JP3152227B2 - 楽音信号発生装置 - Google Patents

楽音信号発生装置

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JP3152227B2
JP3152227B2 JP22314199A JP22314199A JP3152227B2 JP 3152227 B2 JP3152227 B2 JP 3152227B2 JP 22314199 A JP22314199 A JP 22314199A JP 22314199 A JP22314199 A JP 22314199A JP 3152227 B2 JP3152227 B2 JP 3152227B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発生する楽音信
号にスラー(ポルタメント)効果等、音高を逐次変化さ
せる効果を付与することができる楽音信号発生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】スラーとは、ある音から次の音へ音程を
変える時、直接次の音へ音程を変えるのではなく、滑ら
かに音程を変化させつつ、次の音へ移る演奏法である。
近年、このスラー効果を付与することができる電子楽器
が開発されている(特公昭63−4191号参照)。こ
の電子楽器は、スラースイッチがオンとされている状態
において、レガート演奏操作(第1の鍵盤キーが離され
ないうちに第2の鍵盤キーが操作されるキー操作)が行
なわれた場合に、第1の鍵盤キーの音から、音程が滑ら
かに変化しつつ第2の鍵盤キーの音へ移るスラー効果が
自動的に付与されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種の電子楽器にあっては、スラー効果付与時において、
楽音の音高は逐次変化するが、楽音波形の形状は変化せ
ず、この結果全く同じ音が音高のみ変化して順次発音さ
れるようになっていた。
【0004】そこでこの発明は、音高の変化に応じて発
生する楽音信号の楽音波形が変化する楽音信号発生装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の波形情報を記憶した波形記憶手段と、発生す
べき楽音信号の音高に応じた速度で前記波形記憶手段に
記憶された波形情報を繰り返し読み出す読出手段と、前
記発生すべき楽音信号の音高を逐次変化させる音高制御
手段と、前記音高制御手段における音高変化に応じて、
前記波形情報の切り換えを指示する指示手段と、前記指
示手段から波形情報の切り換えが指示された場合に、前
記読出手段で繰り返し読み出される波形情報の最後が読
み出されるまで待って、波形切換えに伴うノイズが発生
しないようにしてから前記読出手段で繰り返し読み出さ
れる波形情報を切り換える波形切換手段とを設けたこと
を特徴としている。
【0006】請求項2に記載の発明は、複数の波形情報
を記憶した波形記憶手段と、発生すべき楽音信号の音高
に応じた速度で前記波形記憶手段に記憶された波形情報
を繰り返し読み出す読出手段と、前記発生すべき楽音信
号の音高を逐次変化させる音高制御手段と、音色を選択
する音色選択手段と、前記音色選択手段で選択された音
色および前記音高制御手段における音高変化に応じて、
前記波形情報の切り換えを指示する指示手段と、前記指
示手段から波形情報の切り換えが指示された場合に、前
記読出手段で繰り返し読み出される波形情報の最後が読
み出されるまで待って、波形切換えに伴うノイズが発生
しないようにしてから前記読出手段で繰り返し読み出さ
れる波形情報を切り換える波形切換手段とを設けたこと
を特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態について説明する。 [全体構成]図1はこの発明の一実施形態による楽音信
号発生装置の全体構成を示すブロック図である。この図
において、1は複数のキーを有する鍵盤であり、各キー
の下部には各々キー操作検出用の第1,第2キースイッ
チが設けられている。ここで、第1キースイッチはキー
が僅かに押し下げられた時オンとなり、また、第2キー
スイッチはキーがほぼ下限位置に達した時オンとなる。
2は押鍵建検出回路であり、一定時間が経過する毎に鍵
建盤1の各キースイッチの出力を順次走査して各キーの
オン/オフ状態を調べ、オンとされたキーを検出した場
合にはキーオン信号KONを“1”とすると共に、幅の
挟いキーオンパルスKONPを出力し、また、検出した
キーのキーコードKCを出力する。また、そのキーがオ
フとされた時は、キーオン信号KONを“0”に戻す。
