JPH0572284U - カーテン用走行案内装置 - Google Patents

カーテン用走行案内装置

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Publication number
JPH0572284U
JPH0572284U JP2173592U JP2173592U JPH0572284U JP H0572284 U JPH0572284 U JP H0572284U JP 2173592 U JP2173592 U JP 2173592U JP 2173592 U JP2173592 U JP 2173592U JP H0572284 U JPH0572284 U JP H0572284U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
runner
curtain rail
curtain
guide surfaces
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP2173592U
Other languages
English (en)
Inventor
武 小茂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Araco Corp filed Critical Araco Corp
Priority to JP2173592U priority Critical patent/JPH0572284U/ja
Publication of JPH0572284U publication Critical patent/JPH0572284U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーテン用ランナがカーテンレールに衝突し
て発生する騒音を無くす。 【構成】 カーテンレール1の下端に開設されたスリッ
ト1dの両側方にはこの両側方へ逆向きに傾斜した1対
のガイド面2を並行状に形成し、ランナ3のランナ本体
4には両ガイド面2と同様に傾斜した円錐面状の転がり
面5aを有し、両ガイド面2に摺接して転動する1対の
下ローラ5と、カーテンレール1の天板1aの下面に摺
接して転動する上ローラ8とを回転可能に軸支し、ラン
ナ本体4の上部に形成した押圧部7によって両下ローラ
5を両ガイド面2に押し付け、上ローラ8を天板1の下
面に押し付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は遮光等の目的で車室内に装備されるカーテンのための走行案内装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の走行案内装置では、図4に示すようにランナaのランナ本体a 1に取付けられてカーテンレールbの1対の水平な底面b1,b1上を転動する 1対のローラa2,a2によって各ランナaをカーテンとともにカーテンレール bの長手方向へ走行させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記走行案内装置ではランナaが上方および左右方向に対して拘束されないの で、静止したランナが車両走行時の振動によって両側方および上下方向へ遊動し てカーテンレールbに繰返し衝突し、衝突による騒音が発生する問題点がある。 本考案は上記問題点を解消することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のカーテン用走行案内装置は、カーテンレールの下端に開設されたスリ ットの両側方にはこの両側方へ逆向きに傾斜した1対のガイド面を並行状に形成 し、カーテンが吊装されるランナのランナ本体には前記両ガイド面と同様に傾斜 した円錐面状の転がり面をそれぞれ有し、前記両ガイド面にそれぞれ摺接して転 動する1対の下ローラと、前記カーテンレールの天板の下面に摺接して転動する 上ローラとをそれぞれ回転可能に軸支するとともに、前記ランナ本体には前記両 下ローラをそれぞれ前記両ガイド面に押し付けて前記上ローラを前記天板の下面 に押し付ける押圧部を形成した構成を有する。
【0005】
【作用】 ランナのランナ本体に形成した押圧部によって1対の下ローラが、カーテンレ ールのスリットの両側方にそれぞれ形成されてこの両側方へ逆向きに傾斜した1 対のガイド面に押し付けられかつ上ローラがカーテンレールの天板の下面に押し 付けられ、両側方および上下方への各ローラの動きが阻止された状態で前記ラン ナが静止する。
【0006】
【考案の効果】
本考案は前記したように構成してあるので、両下ローラがその転がり面および 両ガイド面の逆向きの傾斜によって両側方に対して拘束されてランナの横振れが 抑止されるとともに、両下ローラおよび上ローラがランナ本体の押圧部によって 上下方に対して拘束されてランナの縦振れが抑止され、両下ローラおよび上ロー ラがカーテンレールに弾接した状態でランナが静止する。 従って、車両の走行時にランナの横振れおよび縦振れによってランナがカーテ ンレールに繰返し衝突して衝突による騒音が発生する不具合を効果的に防止する ことができ、また、ランナを安定に滑走させることができる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の1実施例を図面にしたがって説明する。 車両の窓枠部などを遮蔽するカーテンのための走行案内装置において、車室内 に窓枠部の上枠に沿って水平状に設置された横長状のカーテンレール1の上端に は両側板1bの上端に連接された天板1aが形成され、カーテンレール1の下端 には両側板1bの下端にそれぞれ連接された左右1対の底板1c,1cが並設さ れ、両底板1c間にはスリット1dがカーテンレール1の長手方向に沿って開設 されている。
【0008】 カーテンレール1の両底板1cの上面の内端付近でスリット1dの両側方には それぞれ内方から外方へ下傾し、スリット1dの両側方へ逆向きに傾斜した左右 1対のガイド面2が平行状に形成されている。
