JPH11101081A - 伸縮門扉のロック装置 - Google Patents

伸縮門扉のロック装置

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JPH11101081A
JPH11101081A JP9281295A JP28129597A JPH11101081A JP H11101081 A JPH11101081 A JP H11101081A JP 9281295 A JP9281295 A JP 9281295A JP 28129597 A JP28129597 A JP 28129597A JP H11101081 A JPH11101081 A JP H11101081A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伸縮門扉の走行框下端を走行路に固定するこ
とによって,耐風圧性を確保する。 【解決手段】 走行框における車輪をモーター駆動する
連結回転軸5の中央にスプロケット17を垂直に設置す
る一方,走行路の走行框の閉位置及び開位置にそれぞれ
上記スプロケット17に歯合する短寸水平チェーン状の
受金具19を設けて,これらスプロケット17と受金具
19とによって走行框2下端のロック装置16を形成
し,該ロック装置16で走行框下端をロックして伸縮門
扉の耐風圧性を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伸縮門扉に係り,特
にそのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種伸縮門扉として,手動又は電動に
して各種伸縮構造の伸縮門扉本体を有するものが知ら
れ,一般にそのロックは,伸縮門扉本体の走行框(戸先
框と称してもよい)と伸縮門扉閉成方向端部の戸当り側
支柱(戸当り支柱又は戸当り枠と称してもよい)との間
にして走行框上下方向中間位置において,例えば鎌錠の
ような錠装置(ロック装置と称してもよい)を設置して
行うものとされる一方,例えば工場入口等に用いられる
大型の伸縮門扉は,特にその伸縮門扉本体を電動開閉用
としたものにあっては,走行框を戸当り用支柱に突当て
状にし,これらの間に錠装置を非設置とすることも多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら伸縮門扉本
体は,例えば多数の枠桟を伸縮リンク機構で連結する
等,伸縮開閉のための伸縮構造を不可避的に備えたもの
とされるから,伸張閉成時,縮小開成時を問わず,一般
に前後方向(伸縮門扉本体幅方向に交差する交差方向と
称してもよい)に向けて加えられる外力に対して構造的
に弱い傾向があり,外力を受けることによって伸縮門扉
本体は前後に揺動したり,捩れを生じたりし易い。
【0004】従って,一般の設置状態でも,例えば台風
によるような強い風圧を受けると,上記揺動や捩れを招
き,例えば平坦な走行路上に車輪(ローラー,キャスタ
ー等と称してもよい)を転動して開閉のための走行を行
うようにした場合は勿論,溝レール,突出レールを設置
したガイドレール付きの走行路に,レールに係合する車
輪(ローラーと称してもよい)によって開閉のための走
行を行うようにした場合も,伸縮門扉本体が走行路から
外れて前後方向一方に逸脱した形態となったり,更には
無理な力を受けて伸縮構造に損傷を受けたりもする。
【0005】上記走行框と戸当り用支柱間に錠装置を設
置したものにあっては,ある程度これを避け得るとして
も,ロックの掛け忘れ等があった場合は別であるし,又
一般にロック装置は上下方向中間位置1ケ所とされるか
ら,強風の風圧下で必ずしもロックが完全ではなく,な
お上記現象を招く可能性がある。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって,その解決手段とする処は,伸縮門扉本体の閉
成状態又は開成状態において,簡易且つ確実にして可及
的に上記現象の発生を防止し得るようにした耐風圧性を
備えた伸縮門扉の耐風圧用ロック装置を提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題に添って本発明
は,伸縮門扉本体の走行框を,その下端において走行路
に固定的に保持し,強風の風圧下にあっても走行框の位
置を定位置に固定し,伸縮門扉本体の揺動や捩れを可及
