JP3155496B2 - 電動伸縮門扉のロック装置 - Google Patents

電動伸縮門扉のロック装置

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JP3155496B2 JP28129597A JP28129597A JP3155496B2 JP 3155496 B2 JP3155496 B2 JP 3155496B2 JP 28129597 A JP28129597 A JP 28129597A JP 28129597 A JP28129597 A JP 28129597A JP 3155496 B2 JP3155496 B2 JP 3155496B2
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真治 井出
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は電動伸縮門扉に係
り,特にそのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 この種電動伸縮門扉として,各種伸縮
構造の伸縮門扉本体を有するものが知られ,一般にその
ロックは,伸縮門扉本体の走行框(戸先框と称してもよ
い)と伸縮門扉閉成方向端部の戸当り側支柱(戸当り支
柱又は戸当り枠と称してもよい)との間にして走行框上
下方向中間位置において,例えば鎌錠のような錠装置
(ロック装置と称してもよい)を設置して行うものとさ
れる一方,例えば工場入口等に用いられる大型の電動伸
縮門扉にあっては,走行框を戸当り用支柱に突当て状に
し,これらの間に錠装置を非設置とすることも多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかし乍ら伸縮門扉
本体は,例えば多数の枠桟を伸縮リンク機構で連結する
等,伸縮開閉のための伸縮構造を不可避的に備えたもの
とされるから,伸張閉成時,縮小開成時を問わず,一般
に前後方向(伸縮門扉本体幅方向に交差する交差方向と
称してもよい)に向けて加えられる外力に対して構造的
に弱い傾向があり,外力を受けることによって伸縮門扉
本体は前後に揺動したり,捩れを生じたりし易い。
【0004】 従って,一般の設置状態でも,例えば台
風によるような強い風圧を受けると,上記揺動や捩れを
招き,例えば平坦な走行路上に車輪(ローラー,キャス
ター等と称してもよい)を転動して開閉のための走行を
行うようにした場合は勿論,溝レール,突出レールを設
置したガイドレール付きの走行路に,レールに係合する
車輪(ローラーと称してもよい)によって開閉のための
走行を行うようにした場合も,伸縮門扉本体が走行路か
ら外れて前後方向一方に逸脱した形態となったり,更に
は無理な力を受けて伸縮構造に損傷を受けたりもする。
【0005】 上記走行框と戸当り用支柱間に錠装置を
設置したものにあっては,ある程度これを避け得るとし
ても,ロックの掛け忘れ等があった場合は別であるし,
又一般にロック装置は上下方向中間位置1ケ所とされる
から,強風の風圧下で必ずしもロックが完全ではなく,
なお上記現象を招く可能性がある。
【0006】 本発明はかかる事情に鑑みてなされたも
のであって,その解決手段とする処は,伸縮門扉本体の
閉成状態又は開成状態において,簡易且つ確実にして可
及的に上記現象の発生を防止し得るようにした耐風圧性
を備えた電動伸縮門扉のロック装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記課題に添って本発
明は,電動開閉用の伸縮門扉本体における走行框を,そ
の下端において走行路に固定的に保持し,強風の風圧下
にあっても走行框の位置を定位置に固定し,伸縮門扉本
体の揺動や捩れを可及的に防止することによって,その
ロックとこれによる耐風圧性を確保するようにしたもの
であって,請求項1に記載の発明を,電動開閉用の伸縮
門扉本体における戸先位置の走行框を走行路を形成する
平行一対のガイドレールに係合して転動する一対の走行
車輪における連結回転軸長手方向中間位置に垂直に固定
することにより該連結回転軸の回転に伴って走行路上を
回転進行する走行框側の垂直スプロケットと,上記伸縮
門扉本体開閉に伴う上記走行框開位置及び/又は閉位置
の走行路上に低突出して設置し上記垂直スプロケットに
歯合して上記走行框を定位置保持する短寸水平チェーン
状にして上記一対のガイドレール間にブリッジ状の埋込
