JP3809148B2 - 二輪車固定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は新規な二輪車固定装置に関する。詳しくは、二輪自動車等の二輪車を直立状態で確実に固定することを可能にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
二輪車、特に、大型自動二輪車にあっては、省スペースで、且つ、確実な固定装置が臨まれる。
【0003】
自動二輪車には停/駐車時に直立した姿勢や傾斜した姿勢で自立させるスタンドが付設されているが、傾斜した姿勢で停/駐車させると思いの外幅を必要とし、停/駐車スペースと取るという問題がある。
【0004】
また、都市部の土地スペースの限られた場所では機械式の高密度パーキングが望まれているが、2輪車を付設されているスタンドによって自立させた状態で横振動を伴うゴンドラに乗せて移動させるのは、転倒事故などが多発する危険が大きい。
【0005】
また、近年では、大型及び普通自動2輪車や原付自転車の盗難が社会的問題となっている。
【0006】
そこで、特許文献1及び特許文献2に車輪を固定することによって二輪車を直立した姿勢で支持する装置が提案されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−16360号公報
【特許文献2】
特開2002−104260号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来の二輪車固定装置は、何れも二輪車の車輪を固定するものである。そのため、二輪車は重心より低い位置で支持されるので、支持状態が不安定になり、例えば、大型自動二輪車を機械式パーキングシステムのゴンドラに支持するものとして使用した場合、ゴンドラの横振動による二輪車のぐらつきに耐えられるかどうか不安である。
【0009】
そこで、本発明は、二輪車を直立した姿勢で保持することができると共に、2輪車固定装置の破壊無しには2輪車を二輪車固定装置から分離することができないようにすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明二輪車固定装置は、上記した課題を解決するために、地面、床面等の固定面に固定されるベース部分と、上記ベース部分に固定され二輪車の後輪を受け入れる後輪受入部と、2つの脚部と該脚部の上端間に架け渡された押さえ部とによってほぼ門型に形成され脚部の下端部が上記ベース部分にある程度の範囲で回動可能に連結されるシート押圧部材とを備え、二輪車の後輪を後輪受入部に受け入れると共に、シート押圧部材の押さえ部を二輪車の座席シートに圧着させて二輪車を固定し、シート押圧部材の脚部の先端をベース部分に着脱可能に形成すると共に、上記脚部をベース部分に連結した状態をロック機構によってロックすることができるように構成したものである。
【0011】
従って、本発明二輪車固定装置にあっては、二輪車を後輪と座席シートの2カ所によって固定するので、二輪車の支持状態が安定する。また、後輪を後輪受入部から抜き出すためには、二輪車の後部を上方へ持ち上げる必要があるが、シート押圧部材によって二輪車の上方への移動が阻止されているため、シート押圧部材による座席シートの圧着を解除しない限り、二輪車を本発明二輪車固定装置から取り出すことができない。また、シート押圧部材の脚部の先端をベース部分に着脱可能に形成すると共に、上記脚部をベース部分に連結した状態をロック機構によってロックすることができるように構成したので、特定の二輪車専用の二輪車固定装置を容易に得ることができ、二輪車の盗難を防止することもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
先ず、本発明二輪車固定装置の基本的構成例を添付図面を参照して説明する。
【0013】
二輪車固定装置10は地面、床面等の固定面に固定されるベース部分20を備える。ここで「固定面」とは、地面、建物等不動産の床面等容易に持ち運ぶことが困難なものであり、高密度パーキングにおけるゴンドラなどの車輌載置面などもここで言う「固定面」に含まれる。
【0014】
