JP3152163B2 - ハイブリッドブレーキライニング - Google Patents

ハイブリッドブレーキライニング

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JP3152163B2
JP3152163B2 JP07951297A JP7951297A JP3152163B2 JP 3152163 B2 JP3152163 B2 JP 3152163B2 JP 07951297 A JP07951297 A JP 07951297A JP 7951297 A JP7951297 A JP 7951297A JP 3152163 B2 JP3152163 B2 JP 3152163B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • F16D2069/002Combination of different friction materials
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • F16D2069/004Profiled friction surfaces, e.g. grooves, dimples

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイブリッドブレー
キライニングに関する。
【0002】
【従来の技術】ブレーキライニングは、ドラムブレーキ
装置の円筒形状をなすブレーキドラムと摩擦摺動してブ
レーキドラムを制動するものである。従来より、複数の
摩擦材を組み合わせた構造のハイブリッドブレーキライ
ニングが提供されている。
【0003】ハイブリッドブレーキライニングとして、
特開平4−125327号公報には、摩耗量が多くなり
がちのリーディグ側のブレーキライニングに、耐摩耗性
が高い摩擦材をブレーキドラムの周方向に沿って帯状に
配置したものが知られている。またハイブリッドブレー
キライニングとして、特開平5−141454号公報に
は、ブレーキドラムの回転方向において、圧縮弾性率を
変化させた摩擦材を配置したものが知られている。この
公報によれば、ドラム回出側部よりもドラム回入側部の
圧縮弾性率が小さくなるため、ドラム回入側部における
ブレーキライニングの食いつきが回避され、鳴きの低減
に有利であると記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでブレーキライ
ニングでは、ブレーキ操作時における『鳴き』の一層の
低減が要望されている。しかしながら上記した特開平4
−125327号公報に係る技術は、リーディグ側のブ
レーキライニングにおける摩耗量の均等化を意図したも
のであり、『鳴きの低減』を意図したものではない。
【0005】また特開平5−141454号公報に係る
技術は、ブレーキ操作時における『鳴き』の低減に有利
であるものの、ドラムの回転方向における圧縮弾性率の
変更によって『鳴き』を抑制する方式である。本発明は
上記したように『鳴き』の低減の要請に鑑みなされたも
のであり、請求項1は、『鳴きの低減』に有利なハイブ
リッドブレーキライニングを提供することにある。
【0006】更に請求項の課題は、『鳴きの低減』と
『効きの向上』との両立を達成し易い構造及びその性能
を維持し易い構造のハイブリッドブレーキライニングを
提供することにある。更に請求項の課題は、上記した
課題に加えて、摩擦による引きずりに起因する混在、ひ
いては摩擦特性の変動を抑制するのに有利で、長期にわ
たり良好な摩擦特性を維持するのに有利なハイブリッド
ブレーキライニングを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記した課題
を解決するために鋭意開発を進め、ブレーキの『鳴き』
は軽ブレーキ操作時に生じ易いこと、また、相対的に摩