金具を介して架設固定したベース金具に対して走行方向
位置調整自在に設置した走行路側の受金具と,上記伸縮
門扉本体に設置してその開方向又は閉方向への走行中に
所定位置から上記走行框の閉位置及び開位置の距離に反
比例して走行スピードを減速する減速停止手段とを備え
てなることを特徴とする電動伸縮門扉のロック装置と
し,請求項2及び3に記載の発明は,それぞれ上記に加
えて,上記ロック装置による耐風圧性を補助し,その耐
風圧性を向上したものとするように,請求項2に記載の
発明を,上記走行框の一対の走行車輪に,該走行車輪を
前後方向定位置に保持する車輪保持手段を追加的に設け
てなることを特徴とする請求項1に記載の電動伸縮門扉
のロック装置とし,請求項3に記載の発明を,上記伸縮
門扉本体の幅方向中間位置に設置した各一対の走行車輪
に,それぞれこれら走行車輪を前後方向定位置に保持す
る各車輪保持手段を追加的に設けてなることを特徴とす
る請求項1又は2に記載の電動伸縮門扉のロック装置と
し,これらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の
手段としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】 以下図面の例に従って本発明を
更に具体的に説明すれば,Aは,本例において大型電動
のものとした電動伸縮門扉,1はその電動開閉用の伸縮
門扉本体,2は該伸縮門扉本体における戸先位置の走行
框,3は伸縮門扉本体1の吊元側支柱(吊元支柱又は吊
元枠と称してもよい),28は伸縮門扉本体1閉方向端
部の戸当り側支柱,29は走行路,30は該走行路29
を形成する平行一対の段差レール等によるガイドレール
を示す。
【0009】 伸縮門扉本体1は,例えばアルミ又はス
テンレス等金属製とし,上記走行框2と伸縮門扉本体1
幅方向(長さ方向又は開閉方向と称してもよい)中間位
置に,それぞれ一対の走行車輪3を有し,これら走行車
輪3を上記走行路29のガイドレール30に係合して転
動することにより走行路29上を往復動,即ち伸張閉成
と縮小開成の開閉動するものとしてあり,このとき伸縮
門扉本体1の上記走行框2と走行路29間には,該伸縮
門扉本体1の伸張閉成と縮小開成の,本例において双方
の定位置において,上記走行框2をその下端においてロ
ックして,その保持を行うロック装置16を備えたもの
としてある。
【0010】 ロック装置16は,上記走行框2に設け
た走行框2側の垂直スプロケット17と,上記走行路2
9側の受金具19と,伸縮門扉本体1に設置した減速停
止装置を備えて構成してある。
【0011】 上記走行框2側の垂直スプロケット17
は,上記走行框2を上記走行路2を形成するガイドレー
ル30に係合して転動する一対の走行車輪3における連
結回転軸5長手方向中間位置に垂直に固定することによ
り該連結回転軸5の回転に伴って走行路29上を回転進
行するものとしてあり,また上記走行路29側の受金具
19は,これを上記伸縮門扉本体1開閉に伴う上記走行
框2開位置及び閉位置の走行路29上に低突出して設置
し上記垂直スプロケット17に歯合して上記走行框2を
定位置保持する短寸水平チェーン状にして上記一対のガ
イドレール30間にブリッジ状の埋込金具25を介して
架設固定したベース金具24に対して走行方向位置調整
自在に設置したのものとしてある。
【0012】 このとき本例にあって伸縮門扉Aは,上
記伸縮門扉本体1を電動開閉用とするためのモーター1
0を,電源ユニット,シ−ケンサ−,リモ−トコントロ
−ラ−用受信機等とともに内蔵取付基板を用いて,これ
に取付けることによって,上記走行框2に内蔵し,上記
連結回転軸5を該モーター10によって回転駆動させる
ものとし,これによってモーター10を停止したとき該
モーター10による上記連結回転軸5のブレーキ作用を
上記ロック装置16に活用するようにしてあり,このと
き走行框2は,これを着脱蓋を有するものとして,その
保守点検をなし得るようにしてある。
【0013】 即ち本例にあって,上記走行框2におけ
る一対の走行車輪3は,走行框2下端,本例においては
上記内蔵取付基板下端に下向きに突設した軸受4に回転
自在に軸支した連結回転軸5の長手方向両端に固定し
た,例えばタイヤ状消音タイプのものとしてあり,また
連結回転軸5は,その長手方向中間位置,本例において
一側偏位位置に回転力伝導用にして比較的小径のスプロ
ケット6を固定し,該スプロケット6と上記モーター1
0における,図示省略の減速手段を介して突出した回転