また、この押鍵検出回路2には、スラー効果を付与すべ
き押鍵操作(以下、スラー操作という)を検出するスラ
ー検出回路3が設けられている。そして、このスラー検
出回路3がスラー操作を検出すると、スラースタート信
号SS(パルス信号)を出力する。
【0008】イニシャルタッチ検出回路4は、操作され
たキーの操作初期の押鍵強度(イニシャルタッチ)を検
出する回路であり、操作されたキーに設けられた第1キ
ースイッチがオンとされた時から第2キースイッチがオ
ンとされるまでの時間を計測し、この計測結果をタッチ
データTDとして出力する。音色選択操作子5は操作パ
ネルに設けられた音色設定用の操作子である。音色検出
回路6は、一定時間が経過する毎に各音色選択操作子5
の出力を走査して現在設定されている音色を検出し、そ
の音色を示す音色コードNCを出力する。
【0009】スラー効果回路9は発生楽音にスラー効果
を付与する回路であり、スラースタート信号SSが供給
された場合に、スラー前音からスラー後音まで順次変化
するキーコードKCを出力する。また、スラースタート
信号SSが供給されていない場合は、押鍵検出回路2か
ら出力されたキーコードKCをそのまま出力する。トー
ンジェネレータ10は、スラー効果回路9から出力され
るキーコードKCの音高を有し、音色検出回路6から出
力される音色コードNCおよび上記キーコードKCの双
方に応じて決定される波形で逐次変化するディジタル楽
音データGDを形成し、乗算器11へ出力する。
【0010】エンベロープ発生回路12は、キーオン信
号KONに同期し、音色コードNCに応じて決まる波形
で逐次変化するディジタルエンベロープデータEDを発
生し、乗算器11へ出力する。乗算器11は楽音データ
GDとエンベロープデータEDを乗算し、その乗算結果
をD/A変換器13へ出力する。D/A変換器13は乗
算器11の出力をアナログ楽音信号に変換し、サウンド
システム14へ出力する。サウンドシステム14は増幅
器、スピーカ等から構成され、D/A変換器13から出
力される楽音信号を楽音として発音する。
【0011】次に、上述した楽音信号発生装置の各部を
詳述する。
【0012】[スラー検出回路3]この楽音信号発生装
置においては、図2に示すように、第1の押鍵によるキ
ーが離鍵される前に第2のキーの押鍵が行なわれた場合
(△t≧0)に、スラー操作と判断し、同図に示すスラ
ースタート信号SSを出力する。なお、第1の押鍵と第
2の押鍵の重なり時間△tが、0≦△t≦Tx(但し、
Txは一定時間)の場合にのみスラー操作と判断するよ
うにしてもよい。
【0013】また、スラー指示スイッチを別途設け、こ
のスイッチが操作された場合において、以後の最初のキ
ーオン時に未だエンベロープが0になっていない音を探
し、検出された場合にスラースタート信号SSを出力す
るようにしてもよい。この場合、検出された音から上記
最初のキーオンの音にかけてスラー効果が付与される。
また、第1,第2の押鍵の重なりを検出し、かつ、第1
の押鍵に基づくエンベロープが0になっていない場合
に、スラースタート信号SSを出力するようにしてもよ
い。さらに、前述した重なり時間△tが0≦△t≦Tx
を満足し、かつ、エンベロープが0になっていない場合
にスラースタート信号SSを出力するようにしてもよ
い。
【0014】[エンベロープ発生回路12]このエンベ
ロープ発生回路12は、押鍵検出回路2から出力される
キーオン信号KON(図3(イ)参照)を受け、例えば
図3(ロ)に示す波形で変化するエンベロープデータE
Dを発生し、クロックパルスのタイミングで逐次出力す
る。このエンべロープ波形において、ATは立ち上がり
部、STは持続部、DCは減衰部である。このエンベロ
ープ波形は音色毎に異なり、また、立ち上がり部ATの
波高値、持続部STの波高値は各々タッチデータTDに
応じて決まる。
【0015】また、このエンベロープ発生回路12は、
スラースタート信号SSが供給された場合に、第1の押
鍵に基づくエンベロープ波形と第2の押鍵に基づくエン
ベロープ波形を直線的に接続したエンベロープ波形に従
って変化するエンベロープデータEDを発生し、クロッ
クパルスのタイミングで出力する。すなわち、いま、図
4(イ),(ロ)を各々第1,第2の押鍵タイミングと
すると、スラースタート信号SSは同図(ハ)に示すよ
うに、第2の押鍵の直後に発生する。そして、スラー効
果が付与されるスラータイミングが同図(ニ)のタイミ
ングとなり、エンベロープデータEDの波形が同図
(ホ)に示す波形となる。ここで、同図(ホ)から明ら
かなように、スラースタート信号SSが供給された場
合、第1の押鍵に基づくエンベロープ波形の持続部ST
と第2の押鍵に基づくエンベロープ波形の持続部STと
