JP2003120278A - 自動二輪車の二次空気供給装置 - Google Patents
自動二輪車の二次空気供給装置Info
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- JP2003120278A JP2003120278A JP2001316734A JP2001316734A JP2003120278A JP 2003120278 A JP2003120278 A JP 2003120278A JP 2001316734 A JP2001316734 A JP 2001316734A JP 2001316734 A JP2001316734 A JP 2001316734A JP 2003120278 A JP2003120278 A JP 2003120278A
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- air supply
- switching valve
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2590/00—Exhaust or silencing apparatus adapted to particular use, e.g. for military applications, airplanes, submarines
- F01N2590/04—Exhaust or silencing apparatus adapted to particular use, e.g. for military applications, airplanes, submarines for motorcycles
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】二次空気供給管の配索を簡素化し、熱や振動に
対する耐久性や応答性を向上させた信頼性の高い自動二
輪車の二次空気供給装置を提供する。 【解決手段】自動二輪車の二次空気供給装置65は、車
両側面視で前後2つのエンジンシリンダ28,29がV
形状をなすV型エンジン27を搭載しており、このV型
エンジン27のVバンク空間52上方に燃料供給装置5
5およびエアクリーナ57が配置される。V型エンジン
27のVバンク空間52の車幅方向側方に二次空気切換
バルブ装置66を突出するように設け、この二次空気切
換バルブ装置66にエアクリーナ57からの二次空気導
入管75が接続される。二次空気切換バルブ装置66か
らの二次空気供給管76,77が、Vバンク空間52か
らV型エンジン27の前方および後方エンジンシリンダ
28,29の上方をそれぞれ通って前方および後方エン
ジンシリンダ28,29のエンジン排気系78,79に
それぞれ連通されるように配設される。
対する耐久性や応答性を向上させた信頼性の高い自動二
輪車の二次空気供給装置を提供する。 【解決手段】自動二輪車の二次空気供給装置65は、車
両側面視で前後2つのエンジンシリンダ28,29がV
形状をなすV型エンジン27を搭載しており、このV型
エンジン27のVバンク空間52上方に燃料供給装置5
5およびエアクリーナ57が配置される。V型エンジン
27のVバンク空間52の車幅方向側方に二次空気切換
バルブ装置66を突出するように設け、この二次空気切
換バルブ装置66にエアクリーナ57からの二次空気導
入管75が接続される。二次空気切換バルブ装置66か
らの二次空気供給管76,77が、Vバンク空間52か
らV型エンジン27の前方および後方エンジンシリンダ
28,29の上方をそれぞれ通って前方および後方エン
ジンシリンダ28,29のエンジン排気系78,79に
それぞれ連通されるように配設される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はV型エンジンを搭載
した自動二輪車の二次空気供給装置に関する。
した自動二輪車の二次空気供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車には、車両側面視で前後2つ
のエンジンシリンダがV形状に配設されたV型エンジン
を搭載しており、このV型エンジンのVバンク空間の上
方に燃料供給装置を配置したものがある。
のエンジンシリンダがV形状に配設されたV型エンジン
を搭載しており、このV型エンジンのVバンク空間の上
方に燃料供給装置を配置したものがある。
【0003】自動二輪車に搭載されるV型エンジンにお
いて、二次空気供給装置はエンジン排気系の排気通路に
接続される。この二次空気供給装置から二次空気として
外気をエンジン排気系に供給し、排気ガス中の未燃焼成
分を再燃焼させて低公害化するようにしている。
いて、二次空気供給装置はエンジン排気系の排気通路に
接続される。この二次空気供給装置から二次空気として
外気をエンジン排気系に供給し、排気ガス中の未燃焼成
分を再燃焼させて低公害化するようにしている。
【0004】従来この種の自動二輪車の二次空気供給装
置として、特開2000−87738号公報に開示され
た技術がある。この二次空気供給装置は、図9および図
10に示すように構成され、V型エンジン1の後方に離
れて二次空気供給装置2のエアクリーナ3および二次空
気切換バルブ4が設置される。エアクリーナ3からの二
次空気としての外気は、二次空気導入管5を経て二次空
気切換バルブ4に案内され、続いてこの二次空気切換バ
ルブ4から前側および後側二次空気供給管6a,6bを
それぞれ経て前方および後方エンジンシリンダ7a,7
bの排気口付近に供給されるようになっている。
置として、特開2000−87738号公報に開示され
た技術がある。この二次空気供給装置は、図9および図
10に示すように構成され、V型エンジン1の後方に離
れて二次空気供給装置2のエアクリーナ3および二次空
気切換バルブ4が設置される。エアクリーナ3からの二
次空気としての外気は、二次空気導入管5を経て二次空
気切換バルブ4に案内され、続いてこの二次空気切換バ
ルブ4から前側および後側二次空気供給管6a,6bを
それぞれ経て前方および後方エンジンシリンダ7a,7
bの排気口付近に供給されるようになっている。
【0005】この自動二輪車の二次空気供給装置2で
は、二次空気切換バルブ4からの前側二次空気供給管6
aはV型エンジン1の後方エンジンシリンダ7bから前
方エンジンシリンダ7aの側方に沿わせて配管し、前方
エンジンシリンダ7aの排気口付近に接続される一方、
後側二次空気供給管6bは、後方エンジンシリンダ7b
の後方からシリンダ反対側側面に廻り込ませた後、シリ
ンダ反対側側面から後面に沿わせて引き廻し、平面視で
略一周するように配管し、後方エンジンシリンダ7bの
排気口付近に接続される。
は、二次空気切換バルブ4からの前側二次空気供給管6
aはV型エンジン1の後方エンジンシリンダ7bから前
方エンジンシリンダ7aの側方に沿わせて配管し、前方
エンジンシリンダ7aの排気口付近に接続される一方、
後側二次空気供給管6bは、後方エンジンシリンダ7b
の後方からシリンダ反対側側面に廻り込ませた後、シリ
ンダ反対側側面から後面に沿わせて引き廻し、平面視で
略一周するように配管し、後方エンジンシリンダ7bの
排気口付近に接続される。
【0006】二次空気供給装置2の二次空気切換バルブ
4は、V型エンジンシリンダ1の作動に伴なう吸気脈動
作用で開閉し、排気脈動の間に生じる負圧により外気が
吸引され、前側および後側の二次空気供給管6a,6b
により前方および後方エンジンシリンダ7a,7bの排
気通路に外気が供給されるようになっており、この外気
の供給で排気ガス中の未燃焼成分を燃焼させている。
4は、V型エンジンシリンダ1の作動に伴なう吸気脈動
作用で開閉し、排気脈動の間に生じる負圧により外気が
吸引され、前側および後側の二次空気供給管6a,6b
により前方および後方エンジンシリンダ7a,7bの排
気通路に外気が供給されるようになっており、この外気
の供給で排気ガス中の未燃焼成分を燃焼させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動二輪車の二
次空気供給装置2では、二次空気切換バルブ4から2本
の二次空気供給管6a,6bを略直線状に前方に延設さ
せた後、前側二次空気供給管6aを後方エンジンシリン
ダ7bおよび前方エンジンシリンダ7aの両側方をそれ
ぞれ通して前方に案内する一方、後側二次空気供給管6
bを後方エンジンシリンダ7bの後方からシリンダ反対
側に廻り込ませ、後方エンジンシリンダ7bのシリンダ
反対側で後方に沿って案内する配管取廻し構造になって
いる。
次空気供給装置2では、二次空気切換バルブ4から2本
の二次空気供給管6a,6bを略直線状に前方に延設さ
せた後、前側二次空気供給管6aを後方エンジンシリン
ダ7bおよび前方エンジンシリンダ7aの両側方をそれ
ぞれ通して前方に案内する一方、後側二次空気供給管6
bを後方エンジンシリンダ7bの後方からシリンダ反対
側に廻り込ませ、後方エンジンシリンダ7bのシリンダ
反対側で後方に沿って案内する配管取廻し構造になって
いる。
【0008】しかし、二次空気切換バルブ4がV型エン
