JPH0642949Y2 - 自転車の錠手段を兼ねる荷物台 - Google Patents

自転車の錠手段を兼ねる荷物台

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JPH0642949Y2
JPH0642949Y2 JP5821289U JP5821289U JPH0642949Y2 JP H0642949 Y2 JPH0642949 Y2 JP H0642949Y2 JP 5821289 U JP5821289 U JP 5821289U JP 5821289 U JP5821289 U JP 5821289U JP H0642949 Y2 JPH0642949 Y2 JP H0642949Y2
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斌玉 蔡
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巨大機械工業股▲ひん▼有限公司
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自転車の荷物台に関し、詳しくは、盗難防止
用錠作用を兼ねる自転車の荷物台に関するものである。
従来技術 自転車の盗難防止のために用いる錠としては、イギリス
ラレー社の前ホーク肩に組み込こまれた錠により、前ホ
ークとフレームをロックする方法がかなり古くからあっ
た。その他の錠手段は、錠として独立したものが多く、
ワイヤあるいはチェーンでフレームと車輪もしくはフレ
ームと他の構造物をロックする形式、フレームに固定し
て後車輪をロックする形式、あるいは、前ホークに固定
して前車輪をロックする形式等、種々の形式がある。
また、従来から、後車輪の上方に荷物台を備えた自転車
が多く、該荷物台により、必要に応じて、荷物あるいは
人間をのせることができる。
考案が解決しようとする課題 上記自転車用錠は種々の形式があるが、単独式であれ、
あるいは、固定式であれ、いずれも錠部材を別個に用意
したり取り付けたりしており、部品点数が増加しコスト
が上昇する。
また、上記荷物台についても、該荷物台に常に荷物等を
のせるとは限らず、上記機能のみのために、荷物台を用
意したり、取り付けたりするのはコスト上、無駄があ
る。
従って、本考案は、錠手段を単独に特別設けず、自転車
の部品を利用して錠手段を構成し、部品点数の減少、コ
スト低減を図り、かつ、この錠手段を兼ねる部品とし
て、錠手段として用いて停止時には一般に使用されず
に、本来の機能には支障を来さない荷物台を用い、荷物
台の有効利用を図ることを目的としている。
課題の解決するための手段 上記の課題を解決するために、本考案は、自転車の後車
輪軸を頂点とし、シートステイとキャリアステイとを両
辺とする上向きの三角形開口の間の後車輪の上方にほぼ
水平に取り付けられている荷物台であって、 ほぼ杆状を呈し、前記キャリアステイの上端部にほぼ水
平に軸支され、かつ、その両端部に互いに平行する通孔
が形成されている回転軸と、 上記回転軸とほぼ同一平面となるように前記シートステ
イに支持され、その両端部に、回動軸の前記一対の通孔
とそれぞれ対応する通孔が形成されている保持杆と、 全体がU字形で、その両側の互いに平行な一対の杆部の
開口側端部に施錠用の係止孔を形成していると共に、こ
れら杆部を上記回動軸及び保持杆の通孔に摺動自在に貫
通可としている荷物台の支持枠と、 上記支持枠の一対の杆部の開口側端部の間を連結する形
状で、かつ、上記杆部に形成した係止孔と着脱自在に係
合固定する穴が両側に形成されているロック装置とを備
え、 上記支持枠の杆部を上記回動軸と上記保持杆とに挿通し
た状態で、上記杆部の先端にロック装置を取り付け、該
ロック装置を水平配置された荷物台の外枠の一部として
用いる一方、支持枠の杆部を保持杆より抜き出した状態
で回動軸を支点として回転し杆部先端を下方位置とし
て、これら杆部先端に、後車輪のスポークの間を通過さ
せた上記ロック装置を係合固定する構成としていること
を特徴とする転車の錠手段を兼ねる荷物台を提供するも
のである。
作用 上記構成よりなる本考案では、荷物台を構成するフレー
ムの前側外枠部分を他の部分と分離してロック装置とし
て形成し、、該ロック装置を他の支持枠(フレーム)と
着脱自在に係合し、且つ該係合をロックする錠手段を兼
ねる構成しているため、駐車時には、荷物台を傾斜さ
せ、上記ロック装置を後車輪のスポーク間に通した状態
で荷物台の支持枠と連結することにより、自転車の施錠
を行うことが出来ると共に、荷物台が必要な場合には水
平状態とし使用出来るため、荷物台本来の機能も損なわ
れることはない。
実施例 第1図に示すように、本考案に係る荷物台を備えた自転