擦係数が高い摩擦材はブレーキにおける『鳴きの低減』
よりも、ブレーキの『効き』に有効であり、一方、相対
的に摩擦係数が小さい摩擦材は、『鳴きの低減』に有効
であることに着目し、軽ブレーキ操作時に、相対的に摩
擦係数が小さい摩擦材が他の部分よりも優先的に相手材
に摩擦する構造とすれば、『鳴きの低減』の面で有利で
あることを知見し、請求項1に係るブレーキライニング
を完成した。
【0008】更に本発明者は、相対的に摩擦係数が小さ
い摩擦材の圧縮弾性率を、相対的に摩擦係数が高い摩擦
材の圧縮弾性率よりも小さくすれば、相対的に摩擦係数
が小さい摩擦材を、高ブレーキ操作時に圧縮させ易くな
り、従って高ブレーキ操作時に『効き』に有利な高摩擦
係数をもつ摩擦材が相手材と摩擦し易くなることに着目
し、請求項に係るブレーキライニングを完成した。
【0009】即ち、請求項1に係るハイブリッドブレー
キライニングは、異なる摩擦特性をもつ摩擦材を組み合
わせ構成され、円筒形状をなすブレーキドラム(以下、
相手材ともいう)の円弧状摺動面と摩擦する円弧状に延
設された摩擦面を備えると共に円弧状に反った形状を有
するハイブリッドブレーキライニングであって、相対的
に摩擦係数が低い摩擦材が他の部位より突出しており、
相対的に摩擦係数が低い摩擦材は、相対的に摩擦係数が
高い摩擦材よりも圧縮弾性率が小さく、且つ、相対的に
摩擦係数が低い摩擦材は、相対的に摩擦係数が高い摩擦
材よりも摩耗率が小さいことを特徴とする。
【0010】
【0011】請求項に係るハイブリッドブレーキライ
ニングは、請求項1において、相対的に摩擦係数が低い
摩擦材、相対的に摩擦係数が高い摩擦材は、摩擦摺動方
向に沿って配設されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】 請求項1によれば、相対的に摩擦係数が低い摩擦材が
突出しているため、ブレーキ操作量が少ない軽ブレーキ
操作時(制動初期及び/または制動終期)には、摩擦係
数が低い摩擦材が相手材と優先的に摩擦する。これによ
り『鳴き』が抑制され易い。
【0013】また高ブレーキ操作時には、摩擦係数が高
い摩擦材も相手材に摺動するため、制動性である『効
き』も確保される。請求項によれば、軽ブレーキ操
作時には、摩擦係数が低い摩擦材が相手材と摩擦でき
る。これにより『鳴き』が抑制され易い。更に請求項
によれば、相対的に摩擦係数が低い摩擦材は、相対的に
摩擦係数が高い摩擦材よりも圧縮弾性率が小さく、摩擦
係数が高い摩擦材に比較して軟目であり、相手材に押圧
されると圧縮され易い。従ってブレーキ操作量が多い高
ブレーキ操作時には、摩擦係数の高い摩擦材の圧縮荷重
の分担が大きくなり、ブレーキの『効き』が確保され
る。
【0014】に請求項によれば、相対的に摩擦係
数が低い摩擦材は、相対的に摩擦係数が高い摩擦材より
も摩耗率が小さいため、摩擦係数が低い摩擦材は、摩擦
係数が高い摩擦材よりも摩耗しにくい。従って、軽ブレ
ーキ操作時において、『鳴き』の低減に有利な性質をも
つ相対的に摩擦係数が小さい摩擦材を、相手材に摩擦さ
せるという方式を長期にわたり維持するのに有利とな
る。
【0015】したがって、相対的に摩擦係数が小さい摩
擦材を相対的に摩擦係数が高い摩擦材よりも突出させる
という突出構造が採用されている場合には、この突出構
造は維持され易い。請求項によれば、摩擦係数が低
い摩擦材、摩擦係数が高い摩擦材が摩擦摺動方向に沿っ
て配設されているため、ハイブリッドブレーキライニン
グと相手材とが摩擦摺動した場合であっても、摩擦材の
引きずりに起因して、摩擦係数が低い摩擦材と摩擦係数
が高い摩擦材とが混在することは、抑制される。
【0016】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例1を説明する。本実
施例は車両のドラムブレーキ装置に使用されるブレーキ