ベース部分20は、左右に適当な間隔をおいて前後方向に平行に延びる側桟部21、21の前後両端がそれぞれ前桟部22と後桟部23とによって連結されて矩形の枠状をした接地枠24が形成され、該接地枠24に前後スロープ25、26が設けられて成る。
【0015】
前スロープ25は前下がりの傾斜面25aを備え、後端が前桟部22の中央部前面に接するように前桟部22に固定され、傾斜面25aの後端は前桟部22の上面22aと同じ高さにされている。後スロープ26は後下がりの傾斜面26aを備え、前端が前桟部22の中央部後面に接するように前桟部22に固定され、傾斜面26aの前端は前桟部22の上面22aと同じ高さにされている。
【0016】
そして、ベース部分20の側桟部21、21の前端には上方へ僅かに突出した支持片21a、21aが形成されている。
【0017】
上記ベース部分20に後輪受入部27が固定される。
【0018】
後輪受入部27は、後桟部23の中間部に左右にやや離間した位置から上方に突出された支持部27a、27aと、該支持部27a、27aの上端部の前端から前方斜め下方に延びて前端が後スロープ26の前端部の左右側面に各別に固定された側面受け棒27b、27bと、側面受け棒27b、27bと同じく棒状の材料によって前方から見て逆(倒立)V字状に形成され、下端が側面受け棒27b、27bと同じ位置で支持部27a、27aに固定され、支持部27a、27aから上方へ向かって延び上端が僅かに後ろに倒れた状態となる後部支持部27cとによって構成される。
【0019】
シート押圧部材30がベース部分20に支持される。シート押圧部材30は、2つの脚部31、31と該脚部の上端間に架け渡された押さえ部32とによって前後方向に見てほぼ門型に形成されている。各脚部31は2つの部分31aと31bとが伸縮自在に且つロック可能に連結されて形成される。すなわち、下部31aの上端部には連結部33が固定されており、そして、上部31bは連結部33に摺動自在に、且つ、所望の位置でロックされるように結合されている。なお、上部31bの連結部33に対するロックは図示しないキーを使用して為され、再び同じキーを使用しない限り、上部31bのロックは解除できないようになっている。このようなロックは既知の技術を使用することによって可能である。例えば、既知の錠前機構と鍵によって実現することができる。
【0020】
押え部32は脚部31、31の上部31b、31bの上端間を架け渡すようにその両端が上部31b、31bの上端に連結されている。そして、押え部32の中央部にはてこ部材34が回転可能に設けられている。てこ部材34は側面形状でほぼ楕円形をしており、長軸方向における一端寄りの位置で押え部32に回転自在に支持されている。なお、35、35は脚部31、31の上部31b、31bと押え部32との間に架け渡された補強部材である。
【0021】
そして、上記したシート押圧部材30の脚部31、31の下端部、すなわち、下部31a、31aの下端部が軸36、36によってベース部分20の支持片21a、21aに回動自在に支持される。
【0022】
そして、ベース部分20をボルト締め等の固定手段によって地面や床面等の固定面に固定する。
【0023】
上記した二輪車固定装置10による二輪車の固定は以下のようにして為される。なお、ここでは、自動二輪車40の固定について説明する。
【0024】
先ず、シート押圧部材30を、図2に示すように、後方へ倒した状態としておき、自動二輪車40の後輪41を前スロープ25の傾斜面25a、前桟部22の上面22a、後スロープ26の傾斜面16aの順に転動させてゆき、後輪41の後端部を後輪受入部27の後部支持部27c内に挿入すると共に、後輪41の下端部の後半部が後輪受入部27の側面受け棒27bと27bとの間に位置した状態とする。これによって、後輪41の下端部から後部にかけての部分が後輪受入部27によって支持されると共に、下端前部が後スロープ26の傾斜面26aによって支持された状態となり、直立した姿勢に保持される。
【0025】
そこで、シート押圧部材30を前方へ回動させてゆき、押え部32が座席シート42の上部に位置するようにする(図1の実線参照)。そこで、脚部31、31の上部31b、31bを連結部33、33に対して下方へ摺動させて、押え部32を座席シート42の上面に当接させる。この時、押え部32に設けられたてこ部材34が図4(a)に示す向きになるようにする。その状態で、連結部33、33に施錠を施して脚部31、31の上部31b、31bの連結部33、33に対する位置をロックする。