が直線で結ばれる。
【0016】[スラー効果回路9]図5はスラー効果回
路9の構成を示すブロック図である。この図に示すスラ
ー効果回路9においては、常時は、図1の押鍵検出回路
2から出力されたキーコードKCがラッチ30に一旦ラ
ッチされ、このラッチされたキーコードKCがセレクタ
31およびスルー状態にあるホールド回路32を介し
て、図1のトーンジェネレータ10ヘ出力される。一
方、スラースタート信号SSが供給された場合は、スラ
ーカーブメモリ33内に記憶されている曲線が読み出さ
れ、この読み出された曲線の変化カーブに従って逐次変
化するキーコードKCが作成され、このキーコードKC
がホールド回路32を介して順次出力される。以下、詳
述する。
【0017】(A)構成 まず、図6は上述したスラーカーブメモリ33を示す図
であり、このメモリ33には、m個の異なるスラーカー
ブが記憶されている。各スラーカーブはいずれも、図7
(イ)に示すように、最初のデータDsが「0」、最後
のデータDeが「1」であり、その間のデータDxはい
ずれも0≦Dx≦1なるデータである。また、データの
個数CNはカーブ毎に異なっている。そして、各データ
がDs→Deの順で順次読み出される。
【0018】図5における符号34はスラーカーブメモ
リ33内のデータを読み出すメモリ読出回路であり、ス
ラーカーブ選択回路35とアドレス発生回路36と加算
器37とから構成されている。スラーカーブ選択回路3
5は、内部に図8に示す波形番号テーブル40および図
9に示す先頭アドレステーブル41が設けられている。
波形番号テーブル40は、音色コードNCおよびタッチ
データTDの上位6ビットに応じて決まるスラーカーブ
の番号が予め記憶されたテーブルであり、音色コードN
CおよびタッチデータTDの上位6ビットをアドレスデ
ータとして供給すると、対応するスラーカーブ番号が読
み出される。
【0019】先頭アドレステーブル41は、各スラーカ
ーブが記憶されているメモリ33の記憶エリアの先頭ア
ドレスおよびそのスラーカーブを構成するデータ数CN
が記憶されたテーブルであり、スラーカーブ番号をアド
レスデータとして供給すると、対応する先頭アドレスお
よびデータCNが読み出される。しかして、スラーカー
ブ選択回路35は、スラースタート信号SSが供給され
ると、その時点で音色検出回路6から供給されている音
色コードNCおよびイニシャルタッチ検出回路4から供
給されているタッチデータTDを波形番号テーブル40
へ供給してスラーカーブ番号を読み出し、読み出した番
号を先頭アドレステーブル41へ供給して先頭アドレス
およびデータCNを読み出す。そして、先頭アドレスを
アドレスデータSADとして加算器37へ出力し、ま
た、データCNをアドレス発生回路36へ出力する。
【0020】アドレス発生回路36は、0,1,2……
と逐次増加するアドレスデータPADを発生する回路で
あり、スラーカーブ選択回路35によって決定された番
号のスラーカーブを構成する各データがこのアドレスデ
ータPADに基づいて逐次メモリ33から読み出され
る。このアドレスデータ発生回路36はアドレスカウン
タ、ゲート回路、比較回路等を有して構成される。そし
て、コントロール回路39からメモリリード信号MRD
(“1”信号)が供給されると、その立ち上がりにおい
てアドレスカウンタがリセットされる。以後、同アドレ
スカウンタがスラークロックφsをアップカウントし、
そのカウント出力がアドレスデータPDAとして加算器
37へ順次出力される。
【0021】そして、同アドレスカウンタのカウント出
力がスラーカーブ選択回路35から出力されているデー
タONに一致すると、スラーエンド信号SEがコントロ
ール回路39へ出力される。コントロール回路39はこ
のスラーエンド信号SEを受け、メモリリード信号MR
Dを“0”に戻す。これにより、上記アドレスカウンタ
のカウント動作が停止する。
【0022】加算器37はスラーカーブ選択回路35か
ら出力される先頭アドレスSADと、アドレス発生回路
36から出力されるアドレスデータPADとを加算し、
この加算結果をアドレスデータADとしてスラーカーブ
メモリ33へ出力する。このアドレスデータADによ
り、スラーカーブメモリ33内のデータが逐次読み出さ
れ、補間回路44へ供給される。補間回路44は、スラ
ーカーブメモリ33から出力される各データ間を例えば
直線補間する回路であり、この補間回路44によって補
間されたデータが順次乗算器45へ出力される。
【0023】乗算器45は上記補間回路44の出力デー
タと減算器46の出力データとを乗算し、その乗算結果
を加算器47へ出力する。加算器47は乗算器45の出
