JP3154554B2 - 画像形成装置の用紙搬送装置 - Google Patents
画像形成装置の用紙搬送装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の定着後
の用紙搬送装置に関する。
の用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型のレーザプリンタや電子写真複写機
等の画像形成装置では、保守、部品交換や、ジャム紙の
除去等の処理を容易にする目的で、装置本体を上ユニッ
トと下ユニットとより構成し、上下ユニットを一端縁部
で互いに枢着し、その反対側で上ユニットを跳ね上げて
大きく口を開くようにした、いわゆるクラムシェル型の
機器が採用されている。
等の画像形成装置では、保守、部品交換や、ジャム紙の
除去等の処理を容易にする目的で、装置本体を上ユニッ
トと下ユニットとより構成し、上下ユニットを一端縁部
で互いに枢着し、その反対側で上ユニットを跳ね上げて
大きく口を開くようにした、いわゆるクラムシェル型の
機器が採用されている。
【0003】図9は、クラムシェル型のレーザプリンタ
の一例の全体構成を示す図である。プリンタ本体10は
鎖線X−Xを境にして、下ユニット10aと上ユニット
10bとに分割され、定着装置18の排紙側端部に設け
られた軸28で上下ユニット10b、10aは互いに枢
着され、その反対側、つまり図において右側で上ユニッ
ト10bを鎖線で示す10b’の位置に跳ね上げて、大
きく口を開くことができるようになっている。
の一例の全体構成を示す図である。プリンタ本体10は
鎖線X−Xを境にして、下ユニット10aと上ユニット
10bとに分割され、定着装置18の排紙側端部に設け
られた軸28で上下ユニット10b、10aは互いに枢
着され、その反対側、つまり図において右側で上ユニッ
ト10bを鎖線で示す10b’の位置に跳ね上げて、大
きく口を開くことができるようになっている。
【0004】上ユニット10bには、無端ベルト状感光
体ユニット13、帯電チャージャ14、レーザ書込光学
系15、現像器16、クリーニング器20が設けられ、
外装カバーの頂板上面に排紙受け19が形成されてい
る。
体ユニット13、帯電チャージャ14、レーザ書込光学
系15、現像器16、クリーニング器20が設けられ、
外装カバーの頂板上面に排紙受け19が形成されてい
る。
【0005】下ユニット10aの下部には給紙カセット
11が設けられ、その上部にはレジストローラ対12、
転写チャージャ17、定着装置18が設けられている。
11が設けられ、その上部にはレジストローラ対12、
転写チャージャ17、定着装置18が設けられている。
【0006】給紙カセット11から矢印イの方向に給送
された用紙50は、レジストローラ対12によってタイ
ミングを取って、無端ベルト感光体13に給送され、帯
電チャージャ14による一様帯電、レーザ書込光学系1
5による光書込み、現像器16による感光体13上に形
成されたトナー像は、転写チャージャ17の作用のもと
に用紙に転写され、定着装置18により定着される。
された用紙50は、レジストローラ対12によってタイ
ミングを取って、無端ベルト感光体13に給送され、帯
電チャージャ14による一様帯電、レーザ書込光学系1
5による光書込み、現像器16による感光体13上に形
成されたトナー像は、転写チャージャ17の作用のもと
に用紙に転写され、定着装置18により定着される。
【0007】定着装置18は、ヒータを内蔵した定着ロ
ーラ21とこれに圧接する加圧ローラよりなる熱ローラ
定着装置であって、定着後の用紙は、定着ローラに先端
が当接する分離爪30により定着ローラ21より剥離さ
れ、定着後排紙ローラ22とこれに圧接従動する従動ロ
ーラ24とにより、定着後の用紙搬送路を搬送される。
ーラ21とこれに圧接する加圧ローラよりなる熱ローラ
定着装置であって、定着後の用紙は、定着ローラに先端
が当接する分離爪30により定着ローラ21より剥離さ
れ、定着後排紙ローラ22とこれに圧接従動する従動ロ
