JPH0127509Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127509Y2 JPH0127509Y2 JP1984143941U JP14394184U JPH0127509Y2 JP H0127509 Y2 JPH0127509 Y2 JP H0127509Y2 JP 1984143941 U JP1984143941 U JP 1984143941U JP 14394184 U JP14394184 U JP 14394184U JP H0127509 Y2 JPH0127509 Y2 JP H0127509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saddle
- holding member
- lock
- bicycle
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241001441752 Philesturnus carunculatus Species 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は自転車のサドル装置の改良に関するも
のである。
のである。
従来より自転車は屋根のない場合に長時間駐車
して置く場合が多くあり、この場合雨が降ると、
サドルのシートに雨水が付着してこれに乗車する
人の衣類がぬれるという欠点があつた。この欠点
を解消することを目的として、本願の出願人は昭
和59年4月13日付で、実願昭59−055309号とし
て、自転車を屋根のない場所に長時間駐車して置
く場合には、簡単にサドルを約180度回転させる
ことができ、これによりサドルのシートに雨水が
付着することを防止できると共に、取付容易で、
かつ製造コストが安価なサドル装置を提案した。
して置く場合が多くあり、この場合雨が降ると、
サドルのシートに雨水が付着してこれに乗車する
人の衣類がぬれるという欠点があつた。この欠点
を解消することを目的として、本願の出願人は昭
和59年4月13日付で、実願昭59−055309号とし
て、自転車を屋根のない場所に長時間駐車して置
く場合には、簡単にサドルを約180度回転させる
ことができ、これによりサドルのシートに雨水が
付着することを防止できると共に、取付容易で、
かつ製造コストが安価なサドル装置を提案した。
しかしながら、上記サドル装置はきわめて簡単
にそのサドルを反転させることができるため、折
角、自転車の持主が180度回転させておいたサド
ルを長時間駐車中に非所望に他人が元の位置に反
転してしまうことがあるという、自転車の持主に
とつてはまことに不都合な欠点があつた。
にそのサドルを反転させることができるため、折
角、自転車の持主が180度回転させておいたサド
ルを長時間駐車中に非所望に他人が元の位置に反
転してしまうことがあるという、自転車の持主に
とつてはまことに不都合な欠点があつた。
本考案は上記の欠点を解消することを目的とし
てとくに工夫をこらすことにより、サドルの前端
枢着部の近傍に鉤形片を突出させ、該サドルを約
180度回転したとき、この鉤形片の先端部に錠杆
を係合できるようにした錠をサドルを保持する保
持部材の腕部に設けたことを特徴とするものであ
る。
てとくに工夫をこらすことにより、サドルの前端
枢着部の近傍に鉤形片を突出させ、該サドルを約
180度回転したとき、この鉤形片の先端部に錠杆
を係合できるようにした錠をサドルを保持する保
持部材の腕部に設けたことを特徴とするものであ
る。
本考案は上記のように構成したので、自転車を
屋根のない場所に駐車して置く場合は、そのサド
ルを約180度回転させると共に、サドルを保持す
る保持部材の腕部に設けた錠にキーを挿入し、そ
の錠の錠杆を回動してサドルの前端に突出させた
鉤形片に係合させた後、自転車の持主が前記キー
を抜いて所持すれば、従来のように非所望に他人
が元の位置に反転することは完全に防止できると
共に、これにより自転車の盗難を防止することが
できる。
屋根のない場所に駐車して置く場合は、そのサド
ルを約180度回転させると共に、サドルを保持す
る保持部材の腕部に設けた錠にキーを挿入し、そ
の錠の錠杆を回動してサドルの前端に突出させた
鉤形片に係合させた後、自転車の持主が前記キー
を抜いて所持すれば、従来のように非所望に他人
が元の位置に反転することは完全に防止できると
共に、これにより自転車の盗難を防止することが
できる。
図面は本考案一実施例を示すもので、第1図は
サドル装置のサドルが施例通常の取付状態を示す
一部断面側面図、第2図は、同装置のサドルを約
180度回転した状態を示す平面図、第3図および
第4図は第2図のX−X線に沿つた要部断面図
で、第3図は錠杆の回動前を、第4図は錠杆の回
動後をそれぞれ表している。
