JPH0137310Y2 - - Google Patents

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JPH0137310Y2
JPH0137310Y2 JP9084985U JP9084985U JPH0137310Y2 JP H0137310 Y2 JPH0137310 Y2 JP H0137310Y2 JP 9084985 U JP9084985 U JP 9084985U JP 9084985 U JP9084985 U JP 9084985U JP H0137310 Y2 JPH0137310 Y2 JP H0137310Y2
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JP9084985U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、車両における緊急用表示板の支持装
置に関する。
従来技術 車両が何らかの理由によつて高速道路等の路上
で停車せざるを得ないとき、その事実を組立式の
表示板によつて後続車両に知らせ、安全性を確保
することは従来より一般に行われている。従来
は、停車した車両の後方に表示板を立ておくか、
あるいはトランクルーム用のリツドに表示板を吊
り下げてこれをセツトするのが普通であつた。と
ころがこのようなセツト方法を採用すると、トラ
ンクルーム等に収めた表示板を先ず取り出し、し
かる後これを手作業で組立ててセツトする必要が
あるため、セツト作業が大変煩雑であつた。また
セツトした表示板が風等によつて倒れないよう、
表示板を重量の大なる支持台で支持する必要があ
り、このため支持台を含めた表示板の全重量が大
きくなる欠点も免れなかつた。
目 的 本考案の目的は上記従来の欠点を除去し、従来
のように重量の大なる支持台の必要性をなくし、
しかも表示板を極めて簡単にセツトできる表示板
の支持装置を提供することである。
構 成 本考案は、トランクルームの後部に、組立式の
表示板を垂下状態からほぼ直立状態まで回動させ
得るように枢着し、ほぼ直立状態に立てた表示板
とトランクルーム用のリツドとを係合する係合手
段を設けた支持装置の構成を提案する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は車両の一例として乗用車を示し、その
車体1の後部にはトランクルーム2が設けられ、
その上部開口は、車体1に矢印A方向に回動自在
に枢着されたリツド3によつて開閉される。
トランクルーム2の後部の壁面には第2図に示
すように、本考案に係る支持装置8によつて表示
板4が取付けられている。ここに示した表示板は
一般に三角表示板とも呼ばれ、3つの表示パネル
5,6,7から構成されている。第2図は表示板
4が折り畳まれて収納されている状態を示してい
るが、後述するようにその使用時には、第8図の
如くその各表示パネル5,6,7が三角形をなす
ように開拡されて組立てられる。
支持装置8は、第2図に示す如くトランクルー
ム2の後部壁を構成する車体部分に固着されたヒ
ンジ板9aと、これに枢ピン9bを介して矢印
B,C方向に回動可能に支持された可動ヒンジ板
9cから成るヒンジ9を有し、この可動ヒンジ板
9cに、三角形状に開拡したときにその底辺とな
る表示板の第1表示パネル5が固定支持されてい
る。このようにして表示板自体がヒンジ9によつ
て、車体1に矢印B,C方向に回動可能に枢着さ
れる。他の形式のヒンジによつて表示板を車体に
枢着してもよいことは当然である。
表示板4を使用せず、これを収納しておくとき
は、これを第2図に示す如く下方に垂下した状態
にし、その第2の表示パネル6に固設されたスト
ライカ10を、トランクルーム2の後部を区画す
る車体部分に設けたキヤツチ11に係合する。こ
のキヤツチ11としては、たとえば第3図に例示
する如く、係止溝11aを有する弾性体を用いる
ことができ、この係止溝11aにストライカ10
を弾性的に係入する。これによつて表示板4が車
体1にロツクされ、車体走行時にもその振動によ
つて表示板が遊動することはない。また表示板4
は、その各表示パネル5,6,7を折り畳んだ状
態で下方に垂下され、かつトランクルームの内側
に収納されているので、これが外部から見立つこ
とはなく、しかもリツド3を表示板4に何ら邪魔
されることなく開閉することができる。
表示板4を使用するときは、リツド3を開いた
後、キヤツチ11からストライカ10を外しなが
ら、折り畳まれた表示板4を可動ヒンジ板9cと
共に枢ピン9bのまわりに矢印B方向に回動さ
せ、第4図および第5図に示すほぼ直立した状態
の位置にもたらす。しかる後、通常の表示板と同
様に、第6図に示す如く第2および第3の表示パ
ネル6,7を、第1の表示パネル5に対して、そ