ライニングに適用したものである。 図1はブレーキライニング1を裏金2に装着した状態
を示し、図2は図1のA−A線に沿う断面を示す。
【0017】ブレーキライニング1は、ブレーキドラム
と摩擦するように円弧状に反った形状をなしている。ブ
レーキライニング1は、円弧状に延設された摩擦面1t
をもつ。ブレーキライニング1は、摩擦係数が低い低μ
摩擦材3と、摩擦係数が高い高μ摩擦材4とを組み合わ
せて構成されている。図1において、低μ摩擦材3の領
域は斜線で示されており、所定幅Mを備えた大きな曲率
半径で摩擦摺動方向に沿って、つまりブレーキドラムの
回転中心を中心として矢印B3方向に円弧状に配設され
ている。ブレーキライニング1の幅方向の両側に低μ摩
擦材3が配置されている。
【0018】なお高μ摩擦材4の表出面積は、制動性を
確保すべく、低μ摩擦材3の表出面積よりも大きくされ
ている。本実施例によれば通常の状態においては、図2
に示す様に、摩擦係数が低い低μ摩擦材3は、摩擦係数
が高い高μ摩擦材4よりもΔL1突出している。なおΔ
L1はブレーキドラムとの間の隙間幅、ブレーキライニ
ング1の種類、使用条件、ブレーキフィーリングの要請
等に応じて適宜選択できるが、一般的には0.5mm以
下、特に0.2mm以下にできるが、これに限定される
ものではなく、場合によっては1mm程度とすることも
できる。
【0019】以下、本実施例で用いた摩擦係数が低い
低μ摩擦材3と、摩擦係数が高い高μ摩擦材4との物性
値の代表例を説明する。 (A)摩擦係数が低い低μ摩擦材3 摩擦係数μL :0.25 圧縮弾性率EL :12〔kgf/mm2 〕(ブレーキ
圧:10〔kgf/cm2 〕において) 摩耗率WL :0.9×10-4〔mm3 /kgf・m〕 (B)摩擦係数が高い高μ摩擦材4 摩擦係数μH :0.4 圧縮弾性率EH :100〔kgf/mm2 〕(ブレーキ
圧:10〔kgf/cm2 〕において) 摩耗率WH :2×10-4〔mm3 /kgf・m〕 ここで、(高μ摩擦材4の摩耗率WH /低μ摩擦材3の
摩耗率WL )は約2.8とされている。また低μ摩擦材
3の面積をAL とし、高μ摩擦材4の面積をA H とする
と、制動性を確保すべく、AH /AL =2.8とされて
いる。
【0020】なお摩擦係数、圧縮弾性率、摩耗率は、後
述する試験法に基づいて求めた。このように物性値をも
つ低μ摩擦材3、高μ摩擦材4の基本組成を表1に示
す。
【0021】
【表1】 なおゴムダストは圧縮弾性率の減少に貢献できる。スチ
ール繊維は摩擦係数の確保に貢献できる。低μ摩擦材3
の原料を混合した混合材料、高μ摩擦材4の原料を混合
した混合材料を成形型内の所定の部位に配置し、加圧加
熱成形することにより、ブレーキライニング1は製造で
きる。
【0022】以上の説明から理解できる様に本実施例
によれば、低μ摩擦材3の摩擦係数μL は高μ摩擦材4
の摩擦係数μH よりも小さくされている(μL
μH )。また低μ摩擦材3の圧縮弾性率EL は高μ摩擦
材4の圧縮弾性率EH よりも小さくされている(EL
H )。また低μ摩擦材3の摩耗率WL は高μ摩擦材4
の摩耗率WH よりも小さくされており(WL <WH )、
低μ摩擦材3は摩耗しにくいものである。
【0023】本実施例によれば、図2から理解できる
様に、摩擦係数が低い低μ摩擦材3が高μ摩擦材4より
も突出している。そのため、軽ブレーキ操作時つまり軽
踏力時には、摩擦係数が小さく『鳴きの低減』に有効な
低μ摩擦材3が、まず優先的にブレーキドラム6に摩擦
する。これによりブレーキの軽踏力時における『鳴き』
の問題が軽減、回避される。
【0024】またブレーキの踏み込み量が増加した高ブ
レーキ操作時つまり高踏力時には、図3から理解できる
様に低μ摩擦材3が圧縮して、摩擦係数μH が高く『効
き』に強い高μ摩擦材4も、ブレーキドラム6に摩擦す
るようになる。そのため高踏力時において、ブレーキの