【0009】 カーテンレール1内に上部が装入された状態でカーテンレール1の長手方向へ 滑走するランナ3のランナ本体4には図示しないカーテンが吊装され、カーテン レール1には複数個のランナ3が組付けられる。
【0010】 各ランナ3のランナ本体4の上部にはカーテンレール1の幅方向に沿って設置 された下支軸6が貫挿されるとともに、ランナ本体4の上部にはカーテンレール 1の両ガイド面2上にそれぞれカーテンレール1の長手方向への転動可能に載置 されて両ガイド面2に摺接して転動する左右1対の下ローラ5が上支軸6を介し て回転可能に軸支されている。
【0011】 両下ローラ5の外周面には両ガイド面2の傾斜角度と同様な傾斜角度で逆向き に傾斜し、それぞれ外径が内方から外方へ漸増する左右1対の円錐面状の転がり 面5a,5aが左右対称状に形成されている。
【0012】 ランナ本体4の上端部には伸長形態およびほぼく形状の屈折形態に弾性曲げ変 形可能に並設された左右1対の板ばね状の押圧部7が形成され、この両押圧部7 の上端にはカーテンレール1の天板1aの下面に摺接して転動する上ローラ8が 下支軸6と平行な上支軸9を介して回転可能に軸支されている。
【0013】 上ローラ8を押し下げて両押圧部7をそれぞれく形状の屈折形態に圧縮変形さ せた状態で、ランナ3の上部をカーテンレール1内へ嵌め込むと、両押圧片7の 弾発力によって両下ローラ5が両ガイド面2に押し付けられかつ上ローラ8が天 板1aの下面に押し付けられた状態でランナ3がカーテンレール1に滑走可能に 組付けられる。
【0014】 続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明する。 本例ではカーテンレール1の下端に開設されたスリット1dの両側方にはこの 両側方へ逆向きに傾斜した1対のガイド面2を並行状に形成し、カーテンが吊装 されるランナ3のランナ本体4には両ガイド面2と同様に傾斜した円錐面状の転 がり面5aをそれぞれ有し、両ガイド面2にそれぞれ摺接して転動する1対の下 ローラ5と、カーテンレール1の天板1aの下面に摺接して転動する上ローラ8 とをそれぞれ回転可能に軸支するとともに、ランナ本体4には両下ローラ5をそ れぞれ両ガイド面2に押し付けて上ローラ8を天板1aの下面に押し付ける押圧 部7を形成してある。
【0015】 このため、両下ローラ5がその転がり面5aおよび両ガイド面2の逆向きの傾 斜によって両側方に対して拘束されてランナ5の横振れが抑止されるとともに、 両下ローラ5および上ローラ8がランナ本体4の押圧部7によって上下方に対し て拘束されてランナ3の縦振れが抑止され、両下ローラ5および上ローラ8がカ ーテンレール1に弾接した状態でランナ3が静止する。
【0016】 従って、車両の走行時にランナの横振れおよび縦振れによってランナがカーテ ンレールに繰返し衝突して衝突による騒音が発生する不具合を効果的に防止する ことができ、また、ランナ3を安定に滑走させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示すもので、ランナをカー
テンレールに組付けた状態を示すランナの正面図であ
る。
【図2】同じく、ランナをカーテンレールに組付ける前
の状態を示すランナの正面図である。
【図3】同じく、ランナの分解斜視図である。
【図4】従来のカーテン用走行案内装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 カーテンレール 1a 天板 1d スリット 2 ガイド面 3 ランナ 4 ランナ本体 5 下ローラ 7 押圧部 8 上ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテンレールの下端に開設されたスリ
    ットの両側方にはこの両側方へ逆向きに傾斜した1対の
    ガイド面を並行状に形成し、カーテンが吊装されるラン
    ナのランナ本体には前記両ガイド面と同様に傾斜した円
    錐面状の転がり面をそれぞれ有し、前記両ガイド面にそ
    れぞれ摺接して転動する1対の下ローラと、前記カーテ
    ンレールの天板の下面に摺接して転動する上ローラとを
    それぞれ回転可能に軸支するとともに、前記ランナ本体
    には前記両下ローラをそれぞれ前記両ガイド面に押し付
    けて前記上ローラを前記天板の下面に押し付ける押圧部
    を形成したことを特徴とするカーテン用走行案内装置。
JP2173592U 1992-03-10 1992-03-10 カーテン用走行案内装置 Pending JPH0572284U (ja)

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JP2173592U JPH0572284U (ja) 1992-03-10 1992-03-10 カーテン用走行案内装置

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JPH0572284U true JPH0572284U (ja) 1993-10-05

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ID=12063341

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JP2173592U Pending JPH0572284U (ja) 1992-03-10 1992-03-10 カーテン用走行案内装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08256902A (ja) * 1995-03-27 1996-10-08 Thk Kk 懸下式案内装置
JP2018048552A (ja) * 2013-06-12 2018-03-29 岡田装飾金物株式会社 レール部材及び走行部材
CN113498963A (zh) * 2021-07-29 2021-10-15 杭州富阳陶门开门机有限公司 一种静音结构及窗帘杆

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