的に防止することによって,そのロックとこれによる耐
風圧性を確保するようにしたものであって,請求項1に
記載の発明を,伸縮門扉本体における戸先位置の走行框
を走行路に添って走行する一対の走行車輪の連結回転軸
長手方向中間位置に垂直に固定することにより該連結回
転軸の回転に伴って走行路上を回転進行する走行框側の
スプロケットと,上記伸縮門扉本体開閉に伴う上記走行
框開位置及び/又は閉位置の走行路上に低突出して設置
し上記スプロケットに歯合して上記走行框を定位置保持
する短寸水平チェーン状の走行路側の受金具とを備えて
なることを特徴とする伸縮門扉のロック装置とし,請求
項2に記載の発明は,上記に加えて,モーターを停止し
た状態における該モーターによる上記連結回転軸のブレ
ーキ作用を活用するように,これを,上記走行框がモー
ターを内蔵し,上記連結回転軸を該モーターによって回
転駆動させることにより,上記伸縮門扉本体を電動開閉
用としてなることを特徴とする請求項1に記載の伸縮門
扉のロック装置とし,請求項3及び4に記載の発明は,
それぞれ同じく上記に加えて,上記ロック装置による耐
風圧性を補助し,その耐風圧性を向上したものとするよ
うに,請求項3に記載の発明を,上記走行框の一対の走
行車輪に,該走行車輪を前後方向定位置に保持する車輪
保持手段を追加的に設けてなることを特徴とする請求項
1又は2に記載の伸縮門扉のロック装置,請求項4に記
載の発明を,上記伸縮門扉本体の幅方向中間位置に設置
した各一対の走行車輪に,それぞれこれら走行車輪を前
後方向定位置に保持する各車輪保持手段を追加的に設け
てなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の伸
縮門扉のロック装置とし,これらをそれぞれ発明の要旨
として上記課題解決の手段としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,Aは,本例において大型電動の
ものとした伸縮門扉,1はその伸縮門扉本体,2は伸縮
門扉本体における戸先位置の走行框,3は伸縮門扉本体
1の吊元側支柱(吊元支柱又は吊元枠と称してもよ
い),28は伸縮門扉本体1閉方向端部の戸当り側支
柱,29は走行路,30は該走行路29を形成するよう
に設けた,平行一対の段差レール等によるガイドレール
を示す。
【0009】伸縮門扉本体1は,例えばアルミ又はステ
ンレス等金属製とし,上記走行框2と伸縮門扉本体1幅
方向(長さ方向又は開閉方向と称してもよい)中間位置
に,それぞれ一対の走行車輪3を有し,これら走行車輪
3を上記走行路29のガイドレール30に係合して転動
することにより走行路29上を往復動,即ち伸張閉成と
縮小開成の開閉動するものとしてあり,このとき伸縮門
扉本体1の上記走行框2と走行路29間には,該伸縮門
扉本体1の伸張閉成と縮小開成の,本例において双方の
定位置において,上記走行框2をその下端においてロッ
クして,その保持を行うロック装置16を備えたものと
してある。
【0010】ロック装置16は,上記走行框2に設けた
走行框2側のスプロケット17と,上記走行路29側の
受金具19とを備えて構成してある。
【0011】上記走行框2側のスプロケット17は,上
記走行框2を走行路29,本例にあって上記ガイドレー
ル30に添って走行する上記一対の走行車輪3の,これ
らを連結する連結回転軸5長手方向中間位置に垂直に固
定することにより該連結回転軸5の回転に伴って走行路
29上を回転進行するものとしてあり,また上記走行路
29側の受金具19は,これを上記伸縮門扉本体1開閉
に伴う上記走行框2開位置及び閉位置の走行路29上に
低突出して設置し上記スプロケット17に歯合して上記
走行框2を定位置保持する短寸水平チェーン状のものと
してある。
【0012】このとき本例にあって伸縮門扉Aは,上記
電動としたことにより,上記伸縮門扉本体1を電動開閉
用とし,そのためのモーター10を,電源ユニット,シ
−ケンサ−,リモ−トコントロ−ラ−用受信機等ととも
に内蔵取付基板を用いて,これに取付けることによっ
て,上記走行框2に内蔵し,上記連結回転軸5を該モー
ター10によって回転駆動させるものとしてあり,この
とき走行框では,これを着脱蓋を有するものとして,そ
の保守点検をなし得るようにしてある。
【0013】即ち本例にあって,上記走行框2における
一対の走行車輪3は,走行框2下端,本例においては上