【0026】
それから、てこ部材34を図4に白抜き矢印で示す方向へ転動させる。これによって、押え部32の位置が前方へ移動し、脚部31、31の前傾が深くなり(図1の2実線の状態→2点鎖線の状態参照)、その分、押え部32(てこ部材34)が座席シート42に深く食い込む。しかも、てこ部材34の長軸方向が図1の太い矢印の方向になるため、シート押圧部材30の後方への回動に対する強い抵抗となり、その結果、シート押圧部材30の押え部32を座席シート42上から移動させることが不能になる。
【0027】
以上のようにして、自動二輪車40は後輪41がベース部分20の後輪受入部27と後スロープ26との間に受け入れられ、その状態が座席シート42がシート押圧部材30によって下方へ、すなわち、固定面方向へ押さえつけられることによってロックされ、しかも、シート押圧部材30の押え部32を座席シート42の上から取り除くことが阻止されるので、自動二輪車40の移動が阻止される。すなわち、盗難が防止される。また、自動二輪車40は直立した姿勢で保持され、しかもその保持は後輪受入部27による後輪41の保持だけでなく、その状態をシート押圧部材30によって上方から押さえつけるようにして維持されるので、極めて安定したものとなり、横振動のあるゴンドラ等において二輪車固定装置10によって二輪車を保持する場合でも、二輪車の転倒等の危険がない。
【0028】
二輪車固定装置10による自動二輪車40の固定を解除する場合には、連結部33、33を解錠し、シート押圧部材30の脚部31、31の上部31b、31bを連結部33、33から上方へ移動させて、押え部32を座席シート42から上方へ離間させ、その状態のまま、シート押圧部材30を後方へ回動させれば、後輪41を後スロープ26の傾斜面26a→前桟部22の上面22a→前スロープ25の傾斜面25aの順で転動させて、二輪車固定装置10から引き出すことができる。
【0029】
上記した二輪車固定装置10はシート押圧部材30の脚部31、31の長さを自在に調整することができるので、各種大きさの二輪車、すなわち、自転車や原動機付自転車のような小型のものから大型自動二輪車にまで対応することができ、汎用性が高い。そのため、例えば、時間貸し駐車場などに設置するのに好適である。
【0030】
ところで、自宅駐車場等の特定の二輪車の駐車のみに使用する場合にはシート押圧部材の脚部の長さは固定であって良い。むしろ固定である方が盗難等の危険性は減少する。
【0031】
図5乃至図7は、本発明の実施の形態を示したものであり、特定の大きさの二輪車専用に使用する場合を示すものである。この場合、シート押圧部材の脚部の長さは固定とし、その代わり、シート押圧部材をベース部分に着脱自在とすると共に、二輪車を保持した状態では、シート押圧部材をベース部分に連結した状態をロックできるようにしてある。
【0032】
なお、シート押圧部材50は前後方向から見て門型をしており、脚部51、51は固定する二輪車のサイズに適合した所定の長さに形成され延び縮みしないものである。そこで、図においては一方の脚部51の下端部のみを示し、他の部分、すなわち、他方の脚部及び押え部は図示しない。また、ベース部分60及び図示しない後輪受入部は基本的には上記したベース部分20及び後輪受入部27とほぼ同じであり、ベース部分60のシート押圧部材50の脚部51、51の下端部を支持する部分のみが上記ベース部分20と異なるので、ベース部分60のうち上記一方の脚部51を支持する部分についてのみ図示し、ベース部分60のその他の部分及び後輪受入部の図示は省略する。
【0033】
ベース部分60の前端部の左右両側部には脚支持部61、61(一方のもののみ示す)が形成されている。脚支持部61は、前後方向に見て凹状をしており、左右の支持片61a、61a間を架け渡すように支持ピン61bが設けられている。
【0034】