ーラ24とにより、定着後の用紙搬送路を搬送される。
【0008】図に示すプリンタの例では、排紙部は前記
の上ユニットの頂部に設けられた排紙受け19の他に、
定着装置18の排紙側より偏向せずに排出される排紙受
け19’が設けられており、切換爪41により排出方向
が選択的に切換えられるようになっている。
の上ユニットの頂部に設けられた排紙受け19の他に、
定着装置18の排紙側より偏向せずに排出される排紙受
け19’が設けられており、切換爪41により排出方向
が選択的に切換えられるようになっている。
【0009】上側の排紙受け19に用紙を排出する場合
は、用紙は上ユニット内に形成された反転搬送路を経
て、上排紙ローラ40より矢印口で示す方向に排出さ
れ、下側の排紙受け19’に排紙する場合は、切換爪4
1の上流側に設けられた下排紙ローラ23とその従動ロ
ーラ25とにより、矢印ハの方向に排紙受け19’へ排
出される。下排紙ローラ23は上側排紙受け19に排紙
する場合は搬送ローラとして働らく。
は、用紙は上ユニット内に形成された反転搬送路を経
て、上排紙ローラ40より矢印口で示す方向に排出さ
れ、下側の排紙受け19’に排紙する場合は、切換爪4
1の上流側に設けられた下排紙ローラ23とその従動ロ
ーラ25とにより、矢印ハの方向に排紙受け19’へ排
出される。下排紙ローラ23は上側排紙受け19に排紙
する場合は搬送ローラとして働らく。
【0010】さて、上記構成の熱ローラ定着装置を有す
る画像形成装置では、定着器内部又は定着後にジャムが
発生した場合、ジャム紙の除去、分離爪の交換のため、
分離爪や上下の搬送ガイド、定着後排紙ローラ対を開放
することが必要である。その手段として、例えば実開昭
60−150571号公報には、図10に示す如く、定
着ローラ21から定着後排紙ローラ22迄の上下のガイ
ド部材42、43、分離爪30及び定着後排紙ローラ対
22、24を定着装置の排出側で機枠に枢着された1つ
の部材44に一体的に取付け、この部材を枢着軸44a
のまわりに回動させることにより、分離爪30が定着ロ
ーラ21に圧接し、ガイド部材42、43、定着後排紙
ローラ対22、24が所定の作動位置にくる状態と、図
10に示す如く一体となって定着器より離れガイド部材
42、43が口を開きうる状態との間に変位可能となる
構成の定着器分離爪解除装置が開示されている。特開平
2−234179号公報、実開昭60−168158号
公報にもほゞ同様の機構が示されている。
る画像形成装置では、定着器内部又は定着後にジャムが
発生した場合、ジャム紙の除去、分離爪の交換のため、
分離爪や上下の搬送ガイド、定着後排紙ローラ対を開放
することが必要である。その手段として、例えば実開昭
60−150571号公報には、図10に示す如く、定
着ローラ21から定着後排紙ローラ22迄の上下のガイ
ド部材42、43、分離爪30及び定着後排紙ローラ対
22、24を定着装置の排出側で機枠に枢着された1つ
の部材44に一体的に取付け、この部材を枢着軸44a
のまわりに回動させることにより、分離爪30が定着ロ
ーラ21に圧接し、ガイド部材42、43、定着後排紙
ローラ対22、24が所定の作動位置にくる状態と、図
10に示す如く一体となって定着器より離れガイド部材
42、43が口を開きうる状態との間に変位可能となる
構成の定着器分離爪解除装置が開示されている。特開平
2−234179号公報、実開昭60−168158号
公報にもほゞ同様の機構が示されている。
【0011】しかし、このような構成のジャム処理機構
は、現像器側の端部又は装置の奥側に枢着軸が設けられ
たクラムシェル型の装置では、支障なくジャム処理がで
きるものと考えられるが、図9に示すように定着装置の
排出側の端部に枢着軸があるクラムシェル型の画像形成
装置では、定着装置の下流側での上下ユニットの開きが
小さくなり、分離爪、ガイド部材、定着後排紙ローラ対
を一体に設けた取付け部材44を起倒する動作がやりに
くゝ、又倒した状態でも分離爪や取付部材、ガイド部材
等がじゃまになってジャム紙を除去したり分離爪を交換
