JP3152015B2 - クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機及びその容量制御方法 - Google Patents

クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機及びその容量制御方法

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JP3152015B2
JP3152015B2 JP13793193A JP13793193A JP3152015B2 JP 3152015 B2 JP3152015 B2 JP 3152015B2 JP 13793193 A JP13793193 A JP 13793193A JP 13793193 A JP13793193 A JP 13793193A JP 3152015 B2 JP3152015 B2 JP 3152015B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランク室、吸入室、
吐出室及びこれら各室を接続するシリンダボアを区画形
成し、シリンダボア内に片頭ピストンを往復直線運動可
能に収容するハウジング内の回転軸上に斜板を傾動可能
に支持すると共に、回転軸上の回転支持体に斜板を傾動
可能に連係し、クランク室内の圧力と吸入圧との片頭ピ
ストンを介した差により斜板の傾角を制御し、吐出圧領
域とクランク室とを接続する圧力供給通路を介して吐出
圧領域の圧力をクランク室に供給すると共にクランク
室と吸入圧領域とを接続する放圧通路を介してクランク
室の圧力を吸入圧領域に放出してクランク室内の調圧を
行なうクラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平3−37378号公報に開示され
る可変容量型揺動斜板式圧縮機では、外部駆動源と圧縮
機の回転軸との間の動力伝達の連結及び遮断を行なう電
磁クラッチを使用していない。電磁クラッチを無くせ
ば、特に車両搭載形態ではそのON−OFFのショック
による体感フィーリングの悪さの欠点を解消できると共
に、圧縮機全体の重量減、コスト減が可能となる。
【0003】このようなクラッチレス圧縮機では冷房不
要時の吐出容量の多少及び外部冷媒回路上の蒸発器にお
けるフロスト発生が問題になる。冷房不要の場合あるい
はフロスト発生のおそれがある場合には外部冷媒回路上
の冷媒循環を止めればよい。特開平3−37378号公
報の圧縮機では外部冷媒回路から吸入室への冷媒ガス流
入を止めることによって外部冷媒回路上の冷媒循環停止
を達成している外部冷媒回路から圧縮機内の吸入室への
冷媒ガス流入が止められると、吸入室の圧力が低下し、
吸入室の圧力に感応する容量制御弁が全開する。この全
開により吐出室の吐出冷媒ガスがクランク室へ流入し、
クランク室の圧力が上昇する。又、吸入室の圧力低下の
ためにシリンダボア内の吸入圧も低下する。そのため、
クランク室内の圧力とシリンダボア内の吸入圧との差が
大きくなり、斜板傾角が最小傾角へ移行して吐出容量が
最低となる。吐出容量が最低になれば圧縮機におけるト
ルクは最低となり、冷房不要時の動力損失が避けられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】外部冷媒回路から圧縮
機内の吸入室への冷媒ガス流入の停止は電磁開閉弁を閉
状態にすることによって行われる。電磁開閉弁の動作は
ON−OFF動作であり、外部冷媒回路から圧縮機内の
吸入室への冷媒ガス流入の停止は瞬間的に行われる。そ
のため、吸入室からシリンダボア内へ吸入される冷媒ガ
ス量は急激に低減する。シリンダボアへの冷媒ガス吸入
量の急減は吐出容量の急減となり、吐出圧が急激に降下
する。その結果、圧縮機におけるトルクが短時間で大き
く変動する。
【0005】外部冷媒回路から圧縮機内の吸入室への冷
媒ガス流入の再開も瞬間的に行われる。そのため、吸入
室からシリンダボア内へ吸入される冷媒ガス量は急激に
増大する。シリンダボアへの冷媒ガス吸入量の急増は吐
出容量の急増となり、吐出圧が急激に増大する。その結
