挟み角を二分割する線
L1 後側動弁系の長さ
L2 前側動弁系の長さ
Claims (2)
- 複数のシリンダアッセンブリを、クランクシャフトの中心軸を通る気筒軸が挟み角を有するように車両の進行方向に向かって前後にV型に配置すると共に、上記各シリンダアッセンブリの頭部にそれぞれ動弁機構を備え、これらの動弁機構とクランクシャフトとをチェーン等の伝達手段で作動連結したV型4サイクルエンジンにおいて、上記クランクシャフト23に平行なアイドルシャフト35を設け、上記クランクシャフト23上に設けたドライブギヤ36に噛合するドリブンギヤ37を上記アイドルシャフト35上に設けて作動連結し、上記アイドラシャフト35上に一対のアイドラドライブスプロケット38,38を設ける一方、上記各シリンダアッセンブリ18F,18Rの頭部にそれぞれドリブンギヤ42F,42Rを設け、それぞれの上記アイドラドライブスプロケット38,38からそれぞれのドリブンギヤ42F,42Rにチェーン43と共に、車両の進行方向に向かって後側に配置されたシリンダアッセンブリ18Rの上記チェーン43が巻き掛けられるアイドラドライブスプロケット38とドリブンギヤ42Rとの中心軸間の最短の長さL1を車両の進行方向に向かって前側に配置されたシリンダアッセンブリ18Fの上記チェーン43が巻き掛けられるアイドラドライブスプロケット38とドリブンギヤ42Fとの中心軸間の最短の長さL2より短くしたことを特徴とするV型4サイクルエンジン。
- 上記動弁機構21と上記クランクシャフト23との間に少なくとも一軸のアイドラシャフト35を設け、このアイドラシャフト35を、上記前後シリンダアッセンブリ18F,18Rの上記挟み角を二分割する線αより後方にその軸芯が位置するように配置した請求項1記載のV型4サイクルエンジン。
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