ジン1の後方に離れて設置されるために、前側および後
側の二次空気供給管6a,6bの配管長さを等長としに
くく、前後のエンジンシリンダで排気ガス浄化性能が異
なったり、また二次空気供給管6a,6bの配管が長く
なり、配索が複雑となって、二次空気供給管6a,6b
に加わる振動が大きくなる。このため、大きな騒音の発
生原因となったり、二次空気供給管6a,6bの耐久性
が低くなり易く、応答性も悪くなってコストアップや重
量増加を招いたり、整備性が悪い等の問題があった。
ジン1の後方に離れて設置されるために、前側および後
側の二次空気供給管6a,6bの配管長さを等長としに
くく、前後のエンジンシリンダで排気ガス浄化性能が異
なったり、また二次空気供給管6a,6bの配管が長く
なり、配索が複雑となって、二次空気供給管6a,6b
に加わる振動が大きくなる。このため、大きな騒音の発
生原因となったり、二次空気供給管6a,6bの耐久性
が低くなり易く、応答性も悪くなってコストアップや重
量増加を招いたり、整備性が悪い等の問題があった。
【0009】また、従来の二次空気供給装置では、前側
および後側二次空気供給管6a,6bがV型エンジン1
のエンジンシリンダ7a,7bの側方に沿って、かつ、
エンジンケースであるクランクケース8の上面に沿って
配置され、外部に露出している。二次空気供給管6a,
6bが外部に露出するために、前輪が跳ね上げた飛石に
よる破損や損傷の恐れがある。さらに、二次空気供給管
6a,6bが外部に露出しているために、外観性が損な
われ、商品性が劣る等の課題がある。
および後側二次空気供給管6a,6bがV型エンジン1
のエンジンシリンダ7a,7bの側方に沿って、かつ、
エンジンケースであるクランクケース8の上面に沿って
配置され、外部に露出している。二次空気供給管6a,
6bが外部に露出するために、前輪が跳ね上げた飛石に
よる破損や損傷の恐れがある。さらに、二次空気供給管
6a,6bが外部に露出しているために、外観性が損な
われ、商品性が劣る等の課題がある。
【0010】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、二次空気供給管の配索を簡素化し、熱や振動
に対する二次空気供給管の耐久性や応答性を向上させた
信頼性の高い自動二輪車の二次空気供給装置を提供する
ことを目的とする。
たもので、二次空気供給管の配索を簡素化し、熱や振動
に対する二次空気供給管の耐久性や応答性を向上させた
信頼性の高い自動二輪車の二次空気供給装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】本発明の他の目的は、二次空気供給管の前
側および後側の配管長を略等長として、前方および後方
エンジンシリンダのエンジン排気系に二次空気をバラン
ス良く供給して排気ガス浄化性能をバランスさせ、騒音
の発生を有効的に抑制し、整備性を向上させた自動二輪
車の二次空気供給装置を提供することにある。
側および後側の配管長を略等長として、前方および後方
エンジンシリンダのエンジン排気系に二次空気をバラン
ス良く供給して排気ガス浄化性能をバランスさせ、騒音
の発生を有効的に抑制し、整備性を向上させた自動二輪
車の二次空気供給装置を提供することにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、二次空気切換
バルブ装置を利用して走行風を後方エンジンシリンダに
積極的に導き、エンジンシリンダの放熱性を向上させ、
二次空気供給管の焼損等の劣化を効率よく有効的に防止
できるようにした自動二輪車の二次空気供給装置を提供
するにある。
バルブ装置を利用して走行風を後方エンジンシリンダに
積極的に導き、エンジンシリンダの放熱性を向上させ、
二次空気供給管の焼損等の劣化を効率よく有効的に防止
できるようにした自動二輪車の二次空気供給装置を提供
するにある。
【0013】本発明の別の目的は、二次空気供給管の取
廻し(引き廻し)が外部に露出せず、飛石による破損や
損傷を未然に防止するとともに、外観性を向上させ、商
品価値を高めた自動二輪車の二次空気供給装置を提供す
るにある。
廻し(引き廻し)が外部に露出せず、飛石による破損や
損傷を未然に防止するとともに、外観性を向上させ、商
品価値を高めた自動二輪車の二次空気供給装置を提供す
るにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
の二次空気供給装置は、上述した課題を解決するため
に、請求項1に記載したように、車両側面視で前後2つ
のエンジンシリンダがV形状をなすV型エンジンを搭載
し、このV型エンジンのVバンク空間上方に、燃料供給
装置およびエアクリーナを配置した自動二輪車におい
て、前記V型エンジンのVバンク空間の車幅方向側方に
二次空気切換バルブ装置を突出するように設け、この二
次空気切換バルブ装置に前記エアクリーナからの二次空
気導入管が接続される一方、上記二次空気切換バルブ装
置からの二次空気供給管が、Vバンク空間からV型エン
ジンの前方および後方エンジンシリンダの上方を通って
前方および後方エンジンシリンダのエンジン排気系にそ
れぞれ連通されたものである。
の二次空気供給装置は、上述した課題を解決するため
に、請求項1に記載したように、車両側面視で前後2つ
のエンジンシリンダがV形状をなすV型エンジンを搭載
し、このV型エンジンのVバンク空間上方に、燃料供給
装置およびエアクリーナを配置した自動二輪車におい
て、前記V型エンジンのVバンク空間の車幅方向側方に
二次空気切換バルブ装置を突出するように設け、この二
次空気切換バルブ装置に前記エアクリーナからの二次空
気導入管が接続される一方、上記二次空気切換バルブ装
置からの二次空気供給管が、Vバンク空間からV型エン
ジンの前方および後方エンジンシリンダの上方を通って
前方および後方エンジンシリンダのエンジン排気系にそ
れぞれ連通されたものである。
【0015】また、上述した課題を解決するために、本
発明に係る自動二輪車の二次空気供給装置は、請求項2
に記載したように、前記V型エンジンは前方および後方
エンジンシリンダが車両前後方向および車幅方向に相対
的に変位して設けられ、前方エンジンシリンダが後方エ
ンジンシリンダより車幅方向に変位するとき、変位した
側のVバンク空間の車幅方向外側に二次空気切換バルブ
装置が突出して設けられたものであり、さらに、請求項
3に記載したように、前記V型エンジンは、前方および
後方エンジンシリンダに複数の取付ボスを車幅方向外方
に突出させて設け、上記取付ボスに二次空気切換バルブ
装置を取り付け、上記二次空気切換バルブ装置を前記V
型エンジンのVバンク空間の車幅方向外側方に位置させ
て、二次空気切換バルブと後方エンジンシリンダの側面
との間に前記前方および後方エンジンシリンダの車幅方
向変位量以上の隙間を設けたものである。
発明に係る自動二輪車の二次空気供給装置は、請求項2
に記載したように、前記V型エンジンは前方および後方
エンジンシリンダが車両前後方向および車幅方向に相対
的に変位して設けられ、前方エンジンシリンダが後方エ
ンジンシリンダより車幅方向に変位するとき、変位した
側のVバンク空間の車幅方向外側に二次空気切換バルブ
装置が突出して設けられたものであり、さらに、請求項
3に記載したように、前記V型エンジンは、前方および
後方エンジンシリンダに複数の取付ボスを車幅方向外方
に突出させて設け、上記取付ボスに二次空気切換バルブ
装置を取り付け、上記二次空気切換バルブ装置を前記V
型エンジンのVバンク空間の車幅方向外側方に位置させ
て、二次空気切換バルブと後方エンジンシリンダの側面
との間に前記前方および後方エンジンシリンダの車幅方
向変位量以上の隙間を設けたものである。
【0016】さらに、上述した課題を解決するために、
本発明に係る自動二輪車の二次空気供給装置は、請求項
4に記載したように、前記二次空気切換バルブ装置を前
方および後方エンジンシリンダのエンジン排気系に連通
させる二次空気供給管は、二次空気切換バルブ装置から
Vバンク空間に案内される対をなす略L字状の可撓性ホ
ースと、各可撓性ホースの下流側に接続される逆U字状
あるいはコ字状をなす供給パイプとを組み合せて構成さ
れ、上記各供給パイプの他端を前方および後方エンジン
シリンダのシリンダヘッドに排気口近傍で締着させたも
のであり、請求項5に記載したように、前記二次空気供
給管は、前方および後方エンジンシリンダのシリンダヘ
ッドカバー上方に引き廻して配設され、上方から二次空
気供給管を燃料タンクで覆ったものである。
本発明に係る自動二輪車の二次空気供給装置は、請求項
4に記載したように、前記二次空気切換バルブ装置を前
方および後方エンジンシリンダのエンジン排気系に連通
させる二次空気供給管は、二次空気切換バルブ装置から
Vバンク空間に案内される対をなす略L字状の可撓性ホ
ースと、各可撓性ホースの下流側に接続される逆U字状
あるいはコ字状をなす供給パイプとを組み合せて構成さ
れ、上記各供給パイプの他端を前方および後方エンジン
シリンダのシリンダヘッドに排気口近傍で締着させたも
のであり、請求項5に記載したように、前記二次空気供
給管は、前方および後方エンジンシリンダのシリンダヘ
ッドカバー上方に引き廻して配設され、上方から二次空