する動作が非常にしにくいという不具合がある。
は、現像器側の端部又は装置の奥側に枢着軸が設けられ
たクラムシェル型の装置では、支障なくジャム処理がで
きるものと考えられるが、図9に示すように定着装置の
排出側の端部に枢着軸があるクラムシェル型の画像形成
装置では、定着装置の下流側での上下ユニットの開きが
小さくなり、分離爪、ガイド部材、定着後排紙ローラ対
を一体に設けた取付け部材44を起倒する動作がやりに
くゝ、又倒した状態でも分離爪や取付部材、ガイド部材
等がじゃまになってジャム紙を除去したり分離爪を交換
する動作が非常にしにくいという不具合がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上下ユニッ
トの枢着軸が定着装置の排出側端部にあるクラムシェル
型の画像形成装置の従来の用紙搬送装置の上記の不具合
を解消した、ジャム処理作業や分離爪の交換作業が容易
な用紙搬送装置を提供することを課題とする。
トの枢着軸が定着装置の排出側端部にあるクラムシェル
型の画像形成装置の従来の用紙搬送装置の上記の不具合
を解消した、ジャム処理作業や分離爪の交換作業が容易
な用紙搬送装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、熱ローラ定着装置の排紙側の装置端部
に位置するヒンジにより開閉可能に枢着された上・下ユ
ニットより成る画像形成装置の定着後用紙搬送路の上記
上ユニット内の部分が、上ユニット外装カバーの内面に
形成された第1ガイド部と、上ユニットの機枠に取り付
けられた排紙ユニットに形成され、上記第1ガイド部の
ガイド面と間隔を置いて対置されたガイド面を有する第
2ガイド部とにより構成されている用紙搬送装置におい
て、上記第2ガイド部に円滑に接続され(i)上・下ユ
ニットの閉鎖状態でその一部が熱ローラ定着装置の内部
に入り込み、下ユニットに設けられた下側ガイド部と共
働して定着後用紙搬送路の上ユニット内の搬送路迄の搬
送路部分を形成し(ii)上・下ユニットの開放状態で上
記下側ガイド部から離間し、その先端が定着装置内より
退避するような案内部分を設けること、及び上記案内部
分の定着装置内に入り込む先端に、分離爪を着脱可能に
設けることを特徴とする。
解決するために、熱ローラ定着装置の排紙側の装置端部
に位置するヒンジにより開閉可能に枢着された上・下ユ
ニットより成る画像形成装置の定着後用紙搬送路の上記
上ユニット内の部分が、上ユニット外装カバーの内面に
形成された第1ガイド部と、上ユニットの機枠に取り付
けられた排紙ユニットに形成され、上記第1ガイド部の
ガイド面と間隔を置いて対置されたガイド面を有する第
2ガイド部とにより構成されている用紙搬送装置におい
て、上記第2ガイド部に円滑に接続され(i)上・下ユ
ニットの閉鎖状態でその一部が熱ローラ定着装置の内部
に入り込み、下ユニットに設けられた下側ガイド部と共
働して定着後用紙搬送路の上ユニット内の搬送路迄の搬
送路部分を形成し(ii)上・下ユニットの開放状態で上
記下側ガイド部から離間し、その先端が定着装置内より
退避するような案内部分を設けること、及び上記案内部
分の定着装置内に入り込む先端に、分離爪を着脱可能に
設けることを特徴とする。
【0014】
【作用】上記のごとく、上下ユニットの枢着軸が定着装
置の排出側の装置端部にあるにもかかわらず、定着直後
の用紙搬送路が、画像形成装置の上ユニットを開くこと
により、上下に開き、それに伴って分離爪も定着装置か
ら離れるので、ジャム処理や分離爪の交換が容易にな
る。
置の排出側の装置端部にあるにもかかわらず、定着直後
の用紙搬送路が、画像形成装置の上ユニットを開くこと
により、上下に開き、それに伴って分離爪も定着装置か
ら離れるので、ジャム処理や分離爪の交換が容易にな
る。
【0015】下ユニットに設けられた排紙ローラに圧接
する従動ローラを上記第2ガイド部に設けたならば、上
ユニットを開いた時に従動ローラは第2ガイド部ととも
に移動して、当接する排紙ローラとの間隔が大きく開く