力デ−タと、ラッチ48の出力データとを加算し、その
加算結果をセレクタ31へ出力する。セレクタ31はコ
ントロール回路39から出力されるセレクト信号SEL
が“1”の時加算器47の出力を、また“0”の時ラッ
チ30の出力を各々選択して出力する。また、ホールド
回路32は、ホールド信号HLDが“0”の時、スルー
状態となり、また、“1”に立ち上がった時に入力デー
タを記憶保持する。
【0024】コントロール回路39は上記の各部を制御
するコントロール信号を発生する回路であり、図1の押
鍵検出回路2から出力されるキーオン信号KON、キー
オンパルスKONPおよびスラースタート信号SSを受
け、上述したホールド信号HLD、メモリリード信号M
RD、セレクト信号SELを発生し、各部へ出力する。
図10に上記各信号のタイミングを示す。
【0025】(B)動作 次に、上述したスラー効果回路9の動作を説明する。
【0026】(B−1)スラースタート信号SSが供給
されない場合:この場合、コントロール回路39は、セ
レクト信号SELとして“0”をセレクタ31へ出力す
る。これにより、セレクタ31によってラッチ30の出
力が選択される。この状態において、キーオン信号KO
Nが立ち上がり、この立ち上がり時点で、キーオンパル
スKONPが供給されると、コントロール回路39がそ
のキーオンパルスKONPをラッチ30へ出力すると共
に、ホールド信号HLD(“1”信号)をホールド回路
32へ出力する。
【0027】なお、ホールド信号HLDのパルス幅はキ
ーオンパルスKONPのパルス幅の約2倍である。キー
オンパルスKONPがラッチ30へ供給されると、ラッ
チ30にキーコードKCが読み込まれ、セレクタ31を
介してホールド回路32へ供給される。そして、ホール
ド信号HLDが“0”に戻ると、同ホールド回路32が
スルー状態となり、ラッチ30から出力されているキー
コードKCがトーンジェネレータ10(図1)ヘ出力さ
れる。
【0028】(B−2)スラースタート信号SSが供給
された場合:この場合の動作を図10を参照して説明す
る。なお、以下の説明では、第1の押鍵に基づいて押鍵
検出回路2から出力されたキーコードKCを第1のキー
コードKC1、第2の押鍵に基づくキーコードを第2の
キーコードKC2という。
【0029】まず、コントロール回路39へ第2の押鍵
に基づくキーオンパルスKONP(図10(ニ)の符号
P1)が供給され、またこの時、同時にスラースタート
信号SS(同図(ヘ))が供給されると、コントロール
回路39は、まず、キーオンパルスKONPをラッチ3
0および48へ出力すると共に、ホールド信号HLD
(同図(ホ))をホールド回路32へ出力する。キーオ
ンパルスKONPがラッチ48へ供給されると、この時
点で同ラッチ48の入力端へ供給されていた第1のキー
コードKC1がラッチ48に読み込まれ、また、ラッチ
30ヘキーオンパルスKONPが供給されると、第2の
キーコードKC2がラッチ30に読み込まれる。また、
ホールド回路32ヘホールド信号HLD(“1”)が供
給されると、ホールド回路32に第1のキーコードKC
1がホールドされる。
【0030】次にコントロール回路39は、スラースタ
ート信号SSの立ち下がりにおいて、セレクト信号
(“1”信号)をセレクタ31へ出力する。これによ
り、以後、セレクタ31によって加算器47の出力が選
択される。次に、コントロール回路39は、ホールド信
号HLDを“0”信号に戻すと同時に、メモリリード信
号MRD(“1”信号)(同図(ト))をアドレス発生
回路36へ出力する。ホールド信号HLDが“0”にな
ると、ホールド回路32がスルー状態となり、以後、加
算器47の出力がセレクタ31およびホールド回路32
を介してトーンジェネータ10へ出力される。一方、ア
ドレス発生回路36ヘメモリリード信号MRDが供給さ
れると以後、加算器37からアドレスデータADが逐次
出力され、スラーカーブメモリ33へ供給される。これ
により、スラーカーブメモリ33から、音色コードNC
および第2の押鍵に基づくタッチデータTDに対応する
スラーカーブデータSCDが逐次出力され、補間回路4
4へ供給され、補間回路44から補間されたスラーカー
ブデータSCDaが乗算器45へ逐次出力される。
【0031】乗算器45は、減算器46の出力データ、
すなわち、(KC2−KC1)にスラーカーブデータS
CDaを乗算し、その結果を加算器47ヘ出力する。加
算器47は乗算器45の出力データとラッチ48から出
力されている第1のキ−コードKC1とを加算し、その
加算結果、 KC1+(KC2−KC1)・SCDa を出力する。ここで、データSCDaは、0≦SCDa