果、圧縮機におけるトルクが短時間で大きく変動する。
【0006】このような大きなトルク変動の発生は圧縮
機のクラッチレス化の主要な目的であるON−OFFシ
ョックの緩和に反する。本発明は、吐出圧領域とクラン
ク室とを接続する圧力供給通路を介して吐出圧領域の圧
力をクランク室に供給すると共に、クランク室と吸入圧
領域とを接続する放圧通路を介してクランク室の圧力を
吸入圧領域に放出してクランク室内の調圧を行なうクラ
ッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機におけるトルク
変動を抑制することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1に記
載の発明では、外部冷媒回路前記吸入室の間に冷媒ガ
スを導入不能な閉位置と導入可能な開位置とに切り換え
られる遮断体を設け、該遮断体に圧縮機内の冷媒ガス圧
力を開閉弁を介して作用させて該遮断体を前記閉位置と
開位置との間で切り換え配置させ、前記遮断体が前記閉
位置にあるときには斜板の傾角を最小傾角に保持するよ
うにした。
【0008】請求項2に記載の発明では、前記遮断体に
作用される圧縮機内の冷媒ガス圧力とは、クランク室内
の圧力であるとした。請求項3に記載の発明では、前記
開閉弁は、前記圧力供給通路に設置される、該通路の開
度を調節する容量制御弁であるとした。請求項4に記載
の発明では、前記容量制御弁は、前記圧力供給の吸入圧
に感応するものであるとした。請求項5に記載の発明で
は、外部冷媒回路と前記吸入室の間に冷媒ガスを導入不
能な閉位置と導入可能な開位置とに切り換えられる遮断
体を前記斜板によって押圧し、前記斜板の傾動に連動さ
せ、前記遮断体が前記閉位置にあるときには斜板の傾角
を最小傾角に保持した。
【0009】請求項6に記載の発明では、前記圧力供給
通路には、該通路の開度を調節する容量制御弁が設置さ
れ、該容量制御弁の吸入圧導入位置は前記遮断体によっ
て遮断される位置よりも上流側に設定した。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明では、圧縮機内の冷媒ガ
スの圧力の変動によって遮断体が閉位置と開位置とに切
り換えられる。遮断体の閉位置への接近及び閉位置から
の離間は徐々に行われる。
【0011】遮断体が閉位置へ接近するに伴い、外部冷
媒回路から吸入室へ流入する冷媒ガスの通過断面積が徐
々に絞られてゆく。この絞り作用が外部冷媒回路から吸
入室への冷媒ガス流入量の減少を緩和する。従って、吸
入室からシリンダボア内への冷媒ガス吸入量もゆっくり
と減少してゆき、吐出容量が最低容量側へ急激変動する
ことはない。その結果、圧縮機におけるトルクが短時間
で急激に変動することはない。
【0012】遮断体が閉位置から離間するに伴い、外部
冷媒回路から吸入室への冷媒ガスの通過断面積が徐々に
拡大してゆく。この徐々に行われる通過断面積拡大が外
部冷媒回路から吸入室への冷媒ガス流入量の増大を緩和
する。従って、吸入室からシリンダボア内への冷媒ガス
吸入量もゆっくりと増大してゆき、吐出容量が最大容量
側へ急激変動することはない。その結果、圧縮機におけ
るトルクが短時間で急激に変動することはない。
【0013】請求項5に記載の発明では、クランク室内
の昇圧により斜板傾角が最小傾角となる位置へ斜板が傾
するに伴い、遮断体が斜板の傾動動作に連動して前記
閉位置に移行する。クランク室内の圧力低下により斜板
傾角が最小傾角から増大するに伴い、遮断体が斜板の傾
動作に連動して前記閉位置から開位置に移行する。斜
板の傾動に伴い、吸入室へ流入する冷媒ガスの通過断面
積は徐々に変化するため、圧縮機におけるトルクが短時
間で急激に変動することはない。
【0014】請求項6に記載の発明では、吸入圧に感応
する容量制御弁の吸入圧導入位置を前記遮断体の遮断位
置よりも上流側に設定すれば、容量制御弁は冷房負荷を
反映する吸入圧に常に感応でき、冷房負荷が生じれば斜
板傾角は最小傾角から自動的に増大する。
【0015】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1実施例を図1