ので、ジャム処理操作が一層容易になる。
する従動ローラを上記第2ガイド部に設けたならば、上
ユニットを開いた時に従動ローラは第2ガイド部ととも
に移動して、当接する排紙ローラとの間隔が大きく開く
ので、ジャム処理操作が一層容易になる。
【0016】上記以外の本発明の課題及びそれを解決す
る手段は、以下に図面を参照して詳細に説明する実施例
の説明により明らかにされるであろう。
る手段は、以下に図面を参照して詳細に説明する実施例
の説明により明らかにされるであろう。
【0017】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0018】図1はさきに図9で説明したレーザプリン
タ10に本発明を適用した実施例の全体構成の上ユニッ
ト10bを開いた状態を示す図である。その定着装置か
ら後の用紙搬送装置を拡大して図2に示す。
タ10に本発明を適用した実施例の全体構成の上ユニッ
ト10bを開いた状態を示す図である。その定着装置か
ら後の用紙搬送装置を拡大して図2に示す。
【0019】定着後の用紙の上側排紙受け19への搬送
経路は、上ユニット10bの外装カバー27の内面に形
成された複数のリブより成りそれらの端縁により案内面
が形成される第1ガイド部27aと、上ユニットのフレ
ーム29に取付られた耐熱性樹脂で成型された排紙ユニ
ット26に形成され第1ガイド部の案内面と間隔を置い
た案内面を端縁によって形成する複数のリブより成る第
2ガイド部26bとより成る。この点は従来の画像形成
装置と変るところはない。
経路は、上ユニット10bの外装カバー27の内面に形
成された複数のリブより成りそれらの端縁により案内面
が形成される第1ガイド部27aと、上ユニットのフレ
ーム29に取付られた耐熱性樹脂で成型された排紙ユニ
ット26に形成され第1ガイド部の案内面と間隔を置い
た案内面を端縁によって形成する複数のリブより成る第
2ガイド部26bとより成る。この点は従来の画像形成
装置と変るところはない。
【0020】しかし、本発明の実施例では、第2ガイド
部26bは、上ユニット10bの内部の部分に円滑に接
続して、上下ユニットの閉鎖状態で、図3に示す如く定
着装置18の内部に先端が入り込み、定着ローラ21と
加圧ローラとのニップ部より排出された用紙を、下ユニ
ットに設けられた下ガイドと共動して案内する部分が設
けられている。図3に示す定着ローラ21と第2ガイド
部26bの定着器内に入り込んだ部分26aの先端との
間隔Aは0.5〜10mmとすれば、図10に示したガ
イド部材42を省略することができる。
部26bは、上ユニット10bの内部の部分に円滑に接
続して、上下ユニットの閉鎖状態で、図3に示す如く定
着装置18の内部に先端が入り込み、定着ローラ21と
加圧ローラとのニップ部より排出された用紙を、下ユニ
ットに設けられた下ガイドと共動して案内する部分が設
けられている。図3に示す定着ローラ21と第2ガイド
部26bの定着器内に入り込んだ部分26aの先端との
間隔Aは0.5〜10mmとすれば、図10に示したガ
イド部材42を省略することができる。
【0021】分離爪30と、その爪先を定着ローラに当
接させる加圧スプリング34は、図4、図5に示すよう
に第2ガイド部26bの定着装置内への侵入部26aの
先端に着脱自在に装着されている。分離爪30の爪先が
定着ローラ21に当接する点及び分離爪の用紙案内面
は、定着ローラ21と加圧ローラによる通紙面よりも高
くすれば、用紙は円滑に搬送される。
接させる加圧スプリング34は、図4、図5に示すよう
に第2ガイド部26bの定着装置内への侵入部26aの
先端に着脱自在に装着されている。分離爪30の爪先が
定着ローラ21に当接する点及び分離爪の用紙案内面
は、定着ローラ21と加圧ローラによる通紙面よりも高
くすれば、用紙は円滑に搬送される。
【0022】図1に示す如く、上ユニット10bを枢着
軸28を中心として跳ね上げ開いた場合、定着器18の
内部に侵入していた第2ガイド部26bの先端侵入部2
6aは定着部18から退避し、分離爪30も定着ローラ
