JP3154994B2 - ハンドルロック具 - Google Patents

ハンドルロック具

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JP3154994B2
JP3154994B2 JP21144199A JP21144199A JP3154994B2 JP 3154994 B2 JP3154994 B2 JP 3154994B2 JP 21144199 A JP21144199 A JP 21144199A JP 21144199 A JP21144199 A JP 21144199A JP 3154994 B2 JP3154994 B2 JP 3154994B2
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locking
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handle lock
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忠一 三須
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有限会社ワイエムティー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車のハンドル
の回動をロックするハンドルロック具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自転車は乗り手が自由に操縦でき
るよう、走行中はもちろん、駐輪中もハンドルは回動状
態になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のように
駐輪するときにハンドルが回動すると、ハンドルに取り
付けられたカゴの中に、荷物があるとき、また荷物を積
むときも、ハンドルが回動して、車体のバランスがくず
れて倒れやすい。特に雨の日に倒れたりすると、カゴの
中の荷物が著しく汚れて不都合が生じる。
【0004】また、前記自転車を整列して駐輪するとき
も、ハンドルが回動すると整列しにくいという問題があ
った。本発明は上記の問題を解決するためになされたも
ので、自転車のハンドルを必要なときにロックできるハ
ンドルロック具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本件発明の自転車用ハン
ドルロック具は、底面部と当板とによって自転車のカゴ
支持部材又はハンドルポスト部に固定される固定部本体
と、先端側に扁平形状の取っ手部が形成され、この取っ
手部に係止孔が形成された全体形状がL字形であって、
前記固定部本体に後端を回動可能に軸支した係止レバー
と、自転車の上パイプ又は下パイプ部分を挟む締結板
に、前記係止レバーの係止孔に係合する係止ピンが立設
した被係止部材と、から構成されたことを特徴としてい
る。
【0006】即ち、自転車のハンドル側に固定部材を取
り付け、被係止部材を前記自転車の車体側に取り付け
て、前記固定部材と前記被係止部材を係止レバ−で連結
させることで、自由に回動していた自転車のハンドル
が、車体側に固定されて動かなくなり、ロックされる。
【0007】また、本件発明の自転車用ハンドルロック
具は、固定部本体は、底面部の一端と他端にそれぞれ係
止レバーの後端を挿通する穿孔を有する起立片がそれぞ
れ設けられて略コ字状に形成され、被係止部材の下締結
板に垂下片が設けられ、この垂下片に係止ピンが雄ネジ
によって立設していることを特徴としている。
【0008】さらに、本件発明の自転車用ハンドルロッ
ク具は、係止レバーの曲折部分より やや取っ手よりの箇
所にヒンジ部を設け、固定部本体の底面部に、前記係止
レバーを係止する略r字形のバネが取り付けられている
ことを特徴としている。
【0009】前記構成によって、係止レバ−を折り畳ん
で、場所をかさばらせることなく、納めることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自転車用ハンドル
ロック具の第一の実施形態を図面を用いて説明する。
【0011】図1はハンドルロック具の分解斜視図、図
2はハンドルロック具の斜視図、図3はハンドルロック
具の使用状態図、図4は係止レバ−を折り畳んだ状態の
ハンドルロック具の全体斜視図を示している。
【0012】ハンドルロック具は、係止レバ−1と、前
記係止レバ−1を回動可能に軸支した固定部材2と、前
記係止レバ−1を係止する被係止部材3とから構成され
ている。
【0013】固定部材2は、図1に示されるように、当
て板4と、略コ字形の固定部本体5と、ワッシャ−6
と、バネ7とから構成されている。固定部本体5は、底
面部8が長方形状で、前記底面部8の一端に、上部が半
円形状に形成された起立片9が直角に設けられている。
他端に、上端部分に半円形状の切欠部10のある起立片
11が直角に設けられている。
【0014】起立片9、11には係止レバ−1が挿嵌で
きるよう、穿孔12,13が設けられている。前記底面
部8の上面中央部に略r字形のバネ7が取り付けられて
おり、バネ7は、上端部が外側に折り曲げられている
が、一方の起立片7bのやや上部に、係止レバ−1を係
止するために、内側に半円形状に折り曲げられた突部7
aを設けている。この略r字形のバネ7のバネ板間に係止
レバ−1が横断する。
【0015】係止レバ−1は、全体形状がL字形で、先
端側に、扁平形状の取っ手部14が形成されている。こ
の取っ手部14に係止孔15が形成されている。また、
係止レバ−1の曲折部分よりやや取っ手部よりの箇所
に、ピン16を軸着させることで、ヒンジ部17を設け
ている。また、係止レバ−1の中央部よりやや後端側1
8にツメ部19を設け、前記係止レバ−の後端部に、ワ
リピン20が挿通できるように穿孔21を設けている。
【0016】被係止部材3は、長方形状の板体で中央部
付近が、上方に突出して折り曲げられて、半円形状に形
成された上側締結板22と、同様に中央部付近が、下方
に突出して折り曲げられて、半円形状に形成された下側
締結板23とで構成されている。
【0017】前記の上側締結板22の一端に、四角形の