〜図8に基づいて説明する。図1に示すように圧縮機全
体のハウジングの一部となるシリンダブロック1の前端
にはフロントハウジング2が接合されている。シリンダ
ブロック1の後端にはリヤハウジング3がバルブプレー
ト4、弁形成プレート5A,5B及びリテーナ形成プレ
ート6を介して接合固定されている。フロントハウジン
グ2内には深溝玉軸受け部材7が取り付けられている。
深溝玉軸受け部材7には回転支持体8が支持されてお
り、回転支持体8には回転軸9が止着されている。深溝
玉軸受け部材7は回転軸9に作用するスラスト方向の荷
重及びラジアル方向の荷重の両方を回転支持体8を介し
て受け止める。
【0016】回転軸9の前端はクランク室2aからフロ
ントハウジング2を介して外部へ突出しており、この突
出端部にはプーリ10が螺着されている。プーリ10は
ベルト11を介して車両エンジンに作動連結されてい
る。回転軸9の前端部とフロントハウジング2との間に
はリップシール12が介在されている。リップシール1
2はクランク室2a内の圧力洩れを防止する。
【0017】回転軸9には球面状の斜板支持体14がス
ライド可能に支持されており、斜板支持体14には斜板
15が回転軸9の軸線方向へ傾動可能に支持されてい
る。斜板15には連結片16,17が止着されている。
図2に示すように連結片16,17には一対のガイドピ
ン18,19が止着されている。回転支持体8には支持
アーム8aが突設されている。支持アーム8aには支持
ピン20が回動可能かつ回転軸9に対して直角を成す方
向へ貫通支持されている。一対のガイドピン18,19
は支持ピン20の両端部にスライド可能に嵌入されてい
る。支持アーム8a上の支持ピン20と一対のガイドピ
ン18,19との連係により斜板15が斜板支持体14
を中心に回転軸9の軸線方向へ傾動可能かつ回転軸9と
一体的に回転可能である。斜板15の傾動は、支持ピン
20とガイドピン18,19とのスライドガイド関係、
斜板支持体14のスライド作用及び斜板支持体14の支
持作用により案内される。
【0018】図1、図4及び図5に示すようにシリンダ
ブロック1の中心部には収容孔13が回転軸9の軸線方
向に貫設されており、収容孔13内には筒状の遮断体2
1がスライド可能に収容されている。遮断体21は大径
部21aと小径部21bとからなり、遮断体21の外周
面の段差部21cと収容孔13の内周面上のフランジ部
13aとの間には吸入通路開放ばね36が介在されてい
る。吸入通路開放ばね36は遮断体21を斜板支持体1
4側へ付勢している。
【0019】遮断体21の大径部21aには回転軸9の
後端部が挿入されている。回転軸9の後端部にはボール
41がばね42のばね力により押接されている。ばね4
2は回転軸9のスラスト方向への変位を抑える作用をな
す。
【0020】回転軸9の後端部と大径部21aの内周面
との間には深溝玉軸受け部材53が介在されている。回
転軸9の後端部は深溝玉軸受け部材53及び遮断体21
を介して収容孔13の内周面で支持される。深溝玉軸受
け部材53の外輪53aは大径部21aの内周面に止着
されており、内輪53bは回転軸9の周面をスライド可
能である。図6に示すように回転軸9の後端部の周面に
は段差部9aが形成されており、内輪53bが段差部9
aにより斜板支持体14側への移動を規制される。即
ち、深溝玉軸受け部材53は段差部9aにより斜板支持
体14側への移動を阻止される。従って、深溝玉軸受け
部材53が段差部9aに当接することによって遮断体2
1が斜板支持体14側への移動を阻止される。
【0021】リヤハウジング3の中心部には吸入通路5
4が形成されている。吸入通路54は収容孔13に連通
しており、収容孔13側の吸入通路54の開口の周囲に
は位置決め面55が形成されている。遮断体21の小径
部21bの先端は位置決め面55に当接可能である。小
径部21bの先端が位置決め面55に当接することによ
り遮断体21が斜板支持体14から離間する方向への移
動を規制されると共に、吸入通路54と収容孔13との
連通が遮断される。
【0022】斜板支持体14と深い溝玉軸受け部材53
との間には伝達筒56が回転軸9上をスライド可能に介
在されている。伝達筒56の一端は斜板支持体14の端