のピン12,13のまわりを回動させて第8図の
ように三角形状に開拡する。次いで、リツド3を
半開き状態にし、これに設けられたロツク部材1
4と第2の表示パネル6のストライカ10とを、
第7図にも示すように係合し、両者を連結する。
その際、通常のリツド3はこれが開く方向に図示
していないばねによつて付勢されているため、こ
の付勢力と、ヒンジ9による支持力とによつて、
開拡された表示板4は第7図および第8図に示す
組立状態に固定される。よつて、強い風が吹いて
いるときでも、表示板4は倒れることなくセツト
状態を維持し、後方の車両への警告機能を確実に
果すことができる。
逆の手順によつて、表示板4を第2図に示すよ
うに収納できることは当然である。
上述の如く極めて簡単に表示板4をセツトで
き、しかもそのセツト状態を確実に保持できるた
め、表示板4を従来用いられていたような大重量
の支持台で支える必要もない。
なお、上記実施例では、ほぼ直立状態に立てた
表示板4とリツド3とを係合する係合手段とし
て、表示板に設けたストライカ10と、リツド側
のロツク部材14を用いたが、他の適宜な手段を
採用してもよいことは当然である。また図の例で
はリツド側のロツク部材14として、リツド3を
閉鎖位置にロツクするロツク装置のロツク部材を
用いており、表示板4を第2図のように収納した
状態でリツドを閉じたとき、ロツク部材14を車
体側の相手ロツク部材に係合させてリツドをロツ
クできる。このように支持装置8用のロツク部材
14として、リツド3用のロツク装置の構成部材
を利用すれば、全体の部品点数を低減させること
ができる。
図示した例では、開拡したときに三角形の形態
を呈する表示板を示したが、他の適宜な形式の表
示板に対しても本考案を適用できることは当然で
ある。
効 果 本考案によれば、表示板のセツト作業を極めて
簡単かつ短時間で行うことができ、しかも表示板
に重量の大なる支持台を設けなくとも、これを安
定した状態でセツト状態に保つことが可能となつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の後部の斜視図、第2図は第1
図の−線断面図、第3図は第2図の−線
断面図、第4図は表示板をほぼ直立状態に立てた
ときの、第2図と同様な断面図、第5図は第4図
と同様な状態を示した斜視図、第6図は表示板を
開拡する途中の状態を示す斜視図、第7図は開拡
した表示板をリツドに係止した状態を示す、第2
図と同様な断面図、第8図は第7図と同じ状態を
表わした斜視図である。 2……トランクルーム、3……リツド、4……
表示板、8……支持装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランクルームの後部に、組立式の表示板を垂
    下状態からほぼ直立状態まで回動させ得るように
    枢着し、ほぼ直立状態に立てた表示板とトランク
    ルーム用のリツドとを係合する係合手段を設けた
    ことを特徴とする車両における緊急用表示板の支
    持装置。
JP9084985U 1985-06-18 1985-06-18 Expired JPH0137310Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9084985U JPH0137310Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9084985U JPH0137310Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6233U JPS6233U (ja) 1987-01-06
JPH0137310Y2 true JPH0137310Y2 (ja) 1989-11-10

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ID=30646212

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JP9084985U Expired JPH0137310Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH086612Y2 (ja) * 1989-11-08 1996-02-28 株式会社ニフコ 車両用ハイマウントストツプランプ装置
JP2570504Y2 (ja) * 1992-03-11 1998-05-06 関東自動車工業株式会社 三角表示板兼用トランクリッド固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6233U (ja) 1987-01-06

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