透孔24が形成されており、やや他端寄りに雌ネジ孔2
5が形成されている。前記の下側締結板23の一端に、
反L字形で外側方向に伸びた突片26が設けられてお
り、やや他端寄りに、雌ネジ孔27が設けられている。
【0018】また、他端には、垂下片23aが下方に直
角に設けられ、この垂下片23aにネジ孔27aが設けら
れている。また、28aは係止ピンである。前記係止ピ
ン28aは、棒状をしており、下部には扁平部28eが形
成され、ネジ孔28bが設けられている。
【0019】次に本発明の使用状態を説明する。係止レ
バ−1の後端部から、ワッシャ−6を挿通する。固定部
本体5の起立片9に形成された穿孔12に係止レバ−1
の後端を挿通させて、バネ板間を横断し、穿孔13に挿
通させる。
【0020】起立片11から外側に、突出した係止レバ
−1の後端の穿孔21に、ワリピン20を挿入して先端
を拡開すると、係止レバ−1が固定部本体5からはずれ
ず、また左右にずれない。なお、ツメ部19は、係止レ
バ−1が、ツメ部19より先にいかないようにしてい
る。
【0021】次に、このストッパ具を自転車に取り付け
る場合を説明する。固定部本体5と当て板4とで、図2
で示されるように、自転車のカゴ支持部材29を上下か
ら挟み、図1の穿孔30とネジ孔31、及び穿孔32と
ネジ孔33の位置合わせをして、下方からネジ34で螺
合することで、固定部本体5をカゴ支持部材29に固定
する。
【0022】図2で示されているように、上側締結板2
2の一端の透孔24に、下側締結板23の一端の突片2
6を挿通させて係止する。そして、自転車の上パイプ3
5を締結板22、23で挟む。
【0023】他方、その他端の雌ネジ孔25、27に、
雄ネジ28cを、下方から螺合することにより、被係止
部3を自転車の上パイプ35に締結する。下側締結板2
3の雌ネジ孔27aと、係止ピン28aの雌ネジ孔28b
と、を対応させて、係止ピン28aが立設するように、
雄ネジ28dを螺合する。
【0024】これによって、前記係止ピン28aが係止
レバ−1の係止孔15に係合し、係止レバ−1が係止さ
れる。ただし、雄ネジ28dをゆるめれば、係止ピン2
8aは回動可能であって、前記係止ピン28aを位置決め
するための微調整が可能である。
【0025】係止レバ−1が係止ピン28aに係合し
て、図3で示されているように、回動するハンドルが、
自転車のパイプ部と連結されて、ハンドルの回動が抑制
される。
【0026】図4は、ハンドルロック具が未使用状態
で、ロックが解除されたものであり、係止レバ−1の後
端部が、バネ7の突部7aと、起立片11の切欠部10
に、抜け落ちないように係止することにより、一定の位
置に、場所をかさばらすことなく、納めることができ
る。
【0027】次に、第二の実施の形態を図面を用いて説
明する。図5は係止レバ−1にヒンジ部17、及び固定
部本体5にバネ部7を設けていない場合のハンドルロッ
ク具の斜視図である。ヒンジ部、バネ部を設けていない
分、部品点数を少なくでき、加工が容易となり、製造コ
ストが安価になる。
【0028】上記の実施の形態では、自転車のカゴ支持
部29に、固定部材2を取り付けたが、図3のハンドル
ポスト部36に、固定部材を取り付け、係止フックを軸
支して、ハンドルロック具とすることができる。ただ
し、固定部材は、ハンドルポスト部36に、取り付け可
能な形態にする必要がある。
【0029】同様に被係止部材も、自転車の上パイプ部
分でなく、下パイプ部分37に取り付けて、ハンドルロ
ック具とすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自転車に
ハンドルロック具を設けることで、前記自転車を駐輪す
るとき、カゴの中に荷物があっても、またカゴの中に荷
物を積むときも倒れにくく、前記自転車を整列させて駐
輪するときも、ハンドルが回動しないので、整列しやす
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第一の実施の形態のハンドル
ロック具の分解斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第一の実施の形態のハンドル
ロック具の斜視図である。
【図3】図3は、ハンドルロック具の使用状態図であ
る。
【図4】図4は、本発明の第一の実施の形態の係止レバ
−を、折り畳んだ状態のハンドルロック具の全体斜視図
である。
【図5】図5は、第二の形態のハンドルロック具の斜視
図である。
【符号の説明】
1 係止レバ− 2 固定部材 3 被係止部材 5 固定部本体 28a 係止ピン 29 カゴ支持部材 35 上パイプ 36 ハンドルポスト 37 下パイプ 38 ハンドル軸受け部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面部と当板とによって自転車のカゴ支
    持部材又はハンドルポスト部に固定される固定部本体
    と、 先端側に扁平形状の取っ手部が形成され、この取っ手部
    に係止孔が形成された全体形状がL字形であって、前記
    固定部本体に後端を回動可能に軸支した係止レバーと、 自転車の上パイプ又は下パイプ部分を挟む締結板に、前
    記係止レバーの係止孔に係合する係止ピンが立設した被
    係止部材と、 から構成されたことを特徴とするハンドルロック具。
  2. 【請求項2】 固定部本体は、底面部の一端と他端にそ
    れぞれ係止レバーの後端を挿通する穿孔を有する起立片
    がそれぞれ設けられて略コ字状に形成され、被係止部材
    の下締結板に垂下片が設けられ、この垂下片に係止ピン
    が雄ネジによって立設していることを特徴とす請求項1
    に記載のハンドルロック具。
  3. 【請求項3】 係止レバーの曲折部分よりやや取っ手よ
    りの箇所にヒンジ部を設け、固定部本体の底面部に、前
    記係止レバーを係止する略r字形のバネが取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のハンドルロッ
    ク具。
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