JP2005324765A - 二輪車駐車装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】 簡単な構造でしっかりと二輪車を支持することが出来、或いは前輪を捕捉することが出来るような、二輪車駐車装置の提供する。
【構成】 車輪通路に臨ませて左右1対の前輪支持具を設けると共に、前輪によって押されるかまたは踏まれることによって力を加えられて前記前輪支持具の少なくとも一側を内側へ移動させる作動片を設けて成るものとした。
また車輪通路に臨ませて左右1対の鈎部を設けると共に、前輪によって押されるかまたは踏まれることによって力を加えられて前記鈎部の少なくとも一側を内側へ移動させて車輪を掛止する作動片を設けて成るものとした。
【選択図】 図1
【構成】 車輪通路に臨ませて左右1対の前輪支持具を設けると共に、前輪によって押されるかまたは踏まれることによって力を加えられて前記前輪支持具の少なくとも一側を内側へ移動させる作動片を設けて成るものとした。
また車輪通路に臨ませて左右1対の鈎部を設けると共に、前輪によって押されるかまたは踏まれることによって力を加えられて前記鈎部の少なくとも一側を内側へ移動させて車輪を掛止する作動片を設けて成るものとした。
【選択図】 図1
Description
この発明は前輪支持具を備えた二輪車駐車装置及び車輪を掛止する鈎部を備えた二輪車駐車装置に係り、構造が簡単で所要の効果が得られるものに関する。
従来より自転車や原動機付き自転車等の二輪車を、そのスタンドを立てることなく駐車させることが出来る駐車装置が各種提案されている。例えば実公昭62−021506号の原動機付二輪車の駐車装置は、固定されたレール部材と、該部材に添って移動する可動部材に軸支され常時一方向への回動力を付勢されかつ前記案内レール部材と平行する状態を維持し得るように構成されていて前記可動部材の傾倒防止部材を備えた前輪捕捉部材と、後輪捕捉部材とから成るものである。
また例えば実開平06−076558号の自転車駐車装置の前輪キャッチャーは、軌条部材に可動部材を取り付けこの可動部材に鈎部材を回動自在に取り付けて、鈎部材の一部が鈎部材が取り付けられていない側の一部分に接触することによって鈎部材の鈎部が内方に回動し前輪を捕捉するように構成されている。
実公昭62−021506号公報 実開平06−076558号公報
しかしながら実公昭62−021506号の原動機付二輪車の駐車装置では,車輪の太さが様々な二輪車に合わせることによってきちんと二輪車を支持することが出来るのであるが、そのように構成しようとすると装置が複雑になりコストが高くなると言う問題があった。
また実開平06−076558号の自転車駐車装置の前輪キャッチャーでは、鈎部材の一部が軌条部材に当たって内方へ回動する動作を続けている内に衝撃で破壊されたり、軌条部材と可動部材と鈎部材との組み付け構成に於いてガタツキが生ずるなどの問題があった。従ってこれを解消しようとすると装置が複雑になりコストが上昇すると言う課題も生じていた。
そこでこの発明は上述したような問題を解決し、簡単な構造でしっかりと二輪車を支持することが出来、或いは前輪を捕捉することが出来るような、二輪車駐車装置の提供を課題とする。
上記課題は、車輪通路に臨ませて左右1対の前輪支持具を設けると共に、前輪によって押されるかまたは踏まれることによって力を加えられて前記前輪支持具の少なくとも一側を内側へ移動させる作動片を設けて成る、二輪車駐車装置とすることにより達成される。なお前記前輪支持具の両側に前記作動片を設けた場合であって、左右1対の作動片がその一方が内側へ移動すると他方が内側へ移動するようにリンクされているものとしても良い。
前輪が進入する車輪通路に臨むようにして左右1対の前輪支持具が設けられている。この左右1対の前輪支持具は一方が固定で、他方が可動式のものであっても、両者共に可動式のものであっても良い。前記作動片は、車輪通路の至端部に二輪車の前輪の前端部が当たるように設けることも、二輪車の前輪で踏まれるように設けることも可能である。この作動片に前輪により力が加えられると、前記前輪支持具が内側へ移動するため、これによって前輪を挟着して前輪を支持し、二輪車を支持することが出来るのである。従って利用者は、二輪車の前輪を車輪通路に入れて進入させ、前輪を前記作動片の所まで移動させて作動片に接触させることにより、簡単に駐車させることが出来る。なお二輪車のスタンドはこれを立てなくても或いは立てさせるようにしてもよく、この各々の場合に対応させた設計が可能である。