気供給管を燃料タンクで覆ったものである。
【0017】さらにまた、上述したを解決するために、
本発明に係る自動二輪車の二次空気供給装置は、請求項
6に記載したように、前記二次空気切換バルブ装置は、
エンジン吸気負圧で開閉作動される上流側のスイッチン
グバルブと、スイッチングバルブ下流側の対をなすリー
ドバルブとを組み合せたバルブアッセンブリで構成さ
れ、前記スイッチングバルブの上流側は二次空気導入管
を介してエアクリーナに、前記対の下流側は二次空気供
給管を介して前方および後方エンジンシリンダのエンジ
ン排気系にそれぞれ連通されたものである。
本発明に係る自動二輪車の二次空気供給装置は、請求項
6に記載したように、前記二次空気切換バルブ装置は、
エンジン吸気負圧で開閉作動される上流側のスイッチン
グバルブと、スイッチングバルブ下流側の対をなすリー
ドバルブとを組み合せたバルブアッセンブリで構成さ
れ、前記スイッチングバルブの上流側は二次空気導入管
を介してエアクリーナに、前記対の下流側は二次空気供
給管を介して前方および後方エンジンシリンダのエンジ
ン排気系にそれぞれ連通されたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る自動二輪車の二次空
気供給装置の実施の形態について、添付図面を参照して
説明する。
気供給装置の実施の形態について、添付図面を参照して
説明する。
【0019】図1は、本発明に係る二次空気供給装置を
備えたオンロード用自動二輪車の右側面図である。自動
二輪車10は、パイプあるいはフレーム構造の車体フレ
ーム11を有し、この車体フレーム11の前頭部にヘッ
ドパイプ12が備えられる。ヘッドパイプ12から左右
一対のタンクレール13とダウンフレーム14が後方に
延設される。タンクレール13はヘッドパイプ12から
後斜め下方に浅い角度で緩やかに傾斜する一方、ダウン
フレーム14は深い角度で後斜め下方に延びた後、後方
へ湾曲してほぼ水平方向に延び、その後端部が左右一対
のリヤフレーム15に連結される。
備えたオンロード用自動二輪車の右側面図である。自動
二輪車10は、パイプあるいはフレーム構造の車体フレ
ーム11を有し、この車体フレーム11の前頭部にヘッ
ドパイプ12が備えられる。ヘッドパイプ12から左右
一対のタンクレール13とダウンフレーム14が後方に
延設される。タンクレール13はヘッドパイプ12から
後斜め下方に浅い角度で緩やかに傾斜する一方、ダウン
フレーム14は深い角度で後斜め下方に延びた後、後方
へ湾曲してほぼ水平方向に延び、その後端部が左右一対
のリヤフレーム15に連結される。
【0020】車体フレーム11はヘッドパイプ12の近
傍でタンクレール13とダウンフレーム14との間が左
右一対の補強パイプ16で連結され、タンクレール13
の中間部とダウンフレーム14およびリヤフレーム15
の連結部とはセンタフレーム17で連結される。センタ
フレーム17の中央部後方からリヤサイドフレームとし
てのサポートフレーム18が後方に延びて途中から後斜
め上方に湾曲され、その後端部はタンクレール13の後
端部に連結される。サポートフレーム18の後部にはリ
ヤフレーム15の後端部が連結される。また、車体フレ
ーム11は左右一対の各フレーム部材13,14,1
5,17,18間が車幅方向に延びる複数のブリッジ部
材(図示せず)で連結され、立体フレーム構造の車体フ
レーム11が構成される。
傍でタンクレール13とダウンフレーム14との間が左
右一対の補強パイプ16で連結され、タンクレール13
の中間部とダウンフレーム14およびリヤフレーム15
の連結部とはセンタフレーム17で連結される。センタ
フレーム17の中央部後方からリヤサイドフレームとし
てのサポートフレーム18が後方に延びて途中から後斜
め上方に湾曲され、その後端部はタンクレール13の後
端部に連結される。サポートフレーム18の後部にはリ
ヤフレーム15の後端部が連結される。また、車体フレ
ーム11は左右一対の各フレーム部材13,14,1
5,17,18間が車幅方向に延びる複数のブリッジ部
材(図示せず)で連結され、立体フレーム構造の車体フ
レーム11が構成される。
【0021】一方、車体フレーム11のヘッドパイプ1
2には、フロントフォークアッセンブリ20がハンドル
バー21とともに左右回動自在に軸支され、フロントフ
ォークアッセンブリ20に前輪22が支持されている。
2には、フロントフォークアッセンブリ20がハンドル
バー21とともに左右回動自在に軸支され、フロントフ
ォークアッセンブリ20に前輪22が支持されている。
【0022】また、車体フレーム11のタンクレール1
3上に燃料タンク25が跨設される。燃料タンク25の
後方に運転シート26が設けられる一方、燃料タンク2
5の下方にV型エンジン27が設けられる。V型エンジ
ン27は、タンクレール13とダウンフレーム14とセ
ンタフレーム17とで囲まれた空間に搭載される。V型
エンジン27は車両側面視で前方エンジンシリンダ28
と後方エンジンシリンダ29とがエンジンケースとして
のクランクケース30に車両前後方向でV形状のシリン
ダバンクをなすように設けられる。
3上に燃料タンク25が跨設される。燃料タンク25の
後方に運転シート26が設けられる一方、燃料タンク2
5の下方にV型エンジン27が設けられる。V型エンジ
ン27は、タンクレール13とダウンフレーム14とセ
ンタフレーム17とで囲まれた空間に搭載される。V型
エンジン27は車両側面視で前方エンジンシリンダ28
と後方エンジンシリンダ29とがエンジンケースとして
のクランクケース30に車両前後方向でV形状のシリン
ダバンクをなすように設けられる。
【0023】さらに、車体フレーム11のセンタフレー
ム17の中央部後側にピボット軸33が設けられ、この
ピボット軸33にスイングアーム34が上下回動自在に
軸支される。スイングアーム34は後方に延び、その後
端部に後輪35が軸支される。スイングアーム34の内
部には、図2に示すように、V型エンジン27からのエ
ンジン動力を伝達する動力伝達機構としてのシャフトド
ライブ機構36が収納される。図2はV型エンジン27
の側面図を示すものである。
ム17の中央部後側にピボット軸33が設けられ、この
ピボット軸33にスイングアーム34が上下回動自在に
軸支される。スイングアーム34は後方に延び、その後
端部に後輪35が軸支される。スイングアーム34の内
部には、図2に示すように、V型エンジン27からのエ
ンジン動力を伝達する動力伝達機構としてのシャフトド
ライブ機構36が収納される。図2はV型エンジン27
の側面図を示すものである。
【0024】シャフトドライブ機構36はV型エンジン
27のミッション機構40に連結され、ミッション機構
40から回転駆動力がシャフトドライブ機構36の出力
シャフト41に伝達される。この出力シャフト41はユ
ニバーサルジョイント43を介してプロペラシャフト4
4に連結される。プロペラシャフト44の後端部には、
ベベルギア機構45が設けられ、このギア機構45を介
して後輪35を回動駆動させるようになっている。
27のミッション機構40に連結され、ミッション機構
40から回転駆動力がシャフトドライブ機構36の出力
シャフト41に伝達される。この出力シャフト41はユ
ニバーサルジョイント43を介してプロペラシャフト4
4に連結される。プロペラシャフト44の後端部には、
ベベルギア機構45が設けられ、このギア機構45を介
して後輪35を回動駆動させるようになっている。
【0025】また、V型エンジン27にはクランクケー
ス(エンジンケース)30の前方下部にオイルフィルタ
47が設けられる。このオイルフィルタ47はオイル配
管48を通してオイルクーラ49に接続される。オイル
クーラ49は車体フレーム11のダウンフレーム14に
設けられ、オイルクーラ49で冷却されたオイルがオイ
ルフィルタ47を経てV型エンジン27をオイル冷却す
る一方、冷却されたオイルでミッション機構40等をオ
イル潤滑している。V型エンジン27の前方エンジンシ
リンダ28や後方エンジンシリンダ29には冷却フィン
50が設けられ、この冷却フィン50によってV型エン
ジン27は走行風によって空冷される。
ス(エンジンケース)30の前方下部にオイルフィルタ
47が設けられる。このオイルフィルタ47はオイル配
管48を通してオイルクーラ49に接続される。オイル
クーラ49は車体フレーム11のダウンフレーム14に
設けられ、オイルクーラ49で冷却されたオイルがオイ
ルフィルタ47を経てV型エンジン27をオイル冷却す
る一方、冷却されたオイルでミッション機構40等をオ
イル潤滑している。V型エンジン27の前方エンジンシ
リンダ28や後方エンジンシリンダ29には冷却フィン
50が設けられ、この冷却フィン50によってV型エン
ジン27は走行風によって空冷される。
【0026】図2に示されるV型エンジン27では、ク
ランクケース30の上面に前方エンジンシリンダ28と
後方エンジンシリンダ29とが車両前後方向にはさみ角
(Vバンク角)αの角度をなして設けられる。両エンジ
ンシリンダ28,29は車両側面視で鋭角例えば45度
のVバンク角を有する。Vバンク角αは両エンジンシリ