記内蔵取付基板下端に下向きに突設した軸受4に回転自
在に軸支した連結回転軸5の長手方向両端に固定した,
例えばタイヤ状消音タイプのものとしてあり,また連結
回転軸5は,その長手方向中間位置,本例において一側
偏位位置に回転力伝導用にして比較的小径のスプロケッ
ト6を固定し,該スプロケット6と上記モーター10に
おける,図示省略の減速手段を介して突出した回転軸と
の間をチェーン11によって連結することによって,正
逆双方に上記モーター10による回転駆動を行い,上記
走行車輪3を転動するものとしてある。
【0014】上記ロック装置16の一方をなすスプロケ
ット17は,上記回転力伝導用のスプロケット6に並置
するように,上記モーター10により回転駆動する連結
回転軸5の長手方向中間位置の,本例にあって中央位置
に固定してあり,本例の該スプロケット17は,例えば
上記走行車輪3の径の約2/3の径にして,上記連結回
転軸5の軸受4,上記回転力伝導用のスプロケット6或
いはこれをカバーするように設けたスプロケットカバー
7等の走行框2下端に突出設置の設置部材より下方に突
出し,上記走行車輪3に次いで突出寸法を大きく形成し
たものとしてある。
【0015】一方受金具19は,上記スプロケット17
に合わせてこれと歯合するように,該スプロケット17
の歯形に嵌合する径の受軸21をスプロケット17のピ
ッチに一致する間隔にして,走行框2の走行方向に,そ
れぞれその交差方向に向けて,同一高さの水平に多数並
列設置したものとしてあり,本例にあってこの受金具1
9は,例えば図7に示すように一対のアングル材を用
い,又は図8に示すように基板に一対の立上り片を形成
した支持金具20の立上り片間に,上記径と間隔を有す
る受軸21として,例えば数本のローラーを水平の平行
に並列して軸支固定したものとし,支持金具20の水平
片又は基板を,例えばボルト,アンカーボルト等の固定
金具23によって走行路の定位置に固定する固定用とす
ることによって,短寸チェーン状のピース部材として構
成してあり,このとき本例の上記受金具19は,その固
定用の水平片又は基板に形成した走行框2走行方向に向
けて長孔としたボルト孔22を介して,べース金具24
にボルト23を螺入することによって上記走行方向に位
置調整自在として,走行路29の上記走行框2閉位置,
即ち戸当り支柱近接位置と,開位置,即ち吊元側支柱2
7から伸縮門扉本体1の折畳み代分離れた位置とに設置
するものとしてあり,このとき更に上記受金具19を有
するべース金具24は,これを走行路29を前後方向に
横断して,上記ガイドレール30間に架設固定するブリ
ッジ状の埋込金具25を用いて,これに固定設置してあ
り,これによって上記受金具19は,べース金具24及
び埋込金具25とともに受金具ユニット18を構成し,
該受金具ユニット18の上記ガイドレール30への架設
固定によって,その設置を,走行路29前後中央位置
に,受軸21を走行路29直交方向の水平になるように
行ったものとしてあり,このとき上記受金具19をべー
ス金具24に上記走行方向位置調整自在としたことによ
り,スプロケット17との歯合に良好な位置関係を確保
する一方,上記受金具ユニット18を用いることによ
り,受金具19の位置決めとその設置作業を簡易且つ確
実になし得るようにしたものとしてある。
【0016】一方図中8は,本例において,上記走行框
2の一対の走行車輪3及び伸縮門扉本体1の幅方向中間
位置の各一対の走行車輪3にそれぞれ設置した,これら
走行車輪3を前後方向定位置に保持する車輪保持手段で
あり,本例の車輪保持手段8は,これを例えば各走行車
輪3の前後方向に近接した位置にして該走行車輪3の車
輪ケースにアングル材を介して垂直に設置し,上記段差
レールによるガイドレール30に対接転動する耐摩耗性
の,例えば金属製の垂直ローラーを用い,これを一対の
走行車輪3毎に一対用い,上記本例において段差レール
によるものとしたガイドレール30を前後で挟み込み状
に保持することによって,上記走行框2下端及び伸縮門
扉本体1の幅方向中間位置下端において,上記ロック装
置16によるロックの走行框2の保持に加えて,これら
をガイドレール30に対して安定して係合保持するもの
としてある。
【0017】ところで,本例の大型電動の伸縮門扉Aに
あって,その伸縮門扉本体1は,その開方向又は閉方向
への走行中に,所定位置から上記走行框2の閉位置及び