21から大きく離間する。したがって、分離爪30及び
スプリング34の交換、並びにジャム紙の除去は容易に
行いうる。
軸28を中心として跳ね上げ開いた場合、定着器18の
内部に侵入していた第2ガイド部26bの先端侵入部2
6aは定着部18から退避し、分離爪30も定着ローラ
21から大きく離間する。したがって、分離爪30及び
スプリング34の交換、並びにジャム紙の除去は容易に
行いうる。
【0023】なお、第2ガイド部の先端部26a及び分
離爪が定着装置18内に円滑に出入しうるように、定着
装置ハウジング33には図6に示す如く、通過用切り欠
き33aを所要の位置に設けることが必要である。
離爪が定着装置18内に円滑に出入しうるように、定着
装置ハウジング33には図6に示す如く、通過用切り欠
き33aを所要の位置に設けることが必要である。
【0024】図1及び図2に示す如く、下ユニット10
aに設けられた定着後排紙ローラ22及び下排紙ローラ
23の夫々に対する従動ローラ24,25を排紙ユニッ
ト26に取り付けたならば、上ユニット10bの開放に
より、これらの従動ローラ24,25も夫々の相手方ロ
ーラ22,23から大きく離間し、ジャム紙の除去が一
層容易になる。
aに設けられた定着後排紙ローラ22及び下排紙ローラ
23の夫々に対する従動ローラ24,25を排紙ユニッ
ト26に取り付けたならば、上ユニット10bの開放に
より、これらの従動ローラ24,25も夫々の相手方ロ
ーラ22,23から大きく離間し、ジャム紙の除去が一
層容易になる。
【0025】ジャムの発生を検知するため、図7に示す
如く、上排紙ローラ40及び下排紙ローラ23の上流側
直近に夫々上排紙ジャムセンサ32及び下排紙ジャムセ
ンサ31が排紙ユニット26に取付けられる。これらの
センサ32、31は図8に示す如く、排紙ユニット26
の所定の位置にあらかじめ設けられた取付ソケット孔3
5にセンサの端子を兼ねる取付足を挿し込んで係止する
ようにすれば着脱配線が容易になる。
如く、上排紙ローラ40及び下排紙ローラ23の上流側
直近に夫々上排紙ジャムセンサ32及び下排紙ジャムセ
ンサ31が排紙ユニット26に取付けられる。これらの
センサ32、31は図8に示す如く、排紙ユニット26
の所定の位置にあらかじめ設けられた取付ソケット孔3
5にセンサの端子を兼ねる取付足を挿し込んで係止する
ようにすれば着脱配線が容易になる。
【0026】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、定着装置
排紙側端部にヒンジを有するクラムシェル型の画像形成
装置において、定着後のジャム紙の処理及び定着ローラ
から用紙を剥離する分離爪の交換が容易になる。
排紙側端部にヒンジを有するクラムシェル型の画像形成
装置において、定着後のジャム紙の処理及び定着ローラ
から用紙を剥離する分離爪の交換が容易になる。
【図1】本発明の実施例のクラムシェル型画像形成装置
の全体構成を示す上ユニットを開いた状態の断面図であ
る。
の全体構成を示す上ユニットを開いた状態の断面図であ
る。
【図2】その定着後の用紙搬送装置を拡大して示す断面
図である。
図である。
【図3】その排紙ユニットに設けられた第2ガイド部の
定着装置内に侵入した端部と定着ローラとの位置関係を
説明する断面図である。
定着装置内に侵入した端部と定着ローラとの位置関係を
説明する断面図である。
【図4】上記第2ガイド部の上記端部に分離爪及びその
スプリングを取付けた状態を示す断面図である。
スプリングを取付けた状態を示す断面図である。
【図5】その分解斜視図である。
【図6】定着装置ハウジングに設けられた分離爪通過用
切欠きを示す斜視図である。
切欠きを示す斜視図である。
【図7】上排紙ジャムセンサ及び下排紙ジャムセンサの
配置を示す断面図である。
配置を示す断面図である。
【図8】ジャムセンサとその取付け部を示す分解斜視図
である。
である。
【図9】公知のクラムシェル型のレーザプリンタの一例
の全体概略構成を示す断面図である。
の全体概略構成を示す断面図である。