面に当接可能であり、伝達筒56の他端は深溝玉軸受け
部材53の外輪53aに当接することなく内輪53bに
のみ当接可能である。
【0023】斜板支持体14が遮断体21側へ移動する
に伴い、遮断体21が伝達筒56に当接し、伝達筒56
を深溝玉軸受け部材53の内輪53bに押接する。深溝
玉軸受け部材53は回転軸9のラジアル方向のみならず
スラスト方向の荷重も受け止める。そのため、遮断体2
1は伝達筒56の押接作用により吸入通路開放ばね36
のばね力に抗して位置決め面55側へ付勢され、小径部
21bの先端が位置決め面55に当接する。従って、斜
板15の最小傾角は遮断体21の小径部21bの先端と
位置決め面55との当接によって規制される。斜板15
の最小傾角は0°よりも僅かに大きい。この最小傾角状
態は遮断体21が吸入通路54と収容孔13との連通を
遮断する閉位置に配置されたときにもたらされ、遮断体
21は前記閉位置とこの位置から離間した開位置とへ斜
板支持体14に連動して切り換え配置される。
【0024】斜板15の最大傾角は回転支持体8の傾角
規制突部8bと斜板15との当接によって規制される。
クランク室2aに接続するようにシリンダブロック1に
貫設されたシリンダボア1a内には片頭ピストン22が
収容されている。片頭ピストン22の首部22aには一
対のシュー23が嵌入されている。斜板15の周縁部は
両シュー23間に入り込み、斜板15の両面には両シュ
ー23の端面が接する。従って、斜板15の回転運動が
シュー23を介して片頭ピストン22の前後往復揺動に
変換され、片頭ピストン22がシリンダボア1a内を前
後動する。
【0025】図1及び図3に示すようにリヤハウジング
3内には吸入室3a及び吐出室3bが区画形成されてい
る。バルブプレート4上には吸入ポート4a及び吐出ポ
ート4bが形成されている。弁形成プレート5A上には
吸入弁5aが形成されており、弁形成プレート5B上に
は吐出弁5bが形成されている。吸入室3a内の冷媒ガ
スは片頭ピストン22の復動動作により吸入ポート4a
から吸入弁5aを押し退けてシリンダボア1a内へ流入
する。シリンダボア1a内へ流入した冷媒ガスは片頭ピ
ストン22の往動動作により吐出ポート4bから吐出弁
5bを押し退けて吐出室3bへ吐出される。吐出弁5b
はリテーナ形成プレート6上のリテーナ6aに当接して
開度規制される。
【0026】片頭ピストン22のストロークはクランク
室2a内の圧力とシリンダボア1a内の吸入圧との片頭
ピストン22を介した差圧に応じて変わる。即ち、圧縮
容量を左右する斜板15の傾角が変化する。クランク室
2a内の圧力はリヤハウジング3に取り付けられた容量
制御弁24により制御される。クランク室2aと吸入室
3aとは絞り作用を有する放圧通路1bを介して連通し
ている。
【0027】吸入室3aは通口4cを介して収容孔13
に連通している。遮断体21が前記閉位置に配置される
と、通口4cは吸入通路54から遮断される。吸入通路
54は圧縮機内へ冷媒ガスを導入する入口であり、遮断
体21が吸入通路54から吸入室3aに到る通路上で遮
断する位置は吸入通路54の下流側である。
【0028】図5〜図7に基づいて容量制御弁24の内
部構成を説明する。ソレノイド25を支持するボビン2
6の中空部にはガイド筒27が固定されており、ガイド
筒27内には固定鉄芯28が収容固定されている。ガイ
ド筒27内には可動鉄芯29が固定鉄芯28に対して接
離可能に収容されている。固定鉄芯28と可動鉄芯29
との間には弁開放強制ばね30が介在されている。可動
鉄芯29は弁開放強制ばね30のばね作用によって固定
鉄芯28から離間する方向へ付勢されている。
【0029】ボビン26にはバルブハウジング31が連
結部材32を介して結合固定されており、バルブハウジ
ング31内には球状の弁体33が収容されている。バル
ブハウジング31には吐出圧導入ポート31a、吸入圧
導入ポート31b及び制御ポート31cが設けられてい
る。吐出圧導入ポート31aは吐出圧導入通路34を介
して吐出室3bに連通している。吸入圧導入ポート31
bは吸入圧導入通路35を介して吸入通路54に連通し
ており、制御ポート31cは制御通路37を介してクラ
