JPS6235711Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6235711Y2 JPS6235711Y2 JP16901381U JP16901381U JPS6235711Y2 JP S6235711 Y2 JPS6235711 Y2 JP S6235711Y2 JP 16901381 U JP16901381 U JP 16901381U JP 16901381 U JP16901381 U JP 16901381U JP S6235711 Y2 JPS6235711 Y2 JP S6235711Y2
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- JP
- Japan
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- support body
- canopy
- pin
- upper support
- lower support
- Prior art date
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Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の技術分野
本考案は、モータグレーダやシヨベルローダ等
の運転席上に設ける折畳み型キヤノピに関するも
のである。
の運転席上に設ける折畳み型キヤノピに関するも
のである。
考案の技術的背景
モータグレーダやシヨベルローダのごとき土工
車輛等を移動用車輛に載せ、運搬移動する場合、
土工車輛等の運転席上に設けたキヤノビが道路法
車輛制限令で規定する高さ制限3.8mに触れるこ
とになるため、従来は、このキヤノピを土工車輛
等から取外している。
車輛等を移動用車輛に載せ、運搬移動する場合、
土工車輛等の運転席上に設けたキヤノビが道路法
車輛制限令で規定する高さ制限3.8mに触れるこ
とになるため、従来は、このキヤノピを土工車輛
等から取外している。
背景技術の問題点
ところが、このようにキヤノピを取外す場合
は、キヤノピの脱着に2人がかりで1時間もの作
業が必要になり、またキヤノピ固定用のボルトの
紛失、移動中のキヤノピのガラス破損、装着およ
び取外し時の作業員の落転事故等のおそれがあ
る。また取外したキヤノピを車体にロープによつ
て固定しておくが、運搬移動時に横風を受けて脱
落することが多い。
は、キヤノピの脱着に2人がかりで1時間もの作
業が必要になり、またキヤノピ固定用のボルトの
紛失、移動中のキヤノピのガラス破損、装着およ
び取外し時の作業員の落転事故等のおそれがあ
る。また取外したキヤノピを車体にロープによつ
て固定しておくが、運搬移動時に横風を受けて脱
落することが多い。
考案の目的
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、
ピンの簡単な取外しおよび挿入によつて、キヤノ
ピを土工車輛等から取外すことなく一定の高さ制
限下に容易に折畳むことができ、また容易に組立
てることができるようにしようとするものであ
る。
ピンの簡単な取外しおよび挿入によつて、キヤノ
ピを土工車輛等から取外すことなく一定の高さ制
限下に容易に折畳むことができ、また容易に組立
てることができるようにしようとするものであ
る。
考案の構成
本考案の折畳み型キヤノピは、車輛側に固定さ
れた前側の下側支持体に対して前側連結部を介し
上側支持体を前後方向に回動可能に連結し、車輛
側に固定された後側の下側支持体に対して後側連
結部を介し上側支持体を前後方向に回動可能に連
結し、前側の上側支持体と後側の上側支持体とに
前側および後側の上端連結部を介し屋根部材を前
後方向に回動可能に連結し、後側連結部は、下側
支持体の上端部に前後方向に切欠き部を設け、こ
の切欠き部に上側支持体の下端部を嵌合し、この
嵌合部に左右方向に中折れ支軸用のピンを挿入し
て下側支持体に対して上側支持体を前後方向に回
動可能に連結するとともに、嵌合部に左右方向に
固定用のピンを挿入して下側支持体に対して上側
支持体を中折れ支軸用のピンとともに立姿勢に保
持してなるものであることを特徴とする構成のも
のである。
れた前側の下側支持体に対して前側連結部を介し
上側支持体を前後方向に回動可能に連結し、車輛
側に固定された後側の下側支持体に対して後側連