ンダ28,29のクランクシャフト中心Oに対して取り
付けられるはさみ角度をいう。
ランクケース30の上面に前方エンジンシリンダ28と
後方エンジンシリンダ29とが車両前後方向にはさみ角
(Vバンク角)αの角度をなして設けられる。両エンジ
ンシリンダ28,29は車両側面視で鋭角例えば45度
のVバンク角を有する。Vバンク角αは両エンジンシリ
ンダ28,29のクランクシャフト中心Oに対して取り
付けられるはさみ角度をいう。
【0027】V型エンジン27の両エンジンシリンダ2
8,29で形成されるVバンク空間52の上方には燃料
供給装置55およびエンジン吸気系56が設けられる。
エンジン吸気系56はV型エンジン27の上方に設けら
れるエアクリーナ57を有し、エアクリーナ57からの
エア吸気管58にキャブレタ59が設けられる。エアク
リーナ57は左右一対のタンクレール13に架設され、
このエアクリーナ57を覆うように燃料タンク25が跨
設される。一方、キャブレタ59は、その吸気通路(ベ
ンチュリ通路)が略鉛直方向を向くダウンドラフト型に
構成される。
8,29で形成されるVバンク空間52の上方には燃料
供給装置55およびエンジン吸気系56が設けられる。
エンジン吸気系56はV型エンジン27の上方に設けら
れるエアクリーナ57を有し、エアクリーナ57からの
エア吸気管58にキャブレタ59が設けられる。エアク
リーナ57は左右一対のタンクレール13に架設され、
このエアクリーナ57を覆うように燃料タンク25が跨
設される。一方、キャブレタ59は、その吸気通路(ベ
ンチュリ通路)が略鉛直方向を向くダウンドラフト型に
構成される。
【0028】エアクリーナ57で浄化されたエアは、キ
ャブレタ59で燃料と混合され、混合気となってV型エ
ンジン27の各エンジンシリンダ28,29に給気され
るようになっている。キャブレタ59は燃料供給装置5
5を燃料タンク25とともに構成しており、図1に示さ
れた燃料タンク25内の燃料が供給されるようになって
いる。
ャブレタ59で燃料と混合され、混合気となってV型エ
ンジン27の各エンジンシリンダ28,29に給気され
るようになっている。キャブレタ59は燃料供給装置5
5を燃料タンク25とともに構成しており、図1に示さ
れた燃料タンク25内の燃料が供給されるようになって
いる。
【0029】V型エンジン27の前方および後方エンジ
ンシリンダ28,29は、クランクケース30上に据え
付けられるシリンダブロック60とシリンダヘッド61
とシリンダへッドカバー62とを組み合せて構成され
る。さらに、前方および後方エンジンシリンダ28,2
9のVバンク空間52付近に二次空気供給装置65が設
けられる。
ンシリンダ28,29は、クランクケース30上に据え
付けられるシリンダブロック60とシリンダヘッド61
とシリンダへッドカバー62とを組み合せて構成され
る。さらに、前方および後方エンジンシリンダ28,2
9のVバンク空間52付近に二次空気供給装置65が設
けられる。
【0030】二次空気供給装置65は、図2ないし図4
および図7(A)および(B)に示すように、前方およ
び後方エンジンシリンダ28,29のVバンク空間52
から車幅方向側方に突出して設けられる二次空気切換バ
ルブ装置66を有する。図2ないし図4に示された二次
空気切換バルブ装置66は、Vバンク空間52の、例え
ば、左側側方に突出するように設けられる。
および図7(A)および(B)に示すように、前方およ
び後方エンジンシリンダ28,29のVバンク空間52
から車幅方向側方に突出して設けられる二次空気切換バ
ルブ装置66を有する。図2ないし図4に示された二次
空気切換バルブ装置66は、Vバンク空間52の、例え
ば、左側側方に突出するように設けられる。
【0031】二次空気切換バルブ装置66は、図4、図
5ならびに図7(A)および(B)に示すように、エン
ジン負圧(吸気負圧)で開閉作動されるタイミングバル
ブとしてのスイッチングバルブ67と、このスイッチン
グバルブ67下流側に逆止弁、一方向弁としてのリード
バルブ68とを組み立てたバルブアッセンブリである。
スイッチングバルブ67は、負圧連通管69を介して前
方および後方エンジンシリンダ28,29のシリンダヘ
ッド61に接続され、このエンジン負圧(吸気負圧)作
用により開閉される。スイッチングバルブ67は急減速
時等の吸気負圧により閉塞され、二次空気の供給が停止
される。リードバルブ68はエンジン排気脈動により二
次空気が逆流しないように各エンジンシリンダ28,2
9に対応して一対設けられる。
5ならびに図7(A)および(B)に示すように、エン
ジン負圧(吸気負圧)で開閉作動されるタイミングバル
ブとしてのスイッチングバルブ67と、このスイッチン
グバルブ67下流側に逆止弁、一方向弁としてのリード
バルブ68とを組み立てたバルブアッセンブリである。
スイッチングバルブ67は、負圧連通管69を介して前
方および後方エンジンシリンダ28,29のシリンダヘ
ッド61に接続され、このエンジン負圧(吸気負圧)作
用により開閉される。スイッチングバルブ67は急減速
時等の吸気負圧により閉塞され、二次空気の供給が停止
される。リードバルブ68はエンジン排気脈動により二
次空気が逆流しないように各エンジンシリンダ28,2
9に対応して一対設けられる。
【0032】二次空気切換バルブ装置66は、図4に示
すように、前方および後方エンジンシリンダ28,29
のシリンダヘッド61の取付ボスを介して取り付けられ
る。二次空気切換バルブ装置66を取り付ける取付ボス
は、ブラケットスペーサ70として構成されており、こ
のブラケットスペーサ70を介してバルブアッセンブリ
71が締着される。このバルブアッセンブリ71の外側
方(車幅方向外側)に取付ブラケット72が取り付けら
れる。この取付ブラケット72にバルブカバー73が設
けられ、このバルブカバー73で二次空気切換バルブ装
置66のバルブアッセンブリ71を外側から覆ってい
る。
すように、前方および後方エンジンシリンダ28,29
のシリンダヘッド61の取付ボスを介して取り付けられ
る。二次空気切換バルブ装置66を取り付ける取付ボス
は、ブラケットスペーサ70として構成されており、こ
のブラケットスペーサ70を介してバルブアッセンブリ
71が締着される。このバルブアッセンブリ71の外側
方(車幅方向外側)に取付ブラケット72が取り付けら
れる。この取付ブラケット72にバルブカバー73が設
けられ、このバルブカバー73で二次空気切換バルブ装
置66のバルブアッセンブリ71を外側から覆ってい
る。
【0033】二次空気切換バルブ装置66は、図4およ
び図5に示すように、前方および後方エンジンシリンダ
28,29のVバンク空間52の車幅方向外側方に突出
するようにして設けられる。
び図5に示すように、前方および後方エンジンシリンダ
28,29のVバンク空間52の車幅方向外側方に突出
するようにして設けられる。
【0034】二次空気切換バルブ装置66のスイッチン
グバルブ67の上流側には、図4に示すように二次空気
導入管としての可撓性のクリーナホース75が接続され
る。このクリーナホース75は両エンジンシリンダ2
8,29のVバンク空間52を通って二次空気切換バル
ブ装置66とは車幅方向反対側に延び、図1および図2
に示すエアクリーナ57のクリーン室側に連通される。
グバルブ67の上流側には、図4に示すように二次空気
導入管としての可撓性のクリーナホース75が接続され
る。このクリーナホース75は両エンジンシリンダ2
8,29のVバンク空間52を通って二次空気切換バル
ブ装置66とは車幅方向反対側に延び、図1および図2
に示すエアクリーナ57のクリーン室側に連通される。
【0035】また、図4に示すように、二次空気切換バ
ルブ装置66の各リードバルブ68,68の下流側から
二次空気供給管76,77が導出される。対をなす二次
空気供給管76,77の一方は、前方エンジンシリンダ
28側のエンジン排気系78に二次空気を供給する前方
二次空気供給管76であり、その他方は後方エンジンシ
リンダ29側のエンジン排気系79に二次空気を供給す
る後方二次空気供給管77である。二次空気供給管7
6,77は略L字状をなす耐熱性の可撓性ホース80
と、略コ字状あるいは逆U字状の金属製の供給パイプ8
1とを組み合せたものである。
ルブ装置66の各リードバルブ68,68の下流側から
二次空気供給管76,77が導出される。対をなす二次
空気供給管76,77の一方は、前方エンジンシリンダ
28側のエンジン排気系78に二次空気を供給する前方
二次空気供給管76であり、その他方は後方エンジンシ
リンダ29側のエンジン排気系79に二次空気を供給す
る後方二次空気供給管77である。二次空気供給管7
6,77は略L字状をなす耐熱性の可撓性ホース80
と、略コ字状あるいは逆U字状の金属製の供給パイプ8
1とを組み合せたものである。
【0036】二次空気切換バルブ装置66からの前方二
次空気供給管76は両エンジンシリンダ28,29間の
Vバンク空間52内に案内された後、Vバンク空間52
の途中から湾曲して上方に立ち上がり、前方エンジンシ
リンダ28の上方を通ってシリンダ前方に案内され、前
方エンジンシリンダ28の排気口付近でエンジン排気系
78の排気通路に連通される。