ンク室2aに連通している。
【0030】バルブハウジング31内のばね受け38と
弁体33との間には復帰ばね39及び弁支持座40が介
在されており、弁体33は弁孔31dを閉塞する方向へ
復帰ばね39のばね作用を受ける。
【0031】吸入圧導入ポート31bに通じる吸入圧検
出室43にはベローズ金具44が可動鉄芯29に固着し
た状態で収容されている。ベローズ金具44とばね受け
45とはベローズ46によって連結しており、ベローズ
金具44とばね受け45との間にはばね47が介在され
ている。ばね受け45には伝達ロッド48が止着されて
おり、その先端が弁体33に当接している。
【0032】バルブハウジング31及びその内部の部材
は容量制御弁24aを構成し、弁体33は吸入圧検出室
43内の吸入圧の変動に応じて弁孔31dを開閉する。
弁孔31dが閉塞されると吐出圧導入ポート31aと制
御ポート31cとの連通が遮断される。
【0033】吸入室3a内へ冷媒ガスを導入する吸入通
路54と、吐出室3bから冷媒ガスを排出する排出口1
cとは外部冷媒回路49で接続されている。外部冷媒回
路49上には凝縮器50、膨張弁51及び蒸発器52が
介在されている。膨張弁51は蒸発器52の出口側のガ
ス圧の変動に応じて冷媒流量を制御する。
【0034】ソレノイド25は制御コンピュータCの励
消磁制御を受ける。制御コンピュータCは空調装置作動
スイッチ57のONあるいはアクセルスイッチ58のO
FFによってソレノイド25を励磁し、空調装置作動ス
イッチ57のOFFあるいはアクセルスイッチ58のO
Nによってソレノイド25を消磁する。図1の状態では
ソレノイド25は励磁状態にある。ソレノイド25の励
磁状態では図5に示すように可動鉄芯29が弁開放強制
ばね30のばね作用に抗して固定鉄芯28に吸着してい
る。
【0035】ソレノイド25が励磁しているとき、ベロ
ーズ46が吸入通路54から吸入圧導入通路34を介し
て導入される吸入圧の変動に応じて変位し、この変位が
伝達ロッド48を介して弁体33に伝えられる。吸入圧
が高い(冷房負荷が大きい)場合には弁体33の弁開度
が小さくなる。クランク室2a内の冷媒ガスは絞り通路
1bを経由して吸入室3aへ流出している。従って、弁
体33の弁開度が小さくなれば吐出室3bから吐出圧導
入通路34、吐出圧導入ポート31a、弁孔31d、制
御ポート31c及び制御通路37という圧力供給通路を
経由してクランク室2aへ流入する冷媒ガス量が少なく
なる。そのため、クランク室2a内の圧力が低下する。
又、シリンダボア1a内の吸入圧も高いため、クランク
室2a内の圧力とシリンダボア1a内の吸入圧との差が
小さくなる。そのため、図1及び図5に示すように斜板
傾角が大きくなる。
【0036】逆に、吸入圧が低い(冷房負荷が小さい)
場合には弁体33の弁開度が大きくなり、吐出室3bか
らクランク室2aへ流入する冷媒ガス量が多くなる。そ
のため、クランク室2a内の圧力が上昇する。又、シリ
ンダボア1a内の吸入圧が低いため、クランク室2a内
の圧力とシリンダボア1a内の吸入圧との差が大きくな
る。そのため、斜板傾角が小さくなる。
【0037】吸入圧が非常に低い(冷房負荷がない)状
態になれば図6に示すように弁体33が最大開度位置に
近づく。又、空調装置作動スイッチ57のOFFあるい
はアクセルスイッチ58のONによってソレノイド25
が消磁すると、図7に示すように可動鉄芯29が弁開放
強制ばね30のばね作用によって固定鉄芯28から離間
し、弁体33が最大開度位置に移行する。図7に示すよ
うな最大開度状態あるいは図6に示すような最大開度に
近い状態では吐出室3bの冷媒ガスがクランク室2aへ
急激流入する。そのため、クランク室2a内の昇圧は迅
速であり、かつクランク室2a内の圧力は最高圧状態と
なり、斜板15の傾角は最小傾角側へ移行する。
【0038】斜板15の傾角が最小傾角側に移行するに
伴い、斜板支持体14が遮断体21側へ移動し、伝達筒
56に当接する。遮断体21側へ移動する斜板支持体1
4は伝達筒56を深溝玉軸受け部材53の内輪53bに
押接する。伝達筒56は斜板支持体14と内輪53bと
の間に挟みこまれるため、伝達筒56は回転軸9と共に