なお左右1対の前輪支持具が両者共に可動式の場合であって、左右1対の作動片がその一方が内側へ移動すると他方が内側へ移動するようにリンクされているものでは、例えば二輪車が車輪通路内を傾斜姿勢で進入して来てその前輪が片側の作動片のみを押したか踏んだような場合であっても、左右両側がリンクされていることによって、両方の作動片に同時に力を加えたのと同じように、安定して確実な動作を行なうことが出来る。
上記課題は、車輪通路に臨ませて左右1対の鈎部を設けると共に、前輪によって押されるかまたは踏まれることによって力を加えられて前記鈎部の少なくとも一側を内側へ移動させて車輪を掛止する作動片を設けて成る、二輪車駐車装置とすることにより達成される。なお前記鈎部の両側に前記作動片を設けた場合であって、左右1対の作動片がその一方が内側へ移動すると他方が内側へ移動するようにリンクされているものとしても良い。
前輪が進入する車輪通路に臨むようにして左右1対の鈎部が設けられている。この左右1対の鈎部は一方が固定で、他方が可動式のものであっても、両者共に可動式のものであっても良い。前記作動片は、車輪通路の至端部に二輪車の前輪の前端部が当たるように設けることも、二輪車の前輪で踏まれるように設けることも可能である。この作動片に前輪によって力が加えられると、前記鈎部が内側へ移動するため、これによって前輪の狭幅の部位に掛止して前輪を捕捉することが出来るのである。従って利用者は二輪車の前輪を車輪通路に入れて進入させ、前輪を前記作動片の所まで移動させて作動片に接触させることによって、簡単に前輪を捕捉させ駐車させることが出来る。
なお請求項1の発明の左右1対の前輪支持具により前輪を挟着して支持させる構成をこの鈎部に実装することが可能である。すなわち車輪の太さが様々な二輪車の前輪の幅に合わせることによって、前記鈎部が前輪の狭幅の部位に掛止して外れないようにすることをより確実なものとすることが出来る。前記狭幅の部位とは例えばタイヤのリムとスポークとの境の部位のことである。この部位を鈎部で掛止するのである。なお二輪車のスタンドはこれを立てなくても或いは立てさせるようにしてもよく、この各々の場合に対応させた設計が可能である。
さて上述のような前輪支持具を備えた二輪車駐車装置であっても、鈎部を備えた二輪車駐車装置であっても、前記作動片または作動片と連動する部位に、動作を固定するための施錠手段が設けられているものとすることが出来る。
前記作動片または作動片と連動する部位が固定されれば、前輪支持具や鈎部が固定されることになる。前輪支持具が固定されれば、二輪車は倒れにくく、また取り出しにくくなる。鈎部が固定されれば、二輪車を出庫させることが出来なくなる。なお施錠手段は機械式手動式のものであっても、ソレノイドなどを用いて電気的に施錠・開錠が行なえるものであってもよいが、管理者が遠隔でこの操作を行なう場合には電気式のものの方が都合が良い。
なおこの場合、前記施錠手段が、一側の凹凸部と他側の前記凹凸部に噛合する噛合部とにより構成されているものとすることが出来る。一側の凹凸部と他側の凹凸部、一側の凹凸部と他側の凸部または凹部、などと言った組み合わせが任意に行ない得る。この一側の凹凸部と他側の噛合部とを噛み合わせることにより、前記前輪支持具や前記鈎部は外側へ移動することが出来なくなり、前輪を捕捉したままとなる。凹凸部と噛合部との噛み合わせは確実なものである。
またこの場合、前記凹凸部と噛合部との噛み合わせに際し、事前に互いを打ち付け合う動作を行なわせる位置合わせ手段をさらに設けて成るものとすることが出来る。前記の凹凸部と噛合部とを噛み合わせた際に、例えば互いの凸部同士が打ち合って反発し、噛み合いにくい或いは噛み合わないと言うことが起こる場合がある。そこで事前に凹凸部と噛合部とを打ち合わせることにより、例えば前記ソレノイドの場合では作動杆等に遊びがあるため、互いの凸部同士が打ち合いを避ける方向に微妙にずれるようになる。従って本番である前記凹凸部と噛合部との噛み合わせの際には、互いの凹凸がよく合ってしっかりと噛合するようになるのである。事前の打ち合わせの回数は任意であるが、例えば打ち合わせを2回、本噛合を1回と設定するのが良いであろう。