結部を介し上側支持体を前後方向に回動可能に連
結し、前側の上側支持体と後側の上側支持体とに
前側および後側の上端連結部を介し屋根部材を前
後方向に回動可能に連結し、後側連結部は、下側
支持体の上端部に前後方向に切欠き部を設け、こ
の切欠き部に上側支持体の下端部を嵌合し、この
嵌合部に左右方向に中折れ支軸用のピンを挿入し
て下側支持体に対して上側支持体を前後方向に回
動可能に連結するとともに、嵌合部に左右方向に
固定用のピンを挿入して下側支持体に対して上側
支持体を中折れ支軸用のピンとともに立姿勢に保
持してなるものであることを特徴とする構成のも
のである。
考案の実施例
以下、本考案を図示の実施例を参照して説明す
る。
る。
第1図はモータグレーダを示し、また第2図は
シヨベルローダを示し、それぞれの運転席1上に
はキヤノピ2が設けられている。
シヨベルローダを示し、それぞれの運転席1上に
はキヤノピ2が設けられている。
このキヤノピ2は、第3図に図示するように、
車輛側に固定された前側の下側支持体としての下
側フロント枠3に対して、蝶番からなる前側連結
部4を介し、上側支持体としての上側フロント枠
5を、第3図に図示する状態より前方において前
後方向に回動可能に連結し、また車輛側に固定さ
れた後側の下側支持体としての2本の下側ピラー
6に対して、後で詳しく述べる後側連結部7を介
し、上側支持体としての2本の上側ピラー8を、
前後方向に回動可能に連結し、また上側フロント
枠5の両側のピラー部9と後側の2本の上側ピラ
ー8とに、後で詳しく述べる前側および後側の上
端連結部10,11を介し、屋根部材12を前後
方向に回動可能に連結してなる。
車輛側に固定された前側の下側支持体としての下
側フロント枠3に対して、蝶番からなる前側連結
部4を介し、上側支持体としての上側フロント枠
5を、第3図に図示する状態より前方において前
後方向に回動可能に連結し、また車輛側に固定さ
れた後側の下側支持体としての2本の下側ピラー
6に対して、後で詳しく述べる後側連結部7を介
し、上側支持体としての2本の上側ピラー8を、
前後方向に回動可能に連結し、また上側フロント
枠5の両側のピラー部9と後側の2本の上側ピラ
ー8とに、後で詳しく述べる前側および後側の上
端連結部10,11を介し、屋根部材12を前後
方向に回動可能に連結してなる。
上記フロント枠3,5の内部には、破損しにく
いとともに傷がつきにくいポリカーボネート樹脂
製の透明板13を嵌着する。
いとともに傷がつきにくいポリカーボネート樹脂
製の透明板13を嵌着する。
また第4図に図示するように、下側フロント枠
3の両側のピラー部16に円弧状係止部材17の
下端部を回動自在に軸支し、この係止部材17の
円弧状溝18に上側フロント枠5の両側のピラー
部9から突設した係止軸19を摺動自在に嵌合
し、上側フロント枠5が第4図に図示するように
回動したときに、円弧状溝18の一部に設けた係
止凹部20に係止軸19を係合させて、上側フロ
ント枠5がそれ以上は下方に回動しないように
し、あるいは係止軸19に螺合したストツパ21
を回動することによつて、このストツパ21とピ
ラー部9とによつて係止部材17を挾圧して上側
フロント枠5を立てた状態で固定支持する。
3の両側のピラー部16に円弧状係止部材17の
下端部を回動自在に軸支し、この係止部材17の
円弧状溝18に上側フロント枠5の両側のピラー
部9から突設した係止軸19を摺動自在に嵌合
し、上側フロント枠5が第4図に図示するように
回動したときに、円弧状溝18の一部に設けた係
止凹部20に係止軸19を係合させて、上側フロ
ント枠5がそれ以上は下方に回動しないように
し、あるいは係止軸19に螺合したストツパ21
を回動することによつて、このストツパ21とピ
ラー部9とによつて係止部材17を挾圧して上側
フロント枠5を立てた状態で固定支持する。
また第5図に図示するように、後側連結部7
は、下側ピラー6の上端部に前後方向に切欠き部
24を設け、この切欠き部24に上側ピラー8の
下端部を嵌合し、この嵌合部の左右方向の下側ピ
ン挿通孔25に中折れ支軸用のピン26を挿入し
て下側ピラー6に対して上側ピラー8を前後方向
に回動可能に連結するとともに、嵌合部の左右方
向の上側ピン挿通孔27に固定用のピン28を挿
入して下側ピラー6に対して上側ピラー8を中折
れ支軸用のピン26とともに立姿勢に保持してな
るものである。ピン26,28は止め具29,3
