JPH0538295U - 門扉の車輪装置 - Google Patents

門扉の車輪装置

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JPH0538295U
JPH0538295U JP10464691U JP10464691U JPH0538295U JP H0538295 U JPH0538295 U JP H0538295U JP 10464691 U JP10464691 U JP 10464691U JP 10464691 U JP10464691 U JP 10464691U JP H0538295 U JPH0538295 U JP H0538295U
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gate
vertical
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登 中川
久雄 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 桟が下方に至るに連れて前後外方に張り出し
た門扉の車輪装置において、ローラの取り付けを容易に
し、且つ門扉の開閉を円滑にする。 【構成】 枠体4を構成する桟5が下方に至るに連れて
前後方向に張り出すよう傾斜しており、桟5の両下側部
には路面19に対して垂直となる垂直立面61及び傾斜
立面62を有する台座6を固着し、台座6には支軸8の
軸受部63を一体的に形成し、支軸の両端部にローラ2
を枢着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、路面上を走行するローラを備えた伸縮門扉、横引き門扉等に適用さ れる門扉の車輪装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
実公昭63−44557号公報において傾斜状の桟と垂直状の桟を備える大小 の山形状枠をピン軸で軸着して連結し、大きい山形状枠の傾斜状の桟の下端を曲 げ加工により垂直状として対向する垂直状の桟との間に軸を挿通し、その軸の両 端部に車輪を枢支した門扉が開示されている。
【0003】 また、特公昭63−61469号公報において傾斜した桟を有する大小の逆V 字状枠をピン軸により軸着し、大きい逆V字状枠の下端部内側に偏倚させてガイ ドローラーを軸に枢支させた門扉が開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、実公昭63−44557号公報に記載されている門扉は桟を山 形状とすることにより、門扉の重心を下方にならしめ、対向する桟が平行となっ ている場合と比べて使用状態において門扉が安定しているものの、傾斜状の桟の 下端部を曲げ加工により垂直状として車輪の取付け面を形成しているので、桟材 の曲げ工数が増加し、量産には適さないものであった。
【0005】 さらに、車輪を枢支する軸は、単に桟を貫通したに過ぎないので軸の長手方向 における支持が不十分となり、軸と桟との間に生じるクリアランスによって車輪 の走行が不安定となり、異音の発生及び門扉開閉の操作力が大きくなる原因とな っていた。
【0006】 一方、特公昭63−61469号公報に示されている門扉を構成する桟が逆V 字状となっているので、門扉の重心を下方に位置させることができるが、逆V字 状枠の桟下端部は傾斜しているので、桟と干渉しない所定量偏倚させた位置にガ イドローラーを取付けなければならず、ガイドローラーの幅方向における位置決 めが面倒で且つ不安定となる。更に、前記実公昭63−44557号と同様に、 ガイドローラーを枢支する軸は単に桟を貫通しているだけであるので、軸の支持 が安定せず、異音及び門扉の操作力が大きくなる原因となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題に鑑み、桟が下方に至るに連れて前後外方に張り出した門 扉において、路面に対して垂直状となる垂直立面と桟の傾斜角度と同じ傾斜立面 を対向する位置に有し、且つその下端部における垂直立面から傾斜立面にわたっ て軸受部を一体的に形成した台座を前記桟の外側下端に傾斜立面を対応させて固 着し、桟及び台座の軸受部に挿通させた支軸の両端部にローラを装着したことに より、所期の課題を解決したものである。
【0008】
【作用】
この考案によれば、桟が下方に至るに連れて前後方向に張り出した門扉におい て、特にローラを取付ける為の垂直部分を桟に追加することなく加工でき、更に 桟の両下側部には路面に対して垂直となる垂直立面及び桟の傾斜角度と同じ傾斜 立面を有する台座が固着され、その垂直立面と傾斜立面に渡って支軸の軸受部を 一体的に形成しているので、ローラの装着が容易で且つ二列のローラの幅方向に おける取付け間隔が大きく取れ支軸がその長手方向において安定して軸支され、 ローラの走行が安定し、異音の発生が防止でき操作力が少ない円滑な門扉の開閉 が提供できる。
【0009】
【実施例】
図1乃至図4は、本案門扉構造の実施例を示すものであり、1は門扉、2はロ ーラ、3は門扉をガイドするレールであり、門扉1は各種の形態のものを採用で きるが、本実施例ではパンタグラフ機構を有する伸縮性門扉に適用したものであ る。そしてレール3は路面19に平行に二本敷設されており、門扉1の下部に二 列に取り付けられたローラ2がレール3上を転動走行する。
【0010】 門扉1はアルミ材等の中空パイプからなる複数の台形状の枠体4により構成さ れ、枠体4の上桟41より下桟42の長さが長く設定されており対向する縦桟5 ,5は下方に至るに連れて前後外方に張り出すよう傾斜している。縦桟5,5の 両下側部には、ローラ2の取り付け角度が路面19に対して垂直となるよう補正 する垂直立面61及び傾斜立面62を有するアルミ鋳造物等からなる台座6,6 がビス7により傾斜立面62を縦桟5,5の下側部に対応して固着されており、 前記台座6,6の下端部には垂直立面61と傾斜立面62に渡って支軸8を長手 方向で支持する軸受部63が一体的に形成されている。そして台座6,6の垂直 立面61には支軸の両端部を固定するブラケット9が夫々ボルト等により取り付 けられている。
