JP3153389U - 視線誘導標 - Google Patents

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竹田 良一
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【課題】損傷したポールの交換が容易で、舗装面の改修時にも接着剤や固定具などの除去を必要としない視線誘導標を提供する。【解決手段】ポール1と台座2aとを個別に成形し、ポール1の下端のねじ12と、台座2aの上面の受ねじ21とを螺合して両者を一体化する。台座2aには、受ねじ21と同心のボルト挿通孔23を設ける。ポールを立設しようとする路面の位置に下孔5を穿設し、ボルト挿通孔23に挿通した固定ボルト4を下孔5にねじ込んで台座2aを固定し、ポール1のねじを12受ねじ21に螺着して立設する。下孔5は、固定ボルト4のねじ部の外径より小径で、この下孔5への固定ボルト4の螺入時に当該下孔5の周面に形成されるネジ溝と固定ボルト4の雄ねじとの係合により、台座2aの固定が維持される。【選択図】図1

Description

この考案は、自動車道路の路側や対向車線の境界に沿って所定間隔で立設することにより、当該道路を走行する自動車を誘導する視線誘導標に関するものである。
視線誘導標は、道路の路側や対向車線の境界に立設されたポールを備えており、通常、当該ポールの外周面には、所定の態様で反射剤ないし蛍光剤が塗布されるか、又はこれらを塗布したテープが貼付されている。ポールの基端には台座が設けられており、この台座を道路表面や道路表面に設けた孔に接着剤で接着することにより、ポールが立設されている。ポールは、所定間隔で道路の路側や対向車線の境界に沿って立設されて、当該道路を走行する自動車の運転手が並んでいるポールを視認することによって自動車の走行方向を把握する。
従来構造では、ポールと台座は、一体成形された合成樹脂製で、台座を道路表面に接着することによって立設されている。その接着構造としては、単に台座の底面を道路表面に接着する構造と、抜け止め鍔を備えた固定具を台座の底面にねじや固定ピンで装着し、路面に穿設した孔に注入した接着剤で当該孔に挿入された固定具を接着する構造とが知られている。
上記の従来構造では、ポールが損傷した場合、ポールを台座ごと交換しなければならない。固定具を用いる構造では、台座を固定具から取り外すことによってポールを交換するが、固定具を接着している接着剤が台座の底面にも付着しているので、初回の交換時に台座を固定具から取り外す作業が困難で時間がかかる。台座の底面を接着剤で道路表面に接着する構造では、路面からの台座の取り外しが困難であると共に、新たなポールの立設時に接着面の清掃、接着剤の乾燥待ちなどのために手間と時間がかかる。
更に上記の従来構造では、路面を補修する際に剥離した舗装材中に接着剤や固定具が混入するという問題がある。すなわち、車道の舗装面は、自動車の繰り返し走行によって摩耗するので、摩耗した舗装面を改修する必要が生ずる。道路に多く用いられているアスファルト舗装面の改修は、摩耗した道路の表層を削り、その上に新たなアスファルトを施して転圧するという方法で行われる(切削オーバーレイ)。この改修時における切削オーバーレイの際に、アスファルト舗装層中の固化した接着剤や金属製の固定具を除去しなければならず、その除去作業に非常に手数がかかるという問題がある。
この考案は、上記の問題を解決するためになされたもので、損傷したポールの交換が容易で、かつ舗装面の改修時にも接着剤や固定具などの除去を必要としない視線誘導標を得ることを課題としている。
この考案の視線誘導標では、合成樹脂製のポール1と台座2a、2b、2cとを個別に成形し、ポール1の下端に成形したねじ12と、台座2a、2b、2cの上面に成形した受ねじ21とを螺合して両者を一体化する構造を採用している。この場合、ポールのねじ12を雄ねじとし、台座の受ねじ21を雌ねじとすれば、ポール1及び台座2a、2b、2cを小型にでき、成形型も単純化できる。台座2a、2b、2cには、好ましくは受ねじ21と同心にして、ボルト挿通孔23を設ける。
台座2a、2b、2cは、ボルト挿通孔23に挿通した固定ボルト4を路面3の舗装層に螺入することによって路面に固定されている。路面のボルト4を螺入する位置には、当該ボルトのねじ径より小径の下孔5が設けられている。台座2a、2b、2cを固定する路面3がアスファルト舗装であるときは、下孔5の径はボルト4のねじの谷径より小径とする。台座2a、2b、2cを固定する路面3がコンクリート舗装のときは、下孔5の径はボルト4のねじの外径より小径で、かつ当該ねじの谷径に等しいか又は大きい径の孔とする。ボルト4のねじは、外径20〜28mmで、ねじ山の高さ1.5mm程度のストレートねじを用いる。ここで言うストレートねじは、ねじの径がねじの長さ方向に変化しないねじである。ねじの先端は、尖らせておいてもよいが、尖らせる必要はない。路面がアスファルト舗装であるときは、ねじの先端部の径が下孔5の径より小さくなるようにねじの先端に面取部を設ける。
施工は、ポール1を立設しようとする路面の位置に下孔5を穿設し、ボルト挿通孔23に挿通した固定ボルト4を下孔5にねじ込んで台座2a、2b、2cを固定し、ポールのねじ12を台座の受ねじ21に螺着することにより行われる。
この考案の道路の視線誘導標は、下端に1個のねじを、好ましくは雄ねじを備えた標識本体と、このねじを螺合する受ねじを、好ましくは雌ねじの受ねじを上面に備えかつ上下に貫通するボルト挿通孔を備えた台座と、この台座が固定された路面とを備えている。前記台座は、前記ボルト挿通孔に挿通した固定ボルトをコンクリートないしアスファルトの舗装路面に螺入することにより路面に固定されている。前記標識本体は、前記ねじを前記受ねじに螺合することにより前記台座に固定されている。