次空気供給管76は両エンジンシリンダ28,29間の
Vバンク空間52内に案内された後、Vバンク空間52
の途中から湾曲して上方に立ち上がり、前方エンジンシ
リンダ28の上方を通ってシリンダ前方に案内され、前
方エンジンシリンダ28の排気口付近でエンジン排気系
78の排気通路に連通される。
【0037】一方、後方二次空気供給管77は、前方二
次空気供給管76と同じく両エンジンシリンダ28,2
9のVバンク空間52に案内された後、Vバンク空間5
2の途中から上方に立ち上がり、後方エンジンシリンダ
29の上方を通ってシリンダ後方に案内され、後方エン
ジンシリンダ29の排気口付近でエンジン排気系79の
排気通路に連通される。
次空気供給管76と同じく両エンジンシリンダ28,2
9のVバンク空間52に案内された後、Vバンク空間5
2の途中から上方に立ち上がり、後方エンジンシリンダ
29の上方を通ってシリンダ後方に案内され、後方エン
ジンシリンダ29の排気口付近でエンジン排気系79の
排気通路に連通される。
【0038】二次空気切換バルブ装置66から前方エン
ジンシリンダ28のエンジン排気系78に接続される前
方二次空気供給管76は、後方二次空気供給管77と略
等長に形成され、前方および後方エンジンシリンダ2
8,29のエンジン排気系78,79に供給される二次
空気をバランスさせ、排気ガス浄化性能をバランスさせ
ている。
ジンシリンダ28のエンジン排気系78に接続される前
方二次空気供給管76は、後方二次空気供給管77と略
等長に形成され、前方および後方エンジンシリンダ2
8,29のエンジン排気系78,79に供給される二次
空気をバランスさせ、排気ガス浄化性能をバランスさせ
ている。
【0039】二次空気切換バルブ装置66からの前方二
次空気供給管76をVバンク空間52の途中から前側シ
リンダヘッドカバー62の上方をコ字状に案内して前方
エンジンシリンダ28のシリンダ前側の排気口付近に接
続する一方、後方二次空気供給管77もVバンク空間5
2の途中から後側シリンダヘッドカバー62の上方をコ
字状に案内して前方エンジンシリンダ28のシリンダ前
側排気口付近に接続される。後方二次空気供給管77も
Vバンク空間52の途中からシリンダヘッドカバー62
の上方をコ字状に案内して後方エンジンシリンダ29の
シリンダ後側排気口付近に接続される。その際、前方お
よび後方二次空気供給管76,77はシリンダヘッドカ
バー62,62の上方を通る(迂回する)ように引き廻
されて配設されるので、二次空気供給管76,77の大
半が、図1に示すように、タンクレール13に跨設され
る燃料タンク25の下部凹設空間内に案内され、外部に
露出するのを確実にかつ有効的に防止している。このた
め、二次空気供給管76,77を両エンジンシリンダ2
8,29の側方に引き廻した配管長の長い配索構造に較
べ、騒音上有利となる。さらに、二次空気供給管76,
77の大部分を燃料タンク25で覆って外部に露出する
のを防止するので、スッキリした外観形状となり、外観
性が向上して、商品性(商品価値)を高めることができ
る。
次空気供給管76をVバンク空間52の途中から前側シ
リンダヘッドカバー62の上方をコ字状に案内して前方
エンジンシリンダ28のシリンダ前側の排気口付近に接
続する一方、後方二次空気供給管77もVバンク空間5
2の途中から後側シリンダヘッドカバー62の上方をコ
字状に案内して前方エンジンシリンダ28のシリンダ前
側排気口付近に接続される。後方二次空気供給管77も
Vバンク空間52の途中からシリンダヘッドカバー62
の上方をコ字状に案内して後方エンジンシリンダ29の
シリンダ後側排気口付近に接続される。その際、前方お
よび後方二次空気供給管76,77はシリンダヘッドカ
バー62,62の上方を通る(迂回する)ように引き廻
されて配設されるので、二次空気供給管76,77の大
半が、図1に示すように、タンクレール13に跨設され
る燃料タンク25の下部凹設空間内に案内され、外部に
露出するのを確実にかつ有効的に防止している。このた
め、二次空気供給管76,77を両エンジンシリンダ2
8,29の側方に引き廻した配管長の長い配索構造に較
べ、騒音上有利となる。さらに、二次空気供給管76,
77の大部分を燃料タンク25で覆って外部に露出する
のを防止するので、スッキリした外観形状となり、外観
性が向上して、商品性(商品価値)を高めることができ
る。
【0040】また、前側および後側の二次空気供給管7
6,77を外部に露出しない位置に配設することで、前
輪22が跳ね上げた飛石が当たりにくくなり、二次空気
供給管76,77の損傷や欠損を有効的に防止できる。
6,77を外部に露出しない位置に配設することで、前
輪22が跳ね上げた飛石が当たりにくくなり、二次空気
供給管76,77の損傷や欠損を有効的に防止できる。
【0041】さらに、二次空気切換バルブ装置66はV
型エンジン27のVバンク空間52の車幅方向外側方に
配置し、位置させたので、Vバンク空間52内のスペー
スを配管の配索に利用でき、Vバンク空間52やその上
方にキャブレタ59やエアクリーナ58の配設スペース
を確保することができる。また、自動二輪車10の走行
により、走行風が二次空気切換バルブ装置66に当り、
Vバンク空間52に案内されるので、後方エンジンシリ
ンダ29の冷却性能を向上させることができる。
型エンジン27のVバンク空間52の車幅方向外側方に
配置し、位置させたので、Vバンク空間52内のスペー
スを配管の配索に利用でき、Vバンク空間52やその上
方にキャブレタ59やエアクリーナ58の配設スペース
を確保することができる。また、自動二輪車10の走行
により、走行風が二次空気切換バルブ装置66に当り、
Vバンク空間52に案内されるので、後方エンジンシリ
ンダ29の冷却性能を向上させることができる。
【0042】一方、V型エンジン27のシリンダブロッ
ク61やシリンダヘッドカバー62の側方は外部から目
に付き易い場所である。しかし、この部分に二次空気供
給管76,77が配管されない。また、シリンダヘッド
カバー62,62の周縁近傍も外部から目に付き易い
が、二次空気供給装置65は二次空気供給管76,77
をシリンダヘッドカバー62,62の上方を通るように
配設しており、しかもこの部分を剛性の高い金属製の供
給パイプ81で構成することで、エンジン振動に伴なう
ばたつきを有効的に防止できる。また、エンジン振動に
伴なう二次空気供給パイプ81,81の振動は、可撓性
を有する二次空気供給ホース80,80で吸収すること
ができる。
ク61やシリンダヘッドカバー62の側方は外部から目
に付き易い場所である。しかし、この部分に二次空気供
給管76,77が配管されない。また、シリンダヘッド
カバー62,62の周縁近傍も外部から目に付き易い
が、二次空気供給装置65は二次空気供給管76,77
をシリンダヘッドカバー62,62の上方を通るように
配設しており、しかもこの部分を剛性の高い金属製の供
給パイプ81で構成することで、エンジン振動に伴なう
ばたつきを有効的に防止できる。また、エンジン振動に
伴なう二次空気供給パイプ81,81の振動は、可撓性
を有する二次空気供給ホース80,80で吸収すること
ができる。
【0043】ところで、V型エンジン27は例えばオイ
ル冷却タイプのシングルオーバヘッドカム(SOHC)
型の2気筒エンジンであり、図5の平面図に示すレイア
ウト構造を有する。V型エンジン27は、図6に示すよ
うに、1本のクランクシャフト85に前後2つのエンジ
ンシリンダ28,29のコンロッド86,86が連結さ
れる関係上、前後のエンジンシリンダ28,29は車両
前後方向とともに車幅方向にも相対的にずれている。
ル冷却タイプのシングルオーバヘッドカム(SOHC)
型の2気筒エンジンであり、図5の平面図に示すレイア
ウト構造を有する。V型エンジン27は、図6に示すよ
うに、1本のクランクシャフト85に前後2つのエンジ
ンシリンダ28,29のコンロッド86,86が連結さ
れる関係上、前後のエンジンシリンダ28,29は車両
前後方向とともに車幅方向にも相対的にずれている。
【0044】図5に示すように、前方エンジンシリンダ
28は後方エンジンシリンダ29より車幅方向外側、例
えば左側に相対的に突出している。
28は後方エンジンシリンダ29より車幅方向外側、例
えば左側に相対的に突出している。
【0045】V型エンジン27の各エンジンシリンダ2
8,29のシリンダ中心を通る車体前後方向線CL−F
およびCL−Rは、車体中心線CLを挟んで略左右対称
位置に置かれる。各エンジンシリンダ28,29の吸気
ポート88,89は車体中心線CL上に開口しており、
排気ポート90,91は、車体中心線CLに対し一側
方、例えば右側方に開口している。吸気ポート(吸気
口)88,89からの吸気通路92,93は途中で2股
状に分岐され、図5および図6に示すように、吸気バル
ブ94を介してエンジンシリンダ28,29の燃焼室9
5に通じている。
8,29のシリンダ中心を通る車体前後方向線CL−F
およびCL−Rは、車体中心線CLを挟んで略左右対称
位置に置かれる。各エンジンシリンダ28,29の吸気
ポート88,89は車体中心線CL上に開口しており、
排気ポート90,91は、車体中心線CLに対し一側