さて上述のような前輪支持具を備えた二輪車駐車装置であっても、鈎部を備えた二輪車駐車装置であっても、前記車輪通路の前輪載置部が他の部分に対し回転し得るようにして成るものとすることが出来る。原動機付き自転車や比較的小型の自動二輪車等では、駐車時に前輪を左方向に切ってロックするような仕組みが備わっている。従ってこのような場合に前輪載置部が回転出来ると、二輪車側ので施錠を行なうことが出来て都合が良い。
また上述のような前輪支持具を備えた二輪車駐車装置であっても、鈎部を備えた二輪車駐車装置であっても、傾斜角度を調節し得るようにして前輪載置部付近に立設された支持部材の上部に、二輪車のハンドルグリップと都合よく係合し得るように形成されたハンドルグリップの捕捉具を前記支持部材に対して回動自在に設けて成るものとすることが出来る。その使用法は、ハンドルグリップの捕捉具を左手で持ち、右手で二輪車を支えつつ、二輪車の左側のハンドルの先端部のハンドルグリップを前記捕捉具に係止させて、二輪車を支持部材に持たせ掛けて駐車させるようにする。より詳しくは、捕捉具とハンドルグリップとの位置合わせを行なうべく捕捉具を操って支持部材の傾斜角度を調節したり、捕捉具の回動調節を行なったりする。これにより不自然でない状態でハンドルグリップを捕捉して、二輪車のスタンドを立てることなく保持することが出来るのである。
上述したようにこの発明によれば、簡単な構造でしっかりと二輪車を支持することが出来、或いは前輪を捕捉することが出来ると言う効果を奏する。
第1実施形態
図1乃至図5を用いてこの実施形態の前輪支持具および車輪を掛止する鈎部を備えた自転車用の駐車装置の説明を行なう。この駐車装置は図示しない車輪通路の至端に設けられている。左右の支持板1,1は車輪通路に臨んで設けられている。支持板1にはスライド板2を案内するためのガイド孔10が斜めに設けられており、スライド板2はこのガイド孔10にピン21を以てスライド自在に取り付けられている。ガイド孔10は車輪通路に近付くに連れて下がるように傾斜させられている。スライド板2の上部は車輪通路の方向に突出して鈎部20とされている。更に図2から明かとなるように、スライド板2の車輪通路側の下部には腕部22が設けられており、ここには後述するリンク杆3のガイド孔30に填め合わせたピン23が取り付けられている。前記リンク杆3はL字形状を呈しており、その角部が支持板1の下部から車輪通路の方向に延びる腕部11の先部分に取り付けたピン12により回動自在に止められている。このような構成が左右の支持板1,1に付いて実現されている。
図1乃至図5を用いてこの実施形態の前輪支持具および車輪を掛止する鈎部を備えた自転車用の駐車装置の説明を行なう。この駐車装置は図示しない車輪通路の至端に設けられている。左右の支持板1,1は車輪通路に臨んで設けられている。支持板1にはスライド板2を案内するためのガイド孔10が斜めに設けられており、スライド板2はこのガイド孔10にピン21を以てスライド自在に取り付けられている。ガイド孔10は車輪通路に近付くに連れて下がるように傾斜させられている。スライド板2の上部は車輪通路の方向に突出して鈎部20とされている。更に図2から明かとなるように、スライド板2の車輪通路側の下部には腕部22が設けられており、ここには後述するリンク杆3のガイド孔30に填め合わせたピン23が取り付けられている。前記リンク杆3はL字形状を呈しており、その角部が支持板1の下部から車輪通路の方向に延びる腕部11の先部分に取り付けたピン12により回動自在に止められている。このような構成が左右の支持板1,1に付いて実現されている。
なお前記支持板1とスライド板2とをリンクするリンク杆3の役割は自転車の前輪を受ける踏み込みレバーであるが、左右のリンク杆3,3は別のリンク杆4によって連結されている。すなわちリンク杆4にはガイド孔40が開孔されており、ここの左右のリンク杆3のL字の短片のさきに設けたピン31を通して止めている。そしてこのリンク杆4の上方に踏板5が設けられており、この踏板5を自転車の前輪が踏み込むように構成されている。