『効き』も確保される。更に本実施例によれば、低μ摩
擦材3の圧縮弾性率EL は小さいので、高μ摩擦材4に
比較して軟目であり、ブレーキドラム6に圧縮されて引
っ込み易い特性をもつ。故に、ブレーキの踏み込み量が
増加した高ブレーキ操作時つまり高踏力時には、圧縮弾
性率EL が小さい低μ摩擦材3の圧縮が進む。従って摩
擦係数μ H が高く『効き』に強い高μ摩擦材4が、ブレ
ーキドラム6に一層摩擦し易くなる。そのため高踏力時
において、ブレーキの『効き』の向上に有利である。
【0025】更にまた本実施例によれば、低μ摩擦材3
の摩耗率WL は高μ摩擦材4の摩耗率WH よりも小さい
ため、低μ摩擦材3の摩耗は高μ摩擦材4に比較して相
対的に少ない。従って、ブレーキの踏込みが解除された
ときには、摩擦係数が低い低μ摩擦材3は、摩擦係数が
高い高μ摩擦材4よりも突出し易くなる。結果として、
図2に示す低μ摩擦材3の突出構造が長期にわたり維持
され易い。
【0026】加えて本実施例によれば、図1から理解で
きる様に摩擦係数が低い低μ摩擦材3、摩擦係数が高い
高μ摩擦材4が略同軸的に配置され、両者が摩擦摺動方
向つまり矢印B3方向に沿って配設されている。そのた
め、ハイブリッドブレーキライニング1とブレーキドラ
ム6とが摩擦摺動する場合において、摩擦材の引きずり
現象に起因して低μ摩擦材3と高μ摩擦材4とが混在す
る不具合は、抑制される。故に長期間にわたり使用した
としても、ハイブリッドブレーキライニング1における
摩擦特性の変動を抑制できる。
【0027】図4の◆(特性線S1)は低μ摩擦材3の
摩擦係数を示し、図4の■(特性線S2)は高μ摩擦材
4の摩擦係数を示す。本実施例では、ブレーキ操作量が
小さい軽踏力時には低μ摩擦材3がブレーキドラム6と
摩擦し、またブレーキ操作量つまり踏力量の増加に伴
い、高μ摩擦材4がブレーキドラム6と摩擦する度合が
増加する。そのため、実施例1に係るブレーキライニン
グ1では、○(特性線S3)に示すハイブリッド形態の
摩擦特性が得られる。
【0028】(適用例)図5は車両のLTタイプのブレ
ーキドラム装置に適用した適用例を示す。ブレーキドラ
ム6は、車両が前進する際には矢印R方向に回転する。
ブレーキドラム6の周壁で構成された円弧状摺動面6m
の内側には第1ブレーキシュー71、第2ブレーキシュ
ー72が対向して配置されている。第1ブレーキシュー
71の外面、第2ブレーキシュー72の外面には、本実
施例に係るブレーキライニング1が互いに背向するよう
に設けられている。
【0029】第1ブレーキシュー71の端71aと第2
ブレーキシュー72の端72aとの間には、ブレーキペ
ダルの踏込みに連動するホイルシリンダ74が介装され
ている。ホイルシリンダ74は第1ピストン75と第2
ピストン76とをもつ。第1ブレーキシュー71の端7
1aと第2ブレーキシュー72の端72aとの間には、
第1リターンバネ77が介装されている。第1リターン
バネ77は、ブレーキ操作の解除時にブレーキライニン
グ1をブレーキドラム6から離す機能をもつ。
【0030】第1ブレーキシュー71の端71cと第2
ブレーキシュー72の端72cとの間にはアンカブロッ
ク78が介装されている。第1ブレーキシュー71の端
71cと第2ブレーキシュー72の端72cとは第2リ
ターンバネ79で結合されている。ブレーキペダルのブ
レーキ操作に伴い、ホイルシリンダ74が作動する。す
ると、第1ピストン75が第1ブレーキシュー71の端
71aを矢印WA方向に回動し、第2ピストン76が第
2ブレーキシュー72の端72aを逆方向である矢印W
B方向に回動する。これにより第1ブレーキシュー71
のブレーキライニング1、第2ブレーキシュー72のブ
レーキライニング1の双方がブレーキドラム6の周壁の
内周面に摩擦する。これにより制動が実行される。
【0031】一般的には、ブレーキドラムの回転方向