0によつてそれぞれ抜止めする。
は、下側ピラー6の上端部に前後方向に切欠き部
24を設け、この切欠き部24に上側ピラー8の
下端部を嵌合し、この嵌合部の左右方向の下側ピ
ン挿通孔25に中折れ支軸用のピン26を挿入し
て下側ピラー6に対して上側ピラー8を前後方向
に回動可能に連結するとともに、嵌合部の左右方
向の上側ピン挿通孔27に固定用のピン28を挿
入して下側ピラー6に対して上側ピラー8を中折
れ支軸用のピン26とともに立姿勢に保持してな
るものである。ピン26,28は止め具29,3
0によつてそれぞれ抜止めする。
また第6図に図示するように、屋根部材12
は、ヒンジ33を介し中央部で中折れ可能に設け
てなり、また4隅部から下方に突出軸部34を突
設してなる。
は、ヒンジ33を介し中央部で中折れ可能に設け
てなり、また4隅部から下方に突出軸部34を突
設してなる。
また第7図に図示するように、前側および後側
の上端連結部10,11は、上側フロント枠5の
ピラー部9および上側ピラー8の上端部に前後方
向に切欠き部35を設け、この切欠き部35に屋
根部材12の突出軸部34を嵌合し、この嵌合部
の左右方向のピン挿通孔36にピン37を挿入し
て上側フロント枠5のピラー部9および上側ピラ
ー8と突出軸部34とを前後方向に回動可能に連
結してなる。ピン37は止め具38によつて抜止
めする。
の上端連結部10,11は、上側フロント枠5の
ピラー部9および上側ピラー8の上端部に前後方
向に切欠き部35を設け、この切欠き部35に屋
根部材12の突出軸部34を嵌合し、この嵌合部
の左右方向のピン挿通孔36にピン37を挿入し
て上側フロント枠5のピラー部9および上側ピラ
ー8と突出軸部34とを前後方向に回動可能に連
結してなる。ピン37は止め具38によつて抜止
めする。
そうして、このキヤノピ2を使用するときは、
第3図に図示するように、左右2箇所の後側連結
部7において下側ピラー6と上側ピラー8とに中
折れ支軸用のピン26と固定用のピン28とを挿
入して、2本の上側ピラー8を立姿勢で固定する
とともに、両側のストツパ21により円弧状係止
部材17を固定して、上側フロント枠5を立姿勢
で固定し、また上端連結部10,11において2
本の上側ピラー8および上側フロント枠5の両側
のピラー部9と屋根部材12の突出軸部34とに
ピン37を挿入して、屋根部材12を固定する。
第3図に図示するように、左右2箇所の後側連結
部7において下側ピラー6と上側ピラー8とに中
折れ支軸用のピン26と固定用のピン28とを挿
入して、2本の上側ピラー8を立姿勢で固定する
とともに、両側のストツパ21により円弧状係止
部材17を固定して、上側フロント枠5を立姿勢
で固定し、また上端連結部10,11において2
本の上側ピラー8および上側フロント枠5の両側
のピラー部9と屋根部材12の突出軸部34とに
ピン37を挿入して、屋根部材12を固定する。
またこのキヤノピ2を折畳むときは、第8図お
よび第9図に図示するように、後側の上端連結部
11のピンを外し、ストツパ21を緩めることに
より、屋根部材12および上側フロント枠5を前
方に折畳み、また後側連結部7の固定用のピン2
8を外すことにより、上側ピラー8を後方に倒
す。
よび第9図に図示するように、後側の上端連結部
11のピンを外し、ストツパ21を緩めることに
より、屋根部材12および上側フロント枠5を前
方に折畳み、また後側連結部7の固定用のピン2
8を外すことにより、上側ピラー8を後方に倒
す。
あるいは、第10図に図示するように、前側の
上端連結部10のピンを外し、ストツパ21を緩
めることにより、上側フロント枠5を前方に倒
し、また後側連結部7の固定用のピン28を外す
ことにより、屋根部材12および上側ピラー8を
後方に折畳む。
上端連結部10のピンを外し、ストツパ21を緩
めることにより、上側フロント枠5を前方に倒
し、また後側連結部7の固定用のピン28を外す
ことにより、屋根部材12および上側ピラー8を
後方に折畳む。
あるいは、第11図に図示するように、ストツ
パ21を緩め、後側連結部7の固定用のピン28
を外すことにより、屋根部材12を展開状態で連
結したまま、上側フロント枠5および後側の上側
ピラー8を前方に倒す。
パ21を緩め、後側連結部7の固定用のピン28
を外すことにより、屋根部材12を展開状態で連
結したまま、上側フロント枠5および後側の上側
ピラー8を前方に倒す。
この第8図ないし第11図のようにキヤノピ2