【図10】従来の定着装置の分離爪、排紙ガイド部材、
定着後排紙ローラ対の定着ローラからの退避機構を示す
側断面図である。
定着後排紙ローラ対の定着ローラからの退避機構を示す
側断面図である。
【符号の説明】 10 画像形成装置 10a 下ユニット 10b 上ユニット 18 熱ローラ定着装置 21 定着ローラ 22 定着後排紙ローラ 23 下排紙ローラ 24、25 従動ローラ 26 排紙ユニット 26a 第2ガイド部の定着装置内への侵入部 26b 第2ガイド部 27 上ユニット外装カバー 27a 第1ガイド部 28 ヒンジ 29 上ユニットフレーム 30 分離爪 31 下排紙ジャムセンサ 32 上排紙ジャムセンサ 35 ジャムセンサ取付用ソケット穴 40 上排紙ローラ 41 排紙方向切換爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/20 G03G 15/00 510 - 534 G03G 15/20
Claims (5)
- 【請求項1】 熱ローラ定着装置の排紙側の装置端部に
位置するヒンジにより開閉可能に枢着された上・下ユニ
ットより成る画像形成装置の定着後用紙搬送路の上記上
ユニット内の部分が、上ユニット外装カバーの内面に形
成された第1ガイド部と、上ユニットの機枠に取り付け
られた排紙ユニットに形成され、上記第1ガイド部のガ
イド面と間隔を置いて対置されたガイド面を有する第2
ガイド部とにより構成されている用紙搬送装置におい
て、 上記第2ガイド部に円滑に接続され(i)上・下ユニッ
トの閉鎖状態でその一部が熱ローラ定着装置の内部に入
り込み、下ユニットに設けられた下側ガイド部と共働し
て定着後用紙搬送路の上ユニット内の搬送路迄の搬送路
部分を形成し(ii)上・下ユニットの開放状態で上記下
側ガイド部から離間し、その先端が定着装置内より退避
するような案内部分を設けること、及び上記案内部分の
定着装置内に入り込む先端に、分離爪を着脱可能に設け
ることを特徴とする用紙搬送装置。 - 【請求項2】 上記第2ガイド部が複数のリブを備えて
構成されることを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送
装置。 - 【請求項3】 上記の第2ガイド部に上下ユニット閉鎖
時に下ユニットに設けられた定着後排紙ローラに圧接
し、上下ユニット開放時に該定着後排紙ローラより離間
する従動コロが設けられていることを特徴とする請求項
1に記載の用紙搬送装置。 - 【請求項4】 画像形成装置が上記上ユニット内に設け
られた定着後の用紙搬送路の他に概ね定着装置の排紙方
向に延びる下排紙搬送路を切換可能に有し、上記下排紙
搬送路に用紙を排出する下排紙ローラを下ユニットに有
し、上記の第2ガイド部に上下ユニット閉鎖時に上記下
排紙ローラに圧接し、上下ユニット開放時に該下排紙ロ
ーラより離間する従動コロが設けられていることを特徴
とする請求項1に記載の用紙搬送装置。 - 【請求項5】 上記の上ユニットに設けられた排紙ユニ
ットに、上記上ユニット内搬送路内で発生したジャムを
検知する上排紙ジャムセンサと、上記下排紙搬送路内で
発生したジャムを検知する下排紙ジャムセンサとを取付
ける手段を設けたことを特徴とする請求項4に記載の用
紙搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15216192A JP3154554B2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | 画像形成装置の用紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15216192A JP3154554B2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | 画像形成装置の用紙搬送装置 |
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