(R方向)において、入力部であるホイルシリンダ74
が手前、アンカブロック78が先にあるものをリーデン
グシューという。アンカブロック78が手前、入力部で
あるホイルシリンダ74が先方にあるものをトレ−ディ
ングシューという。従って、第1ブレーキシュー71が
リーディングシューである。第2ブレーキシュー72が
トレーディングシューである。リーディングシューであ
る第1ブレーキシュー71において、端71a側がリー
ディングL側となり、端71c側がトレーディングT側
となる。
【0032】トレーディングシューである第2ブレーキ
シュー72において、端72c側がリーディングL側と
なり、端72a側がトレーディングT側となる。上記し
たLTタイプのドラムブレーキ装置ばかりでなく、リー
ディングシューのみを組合わせた2Lタイプのドラムブ
レーキ装置に適用しても良いし、或いは、他の方式のド
ラムブレーキ装置に適用して良いことは、勿論である。
【0033】(実施例2)本発明に係る実施例2を図6
に示す。この例は実施例1と基本的には同様の構成であ
り、従って同一部分には同一の符号を付して説明する。
この例においても低μ摩擦材3は高μ摩擦材4よりもブ
レーキドラム6側に突出している。但しこの例では、ブ
レーキライニング1の幅方向の中央域に低μ摩擦材3が
配置されている。
【0034】(実施例3)本発明に係る実施例3を図7
に示す。この例は実施例1と基本的には同様の構成であ
り、従って同一部分には同一の符号を付して説明する。
この例においても低μ摩擦材3は高μ摩擦材4よりも突
出している。この例では、ブレーキライニング1の幅方
向の中央域に低μ摩擦材3が配置されている。更に低μ
摩擦材3はブレーキドラムの回転方向である矢印R方向
においてリーディングL側に配置されているものの、ト
レーディングT側には配置されていない。この例では、
高μ摩擦材4の表面積が増加しているため、『鳴き』を
抑制しつつ一層の『効き』が要請される場合に適する。
更に低μ摩擦材3と高μ摩擦材4との境界付近には、溝
1xが形成されている。これは摩耗粉をおさめて排出性
を高める機能を奏する。なお、溝1xは必要に応じて形
成するものである。
【0035】(実施例4)本発明に係る実施例4を図8
に示す。この例は実施例1と基本的には同様の構成であ
り、従って同一部分には同一の符号を付して説明する。
この例においても低μ摩擦材3は高μ摩擦材4よりも突
出している。但しこの例では、低μ摩擦材3の突出量
は、ブレーキドラムの回転方向である矢印R方向におい
て変化している。即ち、ブレーキドラム6の回転方向で
ある矢印R方向において、ブレーキライニング1のうち
のリーディングL側の低μ摩擦材3の突出量をh1
し、ブレーキライニング1のうちの中央側1uの低μ摩
擦材3の突出量をh2 としたとき、h1 がh2 よりも大
きくなるように(h1 >h 2 )設定されている。
【0036】この例は、リーディングL側が先にブレー
キドラム6の周壁に当たる傾向をもつドラムブレーキ装
置に適する。 (実施例5)本発明に係る実施例5を図9に示す。この
例は実施例1と基本的には同様の構成であり、同様の作
用効果を奏する。但しこの例では、低い摩擦係数の低μ
摩擦材3は、高μ摩擦材4よりも摩擦係数が小さい低μ
部32と、圧縮弾性率が低μ部32よりも小さい軟質な
クッション部36とで構成されている。このように軟質
なクッション部36を設ければ、低μ摩擦材3の圧縮弾
性率EL を小さくするのに有利である。よってこの例で
は高ブレーキ操作時つまり高踏力時にブレーキドラム6
によりブレーキライニング1が厚み方向に圧縮される
と、低μ摩擦材3は裏金2側に向けてつまり矢印H1方
向に引き込み易い。故に高ブレーキ操作時には、摩擦係
数μH が高く『効き』に強い高μ摩擦材4の荷重分担割
合が大きくなり易く、ブレーキの『効き』の確保に有利
である。
【0037】