方、例えば右側方に開口している。吸気ポート(吸気
口)88,89からの吸気通路92,93は途中で2股
状に分岐され、図5および図6に示すように、吸気バル
ブ94を介してエンジンシリンダ28,29の燃焼室9
5に通じている。
【0046】また、排気ポート90,91も吸気ポート
88,89と同様、排気通路96,97が2股状に分岐
して燃焼室95に繋がっており、分岐排気通路に排気バ
ルブ98,98が設けられる。そして、排気ポート9
0,91にはエンジン排気系の排気マフラ99,100
が接続される(図2参照)。燃焼室95からの燃焼ガス
は排気バルブ98から分岐排気通路に排出され、途中で
合流した後、排気ポート90,91からエンジン排気系
78,79の排気マフラ99,100(図1および図2
参照)に排出されるようになっている。
88,89と同様、排気通路96,97が2股状に分岐
して燃焼室95に繋がっており、分岐排気通路に排気バ
ルブ98,98が設けられる。そして、排気ポート9
0,91にはエンジン排気系の排気マフラ99,100
が接続される(図2参照)。燃焼室95からの燃焼ガス
は排気バルブ98から分岐排気通路に排出され、途中で
合流した後、排気ポート90,91からエンジン排気系
78,79の排気マフラ99,100(図1および図2
参照)に排出されるようになっている。
【0047】V型エンジン27の各エンジンシリンダ2
8,29に形成される吸気通路92,93と排気通路9
6,97は、少なくとも一方の分岐通路同士が車両前後
方向に一直線上に配設される。図5に示されたV型エン
ジン27では、吸気通路92,93の分岐通路と排気通
路96,97の分岐通路とがそれぞれ車両前後方向に対
向して設けられる。
8,29に形成される吸気通路92,93と排気通路9
6,97は、少なくとも一方の分岐通路同士が車両前後
方向に一直線上に配設される。図5に示されたV型エン
ジン27では、吸気通路92,93の分岐通路と排気通
路96,97の分岐通路とがそれぞれ車両前後方向に対
向して設けられる。
【0048】V型エンジン27の各エンジンシリンダ2
8,29には、図5に示された平面視において、各エン
ジンシリンダ28,29の略中央部に点火プラグ(図示
せず)が配設される。点火プラグは、車両前後方向の同
一線上に並ぶ吸気通路92,93と排気通路96,97
の各一方の分岐通路の間に配設されたレイアウト構造を
とる。例えば、前方エンジンシリンダ28では、左側の
分岐通路間に、後方エンジンシリンダ29では右側の分
岐通路間に配設される。このレイアウト構造により、前
後方エンジンシリンダ28,29への混合気の供給を均
一化し、吸気特性を前方および後方エンジンシリンダ2
8,29でバランスさせ、点火プラグによる着火性を良
好にし、前方および後方エンジンシリンダ28,29の
出力を前後で均等化させることができる。
8,29には、図5に示された平面視において、各エン
ジンシリンダ28,29の略中央部に点火プラグ(図示
せず)が配設される。点火プラグは、車両前後方向の同
一線上に並ぶ吸気通路92,93と排気通路96,97
の各一方の分岐通路の間に配設されたレイアウト構造を
とる。例えば、前方エンジンシリンダ28では、左側の
分岐通路間に、後方エンジンシリンダ29では右側の分
岐通路間に配設される。このレイアウト構造により、前
後方エンジンシリンダ28,29への混合気の供給を均
一化し、吸気特性を前方および後方エンジンシリンダ2
8,29でバランスさせ、点火プラグによる着火性を良
好にし、前方および後方エンジンシリンダ28,29の
出力を前後で均等化させることができる。
【0049】前方および後方エンジンシリンダ28,2
9のシリンダヘッド61には、二次空気供給装置65の
二次空気供給管76,77が、排気ポート(排気口)近
傍で接続されており、二次空気供給管76,77は排気
通路96,97に通じる二次空気供給路103,104
に開口している。この二次空気供給路103,104に
より排気未燃ガスを燃焼させる二次空気が供給されるよ
うになっている。
9のシリンダヘッド61には、二次空気供給装置65の
二次空気供給管76,77が、排気ポート(排気口)近
傍で接続されており、二次空気供給管76,77は排気
通路96,97に通じる二次空気供給路103,104
に開口している。この二次空気供給路103,104に
より排気未燃ガスを燃焼させる二次空気が供給されるよ
うになっている。
【0050】図5では、前方および後方エンジンシリン
ダ28,29の排気ポート近傍に二次空気供給管76,
77を接続した例を示したが、二次空気供給管76,7
7はエンジン排気系78,79側の排気通路に接続して
もよく、その取付位置の自由度は大きい。
ダ28,29の排気ポート近傍に二次空気供給管76,
77を接続した例を示したが、二次空気供給管76,7
7はエンジン排気系78,79側の排気通路に接続して
もよく、その取付位置の自由度は大きい。
【0051】この自動二輪車10の二次空気供給装置6
5は、エアクリーナ57と、二次空気導入管75(図4
参照)と、二次空気切換バルブ装置66と、二次空気供
給管76,77とを有する。エアクリーナ57はエンジ
ン吸気系56のエアクリーナ57と共用させた例を示し
たが、専用のエアクリーナを設けてもよい。この場合に
は、専用のエアクリーナは、二次空気切換バルブ装置6
6と反対側のエンジンシリンダ、例えば前方エンジンシ
リンダ28の外側方に配設される。
5は、エアクリーナ57と、二次空気導入管75(図4
参照)と、二次空気切換バルブ装置66と、二次空気供
給管76,77とを有する。エアクリーナ57はエンジ
ン吸気系56のエアクリーナ57と共用させた例を示し
たが、専用のエアクリーナを設けてもよい。この場合に
は、専用のエアクリーナは、二次空気切換バルブ装置6
6と反対側のエンジンシリンダ、例えば前方エンジンシ
リンダ28の外側方に配設される。
【0052】次に、自動二輪車の二次空気供給装置65
の作用を説明する。
の作用を説明する。
【0053】自動二輪車10のV型エンジン27が作動
すると、前方エンジンシリンダ(2番シリンダ)28と
後方エンジンシリンダ(1番シリンダ)29の点火プラ
グ105による点火タイミングは、例えば、図8に示さ
れるクランク角との関係でタイミングをとって点火せし
められる。V型エンジン27が作動すると、排気ポート
90,91に加わる排気脈動を受けて二次空気切換バル
ブ装置66が開閉し、排気脈動の合間に生じる負圧によ
り、外気がエアクリーナ57→二次空気導入管75→二
次空気切換バルブ装置66→二次空気供給管76,77
→二次空気供給路103,104を経て排気通路96,
97に順次流れて排気ガスに混入され、排気ガス中の未
燃焼成分が排気マフラ99,100内で再燃焼され、排
気ガスが低公害化される。
すると、前方エンジンシリンダ(2番シリンダ)28と
後方エンジンシリンダ(1番シリンダ)29の点火プラ
グ105による点火タイミングは、例えば、図8に示さ
れるクランク角との関係でタイミングをとって点火せし
められる。V型エンジン27が作動すると、排気ポート
90,91に加わる排気脈動を受けて二次空気切換バル
ブ装置66が開閉し、排気脈動の合間に生じる負圧によ
り、外気がエアクリーナ57→二次空気導入管75→二
次空気切換バルブ装置66→二次空気供給管76,77
→二次空気供給路103,104を経て排気通路96,
97に順次流れて排気ガスに混入され、排気ガス中の未
燃焼成分が排気マフラ99,100内で再燃焼され、排
気ガスが低公害化される。
【0054】この自動二輪車10の二次空気供給装置6
5は、図5に示すように、二次空気供給路103,10
4はシリンダヘッド61に排気ポート90,91に近接
して開口させ、ここから二次空気供給路103,104
はシリンダヘッド61内を略車両前後方向に直線状に延
設されて排気通路96,97に通じるように形成したの
で、二次空気供給路103,104を直線状に形成可能
で、多大な加工コストをかけることなく、二次空気供給
路103,104を簡単かつ容易に形成できる。
5は、図5に示すように、二次空気供給路103,10
4はシリンダヘッド61に排気ポート90,91に近接
して開口させ、ここから二次空気供給路103,104
はシリンダヘッド61内を略車両前後方向に直線状に延
設されて排気通路96,97に通じるように形成したの
で、二次空気供給路103,104を直線状に形成可能
で、多大な加工コストをかけることなく、二次空気供給
路103,104を簡単かつ容易に形成できる。
【0055】しかも、シリンダヘッド61に形成される
二次空気供給路103,104は、Vバンク空間52の
側方に配置される二次空気切換バルブ装置66から略等
距離の位置に形成されるため、前方および後方二次空気
供給管76,77の引き廻しに特別な工夫をしなくて
も、Vバンク空間52を利用してシリンダヘッドカバー
62の上方を通すように案内させるだけで、略等長に形
成できる。したがって、前方および後方エンジンシリン
ダ28,29のエンジン排気系78,79に供給される
二次空気としての外気を前後にバランスさせて供給で
き、排気ガスの浄化性能を前後方エンジンシリンダ2
8,29のV型エンジン27の前後でバランスさせるこ