を折畳んだとき、円弧状係止部材17の円弧状溝
18に設けた係止凹部20が係止軸19を係止し
て、上側フロント枠5がモータグレーダのメーン
フレーム41等に当接することを防止する。
を折畳んだとき、円弧状係止部材17の円弧状溝
18に設けた係止凹部20が係止軸19を係止し
て、上側フロント枠5がモータグレーダのメーン
フレーム41等に当接することを防止する。
またピン26,28,37は、いつたん外して
キヤノピを折畳んだ後に再び元の位置に挿入して
おくと、紛失のおそれがない。
キヤノピを折畳んだ後に再び元の位置に挿入して
おくと、紛失のおそれがない。
考案の他の実施例
第12図に図示するように、前側連結部4、前
側および後側の上端連結部10,11を、それぞ
れ後側連結部7と同様に固定可能の構造に形成す
る。
側および後側の上端連結部10,11を、それぞ
れ後側連結部7と同様に固定可能の構造に形成す
る。
すなわち、前側連結部4は、下側フロント枠3
の両側のピラー部16の上端部に前後方向に切欠
き部を設け、この切欠き部に上側フロント枠5の
両側のピラー部9の下端部を嵌合し、この両側の
嵌合部に左右方向に中折れ支軸用のピンと固定用
のピンとを挿入すればよい。また前側および後側
の上端連結部10,11も、同様に支軸用のピン
37のほかに固定用のピンを挿入すればよい。な
おこの第12図における屋根部材12は、中折れ
不可能の部材で構成する。
の両側のピラー部16の上端部に前後方向に切欠
き部を設け、この切欠き部に上側フロント枠5の
両側のピラー部9の下端部を嵌合し、この両側の
嵌合部に左右方向に中折れ支軸用のピンと固定用
のピンとを挿入すればよい。また前側および後側
の上端連結部10,11も、同様に支軸用のピン
37のほかに固定用のピンを挿入すればよい。な
おこの第12図における屋根部材12は、中折れ
不可能の部材で構成する。
また第8図または第10図に図示するようにキ
ヤノピ2を折畳む場合は、前側および後側の上端
連結部10,11のうちどちらか一方を、分解不
可能のヒンジたとえば蝶番などによつて構成して
もよく、また第11図に図示するようにキヤノピ
2を折畳む場合は、屋根部材12を中折れ不可能
の部材にするとともに、前側および後側の上端連
結部10,11を、分解不可能のヒンジたとえば
蝶番などによつて構成するようにしてもよい。
ヤノピ2を折畳む場合は、前側および後側の上端
連結部10,11のうちどちらか一方を、分解不
可能のヒンジたとえば蝶番などによつて構成して
もよく、また第11図に図示するようにキヤノピ
2を折畳む場合は、屋根部材12を中折れ不可能
の部材にするとともに、前側および後側の上端連
結部10,11を、分解不可能のヒンジたとえば
蝶番などによつて構成するようにしてもよい。
考案の効果
本考案によれば、前側の下側支持体と、その上
側支持体と、屋根部材と、後側の上側支持体と、
その下側支持体とを、順次連結部で回動可能に連
結し、そのうちの後側連結部は、下側支持体の上
端部の前後方向の切欠き部に上側支持体の下端部
を嵌合し、この嵌合部に左右方向に中折れ支軸用
のピンと固定用のピンとを挿入してキヤノピを構
成したから、最も能率のよい場合は、固定用のピ
ンを外すことにより、キヤノピを土工車輛等から
外すことなく一定の高さ制限下に容易に折畳むこ
とができ、また固定用のピンを挿入することによ
つて、キヤノピの組立て状態を保持することがで
きる。これにより短時間で1人の労力により、キ
ヤノピを運搬中の高さ制限内に低くすることがで
き、またピンであるから着脱が容易であり、折畳
んだ後に容易に元の位置に挿入しておくことがで
き、取付ボルトおよびナツト等のように紛失トラ
ブルがなく、また土工車輛等から外す必要がな
く、折畳みおよび組立てにおいてクレーン等が必
要でないとともに、人の転落事故等のおそれがな
く、またこれまで高さ制限の問題から場合によつ
てはキヤノピを取付けない状態で納入、使用して
いたユーザーにとつて、簡単に組立てられる本考
案のキヤノピは非常に有用であり、特に、ホイー
ルローダやグレーダ等に多く使用される可能性が
ある。
側支持体と、屋根部材と、後側の上側支持体と、
その下側支持体とを、順次連結部で回動可能に連
結し、そのうちの後側連結部は、下側支持体の上
端部の前後方向の切欠き部に上側支持体の下端部
を嵌合し、この嵌合部に左右方向に中折れ支軸用
のピンと固定用のピンとを挿入してキヤノピを構