【0038】(低μ摩擦材3の材料組成の代表例)上記
したように圧縮弾性率が小さな低μ摩擦材3は、本発明
者が知る限り、従来より提供されていない。このような
物性値をもつ低μ摩擦材3を構成する材料組成につい
て、さらに説明を加える。 低μ摩擦材3は、一般的には、基材として有機繊維及
び/または無機繊維を用いる。基材としては具体的には
アラミド繊維(一般的にはパラ系)、カーボン繊維、チ
タン酸カリウム繊維、金属繊維等を採用できる。基材の
割合が多くなると、基材と結合剤との濡れ性等の影響
で、摩擦材における気孔率が増加し易い。カーボン繊維
は、カーボン長繊維(繊維長:1mm以上)、カーボン
短繊維(繊維長:1mm未満)を用いることができる。
カーボン長繊維は、相手材の摩擦表面に生成した皮膜を
適度に掻き落とす作用をもつ。そのため、相手材の摩擦
表面、ひいては摩擦材の摩擦表面を安定化させ易く、摩
擦材の摩擦係数を低めにかつ安定化させるに有利であ
る。結合剤としては、従来より摩擦材において使用され
る公知の結合剤を用いることができ、具体的にはフェノ
ール樹脂、エポキシ樹脂を採用できる。更にはポリイミ
ド樹脂系、ポリアミドイミド樹脂系も期待できる。有機
充填剤としては、カシューダスト、ラバーダスト等を採
用できる。無機充填剤としては硫酸バリウム、シリカガ
ラス粒子、アルミナ粒子等を採用できる。固体潤滑剤と
してはグラファイト、三硫化アンチモン等を採用でき
る。上記した無機充填剤、有機無機充填剤、固体潤滑剤
は摩擦摩耗調整剤として機能できる。
【0039】低μ摩擦材3を製造する場合には、摩擦
材の原料の組成を体積比で次のようにできる。 基材(アラミド繊維、カーボン繊維) 30〜50% 結合剤(フェノール樹脂等) 10〜15% 有機充填剤(カシューダスト、ラバーダスト等) 15〜40% 無機充填剤(硫酸バリウム、シリカガラス粒子等) 2〜10% 固体潤滑剤(グラファイト、三硫化アンチモン等) 12〜20% 上記した組成に規定すれば、次の(1−1)及び(1−
2)の要求値、或いは、(1−1)〜(1−3)の要求
値を満足させ易い。
【0040】(1−1)……摩擦係数μ≦0.4、特
に、摩擦係数μ≦0.35 (1−2)……圧縮弾性率E=(5〜30)〔kgf/
mm2 〕 (1−3)……摩耗率W≦1.5×10-4〔mm3 /k
gf・m〕 なお摩擦係数、圧縮弾性率、摩耗率は、後述する試験法
に基づいた。ちなみに、一般的なブレーキ用摩擦材では
物性値は次の(1−1’)〜(1−3’)であり、特に
圧縮弾性率が上記した(2)に比較してかなり高い。
【0041】(1−1’)……摩擦係数μ=0.4〜
0.5 (1−2’)……圧縮弾性率E=(50〜200)〔k
gf/mm2 〕 (1−3’)……摩耗率W=(1.6〜4)×10
-4〔mm3 /kgf・m〕 上記したように基材が占める体積割合を30〜50%
と多くし、有機充填剤の割合を15〜40%と多くし、
結合剤を10〜15%と少なくすれば、摩擦材における
気孔が多くなり易い。基材と結合剤との濡れ性、有機充
填剤と結合剤との濡れ性等に起因するものと推察され
る。このように摩擦材の気孔率が増大すれば、摩擦材の
圧縮弾性率を小さくできる。低μ摩擦材3の気孔率は1
5〜30%が好ましい。このようにすれば、低μ摩擦材
3の圧縮弾性率がかなり低下する。よって摩擦係数、圧
縮弾性率の双方が低い摩擦材を提供するのに有利とな
る。
【0042】(低μ摩擦材3の試験例)以下、低μ摩擦
材3の試験例1〜3を、比較材と共に説明する。 表2に示す配合組成となるように各原料を調整し、試
験例1〜3の摩擦材を比較材の摩擦材と共に製造した。
上記した原料の条件は以下のようである。アラミド繊維
(パラ系)は平均繊維長が2mmのものを用いた。チタ
ン酸カリウム繊維は、針状繊維であり、繊維長が10〜
20μm、繊維径が0.3〜0.6μmのものを用い
た。カーボン短繊維は、ピッチ系であり、繊維長が0.