≦1なるデータであり、したがって、 KC1≦KC1+(KC2−KC1)・SCDa≦KC
2 なる関係が成り立つ。
【0032】この結果、データSCDaが例えば図7
(イ)の波形に従って変化すると、KC1<KC2の場
合、加算器47の出力データがKC1からKC2までそ
の波形に従って変化し、一方、KC1>KC2の場合
は、加算器47の出力データが、図7(イ)の波形を
「0.5」を基準に反転した図7(ロ)の波形に従って
変化する。そして、この加算器47の出力データがセレ
クタ31およびホールド回路32を介して、トーンジェ
ネレータ10へ供給される。これにより、トーンジェネ
レータ10において、スラーカーブメモリ33内のスラ
ーカーブに従って音高が変化する楽音データGDが形成
され、この楽音データCDが、乗算器11において前述
したエンベロープ発生回路12から出力されるエンベロ
ープデータEDと乗算され、この乗算結果がD/A変換
器13においてアナログ信号に変換され、サウンドシス
テム14においてスラー効果が付与された楽音として発
音される。
【0033】以上が、図5に示すスラー効果回路9の通
常演奏時におけるスラー効果付与動作である。
【0034】(C)特殊な鍵操作があった場合の動作: スラー自動演奏中において、再び演奏者によってスラ
ー操作が行なわれた場合:図11はこの場合のスラー効
果回路9の各信号のタイミングチャートである。この図
の(ハ)において、符号P2によって示すスラースター
ト信号SSが最初のスラー操作に基づくスラースタート
信号SSであり、このスラースタート信号SSと同じタ
イミングで発生するホールド信号HLDの立ち下がりに
おいてメモリリード信号MRDが立ち上がり、スラー自
動演奏が行なわれる。そして、このメモリリード信号が
立ち上がる前に(スラー自動演奏中において)、再び、
演奏者によってスラー操作が行なわれると、同図(ハ)
に符号P3によって示すスラースタート信号SSが再び
スラー効果回路9のコントロール回路39へ供給され
る。
【0035】コントロール回路39は、そのスラースタ
ート信号SSを受け、前述した場合と同様の処理、すな
わち、キーオンパルスKONPをラッチ30,48ヘ、
また、ホールド信号HLDをホールド回路32へ各々出
力する処理を行い、次いでメモリリード信号MRDを
“0”とする。このメモリリード信号MRDを“0”と
する処理のみが通常のスラー処理と異なる。以後、コン
トロール回路39は前述した場合と同様に、セレクト信
号SELを“1”とし(この場合、既に“1”となって
いるが)、次いで、メモリリード信号MRDを“1”と
する。以後、前述した場合と全く同様にしてスラーカー
ブメモリ33の読み出しが行なわれ、そして、スラーエ
ンド信号SEがアドレス発生回路36から出力される
と、スラー処理が終了する。
【0036】スラー自動演奏中に第2の押鍵が離され
た場合:図12は、この場合のスラー効果回路9の各信
号のタイミングチャートである。この図の(イ)に示す
時刻t1において第2の押鍵が離されても、同図(ホ)
〜(ト)に示すように、各信号に変化はない。この場
合、キーオン信号KONが“0”となることによって、
エンベロープは逐次減衰するが、音高についてはスラー
演奏が続行される。
【0037】上記の場合において、その直後に再び押
鍵があった場合:図13はこの場合のタイミングチャー
トである。時刻t1において第2の押鍵が離された後、
スラーエンド信号SEが発生する前の時刻t2におい
て、第3の押鍵が行なわれると、キーオンパルスKON
Pがコントロール回路39へ供給され、このキーオンパ
ルスKONPの立ち上がりにおいて、セレクト信号SE
Lが“0”に戻される(図13(ホ)参照)。これによ
り、セレクタ31の選択状態が切り換えられる。そし
て、この場合、スラースタート信号SSが発生しないこ
とから、以後、通常の(スラー演奏に無関係の)楽音発
生が行なわれる。なお、図13(ヘ),(ト)から明ら
かなように、セレクタ31の切り換えが行なわれた後
も、メモリリード信号MRDは続けて出力され、したが
って、アドレス発生回路36内のアドレスカウンタのカ
ウントは、スラーエンド信号SEが発生するまで続行さ
れる。
【0038】(D)他の構成例 次に、上述したスラー効果回路9の他の構成例を説明す
る。図14は同構成例を示すブロック図であり、この図
において図5の各部と同一構成の部分には同一の符号を
付し、その説明を省略する。この図に示す回路が図5に
示す回路と異なる点は、まず、スラーカーブメモリ51
内のデータである。すなわち、図5のスラーカーブメモ
リ33内のデータは、図7(イ)に示すように、0→1
に向って変化するデータである。これに対し、図14の
スラーカーブメモリ51内のデータは、図15に示すよ