回転することになる。伝達筒56は深溝玉軸受け部材5
3に対して内輪53bにのみ当接しているため、回転軸
9、斜板支持体14、伝達筒56及び内輪53bは一体
的に回転し、斜板支持体14、伝達筒56及び内輪53
bの間で摺接は生じない。
【0039】伝達筒56が深溝玉軸受け部材53に押接
された状態で斜板支持体14がさらに遮断体21側へ移
動すると、遮断体21が位置決め面55側へ押されてゆ
き、遮断体21の小径部21bの先端が位置決め面55
へ接近してゆく。この接近動作により吸入通路54から
吸入室3aに到る間の冷媒ガス通過断面積が徐々に絞ら
れてゆく。この絞り作用が吸入通路54から吸入室3a
への冷媒ガス流入量を徐々に減らしてゆく。そのため、
吸入室3aからシリンダボア1a内へ吸入される冷媒ガ
ス量も徐々に減少してゆき、吐出容量が徐々に減少して
ゆく。その結果、吐出圧が徐々に低下してゆき、圧縮機
におけるトルクが短時間で大きく変動することはない。
【0040】遮断体21の小径部21bの先端が位置決
め面55に当接すると、外部冷媒回路49から吸入室3
aへの冷媒ガス流入が停止する。斜板最小傾角は0°で
はないため、斜板傾角が最小の状態においても吐出シリ
ンダボア1aから吐出室3bへの吐出は行われている。
従って、外部冷媒回路49から吸入室3aへの冷媒ガス
流入が停止している状態ではシリンダボア1aから吐出
室3bへ吐出された冷媒ガスは吐出圧導入通路34、制
御弁24内の通路及び制御通路37という圧力供給通路
を通ってクランク室2aへ流入する。クランク室2a内
の冷媒ガスは放圧通路1bを通って吸入室3aへ流入
し、吸入室3a内の冷媒ガスはシリンダボア1a内へ吸
入されて吐出室3bへ吐出される。即ち、斜板傾角が最
小状態では、吐出室3b、吐出圧導入通路34、制御弁
24内の通路、制御通路37、クランク室2a、放圧通
路1b、吸入室3a、シリンダボア1aという循環通路
が圧縮機内にできている。圧縮機内の冷媒ガスはこの循
環通路を循環しており、吐出室3b、クランク室2a及
び吸入室3aの間では圧力差が生じている。又、圧縮機
内の冷媒ガスが外部冷媒回路49へ流出することはな
く、蒸発器52におけるフロスト発生のおそれはない。
【0041】図6の状態から冷房負荷が増大して吸入圧
が上昇した場合、この吸入圧の上昇は吸入通路54から
吸入圧検出室43へ波及する。従って、ベローズ46が
縮小変位し、弁体33が弁孔31dを閉塞する。あるい
は図7の状態から空調装置作動スイッチ57がON又は
アクセルスイッチ58がONすると、ソレノイド25が
励磁し、可動鉄芯29が固定鉄芯28に吸着される。従
って、ベローズ46は吸入通路54から吸入圧検出室4
3へ波及している吸入圧によって縮小変位し、弁体33
が弁孔31dを閉塞する。
【0042】吐出室3b、クランク室2a及び吸入室3
aの間では圧力差がある。そのため、弁体33が弁孔3
1dを閉塞すると、クランク室2a内の圧力が低下し、
斜板傾角が最小傾角から増大する。この傾角増大によっ
て斜板支持体14が遮断体21から離間する方向へ移動
するが、遮断体21は吸入通路開放ばね36のばね力に
よって斜板支持体14の移動に追随し、小径部21bの
先端が位置決め面55から離間する。この離間動作によ
り吸入通路54から吸入室3aに到る間の冷媒ガス通過
断面積が徐々に拡大してゆく。この徐々に行われる通過
断面積拡大が吸入通路54から吸入室3aへの冷媒ガス
流入量を徐々に増やしてゆく。そのため、吸入室3aか
らシリンダボア1a内へ吸入される冷媒ガス量も徐々に
増大してゆき、吐出容量が徐々に増大してゆく。その結
果、吐出圧が徐々に増大してゆき、圧縮機におけるトル
クが短時間で大きく変動することはない。
【0043】特開平3−37378号公報の圧縮機で
は、吸入圧に感応する容量制御弁の制御動作に必要な吸
入圧を吸入室から導入している。しかし、外部冷媒回路
から圧縮機内の吸入室への冷媒ガス流入を停止すれば、
吸入室内の圧力が低下したままとなり、吸入室内の冷媒
ガス圧は冷房負荷を反映しなくなる。そのため、冷房が
必要になった状態、即ち冷房負荷を反映する吸入圧の上
昇に対して容量制御弁が感応できない。そのため、この