軸との間をチェーン11によって連結することによっ
て,正逆双方に上記モーター10による回転駆動を行
い,上記走行車輪3を転動するものとしてある。
【0014】 上記ロック装置16の一方をなす垂直ス
プロケット17は,上記回転力伝導用のスプロケット6
に並置するように,上記モーター10により回転駆動す
る連結回転軸5の長手方向中間位置の,本例にあって中
央位置に固定してあり,本例の該垂直スプロケット17
は,例えば上記走行車輪3の径の約2/3の径にして,
上記連結回転軸5の軸受4,上記回転力伝導用のスプロ
ケット6或いはこれをカバーするように設けたスプロケ
ットカバー7等の走行框2下端に突出設置の設置部材よ
り下方に突出し,上記走行車輪3に次いで突出寸法を大
きく形成したものとしてある。
【0015】 一方受金具19は,上記垂直スプロケッ
ト17に合わせてこれと歯合するように,該垂直スプロ
ケット17の歯形に嵌合する径の受軸21を垂直スプロ
ケット17のピッチに一致する間隔にして,走行框2の
走行方向に,それぞれその交差方向に向けて,同一高さ
の水平に多数並列設置したものとしてあり,本例にあっ
てこの受金具19は,例えば図7に示すように一対のア
ングル材を用い,又は図8に示すように基板に一対の立
上り片を形成した支持金具20の立上り片間に,上記径
と間隔を有する受軸21として,例えば数本のローラー
を水平の平行に並列して軸支固定したものとし,支持金
具20の水平片又は基板を,例えばボルト,アンカーボ
ルト等の固定金具23によって走行路の定位置に固定す
る固定用とすることによって,短寸チェーン状のピース
部材として構成してあり,このとき本例の上記受金具1
9は,その固定用の水平片又は基板に形成した走行框2
走行方向に向けて長孔としたボルト孔22を介して,べ
ース金具24にボルト23を螺入することによって上記
走行方向に位置調整自在として,走行路29の上記走行
框2閉位置,即ち戸当り支柱近接位置と,開位置,即ち
吊元側支柱27から伸縮門扉本体1の折畳み代分離れた
位置とに設置するものとしてあり,このとき更に上記受
金具19を有するべース金具24は,これを走行路29
を前後方向に横断して,上記ガイドレール30間に架設
固定するブリッジ状の埋込金具25を用いて,これに固
定設置してあり,これによって上記受金具19は,べー
ス金具24及び埋込金具25とともに受金具ユニット1
8を構成し,該受金具ユニット18の上記ガイドレール
30への架設固定によって,その設置を,走行路29前
後中央位置に,受軸21を走行路29直交方向の水平に
なるように行ったものとしてあり,このとき上記受金具
19をべース金具24に上記走行方向位置調整自在とし
たことにより,垂直スプロケット17との歯合に良好な
位置関係を確保する一方,上記受金具ユニット18を用
いることにより,受金具19の位置決めとその設置作業
を簡易且つ確実になし得るようにしたものとしてある。
【0016】 上記伸縮門扉本体1に設置した減速停止
手段は,伸縮門扉本体1の開方向又は閉方向への走行中
に所定位置から上記走行框2の閉位置及び開位置の距離
に反比例して走行スピードを減速するものとしてあり,
この減速停止手段によって上記受金具19位置に向けて
走行框2が減速を続け,該受金具19位置で走行框2の
垂直スプロケット17が緩衝状態でスムーズに歯合した
際,走行框2が停止するようにして,ロック装置16の
安定して確実な作動を得られるようにしてあり,本例に
あって上記減速停止手段は,これを走行框2,本例にあ
って該走行框2に内蔵する内蔵取付基板に設けた,上記
モーター10の変速用のスピードコントローラー12
と,走行框2及び伸縮門扉本体1の幅方向中間位置と走
行路29に設けた上記スピードコントローラー12に減
速信号を与える検知手段13とを備えて構成したものと
してあり,本例にあって上記スピードコントローラー1
2は,これをインバータ,電磁ブレーキ等,好ましくは
インバータ(例えば松下電器産業株式会社製PANAS
ONICマイクロインバータ)によるものとし,検知手
段13を,走行框2において,例えば走行框2から戸当
り側支柱28の距離を測定して信号を上記スピードコン
トローラー12に対して発生伝達する反射型ビームセン
サー(例えばサンクス株式会社製距離設定式限定反射型
ビームセンサ)によるものとし,伸縮門扉本体1中間位
置と走行路29において,マグネットスイッチ,リミッ
トスイッチ等,好ましくはマグネットスイッチによるも