【0011】 ローラ2はブッシュ10及びベアリング11を介して支軸8に枢支されており 、支軸8の両端部にはネジ部81が形成され、支軸8の中間部82は枠体4の下 枠42内を貫通し、縦桟5及び台座6の軸受部63により支持されその両端部に おいてブラケット9にナット12により締付固定される。よって、支軸8は下枠 41と縦桟5及び台座6の軸受部63内に位置しているので、支軸が外部に露出 せず美観の向上及び荷重入力による支軸の変形防止に寄与している。尚、図中1 3は、ローラ支持部を覆うべく樹脂等により形成されたカバーである。
【0012】 レール3は板状のステンレス鋼板等を一体曲げ加工により形成され、断面溝形 状となっており、溝部13を形成している。そしてレール3の溝部14内に堆積 した異物が容易に排出できるよう傾斜面31が形成されており、傾斜面31と対 向する側には、被係合面32が形成され、ブラケット9の下部にボルト等により 固着された断面略L字状の係合金具15の係合爪151と係合するようなされて おり、門扉1の転倒を防止している。被係合面32の上方には垂直に立ち上がる ガイド面33が形成され、ローラ2の外側に形成された大径部21の内側面が摺 接するようになっており、門扉1の幅方向の移動を規制している。ガイド面33 上端から外方に向けて水平に突出させたローラ走行面34が形成され、ローラ2 の小径部22が転動走行する。
【0013】 そして、二本の門扉用レール3は夫々の底部裏面側でレール3長手方向適宜箇 所において、連結杆16に溶接等により二本のレールが平行となるよう互いに連 結され、レール3の上端部が路面19と略面一となるよう予め設定された地中に 固定したアンカーボルト17に連結杆16をナット18により固定し、レール3 周辺部がセメントモルタル仕上げにより埋設される。
【0014】 尚、本実施例において枠体4は台形状を呈するもので説明したが、桟が下方に 至るに連れて前後外方に張り出し、その重心を下方に設定できるものであれば良 く、山形状若しくは逆V字状等の種々の形状の桟を採用できることは言うまでも ない。
【0015】
【考案の効果】
本願考案では、桟5が下方に至るに連れて前後外方に張り出したした門扉1に おいて、桟5の外側下端に路面19に対して垂直となる垂直立面61及び傾斜立 面62を有する台座6を固着し、その垂直立面61と傾斜立面62にわたってロ ーラ2を枢支する支軸の軸受部63を一体的に形成しているので、ローラ2の装 着が容易となり、枠体4の桟5には特にローラを取付ける為の垂直部分を桟5に 曲げ加工追加することなく枠4が形成されると共に、二列のローラ2の幅方向に おける取付け間隔が大きくとれ且つ支軸8が安定して円筒状の軸受部63に軸支 されるのでローラ2の走行が安定し、異音の発生が防止でき操作力の少ない円滑 な門扉の開閉ができるなど実践面の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案門扉構造の切欠要部拡大図
【図2】本案門扉構造の要部展開斜視図
【図3】本案門扉構造の使用状態を示す正面図
【図4】本案門扉構造の使用状態を示す側面図
【符号の説明】
1 門扉 2 ローラ 5 縦桟 6 台座 61 垂直立面 62 傾斜立面 62 軸受部 8 支軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 桟が下方に至るに連れて前後外方に張り
    出した門扉において、路面に対して垂直状となる垂直立
    面と桟の傾斜角度と同じ傾斜立面を対向する位置に有
    し、且つその下端部における垂直立面から傾斜立面にわ
    たって軸受部を一体的に形成した台座を前記桟の外側下
    端に傾斜立面を対応させて固着し、桟及び台座の軸受部
    に挿通させた支軸の両端部にローラを装着したことを特
    徴とする門扉の車輪装置。
JP10464691U 1991-10-26 1991-10-26 門扉の車輪装置 Expired - Fee Related JPH08475Y2 (ja)

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JP10464691U JPH08475Y2 (ja) 1991-10-26 1991-10-26 門扉の車輪装置

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JP10464691U JPH08475Y2 (ja) 1991-10-26 1991-10-26 門扉の車輪装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0538295U true JPH0538295U (ja) 1993-05-25
JPH08475Y2 JPH08475Y2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=14386229

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11101081A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Toyo Exterior Co Ltd 伸縮門扉のロック装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11101081A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Toyo Exterior Co Ltd 伸縮門扉のロック装置

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JPH08475Y2 (ja) 1996-01-10

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