1mm、繊維径が10μmのものを用いた。カーボン長
繊維は、パン系であり、繊維長が3mm、繊維径が10
μm、引張強度が300kgf/mm2 のものを用い
た。カシューダストは、平均粒径が200μmのものを
用いた。グラファイトは、天然黒鉛であり、平均粒径が
6μmのものを用いた。シリカガラス粒子は、ガラス中
空球であり、平均粒径が35μmのものを用いた。銅
は、銅繊維であり、繊維長が1.5mm、繊維径が10
0μmのものを用いた。アルミナ粒子は、平均粒径が5
μmのものを用いた。
【0043】
【表2】 上記したように製造した試験例1〜3に係る各摩擦
材、比較例に係る摩擦材について、後述する摩擦試験、
圧縮試験、摩耗試験を行い、それぞれの摩擦材の摩擦係
数、圧縮弾性率、摩耗量を測定した。その結果、試験例
1〜3に係る摩擦材では、上記した(1−1)〜(1−
3)の要求値を満足していた。比較材は上記した(1−
1’)〜(1−3’)の範囲であった。 (A−1)摩擦係数μを測定する摩擦係数試験の条件は
次のようである。
【0044】試験機:フルサイズダイナモメータ、 試験条件:JASO C406に準じて実施、 制動開始速度:20km/h、50km/h、100k
m/hと3種類行った。 (A−2)圧縮弾性率を測定する弾性圧縮試験の条件は
次のようである。
【0045】試験機:機械式圧縮試験機 試験条件:500kgf、1000kgf 即ち、荷重500kgfを摩擦材に作用させたときの摩
擦材の厚み方向の圧縮歪量と、荷重1000kgfを摩
擦材に作用させたときの摩擦材の厚み方向の圧縮歪量と
の差をδとし、摩擦材の面積をA(44mm2 )とし、
摩擦材の荷重をかける前の厚みをt(10mm)とし、
荷重差をFとしたとき、圧縮弾性率Eは、E=(F/
A)/(δ/t)から求めた。 (A−3)摩耗率Wを測定する摩耗試験の条件は次のよ
うである。
【0046】 試験機:フルサイズダイナモメータ 試験条件:制動開始速度 50km/h 制動回数 各温度でそれぞれ500回 減速度 0.15G 制動開始前の摩擦材の温度は100℃、200℃とした。
【0047】即ち、車速50km/hからブレーキをか
け減速度0.15Gで車両を減速して停止させた。これ
を500回繰り返した。そして各温度における摩耗率W
T を次の式に基づいて求めた。 WT ={〔2×(A1×t1+A2×t2)×r2
/ 〔I×V2 ×n〕} ここで、A1は低μ摩擦材の摩擦面の面積、t1は低μ
摩擦材の摩擦面の摩耗厚さ、A2は高μ摩擦材の摩擦面
の面積、t2は高μ摩擦材の摩擦面の摩耗厚さ、Iは試
験機の回転部分の慣性質量、Vは制動開始時の車速、r
はタイヤの有効半径、nは制動回数を示す。相手材であ
るディスクロータを低μ摩擦材と高μ摩擦材とで挟持す
るため、上記式では、低μ摩擦材と高μ摩擦材の摩耗を
考慮している。
【0048】そして、その摩擦材の摩耗率Wは、100
°Cにおける摩耗率W100 と200°Cにおける摩耗率
200 とに基づいて、下記の式により求めた。 W=0.8×W100 +0.2×W200
【0049】
【発明の効果】請求項1のブレーキライニングによれ
ば、ブレーキ操作量が少ないときには、摩擦係数が小さ
くて『鳴きの低減』に有利な摩擦材が相手材に摩擦する
ため、ブレーキの『鳴きの低減』に有利である。更に高
ブレーキ操作時には、摩擦係数が高い摩擦材が相手材に
摩擦する度合が高まるため、ブレーキの『効き』が確保
される。故に、『鳴きの低減』と『効き』との両立を達
成し易い構造を提供できる。
【0050】
【発明の効果】更に請求項のブレーキライニングによ
れば、摩擦係数が小さい摩擦材は圧縮弾性率が小さいた
め、ブレーキ操作量が増加するにつれて、引き込み易
い。故に高ブレーキ操作時には、摩擦係数が高い摩擦材
が相手材に摩擦し易い。従って、高ブレーキ操作時にお