従来装置では蒸発器の下流側の吸入圧を検出する圧力セ
ンサを用いて電磁開閉弁の開弁を行わねばならず、コス
ト的に不利である。
【0044】しかし、本実施例では吸入圧に感応する容
量制御弁24aの吸入圧導入位置が遮断体21によって
遮断される位置よりも上流側に設定されている。そのた
め、ソレノイド25が消磁されていない限り、容量制御
弁24aは常に冷房負荷の変動に感応できる。従って、
冷房負荷が生じて吸入圧が上昇してきた場合、ソレノイ
ド25が消磁状態にない限り容量制御弁24aはこの吸
入圧上昇に直ちに感応し、斜板傾角が最小傾角から増大
する。
【0045】図8(a)のグラフは本実施例の圧縮機に
おけるトルク変動の実験結果を表す。曲線Tはトルク変
動曲線、曲線Psは吸入室3a内の圧力変動、曲線Pd
は吐出室3d内の圧力変動、曲線Pcはクランク室2a
内の圧力変動を表す。横軸tは時間、縦軸Pは圧力、縦
軸Qはトルク値を表す。このグラフでは消磁状態にある
ソレノイド25が時間t0 で励磁されている。
【0046】図8(b)のグラフは本実施例の圧縮機を
用いて外部冷媒回路49から吸入通路54への冷媒ガス
流入を時間t0 で瞬間的に遮断した場合のトルク変動の
実験結果を表す。特開平3−37378号公報の圧縮機
における吸入冷媒ガス導入阻止作用は外部冷媒回路49
から吸入通路54への冷媒ガス流入を瞬間的に遮断した
場合と同等である。曲線T’はトルク変動曲線、曲線P
s’は吸入室3a内の圧力変動、曲線Pd’は吐出室3
d内の圧力変動、曲線Pc’はクランク室2a内の圧力
変動を表す。
【0047】両グラフを比較すれば明らかなように、時
間t0 直後の吐出圧曲線Pdの変動の大きさは吐出圧曲
線Pd’よりも小さく、吐出圧変動の急激さも少なくな
っている。時間t0 直後のトルク変動曲線Tの変動の大
きさはトルク変動曲線T’よりも小さく、トルク変動の
急激さも少なくなっている。この実験結果が示すよう
に、本発明のクラッチレス圧縮機におけるトルク変動は
特開平3−37378号公報に開示されるクラッチレス
圧縮機に比して大幅に改善されている。
【0048】本発明は勿論前記実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば斜板支持体と遮断体とを一体化し
てもよい。あるいは外部冷媒回路から吸入室に到る途中
の通路を閉じる位置と開く位置とに切り換え配置される
遮断体に圧縮機内の冷媒ガスの圧力を直接作用させて遮
断体を切り換え配置する実施例も可能である。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、外部冷媒
回路前記吸入室の間に冷媒ガスを導入不能な閉位置と
導入可能な開位置とに切り換えられる遮断体を設け、該
遮断体に圧縮機内の冷媒ガス圧力を作用させて該遮断体
を前記閉位置と開位置との間で切り換え配置させ、前記
遮断体が前記閉位置にあるときには斜板の傾角を最小傾
角に保持するようにしたので、吐出圧の急激な変動を防
止してトルク変動を抑制し得るという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した実施例の圧縮機全体の側
断面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1の部分断面図である。
【図4】 斜板傾角が最小状態にある側断面図である。
【図5】 遮断体が開位置にある要部拡大断面図であ
る。
【図6】 遮断体が閉位置にある要部拡大断面図であ
る。
【図7】 遮断体が閉位置にあり、ソレノイドが消磁状
態にある要部拡大断面図である。
【図8】 (a)は本発明の圧縮機におけるトルク変動
状態の実験結果を示すグラフである。(b)は外部冷媒
回路から圧縮機内への冷媒ガス流入を瞬間的に停止した
場合のトルク変動状態の実験結果を示すグラフである。
【符号の説明】
2a…クランク室、3a…吸入室、3b…吐出室、9…
回転軸、14…斜板支持体、15…斜板、21…遮断
体、22…片頭ピストン、24a…容量制御弁、49…
外部冷媒回路、55…遮断体によって遮断される位置と
なる位置決め面。