車では、後車輪3の左右両側では夫々シートステイ1と
キャリアステイ4が後車輪軸2の頂点を頂点とする上向
きの三角形開口を構成し、荷物台は該三角形開口の間の
後車輪3の上方にほぼ水平に取り付けられる。
第1図に示すように、本考案に係る荷物台は主として回
転軸70、保持杆60、支持枠80、及びロック装置90からな
る。
回転軸70は、ほぼ杆状を呈し、その両端部には互いに平
行な通孔72を有するブッシュ部71が形成され、該ブッシ
ュ部71の下方には、第4図に示すように、互いに対向す
る軸孔74を備えた突起73が垂設されている。そして、ボ
ルト42で、上記キャリアステイ4の上端部に設けられた
軸孔41と上記軸孔74とを貫挿した後ナット43で締め付け
ることにより、回転軸70はキャリアステイ4の上端部に
ほぼ水平に軸支されている。
保持杆60は、上記回転軸70と同様に、杆状を呈し、その
両端部には、上記通孔72に対応し、互いに平行な通孔60
2を有するブッシュ部601を備えている。該保持杆60はL
字形プレート61の一端縁に設けられ、該L字プレート60
の他端部は、第2図に示すように、後ブレーキ12と共に
シートステイ1にボルト121により固定され、保持杆60
は回転軸70と同一平面上に保持されようになっている。
支持枠80は、一対の平行する杆部81と、これら杆部81の
後端を一体に結合する連結部82とからなり、全体として
U字形を呈している。杆部81はそれぞれ上記回動軸70に
設けられた一対の通孔72、及び上記保持杆60に設けられ
た一対の通孔602に摺動可能に貫挿できる大きさにされ
ている。また、該杆部81の前端側の開口側端分810に
は、施錠のための係止孔811が設けられている。
ロック装置90は、上記支持枠80の一対の杆部81の先端開
口部側に連結し、支持枠80と一体となって矩形状の荷物
台の外枠フレームを形成し得る杆形状とされている。該
ロック装置90の左右両側端部には支持枠80の開口側端部
に形成した係止孔811と着脱自在に係合出来る一対の穴9
1が設けられ、これら係止孔811と孔91と係合した後に、
数字錠や鍵錠により係合をロック出来るようにしてい
る。荷物台を錠手段として用いる場合には、上記ロック
装置90は車輪のスポーク5(一部分のみ図示)の間を通
して、その左右両側端部を後車輪の左右両側に突出し、
該状態で回動軸70を支点として下方傾斜させた支持枠80
の先端開口部と連結してロックするようにされている。
さらに、本実施例では、荷物等を有効に保持するため
に、荷物台の保持杆60の、上記回動軸70と上記保持杆60
との間に、両端部に互いに平行な通孔632を有するブッ
シュ部631を備え規則杆63が、上記一対の平行な杆部81
に通孔632を貫挿することにより、摺動可能に取り付け
られている。
次に、本考案に係る荷物台の作用について説明する。
本考案に係る錠作用を兼ねる荷物台を、荷物台本来の目
的で使用する場合は、第1図及び第3図に示すように、
上記杆部81を上記回転軸70の通孔72と、規則杆63の通孔
632とに貫挿させた後、上記保持杆60の通孔602に開口側
端部810が突出するように貫挿する。このように、回動
軸70、規制杆63および保持杆60を貫挿させることによ
り、支持枠80は後車輪の上に水平に保持される。上記保
持杆60の通孔602より突出した支持枠80の、開口側端部8
10を上記ロック装置90に設けられた穴91に挿入し、該ロ
ック装置90の数字錠、鍵錠等の錠手段により、開口側端
部81が穴91から抜けないように固定している。このよう
に、荷物台として使用する際は、ロック装置90により矩
形枠状の荷物台の外枠の前側部を構成し、該荷物台を水
平状態に保持している。
一方、本考案に係る荷物台を停止時の錠として用いる場
合には、まず、上記ロック装置90の錠手段により、支持
枠80の開口側端部810と穴91の固定関係を解除する。次
に、支持枠80を後方へ摺動させて、開口側端部810を穴9
1から引き抜き、ロック装置90を支持枠80より分離す
る。さらに、第5図に示すように、支持枠80を後方へ移
動させて、杆部81を上記保持杆60の通孔602から引き出
した後、上記規則杆63を回転軸70に近付くように摺動さ
せる。その後、回転軸70を中心として、支持枠80の開口
側端部810を下向きに回動する。ロック装置90を、後車
輪3のシートステイ1より前方位置にあるスポーク5の
間を通して、該ロック装置90の左右両側を後車輪3の左
右両側に位置させる。該状態で、支持枠80の開口側端部
810を該穴91に挿入し、ロック装置90の錠手段により、
開口側端部810を穴91から抜けないように固定する。上
記動作により、ロック装置90が、後車輪3のスポーク5