ける『効き』が確保される。請求項にブレーキライニ
ングにおいても、ブレーキ操作量が少ないときには、摩
擦係数が小さくて『鳴きの低減』に有利な摩擦材が相手
材に摩擦するため、ブレーキの『鳴きの低減』に有利で
ある。
【0051】更に請求項のブレーキライニングによれ
ば、摩擦係数が低い摩擦材は摩耗率が小さいので、摩擦
係数が低い摩擦材の摩耗を少なくできる。従って摩擦係
数が小さくて『鳴きの低減』に有利な摩擦材を相手材に
優先的に接触させることができる。そのため、ブレーキ
の『鳴きの低減』に有利である。特に摩擦係数が低い摩
擦材が摩擦係数が高い摩擦材よりも突出する方式が採用
されているブレーキライニングにおいては、突出する構
造を長期にわたり維持し易い。従って『鳴きの低減』と
『効き』との両立を長期にわたり達成できる。
【0052】更に請求項のブレーキライニングによれ
ば、摩擦による引きずりに起因する摩擦材の混在を軽
減、回避するのに有利である。従って摩擦特性の変動を
抑制するのに有利で、長期にわたり良好な摩擦特性を維
持するのに貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係るブレーキライニングの斜視図で
ある。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】ブレーキドラムとブレーキライニングとが摩擦
している状態の断面図である。
【図4】ブレーキ操作量を意味する油圧と摩擦係数との
関係を示すグラフである。
【図5】ドラムブレーキ装置を模式的に示す構成図であ
る。
【図6】実施例2に係るブレーキライニングの斜視図で
ある。
【図7】実施例3に係るブレーキライニングの斜視図で
ある。
【図8】実施例4に係るブレーキライニングの要部の断
面図である。
【図9】実施例5に係るブレーキライニングの主要部の
断面図である。
【図10】実施例6に係るブレーキライニングの主要部
の断面図である。
【符号の説明】
図中、1はハイブリッドブレーキライニング、2は裏
金、3は低μ摩擦材、4は高μ摩擦材を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−113039(JP,A) 特開 昭61−184232(JP,A) 特開 平9−112606(JP,A) 特開 昭63−152734(JP,A) 特開 平7−190104(JP,A) 実開 昭61−55525(JP,U) 実開 昭63−66633(JP,U) 実開 昭57−49929(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 69/00 F16D 65/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる摩擦特性をもつ摩擦材を組み合わせ
    構成され、円筒形状をなすブレーキドラムの円弧状摺動
    面と摩擦する円弧状に延設された摩擦面を備えると共に
    円弧状に反った形状を有するハイブリッドブレーキライ
    ニングであって、 相対的に摩擦係数が低い摩擦材が他の部位より突出して
    おり、 相対的に摩擦係数が低い摩擦材は、相対的に摩擦係数が
    高い摩擦材よりも圧縮弾性率が小さく、且つ、 相対的に摩擦係数が低い摩擦材は、相対的に摩擦係数が
    高い摩擦材よりも摩耗率が小さい ことを特徴とするハイ
    ブリッドブレーキライニング。
  2. 【請求項2】請求項1において、相対的に摩擦係数が低
    い摩擦材、相対的に摩擦係数が高い摩擦材は、摩擦摺動
    方向に沿って配設されていることを特徴とするハイブリ
    ッドブレーキライニング。
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