とができる。
二次空気供給路103,104は、Vバンク空間52の
側方に配置される二次空気切換バルブ装置66から略等
距離の位置に形成されるため、前方および後方二次空気
供給管76,77の引き廻しに特別な工夫をしなくて
も、Vバンク空間52を利用してシリンダヘッドカバー
62の上方を通すように案内させるだけで、略等長に形
成できる。したがって、前方および後方エンジンシリン
ダ28,29のエンジン排気系78,79に供給される
二次空気としての外気を前後にバランスさせて供給で
き、排気ガスの浄化性能を前後方エンジンシリンダ2
8,29のV型エンジン27の前後でバランスさせるこ
とができる。
【0056】また、二次空気供給管76,77は略等長
に形成できる一方、シリンダヘッドカバー62の上方に
覆う燃料タンク25の下部凹設空間内に案内されるの
で、外部に露出することなく、二次空気供給装置65を
V型エンジン27のエンジンシリンダ28,29側方に
設けても、スッキリした外観形状に形成でき、外観性が
良好となる。この二次空気供給装置65は、Vバンク空
間52にキャブレタ59等のエンジン吸気系56を備え
たV型エンジン27には好適である。さらに、二次空気
供給管76,77は排気ポート近傍に設けられるが、高
温な排気ポート90,91に直結されることがないた
め、熱に対する耐久性が高い。
に形成できる一方、シリンダヘッドカバー62の上方に
覆う燃料タンク25の下部凹設空間内に案内されるの
で、外部に露出することなく、二次空気供給装置65を
V型エンジン27のエンジンシリンダ28,29側方に
設けても、スッキリした外観形状に形成でき、外観性が
良好となる。この二次空気供給装置65は、Vバンク空
間52にキャブレタ59等のエンジン吸気系56を備え
たV型エンジン27には好適である。さらに、二次空気
供給管76,77は排気ポート近傍に設けられるが、高
温な排気ポート90,91に直結されることがないた
め、熱に対する耐久性が高い。
【0057】一方、二次空気切換バルブ装置66をV型
エンジン27のVバンク空間52の車幅方向外側方に設
け、Vバンク空間52を利用して二次空気供給管76,
77を引き廻し配管したので、二次空気供給管76,7
7の長さを比較的短かい所望の長さとすることができ
る。したがって、二次空気供給管76,77に伝わる振
動を低減させることができ、二次空気供給管76,77
の振動に伴なう騒音を軽減させるとともに、可撓性の二
次空気供給ホース80で振動を吸収することができ、耐
久性が向上する。
エンジン27のVバンク空間52の車幅方向外側方に設
け、Vバンク空間52を利用して二次空気供給管76,
77を引き廻し配管したので、二次空気供給管76,7
7の長さを比較的短かい所望の長さとすることができ
る。したがって、二次空気供給管76,77に伝わる振
動を低減させることができ、二次空気供給管76,77
の振動に伴なう騒音を軽減させるとともに、可撓性の二
次空気供給ホース80で振動を吸収することができ、耐
久性が向上する。
【0058】さらに、二次空気供給管76,77をVバ
ンク空間52を利用して配管することで、二次空気供給
ホース(可撓性ホース)80や二次空気導入管75を二
次空気切換バルブ装置66の外形輪郭の内側に配設する
ことができ、2次空気供給管76,77や二次空気導入
管75を二次空気切換バルブ装置66のバルブカバー7
3で隠蔽して外観性をより向上させることができる。
ンク空間52を利用して配管することで、二次空気供給
ホース(可撓性ホース)80や二次空気導入管75を二
次空気切換バルブ装置66の外形輪郭の内側に配設する
ことができ、2次空気供給管76,77や二次空気導入
管75を二次空気切換バルブ装置66のバルブカバー7
3で隠蔽して外観性をより向上させることができる。
【0059】さらにまた、V型エンジン27は前方およ
び後方エンジンシリンダ28,29が構造上車幅方向に
も相対的にシフトして設けられるが、前方エンジンシリ
ンダ28が後方エンジンシリンダ29より車幅方向外側
に突出している方の側に二次空気切換バルブ装置66を
突出させて設けたので、二次空気切換バルブ装置66と
後方エンジンシリンダ29の側面との間の隙間(間隔)
を大きく確保することができ、前後のシリンダバンク間
のVバンク空間に滞留しがちな熱気が車両前方からの走
行風とともに放出され易くなり、走行風が当りにくく、
冷却性の劣る後方エンジンシリンダ29の冷却が妨げら
れることがない。特に、ブラケットスペーサ70を介し
て突出させたので、前方エンジンシリンダが後方エンジ
ンシリンダより車幅方向に変位する、その相対変位量以
上の隙間を確保することができ、Vバンク空間内の滞留
熱気の放出性がより向上する。
び後方エンジンシリンダ28,29が構造上車幅方向に
も相対的にシフトして設けられるが、前方エンジンシリ
ンダ28が後方エンジンシリンダ29より車幅方向外側
に突出している方の側に二次空気切換バルブ装置66を
突出させて設けたので、二次空気切換バルブ装置66と
後方エンジンシリンダ29の側面との間の隙間(間隔)
を大きく確保することができ、前後のシリンダバンク間
のVバンク空間に滞留しがちな熱気が車両前方からの走
行風とともに放出され易くなり、走行風が当りにくく、
冷却性の劣る後方エンジンシリンダ29の冷却が妨げら
れることがない。特に、ブラケットスペーサ70を介し
て突出させたので、前方エンジンシリンダが後方エンジ
ンシリンダより車幅方向に変位する、その相対変位量以
上の隙間を確保することができ、Vバンク空間内の滞留
熱気の放出性がより向上する。
【0060】なお、本発明の実施形態では、オンロード
型自動二輪車に適用した例を示したが、オフロード型自
動二輪車にも適用できる。
型自動二輪車に適用した例を示したが、オフロード型自
動二輪車にも適用できる。
【0061】
【発明の効果】本発明に係る自動二輪車の二次空気供給
装置においては、V型エンジンのVバンク空間を利用し
て二次空気供給管を配設したので、二次空気供給管の配
索を簡素化し、熱や振動に対する二次空気供給管の耐久
性や応答性を向上させることができて信頼性を向上させ
ることができる一方、二次空気切換バルブ装置から前方
および後方エンジンシリンダのエンジン排気系に連通さ
れる二次空気供給管の配管長さを短かくかつ略等長に配
設してエンジン排気系に二次空気を前後のエンジンシリ
ンダでバランス良く供給でき、騒音の発生を抑制して軽
量化を図り、整備性を向上させることができる。
装置においては、V型エンジンのVバンク空間を利用し
て二次空気供給管を配設したので、二次空気供給管の配
索を簡素化し、熱や振動に対する二次空気供給管の耐久
性や応答性を向上させることができて信頼性を向上させ
ることができる一方、二次空気切換バルブ装置から前方
および後方エンジンシリンダのエンジン排気系に連通さ
れる二次空気供給管の配管長さを短かくかつ略等長に配
設してエンジン排気系に二次空気を前後のエンジンシリ
ンダでバランス良く供給でき、騒音の発生を抑制して軽
量化を図り、整備性を向上させることができる。
【0062】また、本発明に係る自動二輪車の二次空気
供給装置においては、二次空気切換バルブ装置をエンジ
ンシリンダの車幅方向外側に突出させて設け、走行風を
後方エンジンシリンダに積極的に導いて冷却性が劣りが
ちな後方エンジンシリンダの冷却性を向上させ、Vバン
ク空間に配設される二次空気供給管の耐久性を向上させ
ることができる。
供給装置においては、二次空気切換バルブ装置をエンジ
ンシリンダの車幅方向外側に突出させて設け、走行風を
後方エンジンシリンダに積極的に導いて冷却性が劣りが
ちな後方エンジンシリンダの冷却性を向上させ、Vバン
ク空間に配設される二次空気供給管の耐久性を向上させ
ることができる。
【0063】さらに、本発明では、二次空気供給管をV
バンク空間を利用して配置し、Vバンク空間から前方お
よび後方エンジンシリンダの上方を通してエンジン排気
系に接続させたので、二次空気供給管の引き廻し構造が
外部に露出しない構造となり、飛石による二次空気供給
管の破損や損傷を未然かつ有効的に防止でき、スッキリ
した外観形状となって外観性を向上させ、商品価値を高
めることができる。
バンク空間を利用して配置し、Vバンク空間から前方お
よび後方エンジンシリンダの上方を通してエンジン排気
系に接続させたので、二次空気供給管の引き廻し構造が
外部に露出しない構造となり、飛石による二次空気供給
管の破損や損傷を未然かつ有効的に防止でき、スッキリ
した外観形状となって外観性を向上させ、商品価値を高
めることができる。
【図1】本発明に係る自動二輪車の二次空気供給装置の
一実施形態を示すもので、自動二輪車全体の左側面図。
一実施形態を示すもので、自動二輪車全体の左側面図。
【図2】図1に示された自動二輪車の二次空気供給装置
を備えたV型エンジンの左側面図。
を備えたV型エンジンの左側面図。
【図3】図2に示されたV型エンジンのエンジンシリン
ダ部分を拡大して示す図。
ダ部分を拡大して示す図。
【図4】前記V型エンジンに備え付けられる本発明の二
次空気供給装置を示す斜視図。
次空気供給装置を示す斜視図。
【図5】本発明の二次空気供給装置を備えたV型エンジ
ンを示す平面図。
ンを示す平面図。