脚部51は丸棒状をした主部52の下端に左右に離間して上下方向に平行に延びる支持板53、54が固定されている。そして、支持板53の中間部分には後縁に開口した切欠53aが形成され、支持板54の前記切欠53aに対向した位置には円孔54aが形成されている。また、各支持板53、54の下端部には下端に開口するように切欠53b、54bが形成されている。
【0035】
2つの支持板53、54の下端部には2つのロック板55、56が支持板53と54との間で回動自在に支持されている。ロック板55、56はそれぞれ回動支点55a、56aを中心に回動自在に支持板53、54に支持されている。図7でよく分かるように、一方のロック板55の下端部には係合切欠55bが形成されており、ロック板55の回動に伴って係合切欠55bはほぼ支持板53、54の切欠53b、54bに沿って移動するようになっている。なお、ロック板55は図示しないバネによって図7(a)の矢印CCW方向に付勢され、それによって、図7(a)の位置に保持されるようになっている。他方のロック板56のロック板55に対向した側縁の下端より上方の位置には円弧状をした係合凹部56bが形成され、上端部には円孔56cが形成されている。
【0036】
そこで、二輪車を固定する場合は、上記した二輪車固定装置10におけると同様に、先ず、二輪車の後輪をベース部分60に固定されている図示しない後輪受入部に受け入れる。それから、シート押圧部材50の図示しない押え部を二輪車の座席シートの上に置き、脚部51、51の下端部をベース部分60の脚支持部61に支持させる。
【0037】
脚部51の脚支持部61への支持は以下のようにして為される。先ず、図6(b)及び図7(a)に示すように、2つのロック板55、56の下端部間が拡がるようにしておく。これによって、一方のロック板55の係合切欠55bは支持板53、54の切欠53b、54bの下端部に対応した位置で斜め下方を向いて位置する状態となる。そこで、ベース部分60の支持ピン61bが相対的に支持板53、54の切欠53b、54b内に挿入されてくるように、シート押圧部材50を下降させる。これによって、支持ピン61bは相対的に切欠53b、54b内に下方から挿入されてゆき、ロック板55の係合切欠55bと当接する(図7(a)参照)。そこからさらにシート押圧部材50を下降させると、支持ピン61bは相対的にさらに上方へ移動してロック板55を図7(b)の矢印A方向に回転させながらさらに深く係合切欠55bに係合してゆき、ロック板55の矢印A方向への回転に伴ってロック板55の係合切欠55bに隣接した部分55c(以下、「押圧部」という)が他方のロック板56の係合凹部56bを押圧するので、他方のロック板56は図7(b)の矢印B方向に回転する。そして、最後に、支持ピン61bが切欠53b、54bのほぼ上端の位置に達すると、ロック板55は係合切欠55bがほぼ真後ろを向いた状態で支持ピン61bと係合し、また、ロック板55の押圧部55cがロック板56の係合凹部56bより上方に位置するため、ロック板56は図7(b)に示す位置よりやや矢印Bと反対の方向に回動して、係合凹部56bが支持ピン61bと係合すると共に、その円孔56cが支持板54の円孔54aと重なって位置する(図6(b)参照)。そこで、別に用意しておいた錠前70の施錠ピン71を支持板54の円孔54a、ロック板56の円孔56c及び支持板53の切欠53aに挿通させた後施錠(図6参照)すれば、ロック板55、56は回動できなくなるので、二輪車はこの二輪車固定装置から取り出すことができなくなる。また、二輪車はベース部分60に固定された後輪受入部とシート押圧部材50とによって直立した姿勢で安定に保持される。
【0038】
そこで、錠前70からキー72を取り外しておけば、シート押圧部材50をベース部分60から取り外すことができないので、盗難を防止することができる。
【0039】
なお、二輪車の取出は、錠前70を解錠し、シート押圧部材50をベース部分60から取り外すことによって為すことができる。すなわち、錠前70を解錠して施錠ピン71をロック板56の円孔56cから抜き出して、ロック板56を図7(c)の状態から矢印B方向にわずかに回動させると、ロック板56の係合凹部56bの上側の部分がロック板55の押圧部55cより上側に位置するので、ロック板55は矢印Aと反対の方向に回動可能な状態となる。そこで、シート押圧部材50を上方へ移動させれば、支持ピン61bは相対的に下方へ移動して切り欠き53b、54bから下方へ出て行き、また、ロック板55は図示しないバネの付勢力により矢印A方向と反対の方向へ回動して図7(a)に示す位置へと戻る。これによって、シート押圧部材50はベース部分60から外すことができ、二輪車を二輪車固定装置から取り出すことが可能になる。