サドル装置のサドルが施例通常の取付状態を示す
一部断面側面図、第2図は、同装置のサドルを約
180度回転した状態を示す平面図、第3図および
第4図は第2図のX−X線に沿つた要部断面図
で、第3図は錠杆の回動前を、第4図は錠杆の回
動後をそれぞれ表している。
しかして、この本考案一実施例サドル装置に示
すサドル1は、基板2と、該基板2の上面に装着
したスポンジ部材3およびシート4と、該基板2
の下面に装着した舟底形線部5A、コイル部5B
および二俣状部5Cよりなるスプリング5と、ヒ
ンジ部材7と、該ヒンジ部材7と共に取付ネジ9
で固着した鉤形片8とよりなつている。なお、6
は前記スプリング5のコイル部5Bの端末を基板
2に固着するための取付ネジである。
すサドル1は、基板2と、該基板2の上面に装着
したスポンジ部材3およびシート4と、該基板2
の下面に装着した舟底形線部5A、コイル部5B
および二俣状部5Cよりなるスプリング5と、ヒ
ンジ部材7と、該ヒンジ部材7と共に取付ネジ9
で固着した鉤形片8とよりなつている。なお、6
は前記スプリング5のコイル部5Bの端末を基板
2に固着するための取付ネジである。
つぎに、10は自転車のフレームを構成するパ
イプで、このパイプ10の先端にはC形取付金具
11および座金12を介して前記サドル1の保持
部材13がボルト14およびナツト15により強
固に固着されている。そして、この保持部材13
の後端部にはサドル1に装着したスプリング5の
舟底形線部5Aを載置するスプリング受部13B
が形成されており、また、該保持部材13の前方
にほぼ水平に突出した腕部13Aの先端部にはヒ
ンジボルト16、ナツト17、ストツパーピン1
8および錠杆19を有する錠20が図示のように
装着されている。なお、21は錠20のキー穴
を、22はキーをそれぞれ表している。
イプで、このパイプ10の先端にはC形取付金具
11および座金12を介して前記サドル1の保持
部材13がボルト14およびナツト15により強
固に固着されている。そして、この保持部材13
の後端部にはサドル1に装着したスプリング5の
舟底形線部5Aを載置するスプリング受部13B
が形成されており、また、該保持部材13の前方
にほぼ水平に突出した腕部13Aの先端部にはヒ
ンジボルト16、ナツト17、ストツパーピン1
8および錠杆19を有する錠20が図示のように
装着されている。なお、21は錠20のキー穴
を、22はキーをそれぞれ表している。
しかして、前記保持部材13の腕部13A先端
部に装着したヒンジボルト16には前記サドル1
の先端に固着されたヒンジ部材7が前方に約180
度回転自在に枢着されている。そこで、第1図に
示すように正常位置にあるサドル1は自転車を屋
根のない場所に駐車する場合には第2図乃至第4
図に示すようにそのサドル1をきわめて容易に回
転させておくことができ、これにより同駐車中に
雨または雪が降つてもそのサドル1のシート4に
雨水などが付着するのを完全に防止することがで
きる。
部に装着したヒンジボルト16には前記サドル1
の先端に固着されたヒンジ部材7が前方に約180
度回転自在に枢着されている。そこで、第1図に
示すように正常位置にあるサドル1は自転車を屋
根のない場所に駐車する場合には第2図乃至第4
図に示すようにそのサドル1をきわめて容易に回
転させておくことができ、これにより同駐車中に
雨または雪が降つてもそのサドル1のシート4に
雨水などが付着するのを完全に防止することがで
きる。
なお、この場合サドル1の裏側は雨水に濡れ、
その雨水は底部に溜るが、これは第3図および第
4図に示す排水孔23で除去されるようになつて
いる。
その雨水は底部に溜るが、これは第3図および第
4図に示す排水孔23で除去されるようになつて
いる。
つぎに、本考案においては前述のように自転車
を駐車する場合サドル1を回転後、キー22を錠
20のキー穴21に挿入し、錠杆19を第3図に
矢印24で示す時計方向に回動し、第4図に示す
ように該錠杆19をサドル1の先端に固着した鉤
形片8の先端に係合させておくことにより、その
反転させたサドル1を駐車中に他人が元の位置に
反転することは完全に防止できる。
を駐車する場合サドル1を回転後、キー22を錠
20のキー穴21に挿入し、錠杆19を第3図に
矢印24で示す時計方向に回動し、第4図に示す
ように該錠杆19をサドル1の先端に固着した鉤
形片8の先端に係合させておくことにより、その
反転させたサドル1を駐車中に他人が元の位置に
反転することは完全に防止できる。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば
サドルを保持部材の前方に約180度回転自在した
サドル装置において、このサドルの前端枢着部の
近傍に鉤形片を突出させ、該サドルを約180度回
転させたとき、前記鉤形片の先端部に錠杆を係合
できるようにした錠を保持部材の腕部に設けるこ