さてこの実施形態の駐車装置では、自転車が駐車されていない状態では、すなわち踏板5に荷重が掛かっていない状態では図2に示すようになっている。そこで図示しない車輪通路を進んで来た自転車の前輪が踏板5を踏み込むと、図1で示すように踏板5が下降して左右のリンク杆3を押し下げる。なお前輪が踏板5の片側を踏んで片側のリンク杆3に荷重が掛かろうとも、左右のリンク杆3にはこれを連結しているリンク杆4が取り付けられているため、左右のリンク杆3が同時に押し下げられるのである。するとリンク杆3が内方へ回動してピン23を内方へ引くため、左右のスライド板2が車輪通路側へスライドする。この時左右のスライド板2,2は前記支持板1のガイド孔10にガイドされて下降する方向への力が加わる。これによってスライド板2の鈎部20が車輪通路側へスライドすると共に下降して、都合良く前輪のリムのスポークネジの近傍に位置するようになる。従って鈎部20により前輪が掛止されるため、自転車を出庫させることが出来なくなるのである。
なお出庫の手続きによって前輪の荷重が踏板5に掛からなくなると、図示しないバネによって付勢されたリンク杆3が自動的に回動して踏板5を押し上げると共に、スライド板2を元の位置に戻して、次の駐車に備えるのである。
ところで前記スライド板2には、図3乃至図5で表わしたような錠が設けられている。すなわちスライド板2の側面部には凹凸部24が設けられており、この凹凸部24に対向させて後述する傾倒板6の側面部にも凹凸部60が設けられている。傾倒板6は凹凸部60の側がスライド板2方向に傾倒可能に回動軸62に取り付けられている。そして常には垂直に立ち上がっているように、回動軸62に設けた図示しないバネによって付勢されている。また傾倒板6の他側で、前記車輪通路側に近い部位には突起61が設けられている。また傾倒板6のこの側にはスライド板71が添設されている。その車輪通路側に近い部位には押圧部72のカーブが形成されており、この押圧部72で前記突起61を滑らかに押し退けることが出来るようになっている。そしてこのスライド板71にはリンク杆70を介してソレノイド7が接続されている。
さて上述のように自転車が駐車されていない状態では、左右のスライド板2,2は車輪通路から後退しており、図3で表わすような体勢を取っている。このような状態から自転車を駐車させると、スライド板2が車輪通路側へスライドする(図4)。ここで施錠することが出来ればより安全である。そこでソレノイド7に通電するとリンク杆70が引かれ、スライド板71が車輪通路側へスライドすると、スライド板71の押圧部72が前記突起61を押し退け、この結果傾倒板6が回動軸62を以てスライド板2の方向に傾倒することになる。すると傾倒板6の凹凸部60がスライド板2の側の凹凸部24ら噛合してスライド板2は後退することが出来なくなるのである。この状態はロックされた状態であって、次にソレノイド7に通電してリンク杆70を押し出すまでは自転車の前輪は施錠されたままとなり、出庫させることが出来ない。
なおソレノイド7の動作に付いてさらに詳しく説明する。図5(a)のように凹凸部24と凹凸部60との凸部同士が同じ位置にあると、ソレノイド7に1回通電した時に互いの凸部同士が打ち合って反発して、噛み合いにくい或いは噛み合わないと言うことが起こる場合がある。そこでこの実施形態では図5(a)の状態で2回、凹凸部24と凹凸部60とを打ち合わせるように設定されている。これにより互いの凸部同士が打ち合いを避ける方向に微妙にずれて図5(b)の状態となるため、最終的に1回ソレノイド7に通電して凹凸部24と凹凸部60とを噛合させるようにしている。
第2実施形態
次に図6を用いてこの実施形態の原動機付き自転車用の駐車装置を説明する。この駐車装置は案内レール84にガイドされて奥方へ押したり手前側に引いたりすることが出来る前輪載置台8であり、手前側にある時に前輪を載置して、前輪載置台8の車輪83と原動機付き自転車の後輪とで奥方へ押して移動させ、その至端に於いて駐車完了とするものである。前輪載置台8は左側に設けた図示しない車輪をチャンネル状の案内レール84に填め込んで組み付けられている。この前輪載置台8の手前側にはスロープ82が設けられている。また前輪載置台8の中央部には回転板80が設けられている。さらに前輪載置台8の左側には後述するグリップ捕捉部9が立設されている。
次に図6を用いてこの実施形態の原動機付き自転車用の駐車装置を説明する。この駐車装置は案内レール84にガイドされて奥方へ押したり手前側に引いたりすることが出来る前輪載置台8であり、手前側にある時に前輪を載置して、前輪載置台8の車輪83と原動機付き自転車の後輪とで奥方へ押して移動させ、その至端に於いて駐車完了とするものである。前輪載置台8は左側に設けた図示しない車輪をチャンネル状の案内レール84に填め込んで組み付けられている。この前輪載置台8の手前側にはスロープ82が設けられている。また前輪載置台8の中央部には回転板80が設けられている。さらに前輪載置台8の左側には後述するグリップ捕捉部9が立設されている。