のとしてあり,このとき走行路29側にあって該マグネ
ットスイッチは,これを上記吊元側支柱27に離れて設
置した上記ロック装置16の受金具19とともにその基
板上に受金具に近接して設けて,伸縮門扉本体1中間位
置に設置した図示省略の伸縮門扉本体1側のマイクロス
イッチが,該走行路29側のマグネットスイッチの通過
を検知して,上記信号をスピードコントローラー12に
発生伝達するものとしてあり,これら各検知手段13の
信号発生位置を走行框2の閉位置及び開位置から例えば
1m程度に設定して,走行框2がそれぞれ該信号発生位
置に至った際に,伸縮門扉本体1を上記距離に反比例し
て減速して定位置の停止に至らしめるようにしてある。
【0017】 図中8は,本例において,上記走行框2
の一対の走行車輪3及び伸縮門扉本体1の幅方向中間位
置の各一対の走行車輪3にそれぞれ設置した,これら走
行車輪3を前後方向定位置に保持する車輪保持手段であ
り,本例の車輪保持手段8は,これを例えば各走行車輪
3の前後方向に近接した位置にして該走行車輪3の車輪
ケースにアングル材を介して垂直に設置し,上記段差レ
ールによるガイドレール30に対接転動する耐摩耗性
の,例えば金属製の垂直ローラーを用い,これを一対の
走行車輪3毎に一対用い,上記本例において段差レール
によるものとしたガイドレール30を前後で挟み込み状
に保持することによって,上記走行框2下端及び伸縮門
扉本体1の幅方向中間位置下端において,上記ロック装
置16によるロックの走行框2の保持に加えて,これら
をガイドレール30に対して安定して係合保持するもの
としてある。
【0018】 以上のように構成した本例の伸縮門扉A
にあっては,ロック装置16が伸縮門扉本体1の走行框
2を,その下端において走行路29に固定的に保持し,
強風の風圧下にあっても走行框2の位置を定位置に固定
し,伸縮門扉本体1の揺動や捩れを可及的に防止するこ
とによってその耐風圧性を確保した耐風圧用のものとし
てあり,このとき電動開閉用とすることによって用いた
モーター10が連結回転軸5のブレーキ作用を果して,
ロック装置16のロックを確実に維持し,また車輪保持
手段8が,走行車輪3を走行路29,特にガイドレール
30に確実に保持してその脱輪を防止して,上記ロック
装置16による耐風圧性を向上したものとなる。
【0019】 更に上記減速停止手段が,ロック装置1
6のロックを安定して確実に行って,垂直スプロケット
17又は受金具19に過大な力が作用してこれを損傷し
たりするのを防止することができるものとしてある。
【0020】 図中9は走行框2又は伸縮門扉本体1中
間位置の上記走行車輪3の外側に設けた,上記耐風圧性
を更に向上するようにした第2の車輪保持手段をなし,
ガイドレール30の前後方向に凹陥した係合溝に係合す
るようにした各一対の転倒防止金具,14は伸縮門扉本
体1のリモートコントロール用のアンテナ,15は走行
框2下方に設けた安全確保用のタッチセンサー,26
は,上記受金具ユニット18における埋込み金具25
の,本例において別体に構成したガイドレール30架設
固定用の取付金具をそれぞれ示す。
【0021】 図示した例は以上のとおりとしたが,ロ
ック装置を走行框の閉位置又は開位置一方に設けるこ
と,ロック装置を他の錠装置と併用すること,ロック装
置を走行框と走行路に前後方向複数設置すること,ガイ
ドレールを走行車輪を案内する溝レール又は突出レール
によるものとすること,ロック装置の受金具を走行路に
単独に設置するようにすること,上記受金具を,埋込み
金具に上記ローラーやこれに代るピン等を直接に設置し
た上記受金具ユニットに代る一体のものとして構成し,
また埋込み用のべース金具に同じく上記ローラーやこれ
に代るピン等を直接に設置した一体のものとして構成す
ること,ロック装置を単独で用い,上記車輪保持手段の
設置を省略し,又はこれに代えて上記第2の車輪保持手
段を用いること,車輪保持手段を下向きに突設した短寸
のフインとこれを案内する溝レールとすること等を含め
て,本発明の実施に当って,伸縮門扉本体,走行框,走
行車輪,連結回転軸,走行路,垂直スプロケット,受金
具,必要に応じて用いる車輪保持手段等の各具体的材
質,形状,構造,これらの関係,これらに対する付加等
は,上記各発明の要旨に反しない限り様々に変更して,
各種の形態のものとすることができる。
【0022】
【発明の効果】 本発明は以上のとおりに構成したか
ら,請求項1に記載の発明は,伸縮門扉本体の走行框
を,その下端において走行路に固定的に保持し,風圧乃