とにより、その回転させたサドルは駐車中に他人
が元の位置に反転することは完全に防止できるか
ら、雨水がサドルのシートに付着することを防止
できると共に、これにより自転車の盗難を防止で
きるので、その実用的顕著な効果大なるものがあ
る。
サドルを保持部材の前方に約180度回転自在した
サドル装置において、このサドルの前端枢着部の
近傍に鉤形片を突出させ、該サドルを約180度回
転させたとき、前記鉤形片の先端部に錠杆を係合
できるようにした錠を保持部材の腕部に設けるこ
とにより、その回転させたサドルは駐車中に他人
が元の位置に反転することは完全に防止できるか
ら、雨水がサドルのシートに付着することを防止
できると共に、これにより自転車の盗難を防止で
きるので、その実用的顕著な効果大なるものがあ
る。
図面は本考案一実施例を示すもので、第1図は
サドル装置のサドルが通常の取付状態を示す一部
断面側面図、第2図は同装置のサドルを約180度
回転した状態を示す平面図、第3図および第4図
は第2図のX−X線に沿つた要部断面図で、第3
図は錠杆の回動前を、第4図は錠杆の回動後をそ
れぞれ表している。 図中1はサドル、2は基板、4はシート、5は
スプリング、5Aは舟底形部、7はヒンジ部材、
8は鉤形片、10は自転車のフレームを構成する
パイプ、11はC形の取付金具、13は保持部
材、13Aは腕部、13Bはスプリング受部、1
9は錠杆、20は錠、21はキー穴、22はキー
である。
サドル装置のサドルが通常の取付状態を示す一部
断面側面図、第2図は同装置のサドルを約180度
回転した状態を示す平面図、第3図および第4図
は第2図のX−X線に沿つた要部断面図で、第3
図は錠杆の回動前を、第4図は錠杆の回動後をそ
れぞれ表している。 図中1はサドル、2は基板、4はシート、5は
スプリング、5Aは舟底形部、7はヒンジ部材、
8は鉤形片、10は自転車のフレームを構成する
パイプ、11はC形の取付金具、13は保持部
材、13Aは腕部、13Bはスプリング受部、1
9は錠杆、20は錠、21はキー穴、22はキー
である。
Claims (1)
- 自転車のフレームを構成するパイプの先端部に
取付金具を介してサドルの保持部材をほぼ水平に
固着し、舟底形線部を形成したスプリングを装着
してなるサドルを前方に約180度回転自在に前記
保持部材の腕部前端に枢着すると共に、前記保持
部材の後端部に形成したスプリング受部で前記ス
プリングの舟底形線部を載置してなるサドル装置
において、前記サドルの前端枢着部の近傍に鉤形
片を突出させ、該サドルを約180度回転したとき、
前記鉤形片の先端部に錠杆を係合できるようにし
た錠を前記保持部材の腕部に設けたことを特徴と
する自転車のサドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984143941U JPH0127509Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984143941U JPH0127509Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6158178U JPS6158178U (ja) | 1986-04-18 |
JPH0127509Y2 true JPH0127509Y2 (ja) | 1989-08-17 |
Family
ID=30702231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984143941U Expired JPH0127509Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0127509Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53109349A (en) * | 1977-03-03 | 1978-09-25 | Yasuichi Morioku | Reversible saddle of vehicle |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP1984143941U patent/JPH0127509Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53109349A (en) * | 1977-03-03 | 1978-09-25 | Yasuichi Morioku | Reversible saddle of vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6158178U (ja) | 1986-04-18 |
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