前記回転板80には第1実施形態で説明した鈎部20を有するスライド板2の機構が設けられている。またその中央部に切欠部81が切欠されており、この中に第1実施形態で説明した踏板5が置かれている。すなわち踏板5からスライド板2までの構成上述した第1実施形態の構成に倣うものである。なおスライド板2や支持板1は、切欠部81に臨ませて設けた鈎収納ボックス25の中に納めるようにした。
前記グリップ捕捉部9に付いて、前記前輪載置台8に固定した軸受95にL字状に折り曲げた回動軸94が回動自在に取り付けられており、この回動軸94の垂直部分に支持杆93が上下動自在に取り付けられている。支持杆93の頂部にはハンドル90が回動自在に取り付けられており、このハンドル90の一側には操作グリップ91が、他側には捕捉具92が設けられている。
この駐車装置に原動機付き自転車を駐車させるには、先ず前輪をスロープ82に押し上げて前輪載置台8上に進入させ、更に回転板80まで進ませて、前輪を落とし込みの孔である切欠部81に落とし込むようにする。これによって上述したように前輪はスライド板2に捕捉される。次いで原動機付き自転車のハンドルを左方に切ると回転板80が回転するので、ここで操作グリップ91を持って、支持杆93を回動軸94の縦方向に摺動させたり回動させたり捕捉具92を回動させて捕捉具92の位置及び姿勢を調節しつつ、原動機付き自転車の左側にあるハンドルグリップを前記捕捉具92に挿入して、原動機付き自転車を支持杆93に持たせ掛けるようにする。これによって不自然でない状態でハンドルグリップを捕捉して、原動機付き自転車をスタンドを立てることなく保持することが出来る。こで必要に応じて原動機付き自転車の前輪に設けられている錠を掛け、その後原動機付き自転車のサドルなどの部分を押すようにすることにより、前輪載置台8が案内レール84に添って奥方へ移動して駐車完了となる。
なお原動機付き自転車の前輪に設けられている錠を掛ける際に、前輪を左方に曲げなくてはならないものがある。このような場合に対応することが可能なように回転板80の機構が組み込まれている。この錠を用いない場合や、用いた場合であっても別途施錠したい場合、或いはこの駐車装置を商店街などで顧客専用に用いたいとする場合などでは、上述した第1実施形態のソレノイド7回りの構成などを組み込むようにすればよい。
なお上述した図5(a)(b)の位置合わせ手段を用いたものは、この発明の駐車装置以外にも活用可能である。噛み合わせなくてはならないもの同士がうまく噛み合わないような場合に、事前に互いを打ち付け合う動作を行なわせる位置合わせ手段は、後の本動作を1回でより確実なものにしてくれる効果には大きいものがある。
1 支持板
10 ガイド孔
11 腕部
12 ピン
2 スライド板
20 鈎部
21 ピン
22 腕部
23 ピン
24 凹凸部
25 鈎収納ボックス
3 リンク杆
30 ガイド孔
31 ピン
4 リンク杆
40 ガイド孔
5 踏板
6 傾倒板
60 凹凸部
61 突起
62 回動軸
7 ソレノイド
70 リンク杆
71 スライド板
72 押圧部
8 前輪載置台
80 回転板
81 切欠部
82 スロープ
83 車輪
84 案内レール
9 グリップ捕捉部
90 ハンドル
91 操作グリップ
92 捕捉具
93 支持杆
94 回動軸
95 軸受
10 ガイド孔
11 腕部
12 ピン
2 スライド板
20 鈎部
21 ピン
22 腕部
23 ピン
24 凹凸部
25 鈎収納ボックス
3 リンク杆
30 ガイド孔
31 ピン
4 リンク杆
40 ガイド孔
5 踏板
6 傾倒板
60 凹凸部
61 突起
62 回動軸
7 ソレノイド
70 リンク杆
71 スライド板
72 押圧部
8 前輪載置台
80 回転板
81 切欠部
82 スロープ
83 車輪
84 案内レール
9 グリップ捕捉部
90 ハンドル
91 操作グリップ
92 捕捉具
93 支持杆
94 回動軸
95 軸受
Claims (9)