成したから、最も能率のよい場合は、固定用のピ
ンを外すことにより、キヤノピを土工車輛等から
外すことなく一定の高さ制限下に容易に折畳むこ
とができ、また固定用のピンを挿入することによ
つて、キヤノピの組立て状態を保持することがで
きる。これにより短時間で1人の労力により、キ
ヤノピを運搬中の高さ制限内に低くすることがで
き、またピンであるから着脱が容易であり、折畳
んだ後に容易に元の位置に挿入しておくことがで
き、取付ボルトおよびナツト等のように紛失トラ
ブルがなく、また土工車輛等から外す必要がな
く、折畳みおよび組立てにおいてクレーン等が必
要でないとともに、人の転落事故等のおそれがな
く、またこれまで高さ制限の問題から場合によつ
てはキヤノピを取付けない状態で納入、使用して
いたユーザーにとつて、簡単に組立てられる本考
案のキヤノピは非常に有用であり、特に、ホイー
ルローダやグレーダ等に多く使用される可能性が
ある。
また上端連結部が、上側支持体の上端部の前後
方向の切欠き部に屋根部材の突出軸部を嵌合し、
この嵌合部に左右方向にピンを挿入して上側支持
体と突出軸部とを前後方向に回動可能に連結して
なるものであれば、上記ピンを外すことにより、
キヤノピを折畳むとき、屋根部材を前側の上側支
持体または後側の上側支持体から分離して運転席
を開放することができ、これにより、たとえば土
工作業時にキヤノピが高すぎる不都合がある場合
などは、キヤノピを折畳んだ状態で土工車輛を稼
動することができる。
方向の切欠き部に屋根部材の突出軸部を嵌合し、
この嵌合部に左右方向にピンを挿入して上側支持
体と突出軸部とを前後方向に回動可能に連結して
なるものであれば、上記ピンを外すことにより、
キヤノピを折畳むとき、屋根部材を前側の上側支
持体または後側の上側支持体から分離して運転席
を開放することができ、これにより、たとえば土
工作業時にキヤノピが高すぎる不都合がある場合
などは、キヤノピを折畳んだ状態で土工車輛を稼
動することができる。
また屋根部材を、ヒンジを介し中折れ可能に設
けることにより、この屋根部材を前側または後側
の上側支持体と同時に前傾または後傾させてコン
パクトに折畳むことができる。
けることにより、この屋根部材を前側または後側
の上側支持体と同時に前傾または後傾させてコン
パクトに折畳むことができる。
また前側連結部、前側および後側の上端連結部
が、それぞれ後側連結部と同様に2本のピンによ
つて固定可能に連結するものであれば、組立て時
のキヤノピ全体の構造上の強度がすぐれており、
耐久性がある。
が、それぞれ後側連結部と同様に2本のピンによ
つて固定可能に連結するものであれば、組立て時
のキヤノピ全体の構造上の強度がすぐれており、
耐久性がある。
図は本考案の折畳み型キヤノピの実施例に係る
もので、第1図はモータグレーダに設けた場合の
斜視図、第2図はシヨベルローダに設けた場合の
側面図、第3図はキヤノピの組立て時の斜視図、
第4図は前側の上側支持体の係止手段の側面図、
第5図は後側連結部の断面図、第6図は屋根部材
の斜視図、第7図は上端連結部の断面図、第8図
はキヤノピの第1の折畳み例の側面図、第9図は
その斜視図、第10図はキヤノピの第2の折畳み
例の側面図、第11図はキヤノピの第3の折畳み
例の側面図、第12図は本考案のキヤノピの他の
実施例を示す側面図である。 2……キヤノピ、3……前側の下側支持体とし
ての下側フロント枠、4……前側連結部、5……
前側の上側支持体としての上側フロント枠、6…
…後側の下側支持体としての下側ピラー、7……
後側連結部、8……後側の上側支持体としての上
側ピラー、10,11……上端連結部、12……
屋根部材、24……切欠き部、26,28……ピ
ン、34……突出軸部、35……切欠き部、37
……ピン。
もので、第1図はモータグレーダに設けた場合の
斜視図、第2図はシヨベルローダに設けた場合の
側面図、第3図はキヤノピの組立て時の斜視図、
第4図は前側の上側支持体の係止手段の側面図、
第5図は後側連結部の断面図、第6図は屋根部材
の斜視図、第7図は上端連結部の断面図、第8図
はキヤノピの第1の折畳み例の側面図、第9図は
その斜視図、第10図はキヤノピの第2の折畳み
例の側面図、第11図はキヤノピの第3の折畳み
例の側面図、第12図は本考案のキヤノピの他の
実施例を示す側面図である。 2……キヤノピ、3……前側の下側支持体とし
ての下側フロント枠、4……前側連結部、5……