間に挿通した状態で支持される。後車輪3を回動させよ
うとすると、ロック装置90に隣接するスポーク5が、ロ
ック装置により動きを妨げられる。そのため、後車輪3
はわずかの角度しか、回動することができなくなり、錠
作用を得ることができる。
考案の効果 以上の説明より明らかなように、本考案に係る自転車の
荷物台は、停止中は錠手段として用いることができるた
め、別個に錠を用意する必要をなくすことができ、部品
点数を減少し、コストを低下することができる。又、通
常、荷物台は後車輪上に水平に保持されて設置されるた
め、荷物台自体の機能が必要な時に、その機能を発揮さ
せることが出来る等の種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る荷物台の実施例を示す部分側面
図、第2図は第1図A部の拡大断面図、第3図は本考案
に係る荷物台の実施例を示す一部破断平面図、第4図は
第1図のB-B線断面図、第5図は本考案に係る荷物台の
実施例の錠として使用する時の部分側面図である。 1……シートステイ、2……後車輪軸 3……後車輪、4……キャリアステイ 5……スポーク、60……保持杆 61……L字プレート、63……規則杆 70……回動軸、80……支持枠 81……杆部、82……連結部 810……支持枠端部 811……施錠用係止孔 60……ロック装置、91……穴 71、601、631……ブッシュ部 72、602、632……通孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車の後車輪軸(2)を頂点とし、シー
    トステイ(1)とキャリアステイ(4)とを両辺とする
    上向きの三角形開口の間の後車輪(3)の上方にほぼ水
    平に取り付けられている荷物台であって、 ほぼ杆状を呈し、前記キャリアステイ(4)の上端部に
    ほぼ水平に軸支され、かつ、その両端部に互いに平行す
    る通孔(72)が形成されている回動軸(70)と、 該回動軸(70)とほぼ同一水平面となるように上記シー
    トステイ(1)に支持され、その両端部に、回動軸(7
    0)の上記一対の通孔(72)とそれぞれ対応する通孔(6
    02)が形成されている保持杆(60)と、 全体がU字形で、その両側の互いに平行な一対の杆部
    (81)の開口側端部(810)に施錠用の係止孔(811)が
    形成されていると共に、これら杆部(81)を上記回動軸
    (70)及び保持杆(60)の通孔に摺動自在に貫挿可とし
    ている荷物台の支持枠(80)と、 上記支持枠(80)の一対の杆部(81)の開口側端部(81
    0)を着脱自在に連結する形状で、かつ、上記杆部(8
    1)に形成した係止孔(811)と着脱自在に係合固定され
    る穴(91)が両側に形成されているロック装置(90)と
    を備え、 上記支持枠(80)の杆部(81)を上記回転軸(70)と上
    記保持杆(60)とに挿通した状態で、杆部(81)の先端
    にロック装置(90)を取り付け、該ロック装置を水平配
    置される荷物台の外枠の一部として用いる一方、支持枠
    (80)の杆部(81)を保持杆(60)より抜き出した状態
    で回転軸(70)を支点として回転して下方に位置させた
    杆部先端に後車輪のスポークの間を通過させた上記ロッ
    ク装置(90)を係合固定して錠手段として用いる構成と
    していることを特徴とする自転車の錠手段を兼ねる荷物
    台。
  2. 【請求項2】上記支持枠(80)の、上記回動軸(70)と
    上記保持杆(62)との間に、上記一対の杆部(81)に沿
    って摺動可能に少なくとも一つの規則杆(63))を取付
    けたことを特徴とする請求項1記載の錠手段を兼ねる荷
    物台。
JP5821289U 1989-05-20 1989-05-20 自転車の錠手段を兼ねる荷物台 Expired - Lifetime JPH0642949Y2 (ja)

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JPH02148896U JPH02148896U (ja) 1990-12-18
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KR101323225B1 (ko) * 2012-02-27 2013-10-30 부경대학교 산학협력단 자전거 캐리어
KR101445453B1 (ko) * 2012-11-12 2014-09-26 이승준 자전거 잠금 장치

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