うに、1→0に向って変化するデータである。この場
合、最初にDs=1なるデータが読み出され、以後、0
≦Dx≦1なるデータが順次読み出され、最後にDe=
0なるデータが読み出される。
【0039】次に図14の回路が図5の回路と異なる点
は、補間回路44から読み出されたデータの処理であ
る。すなわち、図14の回路においては、減算器52に
おいて、ラッチ48から出力されるキーコードKC1か
ら、ラッチ30から出力されるキーコードKC2が減算
され、この減算結果と補間回路44から出力されるスラ
ーカーブデータSCDaとが乗算され、この乗算結果、
すなわち、 (KC1−KC2)・SCDa がゲート回路53を介して加算器54へ供給される。
【0040】ここで、ゲート回路53の開閉を制御する
信号GSは図5におけるセレクト信号SELと同タイミ
ングで“1”となる信号であり、この信号GSが“1”
の時ゲート回路53が開状態となる。加算器54は、 (KC1−KC2)・SCDa+KC2 なる演算を行う。そして、この演算結果がホールド回路
32を介して、キーコードKCSとして出力される。
【0041】しかして、上記の構成によれば、KC1>
KC2の場合に、スラーカーブメモリ51内の波形(図
15参照)に沿って音高が変化するスラー自動演奏が行
なわれ、また、KC1<KC2の場合は、スラーカーブ
メモリ51内の波形を「0.5」を基準に反転した波形
に従って音高が変化するスラー自動演奏が行なわれる。
【0042】[トーンジェネレータ10]図16はトー
ンジェネレータ10の構成を示すブロック図である。こ
の図において、61は周波数情報発生回路であり、スラ
ー効果回路9(図1)から出力されるキーコードKCに
対応する周波数情報(以下、fナンバという)を発生
し、アキュムレ−タ62へ出力する。ここで、fナンバ
とは、キーコードKCが示す音高の楽音信号の基本周波
数に比例する数値データである。アキュムレータ62
は、クロックパルスφのタイミングでfナンバを繰り返
し累算し、その結果を逐次加算器63へ出力する。ま
た、波形選択回路64からクリア信号CLRを受ける
と、その累算値がクリアされ、以後、再びfナンバの累
算を行う。加算器63はアキュムレータ62の出力デー
タと波形選択回路64の出力データとを加算し、その加
算結果をアドレスデータとして波形メモリ65へ供給す
る。
【0043】波形メモリ65には、予めn個の楽音波形
がディジタルデータによって記憶されている。各楽音波
形は立ち上がり部および繰り返し部からなり、楽音信号
形成時においては、まず、立ち上がり部が読み出され、
次に、繰り返し部が繰り返し読み出される。そして、こ
の波形メモリ65から読み出された波形データは補間回
路66へ出力され、この補間回路66において各データ
間が例えば直線補間され、この補間されたデータが楽音
データGDとして順次図1の乗算器11へ出力される。
【0044】波形選択回路64は、波形メモリ65内の
n個の波形の内の1つを選択するための回路であり、内
部に図8,図9と同様の波形番号テーブルおよび先頭ア
ドレステーブルが各々設けられており、音色コードNC
およびキーコードKCをアドレスとして波形番号テーブ
ルヘ供給すると、それらの音色コードNCおよびキーコ
ードKCに対応して予め設定されている波形番号(1〜
n)が読み出される。また、この波形番号を先頭アドレ
ステーブルヘ供給すると、その波形番号に対応して予め
設定されている次の各データが読み出される。
【0045】◇その番号の楽音波形の立ち上がり部が記
憶されている波形メモリ65の記憶エリアの先頭アドレ
スSAD1。 ◇立ち上がり部のデータ数を示す個数データKOD−
1。 ◇その番号の楽音波形の繰り返し部が記憶されている波
形メモリ65の記憶エリアの先頭アドレスSAD2。 ◇繰り返し部のデータ数を示す個数データKOD−2。
【0046】なお、この波形選択回路64の動作は以下
に述ベるトーンジェネレータ10の全体動作の中で説明
する。
【0047】次に、上述した構成によるトーンジェネレ
ータ10の動作を説明する。まず、スラー効果回路9か
らキーコードKCが出力されると、周波数情報発生回路
61から、そのキーコードKCに対応するfナンバが出
力され、アキュムレータ62へ供給される。また、同キ
ーコードKCが波形選択回路64へ供給されると、波形
選択回路64は、そのキーコードKCおよびその時点で
音色検出回路6から供給されている音色コードNCを波
形番号テーブルヘ供給して波形番号を読み出し、次い
で、読み出した波形番号(いま、この番号を「15」と
仮定する)を先頭アドレステーブルヘ供給して上述した
各データを読み出す。