前記固定ボルトは、前記コンクリートないしアスファルトの舗装路面に穿設した下孔に螺入されている。当該下孔は、当該固定ボルトのねじ部の外径より小径で、この下孔への固定ボルトの螺入時に当該下孔の周面に形成されるネジ溝と前記固定ボルトの雄ねじとの係合により、前記台座の固定が維持されている。
雄ねじとした前記標識本体のねじの下面中央に凹所を設け、前記ボルト挿通孔と雌ねじとした前記受ねじとを同一軸線上に設け、前記固定ボルトのボルト頭を前記凹所に収納するのが好ましい。
また、前記台座をベース部材を介して路面に固定する構造とすることもできる。好ましいベース部材は、長手両端部上面に前記台座と嵌合する凹又は凸の嵌合部を備え、前記固定ボルトは、当該嵌合部と同一軸線上で前記ボルト挿通孔及びベース部材を貫通して路面に螺入されている。
路面がアスファルト舗装であるときは、アスファルトの塑性変形によって固定ボルト4をねじ込んだ下孔5の周壁面に当該ボルトのねじ山に螺合する完全な深さのねじ溝が形成され、当該ねじ溝に固定ボルト4のねじ山が係合することにより、台座2a、2b、2cが路面3に強固に固定される。
路面がコンクリート舗装であるときは、コンクリートはアスファルトに比べて塑性変形量が遥かに小さく、コンクリートの種類によるけれども、殆どの場合、下孔5に固定ボルト4をねじ込んだとき、コンクリートの切屑が発生するのを避けられない。この考案の構造においては、固定ボルト4をコンクリート路面にねじ込んだときに生ずる切屑は、下孔5の内径面と固定ボルト4のねじ溝の底との間に形成される空所に貯留された状態で固定ボルト4がコンクリート舗装層にねじ込まれる。従って、固定ボルト4は空転することなくコンクリート舗装層にねじ込まれて行き、下孔5の内周面には固定ボルト4のねじ山に係合する十分な深さのねじ溝が形成され、このねじ溝と固定ボルト4のねじ山との係合により、台座2a、2b、2cが路面に強固に固定される。
ポール1は、ねじ12と受ねじ21の螺合により台座2a、2b、2cに固定されている。損傷したポールは、台座2a、2b、2cから簡単に取り外すことができ、新しいポールを台座2a、2b、2cにねじ込むことにより、損傷したポール1の交換が簡単にできる。また、アスファルト舗装面を改修するときは、ポール1を台座2a、2b、2cから取外した後、固定ボルト4をねじ戻して台座2a、2b、2cを路面から取り除くことができ、接着剤も用いていないので、切削オーバーレイの際に固化した接着剤や路面に埋設された金物を除去する作業が不要である。
第1実施例のポールの断面図 第2実施例のポールの断面図 第3実施例の2本のポールの断面図 図3のA部断面図 図3のベースの平面図
以下、図面を参照して、この考案の視覚誘導標を説明する。図において、1はポール、2a、2b、2cは台座、3は路面、4は固定ボルト、5は下孔である。図1は第1実施例の視覚誘導標における1本のポールの断面を示した図である。ポール1は合成樹脂製の細長い円筒体で、その外周面には、適宜間隔で反射シートが巻かれている。ポール1の下端外周に雄ねじ12が設けられ、その下端の端面には、固定ボルト4のボルト頭41及び当該ボルトに挿通したワッシャ6を収容する凹所11が形成されている。
図の台座2aは、緩い円錐面となった上面を備え、その中央に内周に雄ねじ12が螺合する雌ねじ21を形成したねじ込み凹所22が形成されている。ねじ込み凹所22の底面は平で、その中央にボルト挿通孔23が貫通している。
路面3には、下孔5が穿設され、この下孔に台座のボルト挿通孔23に挿通した固定ボルト4がねじ込まれている。固定ボルト4は、外径が24mm、ねじ山の高さが1.5mm、ねじの谷径が21mmである。路面がアスファルト舗装のときの下孔5の径は19〜20mm、路面への固定ボルト4のねじ込み深さは85mmである。路面がコンクリート舗装のときの下孔5の径は、21〜22mm、路面への固定ボルト4のねじ込み深さはアスファルトのときと同じ深さとしている。
図2は、この考案の第2実施例の視覚誘導標における1本のポールの断面を示した図で、図1と台座2bの形状のみが異なっている。図2の視覚誘導標における台座2bは、単純な短円筒形である。ねじ込み凹所22、ボルト挿通孔23及び雌ねじ21の形状や寸法は、図1のものと異なるところはない。
図3ないし図5は、この考案の第3実施例を示した図で、対向車線の境界に設置するのに適した構造である。この第3実施例のものは、台座2cと路面3との間に合成樹脂製のベース25が介設されている。ベース25は畝状の合成樹脂成形品で、その上面2箇所に台座2cを嵌合する嵌合孔26が成形されている。嵌合孔26は、ベース25の長手端部を隣接するベースの長手端部に当接して設置したとき、嵌合孔26が等間隔になるように、ベース25の長手両端からベース25の長さの1/4の位置に設けられている。
台座2cは、端面に図1で説明したねじ込み凹所22を設けた大径部27とベースの嵌合孔に嵌合する小径部28とを備えた段付き短円筒形で、その大径部27の内側にねじ込み凹所22の底面に開口するボルト頭収納凹所29が形成され、このボルト頭収納凹所の中央にボルト挿通孔23が貫通している。ベースの嵌合孔26の底面中央には、台座のボルト挿通孔23と同径の貫通孔30が貫通している。ベース25には、この貫通孔の周囲を初めとする必要な箇所に、補強リブ31が設けられている。ポール1の形状及び台座2cへの取り付け構造並びに固定ボルト4、下孔5及びねじ込み構造は、第1実施例のものと同じである。
1 ポール
2a、2b、2c 台座
3 路面
4 固定ボルト
5 下孔
12 ねじ
21 受ねじ
23 ボルト挿通孔
25 ベース