至それ以外の外力を含めて,前後方向の外力に対する強
度を確保するように作用し,特に強風の風圧下にあって
も走行框の位置を定位置に固定し,伸縮門扉本体の揺動
や捩れを可及的に防止することによって,その耐風圧性
を確保する一方,それ自体ロック装置として伸縮門扉本
体のロックを行うとともに停止したモーターによる連結
回転軸のブレーキ作用を活用し,上記走行框の固定的な
保持力を向上し,ロック装置のロックを確実に維持し防
犯性を確保し得るようにし,更に減速停止手段によって
ロック装置のロックを安定して確実に行って,垂直スプ
ロケット又は受金具に過大な力が作用してこれを損傷し
たりするのを防止することができるようにした電動伸縮
門扉のロック装置を提供することができ,請求項2及び
3に記載の発明は,それぞれ上記に加えて,その車輪保
持手段が上記ロック装置による耐風圧性を補助し,その
耐風圧性を向上したものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 伸縮門扉本体を閉成した状態の電動伸縮門扉
の正面図である。
【図2】 伸縮門扉本体を開成した状態の電動伸縮門扉
の平面図である。
【図3】 走行框の側面図である。
【図4】 走行框の内部構造を示す走行框を外して内蔵
取付基板を露出した状態とした走 行框の側面図であ
る。
【図5】 ロック装置を示す側面図である。
【図6】 受金具ユニットの設置状態を示す側面図であ
る。
【図7】 戸当り側支柱に近接設置する受金具ユニット
の平面図である。
【図8】 吊元側支柱に離して設置する受金具ユニット
の平面図である。
【図9】 走行框下端の拡大正面図である。
【図10】 走行框下端の一部切欠拡大正面図である。
【符号の説明】
A 電動伸縮門扉 1 伸縮門扉本体 2 走行框 3 走行車輪 5 連結回転軸 8 車輪保持手段 10 モーター 13 検知手段 16 ロック装置 17 スプロケット 19 受金具 28 戸当り側支柱 29 走行路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−69980(JP,A) 特開 昭62−164982(JP,A) 特開 平1−230886(JP,A) 特開 平8−177354(JP,A) 実開 昭53−133441(JP,U) 実開 昭57−58672(JP,U) 実開 平5−38295(JP,U) 実開 昭63−102894(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 11/06 E05F 15/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動開閉用の伸縮門扉本体における戸先
    位置の走行框を走行路を形成する平行一対のガイドレー
    ルに係合して転動する一対の走行車輪における連結回転
    軸長手方向中間位置に垂直に固定することにより該連結
    回転軸の回転に伴って走行路上を回転進行する走行框側
    の垂直スプロケットと,上記伸縮門扉本体開閉に伴う上
    記走行框開位置及び/又は閉位置の走行路上に低突出し
    て設置し上記垂直スプロケットに歯合して上記走行框を
    定位置保持する短寸水平チェーン状にして上記一対のガ
    イドレール間にブリッジ状の埋込金具を介して架設固定
    したベース金具に対して走行方向位置調整自在に設置し
    た走行路側の受金具と,上記伸縮門扉本体に設置してそ
    の開方向又は閉方向への走行中に所定位置から上記走行
    框の閉位置及び開位置の距離に反比例して走行スピード
    を減速する減速停止手段とを備えてなることを特徴とす
    る電動伸縮門扉のロック装置。
  2. 【請求項2】 上記走行框の一対の走行車輪に,該走行
    車輪を前後方向定位置に保持する車輪保持手段を追加的
    に設けてなることを特徴とする請求項1に記載の電動伸
    縮門扉のロック装置。
  3. 【請求項3】 上記伸縮門扉本体の幅方向中間位置に設
    置した各一対の走行車輪に,それぞれこれら走行車輪を
    前後方向定位置に保持する各車輪保持手段を追加的に設
    けてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動
    伸縮門扉のロック装置。
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