【0048】次に、クリア信号CLRをアキュムレータ
62へ出力し、また、先頭アドレスSAD1を加算器6
3へ出力し、以後、クロックパルスφのアップカウント
を行う。アキュムレータ62は、クリア信号CLRが供
給されるとクリアされ、以後、fナンバをクロックパル
スφのタイミングで累算し、この累算結果を逐次加算器
63へ出力する。加算器63はアキュムレータ62の出
力データと、波形選択回路64から出力されている先頭
アドレスSAD1とを加算し、この加算結果を波形メモ
リ65へ逐次出力する。これにより、波形メモリ65か
ら波形番号「15」の楽音波形の立ち上がり部の各デー
タが順次読み出され、補間回路66を介して楽音データ
GDとして出力される。
【0049】次に、波形メモリ65から読み出されたデ
ータ数が個数データKOD−1に達すると、波形選択回
路64がこれを検知し、再びクリア信号CLRをアキュ
ムレータ62へ出力すると共に、先頭アドレスSAD2
を加算器63へ出力し、また、以後、クロックパルスφ
のアップカウントを行う。これにより、アキュムレータ
62がクリアされ、次いで、再びアキュムレータ62に
おいてfナンバの累算が行なわれ、この累算値と先頭ア
ドレスSAD2とが加算され、この加算結果が逐次波形
メモリ65へ出力される。これにより、波形メモリ65
から波形番号「15」の楽音波形の繰り返し部の各デー
タが順次読み出される。
【0050】次に、波形メモリ65から読み出されたデ
ータ数が個数データKOD−2に達すると、波形選択回
路64がこれを検知し、再び、上記と同様にクリア信号
CLRをアキュムレータ62へ出力すると共に、先頭ア
ドレスSAD2を加算器63へ出力し、また、以後、ク
ロックパルスφのアップカウントを行う。これにより、
再び波形メモリ65から波形番号「15」の楽音波形の
繰り返し部の各データが順次読み出され、以下、上述し
た繰り返し部の読み出し動作が繰り返される。
【0051】次に、キーコードKCが変化すると、周波
数情報発生回路61から、そのキーコードKCに対応す
るfナンバが出力され、アキュムレータ62へ供給され
る。また、波形選択回路64は、そのキーコードKCお
よびその時点で音色検出回路6から供給されている音色
コードNCを波形番号テーブルヘ供給して波形番号を読
み出し、次いで、読み出した波形番号(いま、この番号
を「16」と仮定する)を先頭アドレステーブルヘ供給
して各データを読み出す。次に、クリア信号CLRをア
キュムレータ62へ出力し、また、先頭アドレスSAD
1を加算器63へ出力し、そして、クロックパルスφの
アップカウントを開始する。以後、前述した場合と全く
同様にして波形番号「16」の楽音波形に基づく楽音デ
ータが波形メモリ65から逐次読み出される。
【0052】このように、図16に示すトーンジェネレ
ータ10はキーコードKCまたは音色コードNCが変化
する毎に、変化後のキーコードKCおよび音色コードN
Cに対応する楽音波形を波形メモリ65から読み出し、
補間回路66を介して出力する。なお、キーがオフとさ
れた場合、トーンジェネレータ10へ供給されるキーコ
ードKCに変化はなく、したがって、トーンジェネレー
タ10の動作に変化はない。この場合、エンベロープデ
ータEDが徐々に減少し、これにより、最終的に楽音が
停止する。
【0053】以上が図1に示す実施形態の詳細である。
なお、上記実施形態は、トーンジェネレータ10へ供給
されるキーコードKCが変化した時点で読み出し波形も
変化させているが、キーコードKCの変化後アキュムレ
ータ62のクリア時に波形を変化させるようにすれば、
波形切換えに伴うノイズ発生が防止できる。また、波形
メモリ65の各波形データの個数を同じにすると、アキ
ュムレータ62に対してクリア信号を送らずに任意のタ
イミングで波形切換えを行うことができる。
【0054】また、上記実施形態は波形メモリ65内の
データにしたがって楽音信号を形成するようになってい
るが、この発明は周波数変調方式の電子楽器やフィルタ
方式の電子楽器等にも適用可能である。また、上記実施
形態はスラー効果にこの発明を適用した場合であるが、
この発明はピッチベンド効果に適用することも可能であ
る。また、上記実施形態はキーコードKCに応じてメモ
リ65内の波形を選択するようになっているが、フィル
タ方式の電子楽器の場合は、キーコードKCに応じてフ
ィルタ特性を変更すればよく、また、周波数変調方式の
電子楽器の場合は変調式のパラメータを変化させればよ
い。また、上記実施形態はキーコードKCを変化させて
スラー効果を付与しているが、これに代えて、fナンバ