Claims (4)

  1. 道路の路側ないし対向車線の境界に沿って所定間隔で立設することにより道路や車線の方向を認識させる視線誘導標において、下端に1個のねじを備えた標識本体と、このねじを螺合する受ねじを上面に備えかつ上下に貫通するボルト挿通孔を備えた台座とで形成され、前記ボルト挿通孔に挿通した固定ボルトをコンクリートないしアスファルトの舗装路面に螺入することにより前記台座が路面に固定され、前記ねじを前記受ねじに螺合することにより前記標識本体が前記台座に固定されることを特徴とする、道路の視線誘導標。
  2. 前記固定ボルトが、前記コンクリートないしアスファルトの舗装路面に穿設した当該固定ボルトのねじ部の外径より小径の下孔に螺入され、当該螺入時に前記下孔の周面に形成されたネジ溝と前記固定ボルトの雄ねじとの係合により、前記台座の固定が維持される、請求項1記載の視線誘導標。
  3. 雄ねじとした前記標識本体のねじの下面中央に凹所を備え、前記ボルト挿通孔と雌ねじとした前記受ねじとが同一軸線上に設けられており、前記固定ボルトのボルト頭が前記凹所に収納される、請求項1又は2記載の視線誘導標。
  4. 前記台座がベース部材を介して路面に固定されており、当該ベース部材は、長手両端部上面に前記台座と嵌合する凹又は凸の嵌合部を備え、前記固定ボルトは、当該嵌合部と同一軸線上で前記ボルト挿通孔及びベース部材を貫通して路面に螺入されている、請求項2記載の視線誘導標。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016176223A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 東洋ゴム工業株式会社 道路の再舗装方法及びアンカー継手
JP2019019608A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 Nok株式会社 道路標識柱

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