- 車輪通路に臨ませて左右1対の前輪支持具を設けると共に、前輪によって押されるかまたは踏まれることによって力を加えられて前記前輪支持具の少なくとも一側を内側へ移動させる作動片を設けて成る、二輪車駐車装置。
- 前記前輪支持具の両側に前記作動片を設けた場合であって、左右1対の作動片がその一方が内側へ移動すると他方が内側へ移動するようにリンクされている、請求項1に記載の二輪車駐車装置。
- 車輪通路に臨ませて左右1対の鈎部を設けると共に、前輪によって押されるかまたは踏まれることによって力を加えられて前記鈎部の少なくとも一側を内側へ移動させて車輪を掛止する作動片を設けて成る、二輪車駐車装置。
幅を合わせてロック出来る - 前記鈎部の両側に前記作動片を設けた場合であって、左右1対の作動片がその一方が内側へ移動すると他方が内側へ移動するようにリンクされている、請求項1に記載の二輪車駐車装置。
- 前記作動片または作動片と連動する部位に、動作を固定するための施錠手段が設けられている、請求項1または請求項2に記載の二輪車駐車装置。
ソレノイドがよい - 前記施錠手段が、一側の凹凸部と他側の前記凹凸部に噛合する噛合部とにより構成されている、請求項5に記載の二輪車駐車装置。
なお何にでも使える - 前記凹凸部と噛合部との噛み合わせに際して、事前に互いを打ち付け合う動作を行なわせる位置合わせ手段をさらに設けて成る、請求項6に記載の二輪車駐車装置。
2回打ち付け、最後に本噛合 - 前記車輪通路の前輪載置部が他の部分に対し回転し得るように構成して成る、請求項1または請求項2に記載の二輪車駐車装置。
- 傾斜角度を調節し得るようにして前輪載置部付近に立設された支持部材の上部に、二輪車のハンドルグリップと都合よく係合し得るように形成されたハンドルグリップの捕捉具を前記支持部材に対して回動自在に設けて成る、請求項1または請求項2に記載の二輪車駐車装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004171904A JP2005324765A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | 二輪車駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004171904A JP2005324765A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | 二輪車駐車装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP (1) | JP2005324765A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011110987A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Sagami Sekiyu Kk | 二輪車の駐輪システム |
JP5951842B1 (ja) * | 2015-04-10 | 2016-07-13 | 南臺科技大学Southern Taiwan University Of Science And Technology | グランドロック装置 |
CN108005494A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-05-08 | 杭州奥斯停车设备有限公司 | 一种自行车车锁 |
-
2004
- 2004-05-12 JP JP2004171904A patent/JP2005324765A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011110987A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Sagami Sekiyu Kk | 二輪車の駐輪システム |
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CN108005494A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-05-08 | 杭州奥斯停车设备有限公司 | 一种自行车车锁 |
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