を変化させてスラー効果を付与してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、楽音信号の音高変化に応じて発生する楽音信号の波
形が順次変化し、したがって、変化に富んだスラー効
果、ピッチベンド効果等の逐次変化効果を楽音に付与す
ることができる。また、選択された音色と楽音信号の音
高変化とに応じて、発生する楽音信号の波形が順次変化
するので、音高に応じた波形切換えの態様を、選択され
た音色に最適な形態とすることが可能となる。また、読
み出す波形の切り換え時において、繰り返し読み出され
る波形の最後が読み出されるまで待って、ノイズが発生
しないようにしてから波形の切り換えを行うようにした
ため、波形切換えに伴うノイズの発生を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】 スラー検出を説明するためのタイミング図で
ある。
【図3】 エンベロープデータEDを説明するための波
形図である。
【図4】 図1に示すエンべロープ発生回路の動作を説
明するためのタイミング図である。
【図5】 同実施形態におけるスラー効果回路の構成を
示すブロック図である。
【図6】 スラー効果回路におけるスラーカーブメモリ
の記憶内容を示す図である。
【図7】 (イ)はスラーカーブの一例を示す図、
(ロ)は(イ)に示すスラーカーブを「0.5」を基準
に反転した波形を示す図である。
【図8】 スラー効果回路のスラーカーブ選択回路に設
けられている波形番号テーブルおよび先頭アドレステー
ブルを示す図である。
【図9】 スラー効果回路のスラーカーブ選択回路に設
けられている波形番号テーブルおよび先頭アドレステー
ブルを示す図である。
【図10】 スラー効果回路の動作を説明するためのタ
イミング図である。
【図11】 特殊な鍵操作が行なわれた場合におけるス
ラー効果回路の動作を説明するためのタイミング図であ
る。
【図12】 特殊な鍵操作が行なわれた場合におけるス
ラー効果回路の動作を説明するためのタイミング図であ
る。
【図13】 特殊な鍵操作が行なわれた場合におけるス
ラー効果回路の動作を説明するためのタイミング図であ
る。
【図14】 スラー効果回路の他の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図15】 図14におけるスラーカーブメモリ内に記
憶されているスラーカーブの一例を示す図である。
【図16】 図1におけるトーンジェネレータの構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1……鍵盤、3……スラー検出回路、9……スラー効果
回路、10……トーンジェネレータ、61……周波数情
報発生回路、62……アキュムレータ、63……加算
器、64……波形選択回路、65……波形メモリ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の波形情報を記憶した波形記憶手段
    と、 発生すべき楽音信号の音高に応じた速度で前記波形記憶
    手段に記憶された波形情報を繰り返し読み出す読出手段
    と、 前記発生すべき楽音信号の音高を逐次変化させる音高制
    御手段と、 前記音高制御手段における音高変化に応じて、前記波形
    情報の切り換えを指示する指示手段と、 前記指示手段から波形情報の切り換えが指示された場合
    に、前記読出手段で繰り返し読み出される波形情報の最
    後が読み出されるまで待って、波形切換えに伴うノイズ
    が発生しないようにしてから前記読出手段で繰り返し読
    み出される波形情報を切り換える波形切換手段とを設け
    たことを特徴とする楽音信号発生装置。
  2. 【請求項2】 複数の波形情報を記憶した波形記憶手段
    と、 発生すべき楽音信号の音高に応じた速度で前記波形記憶
    手段に記憶された波形情報を繰り返し読み出す読出手段
    と、 前記発生すべき楽音信号の音高を逐次変化させる音高制
    御手段と、 音色を選択する音色選択手段と、 前記音色選択手段で選択された音色および前記音高制御
    手段における音高変化に応じて、前記波形情報の切り換
    えを指示する指示手段と、 前記指示手段から波形情報の切り換えが指示された場合
    に、前記読出手段で繰り返し読み出される波形情報の最
    後が読み出されるまで待って、波形切換えに伴うノイズ
    が発生しないようにしてから前記読出手段で繰り返し読
    み出される波形情報を切り換える波形切換手段とを設け
    たことを特徴とする楽音信号発生装置。
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