フロントページの続き (72)発明者 水藤 健 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社 豊田自動織機製作所 内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 27/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク室、吸入室、吐出室及びこれら
    各室を接続するシリンダボアを区画形成し、シリンダボ
    ア内に片頭ピストンを往復直線運動可能に収容するハウ
    ジング内の回転軸上に斜板を傾動可能に支持すると共
    に、回転軸に止着された回転支持体に斜板を傾動可能に
    連係し、クランク室内の圧力と吸入圧との片頭ピストン
    を介した差により斜板の傾角を制御し、吐出圧領域とク
    ランク室とを接続する圧力供給通路を介して吐出圧領域
    の圧力をクランク室に供給すると共に、クランク室と吸
    入圧領域とを接続する放圧通路を介してクランク室の圧
    力を吸入圧領域に放出してクランク室内の調圧を行なう
    クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機において、 外部冷媒回路前記吸入室の間に冷媒ガスを導入不能な
    閉位置と導入可能な開位置とに切り換えられる遮断体を
    設け、該遮断体に圧縮機内の冷媒ガス圧力を開閉弁を介
    して作用させて該遮断体を前記閉位置と開位置との間で
    切り換え配置させ、前記遮断体が前記閉位置にあるとき
    には斜板の傾角を最小傾角に保持するクラッチレス片側
    ピストン式可変容量圧縮機の容量制御方法。
  2. 【請求項2】 前記遮断体に作用される圧縮機内の冷媒
    ス圧力とは、クランク室内の圧力である請求項1に記
    載のクラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機の容量
    制御方法。
  3. 【請求項3】 前記開閉弁は、前記圧力供給通路に設置
    される、該通路の開度を調節する容量制御弁である請求
    項1又は2に記載のクラッチレス片側ピストン式可変容
    量圧縮機の容量制御方法。
  4. 【請求項4】 前記容量制御弁は、前記圧力供給の吸入
    圧に感応するものである請求項3に記載のクラッチレス
    片側ピストン式可変容量圧縮機の容量制御方法。
  5. 【請求項5】 クランク室、吸入室、吐出室及びこれら
    各室を接続するシリンダボアを区画形成し、シリンダボ
    ア内に片頭ピストンを往復直線運動可能に収容するハウ
    ジング内の回転軸上に斜板を傾動可能に支持すると共
    に、回転軸に止着された回転支持体に斜板を傾動可能に
    連係し、クランク室内の圧力と吸入圧との片頭ピストン
    を介した差により斜板の傾角を制御し、吐出圧領域とク
    ランク室とを接続する圧力供給通路を介して吐出圧領域
    の圧力をクランク室に供給すると共に、クランク室と吸
    入圧領域とを接続する放圧通路を介してクランク室の圧
    力を吸入圧領域に放出してクランク室内の調圧を行なう
    クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機において、 外部冷媒回路と前記吸入室の間に冷媒ガスを導入不能な
    閉位置と導入可能な開位置とに切り換えられる遮断体を
    前記斜板によって押圧し、前記斜板の傾動に連動させ、
    前記遮断体が前記閉位置にあるときには斜板の傾角を最
    小傾角に保持したクラッチレス片側ピストン式可変容量
    圧縮機。
  6. 【請求項6】 前記圧力供給通路には、該通路の開度を
    調節する容量制御弁が設置され、該容量制御弁の吸入圧
    導入位置は前記遮断体によって遮断される位置よりも上
    流側に設定した請求項5に記載のクラッチレス片側ピス
    トン式可変容量圧縮機。
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