開位置の距離に反比例して走行スピードを減速する減速
停止手段を設けてあり,これによって上記受金具19位
置に向けて走行框2が減速を続け,該受金具19位置で
走行框2のスプロケット17が緩衝状態でスムーズに歯
合した際,走行框2が停止するようにして,ロック装置
16の安定して確実な作動を得られるようにしてあり,
本例にあって上記減速停止手段は,これを走行框2,本
例にあって該走行框2に内蔵する内蔵取付基板に設け
た,上記モーター10の変速用のスピードコントローラ
ー12と,走行框2及び伸縮門扉本体1の幅方向中間位
置と走行路29に設けた上記スピードコントローラー1
2に減速信号を与える検知手段13とを備えて構成した
ものとしてあり,本例にあって上記スピードコントロー
ラー12は,これをインバータ,電磁ブレーキ等,好ま
しくはインバータ(例えば松下電器産業株式会社製PA
NASONICマイクロインバータ)によるものとし,
検知手段13を,走行框2において,例えば走行框2か
ら戸当り側支柱28の距離を測定して信号を上記スピー
ドコントローラー12に対して発生伝達する反射型ビー
ムセンサー(例えばサンクス株式会社製距離設定式限定
反射型ビームセンサ)によるものとし,伸縮門扉本体1
中間位置と走行路29において,マグネットスイッチ,
リミットスイッチ等,好ましくはマグネットスイッチに
よるものとしてあり,このとき走行路29側にあって該
マグネットスイッチは,これを上記吊元側支柱27に離
れて設置した上記ロック装置16の受金具19とともに
その基板上に受金具に近接して設けて,伸縮門扉本体1
中間位置に設置した図示省略の伸縮門扉本体1側のマイ
クロスイッチが,該走行路29側のマグネットスイッチ
の通過を検知して,上記信号をスピードコントローラー
12に発生伝達するものとしてあり,これら各検知手段
13の信号発生位置を走行框2の閉位置及び開位置から
例えば1m程度に設定して,走行框2がそれぞれ該信号
発生位置に至った際に,伸縮門扉本体1を上記距離に反
比例して減速して定位置の停止に至らしめるようにして
ある。
【0018】以上のように構成した本例の伸縮門扉Aに
あっては,ロック装置16が伸縮門扉本体1の走行框2
を,その下端において走行路29に固定的に保持し,強
風の風圧下にあっても走行框2の位置を定位置に固定
し,伸縮門扉本体1の揺動や捩れを可及的に防止するこ
とによってその耐風圧性を確保した耐風圧用のものとし
てあり,このとき電動開閉用とすることによって用いた
モーター10が連結回転軸5のブレーキ作用を果して,
ロック装置16のロックを確実に維持し,また車輪保持
手段8が,走行車輪3を走行路29,特にガイドレール
30に確実に保持してその脱輪を防止して,上記ロック
装置16による耐風圧性を向上したものとなる。
【0019】更に上記減速停止手段が,ロック装置16
のロックを安定して確実に行って,スプロケット17又
は受金具19に過大な力が作用してこれを損傷したりす
ることを防止することができるものとしてある。
【0020】図中9は走行框2又は伸縮門扉本体1中間
位置の上記走行車輪3の外側に設けた,上記耐風圧性を
更に向上するようにした第2の車輪保持手段をなし,ガ
イドレール30の前後方向に凹陥した係合溝に係合する
ようにした各一対の転倒防止金具,14は伸縮門扉本体
1のリモートコントロール用のアンテナ,15は走行框
2下方に設けた安全確保用のタッチセンサー,26は,
上記受金具ユニット18における埋込み金具25の,本
例において別体に構成したガイドレール30架設固定用
の取付金具をそれぞれ示す。
【0021】図示した例は以上のとおりとしたが,伸縮
門扉本体を手動開閉用のものとすること,一対の走行車
輪をキャスターとして,走行路に添って走行框を走行す
るものとすること,ロック装置を走行框の閉位置又は開
位置一方に設けること,ロック装置を他の錠装置と併用
すること,ロック装置を走行框と走行路に前後方向複数
設置すること,ガイドレールを用いる場合,走行車輪を
案内する溝レール又は突出レールによるものとするこ
と,ロック装置の受金具を走行路に単独に設置するよう
にすること,上記受金具を,埋込み金具に上記ローラー
やこれに代るピン等を直接に設置した上記受金具ユニッ
トに代る一体のものとして構成し,また埋込み用のべー
ス金具に同じく上記ローラーやこれに代るピン等を直接
に設置した一体のものとして構成すること,ロック装置