【0040】
なお、上記した実施の形態のおいて示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【0041】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明二輪車固定装置は、地面、床面等の固定面に固定されるベース部分と、上記ベース部分に固定され二輪車の後輪を受け入れる後輪受入部と、2つの脚部と該脚部の上端間に架け渡された押さえ部とによってほぼ門型に形成され脚部の下端部が上記ベース部分にある程度の範囲で回動可能に連結されるシート押圧部材とを備え、二輪車の後輪を後輪受入部に受け入れると共に、シート押圧部材の押さえ部を二輪車の座席シートに圧着させて二輪車を固定し、シート押圧部材の脚部の先端をベース部分に着脱可能に形成すると共に、上記脚部をベース部分に連結した状態をロック機構によってロックすることができるように構成したことを特徴とする。
【0042】
従って、本発明二輪車固定装置にあっては、二輪車を後輪と座席シートの2カ所によって固定するので、二輪車の支持状態が安定する。また、後輪を後輪受入部から抜き出すためには、二輪車の後部を上方へ持ち上げる必要があるが、シート押圧部材によって二輪車の上方への移動が阻止されているため、シート押圧部材による座席シートの圧着を解除しない限り、二輪車を本発明二輪車固定装置から取り出すことができない。また、シート押圧部材の脚部の先端をベース部分に着脱可能に形成すると共に、上記脚部をベース部分に連結した状態をロック機構によってロックすることができるように構成したので、特定の二輪車専用の二輪車固定装置を容易に得ることができ、二輪車の盗難を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2乃至図4と共に本発明二輪車固定装置の基本的構成例を示すものであり、本図は側面図である。
【図2】 シート押圧部材をベース部分に対して後方へ倒した状態で示す平面図である。
【図3】 使用状態を示す側面図である。
【図4】 要部の動作を示す側面図である。
【図5】 図6及び図7と共に本発明の実施の形態を示すものであり、本図はシート押圧部材の脚部をベース部分にロックする直前の状態を示し、(a)は要部の正面図、(b)は要部の一部切欠側面図、(c)は要部の底面図である。
【図6】 シート押圧部材の脚部をベース部分にロックした状態を示し、(a)は要部の正面図、(b)は要部の側面図、(c)は要部の底面図である。
【図7】 シート押圧部材の脚部をベース部分にロックする機構の動作を示す概略側面図であり、(a)は初期の状態を、(b)は途中の状態を、(c)はロックが完了した状態を、それぞれ示すものである。
【符号の説明】
10…二輪車固定装置、27…後輪受入部、32…押え部、40…自動二輪車(二輪車)、41…後輪、42…座席シート、50…シート押圧部材、51…脚部、55…ロック板(ロック機構)、56…ロック板(ロック機構)、60…ベース部分、70…錠前(ロック機構)
Claims (1)
- 地面、床面等の固定面に固定されるベース部分と、
上記ベース部分に固定され二輪車の後輪を受け入れる後輪受入部と、
2つの脚部と該脚部の上端間に架け渡された押さえ部とによってほぼ門型に形成され脚部の下端部が上記ベース部分にある程度の範囲で回動可能に連結されるシート押圧部材とを備え、
二輪車の後輪を後輪受入部に受け入れると共に、シート押圧部材の押さえ部を二輪車の座席シートに圧着させて二輪車を固定し、
シート押圧部材の脚部の先端をベース部分に着脱可能に形成すると共に、上記脚部をベース部分に連結した状態をロック機構によってロックすることができるように構成した
ことを特徴とする二輪車固定装置。
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