【図6】V型エンジンと二次空気供給装置との関係を原
理的に示す模式図。
理的に示す模式図。
【図7】(A)および(B)は本発明に係る自動二輪車
の二次空気供給装置に備えられる二次空気切換バルブ装
置を示す正面図および平面図。
の二次空気供給装置に備えられる二次空気切換バルブ装
置を示す正面図および平面図。
【図8】V型エンジンの前方エンジンシリンダ(2番シ
リンダ)および後方エンジンシリンダ(1番シリンダ)
の点火タイミングとクランク角との関係を例示的に示す
図。
リンダ)および後方エンジンシリンダ(1番シリンダ)
の点火タイミングとクランク角との関係を例示的に示す
図。
【図9】従来の自動二輪車の二次空気供給装置を示す側
面図。
面図。
【図10】図9に示された二次空気供給装置の平面図。
10 自動二輪車
11 車体フレーム
12 ヘッドパイプ
13 タンクレール
14 ダウンフレーム
15 リヤフレーム
16 補強パイプ
17 センタフレーム
18 サポートフレーム
20 フロントフォークアッセンブリ
21 ハンドルバー
22 前輪
25 燃料タンク
26 運転シート
27 V型エンジン
28 前方エンジンシリンダ
29 後方エンジンシリンダ
30 クランクケース(エンジンケース)
33 ピボット軸
34 スイングアーム
35 後輪
36 ドライブシャフト機構(動力伝達機構)
40 ミッション機構
41 出力シャフト
43 ユニバーサルジョイント
44 プロペラシャフト
45 ベベルギア機構
47 オイルフィルタ
48 オイル配管
49 オイルクーラ
50 冷却フィン
52 Vバンク空間
55 燃料供給装置
56 エンジン吸気系
57 エアクリーナ
58 エア吸気管
59 キャブレタ
60 シリンダブロック
61 シリンダヘッド
62 シリンダヘッドカバー
65 二次空気供給装置
66 二次空気切換供給装置
67 スイッチングバルブ
68 リードバルブ(逆止弁)
59 負圧連通管
70 ブラケットスペーサ(取付ボス)
71 バルブアッセンブリ
72 取付ブラケット
73 バルブカバー
75 クリーナホース(二次空気導入管)
76 前方二次空気供給管
77 後方二次空気供給管
78,79 エンジン排気系
80 可撓性ホース(二次空気供給ホース)
81 供給パイプ(二次空気供給パイプ)
85 クランクシャフト
86 コンロッド
88,89 吸気ポート
90,91 排気ポート
92,93 吸気通路
94 吸気バルブ
95 燃焼室
96,97 排気通路
98 排気バルブ
99,100 排気マフラ
103,104 二次空気供給路
Claims (6)
- 【請求項1】 車両側面視で前後2つのエンジンシリン
ダがV形状をなすV型エンジンを搭載し、このV型エン
ジンのVバンク空間上方に、燃料供給装置およびエアク
リーナを配置した自動二輪車において、前記V型エンジ
ンのVバンク空間の車幅方向側方に二次空気切換バルブ
装置を突出するように設け、この二次空気切換バルブ装
置に前記エアクリーナからの二次空気導入管が接続され
る一方、上記二次空気切換バルブ装置からの二次空気供
給管が、Vバンク空間からV型エンジンの前方および後
方エンジンシリンダの上方を通って前方および後方エン
ジンシリンダのエンジン排気系にそれぞれ連通されたこ
とを特徴とする自動二輪車の二次空気供給装置。 - 【請求項2】 前記V型エンジンは前方および後方エン
ジンシリンダが車両前後方向および車幅方向に相対的に
変位して設けられ、前方エンジンシリンダが後方エンジ
ンシリンダより車幅方向に変位するとき、変位した側の
Vバンク空間の車幅方向外側に二次空気切換バルブ装置
が突出して設けられた請求項1に記載の自動二輪車の二
次空気供給装置。 - 【請求項3】 前記V型エンジンは、前方および後方エ
ンジンシリンダに複数の取付ボスを車幅方向外方に突出
させて設け、上記取付ボスに二次空気切換バルブ装置を
取り付け、上記二次空気切換バルブ装置を前記V型エン
ジンのVバンク空間の車幅方向外側方に位置させて、二
次空気切換バルブと後方エンジンシリンダの側面との間
に前記前方および後方エンジンシリンダの車幅方向変位
量以上の隙間を設けた請求項1または2記載の自動二輪
車の二次空気供給装置。 - 【請求項4】 前記二次空気切換バルブ装置を前方およ
び後方エンジンシリンダのエンジン排気系に連通させる
二次空気供給管は、二次空気切換バルブ装置からVバン
ク空間に案内される対をなす略L字状の可撓性ホース
と、各可撓性ホースの下流側に接続される逆U字状ある
いはコ字状をなす供給パイプとを組み合せて構成され、
上記各供給パイプの他端を前方および後方エンジンシリ
ンダのシリンダヘッドに排気口近傍で締着させた請求項
1記載の自動二輪車の二次空気供給装置。 - 【請求項5】 前記二次空気供給管は、前方および後方
エンジンシリンダのシリンダヘッドカバー上方に引き廻
して配設され、上方から二次空気供給管を燃料タンクで
覆った請求項1記載の自動二輪車の二次空気供給装置。 - 【請求項6】 前記二次空気切換バルブ装置は、エンジ
ン吸気負圧で開閉作動される上流側のスイッチングバル
ブと、スイッチングバルブ下流側の対をなすリードバル
ブとを組み合せたバルブアッセンブリで構成され、前記
スイッチングバルブの上流側は二次空気導入管を介して
エアクリーナに、前記対のリードバルブの下流側は二次
空気供給管を介して前方および後方エンジンシリンダの
エンジン排気系にそれぞれ連通された請求項1または2
記載の自動二輪車の二次空気供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001316734A JP2003120278A (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | 自動二輪車の二次空気供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001316734A JP2003120278A (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | 自動二輪車の二次空気供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003120278A true JP2003120278A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19134695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001316734A Pending JP2003120278A (ja) | 2001-10-15 | 2001-10-15 | 自動二輪車の二次空気供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003120278A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007132246A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Honda Motor Co Ltd | 小型車両用エンジンの排気浄化装置 |
JP2008169789A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | エンジン |
JP2008190505A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の触媒配置構造 |
US11384672B2 (en) * | 2020-10-09 | 2022-07-12 | Kawasaki Motors, Ltd. | Secondary air introduction device |
-
2001
- 2001-10-15 JP JP2001316734A patent/JP2003120278A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007132246A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Honda Motor Co Ltd | 小型車両用エンジンの排気浄化装置 |
JP4523537B2 (ja) * | 2005-11-09 | 2010-08-11 | 本田技研工業株式会社 | 小型車両におけるエンジンの排気浄化装置 |
JP2008169789A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | エンジン |
JP2008190505A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の触媒配置構造 |
US11384672B2 (en) * | 2020-10-09 | 2022-07-12 | Kawasaki Motors, Ltd. | Secondary air introduction device |
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