前側の上側支持体としての上側フロント枠、6…
…後側の下側支持体としての下側ピラー、7……
後側連結部、8……後側の上側支持体としての上
側ピラー、10,11……上端連結部、12……
屋根部材、24……切欠き部、26,28……ピ
ン、34……突出軸部、35……切欠き部、37
……ピン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車輛側に固定された前側の下側支持体に対し
て前側連結部を介し上側支持体を前後方向に回
動可能に連結し、車輛側に固定された後側の下
側支持体に対して後側連結部を介し上側支持体
を前後方向に回動可能に連結し、前側の上側支
持体と後側の上側支持体とに前側および後側の
上端連結部を介し屋根部材を前後方向に回動可
能に連結し、後側連結部は、下側支持体の上端
部に前後方向に切欠き部を設け、この切欠き部
に上側支持体の下端部を嵌合し、この嵌合部に
左右方向に中折れ支軸用のピンを挿入して下側
支持体に対して上側支持体を前後方向に回動可
能に連結するとともに、嵌合部に左右方向に固
定用のピンを挿入して下側支持体に対して上側
支持体を中折れ支軸用のピンとともに立姿勢に
保持してなるものであることを特徴とする折畳
み型キヤノピ。 (2) 上端連結部は、上側支持体の上端部に前後方
向に切欠き部を設け、この切欠き部に屋根部材
から下方に突設した突出軸部を嵌合し、この嵌
合部に左右方向にピンを挿入して上側支持体と
突出軸部とを前後方向に回動可能に連結してな
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の折畳み型キヤノピ。 (3) 屋根部材は、ヒンジを介し中折れ可能に設け
てなることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項または第2項記載の折畳み型キヤノ
ピ。 (4) 前側連結部、前側および後側の上端連結部
は、それぞれ後側連結部と同様に2本のピンに
よつて固定可能に連結するものであることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
折畳み型キヤノピ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16901381U JPS5876660U (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | 折畳み型キヤノピ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16901381U JPS5876660U (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | 折畳み型キヤノピ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5876660U JPS5876660U (ja) | 1983-05-24 |
JPS6235711Y2 true JPS6235711Y2 (ja) | 1987-09-10 |
Family
ID=29961019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16901381U Granted JPS5876660U (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | 折畳み型キヤノピ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5876660U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017075508A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 日立建機株式会社 | 小型油圧ショベル |
-
1981
- 1981-11-13 JP JP16901381U patent/JPS5876660U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5876660U (ja) | 1983-05-24 |
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