を単独で用い,上記車輪保持手段の設置を省略し,又は
これに代えて上記第2の車輪保持手段を用いること,車
輪保持手段を下向きに突設した短寸のフインとこれを案
内する溝レールとすること等を含めて,本発明の実施に
当って,伸縮門扉本体,走行框,走行車輪,連結回転
軸,走行路,スプロケット,受金具,必要に応じて用い
る車輪保持手段等の各具体的材質,形状,構造,これら
の関係,これらに対する付加等は,上記各発明の要旨に
反しない限り様々に変更して,各種の形態のものとする
ことができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したから,
請求項1に記載の発明は,伸縮門扉本体の走行框を,そ
の下端において走行路に固定的に保持し,風圧乃至それ
以外の外力を含めて,前後方向の外力に対する強度を確
保するように作用し,特に強風の風圧下にあっても走行
框の位置を定位置に固定し,伸縮門扉本体の揺動や捩れ
を可及的に防止することによって,その耐風圧性を確保
し得るとともにそれ自体ロック装置として伸縮門扉本体
のロックを行って防犯性を確保し得るようにした伸縮門
扉のロック装置を提供することができ,請求項2に記載
の発明は,上記に加えて,モーターを停止した状態にお
ける該モーターによる連結回転軸のブレーキ作用を活用
し,上記走行框の固定的な保持力を向上し,ロック装置
のロックを確実に維持したものとすることができ,請求
項3又は4に記載の発明は,それぞれ上記に加えて,そ
の車輪保持手段が上記ロック装置による耐風圧性を補助
し,その耐風圧性を向上したものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】伸縮門扉本体を閉成した状態の伸縮門扉の正面
図である。
【図2】伸縮門扉本体を開成した状態の伸縮門扉の平面
図である。
【図3】走行框の側面図である。
【図4】走行框の内部構造を示す走行框を外して内蔵取
付基板を露出した状態とした走行框の側面図である。
【図5】ロック装置を示す側面図である。
【図6】受金具ユニットの設置状態を示す側面図であ
る。
【図7】戸当り側支柱に近接設置する受金具ユニットの
平面図である。
【図8】吊元側支柱に離して設置する受金具ユニットの
平面図である。
【図9】走行框下端の拡大正面図である。
【図10】走行框下端の一部切欠拡大正面図である。
【符号の説明】
A 伸縮門扉 1 伸縮門扉本体 2 走行框 3 走行車輪 5 連結回転軸 8 車輪保持手段 10 モーター 13 検知手段 16 ロック装置 17 スプロケット 19 受金具 28 戸当り側支柱 29 走行路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮門扉本体における戸先位置の走行框
    を走行路に添って走行する一対の走行車輪の連結回転軸
    長手方向中間位置に垂直に固定することにより該連結回
    転軸の回転に伴って走行路上を回転進行する走行框側の
    スプロケットと,上記伸縮門扉本体開閉に伴う上記走行
    框開位置及び/又は閉位置の走行路上に低突出して設置
    し上記スプロケットに歯合して上記走行框を定位置保持
    する短寸水平チェーン状の走行路側の受金具とを備えて
    なることを特徴とする伸縮門扉のロック装置。
  2. 【請求項2】 上記走行框がモーターを内蔵し,上記連
    結回転軸を該モーターによって回転駆動させることによ
    り,上記伸縮門扉本体を電動開閉用としてなることを特
    徴とする請求項1に記載の伸縮門扉のロック装置。
  3. 【請求項3】 上記走行框の一対の走行車輪に,該走行
    車輪を前後方向定位置に保持する車輪保持手段を追加的
    に設けてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    伸縮門扉のロック装置。
  4. 【請求項4】 上記伸縮門扉本体の幅方向中間位置に設
    置した各一対の走行車輪に,それぞれこれら走行車輪を
    前後方向定位置に保持する各車輪保持手段を追加的に設
    けてなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の
    伸縮門扉のロック装置。
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